多摩川河川敷など避難場所3か所で東日本大震災追悼「3.11防災花火」打ち上げ、避難場所確認を啓発
本日2025年3月11日は、東日本大震災から14年を数える日です。
この日を迎えるにあたり、LINEヤフー株式会社が追悼と啓発の「3.11防災花火」を打ち上げました。
■「3.11防災花火」
災害発生時には、まずは身の安全を確保するための「避難場所」が指定されています。
今回の「3.11防災花火」は、いずれも避難場所となっている神宮外苑、都立駒場高校、そして高津区の北見方第一野球場で打ち上げられました。
花火が綺麗に見える距離「約2km」は、凡そ広域防災拠点整備の目安となる距離です。
つまり、今回の花火が自宅付近から綺麗に見えたとしたら、そこが避難場所だということです。
■北見方で打ち上げられた花火

今回の「3.11防災花火」は、北見方第一野球場では約200発、数分間の打ち上げでした。
前述の「避難場所」への啓発にくわえて、追悼の思いもこめての打ち上げです。
またLINEヤフーのイベントページでは、「避難場所」と「避難所」の違いについても説明されていました。
「避難場所」は、災害発生時にまず身の安全を確保するために避難する場所で、多くが公園などの広いスペースが指定されています。
ここに避難して安全が確保されたら自宅の安全を確認し、倒壊リスクなどを踏まえて居住できる状況か確認します。
自宅に居住できない場合に、行政が準備して一定期間生活することになるのが、「避難所」です。
川崎市においては災害対策基本法に基づき、市内の市立小中学校等が「指定避難所」として指定され、災害によって自宅に住めなくなってしまった場合などに避難生活を送る場所として定められています。
■避難所の案内
避難所の入口には、上記写真の看板が設置されています。
洪水及び内水氾濫の際に避難すべき階数、また洪水時に想定される浸水深が記載されています。
■中原区内の指定避難所一覧
※表の対象町丁は一応の目安です。それぞれの置かれた状況に合わせて自宅に留まったり、安全な場所にある親戚・知人宅などに避難する(分散避難)と、感染リスクを減らせます。
※神奈川県立高校(川崎工科高校、新城高校、住吉高校)は、災害時において、消防、警察、自衛隊等の応援部隊の集結場所や活動の拠点になります。
■中原区の指定避難所Googleマップ
上記のコンテンツは、弊紙では「中原区の指定避難所一覧」として、ブログ上に常設されています。
PC表示ではページ上部のメニューから、スマホ表示では左上のハンバーガーメニューからアクセスできますので、参考情報としてご活用ください。
但し、大災害時には何らかの事情により状況が変わる場合があります。
そうした情報をリアルタイムで更新することは不可能ですので、情報の適切性・正確性に一切の責任は負いかねます。万一の場合には川崎市による一次情報をご参照ください。
■左手に見えるのは武蔵小杉の高層ビル群


今回は、北見方で打ち上げられる花火と武蔵小杉の高層ビル群を同じ枠に収めるため、多摩川対岸の二子玉川ライズ側の二子玉川公園から撮影を行っております。
武蔵小杉の高層ビル群の写真をよく見ると、横に黒い線が走っているのがわかるでしょうか。
これは多摩川を渡る送電線が、武蔵小杉の高層ビル群の手前に通っていることによるものです。
■二子玉川公園のスターバックスコーヒー

■LINEヤフー株式会社の「防災花火」告知ビジュアル

■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル
また今回、3.11防災花火を動画でも収録しておりますので、あわせてご視聴ください。
【関連リンク】
・LINEヤフー株式会社 3.11防災花火
(東日本大震災関連)
・2011/3/11エントリ 大地震により武蔵小杉で大規模な停電が発生
・2011/3/12エントリ 東日本大震災翌日の武蔵小杉
・2011/3/13エントリ 東日本大震災時の武蔵小杉
・2011/3/14エントリ 東日本大震災に伴う中原区の輪番停電と、節電活動
・2012/3/11エントリ 東日本大震災から1年の武蔵小杉
・2013/3/11エントリ 東日本大震災から2年の武蔵小杉
・2014/3/11エントリ 東日本大震災から3年の武蔵小杉
・2015/3/11エントリ 東日本大震災から4年の武蔵小杉
・2016/3/11エントリ 東日本大震災から5年の武蔵小杉
・2017/3/11エントリ 東日本大震災から6年の武蔵小杉
・2018/3/11エントリ 東日本大震災から7年の武蔵小杉/溝の口では川崎フロンターレ選手会が募金活動を実施
・2019/3/11エントリ 東日本大震災から8年の武蔵小杉:この1年も川崎フロンターレ「Mind-1」、ナクール「洋服ポスト」など支援活動が継続
・2020/3/11エントリ 東日本大震災から9年の武蔵小杉:川崎フロンターレが「ReMind-1」募金を実施、新型コロナ対応で街頭活動に代えて銀行振込で受付
・2021/3/11エントリ 東日本大震災から10年の武蔵小杉:川崎フロンターレ選手らが募金活動実施、サポーターが「ニュータンタン」カップ麺にメッセージ添え仙台に差入れ
・2022/3/11エントリ 東日本大震災から11年:溝の口では川崎フロンターレの街頭募金活動に厚意集まる、中原区役所では弔意の半旗を掲揚
・2024/3/12エントリ 【中村憲剛さんインタビュー完全収録】川崎フロンターレが3.11溝の口で東日本大震災復興支援募金活動を実施、「震災後生まれ」ユース生も参加
この日を迎えるにあたり、LINEヤフー株式会社が追悼と啓発の「3.11防災花火」を打ち上げました。
■「3.11防災花火」

災害発生時には、まずは身の安全を確保するための「避難場所」が指定されています。
今回の「3.11防災花火」は、いずれも避難場所となっている神宮外苑、都立駒場高校、そして高津区の北見方第一野球場で打ち上げられました。
花火が綺麗に見える距離「約2km」は、凡そ広域防災拠点整備の目安となる距離です。
つまり、今回の花火が自宅付近から綺麗に見えたとしたら、そこが避難場所だということです。
■北見方で打ち上げられた花火



今回の「3.11防災花火」は、北見方第一野球場では約200発、数分間の打ち上げでした。
前述の「避難場所」への啓発にくわえて、追悼の思いもこめての打ち上げです。
またLINEヤフーのイベントページでは、「避難場所」と「避難所」の違いについても説明されていました。
「避難場所」は、災害発生時にまず身の安全を確保するために避難する場所で、多くが公園などの広いスペースが指定されています。
ここに避難して安全が確保されたら自宅の安全を確認し、倒壊リスクなどを踏まえて居住できる状況か確認します。
自宅に居住できない場合に、行政が準備して一定期間生活することになるのが、「避難所」です。
川崎市においては災害対策基本法に基づき、市内の市立小中学校等が「指定避難所」として指定され、災害によって自宅に住めなくなってしまった場合などに避難生活を送る場所として定められています。
■避難所の案内
避難所の入口には、上記写真の看板が設置されています。
洪水及び内水氾濫の際に避難すべき階数、また洪水時に想定される浸水深が記載されています。
■中原区内の指定避難所一覧
1 | 小杉小 | 小杉町2・3丁目 |
2 | 上丸子小 | 上丸子山王町1・2丁目、上丸子八幡町、新丸子東1~3丁目、丸子通1丁目 |
3 | 橘高校 | 中丸子の一部、下沼部の一部 |
4 | 東住吉小 | 市ノ坪の一部、中丸子の一部 |
5 | 今井中 | 今井仲町、今井南町 |
6 | 今井小 | 今井上町、今井西町 |
7 | 住吉小 | 木月1丁目、木月3丁目、木月大町、木月祇園町、木月伊勢町 |
8 | 宮内中 | 上小田中4丁目、上小田中5丁目の一部、上小田中6丁目の一部、等々力 |
9 | 宮内小 | 宮内1~4丁目 |
10 | 中原小 | 上小田中7丁目、小杉御殿町1・2丁目 |
11 | 西中原中 | 上小田中5丁目の一部、上小田中6丁目の一部、下小田中2丁目 |
12 | 大谷戸小 | 上小田中1丁目、上小田中2丁目の一部、上小田中3丁目の一部 |
13 | 聾学校 | 上小田中2丁目の一部、上小田中3丁目の一部、上小田中5丁目の一部 |
14 | 大戸小 | 上小田中5丁目の一部、下小田中1丁目、下小田中4丁目 |
15 | 新城小 | 上小田中5丁目の一部、上新城1・2丁目、下新城1~3丁目、新城、新城1~5丁目、新城中町 |
16 | 井田中 | 井田杉山町、井田三舞町 |
17 | 下小田中小 | 下小田中3丁目、下小田中5・6丁目 |
18 | 井田小 | 井田1~3丁目、井田中ノ町 |
19 | 住吉中 | 市ノ坪の一部、木月2丁目、木月住吉町 |
20 | 木月小 | 木月4丁目 |
21 | 苅宿小 | 苅宿、西加瀬、大倉町 |
22 | 玉川中 | 市ノ坪の一部、中丸子の一部 |
23 | 玉川小 | 上平間の一部、北谷町、中丸子の一部 |
24 | 下沼部小 | 下沼部の一部、上丸子 |
25 | 中原中 | 上丸子天神町、小杉陣屋町1丁目、新丸子町、丸子通2丁目 |
26 | 西丸子小 | 小杉陣屋町2丁目、小杉町1丁目 |
27 | 平間中 | 上平間の一部 |
28 | 平間小 | 上平間の一部、田尻町、(幸区)鹿島田の一部、(幸区)下平間の一部 |
29 | 下河原小 | (幸区)古市場2丁目 |
※神奈川県立高校(川崎工科高校、新城高校、住吉高校)は、災害時において、消防、警察、自衛隊等の応援部隊の集結場所や活動の拠点になります。
■中原区の指定避難所Googleマップ
上記のコンテンツは、弊紙では「中原区の指定避難所一覧」として、ブログ上に常設されています。
PC表示ではページ上部のメニューから、スマホ表示では左上のハンバーガーメニューからアクセスできますので、参考情報としてご活用ください。
但し、大災害時には何らかの事情により状況が変わる場合があります。
そうした情報をリアルタイムで更新することは不可能ですので、情報の適切性・正確性に一切の責任は負いかねます。万一の場合には川崎市による一次情報をご参照ください。
■左手に見えるのは武蔵小杉の高層ビル群


今回は、北見方で打ち上げられる花火と武蔵小杉の高層ビル群を同じ枠に収めるため、多摩川対岸の二子玉川ライズ側の二子玉川公園から撮影を行っております。
武蔵小杉の高層ビル群の写真をよく見ると、横に黒い線が走っているのがわかるでしょうか。
これは多摩川を渡る送電線が、武蔵小杉の高層ビル群の手前に通っていることによるものです。
■二子玉川公園のスターバックスコーヒー

■LINEヤフー株式会社の「防災花火」告知ビジュアル

■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル
また今回、3.11防災花火を動画でも収録しておりますので、あわせてご視聴ください。
【関連リンク】
・LINEヤフー株式会社 3.11防災花火
(東日本大震災関連)
・2011/3/11エントリ 大地震により武蔵小杉で大規模な停電が発生
・2011/3/12エントリ 東日本大震災翌日の武蔵小杉
・2011/3/13エントリ 東日本大震災時の武蔵小杉
・2011/3/14エントリ 東日本大震災に伴う中原区の輪番停電と、節電活動
・2012/3/11エントリ 東日本大震災から1年の武蔵小杉
・2013/3/11エントリ 東日本大震災から2年の武蔵小杉
・2014/3/11エントリ 東日本大震災から3年の武蔵小杉
・2015/3/11エントリ 東日本大震災から4年の武蔵小杉
・2016/3/11エントリ 東日本大震災から5年の武蔵小杉
・2017/3/11エントリ 東日本大震災から6年の武蔵小杉
・2018/3/11エントリ 東日本大震災から7年の武蔵小杉/溝の口では川崎フロンターレ選手会が募金活動を実施
・2019/3/11エントリ 東日本大震災から8年の武蔵小杉:この1年も川崎フロンターレ「Mind-1」、ナクール「洋服ポスト」など支援活動が継続
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・2021/3/11エントリ 東日本大震災から10年の武蔵小杉:川崎フロンターレ選手らが募金活動実施、サポーターが「ニュータンタン」カップ麺にメッセージ添え仙台に差入れ
・2022/3/11エントリ 東日本大震災から11年:溝の口では川崎フロンターレの街頭募金活動に厚意集まる、中原区役所では弔意の半旗を掲揚
・2024/3/12エントリ 【中村憲剛さんインタビュー完全収録】川崎フロンターレが3.11溝の口で東日本大震災復興支援募金活動を実施、「震災後生まれ」ユース生も参加