富士通川崎工場再開発計画始動、新棟を建設へ
JR武蔵中原駅前の富士通川崎工場が再開発事業を行うことがわかりました。
現在の川崎工場の約12万㎡の用地を対象として、高さ60m、12階建てを最高とするオフィスビルをメインとした建築物を建設する計画となっています。
■富士通川崎工場再開発の対象事業区域
富士通川崎工場再開発計画の対象事業領域は、上記のマップの通りであり、これが約12万㎡もの広さになります。
(実際にこの全域で事業を行うわけではなく、一体となった敷地全体の面積を表したものです)
さらには上記領域の東側にも富士通の施設は広がっており、まさに富士通グループの一大拠点となっています。
富士通はこの川崎工場を登記上の本店としており、機能上の本社は都内に置きつつも、川崎工場が歴史的に重要な役割を果たし続けてきました。
■富士通川崎工場本館
JR武蔵中原駅を降りると、大きなビルが真っ先に目に入ります。
これが富士通川崎工場の本館です。
本館は1988年に竣工した建物で、21階建て、高さ88mの高層建築となっています。
新たに建設されるオフィスビルは12階建て、高さ約60mですから、
これよりは小規模なものになりますね。
■富士通川崎工場内の遊休地
富士通川崎工場の敷地内には、主に北側に使用されていない遊休地があります。
新たにビルを建設するとなると、このあたりの用地候補になりそうですね。
現在、富士通グループからは本件に関するプレスリリース等は出ていません。
今後富士通から何らかの発表が行われることもあるでしょうし、また新聞報道等がなされるかもしれません。
【関連リンク】
・富士通 公式サイト
・2010/4/4エントリ 「2010富士通春まつり」レポート
・2010/12/24エントリ 2010富士通川崎工場クリスマスイベントレポート
・2011/3/16エントリ 「2011富士通春まつり」が開催中止
・2011/5/7エントリ 富士通川崎工場の「緑の景観づくり推進事業」