中小企業婦人会館解体完了と、桜の木
武蔵小杉駅南口地区東街区の中小企業婦人会館の建物解体が
完了し、周囲の防護壁が撤去されました。
■武蔵小杉駅南口地区東街区の中小企業婦人会館跡地
建物解体中は、中小企業婦人会館の周囲は防護壁に囲われて、
東急武蔵小杉駅のホームからなど、高い場所からでないと内部は
見えない状態でした。
解体の進捗につれて防護壁が低くなっていった様子は2011/2/5
エントリで取り上げましたが、その後も順調に作業が進み、ご覧の
ようにもう瓦礫の山しか残らない状態になっています。
■東街区のショベルカーと西街区のタワークレーン
中小企業婦人会館の跡地ではショベルカーが稼動して、残された
瓦礫の山を運び出す作業をしています。
東急武蔵小杉駅の向こう側(写真奥)には、西街区のタワークレーン
も見えますね。駅の両側で工事が進められているかたちで、今後
さらには東急武蔵小杉駅ビルも着工になりますから、駅周辺に
開発の槌音が響くことになります。
■東街区の南端・桜の木の跡
中小企業婦人会館の正門前には、大きな桜の木がありました。
毎年見事な花をつけるのを楽しみにされていた方も多かったのでは
ないかと思いますが、今回の工事で切り倒されてしまいました。
以前から、次回の桜の花を見ることができるのかどうかが気になっ
ていましたけれども、残念ですね。
■桜咲く中小企業婦人会館
この写真は昨年の春に撮影したものですが、こちらが最後の開花と
なりました。こういった既存の木々を生かした開発ができると良いと
思いますが、難しかったのでしょうか。
■東街区タワーマンションの図面
そこで東街区のタワーマンション部分の図面をあらためて参照して
みると、この桜の木がある場所は、東街区のエントランス広場に
あたります。
桜の木の位置が、図面上のタワーマンションの出入口にぶつかって
いるような気もしますね。
丁度出入口の脇あたりに、こんな立派な桜の木があると景観上も
良かったのではないかと思いますが、結論としては伐採ということに
なりました。
さて、これで武蔵小杉駅南口地区東街区は再開発用地が全て
確保されました。今後は敷地の南側から、タワーマンション、4階
建て商業施設、駅前ロータリーの順番に建設工事が進められて
いくことになります。
【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区C地区
2008/4/15エントリ 小杉駅南部地区C地区、2009年度着工へ
2008/11/6エントリ 小杉駅南部地区C地区のイメージパース
2008/1/14エントリ 小杉駅南部地区C地区の再開発組合が設立認可
2009/1/23エントリ 小杉駅南部地区C地区が2010年度着工の見通
2009/2/19エントリ 中小企業婦人会館の植栽メンテナンス
2009/8/6エントリ 武蔵小杉のシネコン計画とロータリー延期情報
2010/5/30エントリ 武蔵小杉駅南口地区東街区再開発が始動、
中小企業婦人会館取り壊しへ
2010/8/3エントリ 武蔵小杉駅南口地区東街区の権利変換計画が
承認、再開発着工へ
2010/9/13エントリ 武蔵小杉駅南口地区東街区の中小企業婦人
会館取り壊し着手
2010/10/18エントリ 武蔵小杉駅南口地区東街区の武蔵小杉
学生ハイツ解体工事着手
2010/11/7エントリ 武蔵小杉駅南口地区東街区・武蔵小杉学生
ハイツと中小企業婦人会館の解体工事進捗
2010/11/19エントリ 中小企業婦人会館をアスベスト対策を講じず
破砕、発がん性物質が飛散
2010/11/22エントリ 中小企業婦人会館解体のアスベスト問題:
元請業者の説明と疑問
2010/12/26エントリ 川崎市議会より:市内中部からの羽田空港行
直行バスを事業者と調整
2011/1/14エントリ 中小企業婦人会館の解体が再開
2011/2/5エントリ 中小企業婦人会館の解体進捗