武蔵小杉駅南口地区西街区の、点字ブロックを覆う放置自転車
武蔵小杉駅南口地区西街区は、2014年4月から街区公園の「こすぎコアパーク」および一連の都市計画道路が供用開始となり、長年続いた第一種再開発事業が完了しました。
最も後工程となったのは旧マルエツ(現ダイソー)北側の都市計画道路で、こちらは最終的には南武線沿いに府中街道まで伸びることとなります。今後の道路延長・拡幅は小杉町3丁目東地区・中央地区の再開発事業において引き続き実施されることとなり、西街区としての事業範囲が完成した形です。
この都市計画道路は両側に歩道が整備された2車線道路ですが、供用開始になってすぐ、放置自転車が建物沿いにびっしりと並ぶのが日常的になってしまいました。
■旧マルエツ北側の都市計画道路
さて、こちらが供用開始直後の旧マルエツ北側都市計画道路です。写真左手が南武線、右手が旧マルエツの建物で、増築部分「ヴィクトリービル」の取り壊しにより狭隘だった道路が拡幅されました。 が、しかし・・・。
■旧マルエツ側に並んだ放置自転車
この日、旧マルエツ側の歩道に、ご覧の通り放置自転車がびっしりと並んでいました。
この都市計画道路に敷設されている視覚障害者用の点字ブロックも、完全にさえぎられてしまっているような状況でした。
■放置自転車撤去後の都市計画道路
■放置自転車撤去のお知らせ
後日、またこの都市計画道路を通ると、放置自転車がきれいさっぱりなくなっていた時がありました。
歩道上には、放置自転車撤去を知らせる黄色い貼り紙が残されていました。
都市計画道路供用から間もない時期で、川崎市も最初が肝心ということで状況を注視していたのではないかと思います。
ただその後も、朝から放置自転車がたまり始めてすぐに点字ブロックの上を覆い尽くす、というパターンが繰り返されていまして、状況としては芳しくありません。
これまでにもお伝えしている通り、武蔵小杉駅周辺には各所に駐輪場が整備されて一定の空きはありますし、また一部には十分に利用状況に余裕がある駐輪場もあります。
ちょっと不便だから、少し歩くのが面倒だからと車をそのへんに停めてはいけないのと同じで、自転車を利用するのであれば、駐輪場を利用する前提で行動する必要がありますね。
■旧マルエツ北側の都市計画道路と、今後延伸されるプラウドタワー方面
【関連リンク】
川崎市 中原区の自転車等駐車場及び自転車等放置禁止区域
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