デリド武蔵小杉店、2010年2月下旬再開へ
営業不振のために2009年2月28日をもって一時休店となっていた
デリド武蔵小杉店ですが、横須賀線武蔵小杉駅開業を翌月に控える
2010年2月下旬に営業再開されることになりました。
これは、昨年にはすでにその方針が内々では示されていたもので、
本日付の新聞折込で求人が開始されています。
■新聞折込の求人
上記の求人情報内において、2月下旬(予定)にリニューアルオー
プンすることが大きく見出しで記載されていますね。
また、新聞折込と同時に、ウェブ上においても同様の情報が登録さ
れています。
■e-aidem デリド武蔵小杉店の求人
http://area.e-aidem.com/result/detail?kid=10011013755
100101&e=&t=&sk=&PGE=3
上記の求人職種とシフトを参照すると、アルバイトのレジスタッフで
22:00~翌1:00という深夜シフトの募集がなされています。
休店前のデリド武蔵小杉店の営業時間は23:00まででしたが、この
シフト募集からすると、営業時間が延長されるのかもしれません。
横須賀線武蔵小杉駅の開業に伴い、駅前では終電時間帯まで
人通りが見込まれることを考えると、それに営業時間を合わせる、
ということはありえる話ですね。
■休店直後のデリド武蔵小杉店
さて、営業時間もさることながら気になるのは、デリド武蔵小杉店の
スーパーマーケットとしての内容そのものです。
デリド武蔵小杉店が、再開発地区の商業施設のさきがけとして2007
年11月17日にオープンしながらも、1年3ヶ月あまりで閉店になった
のは、誰の目から評価しても「営業不振」でした。
デリドの品揃えは武蔵小杉周辺のスーパーの中で個性がある方で、
あまり安さ勝負はせず、ここでしか売っていない輸入食材なども結構
ありました。
私個人としてはそういった商品構成が悪くないと思っていたのですが、
オープンが早すぎたのか、導線上の問題なのか、商品構成や価格
が地域ニーズに合っていないのか、営業は不振を極めました。
2008年5月24日にはパークシティにフーディアム武蔵小杉もオープ
ンし、これも不振に拍車をかけたかもしれません。
そして新駅開業を控えて満を持して再オープンするのに、店舗をどの
ように構成するのか。
これは、前回の営業不振の原因、マーケット環境を、運営会社である
富士シティオがどのように評価したか、ということでもあります。
単に新駅ができれば解決する人通りの問題だということであれば、
休店前と同じコンセプトの店舗になるでしょうし、それだけの話では
ない、店舗自体が最適でなかった、ということであれば、コンセプトも
今回の再開に伴ってある程度見直してくるかもしれません。
こればかりはやってみないと正解がわからないところですが、この
「不振原因の評価」を誤れば、想像していたほどは売り上げが伸び
ない、ということもありえます。
ただ、少なくとも以前よりは売り上げが改善されることは間違いない
でしょうし、このチャンスに是非とも魅力ある店舗づくりをしていただき
たいところです。
■デリドコーヒーのフレーバーティー
【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:スーパーマーケット デリド武蔵小杉店
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区 A地区
2007/11/17エントリ デリド武蔵小杉店オープン
2009/2/9エントリ デリド武蔵小杉店、休業の衝撃
2009/2/22エントリ デリド武蔵小杉店のデリドコーヒー
2009/2/28エントリ So long, デリド武蔵小杉店