中原消防署に配備、双腕作業機「ASTACO」の「双腕置き場」
【Reporter:はつしも】
中原消防署には、災害時などに活動する双腕作業機「ASTACO」が配備されています。
先日中原消防署で見かけた際、箸置きのような「双腕の置き場」が使われているのが目に留まりました。
■中原消防署の双腕作業機「ASTACO」
「ASTACO」は日立建機が2005年に開発した作業機です。
「ASTACO」とは「Advance System with Twin Arm for Complex Operation」の頭文字で、すなわち双腕(ツインアーム)を別々に動かせる先進的なシステムを有しています。
このシステムにより、「つかみながら切る」「支えながら引っ張り出す」「長いものを折り曲げる」といった複合的な作業が可能なほか、「壊れやすいものを掴む」デリケートな作業も対応できるようになりました。
武蔵小杉では幸いなことに「ASTACO」が必要となるようなシーンは多くないと思いますが、被災地でのがれきの除去を含む救助活動、危険物の取り扱いなど難易度の高い任務で活躍が期待されています。
■「ASTACO」の双腕
さて、こちらが今回注目した「ASTACO」の双腕です。
左右それぞれに異なる形状になっていまして、複合的に動かすことで複雑な作業が可能です。
■「ASTACO」の腕置き場
それぞれの腕の下には、木製の「腕置き場」が箸置きのように置かれていました。
これは、アスファルトを傷つけないためと思われます。
それでは腕を地面まで下げず、適当に浮かして停止すれば良いような気もいたしますが、写真のようにした方が腕に負担がかからず、寿命が延びるということなのかもしれません。
細かいことにわざわざ注目して恐縮ですが、本サイトはかねてから街中で目に留まった細かいことも、何の役にも立たないと承知のうえでお伝えしております。
今度停止した「ASTACO」をお見かけになりましたら、確認してみてください。
■「ASTACO」の模型
■中原消防署の川崎フロンターレ優勝祝賀メッセージ(当時)
■風呂桶シャーレ
【関連リンク】
・川崎市ウェブサイト 消防航空隊の紹介
・2009/2/7エントリ 東急テクノシステム跡地の消防車
・2009/8/19エントリ 水難事故に備えよう
・2009/8/19エントリ 水難事故に備えよう
2010/3/27エントリ 中原消防署のミニカー展示
・2010/3/26エントリ THE KOSUGI TOWERの消防訓練
・2010/6/15エントリ 中原消防署が住宅用火災報知機設置を呼びかけ
・2011/4/9エントリ 中原区役所の臨時給水所
・2011/6/29エントリ 中原消防署に双腕作業機「ASTACO」配備
・2012/10/22エントリ 「下小田中小学校おやじの会」が小学校における被災・宿泊体験を実施
・2012/9/14エントリ パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワーが川崎市の「高層集合住宅の震災対策に関する整備基準」適合第1号に認定
・2012/10/22エントリ 「下小田中小学校おやじの会」が小学校における被災・宿泊体験を実施
・2013/1/2エントリ 中原消防署の消防車ペーパークラフト
・2013/7/1エントリ パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワーで「RJC48」のマンション防災勉強会が開催
・2013/8/31エントリ 川崎市総合防災訓練によりパークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー・等々力緑地でヘリ救助訓練等防災イベントを実施
・2013/9/27エントリ パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワーが川崎市の「高層集合住宅の震災対策に関する整備基準」適合第2号に認定
・2013/11/11エントリ 川崎市消防局の「太助」が、武蔵小杉駅前を歩く
・2014/3/20エントリ 西街区商業施設・武蔵小杉東急スクエアの消防訓練
・2014/3/30エントリ 本日供用開始「武蔵小杉駅東口駅前広場」の防災など各種機能
・2014/4/24エントリ 川崎市が災害時における帰宅困難者向けリーレット「武蔵小杉駅版」を配布、一時滞在施設マップを掲載
・2014/9/13エントリ 中原消防団が踊る「恋するフォーチュンクッキー」で団員募集PR
・2015/2/22エントリ 「こすぎ防災フェス」が2015年3月14日(土)開催、ミッドスカイタワーの階段999段で「階段駆け上がりレース川崎大会」同時開催
・2015/3/14エントリ 武蔵小杉の防災一大イベント「こすぎ防災フェス」「第8回階段駆け上がりレース川崎大会」開催レポート
・2015/7/4エントリ 「消五郎」が見守る中原消防署の七夕飾り短冊募集と、消防風鈴・消防車カード・ペーパークラフト配布中
・2015/11/16エントリ 中原消防署がNEC玉川ルネッサンスシティ・ノースタワーで37階・829段の「階段駆け上がり訓練」を実施
・2016/4/14エントリ 川崎市が「武蔵小杉駅周辺エリア防災計画」を発表、大震災時の駅周辺混乱抑制・安全対策を推進
・2016/4/22エントリ 夜の東住吉小学校で、中原消防団が消防ホースの巻き取り訓練を実施
・2016/6/1エントリ 国土交通省が多摩川・鶴見川・相模川水系の洪水氾濫シミュレーションを公開、武蔵小杉等任意地点への洪水到達時間と最大浸水深が検索可能に
・2016/6/3エントリ 等々力緑地の仮囲いに中原消防団の団員募集告知が展開、6月4日(日)10時から「第46回消防大会」を催し物広場で開催
・2017/6/5エントリ 「第46回中原消防団消防大会」が等々力緑地で開催、中原区の各分団が救助・出動・消火の技を競い合う
・2018/1/20エントリ スポーツ・防災・安全安心イベント「110カップ」が等々力陸上競技場で本日開催、非常食アレンジメニューや機動隊車両、富士通レッドウェーブシュートチャレンジが人気に
・2018/3/12エントリ 中原消防署前に、双腕作業機「ASTACO」や消防隊員のミニチュアが展示
・2018/5/7エントリ 中原区役所の「災害時応急給水拠点(臨時給水所)」看板がリニューアル、上下水道局職員キャラクター「ウォータン」が登場
・2018/11/9エントリ 「中原区消防防災フェア」がグランツリー武蔵小杉とこすぎコアパークで11月11日(日)開催、中原消防署一日消防署長に就任「SHISHAMO」がトークイベントに登場
・2019/1/6エントリ 「平成31年中原地区消防出初式」が等々力緑地で開催、消防航空隊ヘリ「そよかぜ2号」も登場
中原消防署には、災害時などに活動する双腕作業機「ASTACO」が配備されています。
先日中原消防署で見かけた際、箸置きのような「双腕の置き場」が使われているのが目に留まりました。
■中原消防署の双腕作業機「ASTACO」
「ASTACO」は日立建機が2005年に開発した作業機です。
「ASTACO」とは「Advance System with Twin Arm for Complex Operation」の頭文字で、すなわち双腕(ツインアーム)を別々に動かせる先進的なシステムを有しています。
このシステムにより、「つかみながら切る」「支えながら引っ張り出す」「長いものを折り曲げる」といった複合的な作業が可能なほか、「壊れやすいものを掴む」デリケートな作業も対応できるようになりました。
武蔵小杉では幸いなことに「ASTACO」が必要となるようなシーンは多くないと思いますが、被災地でのがれきの除去を含む救助活動、危険物の取り扱いなど難易度の高い任務で活躍が期待されています。
■「ASTACO」の双腕
さて、こちらが今回注目した「ASTACO」の双腕です。
左右それぞれに異なる形状になっていまして、複合的に動かすことで複雑な作業が可能です。
■「ASTACO」の腕置き場
それぞれの腕の下には、木製の「腕置き場」が箸置きのように置かれていました。
これは、アスファルトを傷つけないためと思われます。
それでは腕を地面まで下げず、適当に浮かして停止すれば良いような気もいたしますが、写真のようにした方が腕に負担がかからず、寿命が延びるということなのかもしれません。
細かいことにわざわざ注目して恐縮ですが、本サイトはかねてから街中で目に留まった細かいことも、何の役にも立たないと承知のうえでお伝えしております。
今度停止した「ASTACO」をお見かけになりましたら、確認してみてください。
■「ASTACO」の模型
■中原消防署の川崎フロンターレ優勝祝賀メッセージ(当時)
■風呂桶シャーレ
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・2009/8/19エントリ 水難事故に備えよう
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