小杉町3丁目東地区再開発:旧中原図書館の暫定バイク駐車場が6月末閉鎖、再開発地区内の移転進む
【Reporter:はつしも】
旧中原図書館の敷地内に暫定整備されていた「武蔵小杉駅周辺自転車等駐車場第6施設」が、2016年6月末日をもって閉鎖されることになりました。
これは小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業の進捗によるもので、閉鎖後に旧中原図書館の建物解体が行われることになります。
■旧中原図書館と「武蔵小杉駅周辺自転車等駐車場第6施設」
旧中原図書館は、武蔵小杉駅南口地区西街区第一種市街地再開発事業により、駅直結の再開発ビル「小杉コアタウン」内に2013年4月2日に移転しました。
これにより同年1月4日をもって旧中原図書館は閉館し、小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業が具体化するまでは遊休地となっていました。
一方武蔵小杉駅の東側では、西街区に続いて武蔵小杉駅南口地区東街区第一種市街地再開発事業が進み、同地区内にあったバイク駐車場が移転を余儀なくされました。
この移転先として旧中原図書館が暫定的に活用されることとなり、「武蔵小杉駅周辺自転車等駐車場第6施設」として2013年6月にオープンしていたものです。
■バイク専用の武蔵小杉駅周辺自転車等駐車場第6施設
同施設はもともとがバイク駐車場の移転受け皿として整備されたものですので、バイク専用です。
武蔵小杉駅西側からアクセスして、駐車場にバイクを停めたのちに敷地内を横断してダイソー前に出ることができましたので、比較的使いやすかったと思います。
■施設閉鎖のお知らせ
現在、駐車場の構内には、2016年6月末をもって施設を閉鎖する旨の告知が掲示されています。
オープンしたのが2013年6月ですから、ちょうど3年間、暫定的に運用できたことになります。
3年間施設を寝かしておいても仕方ないですし、市有資産の有効活用になったのではないでしょうか。
■旧中原市民館の暫定駐輪場(2009年6月~2010年11月)
同じような市有資産の活用としては、旧中原市民館を駐輪場活用したケースもありました。
こちらも旧中原市民館がミッドスカイタワー1~2階に移転後、小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業が始まるまでの2年5か月(2009年6月~2010年11月)の間暫定的に駐輪場としていたものです。
武蔵小杉駅周辺の再開発事業は段階的に進められ、その都度このような施設移転や暫定的な運用が行われてきました。
ただ、今回の「武蔵小杉駅周辺自転車等駐車場第6施設」の移転先は存在せず、ここで完全閉鎖となります。
■東急線高架下のバイク駐車場
なお、武蔵小杉駅周辺では昨年の11月25日に東急線高架下に駐輪場およびバイク駐車場が整備されています。
これは今回のバイク駐車場閉鎖を背景として、川崎市から東急電鉄に整備の要望があったと聞いています。
■小杉町3丁目東地区から移転した美容室「dejavu」
■「dejavu」の移転告知
現在、小杉町3丁目東地区においては、既存店舗等の立ち退きが順次進められています。
「小杉こども文化センター」「ドトールコーヒーショップ」をはじめ、これまでに何店舗かお伝えしてきましたが、その後、武蔵小杉東急スクエアに面した美容室「dejavu」が移転していました。
■「dejavu」の移転先
「dejavu」の移転先は、「お好み焼 忍」のビル(現在建設工事中)と「ナチュラ」の間のビルです。
ここは再開発地区外で、今後も現状のまま存続するブロックです。
小杉町3丁目東地区は、これまでの武蔵小杉再開発に比べて既存の個人商店が区域内に多く含まれています。
こういった移転先の調整もなかなかたいへんなようで、今後も順次移転・閉店が続いていくことになるでしょう。
■今後解体される旧中原図書館
旧中原図書館は丸3年空家のままとなっていましたが、駐輪場が閉鎖されたのち、解体が行われるものと思います。
「さようなら・ありがとう!中原図書館」イベントで描かれた絵やメッセージも、あとしばらくでお別れとなりそうです。
■小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業のイメージパース
【関連リンク】
・美容室dejavu facebookページ
(小杉町3丁目東地区関連)
・小杉町3丁目東地区市街地再開発組合
・武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉町3丁目地区 東地区
・2008/7/1エントリ 小杉町3丁目東地区再開発始動
・2008/11/19エントリ 小杉町3丁目東地区再開発のコンサルを日本設計に委託
・2010/10/30エントリ 小杉町3丁目東地区再開発事業の試験掘り実施
・2011/7/26エントリ 小杉町3丁目東地区再開発で商業・公共公益施設とタワーマンションを建設へ
・2011/10/28エントリ 小杉町3丁目東地区再開発に三井不動産レジデンシャル・東急不動産が参画
・2012/1/30エントリ 小杉町3丁目東地区再開発計画の素案を2012年2月提出へ、2013年3月の都市計画決定目指す
・2012/8/10エントリ 小杉町3丁目東地区に44階・160mタワー、エルシィ跡地に48階・170mタワー建設へ
・2013/1/31エントリ 小杉町3丁目東地区再開発ビルに小杉こども文化センターと総合自治会館が移転決定
・2015/4/8エントリ 小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業の組合設立認可と、商業・業務・公共公益施設の概要
・2015/7/29エントリ 小杉町3丁目東地区:川崎信金武蔵小杉支店が「64Cafe」前に仮設店舗で2016年7月以降移転へ
・2016/12/14エントリ 小杉町3丁目東地区再開発で相次ぐ、既存店舗等の立ち退き。2016年3月末で「小杉こども文化センター」が閉館、2月17日に児童向け説明会を開催へ
・2016/2/25エントリ 川崎市が「小杉こども文化センター」建替えで方針転換、中原区役所に当面代替施設を用意・再開発地区内にプレハブ施設を整備へ
(暫定駐輪場関連)
・2009/6/2エントリ 旧中原市民館の臨時駐輪場オープン
・2010/10/17エントリ 小杉町3丁目中央地区の解体工事着手、旧中原市民館の駐輪場を2010年11月30日閉鎖
・2013/6/3エントリ 旧中原図書館敷地内にバイク駐車場「武蔵小杉駅自転車等駐車場第6施設」がオープン
(旧中原市民館関連)
・2013/5/13エントリ 「さよなら・ありがとう!旧中原図書館」イベントレポート<
旧中原図書館の敷地内に暫定整備されていた「武蔵小杉駅周辺自転車等駐車場第6施設」が、2016年6月末日をもって閉鎖されることになりました。
これは小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業の進捗によるもので、閉鎖後に旧中原図書館の建物解体が行われることになります。
■旧中原図書館と「武蔵小杉駅周辺自転車等駐車場第6施設」
旧中原図書館は、武蔵小杉駅南口地区西街区第一種市街地再開発事業により、駅直結の再開発ビル「小杉コアタウン」内に2013年4月2日に移転しました。
これにより同年1月4日をもって旧中原図書館は閉館し、小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業が具体化するまでは遊休地となっていました。
一方武蔵小杉駅の東側では、西街区に続いて武蔵小杉駅南口地区東街区第一種市街地再開発事業が進み、同地区内にあったバイク駐車場が移転を余儀なくされました。
この移転先として旧中原図書館が暫定的に活用されることとなり、「武蔵小杉駅周辺自転車等駐車場第6施設」として2013年6月にオープンしていたものです。
■バイク専用の武蔵小杉駅周辺自転車等駐車場第6施設
同施設はもともとがバイク駐車場の移転受け皿として整備されたものですので、バイク専用です。
武蔵小杉駅西側からアクセスして、駐車場にバイクを停めたのちに敷地内を横断してダイソー前に出ることができましたので、比較的使いやすかったと思います。
■施設閉鎖のお知らせ
現在、駐車場の構内には、2016年6月末をもって施設を閉鎖する旨の告知が掲示されています。
オープンしたのが2013年6月ですから、ちょうど3年間、暫定的に運用できたことになります。
3年間施設を寝かしておいても仕方ないですし、市有資産の有効活用になったのではないでしょうか。
■旧中原市民館の暫定駐輪場(2009年6月~2010年11月)
同じような市有資産の活用としては、旧中原市民館を駐輪場活用したケースもありました。
こちらも旧中原市民館がミッドスカイタワー1~2階に移転後、小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業が始まるまでの2年5か月(2009年6月~2010年11月)の間暫定的に駐輪場としていたものです。
武蔵小杉駅周辺の再開発事業は段階的に進められ、その都度このような施設移転や暫定的な運用が行われてきました。
ただ、今回の「武蔵小杉駅周辺自転車等駐車場第6施設」の移転先は存在せず、ここで完全閉鎖となります。
■東急線高架下のバイク駐車場
なお、武蔵小杉駅周辺では昨年の11月25日に東急線高架下に駐輪場およびバイク駐車場が整備されています。
これは今回のバイク駐車場閉鎖を背景として、川崎市から東急電鉄に整備の要望があったと聞いています。
■小杉町3丁目東地区から移転した美容室「dejavu」
■「dejavu」の移転告知
現在、小杉町3丁目東地区においては、既存店舗等の立ち退きが順次進められています。
「小杉こども文化センター」「ドトールコーヒーショップ」をはじめ、これまでに何店舗かお伝えしてきましたが、その後、武蔵小杉東急スクエアに面した美容室「dejavu」が移転していました。
■「dejavu」の移転先
「dejavu」の移転先は、「お好み焼 忍」のビル(現在建設工事中)と「ナチュラ」の間のビルです。
ここは再開発地区外で、今後も現状のまま存続するブロックです。
小杉町3丁目東地区は、これまでの武蔵小杉再開発に比べて既存の個人商店が区域内に多く含まれています。
こういった移転先の調整もなかなかたいへんなようで、今後も順次移転・閉店が続いていくことになるでしょう。
■今後解体される旧中原図書館
旧中原図書館は丸3年空家のままとなっていましたが、駐輪場が閉鎖されたのち、解体が行われるものと思います。
「さようなら・ありがとう!中原図書館」イベントで描かれた絵やメッセージも、あとしばらくでお別れとなりそうです。
■小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業のイメージパース
【関連リンク】
・美容室dejavu facebookページ
(小杉町3丁目東地区関連)
・小杉町3丁目東地区市街地再開発組合
・武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉町3丁目地区 東地区
・2008/7/1エントリ 小杉町3丁目東地区再開発始動
・2008/11/19エントリ 小杉町3丁目東地区再開発のコンサルを日本設計に委託
・2010/10/30エントリ 小杉町3丁目東地区再開発事業の試験掘り実施
・2011/7/26エントリ 小杉町3丁目東地区再開発で商業・公共公益施設とタワーマンションを建設へ
・2011/10/28エントリ 小杉町3丁目東地区再開発に三井不動産レジデンシャル・東急不動産が参画
・2012/1/30エントリ 小杉町3丁目東地区再開発計画の素案を2012年2月提出へ、2013年3月の都市計画決定目指す
・2012/8/10エントリ 小杉町3丁目東地区に44階・160mタワー、エルシィ跡地に48階・170mタワー建設へ
・2013/1/31エントリ 小杉町3丁目東地区再開発ビルに小杉こども文化センターと総合自治会館が移転決定
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・2015/7/29エントリ 小杉町3丁目東地区:川崎信金武蔵小杉支店が「64Cafe」前に仮設店舗で2016年7月以降移転へ
・2016/12/14エントリ 小杉町3丁目東地区再開発で相次ぐ、既存店舗等の立ち退き。2016年3月末で「小杉こども文化センター」が閉館、2月17日に児童向け説明会を開催へ
・2016/2/25エントリ 川崎市が「小杉こども文化センター」建替えで方針転換、中原区役所に当面代替施設を用意・再開発地区内にプレハブ施設を整備へ
(暫定駐輪場関連)
・2009/6/2エントリ 旧中原市民館の臨時駐輪場オープン
・2010/10/17エントリ 小杉町3丁目中央地区の解体工事着手、旧中原市民館の駐輪場を2010年11月30日閉鎖
・2013/6/3エントリ 旧中原図書館敷地内にバイク駐車場「武蔵小杉駅自転車等駐車場第6施設」がオープン
(旧中原市民館関連)
・2013/5/13エントリ 「さよなら・ありがとう!旧中原図書館」イベントレポート<