武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2016年
02月22日

セントア武蔵小杉でアートを発信「小杉画廊」でグループ展「Morphius」開催中、4月5日~10日には武蔵小杉の猫写真展も開催へ

【Reporter:はつしも】

セントア武蔵小杉A棟の3階に、アートスペース「小杉画廊」があります。
小規模ながら文化を発信する場所として、今回は注目をしてみました。

現在はアクリル画・水彩画・CG・フォト―アーティストの4名によるグループ展「Morphius」が、2月28日(日)まで開催されています。

■セントア武蔵小杉A棟
セントア武蔵小杉A棟

セントア武蔵小杉A棟は、小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業の一環として建設された商業・業務施設です。
南武線沿いに細長い形状で、タワーマンション「プラウドタワー武蔵小杉」と一体化しています。

ここには従来から当該地区で営業をしていた「あかつき証券」「味奈登庵」などが再入居しているほか、スリーエフの新業態コンビニ「gooz武蔵小杉店」など新テナントも出店しました。

■3階の「小杉画廊」
3階の「小杉画廊」

■「Morphius」開催中の「小杉画廊」
「Morphius」開催中の「小杉画廊」

そして同ビル3階にあるのが、「小杉画廊」です。
画廊内は白い壁面のシンプルなデザインで、さまざまなジャンルの展示ができるようになっています。

■「Morphius」展
「Morphius」展

現在開催されている「MORPHIUS展」は、アクリル画の小林舞香さん、水彩画の海老根俊雄さん、CG画のうえだまさのぶさん、フォトアーティストのYoshuaさんの4名合同により開催されています。 共通するテーマは「青」で、いずれも「青」を基調とした作品が揃えられています。

■小林舞香さんのアクリル画
小林舞香さんのアクリル画

小林舞香さんは、写実的なアクリル画です。
最近はデジタル加工の技術も発達しましたが、アクリル絵の具で描くアナログスタイルにこだわっています。

■海老根俊雄さんの水彩画
海老根俊雄さんの水彩画

海老根俊雄さんは、水彩画です。
独学で学んだ水彩画には青空や雲、緑の平原などが描かれて、とても優しい色彩が特徴です。

■うえだまさのぶさんのCG画
うえだまさのぶさんのCG画

うえだまさのぶさんは、屋久島の風景を空想画にしています。
手書きのアクリル画から、近年はCG中心に創作活動をされているようです。

■Yoshuaさんのフォトアート
Yoshuaさんのフォトアート

そしてYoshuaさんは、フォトアーティストです。
撮影した写真をベースにCG加工を加えて、幻想的な世界を表現しています。

4人のアーティストの作品はいずれもファンタジックな色彩が強く、見ていると想像が広がりました。

■うえだまさのぶさんの「モルフィウス姫の墓」
うえだまさのぶさんの「モルフィウス姫の墓」

こちらは、うえだまさのぶさんの「モルフィウス姫の墓」です。
本作品のタイトルの一部が、今回のグループ展のタイトル「Morphius」にもなっています。

巨木や深い森の中の風景が、確かに屋久島を思わせます。

■地元・武蔵小杉周辺の風景をベースにしたYoshuaさんの作品
地元・武蔵小杉周辺の風景をベースにしたYoshuaさんの作品

Yoshuaさんは、武蔵小杉在住のフォトアーティストです。
これらの作品のベースとなった写真の多くは、多摩川など地元で撮影されたものなのだそうです。

今回の「Morphius」に続いて、Yoshuaさんは4月5日(火)~4月10日(日)にも「小杉画廊」での展示会「Ashuna」を計画されています。
その中で「武蔵小杉周辺の猫写真展」も同時開催されるそうですので、猫がお好きな方など、訪れてみてはいかがでしょうか。

■「写真撮影OK」
「写真撮影OK」

なお、「Morphius」では、写真撮影がOKになっています。タグ「#モルフィウス」を付けてSNS拡散すると、抽選で看板が当たるそうです。
新丸子の雑貨店「Common Life」なども写真撮影・SNS掲載歓迎となっていますが、最近ではこういった対応も広がってきていますね。

■「Morphius」facebookページ

明日、22日月曜日はギャラリーがお休みです。ご注意下さいませ。写真は今日、日曜日の会場の様子です。(お客様の配慮でサムネイルサイズです)また23日火曜日からお待ちしております!

Posted by Morphius on 2016年2月21日


また「Morphius」ではfacebookページも開設していますので、もう少し画廊の雰囲気を知りたい方などは、こちらもご参照ください。

日常生活の中ではアートとの出会いは限られていますし、その中で自分の心の琴線に触れるものを見つけるのは「縁」ではないかと思います。
市民ミュージアムもありますが少々駅からの距離もあり、なかなかの規模感で「今日は市民ミュージアムに行く」という多少の気合も必要でしょう。

そんな中、武蔵小杉駅の近くで、ちょっとだけ立ち寄ってアートを楽しめるのが「小杉画廊」です。
今後の出展予定もかなり先まで埋まっているようで、武蔵小杉の文化発信スポットとして貴重な存在
ではないかと思いました。

■「小杉画廊」の南武線側の窓
「小杉画廊」の南武線側の窓

■「小杉画廊」の店舗情報
▼所在地:中原区小杉町3-1501-1 セントア武蔵小杉A棟3階
▼営業時間:展示会によって異なります。「Morphius」は11:00~18:00(最終日2月28日は16:00)
▼定休日:月曜日
▼Web:
http://www.geocities.jp/kosugiga/index.html

【関連リンク】
Morphius ウェブサイト
小林舞香さん ウェブサイト
海老根俊雄さん ウェブサイト
うえだまさのぶさん(屋久島アートのアトリエ 縄文じいさん) ウェブサイト
Yoshuaさん ウェブサイト

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2016年
02月19日

新丸子東3丁目の賃貸マンション「カーサブライト」完成、1階に市ノ坪の「保育ルームClover武蔵小杉園」が2016年4月移転

【Reporter:はつしも】

新丸子東3丁目の旧「小杉駅南部地区F地区」の住宅地に、6階建ての店舗付きマンション「(仮称)新丸子東3丁目計画」が建設されることを2015/7/14エントリでお伝えしておりました。
これは賃貸マンション「カーサブライト」という名称でほぼ完成にいたり、すでに不動産仲介のハウスメイトが入居者募集を行っています。

また1階の店舗区画には、現在市ノ坪にある「保育ルームClover 武蔵小杉園」が移転する形になります。

■「カーサブライト」が建設中の新丸子東3丁目
「カーサブライト」が建設中の新丸子東3丁目

■「カーサブライト」
「カーサブライト」

東急武蔵小杉駅周辺は、武蔵小杉再開発の初期に「小杉駅南部地区」として位置づけられ、A地区からF地区までの6地区に分けて再開発が検討及び推進されてきました。
主にA・B地区は武蔵小杉東急スクエア、C地区はららテラス武蔵小杉、D地区はミッドスカイタワー、E地区はステーションフォレストタワーなどの事業がすでに竣工しています。

「F地区」についてはまちづくり勉強会による検討の結果、全区域での再開発は行わないことになりました。
区域の一部を「新丸子東3丁目東地区」として分割し、TKS武蔵小杉ビル(現KDX武蔵小杉ビル)やブリリア武蔵小杉、フローラルガーデンが建設、竣工しています。

■防護シートが外れる前の「カーサブライト」と周辺の街並み
防護シートが外れる前の「カーサブライト」と周辺の街並み

残った「旧F地区」は戸建てを中心とした住宅街ですが、その後も中小規模のマンション建設など建物の更新が個別に続いています。
「カーサブライト」も、一部戸建ての用地が転換されたものです。

■「カーサブライト」の賃貸募集告知
「カーサブライト」の賃貸募集告知

建設工事の仮囲いがついている間、「カーサブライト」の現地には、賃貸募集の告知が掲示されていました。
ワンルーム27平米前後、賃料は管理費を含めて9~10万円程度というところです。

都心にも住めるような賃料ですが、ここは周囲にフーディアム、ららテラス、武蔵小杉東急スクエア、グランツリーが揃い、武蔵小杉駅の旧駅・新駅両方が利用できます。
再開発前とは全く状況が異なっていまして、それにより賃料も高くなっているということでしょう。

より高い賃料が見込めるようになるということは、土地オーナーからするとマンション経営など開発を行う場合の事業採算性が相対的に高まるわけです。
周辺の利便性向上に伴って、こういった土地利用転換が進むことは必然といえます。

■1階の平面図
1階の平面図

また現地には、1階の平面図も掲示されていました。
店舗は1区画で、面積からいってもテナントは前述の「保育ルームClover 武蔵小杉園」のみとなるでしょう。

■市ノ坪の「保育ルームClover 武蔵小杉園」
市ノ坪の「保育ルームClover武蔵小杉園」

移転する「保育ルームClover武蔵小杉園」は、市ノ坪の東福寺向かい側(市ノ坪交差点近く)にあります。
利用者のお住まいによって差が出てくると思いますが、「カーサブライト」に移転することによって、駅からのアクセスや周辺道路の環境が全体としては良くなりそうです。

「カーサブライト」は2016年2月末完成、3月中旬に入居開始を予定しています。
新年度スタート前の入居であり、地方からの大学生や独身の会社員などが入居するのではないでしょうか。

【関連リンク】
保育ルームClover ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:新丸子東3丁目地区
2008/12/15エントリ  小杉駅南部地区F地区と新丸子東3丁目地区
2015/7/14エントリ パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワー近接「旧F地区」に店舗付きマンションが着工、2016年2月完成へ

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2016年
02月18日

武蔵小杉東急スクエア・フードショースライスに「はらドーナッツ」「中華惣菜上海灘」「天領庵」が同時オープン

【Reporter:はつしも】

本サイトでこれまでご案内しておりました通り、武蔵小杉東急スクエア・フードショースライスに、「はらドーナッツ」「中華惣菜 上海灘」「天領庵」が2016年2月17日にオープンしました。

■フードショースライス2階の「はらドーナッツ」
フードショースライス2階の「はらドーナッツ」 

はらドーナッツ武蔵小杉東急フードショースライス店 

「はらドーナッツ 武蔵小杉東急フードショースライス店」は、フードショースライス2階の旧「ぐるチュロ」跡地に出店しました。

途中、つなぎでワッフル店などが期間限定出店していましたが元々ドーナツ店の区画でしたから、ある程度設備を活かした「居抜き」のような形で出店できたかもしれません。

■「はらドーナッツ」OPEN記念イベント
「はらドーナッツ」OPEN記念イベント

「はらドーナッツ」では、明日2月19日(金)まで、オープン記念キャンペーンが開催されています。
オープン2日目ということもあってか、本日もレジには行列ができていました。

■「はらドーナッツ」のドーナッツ
「はらドーナッツ」のドーナッツ 

同店のドーナッツは店名にもなっている「はらドーナッツ」をはじめ、豆乳とおからをたっぷり使った素朴な味わいが特徴です。

健康志向というだけではなく、もっちりとした食感にほんのりとした甘味がおいしいです。

また価格もひとつ120円~160円程度とお手頃で、この点は旧「ぐるチュロ」と異なります。

■ぷちギフトラッピング
ぷちギフトラッピング

また同店では、+51円でギフトラッピングも可能です。
それほど大仰ではない、ちょっとしたプレゼントに良いかもしれませんね。

■「はらドーナッツ」のラスク
「はらドーナッツ」のラスク

そしてこちらは、ドーナッツとあわせて販売されていた「はらドーナッツ」のラスク(381円)です。
看板商品の「はらドーナッツ」を一口サイズにカットし、フレッシュバターとキャラメルソースで焼き上げ、フランス産岩塩をアクセントにした一品です。

■フードショースライス1階の「中華惣菜 上海灘」
フードショースライス1階の「中華惣菜 上海灘」

「中華惣菜 上海灘」

続いて、フードショースライス1階に出店した2店舗を見ていきましょう。

まずこちらは、オープン当初は弁当店「知久屋」が営業していた区画に出店した「中華惣菜 上海灘 東急武蔵小杉店」です。

2016/2/8エントリでご紹介した通り、同店はリエトコート武蔵小杉イーストタワーに本社を置く株式会社東方紅による中華惣菜店です。
地元出店となった「東急武蔵小杉店」には、中華惣菜のほかお弁当類が並んでいました。

■寿司店「天領庵」
寿司店「天領庵」

そして最後の3店舗目の「天領庵」は、寿司店です。
この区画は従来「築地勝鬨寿司」がありましたが、そのまま居抜きで「天領庵」になりました。

■「天領庵」イートインのメニュー
「天領庵」イートインのメニュー

「天領庵」は、「築地勝鬨寿司」同様、フードショースライス唯一のイートインスペースが用意されています。

メニューを参照すると、おおよそ税込1,000円~1,600円程度で食べることができます。
武蔵小杉東急スクエアの5階レストランフロアはなかなか混雑していますが、ここは穴場的なスポットになっていますから、さっくりと食事をしても良いかもしれません。


以上、武蔵小杉東急スクエアに同時出店した3店舗をご紹介いたしました。

フードショースライスでは定番として残る店舗もありつつ、今後も一定割合で新陳代謝が行われるのではないでしょうか。

【関連リンク】
はらドーナッツ 武蔵小杉東急フードショースライス店
株式会社東方紅
武蔵小杉東急スクエア ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区A地区
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区B地区
2013/4/1エントリ 「武蔵小杉東急スクエア」関係者・プレス向け内覧会レポート
2013/4/4エントリ 武蔵小杉東急スクエア・中原図書館の駐輪場ガイド
2013/4/16エントリ 武蔵小杉東急スクエア「フードショースライス」の「ぐるチュロ」
2015/3/17エントリ 武蔵小杉東急スクエア・フードショースライス「ににぎ」「おこわ米八」が相次ぎ閉店、跡地の「ジスウィーク」に19日より葛西「ビッグベル」が登場
2015/4/14エントリ 武蔵小杉東急スクエアが2014年度に過去最高の売上高・来館者数を記録、4月22日まで2周年記念セールを実施中
2015/6/13エントリ 「東急武蔵小杉駅開業70周年記念入場券」発売および「記念イベント」開催レポート
2015/8/16エントリ 武蔵小杉東急スクエアの展望デッキに「東急武蔵小杉駅70周年記念展示」が新登場
2015/10/21エントリ 武蔵小杉東急スクエア「ぐるチュロ」10月28日閉店、「NINA」跡地に「ルピシア」10月29日オープン
2012/12/15エントリ 武蔵小杉東急スクエアの「BAGEL & BAGEL with She Knows Bakery」
2015/11/4エントリ 武蔵小杉東急スクエア・フードショースライスの「ぐるチュロ」「NINA」跡地に「コーキーズクッキー」「ルピシア」がオープン2016/1/12エントリ 神戸発の人気店「はらドーナッツ」が武蔵小杉東急スクエア・フードショースライスに2016年2月中旬出店決定
2016/2/8エントリ 武蔵小杉東急スクエア・フードショースライス「はらドーナッツ」のオープン日が2月17日(水)に決定、中華惣菜「上海灘」・寿司「天領庵」も同日オープン

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2016年
02月14日

小杉町3丁目東地区再開発で相次ぐ、既存店舗等の立ち退き。2016年3月末で「小杉こども文化センター」が閉館、2月17日に児童向け説明会を開催へ

【Reporter:はつしも】

小杉町3丁目の「小杉こども文化センター」が、2016年3月末をもって一旦閉館となることがわかりました。
これは「小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業」の進捗によるもので、同地区内ではほかにも「ドトールコーヒーショップ武蔵小杉店」など閉店が相次いでいます。

これを受けて「小杉子ども文化センター」は、児童向けの説明会を2月17日(水)に開催します。

■小杉町3丁目東地区の「小杉こども文化センター」
小杉町3丁目東地区の「小杉こども文化センター」

「小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業」は、旧中原図書館やみずほ銀行、川崎信用金庫、UR小杉アパートなどの用地を権利変換によってまとめ、商業・業務施設及びタワーマンションを建設する大規模な再開発事業です。

2016年度中の権利変換計画認可・土地の明渡し・再開発ビル着工、2019年度中の竣工を予定しています。

その区域内に入っているのが「小杉こども文化センター」で、武蔵小杉東急スクエアに面した一角で古くから運営されていました。

■かわさき市民活動センター 小杉こども文化センター
http://www3.kawasaki-shiminkatsudo.or.jp/seishonen/shisetsu/3/11/

「小杉こども文化センター」は官設・民営の子育て支援施設であり、川崎市の設置のもと、公益財団法人かわさき市民活動センターが運営しています。

■「小杉こども文化センター」のイベント告知
「小杉こども文化センター」のイベント告知

同施設では小学生~高校生など児童が自由に遊べる場所を提供しており、児童向けのイベントを開催しているほか、青少年団体や市民活動団体も利用することができます。
東日本大震災により川崎市に避難をしてきた子供たちの学習支援を行う「とどろき学習室」は、ここで継続的に開催されてきました。

■新たな「小杉こども文化センター」が入居する再開発ビル
小杉町3丁目東地区の再開発ビル

同施設は2016年3月末に閉館後、4月より解体の準備が始まることになります。

解体後、当該地区に2019年度完成予定の「小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業」の再開発ビルにあらためて入居するかたちになり、それまでの約4年間は特に代替施設は用意されないことがあきらかになりました。

武蔵小杉駅周辺の不動産はどこも一杯の状況で、模索はしたもののコスト見合いも含め、4年間代替できる施設は見つからなかったということです。

■小杉こども文化センターの説明会告知
児童向け説明会のお知らせ

冒頭に申しあげたとおり、小杉こども文化センターでは、一時閉館に伴う児童向けの説明会を2月17日(水)に開催します。

入口に告知が掲示されていまして、従来から予定されている「こども会議」の中で説明をされるということです。

■新丸子こども文化センター
新丸子こども文化センター

川崎市としては、「小杉こども文化センター」の建て替え期間中は、近隣の「新丸子こども文化センター」「住吉こども文化センター」などの利用を推奨するほか、利用団体には他施設の紹介を行うものとしています。

ただ実際に利用する子供たちの立場からすると、各地域ごとの子供の世界やローカルルールもありますので、移行にはハードルがあるかもしれませんね。

■既存店舗の立ち退きが進む小杉町3丁目東地区
既存店舗の立ち退きが進む小杉町3丁目東地区

さて、小杉町3丁目東地区の全域を見渡しますと、「小杉こども文化センター」だけでなく、各所で既存店舗の立ち退きが相次いでいます。

■12月10日に閉店した「ドトールコーヒーショップ武蔵小杉店」
1月●日に閉店した「ドトールコーヒーショップ武蔵小杉店」

■同店の閉店告知
同店の閉店告知

こちらはイトーヨーカドー向かい側の「ドトールコーヒーショップ」で、12月10日に閉店していました。
このビルの解体が今すぐ行われるわけではありませんが、再開発計画に先行しての閉店となるものです。

■ダイソー併設の花屋・寿司店の跡地
ダイソー併設の花屋・寿司店の跡地

また、ダイソー(旧マルエツ小杉店)に併設されていた花屋や寿司店も、すでに閉店しています。

■立ち退きが相次ぐ「有馬第2ビル」
立ち退きが相次ぐ「有馬第2ビル」

そして、店舗の立ち退きが進んでいるのが、こちらの「有馬第2ビル」です。
地下に居酒屋「雪国」などが入居している雑居ビルです。

■有馬第2ビルの閉店告知
有馬第2ビルの閉店告知

有馬第2ビルの閉店告知

有馬第2ビルの閉店告知

「有馬第2ビル」の外観を見ただけではわからないのですが、ビル内に入るとご覧の通り各店舗の閉店告知が並んでいます。

「サンライズジャパン」「ビリヤード住吉」の閉店告知は「ドトール」と同じフォーマットです。
これは「小杉町3丁目東地区再開発組合」が提供する共通フォーマットなのでしょうね。


前述の通り、小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業は2016年度中の土地の明渡し・再開発ビル着工を予定していますから、今後徐々に既存店舗の移転や閉店が進められていくことになるのではないでしょうか。

■残された旧中原図書館
残された旧中原図書館

再開発地区内の大規模な施設としては、2013年に閉館した「旧中原図書館」が、空き家のまま現在も残されています。

この敷地の一部がバイク駐車場として暫定的に運用されていますが、こちらも含めていずれ解体スケジュールが示されるものと思います。

【関連リンク】
小杉町3丁目東地区市街地再開発組合
かわさき市民活動センター こども文化センター
とどろき学習室・よこはま学習室
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉町3丁目地区 東地区
2008/7/1エントリ 小杉町3丁目東地区再開発始動
2008/11/19エントリ 小杉町3丁目東地区再開発のコンサルを日本設計に委託
2010/10/30エントリ 小杉町3丁目東地区再開発事業の試験掘り実施
2011/7/26エントリ 小杉町3丁目東地区再開発で商業・公共公益施設とタワーマンションを建設へ
2011/10/28エントリ 小杉町3丁目東地区再開発に三井不動産レジデンシャル・東急不動産が参画
2012/1/30エントリ 小杉町3丁目東地区再開発計画の素案を2012年2月提出へ、2013年3月の都市計画決定目指す
2012/8/10エントリ 小杉町3丁目東地区に44階・160mタワー、エルシィ跡地に48階・170mタワー建設へ
2013/1/31エントリ 小杉町3丁目東地区再開発ビルに小杉こども文化センターと総合自治会館が移転決定
2015/4/8エントリ 小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業の組合設立認可と、商業・業務・公共公益施設の概要
2015/5/25エントリ 府中街道拡幅により安いステーキ「エル・アミーゴ」が閉店、50年の歴史に幕
2015/7/29エントリ 小杉町3丁目東地区:川崎信金武蔵小杉支店が「64Cafe」前に仮設店舗で2016年7月以降移転へ

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2016年
02月12日

武蔵小杉再開発・中丸子地区の新設幹線道路に自転車走行用ガイドが設置

【Reporter:はつしも】

中丸子地区の、綱島街道から府中街道までを結ぶ新設幹線道路に、自転車用のガイドが設置されました。

■中丸子地区の新設幹線道路
中丸子地区の新設幹線道路

武蔵小杉再開発では、綱島街道の東側一帯を「中丸子地区」として区分しています。
中丸子地区においては「リエトコート武蔵小杉」「THE KOSUGI TOWER」「野村不動産武蔵小杉ビル」などの開発が行われるとともに、地区を縦断する幹線道路が新設されました。

この幹線道路は、武蔵小杉駅東口駅前広場からパークシティ武蔵小杉の間を抜ける「都市計画道路 武蔵小杉駅南口線」と一体的に接続されており、武蔵小杉駅東口から府中街道へのショートカットルートとしても機能しています。

上記写真は府中街道側の始点から幹線道路を見たもので、車道両側に自転車の進行方向を示すガイドが設置されています。

■自転車の進行方向を示すガイド
自転車の進行方向を示すガイド

国土交通省の整備方針において、この「矢羽」のサインは完全な自転車「専用」走行帯」であることを示すものではなく、十分な車幅がない場合など、自転車と自動車が混在せざるを得ない場合にガイドとして設置するものとされています。

この幹線道路は今回のガイド設置に当たって、拡幅や車道の白線の再調整等は全く行っておりません。
「もともと自転車が通行すべきであった場所と進行方向を、あらためてガイドによって明示した」
という位置づけになります。

■(参考)綱島街道の自転車専用レーン
(参考)綱島街道の自転車専用レーン

■(参考)綱島街道の市ノ坪交差点の自転車・自動車混在区間
(参考)綱島街道の市ノ坪交差点の自転車・自動車混在区間

綱島街道においては、物理的な車道との隔離はありませんが「自転車専用」のレーンが設置されています。
自転車専用レーンの場合は、アスファルトがベタ塗りで車道と区分されることになります。

ただし交差点においては、中丸子の新設幹線道路と同じく矢羽のサインに切り替わり、車との混在を示すかたちになります。

以前、プラウドタワー前の矢羽のサインを「自転車専用レーン」とご紹介していましたが、広義の自転車用レーンの一種ではありますが厳密には「専用」ではありませんでした。

■THE KOSUGI TOWER付近の駐車
THE KOSUGI TOWER付近の駐車

中丸子地区の幹線道路では、府中街道からスタートしてTHE KOSUGI TOWER付近に至ると、かねてから工事のトラック等の駐車が多くなっています。
ここを自転車で通行するには大きく車道中央に膨らまざるを得ませんので、注意が必要です。

■武蔵小杉新駅前の交差点
武蔵小杉新駅前の交差点

また武蔵小杉新駅前においては、交通量の多い交差点があります。
ここは市道36号線と交差しており、特に朝ラッシュなどは市道側から新駅に向かう歩行者・自転車も多いために無理な横断は危険です。

■中原消防署前交差点
中原消防署前交差点

そして新駅前の交差点を越えて、中原消防署前交差点に到着したところで中丸子地区の幹線道路は終点となります。
この先は都市計画道路 武蔵小杉駅南口線と一体的につながっていますが、自転車用のガイドもここで終点となり、武蔵小杉駅東口までは続いていません。

■武蔵小杉周辺の自転車用レーン等設置区間マップ
武蔵小杉周辺の自転車用レーン設置区間マップ
※赤:自転車専用レーン 青:その他自転車用レーン・ガイド等

武蔵小杉駅周辺では、主に再開発にあわせて道路拡幅が行われ、それと並行して自転車用レーン等の設置が進められてきました。

自転車の交通ルールは以前よりは認知度が高まってきたように思いますが、車道を逆走するなどの危険なケースも見受けられるほか、南武沿線道路の車道での転倒による自動車との接触事故も発生するなど多くの課題が残されています。

今回は道路拡幅や車線の調整により自転車用の走行スペースを確保するものではありませんが、自転車の逆走を抑止するという点では一定の効果が期待されるところです。

今後は再開発地区だけでなく、専用レーンの設置が難しい既存の道路にも今回のような自転車用ガイドが設置されていくのではないでしょうか。

【関連リンク】
2011/5/29エントリ 木月住吉町の自転車専用レーン
2014/11/17エントリ グランツリー武蔵小杉オープン直前、綱島街道の拡幅車線・自転車専用レーンが供用開始
2015/3/21エントリ 府中街道拡幅区間の自転車専用レーンが一部供用開始

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2016年
02月08日

武蔵小杉東急スクエア・フードショースライス「はらドーナッツ」のオープン日が2月17日(水)に決定、中華惣菜「上海灘」・寿司「天領庵」も同日オープン

【Reporter:はつしも】

2016/1/12エントリにおいて、武蔵小杉東急スクエア・フードショースライス2階に「はらドーナッツ」の2月中旬出店が決定したことを第一報としてお伝えしました。 その後詳細が固まりまして、オープン日は2月17日(水)となることがこのたび同店の公式ウェブサイトで告知されました。

またこれとあわせて、フードショースライス1階の食品催事場および「築地勝鬨寿司」が2月14日(日)をもって閉店し、跡地に「中華惣菜 上海灘」、寿司店「天領庵」が同じく2月17日(日)にオープンします。

■はらドーナッツ ウェブサイト 新店オープンのお知らせ
http://haradonuts.jp/info.html#160208

■「はらドーナッツ武蔵小杉東急フードショースライス店」のオープニングキャンペーン
▼2/17(水)限定 1500円(税込)以上お買い上げのお客様先着50名様にオリジナルグッズをプレゼント。
▼2/17(水)~19日(金) 1.はらドーナッツオリジナルスタンプカード2倍
2.お得なドーナッツ10個セット1200円(税込)〈1日30セット限定〉

■「はらドーナッツ武蔵小杉東急フードショースライス店」が出店する「ぐるチュロ」(当時)
「はらドーナッツ」が出店する「ぐるチュロ」の区画(当時)

「はらドーナッツ」の出店区画は、やはり予想された通り「ぐるチュロ」の跡地であることが確認できました。
ここは「ぐるチュロ」が2015年10月28日に閉店したのちは食品催事場として期間限定店舗が出店していましたが、「はらドーナッツ」は常設店としての出店となります。

■「はらドーナッツ」目黒店
「はらドーナッツ」目黒店

■「はらドーナッツ」のドーナツ
「はらドーナッツ」のドーナツ

同店の看板メニューは、店名にもなっている「はらドーナッツ」です。
豆乳とおからをたっぷり使っており、手作り感のある素朴な味わいともっちりとした食感が特徴です。

店舗によって提供されるドーナツは異なりますので、「武蔵小杉東急フードショースライス店」のメニューも気になるところです。



■「上海灘」が出店するフードショースライス1階の食品催事場 「上海灘」が出店するフードショースライス1階の食品催事場

「はらドーナッツ」と同日に新店が2店舗登場するのが、フードショースライスの1階です。

上記写真の場所には武蔵小杉東急スクエア開業当時は弁当店「知久屋」がありましたが、同店は2014年10月29日に閉店となりました。間をおかず11月1日に「キッチンににぎ」が出店したものの、2015年3月11日に閉店とわずか4か月足らずの短命に終わりました。

その後は食品催事場として1月31日まで「日本海」が営業し、2月14日まではつなぎで期間限定のお総菜売り場になっています。
今回はその後釜として、「中華惣菜 上海灘」が常設出店することになりました。

■「上海灘」系列店の「東方紅」(ビーンズ武蔵中原)
系列店の「東方紅」

■「上海灘」系列店の「紅燈籠」(川崎アゼリア)
系列店の「紅燈籠」

系列店の「紅燈籠」

「中華惣菜 上海灘」を出店させるのは、株式会社東方紅です。
同社は首都圏の駅ビルを中心に、中華料理店や中華惣菜店を展開していまして、武蔵小杉周辺ではビーンズ武蔵中原に「中華惣菜 東方紅」、川崎アゼリアに「紅燈籠」があります。

■株式会社東方紅 グループ紹介ページ
http://touhoukou.co.jp/group/index.html
■株式会社東方紅 会社概要
http://touhoukou.co.jp/company/index.html

なお、株式会社東方紅の会社概要を参照すると、本社所在地が中原区中丸子13-7とあります。
これはリエトコート武蔵小杉イーストタワーの住所に該当し、タワー内に本社があることになります。

■リエトコート武蔵小杉イーストタワー(写真中央手前)
新駅ロータリーから見たイーストタワー(写真中央手前)

武蔵小杉東急スクエアの店舗は、まさに運営会社の地元出店ということになりますね。



■「天領庵」が出店するフードショースライス1階の現・「築地勝鬨寿司」
「天領庵」が出店するフードショースライス1階の現・「築地勝鬨寿司」

最後のもう1店舗、寿司店の「天領庵」が出店するのは、「上海灘」出店区画の隣、現在の「築地勝鬨寿司」の区画です。
ここはフードショースライスでは唯一のイートインスペースがありまして、小さいながらカウンターの「回らない寿司店」になっていました。

「天領庵」が後釜になることで、居抜き(旧店舗の設備等を活かして低コストで出店すること)で寿司店が入れ替わる形になります。

■日吉東急avenueの「天領庵」
日吉東急avenueの「天領庵」

「天領庵」は、百貨店内に出店するテイクアウト中心の寿司店で、日吉東急avenue、伊勢丹相模原店、伊勢丹府中店に出店していました。

武蔵小杉東急スクエアでは、テイクアウトにイートインを加えて営業をする形になりそうです。

■店舗の入れ替わりが進むフードショースライス


このように、「フードショースライス」では、「はらドーナッツ」「中華惣菜 上海灘」「天領庵」の3店舗が2月17日(水)に同時に登場することになります。

武蔵小杉東急スクエアの2013年4月2日グランドオープン以来、早くも3年近くが経過しまして、特に1階を中心に店舗入れ替えが進んできたように思います。

【関連リンク】
はらドーナッツ ウェブサイト
株式会社東方紅 ウェブサイト
日吉東急avenue ショップ情報 天領庵
武蔵小杉東急スクエア ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区A地区
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区B地区
2013/4/1エントリ 「武蔵小杉東急スクエア」関係者・プレス向け内覧会レポート
2013/4/4エントリ 武蔵小杉東急スクエア・中原図書館の駐輪場ガイド
2013/4/16エントリ 武蔵小杉東急スクエア「フードショースライス」の「ぐるチュロ」
2015/3/17エントリ 武蔵小杉東急スクエア・フードショースライス「ににぎ」「おこわ米八」が相次ぎ閉店、跡地の「ジスウィーク」に19日より葛西「ビッグベル」が登場
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2015/6/13エントリ 「東急武蔵小杉駅開業70周年記念入場券」発売および「記念イベント」開催レポート
2015/8/16エントリ 武蔵小杉東急スクエアの展望デッキに「東急武蔵小杉駅70周年記念展示」が新登場
2015/10/21エントリ 武蔵小杉東急スクエア「ぐるチュロ」10月28日閉店、「NINA」跡地に「ルピシア」10月29日オープン
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2016年
02月07日

東急武蔵小杉駅周辺の都市計画道路に、歩行者保護と横断防止のガードパイプが設置

【Reporter:はつしも】

東急武蔵小杉駅の周囲に整備された都市計画道路に、歩道を防護・横断を防止する柵(ガードパイプ)が設置されました。

■武蔵小杉駅南口地区西街区
武蔵小杉駅南口地区西街区

東急武蔵小杉駅周辺では、「武蔵小杉駅南口地区西街区」および「武蔵小杉駅南口地区東街区」における再開発事業が施行され、これにより武蔵小杉東急スクエアやららテラス武蔵小杉などの再開発ビル、駅前広場の整備が行われました。

また同時に狭隘だった駅周辺の道路を拡幅することで、東急武蔵小杉駅の周りを歩道付き2車線道路でぐるりと回れるようになり、駅周辺のアクセスを改善するものとなっています。
歩道を整備するということは車両と歩行者を分離するわけで、西側既存市街地と駅を行き来する場合、基本的には上記写真手前の横断歩道を渡ることになります。

ただ、この歩道には当初ガードレール・ガードパイプの類は設置されていませんでした。
それもあって横断歩道を利用せず、ショートカットで車道を斜めに横切る人が多く、交通安全上はリスクがある状態になっていました。

■ガードパイプの設置が着手された歩道
ガードパイプの設置が着手された歩道

■設置されたポール部分
設置されたポール部分 

こちらは、ガードパイプ設置工事の途中段階の写真です。

歩道に設置されたポールには側面に3つの穴が開いていまして、ここに横棒を通すことで後日ガードパイプとして完成しました。

■西街区「こすぎコアパーク」前のガードパイプ
西街区「こすぎコアパーク」前のガードパイプ

■武蔵小杉東急スクエア前のガードパイプ設置
武蔵小杉東急スクエア前のガードパイプ設置

まず、武蔵小杉駅西側の歩道沿いが、これによりガードパイプで囲われました。

■グランツリー武蔵小杉前のガードパイプ新設
グランツリー武蔵小杉前のガードパイプ新設 

グランツリー武蔵小杉前の歩道も、同施設のオープン以降歩行者の通行量が増えました。
おのずと横断も増える状況にありましたが、グランドウイングタワー側の歩道にガードパイプが設置されました。

■グランツリー武蔵小杉前の、従来からのガードパイプ設置場所
グランツリー武蔵小杉前のガードパイプ設置

なお、グランツリー前でも上記の区画だけは、従来から頑丈なガードパイプが設置されていました。

これはご覧になってわかる通り、写真奥から車がT字路にぶつかることになります。
居眠り運転などで歩道に正面衝突しないよう、歩行者保護のためにここだけはガードパイプが設置されていたのです。

■東街区「ららテラス武蔵小杉」前のガードパイプ設置
東街区「ららテラス武蔵小杉」前のガードパイプ設置

ガードパイプ設置は、東急武蔵小杉駅周囲の都市計画道路全域に及んでいます。
こちらは東街区の「ららテラス武蔵小杉」前の歩道で、同様にガードパイプで覆われました。

ガードレール・ガードパイプ設置は、車両が歩道に突っ込んでしまうなどのリスクから歩行者を守ることが最大の目的かと思いますが、武蔵小杉駅周辺での今回の設置区間は「横断防止」を意識したものという気がいたします。

大型商業施設のオープンも相次ぎ、交通量と歩行者の横断が増加していく中で安全上必要と判断されたものではないでしょうか。

■東街区・武蔵小杉駅東口駅前広場の従来からのガードパイプ設置区間
東街区・武蔵小杉駅東口駅前広場の従来からのガードパイプ設置区間


武蔵小杉東急スクエア北側の従来からのガードパイプ設置区間

一方、東急武蔵小杉駅東口駅前広場周辺から、武蔵小杉東急スクエア北側の一帯にかけては、従来からガードパイプが設置されていました。

■ガードパイプの設置エリア
ガードパイプの設置エリア 

今回の設置により、東急武蔵小杉駅の周囲はガードパイプで囲まれることになりました。

横断歩道以外の場所を渡りたいのに不便、といった受け止め方もあるかと思いますが、実際に事故が発生して命が失われたりすることがあっては手遅れになりますね。

歩行者と車両を分離して安全性を向上させるものとして、適切に機能すると良いと思います。

【関連リンク】
2014/2/16エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区の道路拡幅と、「ABC-MART武蔵小杉店」閉店
2014/3/8エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区の「小杉第一公園」の街路樹が登場
2014/3/12エントリ 東急武蔵小杉駅南口「CLUB SQUARE」跡地に4階建て物販・飲食・事務所ビルが建設へ
2014/3/20エントリ 西街区商業施設・武蔵小杉東急スクエアの消防訓練
2014/4/2エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区の「こすぎコアパーク」(旧小杉第一公園)が供用開始
・2014/7/28エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区の、点字ブロックを覆う放置自転車
2014/8/13エントリ 「こすぎコアパーク」の街路樹2本が枯れ伐採、今秋植え替えへ
2015/8/8エントリ 武蔵小杉駅南口「こすぎコアパーク」前に郵便ポストが復活

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2016年
01月22日

完成近づく「シティタワー武蔵小杉」に2フロア13区画のテナント案内板が登場、2階に認可保育園「ポポラー川崎武蔵小杉園」が4月に開園へ

【Reporter:はつしも】

東京機械製作所玉川製造所第二工場跡地に建設が進められている「シティタワー武蔵小杉」が、2016年5月下旬の入居開始を控えて完成に近づきました。

周辺の公開空地も植栽の整備が進み、1~2階の店舗区画の案内板が設置されました。
店舗区画は13区画に分割されており、そのうち2階の1区画には認可保育園「ポポラー川崎武蔵小杉園」が2016年4月に開園を予定しています。

■完成に近づくシティタワー武蔵小杉
完成に近づくシティタワー武蔵小杉

シティタワー武蔵小杉は、綱島街道と府中街道、グランツリー武蔵小杉に挟まれた場所に53階建てのタワーマンションとして住友不動産が開発を行っています。

高さは約190mにのぼり、約203mのパークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワーに次ぐ高さとなります。
建築面積も相対的に広いため、これまでの再開発案件で最多の800戸が分譲されることになります。

この1階、2階には店舗が入る予定になっていまして、分譲中の現在はその一部がモデルルームとして利用されているところです。

■店舗区画の案内板
店舗区画の案内板

このたび公開空地に設置されたのが、こちらの店舗区画の案内板です。
ブランクになっている四角い部分には、各店舗のロゴなどが入ることになるのでしょう。

■1階フロア図
1階フロア図

■2階フロア図
2階フロア図

そしてその下には1階、2階のフロア図が表示されています。

店舗区画はA~Mまで13区画に分割されています。前述の四角いロゴスペースは14か所ありますので、ひとつ数が合いませんね。
これは複合型の店舗による区画分割やATMの設置など、なんらか理由があるものと思います。

赤い三角は店舗の入口を表示しているものとみられ、公開空地に面している1階店舗は外側に入口があります。
2階店舗は外からは入れませんので、まずはエレベーター・階段で2階にのぼり、内廊下から各店舗に入っていく形になります。

■1~2階の店舗区画
1~2階の店舗区画

■川崎市 ポポラー川崎武蔵小杉園の概要(PDF)
http://www.city.kawasaki.jp/259/cmsfiles/contents/
0000071/71155/g11.pdf


現状、1階店舗区画の一部がシティタワー武蔵小杉のモデルルームとして活用されているほか、2階の「M」区画は、川崎市認可保育園「ポポラー川崎武蔵小杉園」が開園することが決定しています。

「M」区画の周囲の白い外周部は、認可保育園の園庭にあたるスペースです。

川崎市のウェブサイトには同保育園の概要が掲載されており、2016年4月開園とされています。
タワーマンションの入居は2016年5月下旬とされていますから、店舗区画のオープンの方がそれに先立つことになります。

■シティタワー武蔵小杉周辺の公開空地
シティタワー武蔵小杉周辺の公開空地

■グランツリー武蔵小杉との間の歩道状空地
グランツリー武蔵小杉との間の歩道状空地

また、シティタワー武蔵小杉周辺の公開空地や、歩道状空地も完成に近づいています。

グランツリー武蔵小杉や綱島街道側の歩道も先行事業によって従来よりも拡幅されていましたが、これにシティタワー武蔵小杉の歩道状空地が加わることで、さらに広がります。

周辺地域の方も通行がしやすくなって、あとはどのような店舗が入るか、気になるところですね。
隣接してグランツリー武蔵小杉がありますから、内容によっては少し足を延ばすこともあるかもしれません。

基本的には幅広く集客をするようなものというよりは、例えばクリーニング店やコンビニエンスストアのような生活利便店舗のような気がいたしますが、わかることがあればお伝えしたいと思います。

■完成が近づく「シティタワー武蔵小杉」
完成が近づく「シティタワー武蔵小杉」

【関連リンク】
ラビ・ポポ.com(ポポラー川崎武蔵小杉園運営会社)
武蔵小杉ライフ:再開発情報:東京機械製作所地区(大規模工場跡地地区)
2010/7/22エントリ 東京機械製作所跡地に11万㎡商業施設と57階タワーマンションを建設、2015年度完成へ
2010/7/23エントリ 追補:東京機械製作所跡地商業施設は2014年度完成、2015年度に全体完成
2010/8/2エントリ 東京機械製作所跡地再開発・大型複合商業施設と高層マンションの詳細情報
2010/10/24エントリ 東京機械製作所が玉川製造所第二工場用地を住友不動産に売却を決議、2011年3月23日引渡しへ
2013/1/7エントリ 住友不動産が東京機械製作所跡地「シティタワー武蔵小杉」を発表
2013/4/3エントリ 東京機械製作所玉川製造所跡地の再開発工事と、工事車両向けの注意書き
2013/4/24エントリ レジデンス・ザ・武蔵小杉から見た、「(仮称)アリオ武蔵小杉」「シティタワー武蔵小杉」建設工事
2015/2/20エントリ シティタワー武蔵小杉のタワークレーンとPC工法

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2016年
01月20日

リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉隣接地に「(仮称)ビジネスホテル武蔵小杉」が出店、小杉駅東部地区A地区に6年ぶりの開発

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉再開発の「小杉駅東部地区A地区」で、6年ぶりの開発案件着工が決定しました。
リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉に隣接する「株式会社川崎バルブ」の用地に、10階建てのビジネスホテルが建設されます。

工事は2016年5月に着工、2017年6月完成を予定しています。

■川崎バルブのホテル建設用地
川崎バルブのホテル建設用地

川崎バルブのホテル建設用地

「小杉駅東部地区」は、NEC玉川事業場の用地を中心とした、武蔵小杉新駅周辺の地区を指します。
そのうち「A地区」において主に再開発が行われ、中原消防署とリッチモンドホテルプレミア武蔵小杉の複合ビル、レジデンス・ザ・武蔵小杉、武蔵小杉新駅とそのロータリーが整備されてきたところです。

■小杉駅東部地区A地区の「レジデンス・ザ・武蔵小杉」と新駅ロータリー
小杉駅東部地区A地区の「レジデンス・ザ・武蔵小杉」と新駅ロータリー

同地区の開発は2010年3月の武蔵小杉新駅開業をもって一段落し、中原消防署・リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉の北側にあった川崎バルブの駐車場などは残されたまま6年近くが経過しました。
その駐車場用地が、このたび開発されることになったものです。

■「小杉駅東部地区A地区」のマップ
「小杉駅東部地区A地区のマップ」

■「建築計画のお知らせ」
「建築計画のお知らせ」

すでに現地には「建築計画のお知らせ」が公示されています。ここでは名称は「(仮称)ビジネスホテル武蔵小杉」となっています。
事業者は「川崎バルブ」であり、同用地を売却せずにビジネスホテルオーナーとなるかたちです。

機械関連の中小企業の経営環境は全般的に厳しいものになっていますし、武蔵小杉再開発地区に保有している資産を有効活用するのは企業としては当然のことでしょう。

ここには記載がありませんが、ビジネスホテルはシングルを中心に140室ほどを用意するようです。

■隣接の中原消防署・リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉 隣接の中原消防署・リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉

前述の通りこの隣接地には、リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉があります。
「プレミア」と名前にある通り、同ホテルは安値を売りにしたホテルではありませんが、新駅開業後、交通利便性の向上もあって同ホテルは高い稼働率を維持しています。

ただ、ビジネスマンの出張利用など、もう少し廉価ゾーンのニーズもあるでしょう。
今回のホテル出店には、武蔵小杉のホテル需要がまだ見込めるというマーケティング結果があったものと思います。



■閉店した「ホテル・ザ・エルシィ」
閉店した「ホテル・ザ・エルシィ」

 ■閉店した「ビジネスホテル小杉」
閉店した「ビジネスホテル小杉」

閉店した「ビジネスホテル小杉」

■かつてホテルを営んでいた「帝観ホテル 不動産部」
かつてホテルを営んでいた「帝観ホテル 不動産部」

かつてホテルを営んでいた「帝観ホテル 不動産部」
 
武蔵小杉では、これまでにいくつかのホテルが閉店していました。
大きいところでは北口の「ホテル・ザ・エルシィ」がすでに解体されていますし、大野屋小杉店となりの雑居ビルの上には、かつて「ビジネスホテル小杉」がありましたが現在は屋上看板も撤去されています。

余談ですがそのはす向かい、法政通り商店街の入口にある不動産会社は名称が「帝観ホテル 不動産部」になっていまして、こちらも実はかつてホテルを運営していたことがあるのだそうです。

■1月8日に新本館がグランドオープンした「ホテル精養軒」
1月8日に新本館がグランドオープンした「ホテル精養軒」

このような中で、武蔵小杉では2008年3月にリッチモンドホテルプレミア武蔵小杉がオープンしたほか、2016年1月8日には「ホテル精養軒」が新本館をグランドオープンさせまして、2015/1/15エントリでご紹介しておりました。

今回のビジネスホテル出店により、「ホテル精養軒」、「リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉」、そして「(仮称)ビジネスホテル武蔵小杉」と、それぞれコンセプトの異なるホテルが2017年に出そろうことになります。
ビジネスホテルでは、川崎フロンターレのホームゲーム開催時など、対戦相手のサポーターの方がリーズナブルに利用したりするかもしれませんね。

利用者としては、ニーズに応じて選択肢が広がるのは良いことと思います。

■ビジネスホテル予定地前で拡幅が進む「上丸子跨線橋」
ビジネスホテル予定地前で拡幅が進む「上丸子跨線橋」

また、ビジネスホテルの予定地前では、綱島街道拡幅の最後の難所「上丸子跨線橋」の拡幅工事が進められています。
こちらの完成は2018年度で、ビジネスホテル完成よりもうしろになります。

上丸子跨線橋拡幅が完成することでようやく「小杉駅駅東部地区A地区」の再開発が完成形の姿になりそうです。

【関連リンク】
リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉 ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区
2008/1//27エントリ ホテル・ザ・エルシィ解体開始2008/3/24エントリ リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉オープン
2008/4/21エントリ 中原消防署 新庁舎移転
2011/5/22エントリ リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉の窓掃除
2012/8/23エントリ 武蔵小杉の不動産屋さん「帝観ホテル」と、「ビジネスホテル小杉」
2016/1/15エントリ 「ホテル精養軒」の新本館がグランドオープン、レストランラウンジで「おかし工房しいの実」コラボのシフォンケーキ提供中

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2016年
01月14日

ららテラス武蔵小杉にフレンチスタイル「ドゥ アルシーヴ」が2016年春出店決定、「フクスケコラージュ」が1月24日閉店

【Reporter:はつしも】

ららテラス武蔵小杉に、レディスアパレルの「Doux archives(ドゥ アルシーヴ)」が2016年春に出店することがわかりました。

■「Doux archives(ドゥ アルシーヴ)」
「Doux archives(ドゥ アルシーヴ)」



■Doux archives(ドゥ アルシーヴ) ウェブサイト
http://doux-archives-net.com/

「Doux archives(ドゥアルシーヴ)」は、「上品に可愛いフレンチスタイル」をコンセプトとしたカジュアルスタイルのセレクトショップです。
首都圏を中心に25店舗を展開し、その多くはルミネ・アトレに出店しています。

武蔵小杉周辺では「日吉東急Avenue」「アトレ川崎」に店舗がありますので、見たことがある方もいらっしゃるかと思います。

■1月24日(日)に閉店する「Fukuske Collage(フクスケコラージュ)」
「フクスケコラージュ」

■ららテラス武蔵小杉 「Fukuske Collage」営業終了のお知らせ
http://www.lalaterrace-musashikosugi.com/info/?p=19770
■福助 Fukuske Collage ららテラス武蔵小杉店 営業終了のお知らせ
http://fukuske-shop.com/news/news_160109.html

「Doux archives」の出店については、現段階でららテラス武蔵小杉からの告知は行われておらず、正確な出店区画はわかりません。

ただ、ららテラス武蔵小杉2階の「Fukuske Collage(フクスケコラージュ)」は1月24日(日)で閉店することがこのたび告知されました。
ここがちょうど空き区画になりますので、改装等一定の準備期間を経てここに「Doux archives」が出店するとなると、タイミングは合いそうです。

もちろん、ちょうど3月期末を控えて他にも店舗入れ替えが行われる可能性もないとはいえませんので、あらかじめご承知ください。

■「Fukuske Collage」の閉店セール
「フクスケコラージュ」の閉店セール

「Fukuske Collage」では、現在閉店セールを行っています。
残りの営業日は、あと10日ですね。



さて、ららテラス武蔵小杉は、2014年4月にオープンして以来、いくつか店舗の入れ替えやリニューアルを行ってきました。

■2015年3月27日オープン「BIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)」
2015年3月27日オープン「BIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)」

■2015年4月16日リニューアル「AfternoonTea TEA STAND」
2015年4月16日リニューアル「AfternoonTea TEA STAND」

■2015年10月2日オープン「KBF+」
2015年10月2日オープン「KBF+」

これまでの閉店店舗は、いずれもブランド自体の撤退や見直しによるもので、雑貨店「ラコンテ・モア」跡地に「ビルケンシュトック」が、「TOCCA CASA」跡地に「KBF+」が出店しました。
またそのほか「AfternoonTea TEA STAND」もリニューアルを行っています。

「Fukuske Collage」はブランド徹底等ではないようですので、通常の店舗閉店ですね。

武蔵小杉ではららテラス武蔵小杉、武蔵小杉東急スクエア、グランツリー武蔵小杉にアパレルショップが集中しています。
こういったショップはトレンドの変遷などにあわせて柔軟にブランドや店舗網の見直しをかけていきますから、今後も年間を通じていくつか店舗入れ替えが発生することでしょう。

【関連リンク】
ららテラス武蔵小杉 ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南口地区 C地区
2014/4/17エントリ 「ららテラス武蔵小杉」プレス・関係者・地元向けプレオープンレポート
2014/4/18エントリ 「ららテラス武蔵小杉」の駐輪場ガイド
2015/1/16エントリ ららテラス武蔵小杉に新店舗。老舗シューズブランド「ビルケンシュトック」が2015年3月下旬出店へ
2015/3/6エントリ ららテラス武蔵小杉初の店舗入替、「ビルケンシュトック」が「ラコンテ・モア」閉店跡地に3月27日(金)オープン決定
2015/4/13エントリ ららテラス武蔵小杉にドイツの老舗シューズブランド「ビルケンシュトック」がオープン
2015/4/16エントリ ららテラス武蔵小杉が4月26日まで1周年セールを実施、本日「AfternoonTea TEA STAND」がリニューアルオープン
2015/7/8エントリ ららテラス武蔵小杉にアーバンリサーチの「KBF+」が9月上旬出店決定、既存店「DOORS」は併存し別店舗と入れ替えへ
2015/9/4エントリ ららテラス武蔵小杉の「TOCCA CASA」が閉店、アーバンリサーチ新店舗「KBF+」のオープン日が10月2日に決定
2015/10/16エントリ グランツリー武蔵小杉のカジュアル強化。レベッカミンコフ跡地「リプレイ」に続き、サマンサタバサが「リッチミーNY」を「サマンサ ベガ」に切り替え本日オープン

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