武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2014年
07月15日

セントア武蔵小杉A棟がオープン、「味奈登庵」「いわた歯科クリニック」「小杉画廊」などが入居



2014年7月7日、小杉町3丁目の再開発ビル「セントア武蔵小杉A棟」がオープンしました。
「味奈登庵」「あかつき証券」「朝日生命保険」など、一部店舗・オフィスが先行して営業を開始しています。

■セントア武蔵小杉A棟
セントア武蔵小杉A棟

■セントア武蔵小杉B棟
セントア武蔵小杉B棟

「セントア武蔵小杉A棟」は、小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業の一部として開発された商業・業務ビルです。
同地区ではタワーマンション「プラウドタワー武蔵小杉」、中層マンション「ケイジェイ・レジデンス武蔵小杉」、商業・業務棟「セントア武蔵小杉B棟」が先行して着手され、「セントア武蔵小杉B棟」が2013年9月1日に先行してオープンしていました。

このたび「セントア武蔵小杉A棟」が完成したことにより、解体が予定されている「ケイアイビル」の店舗が「A棟」に移転を行いました。

■セントア武蔵小杉A棟のフロアマップ
セントア武蔵小杉A棟のフロアマップ

セントア武蔵小杉A棟の商業・業務フロアは3階建てで構成されています。
1階が4区画、2階が3区画、3階が6区画となっています。

■1階「味奈登庵」
1階「味奈登庵」

1階「味奈登庵」

1階で唯一オープンしているのが、ケイアイビルから移転した「味奈登庵」です。
入居したのは1階で一番狭い「103-A」の区画で、移転前よりも客席数は減少しています。

1階は残り3区画で、そのうち1区画はおそらくコンビニエンスストアが入るものと思われます。

■2階フロアマップ
2階フロアマップ

■「いわた歯科クリニック」
「いわた歯科クリニック」

■「あかつき証券」
「あかつき証券」

セントア武蔵小杉A棟には、各階にフロアマップがあります。
2階には同じくケイアイビルから移転の「いわた歯科クリニック」「あかつき証券」が入居しており、残り1区画が空きとなっています。

■3階フロアマップ
3階フロアマップ

■「朝日生命保険相互会社」
朝日生命保険相互会社

■「小杉画廊」
「小杉画廊」

3階にはケイアイビルから移転の「朝日生命保険相互会社」に加えて、新規オープンの「小杉画廊」があります。
確か、小杉町3丁目中央地区には、かつて画廊があったような記憶があるのですが、その画廊が復活したのでしょうか?

■「小杉画廊」ウェブサイト
http://www.geocities.jp/kosugiga/index.html

「小杉画廊」にはウェブサイトがありまして、7月20日から8月10日まで、東京芸大油画科有志による「小杉画廊 開廊記念展」が開催されることが告知されています。

■セントア武蔵小杉A棟の廊下 セントア武蔵小杉A棟の廊下

■階段から見えるエクラスタワー武蔵小杉
階段から見えるエクラスタワー武蔵小杉

「セントア武蔵小杉A棟」は、先行オープンの「B棟」同様、特に上階には「にぎわい」「集客」を前提とした施設は入居していません。
廊下も静かなもので、中に入る機会も一般の方はあまりないかもしれませんね。

■内装工事準備中の区画
内装工事準備中の区画

現在オープンしている区画以外にも、一部内装工事が着手されていたり、準備が進められている区画がありました。
今後順次、店舗やオフィスが入居してくるものと思います。

■セントア武蔵小杉A棟から見える南武線
セントア武蔵小杉A棟から見える南武線

「セントア武蔵小杉A棟」の3階からは、南武線がよく見えました。
この南武線との間に「ケイアイビル」があり、これを解体したのちに都市計画道路を拡幅することになります。

■多目的トイレ
多目的トイレ

■授乳室(2015年2月から)
授乳室(2015年2月)

「セントア武蔵小杉A棟」には多目的トイレのほか、授乳室も整備されています。
ただし、授乳室についてはまだ閉鎖中で、2015年2月から供用開始となっています。

■解体されるケイアイビル
解体されるケイアイビル

解体されるケイアイビル

■拡幅工事中の都市計画道路
拡幅工事中の都市計画道路

各店舗の移転が終了したケイアイビルは、すでに解体工事が着手されています。
また中原区役所前の駐車場も閉鎖され、先行して都市計画道路の整備が行われているところです。

最終的にこの都市計画道路の整備が完了したところで、長い年月がかかった小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業が完了することになります。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉町3丁目地区 中央地区
2014/2/5エントリ 「セントア武蔵小杉」A棟の建物躯体組み上がり、B棟に「ピタットハウス武蔵小杉店」オープン
2014/7/1エントリ 「セントア武蔵小杉A棟」竣工、「味奈登庵」「いわた歯科クリニック」「あかつき証券」7月7日(月)移転オープン

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2014年
07月11日

武蔵小杉駅東口駅前広場のモニュメント「家族の絆」が本格稼働、七色に光る「小杉ロボ」



2014年7月7日、武蔵小杉駅東口駅前広場のモニュメント「家族の絆」の完成記念式典が行われました。
同日以降モニュメントが本格的に稼動しまして、LEDが七色に輝いています。

■武蔵小杉駅東口駅前広場のモニュメント「家族の絆」
武蔵小杉駅東口駅前広場のモニュメント「家族の絆」 

「家族の絆」は、現在の武蔵小杉駅近くに存在した「工業都市駅」のイメージをモチーフに、2対の「小杉ロボ」が寄り添う姿を表現しています。

デザイナーの鈴木尚和氏によると、頭部はネジ、胴体の歯車は心臓をイメージしているということです。
それぞれの部分がLEDでゆっくりと色を変えながら光っていますので、「小杉ロボ」が生きているような印象を受けます。

■「家族の絆」(平常時の発光)
「家族の絆」平常時の発光 

■「家族の絆」(数分おきのフルパワー発光)
「家族の絆」フルパワー時の発光

さて、このモニュメント「家族の絆」は、平常時は頭部のネジと心臓部の歯車がゆっくりと光っているのでスが、数分おきに胴体の内側部分も一斉に色を変えながら発光します。

平常時とフルパワー時をそれぞれ動画にしてありますので、Yotubeでご参照ください。

■モニュメント「家族の絆」平常時の発光


■モニュメント「家族の絆」フルパワー時の発光


この発光は季節によって変わるということで、今後パターンが変更されるかもしれません。
現状のところでは数分おきに、10秒程度フルパワー発光しているようです。

フルパワーを目撃するためには、タイミングによりますがモニュメントの前で少々待つ必要があります。

歯車の発光は、コンセプトを聞いてあらためて見ると「心臓の鼓動」
だったわけですね。
夜には特にLEDが鮮やかに見えますので、ご通行の際にちょっと見てみてください。

【関連リンク】
鈴木尚和氏ウェブサイト 武蔵小杉駅前のモニュメントが決定しました。
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区C地区
2014/2/7エントリ 武蔵小杉駅東口駅前広場のモニュメント選定の投票が本日開始、製作者は造形作家・空間デザイナーの鈴木尚和氏
2014/2/28エントリ 武蔵小杉駅東口駅前広場のモニュメントデザインが決定、A案「家族の絆」が2014年夏頃設置
2014/3/29エントリ 「武蔵小杉駅東口駅前広場完成記念式典」「第3回ふるさと交流フェスティバル」開催レポート
2014/3/30エントリ 本日供用開始「武蔵小杉駅東口駅前広場」の防災など各種機能
2014/4/17エントリ 「ららテラス武蔵小杉」プレス・関係者・地元向けプレオープンレポート
2014/6/21エントリ 武蔵小杉駅東口駅前広場のモニュメントが7月5日までに設置、7月7日に記念式典を開催
2014/6/29エントリ 武蔵小杉駅東口駅前広場のモニュメントが本日設置、LEDで「小杉ロボ」が七色に光る機能を披露

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2014年
07月01日

「セントア武蔵小杉A棟」竣工、「味奈登庵」「いわた歯科クリニック」「あかつき証券」7月7日(月)移転オープン

 

小杉町3丁目中央地区の商業施設「セントア武蔵小杉A棟」が竣工し、7月7日(月)に一部店舗がオープンすることになりました。
確認できたところでは「味奈登庵」「いわた歯科クリニック」「あかつき証券」がそれぞれ同日より営業をスタートします。

■移転オープンする「味奈良登庵」「いわた歯科クリニック」
移転オープンする「味奈良登庵」「いわた歯科クリニック」

■移転する「あかつき証券」
移転する「あかつき証券」

小杉町3丁目中央地区では再開発が進捗し、旧中原市民館などの跡地に「プラウドタワー武蔵小杉」「ケイジェイ・レジデンス武蔵小杉」「セントア武蔵小杉B棟」が先行して建設されていました。

その中で最後に残っていた既存ビルが上記の「ケイアイビル」であり、ここから前述の「味奈登庵」「いわた歯科クリニック」「あかつき証券」が移転します。
「ケイアイビル」の入居テナントが移転完了後に同ビルの取り壊しが行われ、その跡地を活用した南武線沿いの道路拡幅が行われる予定です。

その道路拡幅の完了をもって、ついに「小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業」が事業終了にこぎつけることになるわけです。

■「味奈良登庵」の移転告知
「味奈良登庵」の移転告知

■「いわた歯科クリニック」の移転告知
「いわた歯科クリニック」の移転告知 

「味奈登庵」「いわた歯科クリニック」では、現地に移転告知が掲示されています。
また「いわた歯科クリニック」「あかつき証券」では、ウェブサイトでも移転告知が掲載されています。

■いわた歯科クリニック ウェブサイト
http://www.iwata-shika.com/pc/
※「お知らせ」欄に移転のお知らせが掲載されています。
■あかつき証券 武蔵小杉支店移転のお知らせ
http://www.akatsuki-sc.com/news/2014/musashikosugi_iten

これらを参照すると、「いわた歯科クリニック」はすでに休診に入っており、「味奈良庵」は7月2日(水)をもって現地での営業を終了することがわかります。
その後7月7日(月)より、「セントア武蔵小杉A棟」での営業が同時にスタートする形です。

■竣工した「セントア武蔵小杉A棟」
竣工した「セントア武蔵小杉A棟」

そしてこちらが、竣工した「セントア武蔵小杉A棟」です。
「味奈登庵」は1階、「いわた歯科クリニック」「あかつき証券」は2階に入居することになっています。

現状の「ケイアイビル」が取り壊されて都市計画道路が開通すれば道路側(南武線側)が店舗の正面入り口になるのですが、現状は上記写真側(東側)から店舗に入る形になります。

■2階の「あかつき証券」の看板
2階の「あかつき証券」の看板

2階には、すでに「あかつき証券」の看板がガラス面に設置されていました。

また、現状の「ケイアイビル」に入居していた「ケイアイ商事」は、先行して「A棟」ではなく、「セントア武蔵小杉B棟」に移転していました。

これについてはニュースバリューの兼ね合いから、特にこれまで本サイトではお伝えはしておりませんでした。

■「セントア武蔵小杉B棟」
「セントア武蔵小杉B棟」

■B棟3階に入居「宮原税理士事務所」
B棟3階に入居「宮原税理士事務所」

また「B棟」では、「ケイアイ商事」のほか、3階の空き区画に「宮原税理士事務所」が先日入居していました。

それでもまだ「B棟」には空き区画が複数残されていますので、さらに「A棟」も加わる中、出店テナントを確保することができるのかどうか、気になるところです。

■「セントア武蔵小杉 7月7日~ 営業中」
「セントア武蔵小杉 7月7日~ 営業中」

今回竣工した「セントア武蔵小杉B棟」では、7月7日からのオープンをアピールするため、ご覧のような文字がガラス面に貼り付けられていました。

まだ「ケイアイビル」にフロント面をふさがれた状況にあり、その解体や都市計画道路の工事がまだまだ続く状況であることから、営業がスタートしていることを目立たせる必要があったのでしょう。
ただ、美的センスの観点からすると、もう少し何とかした方が良いのでは、というのが一見しての率直な感想です。

武蔵小杉市街地の貴重な商業施設ですので、先行オープンしていたB棟も含めて、地域の皆さんに喜ばれるものになればと思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉町3丁目地区 中央地区
2011/1/19エントリ 小杉町3丁目中央地区に仮設店舗建設、「かどや」は仮設営業後再開発ビル入居へ
2011/5/6エントリ 「アイリッシュバー マッキャンズ」本日仮設店舗で本オープン
2014/8/14エントリ 小杉町3丁目中央地区「プラウドタワー武蔵小杉」発表
2012/10/15エントリ 小杉町3丁目中央地区のへーベルプラザ武蔵小杉移転と、プラウドタワー躯体立ち上がり
2012/11/26エントリ 「味奈登庵武蔵小杉店」がへーベルプラザ跡地に店舗拡張
2013/5/1エントリ 小杉町3丁目中央地区の「ケイジェイ・レジデンス武蔵小杉」が2013年6月より賃貸募集開始へ
2013/5/13エントリ 「JAセレサ川崎小杉支店」が2013年6月24日に小杉町3丁目中央地区再開発ビルに移転オープン
2013/5/21エントリ 小杉町3丁目中央地区のテナント区画お目見え、「an umbrella」仮店舗が7月末で営業終了し再移転へ
2013/6/16エントリ 「アイリッシュバー マッキャンズ」が2013年7月末に仮設店舗閉店、9月に南武沿線道路・上丸子跨線橋付近に移転
2013/6/24エントリ 小杉町3丁目中央地区の「JAセレサ川崎小杉支店」が本日オープン
2013/7/5エントリ 小杉町3丁目中央地区商業施設に不動産2店舗「石川商事」「ジェクト」、中華料理「かどや」オープンへ
2013/7/27エントリ 小杉町3丁目中央地区商業施設に「みんなの保険プラザ」がオープンへ
2013/8/4エントリ 小杉町3丁目中央地区商業施設が「セントア武蔵小杉」に名称決定、19区画中に「an umbrella」「ヒヤリングセンター神奈川」オープンへ
2013/8/6エントリ 「アイリッシュバー マッキャンズ」仮店舗閉店、9月の移転先は「おたからや」跡地が濃厚
2013/8/10エントリ 「セントア武蔵小杉」2013年9月1日オープン、ピアノ教室「AYAミュージックスクール」同日プレオープンへ
2013/8/20エントリ 「セントア武蔵小杉」に「ヘアーサロンNANBA」が9月17日オープンへ
2013/8/25エントリ 「マッキャンズ」新店舗に初代店舗から受け継ぐ木製扉が設置
2013/8/27エントリ 「セントア武蔵小杉」に沖縄料理「南風花(はいばな)」がオープンへ
2013/9/1エントリ 「セントア武蔵小杉」が「ジェクト」「AYAミュージックスクール」の2店舗先行で本日オープン
2013/9/4エントリ 「セントア武蔵小杉」に「エルカイロプラクティック武蔵小杉」が9月25日(水)オープンへ
2013/9/9エントリ 「セントア武蔵小杉」にまつげエクステ「PRINCIA」が10月上旬オープンへ
2013/9/11エントリ 「セントア武蔵小杉」の補聴器販売店「ヒアリングセンター神奈川」が10月2日(水)オープンへ
2013/9/15エントリ 「セントア武蔵小杉」に「Cafe&Deli Piccolo」がオープンへ、「an umbrella」は10月15日オープン決定
2013/9/23エントリ 小杉町3丁目中央地区の南武線沿い都市計画道路拡幅が着工
2013/9/28エントリ 「セントア武蔵小杉」にスポーツジム「BODY WORKS」が2013年11月1日オープンへ
2013/10/8エントリ 「セントア武蔵小杉」の「Piccolo」は地産地消イタリアンにリニューアル、「南風花」は10月13日(日)オープンへ
2013/10/17エントリ 「セントア武蔵小杉」の飲食3店舗「あかゆら」「an umbrella」「かどや」がオープン
2013/10/25エントリ セントア武蔵小杉の窓掃除と、沖縄料理店「あかゆら」ランチ営業開始
2013/12/3エントリ セントア武蔵小杉に地産地消イタリアン「Piccolo」が12月9日オープン、不動産3店舗目「ピタットハウス」オープンへ
2014/2/5エントリ 「セントア武蔵小杉」A棟の建物躯体組み上がり、B棟に「ピタットハウス武蔵小杉店」オープン

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2014年
06月29日

武蔵小杉駅東口駅前広場のモニュメントが本日設置、LEDで「小杉ロボ」が七色に光る機能を披露



本日、武蔵小杉駅東口駅前広場のモニュメント「家族の絆」の設置工事が行われました。
これまで発表されていなかった、ロボットのオブジェがLEDで七色に発光する機能がはじめて披露されました。
 
■武蔵小杉駅東口駅前広場
武蔵小杉駅東口駅前広場

本日設置されたモニュメントは、武蔵小杉周辺の町内会・商店街による「武蔵小杉駅周辺再開発協議会」の意向を受けて、武蔵小杉駅南口地区東街区再開発組合が川崎市に寄贈を行うものです。
モニュメントの作成はデザイナーの鈴木尚和氏が手がけ、3案のうちから「家族の絆」に決定されました。

■モニュメント「家族の絆」
オブジェ「家族の絆」 

オブジェ「家族の絆」 

<「家族の絆」のメッセージ>(鈴木尚和氏による)
街に住む「人々」・「家族の絆」をイメージし構想しました。
かつて工業都市駅のあった街であることから、歯車などをモチーフ(題材)に進化させた形のロボットを「男女-カップル」」に見立て愛を育む家族を象徴的に表現しました。
一体化された「男女-カップル」は、それぞれ卵型をしており、卵は誕生や始まりのイメージを感じさせます。
人々の新しい街のつながり、広がり、交流の輪となって未来に向かい街の発展・成熟を願ってデザインしました。

このデザインは上記のようなコンセプトで作られており、かつての「工業都市駅」をイメージした歯車をデザインに取り入れています。
重なった2つの卵型オブジェは、男女のロボット(小杉ロボ)なのだそうですね。

完成前のイメージパースでは確認できませんでしたが、実際に周囲を歩いてみると、アングルによってかなり形が違って見えることがわかります。

そして。

今回初めてわかったのが、このオブジェ(ロボット)は、LEDで色を変えつつ光る、ということです。

■光る「小杉ロボ」
光る「小杉ロボ」

光る「小杉ロボ」 

発光するのは、ロボットの頭らしき部分と、卵型ボディの内側の部分、そして歯車の部分です。

Youtube動画も撮影してみましたので、色が変わりながら発光する様子をご覧ください。

■Youtube動画「家族の絆」の発光


青⇒赤⇒緑⇒青と、少しずつ色調を変えていくのがわかりますね。
これが夜になると、さらに鮮やかに見えるようになるでしょう。

■日中の設置工事
日中の設置工事

日中の設置工事

日中の設置工事

本日のオブジェ設置工事は午前中からスタートして、夕方にはほぼ完了していました。
高所作業車をロータリーに乗り入れて、細かい設置作業が行われていました。

■ロータリーでのパネル設置工事
ロータリーでのパネル設置工事

ロータリーの「ららテラス武蔵小杉」前では、地図などのガイドパネルの脇に、新たなパネルが設置されていました。
これが何かは確認できませんでしたが、オブジェの説明が記載されたものではないか…と思いました。



さて、オブジェの設置自体は本日行われましたが、再開発組合が川崎市に寄贈を行う完成記念式典は、2014年7月7日(月)に行われる予定です。

■川崎市報道発表資料 武蔵小杉駅東口駅前広場の整備に伴う東街区からのモニュメントの寄贈について
http://www.city.kawasaki.jp/templates/press/500/0000058972.html

記念式典について
▼会場:中原市民館第3会議室 ⇒ 駅前広場
▼日時:2014年7月7日(月)10:00~
▼出席者:
・武蔵小杉駅南口地区東街区市街地再開発組合 理事長:徳川浩一氏ほか
・武蔵小杉周辺再開発協議会 会長:松本等氏ほか
・川崎市中原区役所 区長:板橋洋一氏ほか
▼内容:式辞/目録授与/感謝状贈呈/テープカット など

こちらは関係者を中心に行われ、一般の集客等を行うものではないようです。

本日の設置工事は、上記の松本等会長のほか、デザイナーの鈴木尚和氏が終日見守る中行われました。

明日より通勤・通学等で実際に見かける方が多くなると思います。
デザインについては異論が多数本サイトにも寄せられましたが、駅前の風景に今後徐々に馴染んでいくと良いですね。

■「家族の絆」と武蔵小杉東急スクエア
 

【関連リンク】
鈴木尚和氏ウェブサイト 武蔵小杉駅前のモニュメントが決定しました。
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区C地区
2014/2/7エントリ 武蔵小杉駅東口駅前広場のモニュメント選定の投票が本日開始、製作者は造形作家・空間デザイナーの鈴木尚和氏
2014/2/28エントリ 武蔵小杉駅東口駅前広場のモニュメントデザインが決定、A案「家族の絆」が2014年夏頃設置
2014/3/29エントリ 「武蔵小杉駅東口駅前広場完成記念式典」「第3回ふるさと交流フェスティバル」開催レポート
2014/3/30エントリ 本日供用開始「武蔵小杉駅東口駅前広場」の防災など各種機能
2014/4/17エントリ 「ららテラス武蔵小杉」プレス・関係者・地元向けプレオープンレポート
2014/6/21エントリ 武蔵小杉駅東口駅前広場のモニュメントが7月5日までに設置、7月7日に記念式典を開催

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2014年
06月27日

フーディアム武蔵小杉の「クツショウテン」が6月29日(日)閉店、3か月足らずで営業終了に



フーディアム武蔵小杉2階の「クツショウテン」が、6月29日(日)をもって閉店
することがわかりました。
4月11日のオープンから3ヶ月足らず、非常に短期間の営業となりました。

■クツショウテン武蔵小杉店 閉店のお知らせ
http://kskosugi.tamaliver.jp/e389250.html

■クツショウテン武蔵小杉店
クツショウテン武蔵小杉店

「クツショウテン」は、靴の修理・合鍵作成の専門店です。
非常に省スペースの店舗形態で、フーディアム武蔵小杉2階の、当初は「55ステーション」だった区画に出店をしていました。

前掲のウェブサイトのお知らせにも記載されている通り、今回の閉店はやや特殊な事情によるものです。
「商業施設の事情により靴修理の機械を動かすのが困難になった」ということで、おそらくは騒音や臭気などの問題でストップがかかったものと思われます。

あらかじめ出店調整の段階でクリアしておくべきなのでしょうが、実際にオープンしてみたら・・・ということだったのかもしれません。

武蔵小杉東急スクエア建物内(※地権者店舗)には同業種の「クイックサービス」がありますが、他の店舗とはセパレートされた構造になっています。
それに比べてフーディアムの2階は簡単なパーテーションで区切られているだけで、隣接店舗の音や臭気などはほぼダイレクトに入ってくる構造ですね。

現在預かっている靴は個別に連絡を取るほか、連絡が付かない場合は6月30日以降、「クツショウテンダイエー碑文谷店」に引き継がれる予定です。

■店舗閉店が続くフーディアム武蔵小杉
フーディアム武蔵小杉

フーディアム武蔵小杉は2008年5月24日にオープン以来、2階を中心に店舗の入れ替わりが激しく、多数の店舗がこれまでに閉店となっています。

■フーディアムのこれまでの店舗入れ替わり
▼55ステーション(2009年3月閉店)⇒ぷらちなはーと(2012年12月閉店)⇒ジュエリープラザ(2014年3月頃閉店)⇒クツショウテン(2014年6月29日閉店)
▼パリミキ(2009年9月閉店)⇒現・フィットネス用品売り場
▼アイシティ(2010年3月閉店)⇒現・ストレッチファクトリー
▼柿安口福堂(2011年1月閉店)⇒さざれ(2011年12月閉店)⇒幸せの黄金鯛焼き(2013年1月閉店)⇒千花いただきや(2014年1月閉店)⇒閉店のまま
▼Fare(2014年5月14日閉店)⇒閉店のまま
▼日本一(2014年5月20日閉店)⇒閉店のまま

「クツショウテン」の区画は特に閉店が続いていまして、「クツショウテン」も定着ならずという結果になりました。

■工事が始まった「Fare」跡地
工事が始まった「Fare」跡地

■お中元売り場になっている「日本一」跡地前
お中元売り場になっている「日本一」跡地前

一方、2014年5月に相次いで閉店となった美容室「Fare」、お惣菜「日本一」の跡地を見ますと、「Fare」の跡地では何らか工事がスタートし、「日本一」跡地前はお中元売り場になっています。

「Fare」の跡地は2階のウインドウに面し、それなりのスペースがありますので、跡地の有効利用が期待されるところです。

■貼り替えの続くフロアガイド
 

 

フーディアム武蔵小杉のフロアガイドも、かなり貼り替えが多くなってきました。
直近ではまだ動きがありそうですが、どこかできちんと作りかえた方が良いように思いますね。

「ららテラス武蔵小杉」に加えてさらに「グランツリー武蔵小杉」の登場を控えて、フーディアム武蔵小杉もいよいよ正念場を迎えているところです。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:スーパーマーケット foodium武蔵小杉
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区 D・E地区
2008/5/24エントリ フーディアム武蔵小杉本日オープン
2008/7/25エントリ フーディアム武蔵小杉に関するアンケート結果
2009/3/17エントリ フーディアム武蔵小杉の55ステーションが閉店
2009/3/13エントリ 「武蔵小杉に関するアンケート」集計結果レポート
2009/8/31エントリ フーディアム武蔵小杉2階、パリミキ9月23日閉店
2009/10/1エントリ フーディアム武蔵小杉のパリミキ跡地に催事場オープン
2010/5/14エントリ フーディアム武蔵小杉2階のアイシティが2010年7月31日閉店
2010/6/23エントリ 貴金属修理・買取「ぷらちなはーと」がフーディアム武蔵小杉2階にオープン
2011/12/18エントリ フーディアム武蔵小杉の薄皮たい焼き「さざれ」が本日閉店
2012/1/18エントリ フーディアム武蔵小杉に「幸せの黄金鯛焼き」が本日オープン
2013/5/9エントリ フーディアム武蔵小杉にたこ焼き・お好み焼き店「ITADAKIYA(いただきや)千花」が2013年5月13日(月)オープンへ
2014/2/11エントリ フーディアム武蔵小杉のたこ焼き・お好み焼き店「千花いただきや」が閉店
2014/4/14エントリ フーディアム武蔵小杉2階「ジュエリープラザ」閉店、跡地に「クツショウテン」がオープン
2014/5/24エントリ フーディアム武蔵小杉の美容室「Fare」、惣菜店「日本一」が2014年5月に連続閉店

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2014年
06月26日

武蔵小杉東急スクエア・ららテラス武蔵小杉が本日より合同セール開催、武蔵小杉ライフをコラボで応援

 

本日2014年6月26日(木)から7月13日(日)まで、「武蔵小杉東急スクエア」および「ららテラス武蔵小杉」が、セール期間に入りました。
両商業施設のコラボレーションにより、「小杉コアタウン」としての合同スペシャルセールとなります。

■「新しい武蔵小杉ライフをコラボで応援」
「新しい武蔵小杉ライフをコラボで応援」
 
「新しい武蔵小杉ライフをコラボで応援」

こちらが、「武蔵小杉東急スクエア」「ららテラス武蔵小杉」の合同セールのポスターです。

「新しい武蔵小杉ライフをコラボで応援。スペシャルセールを実施します!」

ということで、突然本サイト「武蔵小杉ライフ」の名称が出てきたようで少々ドッキリいたしました。
武蔵小杉東急スクエア、ららテラス武蔵小杉ともに本サイトについてはよくご存知でいらっしゃいますが、もちろん本サイトを応援いただいているわけではありません。

■武蔵小杉東急スクエア カラフルセール
http://www.kosugi-square.com/news/template.html?id=693
■ららテラス武蔵小杉 ハピネスセール
http://www.lalaterrace-musashikosugi.com/bargain
■合同セールのチラシPDF
http://www.lalaterrace-musashikosugi.com/htdocs/
wp/wp-content/uploads/2014/06/sale3M.pdf


両商業施設のセールの紹介ページを参照しますと、武蔵小杉東急スクエアは簡単なトピックス紹介のみで個別店舗の情報が簡単には引き出せないのに比べて、ららテラス武蔵小杉はセール情報特設ページがオープンし、そこから個別店舗のセール紹介が整理された上でリンクされています。

ウェブサイト上での情報発信については、ららテラス武蔵小杉に軍配、ということになりそうです。

■武蔵小杉東急スクエアとららテラス武蔵小杉
武蔵小杉東急スクエアとららテラス武蔵小杉

■武蔵小杉東急スクエア カラフルセール
武蔵小杉東急スクエア カラフルセール

■ららテラス武蔵小杉 ハピネスセール
ららテラス武蔵小杉 ハピネスセール

武蔵小杉東急スクエアはオープンから1年以上が経過し、お客さんも安定的に入って商業施設として地域に定着してきています。
一方、ららテラス武蔵小杉はオープン以来初のセールということで、ここでまた周辺地域のお客さんを掴んでおきたいところです。

■武蔵小杉東急スクエア カラフルセールのオブジェ
 

さて、次回の冬のセールの時期には、ここにさらに「グランツリー武蔵小杉」が参戦していることでしょう。

この2年ほどの間に激変する武蔵小杉のショッピングシーンの未来を占う、スペシャルセールになりそうです。

■建設中の「グランツリー武蔵小杉」
建設中の「グランツリー武蔵小杉」

【関連リンク】
(武蔵小杉東急スクエア関連)
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区A地区
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区B地区
2013/4/1エントリ 「武蔵小杉東急スクエア」関係者・プレス向け内覧会レポート
2013/4/2エントリ 新「中原図書館」開館レポート
2013/4/4エントリ 武蔵小杉東急スクエア・中原図書館の駐輪場ガイド
<2013/4/10エントリ 武蔵小杉東急スクエアの「雨に濡れる」連絡通路に庇が設置へ
2013/4/14エントリ 武蔵小杉東急スクエアで「駅員さんになって電車とツーショット!」撮影会が開催
2013/4/16エントリ 武蔵小杉東急スクエア「フードショースライス」の「ぐるチュロ」
2013/4/19エントリ 「TSUTAYA小杉店」の武蔵小杉東急スクエア側駐輪スペースが閉鎖
2013/4/26エントリ 武蔵小杉東急スクエア連絡通路の庇が完成、「雨に濡れない」駅直結に
2013/6/6エントリ 武蔵小杉東急スクエアの電子マネーとドコモ基地局がついに開通、東急ストアは6月10日から24時間営業再開へ
2011/9/29エントリ 武蔵小杉東急スクエアに「アクアビジョン」「アクアネイル」がオープン2013/10/9エントリ 武蔵小杉東急スクエアのデジタルサイネージに「コスギフェスタ2013」ポスターが投影開始
2013/10/24エントリ 武蔵小杉東急スクエアで、5つの「カラフルなかぼちゃ」を探そう
2013/10/31エントリ 武蔵小杉東急スクエアの、自動ドア
2013/10/17エントリ 武蔵小杉東急スクエアに3歳未満プレイスペース「ベビースクエア」がオープン
2013/12/12エントリ 武蔵小杉東急スクエアにフラワーショップ「FLEURISTE BON MARCHE」が本日オープン
2013/12/16エントリ 武蔵小杉東急スクエアのクリスマス
2013/12/25エントリ 武蔵小杉東急スクエアの「QBハウス」が2013年12月27日(金)リニューアルオープン
2014/1/4エントリ 武蔵小杉東急スクエアの年始イベント:福袋・獅子舞・ノンタン 

(ららテラス武蔵小杉関連)
2014/4/17エントリ 「ららテラス武蔵小杉」プレス・関係者・地元向けプレオープンレポート
2014/4/18エントリ 「ららテラス武蔵小杉」の駐輪場ガイド
2014/4/20エントリ 「ららテラス武蔵小杉」の「KEY'S CAFE」でいただく、トップスのケーキとパスタ
2014/4/22エントリ 「ららテラス武蔵小杉」の「Afternoon Tea TEA STAND」でいただく、アップルパイ
2014/4/27エントリ 「ららテラス武蔵小杉」の「バールデルソーレ」でいただく、肉+魚料理ランチ
2014/5/2エントリ 「ららテラス武蔵小杉」の「神戸屋キッチン」でいただく、パン窯煮込みの牛ほほ肉のシチューセット

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2014年
06月21日

武蔵小杉駅東口駅前広場のモニュメントが7月5日までに設置、7月7日に記念式典を開催

 

武蔵小杉駅東口駅前広場のモニュメントの設置が2014年6月24日から7月5日の間に行われ、7月7日に記念式典が行われることになりました。

■川崎市報道発表資料 武蔵小杉駅東口駅前広場の整備に伴う東街区からのモニュメントの寄贈について
http://www.city.kawasaki.jp/templates/press/500/0000058972.html

■モニュメントの設置イメージ
モニュメントの設置イメージ

モニュメントA案

■モニュメント設置について
▼設置日:2014年6月24日(火)~7月5日(日)のいずれか
 ※作業日は天候による

■記念式典について
▼会場:中原市民館第3会議室 ⇒ 駅前広場
▼日時:2014年7月7日(月)10:00~
▼出席者:
・武蔵小杉駅南口地区東街区市街地再開発組合 理事長:徳川浩一氏ほか
・武蔵小杉周辺再開発協議会 会長:松本等氏ほか
・川崎市中原区役所 区長:板橋洋一氏ほか
▼内容:式辞/目録授与/感謝状贈呈/テープカット など

今回設置されるモニュメントは、武蔵小杉周辺の町内会・商店街による「武蔵小杉駅周辺再開発協議会」の意向を受けて、武蔵小杉駅南口地区東街区再開発組合が川崎市に寄贈を行うものです。

モニュメントのデザインについては、デザイナー・鈴木尚和氏から3案が示されまして、これに対して市民を中心としたアンケートを行い、前掲のA案「家族の絆」に決定されました。

モニュメントの設置は10日間ほどの間に、天候の良い日に行われる予定で、7月7日(月)に記念式典が行われます。
これは報道発表資料を観る限り内輪向けの式典で、東口駅前広場の完成記念式典のように、イベント併催で地域の幅広い方を集めるものではないようです。

■モニュメントが設置される武蔵小杉駅東口駅前広場
モニュメントが設置される武蔵小杉駅東口駅前広場

■モニュメント設置場所
モニュメント設置場所

モニュメントのデザインについては、決定したA案も含めて異論が多く出まして、本サイトや本サイト公式Twitter等でもコメントをお寄せいただきました。

いずれにせよ設置されることは間違いありませんので、実際に設置されて年月が経過したとき、風景に馴染んでいるとよいと思います。

【関連リンク】
鈴木尚和氏ウェブサイト 武蔵小杉駅前のモニュメントが決定しました。
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区C地区
2014/2/7エントリ 武蔵小杉駅東口駅前広場のモニュメント選定の投票が本日開始、製作者は造形作家・空間デザイナーの鈴木尚和氏
2014/2/28エントリ 武蔵小杉駅東口駅前広場のモニュメントデザインが決定、A案「家族の絆」が2014年夏頃設置
2014/3/29エントリ 「武蔵小杉駅東口駅前広場完成記念式典」「第3回ふるさと交流フェスティバル」開催レポート
2014/3/30エントリ 本日供用開始「武蔵小杉駅東口駅前広場」の防災など各種機能
2014/4/17エントリ 「ららテラス武蔵小杉」プレス・関係者・地元向けプレオープンレポート

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2014年
06月10日

中丸子地区三角地帯のセントラルフィットネスクラブ武蔵小杉駐車場が廃止、跡地に店舗開発へ



中丸子地区の三角地帯の、セントラルフィットネスクラブ武蔵小杉の駐車場が廃止され、店舗に転換されることがわかりました。

■中丸子地区三角地帯の俯瞰
中丸子地区三角地帯の俯瞰 
 
東急武蔵小杉駅の東側においては、武蔵小杉再開発の初期段階から開発事業が進められていました。横須賀線武蔵小杉駅やグランツリー武蔵小杉など、隣接地で次々と再開発が進められる中、この三角地帯は手つかずのまま既存店舗と駐車場が存続していました。

上記俯瞰写真のうち、点線で囲んでいた部分は、セントラルフィットネスクラブ武蔵小杉が地権者との契約により同クラブの駐車場として賃借されていました。
しかしこのたび地権者から、セントラルフィットネスクラブに対して「この駐車場を店舗に改装するため契約を解除する」旨の告知が行われ、6月いっぱいをもって駐車場が廃止されることとなりました。

■セントラルフィットネスからの駐車場廃止の告知
セントラルフィットネスからの駐車場廃止の告知 
 
現在、この顛末について、セントラルフィットネスクラブからの告知が現地駐車場において掲示されています。

同クラブとしては何とか継続して駐車場を賃借できないか貸主に対して交渉を行ったものの、やむを得ず契約解除の運びとなったということです。

■セントラルフィットネスクラブ地下駐車場の入口
セントラルフィットネスクラブ地下駐車場の入口
 
セントラルフィットネスクラブには閉鎖される駐車場のほか、建物地下にも駐車場があります。
7月1日以降は、利用者の方はこちらの駐車場を利用することになります。

■閉鎖される駐車場
閉鎖される駐車場
 
■歩道のない南側の市道
歩道のない南側の市道
 
さて、セントラルフィットネスクラブの駐車場用地が店舗に転換されるとなると、注目されるのは「どの程度周辺を巻き込んだ店舗開発になるのか」ということです。

現状、三角地帯の南側の市道には歩道が設置されておらず、毎朝のラッシュ時など横須賀線武蔵小杉駅に向かう自転車と歩行者と自動車が交錯して危険な状態にあります。

閉鎖される駐車場の区画だけでは、周辺の歩道から店舗エリアへの満足なアクセスルートがありません。

隣接する藍屋・あさくま・ジーンズメイトの駐車場を横切って店舗に来る構造というのも、ちょっと考えにくいでしょう。

となると、現在の駐車場区画のみの単発開発としても、少なくとも南側道路から店舗へのアクセスを改善することが必要になるのではないかと思います。
具体的には、写真右下のコインパーキングだけでも巻き込んで、ロータリー前から店舗にアクセスできるようにするなどといった方法が考えられますね。

三角地帯の藍屋・あさくま・ジーンズメイトの駐車場などより広い範囲を巻き込んだ全体的な商業施設開発も期待値としては当然脳裏には浮かんできますが、どのような事業になるものか、現段階ではわかりません。

いずれにせよセントラルフィットネスクラブの抵抗を押して6月末に閉鎖するわけですから、店舗開発の事業は閉鎖後比較的速やかに着手されるのではないでしょうか。
(セントラルフィットネスが使いたがっている以上、塩漬けにするだけであれば賃料を少しでももらい続けたほうが利益になるはずです) 

またわかることがあれば、お伝えしたいと思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:中丸子地区 A地区
2008/3/21エントリ 中丸子地区A地区を、上から見る
2008/6/8エントリ 中丸子の藍屋で、子どもとランチ

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2014年
06月04日

東急電鉄が武蔵小杉駅南口高架下店舗新設・駐輪場工事を2014年7月着手、2016年1月リニューアルオープンへ

 

2014/2/25エントリにおいて、東急電鉄が武蔵小杉駅南口の高架下に店舗を新設する計画であることを第一報としてお伝えしました。

このたび具体的に計画が実行される運びとなり、現在の駐輪場が2014年9月1日より全面閉鎖されることとなりました。
またその後店舗の新設および駐輪場のリニューアル工事が行われ、2016年1月にリニューアルオープンする計画であることがわかりました。

■東急武蔵小杉駅南口の高架下
東急武蔵小杉駅南口の高架下

■東急線高架下の店舗新設および駐輪場図
東急線高架下の店舗新設および駐輪場図

前回エントリでは、高架下に新設される店舗の規模、およびそれに伴う駐輪場の縮小規模についてはまた不明な状態でした。

その後の本サイトによる独自の調査により、おおむね下記のような構成になることがわかっています。

▼現在の高架下平地の駐輪場を2階建てとし、バイクの駐車スペースを導入する
▼高架下の西側(道路側)をすべて店舗スペースとする
▼これに伴い、現在の1,000台規模の駐輪場は300台程度に縮小される
※内容は変更される可能性があります。

店舗の新設といってもどの程度のものか…と思っていましたが、現在の高架沿いの道路側がすべて店舗になりますので、それなりの面積ですね。

駐輪場は2階建てで、1階は店舗と区画を分け合う形になります。
バイク駐車スペースを導入することもあり、自転車の収容台数が大幅に縮小となるのが気になるところですね。

■東急線高架下の駐輪場
東急線高架下の駐輪場

上記の写真でみると、右側が店舗スペースになります。
この前の道路は裏通り的なイメージでしたが、また印象がかなり変わりそうです。

一方、この構成ですと、反対の「グランツリー武蔵小杉」とは駐輪場を間に挟む形になります。
直接的な導線のつながりは弱いですが、東急武蔵小杉駅南口の回遊性という意味では多少の影響はありそうです。

さて現在、現地には駐輪場の閉鎖およびリニューアルについての告知が掲示されています。

■東急武蔵小杉駅(南)駐輪場閉鎖のお知らせ
東急武蔵小杉駅(南)駐輪場閉鎖のお知らせ 

■駐輪場のリニューアル日程
2014年6月末日 一時利用利用終了
2014年7月   工事開始
2014年8月末日 月極利用利用終了
2015年12月   工事終了
2016年1月   リニューアルオープン(予定)

上記は駐輪場のリニューアル日程であり、店舗のオープンが駐輪場と同時であるかどうかは現段階では分かりません。
ただ少なくとも、一定の目安にはなるでしょう。



なお、今回の駐輪場リニューアルは、川崎市がバイク駐車場の整備を東急電鉄に要望したことも背景にあることが本サイト独自の調査によりわかっています。

■いずれ閉鎖される武蔵小杉駅周辺自転車等駐車場第6施設
武蔵小杉駅周辺自転車等駐車場第6施設

武蔵小杉駅東口駅前広場の整備により、従来東街区にあった市営のバイク駐車場「武蔵小杉駅周辺自転車等駐車場第6施設」が、2013年6月1日に旧中原図書館の敷地内に移転しました。
ただ、このバイク駐車場も「小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業」によりいずれ閉鎖されることが確定していまして、武蔵小杉駅周辺でのバイクが行き場を失うことになります。

このバイクの行き場を確保するために、川崎市が東急電鉄に働きかけ、高架下駐輪場の一部をバイク駐車場に転換することになったということを関係者から聞き取ることができました。

自転車駐輪の収容台数が1,000台規模⇒300台規模と700台減少することになりますが、近隣の「武蔵小杉駅周辺自転車等駐車場第5施設」(東口駅前広場地下駐輪場)などは利用状況に余裕があります。
全体としては収容できる、という判断なのでしょう。


これから1年半ほど、高架下では工事が続くことになります。
「グランツリー武蔵小杉」が竣工しても、まだまだ武蔵小杉駅南口の工事は終わりませんね。

【関連リンク】
2013/6/3エントリ 旧中原図書館敷地内にバイク駐車場「武蔵小杉駅自転車等駐車場第6施設」がオープン
2014/2/25エントリ 東急電鉄が武蔵小杉駅南口の高架下に店舗を新設、アリオと隣接する商業ゾーン形成へ

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2014年
05月24日

フーディアム武蔵小杉の美容室「Fare」、惣菜店「日本一」が2014年5月に連続閉店



2014年5月12日、フーディアム武蔵小杉2階の美容室「Fare」が閉店しました。
またこれに続き5月20日、1階の惣菜店「日本一」も閉店となりました。

■「Fare」ウェブサイト 武蔵小杉店閉店のお知らせ
http://www.fare-gp.co.jp/4287.html

■フーディアム武蔵小杉2階で閉店した「Fare」跡地
 

■「Fare」閉店の告知


まずはフーディアム2階の「Fare」の閉店です。
ウェブサイトの告知には細かい経緯は書いてありませんが、現地の掲示では多少の事情が説明されています。

武蔵小杉店は「LAZONA川崎店」「東戸塚店」と統合し、さらに秋には横浜に大型店舗の出店を行うということです。
従来のスタッフの多くは、統合先の両店舗に異動となるようです。

■「ららテラス武蔵小杉」に移転してきた「カキモトアームズ」
 

 

折しも、4月19日にオープンしたばかりの「ららテラス武蔵小杉」には、知名度の高い美容室「カキモトアームズ」が、ラチッタデッラから移転をしてきました。

どこまで関連があるかはわかりませんが、「カキモトアームズ」と入れ替わりに「Fare」は武蔵小杉から撤退する形になりました。

■フーディアム武蔵小杉1階で閉店した「日本一」


 

続いて、フーディアム武蔵小杉1階で閉店した「日本一」です。
同店は焼鳥・うなぎ・惣菜などを取り扱う専門店で、フーディアムでは中華総菜の「広東菜館」と並んで惣菜コーナーを形成していました。

今回、その一角が閉店という形になりました。

お総菜関係については、こちらも「ららテラス武蔵小杉」の「小杉マルシェ」という強力なライバルが出現したところですね。

直接的な閉店理由は別としても、「Fare」「日本一」ともに「ららテラス武蔵小杉」店舗との競合が共通項ではあると思います。

■閉店したままの「千花いただきや」跡地


フーディアム武蔵小杉1階では、たこ焼き店「千花いただきや」も2014年2月に閉店しています。
こちらは閉店後3か月以上が経過しましたが後釜の店舗は入らず、生活用品売り場として使われています。

2階では「ジュエリープラザ」が閉店したのちに4月に「クツショウテン」がオープンするなど、直近でも引き続き移り変わりがありますね。

■フーディアムのこれまでの店舗入れ替わり
▼55ステーション(2009年3月閉店)⇒ぷらちなはーと(2012年12月閉店)⇒ジュエリープラザ(2014年3月頃閉店)⇒現・クツショウテン
▼パリミキ(2009年9月閉店)⇒現・フィットネス用品売り場
▼アイシティ(2010年3月閉店)⇒現・ストレッチファクトリー
▼Fare(2014年5月閉店)
▼柿安口福堂(2011年1月閉店)⇒さざれ(2011年12月閉店)⇒幸せの黄金鯛焼き(2013年1月閉店)⇒千花いただきや(2014年1月閉店)⇒閉店のまま
▼日本一(2014年5月閉店)

フーディアム武蔵小杉は、「ららテラス武蔵小杉」との競合が厳しく、特に食品関係は「ららテラス」の「小杉マルシェ」に押されているという指摘をよく聞くようになりました。
また今秋には「グランツリー武蔵小杉」の「ワンランク上のイトーヨーカドー」も近隣に新たに登場します。

再開発地区の先駆者・フーディアム武蔵小杉は、これからが正念場といえるでしょう。

いずれにせよ再開発地区駅前の貴重な店舗スペースですので、地域ニーズに合致した後釜店舗で有効活用されると良いと思います。

■フーディアム武蔵小杉
フーディアム武蔵小杉

【関連リンク】
(フーディアム武蔵小杉関連)
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:スーパーマーケット foodium武蔵小杉
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区 D・E地区
2008/5/24エントリ フーディアム武蔵小杉本日オープン
2008/7/25エントリ フーディアム武蔵小杉に関するアンケート結果
2009/3/17エントリ フーディアム武蔵小杉の55ステーションが閉店
2009/3/13エントリ 「武蔵小杉に関するアンケート」集計結果レポート
2009/8/31エントリ フーディアム武蔵小杉2階、パリミキ9月23日閉店
2009/10/1エントリ フーディアム武蔵小杉のパリミキ跡地に催事場オープン
2010/5/14エントリ フーディアム武蔵小杉2階のアイシティが2010年7月31日閉店
2010/6/23エントリ 貴金属修理・買取「ぷらちなはーと」がフーディアム武蔵小杉2階にオープン
2011/12/18エントリ フーディアム武蔵小杉の薄皮たい焼き「さざれ」が本日閉店
2012/1/18エントリ フーディアム武蔵小杉に「幸せの黄金鯛焼き」が本日オープン
2013/5/9エントリ フーディアム武蔵小杉にたこ焼き・お好み焼き店「ITADAKIYA(いただきや)千花」が2013年5月13日(月)オープンへ
2014/2/11エントリ フーディアム武蔵小杉のたこ焼き・お好み焼き店「千花いただきや」が閉店
2014/4/14エントリ フーディアム武蔵小杉2階「ジュエリープラザ」閉店、跡地に「クツショウテン」がオープン

(ららテラス武蔵小杉関連)
2014/4/17エントリ 「ららテラス武蔵小杉」プレス・関係者・地元向けプレオープンレポート
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(グランツリー武蔵小杉関連)
2014/5/10エントリ 「グランツリー武蔵小杉」の「イトーヨーカドー新武蔵小杉店(仮称)」がスタッフ募集開始、既存店より「ワンランク上」の上位店に

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