2018年台風24号による倒木で破断した等々力緑地の滑り台が修繕、大部分が供用開始に
【Reporter:はつしも】
2018年9月30日に首都圏に上陸した台風24号の強風により、武蔵小杉周辺各所においても被害が生じました。
そのひとつとして、等々力緑地においても倒木が遊具を直撃し、滑り台が破断していたことを2018/10/2エントリでお伝えしていたところです。
その後、遊具は立入禁止の状態が続いていましたが、先般、滑り台部分の修繕が完了していましたので、ご紹介します。
■倒木により破断した等々力緑地の滑り台
まずこちらは、前回エントリ時点、台風通過直後の滑り台です。
滑り台斜面の中ほどを倒木が直撃し、ご覧のように破断していました。
倒木は後日撤去されたのですが、こういった滑り台の修繕はすぐにできるものではありません。
立入禁止の状態で、数か月が経過しました。
■修繕が完了した滑り台
そしてこちらは、4月上旬に撮影したものです。
滑り台の部分の修繕が行われ、一部を除いて供用開始になっていました。
■修繕部分のパーツ
この滑り台は、斜面に変化をつけるためにいくつかのパーツを組み合わせて作られています。
よく見ると、破断した部分のパーツが他よりも新しいことがわかります。
大量生産品ではなく、また通常はここまで破損することは少ないでしょうから、おそらくはパーツは受注生産したのではないでしょうか。
■一部立入禁止の表示
なお、この遊具の登り口の一部には、立入禁止の黄色いテープがありました。
遊具全体を立入禁止として囲んでいたテープはなくなっていましたが、この部分はメンテナンス中のようです。
ただ、この複合型の遊具の大部分を供用開始としたとき、子どもたちの動き方として、「ここだけは乗らない」という制御が完全にきくものかどうか、少々疑問も感じます。
地面に近い場所のため相対的にハイリスクではないということかもしれませんし、詳細はよくわかりませんので、あくまでも一見しての感想です。
■宝くじでの整備
この遊具は、宝くじの収益により整備されたものということです。
平成17年(2005年)の整備ですから、約15年前です。
子どもたちがまだまだ遊ぶわけですから、これからも適切なメンテナンスが必要ですね。
なお、2019/3/30エントリでは、同じく台風24号で倒れたグランツリー武蔵小杉前のシンボルツリー「センペルセコイア」が生存していて、新しい枝葉が伸びてきていることをお伝えしました。
■新たな枝葉が伸びてきたセンペルセコイア
■センペルセコイアの枝葉
武蔵小杉各地で被害がありましたが、壊れたものは修繕したり、伐採された木が新たに生育するなど、時間をかけて回復していくところがあります。
【関連リンク】
(台風関連)
・2008/8/29エントリ 多摩川増水
・2009/10/9エントリ 武蔵小杉駅北口バス停の屋根が、台風18号で 飛ばされ消失
・2010/1/14エントリ 武蔵小杉駅北口バス停の屋根が修復完了
・2011/9/21エントリ 台風15号が武蔵小杉を直撃、JR武蔵小杉駅の 看板が破損
・2012/4/3エントリ 低気圧の発達による武蔵小杉の強風と、交通の 一部混乱
・2014/10/12エントリ 台風近づく武蔵小杉の、「ニカッパ君」と 「マルエツの買い煽り」
・2016/10/24エントリ 丸子橋近く、多摩川汽水域の境界「調布取水堰」探訪。アユが遡上する魚道と、歴代水位の記録
・2018/9/4エントリ 台風21号の影響により首都圏の鉄道網が混乱、JR武蔵小杉駅では南武線ホームが入場制限に
(倒木・伐採関連)
・2013/5/7エントリ 武蔵小杉タワープレイス前の街路樹が倒れ、南武沿線道路が一時不通に
・2013/5/10エントリ 武蔵小杉タワープレイスの街路樹倒木後、川崎市が南武沿線道路の街路樹を調査
・2013/5/18エントリ 武蔵小杉タワープレイス前の倒木事故を受け、川崎市が街路樹剪定作業を実施
・2013/5/24エントリ 武蔵小杉タワープレイス周辺風害対策の追加植樹が完了
・2013/7/18エントリ 武蔵小杉タワープレイス前の倒木事故を受け、南武沿線道路の街路樹を一部伐採
・2016/7/12エントリ 渋川沿い、法政二中・高前のソメイヨシノが伐採、植樹60年を数え各所で腐朽が進む
・2016/9/3エントリ パークシティ武蔵小杉のシンボルツリー「ヒマラヤスギ」が倒木リスクのために本日伐採
・2018/10/1エントリ 台風24号の強風でグランツリー武蔵小杉のシンボルツリーが倒れ即日伐採、武蔵小杉各所に爪痕が残る
・2018/10/2エントリ 台風24号の強風により等々力緑地「ふるさとの森」で倒木が発生、複合遊具を直撃し滑り台が破断
・2018/10/26エントリ グランツリー武蔵小杉と等々力緑地に残る、台風24号の傷跡
・2019/2/8エントリ 日本医科大学新丸子キャンパスのグラウンド更地化工事が開始、外周部のソメイヨシノ等を伐採
・2019/3/16エントリ 二ヶ領用水の桜模様。「河津桜」「寒緋桜」の花弁と、総合自治会館近くのソメイヨシノ「桜のトンネル」伐採
・2019/3/30エントリ グランツリー武蔵小杉のシンボルツリー「センペルセコイア」が倒木伐採後も生存、春を迎えて新たな枝葉が生育
2018年9月30日に首都圏に上陸した台風24号の強風により、武蔵小杉周辺各所においても被害が生じました。
そのひとつとして、等々力緑地においても倒木が遊具を直撃し、滑り台が破断していたことを2018/10/2エントリでお伝えしていたところです。
その後、遊具は立入禁止の状態が続いていましたが、先般、滑り台部分の修繕が完了していましたので、ご紹介します。
■倒木により破断した等々力緑地の滑り台
まずこちらは、前回エントリ時点、台風通過直後の滑り台です。
滑り台斜面の中ほどを倒木が直撃し、ご覧のように破断していました。
倒木は後日撤去されたのですが、こういった滑り台の修繕はすぐにできるものではありません。
立入禁止の状態で、数か月が経過しました。
■修繕が完了した滑り台
そしてこちらは、4月上旬に撮影したものです。
滑り台の部分の修繕が行われ、一部を除いて供用開始になっていました。
■修繕部分のパーツ
この滑り台は、斜面に変化をつけるためにいくつかのパーツを組み合わせて作られています。
よく見ると、破断した部分のパーツが他よりも新しいことがわかります。
大量生産品ではなく、また通常はここまで破損することは少ないでしょうから、おそらくはパーツは受注生産したのではないでしょうか。
■一部立入禁止の表示
なお、この遊具の登り口の一部には、立入禁止の黄色いテープがありました。
遊具全体を立入禁止として囲んでいたテープはなくなっていましたが、この部分はメンテナンス中のようです。
ただ、この複合型の遊具の大部分を供用開始としたとき、子どもたちの動き方として、「ここだけは乗らない」という制御が完全にきくものかどうか、少々疑問も感じます。
地面に近い場所のため相対的にハイリスクではないということかもしれませんし、詳細はよくわかりませんので、あくまでも一見しての感想です。
■宝くじでの整備
この遊具は、宝くじの収益により整備されたものということです。
平成17年(2005年)の整備ですから、約15年前です。
子どもたちがまだまだ遊ぶわけですから、これからも適切なメンテナンスが必要ですね。
なお、2019/3/30エントリでは、同じく台風24号で倒れたグランツリー武蔵小杉前のシンボルツリー「センペルセコイア」が生存していて、新しい枝葉が伸びてきていることをお伝えしました。
■新たな枝葉が伸びてきたセンペルセコイア
■センペルセコイアの枝葉
武蔵小杉各地で被害がありましたが、壊れたものは修繕したり、伐採された木が新たに生育するなど、時間をかけて回復していくところがあります。
【関連リンク】
(台風関連)
・2008/8/29エントリ 多摩川増水
・2009/10/9エントリ 武蔵小杉駅北口バス停の屋根が、台風18号で 飛ばされ消失
・2010/1/14エントリ 武蔵小杉駅北口バス停の屋根が修復完了
・2011/9/21エントリ 台風15号が武蔵小杉を直撃、JR武蔵小杉駅の 看板が破損
・2012/4/3エントリ 低気圧の発達による武蔵小杉の強風と、交通の 一部混乱
・2014/10/12エントリ 台風近づく武蔵小杉の、「ニカッパ君」と 「マルエツの買い煽り」
・2016/10/24エントリ 丸子橋近く、多摩川汽水域の境界「調布取水堰」探訪。アユが遡上する魚道と、歴代水位の記録
・2018/9/4エントリ 台風21号の影響により首都圏の鉄道網が混乱、JR武蔵小杉駅では南武線ホームが入場制限に
(倒木・伐採関連)
・2013/5/7エントリ 武蔵小杉タワープレイス前の街路樹が倒れ、南武沿線道路が一時不通に
・2013/5/10エントリ 武蔵小杉タワープレイスの街路樹倒木後、川崎市が南武沿線道路の街路樹を調査
・2013/5/18エントリ 武蔵小杉タワープレイス前の倒木事故を受け、川崎市が街路樹剪定作業を実施
・2013/5/24エントリ 武蔵小杉タワープレイス周辺風害対策の追加植樹が完了
・2013/7/18エントリ 武蔵小杉タワープレイス前の倒木事故を受け、南武沿線道路の街路樹を一部伐採
・2016/7/12エントリ 渋川沿い、法政二中・高前のソメイヨシノが伐採、植樹60年を数え各所で腐朽が進む
・2016/9/3エントリ パークシティ武蔵小杉のシンボルツリー「ヒマラヤスギ」が倒木リスクのために本日伐採
・2018/10/1エントリ 台風24号の強風でグランツリー武蔵小杉のシンボルツリーが倒れ即日伐採、武蔵小杉各所に爪痕が残る
・2018/10/2エントリ 台風24号の強風により等々力緑地「ふるさとの森」で倒木が発生、複合遊具を直撃し滑り台が破断
・2018/10/26エントリ グランツリー武蔵小杉と等々力緑地に残る、台風24号の傷跡
・2019/2/8エントリ 日本医科大学新丸子キャンパスのグラウンド更地化工事が開始、外周部のソメイヨシノ等を伐採
・2019/3/16エントリ 二ヶ領用水の桜模様。「河津桜」「寒緋桜」の花弁と、総合自治会館近くのソメイヨシノ「桜のトンネル」伐採
・2019/3/30エントリ グランツリー武蔵小杉のシンボルツリー「センペルセコイア」が倒木伐採後も生存、春を迎えて新たな枝葉が生育