東京機械製作所オフィスビルの鉄骨と、イメージパース
新丸子東3丁目地区A地区に建設中の、東京機械製作所による
オフィスビルの工事が進み、一部鉄骨が組み上がってきました。
■東京機械製作所オフィスビルの建設現場
新丸子東3丁目地区A地区は、東急武蔵小杉駅の東側駅前に
あたります。かつては東京機械製作所の「新丸子社宅」がありま
したが、玉川製造所の移転に伴って取り壊しとなり、現在は跡地に
オフィスビルが建設されています。
このオフィスビルは東京機械製作所の社屋となるわけではなく、
賃貸のオフィスビルとしてテナントを入れることになります。
東京機械製作所は大変厳しい経営状況にあり、本業の印刷
輪転機の製造・販売は回復の兆しを見せていません。それを
(仮称)アリオ武蔵小杉やこのオフィスビルなど、所有不動産からの
賃貸料収入でカバーしようというものです。
■建設地前の歩道から見た鉄骨
撮影時点において、鉄骨はすでに5階相当部分まで組み上がって
いました。建設地前の歩道からも、仮囲いの奥に鉄骨が見える
ようになっています。
他の工事と同様に、今後は見る見るうちに建物躯体の姿が
立ちあがってくることでしょう。
■オフィスビルの基礎工事
鉄骨が組まれ始めたのは撮影時点においては部分的なもので、
まだ基礎工事が続いているエリアもありました。
■東京機械製作所オフィスビルのイメージパース
これは、東京機械製作所オフィスビルのイメージパースです。
左側に見えるのが東急線で、オフィスビルは東急線からは距離を
取り、右側のブリリア武蔵小杉に寄せて建設されることがわかり
ます。
1階にガラス張り部分がありまして、ここに店舗が入居することに
なるものと思います。
このイメージパースの手前(建物南側)は、東街区のロータリーが
整備され、ロータリーを挟んでグランドウイングタワーの商業施設も
建設されます。
駅前の印象も、かなり変わってきそうですね。
東京機械製作所の当初リリースによれば、このオフィスビルは
12階建て・高さ56mで2013年6月に完成を予定していました。
スケジュールについては変動する可能性もありますが、入居する
企業や店舗の顔ぶれについても、来年に入ってから名前が出て
くるのではないでしょうか。
【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:新丸子東3丁目地区
2011/5/14エントリ 東京機械製作所が新丸子東3丁目地区の社宅
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2011/6/16エントリ 東京機械製作所のオフィスビルは高さ56m、
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