武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2008年
02月04日

リエトコート武蔵小杉とTHE KOSUGI TOWERの公開空地

【Reporter:はつしも】

現在、中丸子地区B地区のリエトコート武蔵小杉、THE KOSUGI TOWERが順調に工事を進めていますが、3本のタワーの周辺は公開空地となります。
昨年より、綱島街道沿いの現地に公開空地の表示版が設置されています。

■リエトコート武蔵小杉・THE KOSUGI TOWERの公開空地表示
リエトコート武蔵小杉・コスギタワーの公開空地表示版
 
上記にあわせて、公開空地内の放置自転車禁止についても表示がなされています。
 
 自転車等放置禁止区域の表示
 
こちらについては、リエトコート武蔵小杉のエリア内のみ記載されて
いますね。THE KOSUGI TOWERについては、別途掲示がなされるのでしょうか。

■リエトコート武蔵小杉の公開空地
リエトコート武蔵小杉の公開空地
 
綱島街道に新設される歩道と、リエトコート武蔵小杉の公開空地です。
2つの表示板が歩道沿いに設置されているのがわかります。もう、ほぼ出来上がっているように見えますね。

リエトコート武蔵小杉の入居は3月となっており、もう来月です。
建物自体もほぼ完成しているようで、最近ではタワー内から人がたくさん出てきて、バスに乗り込んでいるところを見かけました。内覧ツアーのようなものでしょうか。

満室となった場合、ツインタワーあわせて1,084戸が入居することとなりますので、来月には周辺エリアの人口がぐっと増えますね。
レジデンス・ザ・武蔵小杉1Fのデリド武蔵小杉店などは、集客の点で心待ちにしているのではないでしょうか?

なお、リエトコート武蔵小杉の公式サイトが更新されており、完成した建物内のムービーなども見られるようになっています。

【関連リンク】
リエトコート武蔵小杉 公式サイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:中丸子地区 B地区

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2008年
02月02日

中原変電所の鉄塔が一部消滅

【Reporter:はつしも】

1/24エントリ1/26エントリにおいて中原変電所から伸びる、武蔵小杉再開発地区の送電鉄塔の取り壊しについて取り上げましたが、その後一部の鉄塔の取り壊しが完了しました。

まずは鉄塔マップのおさらいから。

■武蔵小杉駅周辺 送電線鉄塔マップ
武蔵小杉・中原変電所鉄塔マップ
 
上記のうち、鉄塔④と鉄塔⑤の取り壊しが完了しています。
まずは取り壊し前の状態はこちら。↓

■鉄塔④⑤(取り壊し途中)
鉄塔④⑤(取り壊し途中)
 
上記の写真の時点ですでに鉄塔④の上部は一部取り壊されているのですが、現在では以下のようになっています。

■鉄塔④⑤(取り壊し完了)
鉄塔④⑤(取り壊し完了)
 
きれいに鉄塔がなくなっていますね。
鉄塔④のあった場所(東京機械製作所社宅と東急線の間)を近くで見てみましょう。

■鉄塔④の足場
鉄塔④の足場

よく見ると、4箇所の足場だけがわずかに残っていますね。長年ここに立っていた鉄塔ですが、壊すのはあっけないものです。

駅前の鉄塔がなくなると、やはり写真で見てもすっきりした感じになりますね。この駅前ロータリーは2012年度の完成を目指しており、まだまだ整備されるのは先のお話となってしまいますが、長年立ち続けてきた鉄塔がなくなったのは、武蔵小杉の歴史のページが1枚めくられた瞬間、という気もします。

余談ですが。

鉄塔について調べると、本当にディープな「鉄塔ファン」の方がいらっしゃることがわかります。日本全国の鉄塔を撮影して回ってご自身のウェブサイトにアップしている方が一人や二人ではないんです。

最近、川崎市の臨海部の工場の夜景などを鑑賞する「工場マニア」や、廃墟になった建造物を鑑賞する「廃墟マニア」が一部で話題になっていますが、それに類する趣味でしょうか。

鉄塔ファンの方のサイトの代表格のひとつと思われるのが、こちらです。

■毎日送電線
http://d.hatena.ne.jp/sarumaruhideki/

先日もご紹介しましたが、中原変電所の鉄塔についても記事があります。

■毎日送電線 中原変電所
http://d.hatena.ne.jp/sarumaruhideki/20051229

このブログのオーナーの方は、「東京鉄塔」という本も出版されています。先日、本屋で見かけましたが、そちらにも中原変電所の新丸子線(武蔵小杉ライフで取り上げている送電鉄塔の経路)は記載されていました。

鉄道車両の引退日ですと、鉄道ファンの方が最終電車に詰め掛けたりしますけれども、鉄塔の取り壊しって、どうなんですかね。鉄塔ファンの方が「さよなら撮影」とか、取り壊しに集まったりされるのでしょうか?

鉄塔から伸びる送電線を見ると、その先を見てみたくなる・・・というのは、何となくわかるような気もします。

【関連リンク】
1/26エントリ 中原変電所の鉄塔取り壊し
1/24エントリ 中原変電所の鉄塔と送電線
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区 A地区

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2008年
02月01日

コナミスポーツ/リッチモンドホテル武蔵小杉が人材募集

【Reporter:はつしも】

先週末の新聞折込の求人広告で、コナミスポーツクラブ武蔵小杉と、リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉が求人をしていました。

■コナミスポーツクラブ武蔵小杉の求人
仕事:フロント・フィットネス・スイミング、清掃、エステスタッフ、ダイビング
時間:7:00~25:00
時期:2月中旬より勤務スタート

2月7日、2月9日にユニオンビルで面接会をやるそうです。
勤務時間から、大体の営業時間が推測できますね。少なくとも24時までは営業すると考えてよいでしょう。

■コナミスポーツクラブ武蔵小杉
ダイエー系スーパー・コナミスポーツ
 

■リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉の求人
仕事:客室清掃
時間:9:30~14:30

こちらは、アールエヌティーホテルズ株式会社ではなく、ビルメンテナンスを担当する東急ファシリティサービスが募集を行っているものです。求人に時期は明示されていませんが、オープン日が3月24日ですので、その少し前くらいからでしょう。

■リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉
武蔵小杉再開発・小杉駅東部地区A地区 中原消防署・リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉
 
再開発地区の商業施設の求人が始まると、いよいよという感じになってきますね。

コナミスポーツクラブ武蔵小杉はオープンは6月ですので、大分求人が早いですが、勤務自体は2月からとなっており、オープンまでは他の店舗で研修勤務というかたちになるのではないかと思います。

そういえば、レジデンス・ザ・武蔵小杉のデリド武蔵小杉店の第一報は求人広告でした。今後、ダイエー系新業態スーパー(フーディアム)の店舗の求人も出てくるのでしょうね。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区 D・E地区
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区 A地区

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2008年
01月31日

横須賀線武蔵小杉駅・駅前交通広場の図案

【Reporter:はつしも】

2007年12月14日に、川崎市議会の平成19年第5回本会議が行われ、一般質問において市議会議員のたての千秋氏が武蔵小杉再開発に関連する一般質問を行っていました。

その内容がたての氏の広報誌に掲載されていまして、再開発等に関する新しい情報もいくつかあったのですが、今回はそのうち、横須賀線武蔵小杉新駅の駅前広場について取り上げたいと思います。

まずは、駅前広場の現状と平面図(案)をご覧ください。

■横須賀線武蔵小杉新駅 駅前広場の現状
横須賀線武蔵小杉新駅 駅前広場の現状
 
■横須賀線武蔵小杉新駅 駅前広場平面図(案)
横須賀線武蔵小杉駅新駅 駅前広場平面図(案)

 
上記の図のうち、白抜き文字については、わかりやすくするために武蔵小杉ライフが付加したものです。

11/18エントリでもある程度の情報をお伝えしておりましたが、図面の通り、交通広場の東側(新幹線・横須賀線線路沿い)に駐輪場が設置されます。
半地下4層構造ということで、どんな形状なのかと思っていたのですが、4階建ててということです。1階部分がややスロープを下るような形で半地下になっているのでしょう。

また、動線については、南側の道路に面して自転車用の出入口が、北側の新駅連絡通路に面して歩行者用の出入口が設けられます。
これにより、自転車と歩行者の錯綜を防止するとのことです。

たての氏は原動機付自転車および自動2輪車の駐車場も併設することを要望していますが、こちらについては現状要望ベースにで、設置されるかどうかは未確定になっています。

今回は完成時期については言及されていませんが、現状の予定では横須賀線武蔵小杉駅の開業と同時期となる2010年となっています。
完成はまだまだ先ですが、使いやすい駐輪場になることを期待したいと思います。

【関連リンク】
11/18エントリ 横須賀線武蔵小杉駅前駐輪場 実施設計
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区 横須賀線武蔵小杉駅

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2008年
01月30日

東京機械製作所:玉川製造所の再編

【Reporter:はつしも】

日刊工業新聞のニュースから。

■東京機械、新聞発送システム生産を子会社に移管
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0120080129046baao.html

武蔵小杉再開発エリアに「大規模工場跡地地区」として位置づけられ、大型複合商業施設と高層マンションが計画されている東京機械製作所玉川製造所ですが、千葉県木更津市のかずさアカデミアパークに移転することがかねてから公表されていました。

しかし、上記の記事によると、かずさアカデミアパークの新工場だけではなく、大阪の子会社にも一部業務を移管するようです。
記事内容を要約すると、

・新聞発送システムの生産を現在の玉川製造所から、子会社の金田機械製作所(大阪市西淀川区)に移管
・金田機械製作所は建屋の拡張や生産設備の増強を実施しており、4月から稼働
・玉川製造所は移管が完了する2009年12月にも閉鎖

上記のような内容になります。
今日現在では、公式なプレスリリースは出ていないようですから、確かなところは公式情報を待つということになりますが、現在の玉川製造所の閉鎖時期が2009年12月となっているところが目に留まりました。

かずさアカデミアパークの新工場の稼動は、公式プレスリリースでは2009年4月となっていましたが、現工場の閉鎖まではそこから8ヶ月かかるということになります。新工場が稼動しても、順次機能移転するための時間がある程度必要だとは思っていましたが、結構かかりますね。

※2/1追記
1月31日付で、東京機械製作所より公式プレスリリースが出ました。
http://www.tks-net.co.jp/ir/news080131.pdf

■東京機械製作所 玉川製造所 第一工場
東京機械製作所第一工場(南側)
 
今から約2年後の2009年12月から閉鎖された工場の取り壊しをして、土壌の検査などをして・・・ということで、大型複合商業施設などの開発はまだ先のお話になりそうですね。

上記の写真などを見る限り、工場自体の建物の造りは簡易なものですので、取り壊すのは早そうですが。

11/20エントリでお伝えしたとおり、3月末までには「小杉駅周辺地区将来構想案」がまとまる予定になっておりますが、そこでは具体的な話にはなっていないものと思います。

大規模工場跡地地区(東京機械製作所跡地)の地区計画の策定は2009年度となっていますので、現工場の閉鎖と同じくらいのタイミングに
なります。土地がかなりの面積になりますので、時期はまだまだ先ながらやはり注目されますね。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:東京機械製作所地区
11/20エントリ 小杉駅周辺地区将来構想案
東京機械製作所 公式サイト

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2008年
01月28日

セントスクエア武蔵小杉にナイスの営業所

【Reporter:はつしも】

セントスクエア武蔵小杉の完売については1/21エントリで取り上げましたが、1Fのテナントについて、ナイス株式会社に確認してみました。
その結果、ナイスの仲介の営業所が入るとのことでした。

ナイスの営業所は、神奈川県をメインに現在10営業所がありまして、東急東横線では綱島、菊名にあります。営業所の出店バランスからすると、武蔵小杉に拠点を置くのはナイスとしては妥当なところではないかと思います。

不動産の売買をされる方以外には、あまりかかわりのない店舗ではありますが、もともと営業所を入れる予定だったのか、それともテナントの申込がなかったために自社で穴埋めしたのかはわかりません。
(ナイスの営業所が入る話自体は割合早い段階から出ていましたから、前者かもしれません)

その後、セントスクエア武蔵小杉は、西側(中原警察署側)の外壁も見えるようになり、低層部以外はほぼ外から確認できるようになりました。

■セントスクエア武蔵小杉 西側(中原警察署側)
セントスクエア武蔵小杉 西側(中原警察署側)

 
2月下旬完成、3月下旬入居の予定となっておりますので、ナイスの営業所についても同時期にオープンするのではないかと思います。

【関連リンク】
1/21エントリ セントスクエア武蔵小杉完売、マンション価格高騰
1/5エントリ セントスクエア武蔵小杉の工事
セントスクエア武蔵小杉 公式サイト
ナイス株式会社 公式サイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:その他関連情報 セントスクエア武蔵小杉

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2008年
01月27日

ホテル・ザ・エルシィ解体開始

【Reporter:はつしも】

解体のお話が続きますが。

1/13エントリにおいて、ホテル・ザ・エルシィの外階段が取り壊されている様子をお伝えしましたが、やはりその後建物自体の解体工事が進められていくようです。

■ホテル・ザ・エルシィ 解体用の足場と外壁
ホテル・ザ・エルシィ 解体用の足場と外壁

現在、すでに解体用の足場と白い外壁が設置されつつありまして、南武沿線道路沿いの外壁に解体工事の表示があります。

■ホテル・ザ・エルシィ解体工事の表示
ホテル・ザ・エルシィ解体工事の表示

上記は掲示されているものの一部ですが、これによると、解体工事は平成20年3月10日に完了するとのこと。もう1月も終わりですから、結構早いですね。

さて、3月にホテル・ザ・エルシィは更地になってどうなるかということですが、以前のエントリでも言及したとおり、すぐに動きはないように思われます。隣

接ビル2棟と併せての再開発が検討されているようですが、直近でも既存テナントは稼動していますし、ロータリー側の小杉ビルディングは外壁等のリニューアル工事が完了したばかりです。

■リニューアル後の小杉ビルディング
リニューアル後の小杉ビルディング

このあたり、ビルオーナー側としては既存資産に対して設備投資を行っているわけですから、すぐに取り壊し、というのも承服しにくい部分があるかもしれません。

しかし、当分エルシィ跡地が更地のままということですと、駅前の土地で勿体無い気がしてしまいますね。もっとも、武蔵小杉駅はもともと、東横線の特急停車駅でありながら駅前が変電所だったり、ただの企業のグラウンドだったり、駐車場だったり、高度利用がされていないところが多かったのですが。

■ホテル・ザ・エルシィ周辺マップ
ホテル・ザ・エルシィ マップ

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北部地区
1/13エントリ ホテル・ザ・エルシィ取り壊し
10/26エントリ 閉鎖後のホテル・ザ・エルシィ
9/10エントリ ホテル・ザ・エルシィ再開発計画

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2008年
01月26日

中原変電所の鉄塔取り壊し

【Reporter:はつしも】

今日は1/24エントリに続いて、中原変電所にかかわる武蔵小杉駅周辺の鉄塔のその後についてです。まずは鉄塔マップのおさらいを。

■武蔵小杉駅周辺 送電線鉄塔マップ
武蔵小杉・中原変電所鉄塔マップ
 
それで、昨日(1月25日)の鉄塔④⑤を見てみると・・・

■鉄塔④⑤
鉄塔④⑤
 
・・・ん?鉄塔④の上部がなくなっている?
1月24日までの鉄塔④⑤↓と比較してみましょう。

■鉄塔④⑤(1月24日まで)
鉄塔④⑤
 
こちらを見ると、鉄塔④の上部がまだ残っていますね。現在の鉄塔④をもう少し近くで見てみましょう。

■鉄塔④拡大
鉄塔④拡大
 
やはりクレーンで取り壊しをしているようですね。この調子ですと、すぐにこの鉄塔は完全に撤去されそうです。他の鉄塔についても、順次取り壊しが行われるものと思われます。

これらの鉄塔がなくなると、少し武蔵小杉駅東側の印象が変わるかもしれませんね。

【関連リンク】
1/24エントリ 中原変電所の鉄塔と送電線
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区 A地区

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2008年
01月25日

パークシティ武蔵小杉の都市計画道路4号

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉再開発・小杉駅南部地区D地区の、パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワーの南側(東京機械製作所との間)にある都市計画道路4号ですが、綱島街道に接続する部分の建設が進められています。

■パークシティ武蔵小杉 都市計画道路4号マップ
 パークシティ武蔵小杉 都市計画道路4号マップ
 
マップを見ての通り、この都市計画道路はほとんど既存の道路と重なっており、大半はパークシティ側に新たに歩道が設置する程度の整備です。

しかし、綱島街道との接続部については、現状より北に曲げられて、直接綱島街道には接続せずに都市計画道路 武蔵小杉駅南口線に接続することとなります。

■都市計画道路4号の歩道整備(撮影ポイント①)
パークシティ武蔵小杉 都市計画道路4号の歩道整備

 
上の写真の通り、歩道の新設についてはすでに完了していたのですが、現在、この先で綱島街道との接続部を北に曲げる部分の工事が行われています。

■都市計画道路4号 武蔵小杉駅南口線接続部(撮影ポイント②)
都市計画道路4号 武蔵小杉駅南口線接続部
 
写真の通り、現状の道路が左にカーブを切るかたちで曲げられています。これは、綱島街道と都市計画道路 武蔵小杉駅南口線との交差点ができるため、現状のこの道路をずらさないと五差路となってしまい、信号が複雑になるためです。

このように道路を曲げて、旧道を廃止することによってできる三角地帯は、広場状の公開空地となります。

また、この道路の南側の東京機械製作所 玉川第一工場大型複合商業施設となりますので、かなり人で賑わう通りとなるのではないでしょうか。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区 D・E地区
武蔵小杉ライフ:再開発情報:東京機械製作所地区

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2008年
01月24日

中原変電所の鉄塔と送電線

【Reporter:はつしも】

現在、武蔵小杉再開発の小杉駅南部地区A地区において中原変電所の地下化工事が行われていますが、それと同時に、周辺の送電線と鉄塔の除却工事が行われているようです。

■武蔵小杉駅周辺 送電線鉄塔マップ
武蔵小杉・中原変電所鉄塔マップ

 
今回ご紹介するのは上記の①~⑥の鉄塔ですが、鉄塔①以外については、すでに送電線は取り外されており、鉄塔が立っているだけの状態になっています。

■鉄塔①②③
鉄塔①②③
 
中原変電所の敷地内の鉄塔です。ここが送電線の起点となっていたものと思われますが、鉄塔②③についてはすでに送電線は撤去されています。
鉄塔①については南側、府中街道方面への送電線がまだ生きています。写真ではよく目を凝らさないと見えませんが・・・。

■鉄塔④⑤
鉄塔④⑤
 
東横線の東側で、鉄塔④は東京機械製作所社宅と1/14エントリで取り上げた駐輪場に隣接しています。鉄塔⑤はパークシティ武蔵小杉のモデルルームの前ですね。

鉄塔④の上部を見ると、送電線の接続部がすでに撤去されています。
下記のリンクを参照すると、接続部の撤去や送電線がなくなっていることがよくわかると思います。
2枚目の写真がほぼ同じアングルで鉄塔④⑤にあたります。

■毎日送電線 中原変電所
http://d.hatena.ne.jp/sarumaruhideki/20051229

■鉄塔④の足元
鉄塔④の足元
 
鉄塔④の足元にはクレーン車があり、現在工事をしているようです。
接続部の撤去もこのクレーン車で行ったのでしょうか。

■鉄塔⑥
鉄塔⑥

 
少し東に離れて、綱島街道そばにあるのが鉄塔⑥です。従来は鉄塔④⑤から送電線が延びて、綱島街道・横須賀線・新幹線をまたいでいたものと思います。


・・・以上ですが、調べてみると、これらの鉄塔はそもそも送電線としての役割を終えていたようなんですね。

これらの送電鉄塔は「新丸子線」と呼ばれ、大正15年に建設された大変古いもので、中原変電所から東急目蒲線(現・多摩川線)へ給電していたものです。しかし、その給電が廃止となり、送電線としてはすでに運用停止となっていました。

その除却作業は簡単なものではなかったようですが、2007年に、除却が完了したもので、今後は鉄塔自体の撤去が行われるものと思われます。

・・・ということで、送電線の「地下化」ではなく「除却」だったのですね。
1/14エントリで憶測した送電線の地下化は間違いでした。

いずれにせよ周辺は駅前地区であり、パークシティ武蔵小杉など再開発による街並み作りが進んでいます。鉄塔や送電線は皆さんが喜ぶ施設ではありませんので、なくなる分にはすっきりしてよいのではないかと思います。

【関連リンク】
1/14エントリ 新丸子東3丁目地区の駐輪場が閉鎖
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区 A地区

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