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2022年
04月10日

川崎フロンターレの柏戦ホームゲームイベント「陸前高田ランド・春」の物産販売や餅まきに賑わい、藁科前社長に勝利で花道

2022明治安田生命J1リーグ第8節川崎フロンターレvs柏レイソル戦」が4月9日に等々力陸上競技場で開催されました。

この試合、川崎フロンターレは従来のフォーメーション「4-3-3」を変更し、ボランチ(中盤の守備的なポジション)を1名増員する「4-2-3-1」を中心に臨みました。
「4-3-3」でワンボランチ(アンカー)をつとめてきた橘田健人選手と、ジョアン シミッチ選手のダブルボランチにより守備の安定がみられたように思います。

そしてマルシーニョ選手の突破から完璧なラストパスが供給され、昨年のMVP・得点王のレアンドロ ダミアン選手が得点して川崎フロンターレが1-0で勝利しました。

■JリーグTwitter 川崎Fvs柏 得点者 レアンドロ ダミアン

またこの日は、ホームゲームイベントとして恒例の「陸前高田ランド・春」が開催されましたので、ご紹介いたします。

■等々力陸上競技場周辺で開催された「陸前高田ランド・春」


陸前高田ランド・春

■「Mind-1ニッポンプロジェクト」のヒストリー展示
Mind-1ニッポンプロジェクトのヒストリー展示

2011年3月11日発生の東日本大震災以来、川崎フロンターレは「Mind-1ニッポンプロジェクト」のもとに継続的な被災地支援を行ってきました。

すぐに実施された街頭募金活動にはじまり、現地の課題として明らかになってきた学校教材の不足に応えるかたちで「川崎フロンターレ算数ドリル」の寄贈、現地でのサッカー教室などに取り組み、2015年9月11日には友好協定「高田フロンターレスマイルシップ」を締結しました。

この協定に基づいてさらに選手らによる訪問、現地でのパブリックビューイング、陸前高田市の子どもたちを川崎市に招待する「かわさき修学旅行」などにも取り組んできています。

この活動の一環として継続してきたのが「陸前高田ランド」です。
陸前高田ランドにおいては、等々力陸上競技場ホームゲーム開催時のイベントとして陸前高田市の物産等の販売を行ってきました。

メイン会場となった等々力緑地の児童公園では、ジャングルジムにこれまでの活動ヒストリー展示がありました。

■2022年の活動ヒストリー展示パネル
2022年の活動ヒストリー展示パネル

毎年展示パネルが加わり、今回は2022年についてもパネルが追加されていました。

2022年はまだ始まったばかりですが、東日本大震災が発生した「3.11」には溝の口駅ペデストリアンデッキで街頭募金活動が行われ、翌日のホームゲームでも選手会による募金活動などが行われていました。

■「Mind-1ニッポンプロジェクト」による溝の口の街頭募金活動
溝の口駅ペデストリアンデッキの街頭募金活動

溝の口駅での街頭募金活動については、本サイトでも同日のエントリでお伝えしておりますので、詳細は関連リンクよりご参照ください。

■陸前高田ランド・春での物産販売
陸前高田ランドでの物産販売

■三陸産商品販売
三陸産商品販売

タオルマフラー型の昆布

さて、「陸前高田ランド」といえば、陸前高田市を中心とした物産販売です。

川崎フロンターレのホームゲームイベントということで、応援グッズ「タオルマフラー」を模した昆布は定番商品になっています。

このブースではほかにも「陸前高田おやつこんぶ」「浜焼きほたて」「三陸産カットわかめ」「手摘み岩のり 」「雪っこオールインワンジェル」など、さまざまな三陸産部さんが販売されていました。

■「神田葡萄園」の蛇口ワイン・ジュース
神田葡萄園の蛇口ワイン・ジュース

神田葡萄園の蛇口ワイン・ジュース

アップルジュース

続いてこちらは「神田葡萄園」です。
昨年は「マスカットサイダー」「リアスワイン」をご紹介しましたが、今回は「蛇口ワイン・ジュース」が目に留まりました。

この日は少し汗ばむほどの陽気でしたので、蛇口からワインやジュースを注いでその場でいただけるのが有難かったです。

■ひころいちファームの米粉パスタスナック
ひころいちファームの米粉パスタスナック

米粉パスタスナック


米粉パスタスナック

こちらも定番となった「ひころいちファーム」の「米粉パスタスナック」です。
カレー味・エビせんレモン風味・牡蠣味・えびせん風味・のりしお味・ソルト味・コンソメ味の中から4種類選んで、袋詰めしてもらえます。

■袋詰めの米粉パスタスナック
米粉パスタスナック

■米油で美味しさも長持ち
美味しさも長持ち

米粉パスタスナックは、米粉・米油により「グルテンフリー」「アレルゲンフリー」「化学調味料フリー」で作られています。

米油で揚げることで油臭さがなく、さらに酸化しにくいことで美味しさが長持ちするのだそうです。

■八木澤商店の「奇跡の醤油」
奇跡の醤(ひしお)

こちらは、「八木澤商店」の「奇跡の醤(ひしお)」です。

同商店は東日本大震災により壊滅的な損害を被りましたが、震災前の「もろみ」奇跡的に無事な状態で見つかりました。
これを拡大培養して仕込み、夏を二度経過させて熟成させたのが「奇跡の醤」となっています。

■八木澤商店の各種醤油やぽん酢・ごまだれなど
八木澤商店の昆布りんご醤油や味付ぽん酢柚子・ごまだれ

■八木澤商店の味噌
八木澤商店の味噌

■八木澤商店の「味噌フランク」
味噌フランク

「奇跡の醬」のほかにも、八木澤商店には昆布醤油やぽん酢、ごまだれなどさまざまな商品があります。

またスタジアムグルメとしては、しっかり味付けの「味噌フランク」が人気でした。

■「カフェフードバーわいわい」
「カフェフードバーわいわい」

■カキバター焼き
カキバター焼き

カキバター焼き

そして三陸といえば、やはり牡蠣は外せませんね。

「カフェフードバーわいわい」では、カキのバター焼きをいただきました。
大粒の柔らかいカキが、とても美味しかったです。

■さんまメンチ
さんまメンチ

「カフェフードバーわいわい」では、「さんまメンチ」や、納豆をちくわに詰めた「なっちく」も人気でした。

行列ができますので、早めに確保しておくのがポイントです。

■恒例の「もちまき」
恒例のもちまき

餅まき

こちらも「陸前高田ランド」恒例の「もちまき」です。

昨年の「陸前高田ランド」同様、事前に整理券を配布したうえでの「着席」での実施となりました。

ただし、今回は整理券を配布した専用エリアの外側にも餅をまいていたため実質的に自由参加も可能で、当初予定よりも規制緩和されていたようです。

専用エリア以外は着席ではありませんが、特に騒いだり押すな押すなのような状態にはならず、皆さん飛んできた餅は深追いせずに落ち着いた運用になっていたかと思います。

■餅まきにはマスコットや藁科前社長も参加
Mind-1ニッポンプロジェクト募金活動

■藁科前社長
藁科前社長

藁科前社長

この餅まきは4回行われまして、それぞれ参加者は異なりますが、この初回はマスコットキャラクターのふろん太・カブレラ・陸前高田市の「たかたのゆめちゃん」のほか、川崎フロンターレの社長を退任された藁科前社長も登場しました。

藁科前社長は在任中の7年間、陸前高田市の支援とパートナーシップの発展に力を尽くしてきました。

■カブレラ×ゆめちゃんチアソングを歌う「Charat」の皆さんらも参加
Charat

Charat

Charat

Charat

また今回は、カブレラ×ゆめちゃんチアソング「GO FRONT!」を歌う「Charat」の皆さんらも参加していました。

餅まきの前には、ステージでミニライブも実施しています。

■「Mind-1ニッポンプロジェクト」募金活動
Mind-1ニッポンプロジェクト募金活動

Mind-1ニッポンプロジェクト募金活動

そして餅まき終了後には、「Mind-1ニッポンプロジェクト」募金活動が実施されました。

こちらは餅まきと異なり、事前に整理券を配布した専用エリアの方のみでした。

■餅まき最終回には武井壮さんらも参加
最終回には武井壮さんらも参加

■武井壮さんと吉田新社長
武井壮さんらも参加

餅まき最終回には、元陸上競技選手のタレント・武井壮さんや、川崎フロンターレの吉田新社長らも参加していました。

■ワルンタも吉田新社長の隣で募金活動に参加
ワルンタも参加

ワルンタのレアなサムアップ

そして餅まき最終回には、イベントにはあまり出てこない「ワルンタ」まで登場しました。

相変わらずダルそうながら募金活動に参加し、募金された方に親指を立ててサムアップしたのは、なかなかレアなシーンです。

■藁科前社長への寄せ書き
藁科前社長への寄せ書き

藁科前社長への寄せ書き

「陸前高田ランド・春」のレポートは、以上です。
最後に、当日実施されていた藁科前社長への寄せ書きをご紹介します。

この寄せ書きは、当日のホームゲーム「柏レイソル戦」終了後に、サポーター有志から藁科社長にプレゼントされていました。

寄せ書きの写真は、2022シーズンの新体制発表会において、「藁科ジャクソン」としてダンスで登場した時のものですね。

藁科さんが発展させてきた陸前高田市とのパートナーシップは、今後も吉田新社長をはじめクラブの皆さんに引き継がれていくことと思います。

【関連リンク】
川崎フロンターレ ゲーム記録 第8節
川崎フロンターレ Mind-1日本プロジェクト ウェブサイト

(川崎フロンターレの東日本大震災復興支援活動)
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