武蔵小杉駅南口地区西街区にパンジーで描く「EXLUS」
武蔵小杉駅南口地区西街区北側の道路に、昨年末よりパンジーの
プランターが置かれています。
■西街区北側の道路のパンジー
武蔵小杉駅南口地区西街区の北側の道路(旧こすぎFROM前)は、
東急線の西側から駅に至る重要なアクセスルートですが、狭隘な
ために車両が入ろうとするといつも難渋しています。
2010/12/30エントリでも取り上げたように、西街区の再開発事業に
伴ってこの道路は拡幅が行われますが、現在、上記写真のように
南武線側の歩道は一部完成している区間があります。
先般より、その歩道スペース沿いに、パンジーのプランターが設置
されていました。
■パンジーのプランター
パンジーは下小田中地区を中心としたエリアの特産品であり、
「中原区の花」に指定されています。そのため、これまでにもご紹介
してきたように、市民グループ「花クラブ実行委員会」のみなさんや
商店街など各地域の皆さんの手によって、中原区内の各所にプラ
ンターが設置されています。
この道路は工事中ということもあって非常に殺風景だったのですが、
パンジーが飾られることによって少しうるおいが感じられるように
なりました。
■プランターがない?
ところが・・・ある日、この歩道スペース沿いのプランターがなくなっ
ていました。
もうプランター設置をやめてしまったのかしら、と思いつつあたりを
見回してみると、
■歩道スペースのプランター
南武線沿いの歩道スペースにプランターがまとめて置かれている
のが見つかりました。ここは封鎖されて近づけないものですから、
パンジーを近くで眺めることができません。
はて、どうしてわざわざこのようなことをしたのでしょうか?
・・・ここからですとよくわからないのですが、正面に回ってじーっと
見てみると、数秒後にその理由がわかりました。
■パンジーで描いた「EXLUS」
正面に回ってよく見てみると、・・・お気づきになりますでしょうか。
これは、アルファベットで「EXLUS」と書いてあるのですね。
武蔵小杉南口地区西街区で分譲されるタワーマンション「エクラス
タワー(EXLUS TOWER)武蔵小杉」の名前を、パンジーのプラ
ンターで表現したものだったのです。
分譲マンションのPR広告のようなものですので、このプランターは
西街区再開発組合のうち、エクラスタワーを分譲する東急電鉄・
東急不動産・東電不動産が主導で設置したものということになりそう
です。
ただ、このプランター文字はいつもこうなっているわけではないよう
で、翌日に見た際には元の配置に戻っていましたし、その後また
文字が描かれているのを見かけたことはありません。
たまたま1日だけ遊び心でやってみたのか、たまにやっているのか
わかりませんが、個人的には普通に沿道に設置されていた方が
見た目に良いかな・・・と感じました(多分、文字に気づかない方も
多いのではないでしょうか)。
この道路は違法駐輪が目立つ場所なのですが、パンジーのプラン
ターが左右にずっと置いてあると、何となく違法駐輪しにくくなる
効果があるような気もいたします。
ただ、どのような形であれ、供用前で封鎖された歩道と工事の鉄壁
だけよりもパンジーの花が咲いていた方が歩いていて楽しいですし、
工事中の配慮としては良いことですね。
パンジーの季節が終わったのちも、何か考えていただけると嬉しい
のですが。
【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区 A地区
2008/3/12エントリ 中原区役所の区民デザイン花壇
2008/3/15エントリ 中原区役所の区民デザイン花壇・解答編
2009/2/14エントリ 中原区の花、下小田中のパンジー
2009/12/8エントリ 武蔵小杉に、花を植えよう。「花クラブ実行委員会」
2010/9/14エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区住宅棟の名称が「エクラス
タワー武蔵小杉」に
2010/12/27エントリ 川崎市議会より:西街区のパチンコ店と新中原
図書館に関する代表質問
2010/12/30エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区再開発ビルの鉄骨