川崎フロンターレのJ1開幕「鳥栖戦」はドロー、始球式には古賀稔彦さんが登場。新型コロナウイルス対策で一部イベント中止や感染防止対策を実施
【Reporter:はつしも】
本日、J1リーグ開幕戦「川崎フロンターレvsサガン鳥栖戦」が等々力陸上競技場で開催されました。
J1リーグでは今季よりVAR(ビデオアシスタントレフェリー)が導入されました。
川崎フロンターレのレアンドロ ダミアン選手のゴールがVARの検証により取り消されるなどして、0-0のスコアレスドローに終わりました。
また新型コロナウイルスの感染拡大に注意喚起が行われる中、スタッフのマスク着用や除菌液の設置が実施されたほか、「選手サイン会」「ウイニングハイタッチ」などの一部イベントが中止になりました。
■開幕戦で販売される「ファンブック」
川崎フロンターレ後援会では、会員向けサービスとして、全選手紹介と年間スケジュールを掲載した「ファンクラブガイド」を配布しています。
ただ、最初から後援会に入会する方よりも、一般枠で何度か試合観戦をされるケースの方が多いかと思います。
そんな場合は、J1リーグ開幕戦から販売される「ファンブック」を購入するとよいでしょう。
こちらにはファンクラブガイドよりも深堀りした選手紹介やインタビューなどが盛り込まれています。
■マスクの着用
本日のホームゲームおよび関連イベントでは、新型コロナウイルスの感染防止のため、スタッフがマスクの着用をしていました。
観戦者の皆さんも、マスク着用割合が普段よりも高かったように思います。
■除菌液の設置
そして等々力陸上競技場では、入場ゲートや洗面所などに除菌液が設置されました。
最初の入場時は「席取り」がありますのでどうしても後回しにはなりますが、落ち着いたところで除菌をされる方の姿が見受けられました。
■「ウイニングハイタッチ」中止代替のサイン入りトレカ
そして選手との接触を伴う、「サイン会」や「ウイニングハイタッチ」などのイベントが中止になりました。
たいへん残念なことではありますが、その代替として、選手のサイン入りトレーディングカードが参加予定者にはプレゼントされました。
川崎フロンターレに限らず、Jリーグ各クラブでこうしたファンサービスの実施が難しくなっています。
■「春一番」の強風のため骨組みだけにしたテント
さらに本日は、「春一番」の強風が吹き、等々力陸上競技場周辺のイベントも風にあおられる状態でした。
飛ばされると危険ですので、後援会テントではあえて屋根の部分を取り除いた状態で運営をしていました。
■フロンパークのイベント
■「ホールインワンサッカー」
■「ファンタジスタ」
■「イケメンダンク」
フロンパークでは、ミニゲーム「等々力キッズランド」が開催されていました。
キックターゲットの「ファンタジスタ」、バスケットボールゲームの「イケメンダンク」は、それぞれ選手が2020シーズン仕様になっていました。
「イケメンダンク」は東京五輪代表候補の田中碧選手(中央)、筑波大学から加入の三笘薫選手(左)、今季背番号8をつける脇坂泰斗選手(右)と、全員ユース出身の若手選手ですね。
■川崎フロンターレOBのトークショー MCの中西哲生さん
■谷口博之さん
■黒津勝さん
■井川祐輔さん
今回、特別企画として、かつて川崎フロンターレに在籍し、現役を引退した井川祐輔さん、黒津勝さん、谷口博之さんのトークショーが開催されました。
MCは同じく川崎フロンターレに過去に在籍し、現在は「クラブ特命大使」(アンパサダー)を務める中西哲生さんです。
井川さんは香港のサッカークラブで監督をつとめ、「香港と日本のサッカーの架け橋となる」ことを将来的なビジョンとして考えているそうです。
黒津さんは現在は川崎フロンターレのスクールコーチで、トップチームで活躍する選手を育てることを目的として活動されています。
谷口さんは本日対戦したサガン鳥栖のスカウトを務めているため、立場上川崎フロンターレに関連するコメントは難しいところですが、サガン鳥栖らしい選手をスカウトしたいとのこと。
それぞれの立場でサッカーに関わり、現在も川崎フロンターレに心を寄せていることが伝わってきました。
現役を引退されてもたいへん多くのサポーターが集まり、「川崎フロンターレが不人気で人が集まらなかった」時代に現役だった3名のOBたちも、たいへん驚いていましたね。
■OB選手3名のサイン争奪の色当てゲーム
OB選手3名のサイン会は中止となってしまいましたが、サイン色紙やボールを賞品とした「色当てゲーム」は予定通り開催されました。
こちらは小学生以下が対象で、会場いっぱいに参加者が集まっていまいた。
■マルコメの甘酒ふるまい
■「SHISHAMO」のPR
その他、フロンパークではマルコメによる甘酒ふるまい、等々力陸上競技場で今夏ライブを開催するころが決定した「SHISHAMO」のPRなど、様々な企画や出店がありました。
これらを回っているうちに、試合時間があっという間に近づいてきます。
■福田市長のご挨拶
本日は開幕戦ということで、川崎フロンターレ後援会会長でもある、川崎市の福田市長が挨拶をされていました。
■始球式は古賀稔彦さん
そして2020シーズン開幕戦の始球式は、柔道家の古賀稔彦さんです。
古賀さんは川崎市在住、かつご出身は佐賀県ということで、両クラブのサポーターにエールを送っていました。
■古賀さんとふろん太くんの柔道対決
始球式…と思いきや、古賀さんとふろん太君の柔道対決が始まりました。
お互いに技を掛け合って、勝利したのはなんとふろん太君でした。
■始球式は古賀さんの勝利
柔道対決の次は、通常の始球式でPK対決です。
こちらは古賀さんがさすがのキックを見せて、ふろん太君は手も足も出ず。
見事にゴールが決まりました。
■Gゾーンでサポーターと挨拶
始球式のあとは、古賀さんがサポーターのコアゾーンである「Gゾーン」に来て、サポーターと挨拶です。
なお、古賀さんの背番号は「346(三四郎)」でした。
■ノクティの20周年キャラクター「ノック」「ティー」
■0-0に終わった開幕戦
本日の試合では、川崎フロンターレが24本のシュートを放ったものの、決定力を欠き0-0のスコアレスドローとなりました。
内容としては優勢に進めていただけに、あと一歩が惜しまれるところです。
■幻に終わったレアンドロ ダミアン選手のゴール
■開幕戦から導入されたVAR
冒頭にお伝えした通り、J1リーグでは開幕戦からVAR(ビデオアシスタントレフェリー)が導入されました。
最終的に判断するのは主審ですが、判定のアシストとして映像による検証を加えるものです。
今回、レアンドロ ダミアン選手のゴールがいったん認められたものの、VARによる検証によりオフサイドの判定を受け、取り消しになりました。
これは、JリーグでVARによる初のゴール取り消しということです。
■等々力陸上競技場を回る選手たち
川崎フロンターレは、ホーム開幕戦は実は2013シーズン以来ドローが続いています。
今年もそのジンクスを破れなかったかたちですが、昨シーズンは特に開幕戦以外も非常にホームでのドローが多く、「勝ちきれない」ことが3連覇を逃す要因となりました。
今シーズン、なるべく早くそれを払拭したいところで、また次節以降に期待したいと思います。
■開幕戦に集まったサポーター
■入場者数は21,117人
本日の来場者数は、21,117人でした。
これは近年の川崎フロンターレの土曜日のホームゲームとしては少なめの数字で、特に開幕戦ですから、クラブとしてはもう少し集客したかったところでしょう。
大きな要因は、新型コロナウイルスの感染拡大が国内メディアを賑わせていることで、不特定多数の人間が集まる等々力陸上競技場への来訪を控えた方もいらっしゃったかと思います。
こればかりは終息を待つしかありませんし、今後主催者であるJリーグから開催に関して新たな方針が示される可能性もあります。
そうしたアンコントローラブルな問題をいったん置いて、シーズン全体を考えたときには、川崎フロンターレの「超攻撃的」な新システム「4-3-3」を磨き、より魅力的なゲームを見せていくことも重要と考えられます。
【関連リンク】
・川崎フロンターレウェブサイト 第1節 ゲーム記録
・武蔵小杉ブログ 川崎フロンターレ関連エントリ
(2020シーズン関連)
・2020/1/9エントリ 川崎フロンターレが川崎大師必勝祈願から2020シーズン始動、武蔵小杉では挨拶回りに大島僚太選手・バナナ隊長脇坂泰斗選手が登場
・2020/1/11エントリ 武蔵小杉駅北口高架下に川崎フロンターレグッズショップ「アズーロ・ネロ」と「FROCAFE」が2020年3月中旬オープン決定、川崎ブレイブサンダースグッズも販売へ
・2020/2/7エントリ 武蔵小杉駅北口駅舎とこすぎコアパークの川崎フロンターレ広報ビジュアルが更新、川崎ブレイブサンダースのスケジュール表は試合結果を表示
・2020/2/13エントリ 平間銀座商店街・新丸子商店街で川崎フロンターレ応援の横断幕が新年挨拶回りに合わせて更新
本日、J1リーグ開幕戦「川崎フロンターレvsサガン鳥栖戦」が等々力陸上競技場で開催されました。
J1リーグでは今季よりVAR(ビデオアシスタントレフェリー)が導入されました。
川崎フロンターレのレアンドロ ダミアン選手のゴールがVARの検証により取り消されるなどして、0-0のスコアレスドローに終わりました。
また新型コロナウイルスの感染拡大に注意喚起が行われる中、スタッフのマスク着用や除菌液の設置が実施されたほか、「選手サイン会」「ウイニングハイタッチ」などの一部イベントが中止になりました。
■開幕戦で販売される「ファンブック」
川崎フロンターレ後援会では、会員向けサービスとして、全選手紹介と年間スケジュールを掲載した「ファンクラブガイド」を配布しています。
ただ、最初から後援会に入会する方よりも、一般枠で何度か試合観戦をされるケースの方が多いかと思います。
そんな場合は、J1リーグ開幕戦から販売される「ファンブック」を購入するとよいでしょう。
こちらにはファンクラブガイドよりも深堀りした選手紹介やインタビューなどが盛り込まれています。
■マスクの着用
本日のホームゲームおよび関連イベントでは、新型コロナウイルスの感染防止のため、スタッフがマスクの着用をしていました。
観戦者の皆さんも、マスク着用割合が普段よりも高かったように思います。
■除菌液の設置
そして等々力陸上競技場では、入場ゲートや洗面所などに除菌液が設置されました。
最初の入場時は「席取り」がありますのでどうしても後回しにはなりますが、落ち着いたところで除菌をされる方の姿が見受けられました。
■「ウイニングハイタッチ」中止代替のサイン入りトレカ
そして選手との接触を伴う、「サイン会」や「ウイニングハイタッチ」などのイベントが中止になりました。
たいへん残念なことではありますが、その代替として、選手のサイン入りトレーディングカードが参加予定者にはプレゼントされました。
川崎フロンターレに限らず、Jリーグ各クラブでこうしたファンサービスの実施が難しくなっています。
■「春一番」の強風のため骨組みだけにしたテント
さらに本日は、「春一番」の強風が吹き、等々力陸上競技場周辺のイベントも風にあおられる状態でした。
飛ばされると危険ですので、後援会テントではあえて屋根の部分を取り除いた状態で運営をしていました。
■フロンパークのイベント
■「ホールインワンサッカー」
■「ファンタジスタ」
■「イケメンダンク」
フロンパークでは、ミニゲーム「等々力キッズランド」が開催されていました。
キックターゲットの「ファンタジスタ」、バスケットボールゲームの「イケメンダンク」は、それぞれ選手が2020シーズン仕様になっていました。
「イケメンダンク」は東京五輪代表候補の田中碧選手(中央)、筑波大学から加入の三笘薫選手(左)、今季背番号8をつける脇坂泰斗選手(右)と、全員ユース出身の若手選手ですね。
■川崎フロンターレOBのトークショー MCの中西哲生さん
■谷口博之さん
■黒津勝さん
■井川祐輔さん
今回、特別企画として、かつて川崎フロンターレに在籍し、現役を引退した井川祐輔さん、黒津勝さん、谷口博之さんのトークショーが開催されました。
MCは同じく川崎フロンターレに過去に在籍し、現在は「クラブ特命大使」(アンパサダー)を務める中西哲生さんです。
井川さんは香港のサッカークラブで監督をつとめ、「香港と日本のサッカーの架け橋となる」ことを将来的なビジョンとして考えているそうです。
黒津さんは現在は川崎フロンターレのスクールコーチで、トップチームで活躍する選手を育てることを目的として活動されています。
谷口さんは本日対戦したサガン鳥栖のスカウトを務めているため、立場上川崎フロンターレに関連するコメントは難しいところですが、サガン鳥栖らしい選手をスカウトしたいとのこと。
それぞれの立場でサッカーに関わり、現在も川崎フロンターレに心を寄せていることが伝わってきました。
現役を引退されてもたいへん多くのサポーターが集まり、「川崎フロンターレが不人気で人が集まらなかった」時代に現役だった3名のOBたちも、たいへん驚いていましたね。
■OB選手3名のサイン争奪の色当てゲーム
OB選手3名のサイン会は中止となってしまいましたが、サイン色紙やボールを賞品とした「色当てゲーム」は予定通り開催されました。
こちらは小学生以下が対象で、会場いっぱいに参加者が集まっていまいた。
■マルコメの甘酒ふるまい
■「SHISHAMO」のPR
その他、フロンパークではマルコメによる甘酒ふるまい、等々力陸上競技場で今夏ライブを開催するころが決定した「SHISHAMO」のPRなど、様々な企画や出店がありました。
これらを回っているうちに、試合時間があっという間に近づいてきます。
■福田市長のご挨拶
本日は開幕戦ということで、川崎フロンターレ後援会会長でもある、川崎市の福田市長が挨拶をされていました。
■始球式は古賀稔彦さん
そして2020シーズン開幕戦の始球式は、柔道家の古賀稔彦さんです。
古賀さんは川崎市在住、かつご出身は佐賀県ということで、両クラブのサポーターにエールを送っていました。
■古賀さんとふろん太くんの柔道対決
始球式…と思いきや、古賀さんとふろん太君の柔道対決が始まりました。
お互いに技を掛け合って、勝利したのはなんとふろん太君でした。
■始球式は古賀さんの勝利
柔道対決の次は、通常の始球式でPK対決です。
こちらは古賀さんがさすがのキックを見せて、ふろん太君は手も足も出ず。
見事にゴールが決まりました。
■Gゾーンでサポーターと挨拶
始球式のあとは、古賀さんがサポーターのコアゾーンである「Gゾーン」に来て、サポーターと挨拶です。
なお、古賀さんの背番号は「346(三四郎)」でした。
■ノクティの20周年キャラクター「ノック」「ティー」
■0-0に終わった開幕戦
本日の試合では、川崎フロンターレが24本のシュートを放ったものの、決定力を欠き0-0のスコアレスドローとなりました。
内容としては優勢に進めていただけに、あと一歩が惜しまれるところです。
■幻に終わったレアンドロ ダミアン選手のゴール
■開幕戦から導入されたVAR
冒頭にお伝えした通り、J1リーグでは開幕戦からVAR(ビデオアシスタントレフェリー)が導入されました。
最終的に判断するのは主審ですが、判定のアシストとして映像による検証を加えるものです。
今回、レアンドロ ダミアン選手のゴールがいったん認められたものの、VARによる検証によりオフサイドの判定を受け、取り消しになりました。
これは、JリーグでVARによる初のゴール取り消しということです。
■等々力陸上競技場を回る選手たち
川崎フロンターレは、ホーム開幕戦は実は2013シーズン以来ドローが続いています。
今年もそのジンクスを破れなかったかたちですが、昨シーズンは特に開幕戦以外も非常にホームでのドローが多く、「勝ちきれない」ことが3連覇を逃す要因となりました。
今シーズン、なるべく早くそれを払拭したいところで、また次節以降に期待したいと思います。
■開幕戦に集まったサポーター
■入場者数は21,117人
本日の来場者数は、21,117人でした。
これは近年の川崎フロンターレの土曜日のホームゲームとしては少なめの数字で、特に開幕戦ですから、クラブとしてはもう少し集客したかったところでしょう。
大きな要因は、新型コロナウイルスの感染拡大が国内メディアを賑わせていることで、不特定多数の人間が集まる等々力陸上競技場への来訪を控えた方もいらっしゃったかと思います。
こればかりは終息を待つしかありませんし、今後主催者であるJリーグから開催に関して新たな方針が示される可能性もあります。
そうしたアンコントローラブルな問題をいったん置いて、シーズン全体を考えたときには、川崎フロンターレの「超攻撃的」な新システム「4-3-3」を磨き、より魅力的なゲームを見せていくことも重要と考えられます。
【関連リンク】
・川崎フロンターレウェブサイト 第1節 ゲーム記録
・武蔵小杉ブログ 川崎フロンターレ関連エントリ
(2020シーズン関連)
・2020/1/9エントリ 川崎フロンターレが川崎大師必勝祈願から2020シーズン始動、武蔵小杉では挨拶回りに大島僚太選手・バナナ隊長脇坂泰斗選手が登場
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・2020/2/13エントリ 平間銀座商店街・新丸子商店街で川崎フロンターレ応援の横断幕が新年挨拶回りに合わせて更新