京浜伏見稲荷神社に、108体の御神使
新丸子駅から少し南に歩いたところ、つまり武蔵小杉駅から少し
北側ともいえますが、東急線の東側に京浜伏見稲荷神社があります。
いわゆるお稲荷さんなのですが、今回はこの神社に来ています。
■新丸子駅と京浜伏見稲荷神社
これはパークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワーから撮影
したもので、写真中央の木に囲まれた部分が京浜伏見稲荷神社
です。
■京浜伏見稲荷神社
さて、なぜこの神社をご紹介するかというと、この境内には108体もの
狐の像があるのです。まずは鳥居の両側にも、大きな狐がいました。
さて、境内に入ってみると・・・。
■京浜伏見稲荷神社の狐の像
いやいや、たくさんいます。境内中狐だらけですね。数えたわけでは
ないのですが、「百八体御神使安置」という碑がある通り、全部で
108体の狐の像が安置されているものです。
■白狐社(びゃっこしゃ)
これは石像ではなく、ケースに白い狐の陶器が並べられていますが、
境内にある白狐社(びゃっこしゃ)というお社の一部です。
白狐とは、日本全国の稲荷大神の使いとして従事し、身代わり先導、
伝達、届け役などあらゆる事柄を導く御眷族(お使い)であり、神社
では大切にされているものです。
(・・・と、現地にお札が立っていました。)
この白狐社だけで108体以上ありそうですので、ここの白狐はおそらく
別カウントなのかな、と思いました。
■境内の鳥居
私は神社が結構好きなのですが、何が好きかというと、この赤の色彩
ですね。郵便ポストの赤というか、かなり強い色なのですが、神社では
この赤以外は全て落ち着いた色であるためかきれいに調和して見え
ます。
この京浜伏見稲荷神社は建物が立派なのも特徴で、下記の3つの
建造物は日本最大(現地の掲示による)であるとのことです。
・御神鏡建造 御社殿内 高さ約4.5m
・御本殿建築 京浜伏見稲荷九棟流れ造り
・石造御使徒 正面入口 高さ約4.5m
上記の「石造御使徒」は狐の石造のことで、正面入口ですから2枚目
の写真の石造を指しているものと思います。狐本体で4.5mはなさそう
ですので、土台も含めて、ということでしょうか。
新丸子で神社といえば、御鎮座1,200年を数える丸子山王日枝神社
が有名ですが、京浜伏見稲荷神社のお稲荷さんも、なかなか迫力が
ありました。
関連リンクに神社・仏閣関連の過去エントリを集めてみましたので、
ご参考までに参照ください。
余談ですが、川崎市の運営する「川崎市の文化情報」というウェブ
サイトがあります。そのサイト内に川崎市内の神社・仏閣を紹介
するコンテンツがあるのですが、詳細情報を参照するためのリンク
先の一部に、武蔵小杉ライフの「生活情報:神社・仏閣」ページが
採用されています。
■市民・こども局市民文化室 川崎市の文化情報
http://www.city.kawasaki.jp/25/25bunka/home/top/index.html
■川崎市の文化情報 神社-中原区-
http://www.city.kawasaki.jp/25/25bunka/home/top/shigen/
zinzya/zinzya_nakaharaku.html
■川崎市の文化情報 お寺-中原区-
http://www.city.kawasaki.jp/25/25bunka/home/top/shigen/
otera/otera_nakaharaku.html
このサイト自体にはそれぞれの神社・仏閣の詳細情報が掲載され
ていないため、参照リンクとしての利用依頼を受け、武蔵小杉ライフ
が許諾をしているものです。
丁度、今回の京浜伏見稲荷神社の参照リンクは武蔵小杉ライフに
なっています。
・・・さて、これからは夏祭りシーズンになります。各地の神社などで
盆踊りが開催されますから、近所の神社を訪れる機会もありそう
ですね。
【関連リンク】
市民・こども局市民文化室 川崎市の文化情報
武蔵小杉ライフ:生活情報:神社・仏閣 京浜伏見稲荷神社
2008/8/2エントリ 武蔵小杉・今井神社の盆踊り
2008/8/8エントリ 中原街道のカギ道(前編):小杉御殿と西明寺
2008/9/13エントリ 今井神社祭礼(宵宮)の子ども神輿と夜店
2008/9/14エントリ 今井神社祭礼(本宮)とマンションの地域協力
2008/11/30エントリ 武蔵小杉のイチョウの紅葉
2008/12/30エントリ 新年御開帳・川崎七福神巡り
2009/1/2エントリ 武蔵小杉の2009年除夜の鐘と初詣
2009/2/3エントリ 武蔵小杉・東福寺の節分祭2009