川崎市の新型コロナウイルス感染者数が本日過去最多18名増で累計114名に、中原区が最多・働き盛り会社員比率高まる
【Reporter:はつしも】
川崎市では、市内における新型コロナウイルス感染者数を毎日発表しています。
本日4月11日付の発表では、過去最多となる18人の感染者が確認され、累計感染者数が114名に達しました。
4月5日発表データに続き、今回も本サイトにて独自に集計・グラフ化を行いましたので、お伝えいたします。
■川崎市内の感染者数の推移
まずこちらは、川崎市内の感染者数の推移です。
3月末から感染者数の増加ペース加速が止まらず、4月11日付発表で一気に100名を超えました。
■1日あたりの感染者増加数の推移
今回は新規グラフとして、1日当たりの感染者増加数を棒グラフで作成しました。
前回お伝えした4月5日時点までは1日当たりの増加数は1桁でしたが、4月8日以降10名を超えるようになりました。
そして本日4月11日に増加数が18名に及び、急速に増加する結果となっています。
■区別の感染者数の推移
続いて、区別の感染者数の推移です。
下段の囲み内の数値は、4月5日時点発表数値との対比です。
中原区のトップは動きませんが、それに続いて宮前区も4月5日時点から+11名と大きく増加しました。
■区別の感染者数の割合
区別の感染者数割合を示すと、上記の通りです。
4月5日時点データとの対比を見ると、川崎区・幸区・中原区の「川崎市南部」の比率は相対的に減少し、宮前区・多摩区・麻生区の「川崎市北部」が増加していることがわかります。
感染者数自体は全ての区で増加しているわけですが、4月5日時点では少なめだった川崎市北部でも感染が拡大してきたということです。
■感染者数の男女比
男女比は、4月5日発表時点に比べて男性4pt減、女性4pt増とやや女性の感染割合が増加しました。
川崎市では、川崎市南部に比べて北部の方が女性比率が高いですので、北部住宅街での感染が拡大したことも要因として考えられます。
■年代別の感染者数
年代別の感染者数は、引き続き20~50代の働き盛り層が8割以上を占めています。
特に4月5日からの6日間では、50代の感染割合が6.3ポイント高くなりました。
要因を特定することは難しいですが、リモートワークが進んだこの1週間においても、部長職などに管理職層にある50代は出勤する比率が高かったかもしれません。
一方、20代は4.8ポイント減になっています。
■職業別の感染者数
最後は、職業別の感染者数です。
会社員の比率が4月5日時点より8ポイント増加しました。
飲食店などが次々と閉店する中、引き続き通勤を行う会社員の比率が高まった結果です。
全体を通して、前回お伝えした通り「20代~50代の働き盛り男性会社員」が統計上多くを占める感染者像ということになります。
もちろん、これは統計上のことですので、個別にはさまざまなケースが存在するでしょう。
何はともあれ、川崎市内においても新型コロナウイルス感染者の増加ペースが急激に加速しているのがたいへん懸念されるところです。
本サイトでは現状を把握するにあたり、川崎市から発表される数値をグラフ等で可視化し、お伝えすることがたいへん重要と考えております。
また後日、タイミングを見て独自集計データをお伝えしたいと思います。
【関連リンク】
・川崎市 【緊急情報】川崎市内の新型コロナウイルスに感染した患者の発生状況
・川崎市教育委員会 市立学校 新型コロナウイルス感染症への対応について
・川崎市 新型コロナウイルス感染症関連情報リンクページ
・2020/3/5エントリ 新型コロナウイルス対策で東急スクエア・ららテラスなど武蔵小杉の商業施設が営業短縮、公共施設は機能縮小し各種イベントが中止に
・2020/3/11エントリ 東日本大震災から9年の武蔵小杉:川崎フロンターレが「ReMind-1」募金を実施、新型コロナ対応で街頭活動に代えて銀行振込で受付
・2020/3/19エントリ 武蔵小杉のソメイヨシノが開花、「第43回こすぎ名物花見市」「富士通フェスティバル春まつり川崎2020」「第35回中原桃まつり」は中止に
・2020/3/27エントリ 新型コロナウイルス拡大防止の外出自粛要請を受け、「武蔵小杉東急スクエア」「ららテラス武蔵小杉」が3月28日(土)、29日(日)臨時休業に
・2020/4/1エントリ 川崎フロンターレオフィシャルグッズ&カフェ「AZZURRO NERO × FRO CAFE(フロカフェ)」本日オープン、「お風呂」コンセプトの店内を完全レポート
・2020/4/2エントリ 新型コロナウイルス影響で川崎市立学校は4月17日まで臨時休業に、市立図書館機能制限は「当面の間」に延長
・2020/4/3エントリ 新型コロナウイルス対応で武蔵小杉のグランツリー・ららテラス・東急スクエア・小杉プラザ・フロカフェなどが4月4日(土)・5日(日)臨時休業
・2020/4/5エントリ 川崎市内の新型コロナウイルス感染者が60名に到達:中原区12名が最多、性別・年代・職業別では「働き盛り男性会社員」が高比率に
・2020/4/7エントリ 新型コロナウイルス対応「緊急事態宣言」発令、武蔵小杉の東急スクエア・ららテラス・グランツリー・ヨーカドー等が4/8から一部除き長期休業に
・2020/4/10エントリ 上丸子山王町のブックカフェ「COYAMA」でオンライン古本市を開催、新型コロナウイルスによる臨時休業下でSNS活用
川崎市では、市内における新型コロナウイルス感染者数を毎日発表しています。
本日4月11日付の発表では、過去最多となる18人の感染者が確認され、累計感染者数が114名に達しました。
4月5日発表データに続き、今回も本サイトにて独自に集計・グラフ化を行いましたので、お伝えいたします。
■川崎市内の感染者数の推移
まずこちらは、川崎市内の感染者数の推移です。
3月末から感染者数の増加ペース加速が止まらず、4月11日付発表で一気に100名を超えました。
■1日あたりの感染者増加数の推移
今回は新規グラフとして、1日当たりの感染者増加数を棒グラフで作成しました。
前回お伝えした4月5日時点までは1日当たりの増加数は1桁でしたが、4月8日以降10名を超えるようになりました。
そして本日4月11日に増加数が18名に及び、急速に増加する結果となっています。
■区別の感染者数の推移
続いて、区別の感染者数の推移です。
下段の囲み内の数値は、4月5日時点発表数値との対比です。
中原区のトップは動きませんが、それに続いて宮前区も4月5日時点から+11名と大きく増加しました。
■区別の感染者数の割合
区別の感染者数割合を示すと、上記の通りです。
4月5日時点データとの対比を見ると、川崎区・幸区・中原区の「川崎市南部」の比率は相対的に減少し、宮前区・多摩区・麻生区の「川崎市北部」が増加していることがわかります。
感染者数自体は全ての区で増加しているわけですが、4月5日時点では少なめだった川崎市北部でも感染が拡大してきたということです。
■感染者数の男女比
男女比は、4月5日発表時点に比べて男性4pt減、女性4pt増とやや女性の感染割合が増加しました。
川崎市では、川崎市南部に比べて北部の方が女性比率が高いですので、北部住宅街での感染が拡大したことも要因として考えられます。
■年代別の感染者数
年代別の感染者数は、引き続き20~50代の働き盛り層が8割以上を占めています。
特に4月5日からの6日間では、50代の感染割合が6.3ポイント高くなりました。
要因を特定することは難しいですが、リモートワークが進んだこの1週間においても、部長職などに管理職層にある50代は出勤する比率が高かったかもしれません。
一方、20代は4.8ポイント減になっています。
■職業別の感染者数
最後は、職業別の感染者数です。
会社員の比率が4月5日時点より8ポイント増加しました。
飲食店などが次々と閉店する中、引き続き通勤を行う会社員の比率が高まった結果です。
全体を通して、前回お伝えした通り「20代~50代の働き盛り男性会社員」が統計上多くを占める感染者像ということになります。
もちろん、これは統計上のことですので、個別にはさまざまなケースが存在するでしょう。
何はともあれ、川崎市内においても新型コロナウイルス感染者の増加ペースが急激に加速しているのがたいへん懸念されるところです。
本サイトでは現状を把握するにあたり、川崎市から発表される数値をグラフ等で可視化し、お伝えすることがたいへん重要と考えております。
また後日、タイミングを見て独自集計データをお伝えしたいと思います。
【関連リンク】
・川崎市 【緊急情報】川崎市内の新型コロナウイルスに感染した患者の発生状況
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・川崎市 新型コロナウイルス感染症関連情報リンクページ
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