武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2021年
08月22日

東京2020パラリンピック開会式控え「ブルーインパルス」が予行演習飛行を実施、恵比寿~渋谷上空で武蔵小杉からも視認

【Reporter:はつしも】

東京2020パラリンピック開会式を8月24日に控えて、本日は東京都心上空を中心に「ブルーインパルス」が予行演習で飛行しました。

飛行コースが渋谷駅~恵比寿駅上空付近を旋回したのが武蔵小杉再接近となり、武蔵小杉からもブルーインパルスの姿を見ることができました。

■ブルーインパルスの飛行ルート(航空自衛隊発表)
ブルーインパルスの飛行ルート

まずこちらが、今回のブルーインパルスの飛行ルートです。
新国立競技場、東京スカイツリー、東京タワーの上空を順番に回るルートになっています。

武蔵小杉に最接近するのは恵比寿駅から渋谷駅にかけて旋回するところで、約8キロまで接近します。

約8キロは、肉眼でも十分視認できる距離です。

■恵比寿駅~渋谷駅付近で武蔵小杉に最接近したブルーインパルス
武蔵小杉に最接近したブルーインパルス

武蔵小杉に最接近したブルーインパルス

そしてこちらが、武蔵小杉に最接近したブルーインパルスです。

左から右に向かって旋回をしているところですので、旋回の外側にある武蔵小杉からは機体のお腹部分が見えました。

上記写真は400mmの望遠レンズで撮影したものですので、肉眼では機体の細かいところまでは見えなかったと思いますが、ブルーインパルスのあとに長く伸びるスモークは、はっきりと視認できました。

■埼玉方面に去っていくブルーインパルス
埼玉方面に去っていくブルーインパルス

そしてブルーインパルスは、埼玉方面に去っていきました。
こちらはもう一度左に旋回していますから、飛行ルートからすると飯田橋駅上空あたりでしょうか。

ブルーインパルスの最大速度はマッハ約0.9、時速約1,040kmです。
最大速度ではないにせよ相当な速さですから、武蔵小杉から見えたのは20秒程度だったかと思います。

ブルーインパルスは東京2020オリンピック開会式においても飛行を行いましたが、「密」を避けるためにあえて直前に時間等を発表しませんでした。

しかしながら、これは飛行を待つ多くの方が、ブルーインパルスが確実に飛来しそうな特定スポットにかえって長時間滞留する結果となりました。

そのため、今回、8月24日に開催されるパラリンピック開会式においては、前掲の飛行経路に加えて、前日23日に航空自衛隊のウェブサイト等で飛行時間も告知し、事前の情報公開で混乱を避けることとなりました。

また、特定の場所で五輪のマークなどのシンボルを描くことも予定していませんので、基本的に見える場所からであればどこで見ても大差はありません。

本エントリでご紹介しましたように、ある程度都内方面に視界が開けていれば武蔵小杉のご自宅などからも見えます。

高さもタワーマンションなどである必要はなく、おそらく5階程度のマンションであれば見えるのではないでしょうか。

【関連リンク】
航空自衛隊 ウェブサイト
2021/7/3エントリ 東京2020オリンピック・パラリンピック英国代表事前キャンプ控え、等々力陸上競技場とピコリーノが英国仕様に
2021/7/19エントリ 武蔵小杉駅周辺・等々力緑地の東京2020オリンピック・パラリンピック英国代表歓迎装飾が拡大、公開練習に市内ラグビースクールを招待
2021/8/4エントリ 川崎フロンターレ出身五輪代表、田中碧・三好康児・三笘薫ら各選手の祝賀メッセージが出身の新城高・橘高・富士通川崎工場に掲示
2021/8/14エントリ 東京2020パラリンピック聖火の「川崎市採火式」が等々力陸上競技場前で開催、7区の火を集め「かわさきの火」が完成

Comment(0)