向河原駅のNEC専用改札口
JR南武線の向河原駅には、NEC玉川ルネッサンスシティ側に
NEC専用の改札口が設置されています。
■向河原駅のNEC専用改札口
向河原駅は、通常の改札口は川崎方面のホームにしか設置されて
おらず、立川方面ホームに降り立って外に出ようとする場合、跨線橋
を渡って反対側のホームに移動する必要があります。
しかしながら、改札口を出てNEC玉川事業場側に行くとなると、今度
は踏切を渡る必要が出てきます。
朝のラッシュ時ともなるとNEC玉川事業場に向かう人の数も多くなる
一方、踏切の遮断時間が長くなってしまうことから、玉川事業場に
直結する立川方面ホームに専用改札が設置されているものです。
■NEC専用改札のゲート
NEC専用改札のゲートは、Suica専用となっています。Suicaを
かざす機械が入場・退場それぞれ3機ずつ設置されていますね。
通常の自動改札とは異なる、見慣れない形状です。
1枚目の写真にも看板が出ていますが、この専用改札は常時使用
できるわけではなく、朝7:40~10:00と、夕方17:15~19:00の間に
通過することができるようになっています。
■向河原駅前広場公園
この専用改札を通過することにより、立川方面ホームから、この
向河原駅前広場公園に直接出ることが可能となり、踏切を渡る
必要がなくなります。
これは、玉川事業場にお勤めの方には朝夕ラッシュ時に数分の
時間短縮になりますので、貴重な存在なのではないかと思います。
そういえば、民間企業の専用改札というと、JR鶴見線の海芝浦駅
などが有名ですね。これは駅の外は東芝の京浜事業所(私有地)
しかないために、東芝の社員か許可を得た方しか改札口を出ることが
できない駅となっているものです。
専用改札というよりは、実質的に「専用駅」ですが、ホームから海が
見えるために、駅の風景を鑑賞するため、改札から出られなくても
ホームを訪れる方がいらっしゃるようです。
企業の大規模な事業所に隣接した駅は、利用の実情にあわせて
いろいろ特殊な取り扱いがありますね。
【関連リンク】
Wikipedia 海芝浦駅
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区C地区
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