武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

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2009年
05月10日

川崎市の定額給付金申請書類

【Reporter:はつしも】

川崎市の定額給付金の申請書類は、もう皆さんのお手元に届いているかと思います。封筒の表面に点字が印字されていましたね。

■川崎市の定額給付金申請書類の封筒
川崎市の定額給付金申請書類の封筒
 
この点字は、「ていがく きゅーふきん しんせいしょ」と書いてあったものです。封筒の中身が点字であるわけではないので、いずれにせよ晴眼者が代読したり代理記入したりする必要があるのですが、

まずは封筒の内容を認識しやすくし、取り紛れたりしにくくすることが目的でしょうか。

私も先日申請書類に記入をして郵送しておきました。が・・・、

■3つ折申請書が返信用封筒にそのまま入らない
3つ折申請書が返信用封筒にそのまま入らない
 
元々3つ折になっている申請書を、同封の返信用封筒に入れようとすると、サイズが合っておらず、入れられません。
・・・仕方が無いので、小さく折り直して入れることになりました。

これ、川崎市で数十万通は印刷して送っていると思うのですが、書類と封筒のサイズを確認していないのでしょうか。

私が疑問に思ったのは、封筒に点字が印字されているかどうかよりも、この用紙がスッと入らないことの方がどれだけ視覚障碍者の方を困惑させるのか? ということです。

健常者にとってはただのひと手間でも、例えば視覚障碍者の方が代筆してしてもらったものを自分で入れようとした時に、サイズが合わないことを認識して、折り直して入れることは大きなストレスになるでしょう。

そこまで考えなくても・・・ということであれば、封筒に点字が印字されているのが滑稽な話で、実質的なバリアフリーになっていない「ただのポーズ」でしかないのでは、と言わざるを得ないところです。

なお、このサイズが合わないのは川崎市だけでなく、全国各地で発生している事象のようです。点字は川崎市のオリジナルのようですね。

全国で数千万人の方が折り直して郵送しているかと思うと、ちょっと冗談のような可笑しさを感じてしまいました。

■定額給付金書類同封「かわさき名産品」一覧
定額給付金書類同封「かわさき名産品」一覧
 
ところで、2009/5/4エントリでも取り上げましたが、封筒には「かわさき名産品」一覧が同封されていましたね。定額給付金の用途、というわけではありませんが、いくつか試しに買ってみようかな、と思います。

【関連リンク】
2008/5/22エントリ パラリンピック代表決定、武蔵小杉ライフのベースにあるもの
2008/11/26エントリ 「太郎の夢」菓心桔梗屋バージョン
2009/2/21エントリ 「太郎の夢」泉心庵バージョン
2009/5/4エントリ 「太郎の夢」おかふじバージョン

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