宮代大聖・上福元直人参加!「川崎フロンターレ算数ドリル実践学習」が下作延小学校で開催
川崎フロンターレでは「川崎フロンターレ算数ドリル」を作成・配布しています。
この算数ドリルは2009年に上丸子小学校で配布されたのがはじまりで、2010年からは川崎市内の全市立小学校に拡大しています。
また川崎フロンターレではドリルの配布に加えて、選手が小学校を訪問する「川崎フロンターレ算数ドリル実践学習」を継続的に開催しています。
今回は川崎市高津区の川崎市立下作延小学校で実践学習が行われ、宮代大聖選手・上福元直人選手が参加しました。
■川崎フロンターレ算数ドリル実践学習
■川崎フロンターレ算数ドリル
©︎KAWASAKI FRONTALE
「川崎フロンターレ算数ドリル」は、2011年にはドリルの教育的価値が川崎市にも認められ、制作予算補助を受けて継続的な事業として運営されています。
このドリルの内容は川崎市内の公立小学校で使用されている算数の教科書に沿って制作されているため、このドリルに出題されている問題を解くことで、さらなる学習効果が期待できる作りになっています。
上記写真は「上巻」で、これに続いて10月から3月まで使用される「下巻」が各小学校に配布されました。
■川崎市立下作延小学校
■下作延小学校の宮代大聖・上福元直人両選手歓迎の装飾
川崎市立下作延小学校は、南武線津田山駅前にあります。
ほぼ「駅直結」といってよい、市内でもあまり例のないロケーションにあります。
玄関には宮代大聖・上福元直人両選手の似顔絵や歓迎のメッセージが掲示され、川崎フロンターレのユニフォームなどで装飾されていました。
■宮代大聖選手と似顔絵
玄関の似顔絵は、本当によく似ていました。
宮代大聖選手も「似ている」とSNSに投稿されていました。
宮代選手は、川崎フロンターレアカデミー出身のフォワードです。
「川崎の大砲」と呼ばれ、強烈なシュート力でアカデミー時代から年代別代表としても活躍してきました。
トップチーム昇格後にレノファ山口、徳島ヴォルティス、サガン鳥栖へのレンタル移籍で実績を積み、2023シーズンに川崎フロンターレに満を持して帰ってきました。
ここまで今季チームトップの得点を記録し、新時代のフォワードとして成長しています。
■上福元直人両選手と似顔絵
上福元直人選手は、京都サンガから2023シーズンより完全移籍で加入したゴールキーパーです。
その名前と、広い守備範囲でゴールを守る姿から「カミ(守護神)」と呼ばれています。
2021シーズンには徳島ヴォルティスで宮代選手ともチームメイトだったこともあり、加入直後から仲良くしていたようです。
今回はそんな人選もあったかもしれません。
■両選手が登場して実践学習がスタート
宮代大聖・上福元直人両選手が登場して、「川崎フロンターレ算数ドリル実践学習」がスタートです。
上福元直人選手は、小学校時代から算数が苦手科目とのこと。
実際に公式サイトのプロフィールにも苦手科目として数学が記載されていまして、「今回は克服する意味でも頑張りたい」とのことでした。
■実践学習の内容
今回の実践学習は、宮代大聖選手が「50m走」、上福元直人選手が「シュート速度」をテーマにした学習を担当していました。
これらは実際にドリル内fで出題されている問題を校庭で実践し、学習するというものです。
■50m走を計測する宮代大聖選手
宮代大聖選手は、まず50m走を計測します。
最後、少し流して7秒22でした。
■自分が何m先から走れば同時にゴールできるか?
そして子どもたちもそれぞれ50mの持ちタイムがあります。
宮代大聖選手とのタイム差から、「何m先から自分がスタートすれば同時にゴールできるのか?」計算するというわけです。
■子どもたちに教えてあげる宮代大聖選手
この子は、宮代選手が見ると「36m先」という計算をしていたのですが、普通に考えると「残り14m」で同着になるというのはおかしいことがわかります。
宮代選手がかみ砕いてその点を教えてあげていました。
単なる数字だけでなく、実践的な感覚で学習すると理解がしやすい部分があると思います。
■スタート地点に差をつけて再計測
皆さんの計算に基づいて、スタート地点に差をつけて再計測です。
上手くいくでしょうか。
■50m走スタート!
■いい感じのゴール
勿論、宮代選手は合計10本くらい50mダッシュすることになり疲れもでますし、子どもたちのタイムもブレは出るわけですが、それでも最初に横一線でスタートした時に比べると、差が縮まっていました。
上記のゴール直前の写真などは、かなり上手くいったケースですね。
■上福元直人・宮代大聖両選手のシュート速度計測
一方こちらは、上福元直人選手がメインで担当していた、シュート速度の比較計算です。
当初は上福元選手が左右両足で測定する予定だったのですが、急遽宮代選手も参加しました。
何度かトライして上福元選手が時速89km、宮代選手が時速100kmを計測。
宮代選手は好記録が出て喜んでいました。
■速さの比較計算
両選手に加えて、子どもたちもシュート速度の計測を行いました。
速い子ですと時速50km台くらい、でていました。
これに比較対象としてゾウが分速700m、ダチョウが分速800mと提示されていまして、分速を時速に直して比較してみようという出題でした。
■積極的な子どもたち
実践学習に参加する子どもたちの学習意欲は旺盛で、みなさん積極的でした。
これは川崎フロンターレ算数ドリルや選手たちの参加による効果もあったのではないでしょうか。
■体験学習の後にQ&Aタイム
体験学習のあとに、両選手へのQ&Aタイムがありました。
「大切にしていることは?」という質問に対しては、以下のお話がありました。
宮代選手:
「しっかりと目標や夢を明確に持つっていうことは子どものころからやっていることなんで、みんな、今はまだ目標とか夢とかない子もいるかもしれないけど、もしできたときにはその目標に向かって一生懸命頑張ってほしいなと思います」
上福元選手:
「しっかりと夢を追いかけるということを、どういう時でも諦めないということをすごく大事にしてきて、何か上手くいかないことだったり、自分が思ったように行かないときこそ、もっと頑張ろうとか、そういうところで、ただ上手くいかないからもうやめちゃおうとか、あきらめるっていうことをなるべくしないように、すごく意識して今までやってきました。
まあ結果的にサッカー選手にはなりましたけど、そういったことはすごく大事にしてきました」
■実践学習終了後の囲み取材
上記のほか、「挫折したことは?」という質問もありました。
また実践学習終了後には囲み取材もありまして、宮代選手からは「元気な子どもたちのパワーをもらえてよかった」、上福元選手からも「子どもたちの素直に喜んでくれる姿とか、久しぶりにそういうふれあいをさせてもらったので、新鮮な気持ちでまたこれからサッカーをしっかり頑張っていきたい」といったメッセージがありました。。
これらは武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネルでノーカットで収録させていただいております。
記事末尾から、是非そちらもご視聴ください。
■子どもたちのインタビューも
またあわせて、子どもたちのインタビューもさせていただきました。
子どもたちからの印象は、宮代選手・上福元選手ともに「優しかった」とのこと。
川崎フロンターレの応援にぜひ行きたい、とのコメントもありました。
こちらもYoutubeチャンネルでノーカットで収録していますので、ご視聴ください。
「川崎フロンターレ算数ドリル実践学習」は、2009年から今回で15回目を迎えます。
こういった地道な活動で地域に貢献しつつ、応援してくれる人を増やしてきたのが、川崎フロンターレです。
算数ドリルについては、また今後も継続的に活動されることと思います。
■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル「宮代大聖・上福元直人Q&A完全収録!川崎フロンターレ算数ドリル実践学習in下作延小学校」
前述の通り、宮代大聖・上福元直人両選手のQ&A・囲み取材、子どもたちのインタビューを完全収録した動画を武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネルで公開しております。
宮代大聖選手が激走する姿や上福元直人選手の迫力あるシュート、また子どもたちとの触れ合いなども収録していますので、こちらもぜひご視聴ください。
(あさお)
【関連リンク】
・川崎フロンターレSDGsウェブサイト
・2023/9/10エントリ 川崎フロンターレが清掃活動「多摩川エコラシコ」開催、両岸の河川名標識を「多摩川クラシコデザイン」でお披露目
・2023/9/30エントリ 川崎フロンターレらが発達障がい児向けサッカー観戦「2023えがお共創プロジェクト」開催、4年ぶり選手交流復活し子どもたちに笑顔
・2023/10/14エントリ 川崎フロンターレ選手会「等々力緑地清掃活動」開催、ごみ拾い&草むしりでサポーターと交流し笑顔
・2023/10/31エントリ NEC玉川事業場に初登場!川崎フロンターレふろん太と巡る「かわさきSDGsパートナーまつり2023」
この算数ドリルは2009年に上丸子小学校で配布されたのがはじまりで、2010年からは川崎市内の全市立小学校に拡大しています。
また川崎フロンターレではドリルの配布に加えて、選手が小学校を訪問する「川崎フロンターレ算数ドリル実践学習」を継続的に開催しています。
今回は川崎市高津区の川崎市立下作延小学校で実践学習が行われ、宮代大聖選手・上福元直人選手が参加しました。
■川崎フロンターレ算数ドリル実践学習
■川崎フロンターレ算数ドリル
©︎KAWASAKI FRONTALE
「川崎フロンターレ算数ドリル」は、2011年にはドリルの教育的価値が川崎市にも認められ、制作予算補助を受けて継続的な事業として運営されています。
このドリルの内容は川崎市内の公立小学校で使用されている算数の教科書に沿って制作されているため、このドリルに出題されている問題を解くことで、さらなる学習効果が期待できる作りになっています。
上記写真は「上巻」で、これに続いて10月から3月まで使用される「下巻」が各小学校に配布されました。
■川崎市立下作延小学校
■下作延小学校の宮代大聖・上福元直人両選手歓迎の装飾
川崎市立下作延小学校は、南武線津田山駅前にあります。
ほぼ「駅直結」といってよい、市内でもあまり例のないロケーションにあります。
玄関には宮代大聖・上福元直人両選手の似顔絵や歓迎のメッセージが掲示され、川崎フロンターレのユニフォームなどで装飾されていました。
■宮代大聖選手と似顔絵
玄関の似顔絵は、本当によく似ていました。
宮代大聖選手も「似ている」とSNSに投稿されていました。
宮代選手は、川崎フロンターレアカデミー出身のフォワードです。
「川崎の大砲」と呼ばれ、強烈なシュート力でアカデミー時代から年代別代表としても活躍してきました。
トップチーム昇格後にレノファ山口、徳島ヴォルティス、サガン鳥栖へのレンタル移籍で実績を積み、2023シーズンに川崎フロンターレに満を持して帰ってきました。
ここまで今季チームトップの得点を記録し、新時代のフォワードとして成長しています。
■上福元直人両選手と似顔絵
上福元直人選手は、京都サンガから2023シーズンより完全移籍で加入したゴールキーパーです。
その名前と、広い守備範囲でゴールを守る姿から「カミ(守護神)」と呼ばれています。
2021シーズンには徳島ヴォルティスで宮代選手ともチームメイトだったこともあり、加入直後から仲良くしていたようです。
今回はそんな人選もあったかもしれません。
■両選手が登場して実践学習がスタート
宮代大聖・上福元直人両選手が登場して、「川崎フロンターレ算数ドリル実践学習」がスタートです。
上福元直人選手は、小学校時代から算数が苦手科目とのこと。
実際に公式サイトのプロフィールにも苦手科目として数学が記載されていまして、「今回は克服する意味でも頑張りたい」とのことでした。
■実践学習の内容
今回の実践学習は、宮代大聖選手が「50m走」、上福元直人選手が「シュート速度」をテーマにした学習を担当していました。
これらは実際にドリル内fで出題されている問題を校庭で実践し、学習するというものです。
■50m走を計測する宮代大聖選手
宮代大聖選手は、まず50m走を計測します。
最後、少し流して7秒22でした。
■自分が何m先から走れば同時にゴールできるか?
そして子どもたちもそれぞれ50mの持ちタイムがあります。
宮代大聖選手とのタイム差から、「何m先から自分がスタートすれば同時にゴールできるのか?」計算するというわけです。
■子どもたちに教えてあげる宮代大聖選手
この子は、宮代選手が見ると「36m先」という計算をしていたのですが、普通に考えると「残り14m」で同着になるというのはおかしいことがわかります。
宮代選手がかみ砕いてその点を教えてあげていました。
単なる数字だけでなく、実践的な感覚で学習すると理解がしやすい部分があると思います。
■スタート地点に差をつけて再計測
皆さんの計算に基づいて、スタート地点に差をつけて再計測です。
上手くいくでしょうか。
■50m走スタート!
■いい感じのゴール
勿論、宮代選手は合計10本くらい50mダッシュすることになり疲れもでますし、子どもたちのタイムもブレは出るわけですが、それでも最初に横一線でスタートした時に比べると、差が縮まっていました。
上記のゴール直前の写真などは、かなり上手くいったケースですね。
■上福元直人・宮代大聖両選手のシュート速度計測
一方こちらは、上福元直人選手がメインで担当していた、シュート速度の比較計算です。
当初は上福元選手が左右両足で測定する予定だったのですが、急遽宮代選手も参加しました。
何度かトライして上福元選手が時速89km、宮代選手が時速100kmを計測。
宮代選手は好記録が出て喜んでいました。
■速さの比較計算
両選手に加えて、子どもたちもシュート速度の計測を行いました。
速い子ですと時速50km台くらい、でていました。
これに比較対象としてゾウが分速700m、ダチョウが分速800mと提示されていまして、分速を時速に直して比較してみようという出題でした。
■積極的な子どもたち
実践学習に参加する子どもたちの学習意欲は旺盛で、みなさん積極的でした。
これは川崎フロンターレ算数ドリルや選手たちの参加による効果もあったのではないでしょうか。
■体験学習の後にQ&Aタイム
体験学習のあとに、両選手へのQ&Aタイムがありました。
「大切にしていることは?」という質問に対しては、以下のお話がありました。
宮代選手:
「しっかりと目標や夢を明確に持つっていうことは子どものころからやっていることなんで、みんな、今はまだ目標とか夢とかない子もいるかもしれないけど、もしできたときにはその目標に向かって一生懸命頑張ってほしいなと思います」
上福元選手:
「しっかりと夢を追いかけるということを、どういう時でも諦めないということをすごく大事にしてきて、何か上手くいかないことだったり、自分が思ったように行かないときこそ、もっと頑張ろうとか、そういうところで、ただ上手くいかないからもうやめちゃおうとか、あきらめるっていうことをなるべくしないように、すごく意識して今までやってきました。
まあ結果的にサッカー選手にはなりましたけど、そういったことはすごく大事にしてきました」
■実践学習終了後の囲み取材
上記のほか、「挫折したことは?」という質問もありました。
また実践学習終了後には囲み取材もありまして、宮代選手からは「元気な子どもたちのパワーをもらえてよかった」、上福元選手からも「子どもたちの素直に喜んでくれる姿とか、久しぶりにそういうふれあいをさせてもらったので、新鮮な気持ちでまたこれからサッカーをしっかり頑張っていきたい」といったメッセージがありました。。
これらは武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネルでノーカットで収録させていただいております。
記事末尾から、是非そちらもご視聴ください。
■子どもたちのインタビューも
またあわせて、子どもたちのインタビューもさせていただきました。
子どもたちからの印象は、宮代選手・上福元選手ともに「優しかった」とのこと。
川崎フロンターレの応援にぜひ行きたい、とのコメントもありました。
こちらもYoutubeチャンネルでノーカットで収録していますので、ご視聴ください。
「川崎フロンターレ算数ドリル実践学習」は、2009年から今回で15回目を迎えます。
こういった地道な活動で地域に貢献しつつ、応援してくれる人を増やしてきたのが、川崎フロンターレです。
算数ドリルについては、また今後も継続的に活動されることと思います。
■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル「宮代大聖・上福元直人Q&A完全収録!川崎フロンターレ算数ドリル実践学習in下作延小学校」
前述の通り、宮代大聖・上福元直人両選手のQ&A・囲み取材、子どもたちのインタビューを完全収録した動画を武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネルで公開しております。
宮代大聖選手が激走する姿や上福元直人選手の迫力あるシュート、また子どもたちとの触れ合いなども収録していますので、こちらもぜひご視聴ください。
(あさお)
【関連リンク】
・川崎フロンターレSDGsウェブサイト
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