武蔵小杉から新横浜に直通「相鉄・東急直通線」開業予定が2023年3月に、東急目黒線の8両編成営業が2022年4月上旬から順次スタート
【Reporter:はつしも】
相模鉄道・東急電鉄等各社が、「相鉄新横浜線」「東急新横浜線」の開業予定時期を2023年3月とすることを本日付で発表しました。
また東急電鉄は同日付で、東急目黒線の8両編成での営業を2022年4月より順次開始することを発表しました。
■「相鉄新横浜線」「東急新横浜線」の路線図
※東急電鉄等各社プレスリリースより
「相鉄新横浜線」は、現在の相鉄線西谷駅から羽沢横浜国大駅を経由して新横浜に至る新路線です。
また「東急新横浜線」は新横浜駅から日吉駅に至る新路線です。
この2つの新路線は相鉄・東急で管轄が分かれるものの、一体的に直通運転が行われ、さらに相鉄本線・いずみ野線、東急東横線・目黒線に接続し、東京メトロ南北線・副都心 線、都営三田線、埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線、東武東上線まで直通運転を行います。
これにより、上記路線図のような一大ネットワークが構築されることになります。
武蔵小杉駅ユーザーとしては、新横浜に1本で行けるようになるというのがメリットですが、直通の増加によるダイヤの乱れや混雑率の増加など、懸念点の方が多いかもしれません。
また横浜方面に向かう場合、武蔵小杉から乗った電車が必ずしも横浜駅に行かない場合がある、というのも留意点でしょう。
相鉄方面から来た電車が大きく分けると東急線方面と目黒線方面に分かれるわけですが、どの程度の比率で配分されるかなど、詳細な運行内容は今後発表されるということです。
■羽沢横浜国大駅
■8両編成営業が4月上旬から順次スタートする目黒線新型車両(元住吉検車区にて)
■8両分のホームドアが設置された東急新丸子駅
※東急電鉄ニュースリリースより
そして本日のもうひとつのリリースが、東急目黒線の8両編成営業の2022年4月上旬スタートです。
前掲の東急新横浜線・相鉄新横浜線が2023年3月に開業するまでに、同路線に乗り入れる東急目黒線の26編成全てを8両編成化するものとし、それに先立って2022年4月上旬から現行の東急目黒線において8両編成運行を順次開始するということです。
現時点において、東急目黒線各駅での8両編成対応、8両分のホームドア設置が完了しています。
8両編成化により定員が890名から1,190人に約35%増加し、東急電鉄では、アフターコロナにおいてより安心して利用できる営業が可能になるとしています。
こちらは東急目黒線ユーザーには明確にグッドニュースといえるでしょう。
■JR武蔵小杉駅に発着する「相鉄・JR直通線」
なお、2019年11月30日には、相鉄線から羽沢横浜国大駅、JR武蔵小杉駅を経由して埼京線に直通する「相鉄・JR直通線」が開通していました。
羽沢横浜国大駅からは前掲の東急線方面と、JR線方面の2方向に電車が向かうことになりますが、いずれにせよ東急またはJRの「武蔵小杉駅」に発着するというわけです。
住民にメリットがどこまであるかは別としても、「武蔵小杉駅の鉄道要衝化」は、一層進んでいくことになりそうです。
【関連リンク】
・東急電鉄ニュースリリース 2023年3月(予定)相鉄新横浜線・東急新横浜線開業!鉄道がもっと便利になります ~神奈川県央地域及び横浜市西部から東京・埼玉に至る広域的な鉄道ネットワークの形成~
・東急電鉄ニュースリリース 2022年4月上旬から目黒線において8両編成列車の営業を順次開始 ~更なる輸送力増強を実施し、より安心してご利用いただける鉄道を目指します~
・2019/11/6エントリ JR武蔵小杉駅の連絡通路に11月30日開業「相鉄・JR直通線」のPRポスターが登場、「よんれつ」など武蔵小杉駅歴代キャラクターが紹介
・2019/11/30エントリ 本日開業「相鉄・JR直通線」で武蔵小杉から相鉄線方面が直通に、武蔵小杉東急スクエア「崎陽軒」で記念弁当も発売
・2020/3/10エントリ 武蔵小杉から相鉄・JR直通線で1駅。「羽沢横浜国大駅」と、駅周辺から見るみなとみらい・新横浜・武蔵小杉の高層ビル群
相模鉄道・東急電鉄等各社が、「相鉄新横浜線」「東急新横浜線」の開業予定時期を2023年3月とすることを本日付で発表しました。
また東急電鉄は同日付で、東急目黒線の8両編成での営業を2022年4月より順次開始することを発表しました。
■「相鉄新横浜線」「東急新横浜線」の路線図
※東急電鉄等各社プレスリリースより
「相鉄新横浜線」は、現在の相鉄線西谷駅から羽沢横浜国大駅を経由して新横浜に至る新路線です。
また「東急新横浜線」は新横浜駅から日吉駅に至る新路線です。
この2つの新路線は相鉄・東急で管轄が分かれるものの、一体的に直通運転が行われ、さらに相鉄本線・いずみ野線、東急東横線・目黒線に接続し、東京メトロ南北線・副都心 線、都営三田線、埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線、東武東上線まで直通運転を行います。
これにより、上記路線図のような一大ネットワークが構築されることになります。
武蔵小杉駅ユーザーとしては、新横浜に1本で行けるようになるというのがメリットですが、直通の増加によるダイヤの乱れや混雑率の増加など、懸念点の方が多いかもしれません。
また横浜方面に向かう場合、武蔵小杉から乗った電車が必ずしも横浜駅に行かない場合がある、というのも留意点でしょう。
相鉄方面から来た電車が大きく分けると東急線方面と目黒線方面に分かれるわけですが、どの程度の比率で配分されるかなど、詳細な運行内容は今後発表されるということです。
■羽沢横浜国大駅
■8両編成営業が4月上旬から順次スタートする目黒線新型車両(元住吉検車区にて)
■8両分のホームドアが設置された東急新丸子駅
※東急電鉄ニュースリリースより
そして本日のもうひとつのリリースが、東急目黒線の8両編成営業の2022年4月上旬スタートです。
前掲の東急新横浜線・相鉄新横浜線が2023年3月に開業するまでに、同路線に乗り入れる東急目黒線の26編成全てを8両編成化するものとし、それに先立って2022年4月上旬から現行の東急目黒線において8両編成運行を順次開始するということです。
現時点において、東急目黒線各駅での8両編成対応、8両分のホームドア設置が完了しています。
8両編成化により定員が890名から1,190人に約35%増加し、東急電鉄では、アフターコロナにおいてより安心して利用できる営業が可能になるとしています。
こちらは東急目黒線ユーザーには明確にグッドニュースといえるでしょう。
■JR武蔵小杉駅に発着する「相鉄・JR直通線」
なお、2019年11月30日には、相鉄線から羽沢横浜国大駅、JR武蔵小杉駅を経由して埼京線に直通する「相鉄・JR直通線」が開通していました。
羽沢横浜国大駅からは前掲の東急線方面と、JR線方面の2方向に電車が向かうことになりますが、いずれにせよ東急またはJRの「武蔵小杉駅」に発着するというわけです。
住民にメリットがどこまであるかは別としても、「武蔵小杉駅の鉄道要衝化」は、一層進んでいくことになりそうです。
【関連リンク】
・東急電鉄ニュースリリース 2023年3月(予定)相鉄新横浜線・東急新横浜線開業!鉄道がもっと便利になります ~神奈川県央地域及び横浜市西部から東京・埼玉に至る広域的な鉄道ネットワークの形成~
・東急電鉄ニュースリリース 2022年4月上旬から目黒線において8両編成列車の営業を順次開始 ~更なる輸送力増強を実施し、より安心してご利用いただける鉄道を目指します~
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