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2026年
04月16日

「(仮称)等々力大橋」で橋脚3基出揃う、2030年度完成目指し東京・川崎両岸で工事進む

多摩川を挟んで川崎市中原区宮内と東京都世田谷区玉堤を結ぶ「(仮称)等々力大橋」の建設が徐々に進んでいます。
この橋梁は目黒通りと宮内新横浜線を直結することで、地域の交通利便性を大きく向上させる重要なインフラとして期待されていますが、工事の完成予定は当初からは大幅に遅れて2030年度末となっていました。

現在は橋の土台となる橋脚3基が出揃い、少しずつではありますが進展が見て取れます。

■「(仮称)等々力大橋」で橋脚3基出揃う、2030年度完成目指し東京・川崎両岸で工事進む


上記写真は、東京都側から撮影したものです。
土手から眺めると、主要な構造物である「P1」「P2」「P3」の3本の橋脚と、川崎側の起点となる「A2橋台」の躯体が完成しているのがわかります。

かつては広々とした河川敷の風景でしたが、巨大なコンクリート構造物が並ぶ様子は、新しい橋梁を建設するための、ある種の偉容を感じさせます。

■等々力大橋の断面イメージ図
等々力大橋の断面イメージ図

「(仮称)等々力大橋」は、3基の橋脚と両岸の橋台が支えます。

現在は上記のうち、東京都側の「A1橋台」以外が完成しているというわけです。

■川崎市側の土手(左がA2橋台)


■A2橋台




川崎側の堤防付近では、橋へとつながるアプローチ部分の整備も進められています。堤防上には高いコンクリートの「A2橋台」が構築されており、これが将来的に橋の道路面を支える一部となります。

また現在の多摩沿線道路沿いにも、等々力大橋の下をくぐるトンネル部分が築造されていました。

■宮内新横浜線の用地取得


橋から内陸側へと続く宮内新横浜線の用地確保も、少しずつではありますが前進しているようです。
既存の建物が撤去され、更地が直線状に広がる光景は、街の骨格が書き換えられていく過程といえるでしょう。

かつては住宅や事業所が立ち並んでいたエリアが、都市計画道路としての姿を整えつつあります。

■川崎側から見た3基の橋脚


こちらは、川崎側の土手から見た3基の橋脚です。
奥が東京都側ですが、東京都側では「A1橋台」がまだ工事が進んでいません。

これは側道の付け替えが必要となるためで、まだ用地取得に時間がかかるようです。

■付帯工事のお知らせ


■間近で見るP3橋脚


川崎市側では、河川敷に下りることができます。
川崎市側のP3橋脚を間近に見ると、より大きさを実感します。

■多摩川中央のP2橋脚


多摩川の中央には、P2橋脚も完成していました。
ここは東京都と川崎市の境界にあたりますが、足場のようなものが東京都側に付帯して築造されていました。

■東京都側から見た3基の橋脚と、川崎側のA2橋台




■目黒通りへの接続部


「(仮称)等々力大橋」が完成すれば、多摩川を渡る新たな大動脈となります。
現在は第三京浜や丸子橋へと迂回している交通が分散されることで、周辺道路の混雑緩和も期待されますね。

街の風景が刻一刻と変化していく様子を、今後も見守っていきたいと考えています。

【関連リンク】
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