富士通が川崎工場再開発計画をリリース、第一期事業として新棟を2015年度完成へ
本日付で、富士通が川崎工場再開発プロジェクトについてプレス
リリースを発表しました。
本再開発計画に関して、本ブログでは2011/8/27エントリですでに
お伝えしておりますが、それが公式にリリースされた形です。
■富士通プレスリリース 川崎工場の再開発プロジェクトについて
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2011/09/7.html?nw=pr
詳細は上記リリースをご参照いただきたいと思いますが、再開発
計画の概略スケジュール等が明らかになっています。
■富士通川崎工場再開発計画のスケジュール(予定)
<第一期>
○2011~2016年:敷地内に新棟を建設し、老朽化建屋を解体
2011年9月上旬 環境影響評価手続きの開始
2013年度下期 建設工事開始(予定)
2015年度下期 新棟竣工(予定)
<第二期>
○時期未定:ビジネス環境に合わせ、さらなる整備を実施
■新棟の概要
○建設規模:地上12階、地下1階(高さ:約60m)
○延床面積:約12万㎡
○入居部門:川崎工場現状入居部門・富士通研究所(川崎地区)
再開発計画は第一期と第二期に分かれており、まずは老朽化した
工場建屋の解体と新棟の建設を行うことになります。
■富士通川崎工場
新棟の階数・高さは前回エントリでお伝えした通りですが、延床
面積が約12万㎡となっています。
地上12階・地下1階の13フロアですので、単純に12万㎡を13で
割ると1フロアあたり約9,230㎡となります。
(※建物形状がわかりませんので、正確な計算ではありません)
建物が正方形とすれば約96m×96m相当ですからかなり大きい
ですが、少なくともこれで7棟分ということはないように思います。
前回エントリでお伝えした通り、本再開発計画全体では7棟の
建設が予定されているはずですので、残りの棟は「第二期」構想
ということになるのかもしれません。
第一期でも2016年までかかりますので、第二期まで完了するには
かなりの年数がかかりそうですね。富士通の事業環境変化等も
勘案しつつ、中長期的に再開発が進められていくものと思います。
誕生以来70年以上を数えるこの川崎工場も、これから大きく姿が
変わっていくことになります。
■祝70周年 川崎工場(2008年 川崎工場本館にて)
【関連リンク】
富士通 公式サイト
2010/4/4エントリ 「2010富士通春まつり」レポート
2010/12/24エントリ 2010富士通川崎工場クリスマスイベントレポート
2011/3/16エントリ 「2011富士通春まつり」が開催中止
2011/5/7エントリ 富士通川崎工場の「緑の景観づくり推進事業」
2011/8/27エントリ 富士通川崎工場再開発計画始動、オフィス
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