中原消防署が住宅用火災報知器設置を呼びかけ
横須賀線武蔵小杉駅ホームからは、再開発事業によって新築された
中原消防署の裏側を見ることができます。先日より、その中原消防署
の窓に貼り紙が掲示されていました。
■横須賀線武蔵小杉駅ホームから見る中原消防署
これが横須賀線武蔵小杉駅ホームから見た中原消防署ですが、
この大きさではよくわかりませんね。
■中原消防署の窓(拡大)
もう少しズームして見ると・・・窓に何か文字が見えるようです。
■「住宅用火災報知機を設置しましょう!」
さらに拡大して見ると、窓に「住宅用火災報知機を設置しましょう!」
という文字が見えました。横須賀線武蔵小杉駅ホームから多くの人
の目に留まることを想定して、ここに掲示しているのでしょう。
この住宅用火災報知機の設置については、消防法が改正された
ことにより各個人の住居に設置が義務付けられているもので、川崎
市消防局のサイトにも情報が掲載されています。
■川崎市消防局 住宅用火災報知器
http://www.city.kawasaki.jp/84/84fire/juukeiki/jyukei.htm
上記を参照しますと、新築される住宅には完全に設置を義務付け、
既存の住宅についても2011年5月31日までの設置が義務付けられ
ています。
つまり、現在は既存住宅への設置期限が、ちょうどあと1年を切った
タイミングにあたりますので、それで市内の消防署において広報強化
を行っているということなのでしょうね。
■中原消防署の正面
そんなわけで、中原消防署の正面(綱島街道側)に回ると、黄色い
派手なのぼりが立てられています。赤文字で住宅用火災報知機の
設置を呼びかける内容になっています。
■中原消防署正面側の窓
正面から中原消防署を見上げると、こちら側の窓にも貼り紙が掲示
されていました。ただ、こちらは窓が開けられていたもので、文字が
読めない状態でしたが・・・。
中原消防署のある武蔵小杉再開発地区においては、周辺のほとんど
が新築されたマンションですので、あらかじめ火災報知機は設置済み
となっています。
ただ、横須賀線武蔵小杉駅が開業した現在では再開発地区以外の
広範囲から人が集まるようになっていますので、特に駅利用者に
向けた広報を行っているものと思います。
火災報知機が設置されていると、定期的に点検員の方が入ることに
なったり、一定期間で交換が必要だったりとコスト負担がありますので、
腰が重くなりがちな気がします。
ただ、期限間際になるとオーダーが集中したりして、なかなか施工の
予約が取れなかったり・・・ということも考えられます。いずれにせよ
必要となるものであれば、早めに設置してしまったほうが良いかも
しれませんね。
【関連リンク】
中原消防署 公式サイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区 A地区
武蔵小杉ライフ:生活情報:行政関連施設
2008/4/21エントリ 中原消防署 新庁舎移転
2009/2/7エントリ 東急テクノシステム跡地の消防車
2009/8/19エントリ 水難事故に備えよう
2009/11/28エントリ 会計検査院が中原消防署のまちづくり交付金を
不当と指摘
2010/3/27エントリ 中原消防署のミニカー展示