武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2022年
04月24日

武蔵小杉駅北口に「数十年に一度だけ咲く」リュウゼツランが開花、「Century Plant(世紀の植物)」の別名も

武蔵小杉駅北口に、「数十年に一度咲く」といわれる「リュウゼツラン(アガベ)」が開花しています。
今回は地域の方からの情報提供をいただいて、貴重な姿を記録に残しておきます。

※4/25追記「リュウゼツラン」を植えた「HAIR CALM」の方のインタビューを追記しました。

■武蔵小杉で開花した「リュウゼツラン」
武蔵小杉で開花したリュウゼツラン

■武蔵小杉駅北口の「ホームズ武蔵小杉」
武蔵小杉駅北口の「ホームズ武蔵小杉」

■「ホームズ武蔵小杉」の「リュウゼツラン」
リュウゼツラン

こちらは武蔵小杉駅北口の賃貸マンション「ホームズ武蔵小杉」です。

この低層部には店舗が入っていまして、1階は美容室「HAIR CALM(ヘアーカーム)」、2階が「リロの賃貸」です。

1階には歩道に面して小さな植栽がありまして、ここに「リュウゼツラン(アガベ)」が植えられていました。

リュウゼツランは、メキシコなど中南米が原産です。
非常に生育が遅く、原産地では開花まで10~20年、日本では30~50年ほどかかるといわれています。

そのような特性から、「1世紀に一度咲く」という風説が広まり「Century Plant」という別名がつくに至りました。

■「リュウゼツラン」の花
リュウゼツランの花

リュウゼツランの花

そして今回、「ホームズ武蔵小杉」のリュウゼツランが開花しました。
花は上記写真のような形状で、ひと房に無数の花弁がつきます。

■下から順番に咲くリュウゼツランの花
下から順番に開花

下から順番に開花

下から順番に開花

■立派な幹
リュウゼツランの立派な幹

リュウゼツランの花は、下から順番に開花しています。
この週末は、下の3分の1程度が開花している状態で上部はまだまだこれからでした。

開花すると1~2週ほどで枯れてしまいますが、だしばらくは開花した姿を楽しむことができると思います。

また大半の場合、リュウゼツランは開花・結実ののちに枯れてしまうのだそうです。
となりますと、この武蔵小杉のリュウゼツランの花はこれで見納めということになります。

貴重な街の歴史の1ページとして、本エントリに記録を残しておきたいと思います。



※以下、4月25日追記分※

■リュウゼツランを植えた美容室「HAIR CALM」の皆さん(左:YUSHIさん)
HAIRCALMの皆さん

そして本エントリ公開後、本サイトのTwitter等でたいへんな反響がありまして、翌日4月25日にはたいへん多くの方がこの「リュウゼツラン」を撮影されたりしていたようです。

そして「リュウゼツラン」を植えた1階の美容室「HAIR CALM」の「YUSHI(ゆーし)」さんからコンタクトをいただきましたので、早速インタビューをさせていただきました。

YUSHIさんによると、「HAIR CALM」がオープンしたのが2010年12月で、当時鉢植えでオーナーが購入してきたものなのだそうです。
鉢植えの時点で立派に生育していたので、発芽してから何年かは不明ですがそれなりに年数が経過したものだったのではないか、ということです。

そこから3,4年ほどで大きくなってきたため現在の場所にYUSHIさんが植え替え、そこから約12年、現在に至るまですくすくと育ってきました。

日本でのリュウゼツランが開花に至るまでは30~50年といわれていますが、その通りだとすると「HAIR CALM」にきてからの約12年の前に、別の場所で育ってきたということなのでしょうね。

なお、YUSHIさんは川崎ブレイブサンダースを応援されているそうで、店内にもポスターがありました。

通行の妨げにならなければ「リュウゼツラン」の撮影なども歓迎で、「ぜひ足を止めてみていってください」とのことでした。

当日アポイントの取材でしたが快く対応いただき、とても親しみやすいお店でした。
詳細は関連リンクから、ホットペッパーのサイトなどをご参照くださいね。

■リュウゼツランが開花した「ホームズ武蔵小杉(HAIR CALM)」のマップ


【関連リンク】
HAIR CALM ホットペッパー
Wikipedia リュウゼツラン属

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