am/pm武蔵小杉駅前店の灰皿撤去と駐輪問題
2010年8月2日、パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー1階の
am/pmに設置されていた灰皿が撤去されました。
■am/pm武蔵小杉駅前店の灰皿撤去のお知らせ
現在、店頭には灰皿撤去のお知らせが掲示されています。実は、
先般より同じ場所に撤去予告が掲示されておりまして、一定の周知
期間を置いた上で実施に至ったということになります。
お客様各位
8月2日をもちまして、店頭灰皿を撤去させて頂きました。
周辺事情を考慮しての判断なので、皆様には御理解の程、
宜しくお願い致します。
喫煙者の皆様には多大なご迷惑をお掛けいたしますが、
今後とも、変わらぬ御愛顧の程、宜しくお願い申し上げます。
ampm武蔵小杉駅前店 店主
掲示は上記のような内容になっていました。
この告知に先立っての事前予告では、上記文中にある「周辺事情」に
関して、禁煙区域と近接しているため、と説明されていました。
この場所は駅前地区であり、今後の開発進捗によりさらに多くの
方の往来が見込まれます。現在では、公共の場や人が集まる店舗
等での禁煙・分煙が推進されておりますし、am/pm武蔵小杉駅前店と
しても一定の社会的な判断を行ったものと思います。
丁度約1年前、2009/8/2エントリでは、横須賀線武蔵小杉駅ロータリー
前のデイリーヤマザキシティハウス武蔵小杉店において灰皿が撤去
されたことをお伝えしました。
これは住民の方からのクレームを受けて速やかに撤去を行ったもの
ですが、今回のam/pm武蔵小杉駅前店においても、やはり多くの
クレームが寄せられたようです。
「吸いたい」という要望もあれば「禁煙にしてほしい」という要望もある
わけで、結局どちらを取るかという話になるわけですが、最終的には
周辺環境を勘案して今回の判断に至ったものです。
■am/pm武蔵小杉駅前店の旧喫煙スペース
そのようなわけで、従来灰皿が設置されていたスペースには、テーブ
ルと椅子だけが残されています。・・・が、足元を見ると。
■地面に捨てられた吸殻
周辺の地面を見ると、タバコの吸殻が散乱していました。これは8月
3日の夜に撮影したもので、灰皿撤去後2日目でまだ十分な周知が
なされていない状況で集まった喫煙者の方が捨ててしまったものと
思われます。
ただ、どのような事情であっても吸殻を地面にポイ捨てしてしまうこと
はいけないわけでして、これはやめていただきたいですね。今後、
灰皿撤去が周知されるに従って徐々に改善はすると思いますが・・・。
なお、灰皿がある状態でも、タバコの吸殻は以前から地面に捨てら
れているのが見受けられました。灰皿が目の前にあっても地面に
捨ててしまうというのは理解に苦しむところではありますが、何とか
モラルを上げていく方法はないものかと思います。
■店舗利用外駐輪禁止の掲示
ところで、am/pm武蔵小杉駅前店では、もうひとつ別の掲示も行って
いました。店舗外利用者の駐輪禁止を警告するものです。
■am/pm武蔵小杉駅前店の駐輪
このam/pmには、店舗利用者用の駐輪スペースが設けられている
のですが、店舗面積の狭いコンビニですので、数台程度のキャパ
シティしかありません。本来それしか必要でないはずなのですが、
現状は駐輪スペースを大きくはみだして数十台の自転車が溜まっ
ている状況です。
(上記写真の右手前方面に、写真の枠におさまらない自転車がまだ
まだ並んでいました)
これは、おそらくは中原市民館の利用者が市民館の駐輪場を利用
せずにこちらに停めてしまっているケースや、あるいは駅の利用者
が停めてしまっているケースなどが考えられるのではないかと思い
ます。
こちらもタバコの吸殻同様モラルの問題ですが、駅前スペースに
吸殻が散乱していたり、雑然と違法駐輪が溜まっていたりしますと、
さらなるごみ捨てや違法駐輪の増加を招いてしまいます。
また、「割れ窓理論」でさまざまな環境悪化を誘発してしまうことも
懸念されますね。
駅前の駐輪ということでは、折しも昨日のエントリで権利変換計画が
承認された武蔵小杉駅南口地区東街区では、ロータリーの地下に
1,000台規模の公共駐輪場が整備される予定になっています。
そういった機能整備ともあわせて、利用者側のモラルも向上して
いければ良いと思います。
【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区 D・E地区
2009/3/22エントリ 武蔵小杉のタバコのマナー
2009/4/24エントリ am/pm武蔵小杉駅前店オープン
2009/7/21エントリ am/pm武蔵小杉駅前店の郵便ポスト
2009/8/2エントリ シティハウス武蔵小杉の追加テナント工事
2009/9/18エントリ 犯罪のないまちづくり