等々力緑地近くの老舗駄菓子屋さん「ことりどう」が2023年9月30日閉店決定、90余年の歴史に幕
等々力緑地近くの駄菓子店「ことりどう」が、2023年9月30日をもって閉店することになりました。
ご高齢による引退とのことで、同店は90年以上にわたる歴史に幕を下ろします。
弊紙ではその歴史に敬意を表して、同店のご協力により本記事に記録を残させていただきます。
■等々力緑地近くの「ことりどう」
■「ことりどう」閉店のご挨拶
「ことりどう」は、府中街道沿いの中原小学校正門と等々力緑地の間で営業をしてきました。
定休日は基本的には設定せず、朝8時から営業をしています。
店頭には閉店のご挨拶が掲示されていました。
「ごあいさつ
いつもご来店をいただきありがとうございます
突然のお知らせになりますが
これまで皆さまの励まし 子供たちからの元気をいただきながら
頑張ってきましたが、寄る年波には勝てず淋しさもありますが
9月30日をもちまして閉店することとしました
90余年にわたるご支援に深く感謝申し上げます
長い間ありがとうございました
皆様方のご健康、ご多幸を祈念申し上げます
令和5年8月 ことりどう店主」
ご挨拶の日付は8月ですが、少し先行して掲示されたばかりでした。
長く営業してきたお店であることは存じ上げておりましたが、90年以上の歴史があったということです。
最初は「小鳥堂文具店」として開業し、すぐ近くの中原小学校の児童と保護者がよく利用していたといいます。
実際にお店のおばあ様にお話を伺うと、ご挨拶にある通り
「もう年で体が限界でしてね、引退することにしました。今までありがとうございました」
とお話くださいました。
■「ことりどう」の店内
今回は同店のご協力により、後世のために店内の写真を記録として残させていただくこととしました。
こじんまりとした店内には、実にさまざまな駄菓子、一部グライダーなどのおもちゃが並んでいました。
■ジャイアンツの切り抜きなど
かつて多摩川の大田区側には東京読売ジャイアンツの練習場が、中原区側に合宿所がありました。
中原区もジャイアンツのお膝元だった頃から営業をしていた「ことりどう」には、ジャイアンツの切り抜きがありました。
長嶋茂雄終身名誉監督や、ジャイアンツからヤンキースなどで活躍した松井秀喜さんのユニフォーム姿がありました。
■川崎フロンターレの展示
そしてことりどうといえば、府中街道方面から等々力陸上競技場へのアクセスルートでもあります。
現在は川崎フロンターレのお膝元ということで、勿論川崎フロンターレの展示もありました。
お店のご家族の方と、中村憲剛さんの記念写真なども見せていただきました。
■山田邦子さんの写真
こちらは、タレントの山田邦子さんの来店写真でした。
1995年、1999年の日付がありましたので、ご縁があったようですね。
このあたりも、時代を感じます。
■駄菓子
今回は懐かしい駄菓子も、ちょっと購入させていただきました。
安い駄菓子がいろいろ買えるのは、お小遣いが限られている子どもたちには嬉しい存在だったと思います。
いつも近くの子どもたちが集まっていましたので、ちょっと寂しくなりますね。
それにしても最近元住吉の「青柳」「ヤマグチ」など、90年以上の歴史があるお店の閉店が続いているような気がします。
中原区の街が形成されてきてから、そんな年回りになってきているのでしょうか。
長い間、おつかれさまでした。
■「ことりどう」のグライダー
■消費税の計算一覧
■「ことりどう」の店舗情報
●所在地:中原区小杉御殿町1-993
●営業時間:8:00~18:00
●定休日:なし(不定休)
■マップ
【関連リンク】
・武蔵小杉ライフ:タウンガイド:その他 ことりどう
・武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 等々力緑地
・2018/5/25エントリ 等々力緑地近くの、昔ながらの駄菓子屋さん。「ことりどう」のツバメ玩具製造所製ソフトグライダーを飛ばして
ご高齢による引退とのことで、同店は90年以上にわたる歴史に幕を下ろします。
弊紙ではその歴史に敬意を表して、同店のご協力により本記事に記録を残させていただきます。
■等々力緑地近くの「ことりどう」
■「ことりどう」閉店のご挨拶
「ことりどう」は、府中街道沿いの中原小学校正門と等々力緑地の間で営業をしてきました。
定休日は基本的には設定せず、朝8時から営業をしています。
店頭には閉店のご挨拶が掲示されていました。
「ごあいさつ
いつもご来店をいただきありがとうございます
突然のお知らせになりますが
これまで皆さまの励まし 子供たちからの元気をいただきながら
頑張ってきましたが、寄る年波には勝てず淋しさもありますが
9月30日をもちまして閉店することとしました
90余年にわたるご支援に深く感謝申し上げます
長い間ありがとうございました
皆様方のご健康、ご多幸を祈念申し上げます
令和5年8月 ことりどう店主」
ご挨拶の日付は8月ですが、少し先行して掲示されたばかりでした。
長く営業してきたお店であることは存じ上げておりましたが、90年以上の歴史があったということです。
最初は「小鳥堂文具店」として開業し、すぐ近くの中原小学校の児童と保護者がよく利用していたといいます。
実際にお店のおばあ様にお話を伺うと、ご挨拶にある通り
「もう年で体が限界でしてね、引退することにしました。今までありがとうございました」
とお話くださいました。
■「ことりどう」の店内
今回は同店のご協力により、後世のために店内の写真を記録として残させていただくこととしました。
こじんまりとした店内には、実にさまざまな駄菓子、一部グライダーなどのおもちゃが並んでいました。
■ジャイアンツの切り抜きなど
かつて多摩川の大田区側には東京読売ジャイアンツの練習場が、中原区側に合宿所がありました。
中原区もジャイアンツのお膝元だった頃から営業をしていた「ことりどう」には、ジャイアンツの切り抜きがありました。
長嶋茂雄終身名誉監督や、ジャイアンツからヤンキースなどで活躍した松井秀喜さんのユニフォーム姿がありました。
■川崎フロンターレの展示
そしてことりどうといえば、府中街道方面から等々力陸上競技場へのアクセスルートでもあります。
現在は川崎フロンターレのお膝元ということで、勿論川崎フロンターレの展示もありました。
お店のご家族の方と、中村憲剛さんの記念写真なども見せていただきました。
■山田邦子さんの写真
こちらは、タレントの山田邦子さんの来店写真でした。
1995年、1999年の日付がありましたので、ご縁があったようですね。
このあたりも、時代を感じます。
■駄菓子
今回は懐かしい駄菓子も、ちょっと購入させていただきました。
安い駄菓子がいろいろ買えるのは、お小遣いが限られている子どもたちには嬉しい存在だったと思います。
いつも近くの子どもたちが集まっていましたので、ちょっと寂しくなりますね。
それにしても最近元住吉の「青柳」「ヤマグチ」など、90年以上の歴史があるお店の閉店が続いているような気がします。
中原区の街が形成されてきてから、そんな年回りになってきているのでしょうか。
長い間、おつかれさまでした。
■「ことりどう」のグライダー
■消費税の計算一覧
■「ことりどう」の店舗情報
●所在地:中原区小杉御殿町1-993
●営業時間:8:00~18:00
●定休日:なし(不定休)
■マップ
【関連リンク】
・武蔵小杉ライフ:タウンガイド:その他 ことりどう
・武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 等々力緑地
・2018/5/25エントリ 等々力緑地近くの、昔ながらの駄菓子屋さん。「ことりどう」のツバメ玩具製造所製ソフトグライダーを飛ばして