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2023年
09月27日

武蔵小杉駅北口・エルシィ跡地再開発の環境アセスメント開始、43階タワー低層部に3フロア商業施設配置しペデストリアンデッキ接続

三井不動産レジデンシャルが「ホテル・ザ・エルシィ跡地」および「旧NEC小杉ビル用地」で進める再開発事業「(仮称)小杉町一丁目計画」の環境アセスメント手続きが開始されました。

「条例環境影響評価方法書」が縦覧され、高さ約155m・43階建てのタワーマンションの1~3階に商業施設が配置される同事業の概要が公表されています。

同施設は2階部分で小杉町ペデストリアンデッキと接続され、将来的にJR武蔵小杉駅まで接続されるデッキの一部を構成することとなります。

■小杉町一丁目計画が行われるエルシィ・旧NEC小杉ビル跡地
小杉町一丁目開発計画

「(仮称)小杉町一丁目計画」が行われるのは、武蔵小杉駅北口からすぐの利便性の高い用地です。

ここには以前「ホテル・ザ・エルシィ」がありましたが2007年9月末に閉館となり、解体後に駐車場として活用されてきました。

その奥が「旧NEC小杉ビル」で、現在はホテル・ザ・エルシィとともに三井不動産レジデンシャルに買収されて同社のモデルルームやシェアオフィス等として活用されています。

この用地に低層部商業施設のタワーマンションを建てる再開発計画は2016年に一旦まとまり、三井不動産レジデンシャルが近隣住民向けの説明会が行われました。

その段階では2017年度に環境アセスメント手続きを開始し、2018年度に着工、2021年度に竣工を予定していたのですが、スケジュールが延期されて2023年に至る現在まで塩漬けになっていたものです。

■事業計画の構想の概要
事業計画の構想の概要

事業計画の構想の概要

環境アセスメント手続きにおける「条例環境影響評価方法書」の縦覧開始に伴って、同書に記載されている事業計画の概要が現地にも公示されました。

前述の通り、高さ約155m・地上43階建てのタワーマンションを建設し、周囲には歩道状空地や広場、そして2階部分にペデストリアンデッキが設置されます。

■「(仮称)小杉町一丁目計画」の断面図
断面図
※環境アセスメント資料より

縦覧が開始された環境アセスメント資料により、低層部の商業施設は地上1~3階に配置されることが明らかになりました。

これは2016年に発表された計画概要から変更ありません。

一方、2016年当時は高さ約170mだったものが、約155mと少し低くなりました。

■接続される「小杉町ペデストリアンデッキ」
小杉町ペデストリアンデッキ

小杉町ペデストリアンデッキ

「(仮称)小杉町一丁目開発計画」は、現在武蔵小杉駅北口のツインタワー「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」からホテル・ザ・エルシィ跡地の角まで整備されている、「小杉町ペデストリアンデッキ」と接続されます。

現在はエルシィ跡地の角までしか行けませんが、再開発ビルの建設により上記写真から先につながるというわけです。

■小杉ビルディング(左)と小杉町一丁目計画用地(右)
つながるのは小杉ビルディング手前まで

■小杉ビルディング
小杉ビルディング

ペデストリアンデッキがつながるのは、小杉ビルディングの手前までです。

JR武蔵小杉駅までつながるのは、JR東日本が買収した小杉ビルディングの再開発事業完成まで待つ必要があります。

小杉ビルディングはまだ「トンカツツキウマ」が出店するなど商業ビルとして現役ですので、まだかなりの時間がかかりそうですね。

■駐車場として活用されているホテル・ザ・エルシィ跡地
駐車場として活用されているホテル・ザ・エルシィ跡地

■三井不動産レジデンシャルが活用するホテル・ザ・エルシィ跡地
NEC小杉ビル跡地

今後のスケジュールは、まずは条例環境影響評価方法書の縦覧および意見書の募集が11月8日まで行われ、環境アセスメント手続きが進められていくことになります。

環境アセスメントを経て都市計画決定、工事着工となる段取りです。

2016年に三井不動産レジデンシャルから発表されたスケジュールから単純にスライドさせた場合、2024年度に都市計画決定というところでしょうか。

その後解体工事で1年、建設工事で3年くらいは見ておく必要があると思われますので、「(仮称)小杉町一丁目計画」の完成をみるのは2028年度にはなるような気がいたします。

いずれにしましても塩漬けになっていた計画がリスタートということで、今後に注目が集まります。

【関連リンク】
川崎市 環境アセスメント (仮称)小杉町一丁目計画に係る条例環境影響評価方法書
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北部地区 ホテル・ザ・エルシィ跡地地区
2008/1//27エントリ ホテル・ザ・エルシィ解体開始
2010/7/14エントリ ホテル・ザ・エルシィ跡地で都市再生機構が「小杉駅北口地区居住環境整備事業」を開始
2011/12/12エントリ NEC小杉ビルを三井不動産レジデンシャルが取得、UR都市機構のエルシィ跡地との一体再開発に参画
2012/5/17エントリ ホテル・ザ・エルシィ跡地に180m級超高層タワーを計画
2012/8/10エントリ 小杉町3丁目東地区に44階・160mタワー、エルシィ跡地に48階・170mタワー建設へ
2016/8/9エントリ 三井不動産レジデンシャルがエルシィ跡地「(仮称)小杉駅北口地区開発計画」の概要を発表:170mタワー・3層程度の商業施設に文化交流施設等誘致、再開発ビル東西に広場を整備
2017/4/1エントリ 武蔵小杉駅北口の「小杉ビルディング」買収企業はJR東日本と判明、駅舎も含めた駅ビル開発を計画
2017/11/6エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」とエルシィ跡地をつなぐペデストリアンデッキが本日未明に設置完了、南武沿線道路を跨ぎ武蔵小杉駅北口の風景が一夜で変貌
2018/4/4エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」とエルシィ跡地をつなぐ「小杉町ペデストリアンデッキ」が供用開始、商業施設「COSUGI COMMONS」では「COSUGI LODGE」など3店舗がオープン
2020/4/28エントリ 川崎市が武蔵小杉駅北口のロータリー拡張・ペデストリアンデッキ整備等推進する「まちづくり方針案」を公表、6月1日までパブリックコメント募集

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