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2020年
03月26日

JR東日本が横須賀線武蔵小杉駅のホーム新設工事を4月着手、2023年3月頃供用開始へ

【Reporter:はつしも】

JR東日本が、横須賀線武蔵小杉駅における下りホーム新設工事を着手することを本日付でリリースしました。

この下りホーム新設により、現状のホームは上り専用となり、改札口も新設されます。
下りホームの新設工事は2020年4月に着手され、2022年度末(2023年3月)頃に供用開始となる計画です。

昨年7月のリリースでは「2023年度」とされていましたので、約1年前倒しとなりました。
 
■横須賀線武蔵小杉駅下りホーム新設の概要
計画概要 ●新下りホーム長 311m(15両編成対応)
●ホーム幅員 基本幅員約5m
●エレベーター1基 エスカレーター2基 階段2箇所
※コンコースは、新下りホームへのエレベーター、エスカレーター、階段への通路となる部分の拡張 を行います。
※既設ホームについては上り専用ホームとし、現在の下り線側には柵を設置します。
工事スケジュール ●工事着工予定:2020年4月(ヤード整備は2019年12月より実施中)
●新下りホーム利用開始予定:2022年度末頃

■横須賀線武蔵小杉駅へのホーム新設(横浜側からのイメージ)
JR東日本武蔵小杉駅ホーム新設

■新下りホームのイメージ
新下りホーム

※JR東日本ニュースリリースより


まずこちらは、本日のニュースリリースで新たに公表された、下りホーム新設後の横須賀線武蔵小杉駅のイメージです。

駅の南側(横浜側)からのアングルとされていますが、より具体的には野村不動産武蔵小杉ビルあたりから見たところ、といったところでしょう。

新下りホームは、既存のホームよりもかなり横浜側にずらして設置されることがわかります。

これは、横須賀線武蔵小杉駅の北側はかなりカーブがきつく、カーブの内側にホームを新設するのが厳しいのが理由かと思います。

■ホーム及び改札口新設の平面図
平面図
※JR東日本ニュースリリースより

そしてこちらが、ホーム及び改札口新設の平面図です。

昨年公表されたものと基本的には同様ですが、エスカレーターや階段の位置が明示され、より詳細な図面になっていました。

横須賀線武蔵小杉駅の北側、南武線寄りのエリアに改札口が新設される計画です。

■12月から着手されている工事ヤード整備
工事ヤードの整備工事

工事ヤードの整備工事

ホームの新設については、このたびの国の認可を受けて4月からの工事着工になります。

ただし、そのための工事ヤードの整備については、2019年12月から作業が進められてきました。
この工事が何のためのものか、気になっていた方もいらっしゃったかと思います。

これから2023年3月頃まで、約3年間にわたって大規模な工事が続いていくことになります。

■現在の横須賀線武蔵小杉駅ホーム
転落防止注意喚起センサーが設置された階段脇の部分

【関連リンク】
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