JX日鉱日石エネルギー社宅跡地ツインタワーの低層部フロアマップ詳細が判明、保育所も入居へ
2011/10/22エントリにおいて、JX日鉱日石エネルギー社宅跡地の
「(仮称)小杉町二丁目開発計画」の低層部のフロアマップをご紹介
しました。
当時は明確にマンション用のスペースとされていない部分について、
「店舗になる可能性のあるスペース」としてお伝えしたものです。
このたびより詳細な区画の割り付けが判明し、商業施設や保育所
として利用される部分が把握できました。
入居テナントについてはこれからの検討となりますが、大規模な
スーパー等は誘致せず、小規模な物販や飲食店を募集する予定
となっています。
■「(仮称)小杉町2丁目開発計画」全体マップ
■「(仮称)小杉町二丁目開発計画」の低層部フロアマップ
今回判明したフロアマップは、前回エントリでお伝えしたものと大筋
では変わりませんが、より詳細な形状・区画の割り付けが判明して
います。
上記を参照すると、店舗が合計5区画、保育所が1区画、教育施設が
1区画であることがわかります。
店舗についてはテナント募集の状況により、区画をさらに分ける
可能性もないとはいえません。
店舗の内容については前述の通り、大規模なスーパー等は誘致せず、
小規模な物販や飲食店を募集する予定となっています。
さて、今回のフロアマップにより、マンション内に園庭付の保育所、
および教育施設が入ることがわかりました。
「教育施設」とされるものが具体的にどのようなものか、すぐに
イメージがわきませんが、これは何でしょうね。
■小杉町2丁目開発計画ペデストリアンデッキ部分イメージ
小杉町二丁目開発計画では、ツインタワーがペデストリアンデッキで
接続され、さらにホテル・ザ・エルシィ跡地の再開発ビルにもデッキ
接続される計画です。
最終的にはJR武蔵小杉駅のペデストリアンデッキにも接続される
構想であり、実現すれば武蔵小杉駅北口地区に回遊性が生まれる
ことになります。
商業施設の内容とあわせて、北口地区全体の動向が注目される
ところですね。
■JX日鉱日石エネルギー社宅
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