武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2022年
02月18日

川崎フロンターレが2022シーズンJ1開幕戦「多摩川クラシコ」制す、始球式に「純烈」登場しホームゲームイベントにSDGsブースも

【Reporter:はつしも】

本日、J1リーグ開幕戦「川崎フロンターレvsFC東京戦」(第39回多摩川クラシコ)が等々力陸上競技場で開催されました。
前半終わりから押し込まれる展開が続き、幾度も決定機を作られるものの守護神チョン・ソンリョン選手がビッグセーブを続け無失点に抑えました。

後半81分、コーナーキックから昨シーズン得点王・MVPのレアンドロ ダミアン選手がヘディングで2022シーズンのゴール第1号を決めてこれが決勝点となりました。

■Jリーグtwitter ゴール動画


■ゴール直後の歓喜
ゴール直後の歓喜

川崎フロンターレとFC東京のリーグでの対戦は、多摩川を挟んだライバルチームの対決として盛り上げるための企画として「多摩川クラシコ」と呼ばれ、今回で第39回目を迎えます。

今回も等々力陸上競技場周辺の空撮も取り入れた動画がJリーグ公式Youtubeチャンネルで公開されるなど、プロモーション活動が行われてきました。

■Jリーグ公式Youtubeチャンネル 多摩川クラシコプロモーション映像


今回は開幕戦、かつ多摩川クラシコということで、コロナ禍での入場制限はありつつも17,544人が来場しました。

J1リーグ第1節は本日はこのカードのみ開催で、残りの試合は明日19日(土)に開催されるため、本日時点では暫定で川崎フロンターレが一応1位ということになります。

■スーパー銭湯アイドル「純烈」が「026(おフロ)サポーター」に
スーパー銭湯アイドル「純烈」

■始球式に「純烈」が登場
始球式も純烈

また今年は川崎フロンターレの創立26(フロ)周年にあたり、これを記念する026(おフロ)サポーターにスーパー銭湯アイドル「純烈」が加わりました。

本日は4人で一斉にシュートした始球式に加えて、ハーフタイムショーでは1曲披露してくれました。

■サイリウムで応援
サイリウムで応援

サイリウムで応援

本日は「純烈」の始球式やハーフタイムショーでは、少し照明を落としてサイリウムで応援です。
サイリウムは入場者に先着で配られ、本日の日付が入っていました。

こうしたエンターテイメント性も、川崎フロンターレのホームゲームの特徴です。

■川崎フロンターレSDGsブース
川崎フロンターレSDGsブース

川崎フロンターレSDGsブース

川崎フロンターレSDGsブース

川崎フロンターレSDGsブース

そして2022シーズン、川崎フロンターレはSDGsに取り組むことを新体制発表会で表明しています。
それに伴い、今後ホームゲーム開催時に「SDGsブース」を設置することになりました。

SDGsとは、このブースに掲示されている通り「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略です。

「地球の誰一人も取り残さない」ため、17のゴール・169のターゲットを定めて2030年までに達成を目指す国際的な枠組みとなっています。

■川崎フロンターレが取り組むSDGs
川崎フロンターレが取り組むSDGs

川崎フロンターレが取り組むSDGs

川崎フロンターレはこれまで「SDGs」を前面に出してはいませんでしたが、取り組んできた社会貢献の取り組みは基本的に全てSDGsの17のゴールに紐づけることができます。

今回の「川崎フロンターレSDGsブース」では、これまでの取り組みがそれぞれどのゴールに結びつくのか、整理して掲示が行われていました。

掲示だけでなく、今後も社会に寄与する取り組みを継続していくものとしていますので、本サイトとしても引き続きご紹介してまいりたいと思います。

■開幕戦で発売される「ファンブック」
ファンブック2022

なお、毎年開幕戦以降、当該シーズンの「オフィシャルファンブック」が会場で販売されます。

所属選手の紹介やインタビューなどが掲載されていますので、応援されるかたはとりあえず購入しておくとよいと思います。

■等々力陸上競技場前の「多摩川クラシコ」横断幕
等々力緑地の「多摩川クラシコ」タペストリー

■南武通り商店街の26周年タペストリー
南武通り商店街

【関連リンク】
川崎フロンターレ ゲーム記録 第1節

(多摩川クラシコ関連)
2019/2/21エントリ 2/23開幕戦「多摩川クラシコ」直前!JR川崎駅北口通路「フロンターレロード」のパネルが2019シーズン仕様に更新、新戦力含め全選手を紹介
2019/2/23エントリ 川崎フロンターレホーム開幕戦「多摩川クラシコ」はFC東京とドロー、等々力陸上競技場のトラックが青色一色「フロンターレ仕様」でお披露目
2020/6/13エントリ 川崎フロンターレ「オンラインフロンパーク」6/13拡大開催、FC東京「多摩川クラシコ前哨戦」オンライントークショーに中村憲剛選手らが参加
2021/10/3エントリ 川崎フロンターレが多摩川クラシコ制しリーグ6連勝、「東京カブストーリー」でカブレラが「たかたのゆめちゃん」にマスコット界初のプロポーズ成功
2022/2/10エントリ 川崎フロンターレの「26(フロ)周年」タペストリーが向河原・平間などに登場、武蔵小杉・等々力陸上競技場周辺に「多摩川クラシコ」タペストリーも

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2022年
02月17日

1946年版「最新鉄道図」で見る、東急東横線・南武線と「工業都市駅」「武蔵中丸子駅」など武蔵小杉周辺の変遷

【Reporter:はつしも】

かつての東急東横線には「武蔵小杉駅」が存在せず、現在の同駅よりも少し南側に「工業都市駅」がありました。
一方で南武線(南武鉄道)の小杉御殿町交差点付近に「武蔵小杉停留場」が置かれていたなど、現在とは異なる駅の配置になっていたことは比較的よく知られています。

本エントリでは、1946年(昭和21年)の鉄道路線図をご紹介したいと思います。

■1946年の「著名温泉案内 最新鉄道図」


著名温泉案内 最新鉄道図

温泉案内

こちらは、東方美術印刷が発行していた「著名温泉案内 最新鉄道図」です。
基本的には全国の温泉を案内する鉄道路線図で、地域別の温泉と効用一覧も掲載されていました。

温泉一覧の左側の柱の部分を読むと、「昭和二十一年六月十日」という日付が見えます。
つまり終戦直後の1946年の路線図ということになります。

■凡例
凡例

凡例を見ると、国有鉄道・私設線のほか「社営電車線」などもあります。
また地図記号で「要塞地帯」といったものもあり、時代を感じさせます。

■渋谷~横浜エリアの路線図
東急線エリアの路線図

東横線・南武線エリアの路線図

それでは早速、東横線・南武線エリアの路線図を見ていきましょう。

最初に東横線を見ると、この時代、渋谷と代官山の間に「並木橋」という駅がありました。
廃止されたのがこの路線図が発行された1946年ですから、ぎりぎり残っていたことになります。

「青山師範駅」は現在の学芸大学駅、「高等学校駅」は現在の都立大学駅です。

現在の多摩川駅は、このときはまだ「多摩川園前」でした。
改称されたのは2000年ですから、旧駅名時代を御存じの方も多いと思います。

そしてまだ東急武蔵小杉駅が路線図に存在せず、そのかわりに少し元住吉寄りに「工業都市駅」があります。

日吉駅が「目吉駅」になっていますが…、これは名称変更ではなく誤記のようですね。

一方南武線では、平間駅と向河原駅の間に「武蔵中丸子駅」があります。
同駅については、本サイトでも過去にご紹介しておりました。

そして現在の武蔵小杉駅の位置とは違う、武蔵中原駅寄りの場所(小杉御殿町交差点付近)に武蔵小杉停留場がありました。


なお、ほかにも路線図を見ていくと、「小田急小田原線」が「東急小田原線」になっているなど、細かいところで現在とは異なる部分が多数見つかります。

この時代は戦時中統制で私鉄が合併し「大東急時代」といわれていました。
小田急などが大東急から分離するのは、この路線図が作られてから2年後の1948年となります。

是非、現在の路線図と見比べながらいろいろ探してみてください。

■1958年の法政通り商店街「七夕祭り」のチラシ
1958年の法政通り商店街「七夕祭り」のチラシ

また本サイトでは、1958年(昭和33年)の法政通り商店街「七夕祭り」のチラシを所蔵しており、2017/11/10エントリでご紹介しておりました。

ご関心ありましたら、こちらもご参照ください。

【関連リンク】
2015/12/2エントリ 戦火に消えた、南武線の駅。玉川中学校・橘高校前の「武蔵中丸子駅」跡地探訪
2016/4/25エントリ  JR向河原駅から延びる、歴史の遺構。「市ノ坪短絡線」廃線跡の緑道を巡る
2017/11/10エントリ 武蔵小杉・法政通り商店街の1958年七夕祭りのチラシを公開!当時の全店舗がわかる絵図を掲載、映画館「有楽座」では「無法松の一生」などを上映
2021/4/13エントリ JR向河原駅近くに残る、貨物線の歴史。「市ノ坪短絡線」廃線跡で橋台の遺構を新たに確認

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2022年
02月16日

上小田中の二ヶ領用水沿いに「トトロ」街路樹とネコバスのりばが登場、受験生への応援メッセージなどが集まる

【Reporter:はつしも】

中原区上小田中の二ヶ領用水沿いに、「トトロ」の形をした街路樹があります。
この街路樹に、受験生応援メッセージなどの短冊が飾られていました。

■二ヶ領用水沿いの「トトロ」街路樹
二ヶ領用水沿いのトトロ街路樹

この「トトロ」街路樹があるのは、二ヶ領用水沿いの上小田中7丁目付近です。
上部にかわいらしい耳がついて、つぶらな瞳もぱっちりとしています。

分譲マンションの「プラウド武蔵中原トレサージュ」前、また二ヶ領用水沿いを挟んで反対側には仏閣「高願寺」があります。

昨年からtwitterなどで話題になっていましたが、現在は受験シーズンを迎えて、応援メッセージなどが短冊で飾られていました。

■「見せてやれ底力」
「見せてやれ底力」

■受験生への応援メッセージ
受験生への応援メッセージ

受験生への応援メッセージ

■「病魔退散!」
病魔退散

このトトロ街路樹は、「見せてやれ底力」のハチマキを巻いていました。
そして短冊の多くは受験生応援のメッセージで、ほかにもコロナ禍での病魔退散祈願もありました。

■メッセージ短冊
メッセージ短冊

またそばには、メッセージ短冊が備え置かれていました。
自由に書いて、取り付けられるようになっています。

■ネコバスのバス停
ネコバスのりば「はしば前」

トロロ街路樹前には、ネコバスのりば(バス停)も設置されていました。
「はしば前」ということで、この地域の昔の地名「橋場」を示しています。

現在の地名は上小田中ですが、この近くに「橋場公園」という公園があります。

■すぐ近くには「まっくろくろすけ」?「スーモ」?
まっくろくろすけ?

トトロのすぐ近く、少し中原街道寄りには、もうひとつ別の街路樹もありました。
トトロのシリーズ…とすれば「まっくろくろすけ」がいますが、「まっくろくろすけ」は真顔で寄り目がちなのでちょっと印象が違うでしょうか。

一見してリクルートの「スーモ星人」が近いですね。

下記にマップを掲載しておきますので、お散歩がてら探してみてください。

■二ヶ領用水沿いの「トトロ」のマップ


【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園・公開空地 橋場公園
2017/10/29エントリ 冬の受験シーズンに向けて、「中原図書館」開館前待機列の4列並び方ガイド
2018/2/9エントリ 2018年2月2日、武蔵小杉に2つの行列。法政大学第二中学校の入試と、吉野家のソフトバンクユーザー向け牛丼無料キャンペーン
2020/2/10エントリ 武蔵小杉に受験シーズン到来、武蔵小杉駅から法政二中高への行列が延びる
2021/1/19エントリ 南武線に受験シーズン到来、JR武蔵中原駅に駅員さんから受験生への応援メッセージが掲示
2021/2/2エントリ 法政二中高一般入試スタート:コロナ禍で学習塾の応援自粛、法政通り商店街では124年ぶり2月2日節分のニカッパ君が見守る
2022/1/19エントリ JR武蔵中原駅に「武蔵中原神社」登場、駅キャラクターに決定「ムナマズ」をご神体に受験生のメッセージ絵馬を募集

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2022年
02月15日

「元祖ニュータンタンメン本舗 武蔵中原店」がJR武蔵中原駅近く・中原街道沿いに2022年2月下旬オープン決定

【Reporter:はつしも】

JR武蔵中原駅近くの中原街道沿いに、「元祖ニュータンタンメン本舗 武蔵中原店」が2022年2月下旬にオープンすることになりました。

現在、店頭でオープニングスタッフの募集が掲示されています。

■「元祖ニュータンタンメン本舗 武蔵中原店」のオープン予定地
元祖ニュータンタンメン本舗武蔵中原店のオープン予定地 

「元祖ニュータンタンメン本舗 武蔵中原店」のオープン予定地は、「CoCo壱番屋」「らぁめん花月」などの並びにあたります。

このテナントビル「ピアオオタニ」の1階には以前は焼き鳥店「とり藤」がありましたが、現在はすでに閉店しています。

■「元祖ニュータンタンメン本舗武蔵中原店」のスタッフ募集
オープニングスタッフ募集

この1階路面のテナント区画に、「元祖ニュータンタンメン本舗武蔵中原店」のオープニングスタッフ募集が掲示されていました。

冒頭にお伝えした通り、オープン予定日は2月下旬とされています。

まだ内装工事は目立った進捗がありませんが、始めてしまえばそれほど時間がかからず完了できるのでしょうね。

■元祖ニュータンタンメン本舗(新丸子店)
元祖ニュータンタンメン本舗(新丸子店)

■タンタンメン
タンタンメン

「元祖ニュータンタンメン本舗」は、創業55年を数える老舗で、「川崎のソウルフード」とも呼ばれるお店です。
川崎市を中心とした神奈川県内を地盤に他の都県にも出展しています。

中原区では「小杉店」「新丸子店」「元住吉店」「平間店」「新城店」と各駅をカバーしてきましたが、「武蔵中原」と「向河原」に店舗がありませんでした。

今回ついに「武蔵中原店」が登場することになります。

同店の看板メニューは「タンタンメン」です。
鶏ガラスープ全体を覆うふわふわ溶き玉子とひき肉&にんにく、そしてもちもちの麺が特徴です。

また赤唐辛子による辛味は、お好みで調整することができます。

■武蔵中原店のオープン予定を、別角度から
オープン予定地を、別角度から

武蔵中原からは小杉店や武蔵新城店もそれほど遠くはありませんので、足をのばしていた方もいらっしゃったことと思います。

武蔵中原周辺の方は、オープン後はより身近に食べられるようになりますね。

■「サッポロ一番 元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン」
元祖ニュータンタンメン本舗 タンタンメン

■リニューアルされた「元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン」
元祖ニュータンタンメン本舗カップ麺

また、「川崎のソウルフード」とされる「元祖ニュータンタンメン本舗」のタンタンメンは、袋めんやカップ麺もコンビニエンスストア等で販売されています。

こちらも関連リンクでご紹介していますので、ご関心ある方は参照ください。

【関連リンク】
元祖ニュータンタンメン本舗 ウェブサイト
川崎フロンターレ 2016年6月20日付お知らせ 「元祖ニュータンタンメン本舗」等々力陸上競技場店オープンのお知らせ
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:ラーメン・そば・うどん 元祖ニュータンタンメン本舗新丸子店
2018/6/30エントリ 川崎フロンターレ「2018ファン感謝デー」に過去最多12,253人が来場、ジュビロ磐田に移籍の大久保嘉人選手も登場しサポーターに挨拶
2018/9/2エントリ 川崎フロンターレの田坂祐介選手らも愛好、川崎市のソウルフード「元祖ニュータンタンメン本舗」
2019/12/1エントリ 川崎フロンターレホーム最終戦イベント「陸前高田ランド・冬」の牡蠣やホタテに賑わい、2020シーズンユニフォームも発表
2020/1/28エントリ 川崎のソウルフード「元祖ニュータンタンメン本舗」のカップ麺がイトーヨーカドー武蔵小杉駅前店などで発売中
2020/2/17エントリ 「カルビーポテトチップス ニュータンタンメン味」が本日発売、元祖ニュータンタンメン本舗・川崎フロンターレ・川崎市が3者協力
2020/3/14エントリ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店川崎フロンターレグッズショップの「元祖ニュータンタンメン本舗」巨大カップ麺と、2020ユニフォーム販売
2020/9/14エントリ 川崎のソウルフード「元祖ニュータンタンメン本舗」カップ麺が具材増量・麺改良リニューアル、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店などで本日発売
2021/3/10エントリ 川崎のソウルフード「元祖ニュータンタンメン本舗」監修カップ麵第3弾「メチャ辛」が発売、唐辛子2倍増量でお店の味を再現
2021/11/4エントリ  川崎のソウルフード「元祖ニュータンタンメン本舗」監修カップ麵第4弾「タンタンメン再改良版」が発売中、さらにお店の味へ
2021/12/1エントリ 11/15発売「元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン」の袋めん実食レポート、同監修「ランチパック」も本日発売

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2022年
02月14日

川崎フロンターレが武蔵小杉「フロカフェ」で「川崎いちごフェス2022」を2/15スタート、イクミママのカブレラ・ふろん太ドーナツも2/18から順次発売

【Reporter:こばやし】

川崎市内では近年イチゴの生産者が増え、現在は10軒の生産者が栽培に取り組んでいます。
各生産者はそれぞれに摘み取り販売、イチゴ狩りや直売、JAセレサのマーケット「セレサモス」への出荷などを通じて、美味しいイチゴを川崎市内の皆さんに届けています。

武蔵小杉駅北口の川崎フロンターレオフィシャルカフェ「フロカフェ(FROCAFE)」では、かねてから地産地消をひとつのコンセプトとしてきました。

「フロカフェ」において川崎産のイチゴを皆さんにもっと知っていただくべく、川崎フロンターレとJAセレサ川崎、生産者が協力して今年もパワーアップした「川崎いちごフェス2022(第1弾)」が2月15日(火)からスタートすることになりました。

本日はフロカフェで報道機関向けの試食会が開催されましたので、レポートいたします。

■「川崎いちごフェス2022」のメニュー


川崎いちごフェスのメニュー
©KAWASAKI FRONTALE

まず最初に、「川崎いちごフェス2022(第1弾)」のメニューからご紹介しましょう。
下記紹介文はオフィシャルのものです。

■「いちごのチーズFROパフェ」(980円)
いちごのチーズFROパフェ
©KAWASAKI FRONTALE

約4個分の苺とクリームチーズアイス×マスカルポーネホイップ×チーズクリームが入ったクリーミーで濃厚な味わいです。

■「いちごのFROンチトッフル」(950円)
イチゴのFROンチトッフル
©KAWASAKI FRONTALE

ワッフル生地をフレンチトースト風にアレンジ。苺を約4個分使用し、練乳クリームソースとの相性抜群です。

■「いちごのほうじ茶ミルク」(ホット・アイス)(700円)
いちごのほうじ茶ミルク
©KAWASAKI FRONTALE

自家製苺シロップを使用し、ほうじ茶ベースのティーラテと合わせて甘さ控えめで飲みやすいため食事の後にもオススメです。

■「ストロベリーレモネードソーダ」(700円)
ストロベリーレモネードソーダ
©KAWASAKI FRONTALE

新FROカフェ名物の自家製レモネードの限定苺バージョン。果肉もたっぷり入っており、ほんのり生姜風味がクセになる味です。



■本日の試食会にて、川崎フロンターレ島貫さんからご挨拶
川崎フロンターレ島貫さんからご挨拶

続いて、本日の試食会のレポートです。
冒頭、川崎フロンターレ営業部の島貫さんから、コンセプトの説明がありました。

武蔵小杉駅北口の川崎フロンターレオフィシャルグッズショップ&カフェ「アズーロ・ネロ×フロカフェ」は、本サイトでも当初からご紹介してきた通り、2020年5月にオープンしました。

昨年実績では「アズーロ・ネロ」は約4万人、「フロカフェ」は約3万7千人に利用されているといいます。

「フロカフェ」は川崎フロンターレにゆかりのあるメニューをこれまでに展開しています。

キャンプでお世話になっている沖縄のマンゴーや、 友好協定を締結している陸前高田市のりんご、谷口彰悟選手や車屋紳太郎選手の出身地である熊本のお肉や牛乳とのコラボなど、こだわりのメニューを提供してきました。

■川崎フロンターレ・JAセレサ・イチゴ生産者協力による「かわさきイチゴ」
かわさきイチゴ
©KAWASAKI FRONTALE

そして何よりも川崎フロンターレが創立以来の理念としているのが、「地域密着」です。
今回はクラブパートナーでもあるJAセレサと、「かわさきイチゴ」とのコラボレーションとなりました。

JAセレサは、クラブパートナーとしてアカデミーのユニフォームにもロゴが入っているほか、アカデミーU-13の「食育」や、畑でのカブの育成・販売など多方面で協力しています。

また「かわさきイチゴ」は、コロナ禍で厳しい環境にある市内10軒の生産者とJAセレサ・川崎フロンターレが「ピンチをチャンスに変える」べく昨年から立ち上がった企画です。

各社協力により、今回の「フロカフェ」での多彩なイチゴメニューが実現しました。

■本日の試食会にて、小泉農園の小泉さん(右)からご挨拶
小泉農園の小泉さんからご挨拶 

そして今回の試食会では、イチゴ生産者のひとつである「小泉農園」の小泉さんからもご挨拶がありました。

昨年から川崎フロンターレとコラボが始まり、
「もっともっと多くの人に川崎のイチゴを知ってもらいたい」
と本企画に期待を寄せました。

今年の「川崎いちごフェス2022」は昨年とは異なる新メニューです。
川崎市内で生産されているイチゴは多種ありますが、フロカフェには「紅ほっぺ」と「四つ星」を提供しているということでした。

■本企画に期待を寄せる小泉さん(右)
本企画に期待を寄せる小泉さん

■川崎産のイチゴ
川崎産のいちご

本サイトでも過去に「小泉農園のわがままいちご」をご紹介したように、市内の農家はとても美味しいイチゴを生産しています。

試食会では「フロカフェ」に提供される瑞々しいイチゴも見せていただきました。

■「いちごのチーズFROパフェ」
いちごのチーズFROパフェ

こちらは「いちごのチーズFROパフェ」です。
クリームチーズアイスとマスカルポーネホイップ、チーズクリームなどのチーズをふんだん使用しています。
「FROパフェ」は昨年も別バージョンで提供しまして、700食販売した人気メニューでした。

今回はチーズとの組み合わせですが、これが「いちごとチーズがこんなにも合うのか」という率直な驚きです。
甘すぎずにぺろっと食べられました。

■「いちごのFROンチトッフル」(手前)
いちごのFROンチトッフル

そして上記写真手前が、「いちごのFROンチトッフル」です。

ワッフルを牛乳、砂糖などと漬け込んでからフレンチトーストの様に仕上げ、練乳ソースとグラノーラという名の「愛情」がかかっているそうです。

川崎いちごもたっぷり4個分が使われています。

こちらは通常のワッフルと違ってふわふわで、上にかかっている練乳とグラノーラといちごが絶妙なバランスでとても美味しかったです。

■試食会で揃った川崎いちごのメニューたち
並んだメニューたち 

試食会ではこれらの「川崎いちごフェス2022」のメニューが一堂に会しました。
これだけいちごメニューが揃うと、夢の世界のようですね。

明日2月15日(火)から5月8日(日)までの期間限定となりますので、お好きな方は忘れずにお召し上がりください。



■「イクミママのどうぶつドーナツ」とコラボしたカブレラドーナツ
イクミママのカブレラドーナツ

また今回、「川崎いちごフェス2022」とは別に、元住吉の「イクミママのどうぶつドーナツ」とコラボした「イクミママのカブレラドーナツ」も試食させていただきました。

今後イクミママによる「カブレラドーナツ」「ふろん太ドーナツ」を「フロカフェ」と等々力陸上競技場(モバイルオーダーのみ80食)で販売します。

カブレラドーナツは2022年2月18日から、ふろん太ドーナツは3月12日からとなります。

どちらも440円で、合成着色料を使用せずにくちなしなど天然由来でできているドーナツということです。

カブレラの水色の部分にアーモンドが忍び込んでいて、食感も楽しみながら美味しくいただきました。


川崎フロンターレでは、このように地域と連携した取り組みを2022シーズンも推進していくということです。

何はともあれシンプルに美味しいですので、武蔵小杉駅北口の「フロカフェ」で試してみてはいかがでしょうか。

(フォトグラファー:本平基)

■川崎市内のイチゴ農園一覧
農園名 所在地 Web
しんぼりファーム 幸区南加瀬5-34-10 ブログ
Instagram
武笠農園 いちごハウス 高津区坂戸2-5 facebook
twitter
小泉農園 宮前区平6-6-6 HP
facebook
うちで農園 宮前区平5-10-11 facebook
twitter
Instagram
Strawberry Farm BUNKAEN 多摩区枡形1-8-12イチゴハウス HP
facebook
上原さんちのいちご畑 多摩区菅稲田堤1-12-27 HP
facebook
Instagram
Slow Farm 麻生区早野246 HP
facebook
Instagram
Youtube
オアシスファーム 麻生区片平2000 HP
農業生産法人CarnaEst 麻生区岡上225 HP
facebook
元木いちご農園 麻生区黒川203 HP

■「アズーロ・ネロ×フロカフェ」の店舗情報
●所在地:中原区新丸子町1008-2
●営業時間:11:30~21:00
●定休日:月曜日(月曜日が主日の場合は翌火曜日。ホームゲーム開催日は変更の可能性あり)
※直近の営業情報は公式SNS等でご確認ください。
●Web:https://fro-cafe.com/
●twitter:https://twitter.com/frontalecafe/
●Instagram:https://www.instagram.com/frontalecafe/

■マップ


【関連リンク】
川崎フロンターレ FRO CAFE「川崎いちごフェス2022(第1弾)」のお知らせ
川崎フロンターレ 「ふろん太&カブレラドーナツ」リニューアルとモバイルオーダー販売実施のお知らせ

(フロカフェ関連)
2020/4/1エントリ 川崎フロンターレオフィシャルグッズ&カフェ「AZZURRO NERO × FRO CAFE(フロカフェ)」本日オープン、「お風呂」コンセプトの店内を完全レポート
2020/5/23エントリ 武蔵小杉の川崎フロンターレ公式カフェ&ショップ「アズーロ・ネロ×フロカフェ」が営業再開、オリジナルコーヒー・クラフトビールに新スイーツも登場
2020/7/22エントリ 川崎フロンターレ受注生産マスク(子供サイズ)が完成しマスコットデザインが新登場、武蔵小杉の「フロカフェ×アズーロ・ネロ」でアマビエふろん太が疫病退散
2021/2/21エントリ 川崎フロンターレがゼロックス杯2年ぶり優勝、武蔵小杉駅北口「フロカフェ」に「日本全体で輪になる」和紙の優勝風呂桶・優勝賞金パネルが展示
2021/1/25エントリ 川崎フロンターレがJAセレサと川崎市産イチゴを応援、J1開幕2/26より武蔵小杉「フロカフェ」とホームゲームでコラボメニューを提供

(小泉農園関連)
2016/1/24エントリ 第3回「新丸子の路地裏マルシェ」開催レポート:川崎野菜「キクイモ」料理と、1月27日「武蔵小杉駅マルシェ」にも登場予定「小泉農園のわがままいちご」
2016/3/2エントリ 採れたてが絶品!武蔵小杉のマルシェにも登場「小泉農園のわがままいちご」のいちご狩りレポート
2017/2/22エントリ 武蔵小杉東急スクエア「はらドーナッツ」で、宮前区・小泉農園コラボ商品「わがままいちご」ドーナツを期間限定販売中/いちご狩りウェブ予約がスタート

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2022年
02月13日

武蔵小杉のアートフェス「コスギアート ラ・ファブリカ2022」開催レポート:「紙芝居ゆうことぴっぴ」など好演、昭和テイストの参加型ステージにSDGsアートも

【Reporter:はつしも】

市民参加型のアートフェス「コスギアート ラ・ファブリカ2022」が、2月12日(土)、21日(月・祝)に中原市民館で開催されました。

今回は中原市民館のホールとギャラリーの2か所を会場として、音楽・ダンス・演劇・美術など多彩なパフォーマンスや、ワークショップなどが行われました。

■「コスギアート・ラ・ファブリカ2022」
コスギアート・ラ・ファブリカ2022

■「コスギアート・ラ・ファブリカ2022」が開催された中原市民館
中原市民館

現在、中原市民館は新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場として活用されています。
そのため、今回の「コスギアート・ラ・ファブリカ2022」は前述の通りホールとギャラリーでの限定開催となりました。

■ホールでのステージプログラム「紙芝居屋ゆうことぴっぴ」
ステージプログラム「紙芝居屋ゆうことぴっぴ」

2か所の会場のうちホールでは、音楽・ダンス・紙芝居・和楽器・バンドなど多彩なジャンルのステージプログラムが組まれていました。

コロナ禍により出演団体のキャンセルが直前で生じたこともあり、当初予定されていたプログラムを一部変更しての開催となりました。

最初にご紹介するのは、「紙芝居屋ゆうことぴっぴ」です。
親子3人による、楽しい紙芝居でした。

「紙芝居屋ゆうことぴっぴ」は、「ゆうこ」さんとお子さんの「ぴっぴ」さんのユニットが基本です。
今回はそこにお姉さんの「プリン」さんが加わり3人組での出演となりました。

■楽しいオリジナルの紙芝居
楽しいオリジナルの紙芝居

■みんなで一緒に「前向きダンス」(ゆうこさん)
「ゆうこ」さん 

■同じく、「ぴっぴ」さん(右)と「プリン」さん(左)
ぴっぴさんとプリンさん

「紙芝居屋ゆうことぴっぴ」は、コロナ禍で様々な活動が制限を受ける中、「一人でも、家族だけでもできる活動として紙芝居に突き当たった」といいます。

それでご家族で紙芝居ユニットを結成し、Youtubeでも活動されています。
オリジナルの紙芝居をつくり、観客席とも一体となるような楽しい演出が特徴です。

今回上演された作品のひとつ「前向き!うさおくん」では、一見ネガティブに思えるようなことでも全て前向きに解釈する「うさおくん」が出てきます。
そんなうさおくんの「前向きポイント」が出てくるごとに、関ジャニ∞「前向きスクリーム」のダンスを踊るという構成でした。

前向きダンスの振り付けはシンプルで何度も出てきますので、観客席の皆さんも一緒に踊るのが楽しそうでした。

■楽しい演出
楽しい演出

楽しい演出

また、「前向き!うさおくん」に続く作品「のすけ」では、紙芝居の木枠の外側での演出も凝っていました。

物語終盤では、巨大な紙飛行機が登場します。
こうした演出は、ソロではなくご家族ユニットならではですね。

■観客参加型での物語の分岐
観客参加型での物語分岐

観客参加型での物語の分岐

また、物語の途中で「観客の投票」により物語が分岐する趣向もユニークでした。
主人公の行動を多数決で決めて、その通りに物語が進むというわけです。

なお、今回の観客の皆さんの選択は「これまでで初めての選択」ということで、上演されるごとに結果も異なるようです。

「紙芝居屋ゆうことぴっぴ」は、このように観客参加型で楽しい紙芝居でした。

普段はもっと観客にアクティブに参加していただく演出があるそうですが、今回はコロナ禍ということで、ステージ上と観客席に分かれた範囲での上演となりました。

■紙芝居屋ゆうことぴっぴ Youtube


「紙芝居屋ゆうことぴっぴ」は、Youtubeチャンネルも開設されていますので、紙芝居がお好きな方は、こちらもご参照ください。

■「和太鼓祗園」
和太鼓祗園

こちらは「和太鼓祗園」です。
元住吉を拠点に、子どもから大人まで33名で活動をされています。

地域のイベントにも活発に出演され、本サイトでも過去にご紹介しておりました。

■元気いっぱい、子どもたちのステージ
元気いっぱい、子どもたちのステージ

■迫力満点、大人のステージ
迫力満点ん、大人のステージ

迫力満点ん、大人のステージ

迫力満点ん、大人のステージ

「和太鼓祗園」は、子どもたちのグループ、大人のグループ、そしてメンバー全体での演奏でした。

子どもたちの演奏は元気いっぱい、大人の演奏はさすがに音量がおなかに響くようにパワフルで迫力満点でした。

「しーさーしーさー!」と掛け声をかけながら叩く琉球の音楽も、出身でなくてもふしぎと心に響くものがあります。

■皆さんでの演奏
皆さんでの演奏

「紙芝居屋ゆうことぴっぴ」「和太鼓祗園」ともに当初は初日の12日のみの出演の予定でしたが、前述のキャンセルにより急遽代演で本日13日もステージに立ちました。

臨機応変な対応で、運営も出演も大変だったかと思いますが、良いパフォーマンスを見せてくれました。

■昭和テイストの参加型ステージ「KOSUGIだヨ!全員集合!!」
KOSUGIダヨ!全員集合!!

そして今回のステージの目玉は、昭和テイストの参加型特別企画でした。
こちらは昭和の有名番組をモチーフにした「KOSUGIダヨ!全員集合!!」です。

当初は2日目だけの予定が、出演キャンセルにより1日目もショートバージョンで上演されました。

基本、出演中ずっと「ヒゲダンス」をしています。
あとでお話を伺うと、約30分間のヒゲダンスは相当体力的にハードだったとのこと。

■ボールを背中のかごに入れるゲーム
ボールを背中のかごに入れるゲーム

■観客も参加
ボールを背中のかごに入れるゲーム

■浮き輪投げゲームも観客参加
ボールを背中のかごに入れるゲーム

ボールを背中のかごに入れるゲーム

■今度は観客が投げられる側に
ボールを背中のかごに入れるゲーム

「KOSUGIダヨ!全員集合!!」は、やっているのは背中のかごにボールを入れるゲームや、浮き輪を輪投げのように投げるゲームなど他愛のないことなのですが、こういうテイストのバラエティー番組は、昭和の香りがしますね。

また観客参加型でゲームに観客が参加するのがメイン企画です。
こういった所謂「素人いじり」の番組も昭和に全盛期を迎えましたが、最近はめっきりなくなりました。

全体に昭和テイストが見事に漂い、観客の皆さんも楽しまれていたのではないでしょうか。

■参加型特別企画「サタデーナイトフィーバー」
サタデーナイトフィーバー

そしてもうひとつの参加型特別企画が、昭和のディスコをイメージした「サタデーナイトフィーバー」です。

こちらはダンスグループ「ダンサンブル」の皆さんが登場しました。

観客席の皆さんも立って、「ダンサンブル」の振り付けガイドを受けながらひときディスコ気分です。

■「ダンサンブル」のダンス
サタデーナイトフィーバー

サタデーナイトフィーバー

サタデーナイトフィーバー

「サタデーナイトフィーバー」といえば、1977年の米映画です。
主演のジョン・トラボルタによる、上記写真の決めポーズが有名ですね。

今回の「コスギアート・ラ・ファブリカ2022」のポスターイラストにも使われていました。

■リボーンワークショップ「unicocco」
リボーンワークショップ

また今回はギャラリーにおいて、不要な端材を活用した「リボーンワークショップ」も開催されました。

こちらは3人のものづくり作家による「unicocco(ユニコッコ)」によるワークショップです。

■活用する端材
リボーンワークショップ

「unicocco」では、なんとなく捨てるにしのびないかわいいボタンやリボン、端切れなどをオリジナルのアクセサリー・小物によみがえらせていきます。

■不要になった紙を巻いたもの
リボーンワークショップ

こちらは一見してとてもきれいな材料ですが、もともとは不要になった紙を巻いたものなのだそうです。

ちょっとした工夫で、あらかじめデザインされたようなパーツに生まれ変わるのですね。

■端材で作った小物
リボーンワークショップ

リボーンワークショップ

リボーンワークショップ

端材を使って、このようなかわいらしい小物ができます。
ちょっとした飾りつけに良いですね。

■「unicocco」Instagram


「unicocco」は、Instagramも開設しています。

直近では元住吉のブレーメン通り商店街でも出店していますし、今後のスケジュールなども掲載されていますので、ご関心ある方は参照ください。

■段ボールアート
リボーンワークショップ

リボーンワークショップ

リボーンワークショップ

リボーンワークショップ

一方こちらは、段ボールを使ったワークショップです。

ワークショップでは初心者向けの作品作りにトライしますが、上記の通り精巧な動物や恐竜なども作れるのですね。

粘度作りのようなイメージではないでしょうか。

こうした「リボーンワークショップ」では、楽しく作品を作りつつ、「SDGsアクション」のひとつとして、資源の再利用に関する啓発効果も目的としています。

今回は限られた会場となりましたが、参加された方は皆さん出来上がりに満足していらっしゃったようです。

■「絵描き屋みかん」さんによるSDGsアート「帰ってきたパンプキン」
「絵描き屋みかん」さんによる「帰ってきたパンプキン」

続いてご紹介するのは、ホール後方に設置されていた、「絵描き屋みかん」さんによるSDGsアート「帰ってきたパンプキン(Colorful Pumpkin)」です。

「絵描き屋みかん」さんは、中原区で活動するアーティストです。

こちらは昨年中原平和公園で開催された「街ナカアート2021」で、参加者の皆さんからペットボトルのラベルを集めて作ったアート作品の再展示となりました。

■「SDGsアート」
「絵描き屋みかん」さんによる「帰ってきたパンプキン」

■ペットボトルのラベル
「絵描き屋みかん」さんによる「帰ってきたパンプキン」

■「街ナカアート」のパンフレットも
「絵描き屋みかん」さんによる「帰ってきたパンプキン」

「帰ってきたパンプキン(Colorful Pumpkin)」では、ペットボトルのラベルのほか、「街ナカアート2021」のパンフレットなども再利用されていました。

それを後ろからライトアップすることで、綺麗なかぼちゃが出来上がります。

■ライブペイント「さくら〜昭和、平成、令和となっても美しい彩を描く。」
ライブペイント

ライブペイント 

そして本日は、「絵描き屋みかん」さんによるライブペイントも実施されました。
今年は「さくら」をテーマに、4枚の屏風を描きました。

■ライブペイントに集まる子どもたち
ライブペイントに集まる子どもたち

このライブペイントを見かけて、子どもたちも興味津々で集まってきました。
「絵描き屋みかん」さんによる即席の「お花の書き方講座」がスタートです。

こういったアーティストとの交流も、ライブペイントの醍醐味ではないでしょうか。

■「絵描き屋みかん」Instagram 完成作品


完成作品は「絵描き屋みかん」さんのInstagramに掲載されています。
4枚の屏風で、タイトルは『さくら〜昭和、平成、令和となっても美しい彩を描く。』となっています。

■「絵描き屋みかん」さんと「office SOU」による開場装飾
開場装飾

開場装飾

開場装飾

開場装飾

また、「コスギアート・ラ・ファブリカ2021」の開場装飾も、「絵描き屋みかん」さんと「office SOU」プロデュースで行われていました。

紙をカットしたモビールアートは、毎回恒例になっています。
特に今回はギャラリーにおいて光の演出も加わり、ワークショップと共に開催されていた「占い部屋」の幻想的な雰囲気をつくっていました。

■感染症防止対策
感染症防止対策

また今回は新型コロナウイルス感染症の拡大による「まん延防止等重点措置」の適用期間中にあたり、イベント開催にあたってさまざまな感染症拡大防止対策が採られていました。

まずはイベント参加にあたっては名前・電話番号・住所の記帳が必要で、万一の場合のトレーサビリティを確保していました。

勿論、受付時点での検温や会場内でのマスク着用も必須です。

■こまめな消毒
感染症防止対策

感染症防止対策

またホールは入口・出口を分け、こまめに座席やドアの取っ手などの消毒を行っていました。

基礎的な感染症防止対策はどこでも必須になっていますが、かなりまめに消毒をしているのが特徴だったと思います。

■来場者アンケート
来場者アンケート

来場者アンケート

来場者アンケート

最後に、ホール内で実施されていた来場者アンケートをご紹介しましょう。

こちらはシールで簡単に回答できるようになっていまして、皆さんイベントを楽しまれて「また来たい」とお感じになったようです。

コロナ禍でイベント開催がかなりの制限を受ける中、「コスギアート・ラ・ファブリカ」は、アートを軸に「いまできる範囲」で楽しさや交流をはかるものとなっていました。

お子さんはもちろん、「昭和テイスト」の企画に大人の方も楽しまれたのではないでしょうか。

出演団体のやむを得ないキャンセルなどもありましたが、難しい調整を乗り越えて無事に開催にこぎつけた、地域団体の皆さんの尽力があったことも、ここでお伝えしておきたいと思います。

【関連リンク】
コスギアート・ラ・ファブリカ ウェブサイト
コスギアート・ラ・ファブリカ facebookページ
コスギアート・ラ・ファブリカ Instagram
2019/9/11エントリ 武蔵小杉のアートの祭典「コスギアート ラ・ファブリカ」が9月16日(月祝)に中原市民館で初開催、多彩なワークショップが無料で展開
2019/9/16エントリ 武蔵小杉のアートの祭典「コスギアート ラ・ファブリカ」初開催レポート:中原市民館の体験型企画に賑わい
2020/9/6エントリ 武蔵小杉のアートフェス「コスギアート ラ・ファブリカ」が9/20・21開催、コロナに負けず「おもしろマスク作り」など体験型企画満載
2020/9/20エントリ 武蔵小杉のアートフェス「コスギアート ラ・ファブリカ2020」初日レポート:西中原中合唱部特別出演、9/21まで中原市民館でワークショップ開催
2020/9/21エントリ 武蔵小杉のアートフェス「コスギアート ラ・ファブリカ2020」最終日レポート:D.M.C.ダンスカンパニー好演、おもしろマスク作りなどワークショップにも賑わい
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2021/10/8エントリ 野外アートフェス「街ナカアート2021」が翌日に「お片付けイベント」を開催、インスタレーションの竹材再利用し弓矢づくりワークショップに
2021/12/11エントリ 「コスギアート・ラ・ファブリカ」が女性の人権をテーマに一人芝居「橋」を川崎市国際交流センターで12月25日上演
2022/2/8エントリ 武蔵小杉のアートフェス「コスギアート ラ・ファブリカ2022」が2月12日(土)13日(日)中原市民館で開催、昭和テイストの参加型ステージも

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2022年
02月12日

川崎フロンターレの2022シーズン開幕、ラゾーナ川崎プラザで「川崎フロンターレ開幕展」開催

【Reporter:あさお】

本日、「FUJI FILM SUPER CUP2022」が日産スタジアムで開催され、川崎フロンターレと浦和レッズが対戦しました。

このカップ戦は昨年まで「FUJI XEROX SUPER CUP」という名称で開催されてきたもので、毎年J1リーグ王者と天皇杯優勝者が翌シーズンの初めに一発勝負で対戦します。

川崎フロンターレにとっては2022シーズンの開幕戦にあたりますが、残念ながら浦和レッズの強度の高い守備を崩すことができず、ボールを多く支配しながらも0-2で敗北しました。

■Jリーグtwitter FUJI FILM SUPER CUPダイジェスト


一方、このシーズン開幕を記念して、2022年2月11日より、ラゾーナ川崎プラザにて「目指せリーグ3連覇!初青覇だACL!川崎フロンターレ開幕展 in LAZONA」が開催されています。

■「川崎フロンターレ開幕展in LAZONA」2022シーズンユニフォームのフォトスポット
2022シーズンのフォトスポット 

「川崎フロンターレ開幕展 in LAZONA」は、ラゾーナ川崎プラザ4階の「ABC-MART」前の特設会場で開催されています。

こちらは2022シーズンユニフォームでのフォトスポットです。
センターに立つのは、中村憲剛さんの「14番」を今季から引き継いだ脇坂泰斗選手でした。

フォトスポットは2月20日(日)まで設置されています。

■新加入のチャナティップ選手
新加入のチャナティップ選手

■新加入の瀬古樹選手
新加入の瀬古樹選手

■昨年ブレイクした橘田健人選手
昨年ブレイクした橘田健人選手

今年の補強の目玉は、北海道コンサドーレ札幌から獲得したタイ代表・チャナティップ選手です。

本日の「FUJI FILM SUPER CUP」でもスタメンデビューを果たし、まだ連携に課題はあったものの幾度か好判断のパスでチャンスメイクをしました。

また横浜FCから獲得した瀬古樹(せこたつき)選手や、昨年のルーキーイヤーにブレイクした橘田健人(たちばなだけんと)選手など、期待の選手が並びます。

■J1リーグ優勝「明治安田生命杯」の展示
Jリーグ杯の展示

■Jリーグ公式球の展示
公式試合球の展示

またフォトスポットのほか、会場にはJ1リーグ優勝による「明治安田生命杯」や公式試合球の展示もありました。

「明治安田生命杯」は明日、2月13日(日)までの展示となります。
また2月13日(日)限定で優勝銀皿「シャーレ」の展示も行われる予定です。

■新シーズンユニフォーム展示
2022シーズンユニフォーム展示

またこちらは、2022シーズンユニフォーム展示です。

「川崎フロンターレ開幕展」終了後にサイン入りユニフォームとしてプレゼントされるということです。

2月20日(日)までラゾーナ川崎プラザで合計5,000円以上お買い物をされた方が抽選に応募できます。


このほか、2月13日まで、ラゾーナ川崎プラザで1,000円以上お買い物でステッカー配布のキャンペーンもありますので、エントリ末尾の川崎フロンターレのお知らせをご参照ください。

【関連リンク】
川崎フロンターレ 「目指せリーグ3連覇!初青覇だACL!川崎フロンターレ開幕展 in LAZONA」実施のお知らせ
川崎フロンターレ ゲーム記録 FUJI FILM SUPER CUP

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2022年
02月12日

川崎市2/6~12新型コロナ統計:週間感染者数は過去最多1.4万人、病床使用率は入院患者約6割でステージⅣ超過、重症患者がステージⅢ迫る15.9%に

【Reporter:はつしも】

川崎市では、市内における新型コロナウイルス感染者数を毎日発表しています。
本サイトでは独自に集計を行い、毎週土曜日締め(日~土)でグラフ化して提供をしております。

今回は年始の2022年2月6日(日)~2022年2月12日(土)の週間および累計データをお伝えします。

■2022年2月12日(土)累計&週間サマリー
週間サマリー

今週7日間の新規感染者は14,828人(前週比+1,600人増)とさらに増加し、過去最多を更新しました。

今週は「市外等」が前週の2,312人から4,269人に大幅増したのが主たる要因です。
全体で1,600人増、「市外等」が1,957人増ですから、川崎市7区では減少したことになります。

陽性率は51.1%(前週比+7.5pt)とさらに上昇し、とうとう5割を超えました。

入院患者病床使用率は58.7%(前週比+13.4pt)、重症患者病床使用率は15.9%(+10.1%)と、
ここにきて重症患者病床使用率も上昇してきました。

また川崎市からのデイリーの発表情報に、2月5日分から「入院患者のうち重症患者の人数」が新たに開示されることになりましたので、本サイトでも集計を開始しております。

現状は入院者が305人(前週比+35人)、うち重症患者が20人(同+9人)となっています。
一方で今週は自宅療養者・宿泊施設療養者は大きく減少しました。

新型コロナウイルスワクチン接種状況については、今回より「追加接種」にフォーカスすることといたしました。
直近発表では追加接種が累計約8.6万回、接種対象者の6.7%となっています。

■川崎市内の感染者数の推移
川崎市内の感染者数の推移 
■1日の感染者増加数の推移
川崎市内の感染者増加数の推移

以降、各グラフを順番にお伝えしていきます。
前述の通り、週間の感染者数は前週比1,600人増の14,828人
と過去最多更新なりました。
また単日でも2月6日の2,547人が過去最多となっています。

一方、感染者数の「前週比」は増加を続けているものの、1/29週の5,431人増をピークに2/5週2,059人増、今週2/12は1,600人増と、ややペースダウンしています。

■川崎市内の感染者数の推移【1週間移動平均】
川崎市の感染者数の推移【1週間移動平均】
 
■川崎市内の感染者数の推移【直近1週間の人口10万人あたり】 

週間の感染者数増加により、1週間移動平均による指標も当然上昇しています。
グラフの傾きに、わずかながらスピード鈍化の兆しがみえるでしょうか。

■直近1週間の感染経路の内訳
感染経路の1週間移動平均データ 

「直近1週間の感染経路」
では、「不明」「陽性者接触」「家庭内」の3区分でデータ集計が行われています。

感染者数が大量で感染経路のトレースが及ばないためか、「不明」の割合が高止まりしています。

■川崎市内の検査人数
川崎市内の検査人数 

■川崎市内の検査人数
川崎市内の検査人数 

検査人数の推移は、川崎市健康安全研究所の数値と、民間検査機関等による数値を集計しています。
川崎市と民間の検査人数合計はサマリーに掲載の通り26,178人で、前週比264人減でした。

■直近1週間の陽性率
直近1週間の陽性率 

また、川崎市発表の直近1週間の陽性率、入院患者および重症患者の病床使用率のグラフ化を実施しています。

陽性率・病床使用率は本サイトとは締め日が異なり、日曜日締めのデータが約2日後に発表されています。

今回の最新データは「1月31日(月)~2月6日(日)集計データ」で、陽性率は51.1%(+7.5pt)でした。

また病床使用率は入院患者病床使用率は58.7%(前週比+13.4pt)、重症患者病床使用率は15.9%(+10.1%)となりました。

感染者数・治療中者数の増加に伴い、入院患者病床使用率が「ステージⅣ」指標50%を超過、重症患者病床使用率も「ステージⅢ」指標の20%に迫ってきています。

すっと重症患者病床使用率は上昇が鈍かったのですが、今週は大きく上昇しました。
そのような状況もあり、川崎市から入院患者中の重症患者数がデイリーで開示されるようになったのではないでしょうか。

■川崎市内の感染者の治療状況推移
川崎市内の死亡者数・退院者数・自宅療養者数 
続いて、「川崎市内感染者の治療状況推移」です。

今週は入院者が305人(前週比+20人)、内重症患者が20人(前週比+9人)と増加した一方、自宅療養者11,822人(同▲4,999人)、宿泊施設療養者21人(同▲28人)と療養者は減少しました。

川崎市の人口が約154万人ですから、市外在住の感染者を除いてざっくり100人にひとり程度、自宅療養をしているということになります。

また、今週は4名の方が亡くなりました。
前週は6名の方が亡くなり、全体に80代以上の高齢者の方が大半ですが死亡者数がこの2週は増加しています。

■区別の感染者数の推移
 区別の感染者数の推移

こちらは、区別の感染者数です。

冒頭にお伝えした通り、「市外等」の感染者は前週の2,312人から4,269人に大きく増加したのが今週の増加要因です。

川崎市7区では各区ごとに増減ありますが、7区合計では前週比357人減少しました。


今回の集計は以上です。

感染者数の増加ペースは大きな加速がみられませんが、入院患者病床使用率が6割近く、また重症患者病床使用率が約16%と「ステージⅢ」20%に近づいているのが懸念点です。

【関連リンク】
川崎市 新型コロナウイルス感染症関連情報リンクページ
川崎市 【緊急情報】川崎市内の新型コロナウイルスに感染した患者の発生状況
川崎市 【ワクチン接種】追加(3回目)接種を受ける方へ

(ワクチン接種関連)
川崎市 ワクチン接種
2021/6/7エントリ NEC玉川ルネッサンスシティで川崎市の新型コロナワクチン大規模接種がスタート、64歳以下接種券の6/14以降順次送付を発表
2021/8/27エントリ 楽天グループが二子玉川本社での新型コロナワクチン職域接種を川崎市民向けに1万2千回分提供、8/29予約開始・9/1~2に1回目接種
2021/8/28エントリ 川崎市8/22~28新型コロナ統計:週間感染者が8週ぶり前週比減少、ワクチン2回接種完了数が市人口の3割を突破
2021/8/30エントリ NEC玉川ルネッサンスシティの「川崎市大規模接種会場」での、新型コロナウイルスワクチン接種レポート
2021/9/4エントリ 「元住吉こころみクリニック」が住吉神社境内「住吉会館」で新型コロナワクチン地域集団接種を実施、中原・高津・宮前・幸の4区に対象範囲拡大 

(12月以降の新型コロナウイルス統計エントリ)
2021/12/4エントリ 川崎市11/28~12/4新型コロナウイルス統計:週間感染者数は1桁の9人(中原区ゼロ)、重症患者病床使用率ゼロ、市民の75%がワクチン2回接種完了
2021/12/11エントリ 川崎市12/5~11新型コロナウイルス統計:週間感染者数5人(中原区2週連続ゼロ)・治療中8人と1桁、重症患者病床利用は2週連続ゼロに
2021/12/18エントリ 川崎市12/12~18新型コロナ統計:週間感染者数16人と5週ぶり増加、12/12等々力陸上競技場観戦者がオミクロン株感染・同一エリア観客に検査呼びかけ
2021/12/25エントリ 川崎市12/19~25新型コロナ統計:週間感染者数2週連続増27人(前週比+11人)、陽性率0.4%(+0.2pt)、入院・療養者33人(+21人)
2022/1/2エントリ 川崎市12/26~1/1新型コロナ統計:週間感染者数は3週連続増加の31人、ワクチン3回目接種が本格スタート
2022/1/8エントリ 川崎市1/2~8新型コロナウイルス統計:週間感染者数は前週比9.4倍の291人、うち中等症・重症0人で重症患者病床使用率は0%に

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2022年
02月11日

JR武蔵小杉駅北口・南武線駅舎の外壁改修工事が完了しリフレッシュ、駅看板も新調

【Reporter:はつしも】

JR武蔵小杉駅では、北口の南武線駅舎の外壁改修工事が行われていました。
このたび工事が完了し、新しい外観がお目見えしました。 

■JR武蔵小杉駅北口の南武線駅舎
JR武蔵小杉駅北口の南武線駅舎

JR武蔵小杉駅北口では、先般から外壁の改修工事が行われ、足場が組まれていました。
駅舎の姿が見えない状態が続いていましたが足場が取り除かれ、改修後の姿が見えるようになりました。

■改修前の武蔵小杉駅北口駅舎
JR武蔵小杉駅北口駅舎の両クラブのビジュアル

一方こちらは、改修前の武蔵小杉駅北口駅舎です。
白い壁面ですが、経年でだいぶ黄色くなっていました。

「武蔵小杉駅」の文字も、レトロな感じですね。

■改修途中の駅舎
JR武蔵小杉駅北口のエンブレム

■改修後の駅舎
改修後の駅舎

今回行われたのは武蔵小杉駅の「ガワ」(外壁)の改修だけで、駅舎の躯体そのものは従来のままです。

ただ、外見はそれなりに印象が変わりました。

■「JR武蔵小杉駅」の看板
JR武蔵小杉駅の看板

一番変わったのは、「JR武蔵小杉駅」の看板でしょうか。
従来は「JR」の表記はなかったのですが、JR東日本のロゴが加わった和英表記の看板になりました。

■川崎フロンターレのエンブレム
川崎フロンターレのエンブレム

この駅舎に設置されていた川崎フロンターレのエンブレムが新シーズンを迎えて更新されたことは、2022/2/1エントリでお伝えしました。

ただ、本日時点においては、従来設置されていた川崎ブレイブサンダースのエンブレムがありませんでした。

川崎フロンターレのエンブレムも従来の設置位置とは少し違うようで、今後左右対称に川崎ブレイブサンダースも設置されるのかどうかはわかりません。

■柱の川崎フロンターレ・川崎ブレイブサンダースの広報ビジュアル
柱の広報ビジュアル

柱の部分の川崎フロンターレ・川崎ブレイブサンダースの広報ビジュアルは従来のまま残されていました。

B1リーグに続いてJ1リーグも開幕し、等々力陸上競技場・とどろきアリーナへの玄関口としてふさわしい演出になっています。

■ドイツに移籍した田中碧選手の写真も残る
ドイツに移籍した田中碧選手の写真も残る

柱の部分のビジュアルは新シーズン版にはなっていないため、写真は過去のシーズンのものが残っています。

上記写真は2020シーズンのもので、ドイツ2部・デュッセルドルフに期限付き移籍した田中碧(たなかあお)選手の姿がありました。

田中碧選手は、現在ワールドカップ日本代表の主力選手としても活躍しています。

武蔵小杉駅周辺のビジュアルが2022シーズン版に更新されて移籍選手の姿が消える中、北口ではまだこうして残されていることを記録しておきます。

■北口の川崎ブレイブサンダースのビジュアル
川崎ブレイブサンダースのビジュアル

■試合スケジュールと戦績
試合スケジュールと戦績

■川崎フロンターレとのコラボ企画も
川崎フロンターレとのコラボイベントも

武蔵小杉駅北口案内板の川崎ブレイブサンダースは、引き続き健在でした。
ここでは試合スケジュールが告知され、順次試合結果が更新されています。

ご覧の通り「WIN」が多く、2021-22シーズンで好調を維持しています。
昨シーズン優勝した天皇杯も決勝まで勝ち残り、3月12日に「千葉ジェッツ」との決勝戦を迎えます。

■駅構内は基本的に変わらず
駅構内は基本的に変わらず

■6/30閉店した「華むすび」跡地
華むすび 跡地

■「親父の製麺所」はリニューアル休業中
親父の製麺所は休業中

親父の製麵所休業中

さて、一方駅構内は前述の通り基本的に従来のままです。

1階路面の「華むすび」は2021年6月30日に閉店し、2階コンコースの「親父の製麵所」は2022年1月14日をもって休業し、3月中旬のリニューアルに向けて準備中です。

■ホームドアの設置
ホームドアの設置

南武線のホームにおいては、2月1日・2日ににホームドア本体の設置が行われました。
こちらは3月13日(日)より供用開始を予定しています。

■武蔵小杉駅北口の風景
武蔵小杉駅北口の風景

また将来的には、武蔵小杉駅北口のロータリー拡張やペデストリアンデッキの整備、JR東日本による駅前の小杉ビルディングの再開発なども計画されています。

そうした大規模な再整備の計画があることから、北口の駅舎はこの段階で抜本的な建て替えではなく、「ガワ」の改修のみを行ったものと思われます。

横須賀線武蔵小杉駅ではホーム増設・改札口の新設も進められていますし、JR東日本の主要駅のひとつとして、引き続き設備投資が行われていく見込みです。

【関連リンク】
(武蔵小杉駅整備関連)
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2022年
02月10日

川崎フロンターレの「26(フロ)周年」タペストリーが向河原・平間などに登場、武蔵小杉・等々力陸上競技場周辺に「多摩川クラシコ」タペストリーも

【Reporter:はつしも】

川崎フロンターレは、2022年に26周年(フロ/風呂周年)を迎えます。
これを記念したタペストリーが、1月以降に各地の商店街に掲示が進められてきました。

今回は向河原・平間地域に掲示された26周年タペストリーをご紹介したいと思います。

■南武通り商店街の26周年タペストリー
南武通り商店街

こちらは、南武通り商店街の26周年タペストリーです。
向河原駅前の商店街「向河原商栄会」を通って、南武線沿いに平間方面に南下する途中にあるのが南武通り商店街です。

商店街の街頭に、ひとつひとつタペストリーが取り付けられていました。

■平間銀座商店街の横断幕とタペストリー
平間銀座商店街の横断幕とタペストリー

南武通り商店街を通過して平間駅まで来ると、平間銀座商店街があります。
ここには昨年ご紹介した、J1リーグ連覇の祝賀横断幕とともに、26周年タペストリーが設置されていました。

■向河原商栄会「鮪牛」のタペストリー
向河原「鮪牛」のタペストリー

向河原「鮪牛」のタペストリー

続いて向河原の南武沿線道路沿いにある「鮪牛」のタペストリーです。
お店の入口にありますので、目線の高さで間近に眺めることができます。

今回のタペストリーは「26(風呂)周年」だけに、マスコットキャラクターのふろん太・カブレラがお風呂に入っているイラストになっていました。

■「串ぎゅう」のタペストリー
串ぎゅうのタペストリー

そして向河原の「鮪牛」にきましたら、系列店の「串ぎゅう」も押さえなくてはいけません。
こちらは川崎フロンターレ応援店として知られており、今回もタペストリーが集中的に掲示されていました。

■向河原商栄会のタペストリー
向河原商栄会のタペストリー

この一帯の商店街は、「向河原商栄会」です。
商店街の街頭にも、同様にそれぞれタペストリーが設置されていました。

写真奥は、向河原駅の先に建ち並ぶ武蔵小杉の高層マンション群です。

■等々力陸上競技場前の「多摩川クラシコ」横断幕
等々力緑地の「多摩川クラシコ」タペストリー

さて、川崎フロンターレの2022シーズンは、2月12日(土)の「FUJI FILM SUPER CUP(富士フイルムスーパーカップ)」(日産スタジアム)から開幕となりますが、J1リーグ開幕戦・かつホーム等々力開幕戦は2月18日(金)の「FC東京戦」です。

川崎フロンターレ対FC東京は、多摩川を挟んだライバルチームとして対戦を盛り上げるため「多摩川クラシコ」と呼ばれています。

この「多摩川クラシコ」を控え、武蔵小杉駅や等々力陸上競技場周辺では、「多摩川クラシコ」のタペストリーが一斉に掲示されていました。

こちらは例年お馴染みですが、26周年タペストリーとともに、街中で目に留まるかと思います。

開幕戦では、「26周年」を記念して「026(オフロ)サポーター」に就任した銭湯アイドル「純烈」さんが始球式に登場します。

今年は記念すべき26周年に掛けたプロモーションが、シーズンを通して多数展開される予定です。

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