南武沿線道路・小杉御殿町交差点以西や周辺道路・二ヶ領用水沿いに自転車ナビマークが設置、施工プロセスも観察
川崎市では、市内における自転車走行環境の整備を進めています。
武蔵小杉周辺においても自転車専用レーンや自転車ナビマーク等の設置が行われ、弊紙でもお伝えしてきました。
自転車専用レーンは一定以上の道路の幅員が必要となり、設置は4車線拡幅が行われた綱島街道などごく一部に限られます。
そのため、自転車の走行方向を誘導する自転車ナビマークの設置が中心となっています。
このたび、南武沿線道路の小杉御殿町交差点以西の区域や、周辺道路に自転車ナビマークが設置されました。
■南武沿線道路・小杉御殿町以西の自転車ナビマーク設置
南武沿線道路は、段階的に自転車ナビマークの設置が進められてきました。
武蔵小杉駅や武蔵中原駅近くでは先行して設置が済んでいましたが、その中間にあたる小杉御殿町以西は後工程になっていました。
それが2024年2月に工事が行われ、ご覧の通り「矢羽根マーク」ともいわれる自転車ナビマークが設置されました。
■今井上町・南武沿線道路の一本裏側の道路
そして今回は同時期に、南武沿線道路の1本北側に並行して走る道路にも自転車ナビマークが設置されました。
写真右手は、以前二宮金次郎像をご紹介したことがある地元企業「日本キャビネット工業」の本社です。
これまでは幹線道路から着手されていましたので、広めの2車線道路とはいえ、こういった裏通りへの自転車ナビマークの設置は、自転車走行環境の整備が次のステージに入ったことを感じます。
■二ヶ領用水沿いの道路にも設置
また今回、さらに二ヶ領用水沿いの道路や歩道にも自転車ナビマークが設置されました。
こちらはさらに幅員が狭いこともあってか、青い矢羽根マークはありません。
ただ、自転車は左側通行であることを明示するものとなっています。
■今井仲町の道路
さらにこちらは、今井仲町の道路です。
今井小学校や今井中学校の通学路にもなっていますが、歩道も車道も狭くなっています。
そのためこちらも矢羽根マークはなく、自転車の走行方向の明示のみでした。
■自転車ナビマーク(矢羽根マーク)の施工
そして今回、自転車ナビマーク(矢羽根マーク)の施工を見ることができました。
まず最初に、薄いシートのようなもので矢羽根の形を作っています。型紙的な役割ですね。
■青い塗料を流し込み
そして矢羽根型のシートの上に、機械で青い塗料を流し込んでいきます。
これは半分ずつ作業していくようです。
最後にシートをはがすと、最初にご紹介した矢羽根マークが出来上がるというわけです。
今回、南武道路の裏手の道路まで設置が行われましたので、今後ほかの地域でも裾野を広げて施工が行われていくものと思います。
自転車は道路交通法上、車両の一種「軽車両」であり、車道の端を左側走行するのが基本となっています。
それが理解されていないケースもこれまでに多くありましたので、こうした環境整備が行われているものです。
■自転車専用レーンが設けられている綱島街道
【関連リンク】
・川崎市ウェブサイト 自転車通行環境整備に関する考え方等の策定について
・川崎市ウェブサイト 川崎市自転車通行環境整備実施計画(平成27年2月、PDF)
・2011/5/29エントリ 木月住吉町の自転車専用レーン
・2016/6/4エントリ 綱島街道拡幅:市ノ坪交差点~労災病院前交差点の自転車専用レーンが供用開始
・2015/3/21エントリ 府中街道拡幅区間の自転車専用レーンが一部供用開始
・2015/4/4エントリ 小杉町3丁目中央地区の都市計画道路が供用開始、自転車専用レーンを整備
・2016/2/12エントリ 武蔵小杉再開発・中丸子地区の新設幹線道路に自転車走行用ガイドが設置
・2016/8/1エントリ 綱島街道・武蔵小杉エリアの自転車専用レーンに誘導を行う、電光掲示板が設置
・2016/12/26エントリ パークシティ武蔵小杉周辺に自転車走行指導帯が設置、川崎市計画により武蔵小杉駅周辺の自転車通行環境を整備推進
・2017/4/11エントリ 武蔵小杉の自転車通行環境整備:中原警察署の敷地内に自転車走行指導帯が設置
・2018/3/26エントリ JR武蔵中原駅周辺、南武沿線道路と中原街道の交差点付近の一部区間に自転車ナビマークが設置
・2018/3/29エントリ 川崎市が武蔵小杉駅周辺道路の自転車走行環境整備を推進、中原郵便局前の一部区間に自転車ナビマークを設置
・2023/4/17エントリ 木月住吉町「不思議な70m自転車専用レーン」前後に自転車ナビマークが設置、東急線アンダーパスや物流施設完成に向け交通環境整備
武蔵小杉周辺においても自転車専用レーンや自転車ナビマーク等の設置が行われ、弊紙でもお伝えしてきました。
自転車専用レーンは一定以上の道路の幅員が必要となり、設置は4車線拡幅が行われた綱島街道などごく一部に限られます。
そのため、自転車の走行方向を誘導する自転車ナビマークの設置が中心となっています。
このたび、南武沿線道路の小杉御殿町交差点以西の区域や、周辺道路に自転車ナビマークが設置されました。
■南武沿線道路・小杉御殿町以西の自転車ナビマーク設置
南武沿線道路は、段階的に自転車ナビマークの設置が進められてきました。
武蔵小杉駅や武蔵中原駅近くでは先行して設置が済んでいましたが、その中間にあたる小杉御殿町以西は後工程になっていました。
それが2024年2月に工事が行われ、ご覧の通り「矢羽根マーク」ともいわれる自転車ナビマークが設置されました。
■今井上町・南武沿線道路の一本裏側の道路
そして今回は同時期に、南武沿線道路の1本北側に並行して走る道路にも自転車ナビマークが設置されました。
写真右手は、以前二宮金次郎像をご紹介したことがある地元企業「日本キャビネット工業」の本社です。
これまでは幹線道路から着手されていましたので、広めの2車線道路とはいえ、こういった裏通りへの自転車ナビマークの設置は、自転車走行環境の整備が次のステージに入ったことを感じます。
■二ヶ領用水沿いの道路にも設置
また今回、さらに二ヶ領用水沿いの道路や歩道にも自転車ナビマークが設置されました。
こちらはさらに幅員が狭いこともあってか、青い矢羽根マークはありません。
ただ、自転車は左側通行であることを明示するものとなっています。
■今井仲町の道路
さらにこちらは、今井仲町の道路です。
今井小学校や今井中学校の通学路にもなっていますが、歩道も車道も狭くなっています。
そのためこちらも矢羽根マークはなく、自転車の走行方向の明示のみでした。
■自転車ナビマーク(矢羽根マーク)の施工
そして今回、自転車ナビマーク(矢羽根マーク)の施工を見ることができました。
まず最初に、薄いシートのようなもので矢羽根の形を作っています。型紙的な役割ですね。
■青い塗料を流し込み
そして矢羽根型のシートの上に、機械で青い塗料を流し込んでいきます。
これは半分ずつ作業していくようです。
最後にシートをはがすと、最初にご紹介した矢羽根マークが出来上がるというわけです。
今回、南武道路の裏手の道路まで設置が行われましたので、今後ほかの地域でも裾野を広げて施工が行われていくものと思います。
自転車は道路交通法上、車両の一種「軽車両」であり、車道の端を左側走行するのが基本となっています。
それが理解されていないケースもこれまでに多くありましたので、こうした環境整備が行われているものです。
■自転車専用レーンが設けられている綱島街道
【関連リンク】
・川崎市ウェブサイト 自転車通行環境整備に関する考え方等の策定について
・川崎市ウェブサイト 川崎市自転車通行環境整備実施計画(平成27年2月、PDF)
・2011/5/29エントリ 木月住吉町の自転車専用レーン
・2016/6/4エントリ 綱島街道拡幅:市ノ坪交差点~労災病院前交差点の自転車専用レーンが供用開始
・2015/3/21エントリ 府中街道拡幅区間の自転車専用レーンが一部供用開始
・2015/4/4エントリ 小杉町3丁目中央地区の都市計画道路が供用開始、自転車専用レーンを整備
・2016/2/12エントリ 武蔵小杉再開発・中丸子地区の新設幹線道路に自転車走行用ガイドが設置
・2016/8/1エントリ 綱島街道・武蔵小杉エリアの自転車専用レーンに誘導を行う、電光掲示板が設置
・2016/12/26エントリ パークシティ武蔵小杉周辺に自転車走行指導帯が設置、川崎市計画により武蔵小杉駅周辺の自転車通行環境を整備推進
・2017/4/11エントリ 武蔵小杉の自転車通行環境整備:中原警察署の敷地内に自転車走行指導帯が設置
・2018/3/26エントリ JR武蔵中原駅周辺、南武沿線道路と中原街道の交差点付近の一部区間に自転車ナビマークが設置
・2018/3/29エントリ 川崎市が武蔵小杉駅周辺道路の自転車走行環境整備を推進、中原郵便局前の一部区間に自転車ナビマークを設置
・2023/4/17エントリ 木月住吉町「不思議な70m自転車専用レーン」前後に自転車ナビマークが設置、東急線アンダーパスや物流施設完成に向け交通環境整備