南武線の人道地下通路が本日より部分供用開始
本日午前10時、南武線をくぐる児童用通学路が閉鎖され、同時に
新しい人道地下通路が部分的に供用開始されました。
■閉鎖された児童用通学路(南側)
従来の児童用通学路(子どもトンネル)は閉鎖され、横須賀線武蔵
小杉駅の連絡通路工事が行われることになります。
■人道地下通路へのアクセス道路
新しい人道地下通路は、児童用通学路よりも1本武蔵小杉駅寄りの
道を南武線の方に入っていくことになります。
写真左手は東京機械製作所社宅、右手はブリリア武蔵小杉建設
予定地です。
■人道地下通路の出入口
線路近くまで歩いて突き当たりを曲がると、人道地下通路の入口が
あります。入口には屋根が設置されていて、スロープになっています。
■人道地下通路のスロープ
スロープは階段の中央に設置され、自転車が通行できるようになっ
ています。入口には警備員の方が配置されて自転車を降りるように
促されますが、これは工事中の措置と思われます。
2010年2月に人道地下通路が完成して、警備員が配置されなくなっ
たのち、このスロープを自転車に乗ったまま走行する方が発生する
のでは・・・と多少懸念を覚えました。
■人道地下通路の水平トンネル
さて、スロープを降り切ったところで南武線の下をくぐる水平トンネル
部分に至りますが、ご覧の通りまだ電気設備が整備されていません。
そのため、通路の中央に照明機材を配置して、トンネル内を照らして
います。
■エレベーター設置予定箇所
通路の途中には、エレベーターの設置が予定されている場所があり
ますが、ここはまだ工事中で利用できません。
■北側の螺旋スロープ
北側の出入口につながるスロープは螺旋状になっていて、ぐるりと
回りながら上り下りするかたちになります。
■螺旋スロープから見上げる
螺旋スロープから見上げると、パークシティ武蔵小杉が見えました。
事前の告知では一部屋根が設置されていない、とのことでしたが、
この箇所を指していたものと思います。
■人道地下通路の出入口
螺旋スロープを丁度1周すると、地上に出ることができます。この
北側の出入口にも、南側同様に屋根が設置されることになるので
しょう。
想像の通りというか、工事中ということもあり無味乾燥なトンネルでは
ありましたが、幅も広くなり、天井も高くなって通行しやすくなったの
ではないでしょうか。
歩く距離ということであれば、従来の児童用通学路がほぼ最短距離
のトンネルでしたから、それと比べると2倍くらいは歩いているかも
しれませんが。
また、以前のエントリでもお伝えしましたように、この人道地下通路は
工事中のため当面22:00~6:00の間は通行できません。工事の進
捗に伴って、12月からは閉鎖時間が24:00~5:00に短縮され、完成
したのちは24時間通行できるようになるようです。
本日は供用開始日とあって、とりあえず見にきてみた・・・という方も
多かったようです。今後児童用通学路に代わって、通勤・通学から
フーディアムへの買い物など、地域の交通インフラとしての役割を
果たしていくことになります。
【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区:横須賀線武蔵小杉駅
武蔵小杉ライフ:再開発情報:新丸子東3丁目地区
2007/5/31エントリ 武蔵小杉再開発:横須賀線武蔵小杉駅説明会
2008/10/1エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路着工と工事図
2009/6/27エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路工事(2009年6月)
2009/10/2エントリ 新丸子東3丁目地区B地区に「ブリリア武蔵小杉」正式発表
2009/10/3エントリ 南武線の児童用トンネルが10/20閉鎖、人道
地下通路を部分供用開始
2009/10/18エントリ さよなら、南武線の児童用トンネル