武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2021年
11月30日

中丸子の多摩川河川敷で10分間のサプライズ花火が打ち上げ、森永乳業のカフェラテ「マウントレーニア」花火パッケージをプロモーション

【Reporter:はつしも】

本日、川崎市中原区中丸子の多摩川河川敷において、10分間サプライズ花火が打ち上げられました。

これは森永乳業株式会社のカフェラテ飲料「マウントレーニア 深い癒しパッケージ」のプロモーションで、近隣住民と報道機関にのみ事前告知されていました。

■「マウントレーニア」プロモーション花火
マウントレーニアのプロモーション花火

マウントレーニアのプロモーション花火

マウントレーニアのプロモーション花火
※いずれも近隣住民の方の提供写真

今回は花火が打ち上げられたのは、中丸子保育園先の多摩川河川敷、「3Mグラウンド」です。
丸子橋とガス橋の間、ややガス橋よりのエリアです。

この花火は武蔵小杉周辺からでも、場所によりよく見ることができました。

■「マウントレーニア」twitter



「マウントレーニア 深い癒しパッケージ」は隅田川花火大会など全国8か所の有名花火大会とコラボレーションし、パッケージに花火大会のデザインを採用しました。

パッケージのQRコードを読み取ることで、本来開催されるはずだった花火大会のAR動画を鑑賞することができます。

このプロモーションのために実際に中丸子の河川敷で10分間花火を打ち上げ、中止を余儀なくされた花火大会を応援するとともに報道機関に取材させることで宣伝効果を高めるのが狙いでした。

プロモーションはプロモーションとして、周辺地域の多くの方が束の間、サプライズ花火を楽しまれたかと思います。

■10月25日に丸子橋近くで打ち上げられた「丸子の渡し花火」
丸子の渡し花火

丸子の渡し花火

丸子の渡し花火

丸子の渡し花火

10月24日には、丸子橋近くの多摩川河川敷で「丸子の渡し花火」が同様に短時間打ち上げられていました。

現在は事前に大々的に告知して花火大会を開催することが難しい状況にあります。

こうしたサプライズ型の花火大会が、当面試行されていくのかもしれませんね。

【関連リンク】
マウントレーニア深い癒しパッケージ ウェブサイト
2012/8/15エントリ ガス橋から見た、六郷土手の花火大会
2014/8/23エントリ 等々力緑地北側の河川敷で観る、川崎市制90周年記念多摩川花火大会
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2021年
11月29日

「なかはら子ども未来フェスタWEEK2021」がグランツリー武蔵小杉で11/30~12/5開催、参加型アート企画やワークショップ等を順次開催

【Reporter:はつしも】

子育て・子ども支援に関わる団体を中心としたイベント「なかはら子ども未来フェスタ」が、今年もグランツリー武蔵小杉で開催されます。

すでに参加団体の活動紹介などは掲示が行われていますが、集中的に企画が実施される「なかはら子ども未来フェスタWEEK2021」が11月30日(火)~12月5日(日)を期間として開幕しますので、ご紹介します。

■「なかはら子ども未来フェスタWEEK2021」
なかはら子ども未来フェスタWEEK2021

「なかはら子ども未来フェスタ」は、例年11月頃に中原区役所で開催されてきました。
毎回多くの親子で賑わう人気イベントでしたが、昨年からコロナ禍により従来通りの開催は困難な状況にあります。

そのため、昨年の「2020」は開催方式を変更し、グランツリー武蔵小杉で「展示主体」で各団体の情報発信を行っていました。

今回の「2021」もグランツリー武蔵小杉での開催となりますが、一定の規制緩和が行われます。
展示に加えて遊びや体験ワークショップも交え、従来のように「楽しめる」イベントになりました。

■メイン企画「みんなでつくる『夜空に願いを』フォトスポット」
みんなでつくる「夜空にねがいを」フォトスポット
※イラスト:絵描き屋みかんさん

今回のメイン企画は参加型アート「みんなでつくる『夜空に願いを』フォトスポット」です。

中原区で活動するアーティスト「絵描き屋みかん」さんが描いた中原区の夜空に、皆さんが折り紙に書いた願い事を貼ってフォトスポットを作っていきます。

■願い事の募集
夜空に願いを

夜空に願いを

夜空に願いを

願い事の募集は、グランツリー武蔵小杉の「アカチャンホンポ」前で12月3日まで受け付けています。

皆さんの願い事がたくさん夜空に並ぶと、素敵なフォトスポットになるというわけですね。

■お星さまの作り方


願い事を書くお星さまは、自宅で作って持ち込むこともできます。
お星さまの作りかたは、上記Youtube動画もご参照ください。

■「なかはら子ども未来フェスタWEEK2021」の企画
11/30(火) ●アロハキャンドル作り
●クリスマスのフラワーランタン作り
12/1(水) ●キットパス手形足形クリスマスアート
●「夜空に願いを」フォトスポット作り
12/2(木) ●葉っぱ&野菜のアートでエコバッグ作り
●オリジナルマイバッグを作ろう
●「夜空に願いを」フォトスポット作り
12/3(金) ●一緒にクリスマスカードを作ろう♪(切手付き)
●「夜空に願いを」フォトスポット作り
12/4(土) ●キットパス手形足形クリスマスアート
●PHOTOシューティング!キッズモデル体験!
●クリスマスレジンワークショップ
●クイズラリー
12/5(日) ●「おもちゃ病院」がやってくる!
●アップサイクル(Tシャツヤーン)で自分だけのタッセルづくり
●クリスマスレジンワークショップ
●クイズラリー
全期間 ●グランツリー武蔵小杉内対象店舗で割引サービス等
Web 川崎市報道発表資料 なかはら子ども未来フェスWEEKタ2021を開催します!
なかはら子ども未来フェスタ グランツリー武蔵小杉特設サイト
公式twitter
公式Youtubeチャンネル
公式Instagram
公式facebookページ

「なかはら子ども未来フェスタWEEK2021」では、グランツリー武蔵小杉の店舗の企画によりさまざまなワークショップ等が開催されます。

詳細は上記のグランツリー武蔵小杉の特設サイトをご参照ください。

■なかはら子ども未来フェスタInstagram
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【関連リンク】
2008/11/22エントリ 第3回なかはら子ども未来フェスタ
2010/11/27エントリ 「なかはら子ども未来フェスタ」開催レポート
2011/11/26エントリ 「第6回なかはら子ども未来フェスタ」開催レポート
2014/12/1エントリ 「第9回なかはら子ども未来フェスタ」で開催、「川崎パパ塾」の折り紙ヒコーキ講座
2016/11/26エントリ 「第11回なかはら子ども未来フェスタ」開催レポート:ふろん太くん・太助・ロジーちゃんなどが中原区役所に集結
2017/11/27エントリ 「第12回なかはら子ども未来フェスタ」開催レポート:パラスポーツ「ボッチャ」体験と、川崎パパ塾「飛行距離ギネス記録紙飛行機」などが賑わう
2018/11/26エントリ 「第13回なかはら子ども未来フェスタ」開催レポート:保育所への絵本寄贈活動「絵本のまち・かわさき」に314冊の絵本が集まる
2019/11/29エントリ 「第14回なかはら子ども未来フェスタ」が11月30日(土)中原区役所で開催、川崎パパ塾による「スーパーカー消しゴム選手権」が開催
2020/12/2エントリ 「なかはら子ども未来フェスタ2020」がグランツリー武蔵小杉で12/6まで開催、子どもたちの巨大アートと子育て支援団体紹介展示しSNSも発信中

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2021年
11月28日

川崎フロンターレが2021リーグホーム最終戦で「陸前高田ランド冬」開催、着席型もちまき・東日本大震災復興支援募金活動・ご当地グルメに賑わい復活

【Reporter:はつしも】

2021明治安田生命J1リーグ第37節「川崎フロンターレvsガンバ大阪戦」が11月27日に等々力陸上競技場で開催されました。

川崎フロンターレは11月3日にすでにJ1優勝を決めており、残すところ、エースストライカーのレアンドロ ダミアン選手が「得点王を獲得できるか」にサポーターの関心が集中しつつあります。

このガンバ大阪戦において、ダミアン選手はさすがの決定力を見せて2得点を獲得。
同日1得点した横浜F・マリノスの前田大然選手に22得点で並び、12月4日の最終節、横浜F・マリノスと川崎フロンターレの直接対決の結果で得点王が決まることとなりました。



■DAZN twitter 得点王トップタイのレアンドロダミアン選手

■等々力陸上競技場周辺のホームゲームイベント「2021陸前高田ランド・冬」
陸前高田ランド・冬

陸前高田ランド・冬

またこの日は、川崎フロンターレと友好協定を締結している陸前高田市の物産販売等を行う「陸前高田ランド・冬」が開催されました。

この2シーズン、新型コロナウイルス感染症の影響によりホームゲームイベントはさまざまな制約のもとで中止や規模縮小・企画内容の見直しを余儀なくされてきました。

ただ今回は感染状況の改善を受けて一定程度緩和が行われ、ガンバ大阪戦での「ワクチン・検査パッケージ」導入による観客上限増加もあってかつてのホームゲームイベントの賑わいが戻ってきました。

■「陸前高田ランド」内の活動ヒストリー展示
これまでの活動ヒストリー展示

活動ヒストリー展示

活動ヒストリー展示

2011年3月11日に発生した東日本大震災以来、川崎フロンターレは「Mind-1ニッポンプロジェクト」のもとに継続的な被災地支援を行ってきました。

街頭募金活動から、学校教材の不足に応えるかたちで「川崎フロンターレ算数ドリル」の寄贈、現地でのサッカー教室などに取り組み、2015年9月11日に友好協定「高田フロンターレスマイルシップ」を締結しました。

この協定に基づいてさらに選手らによる訪問、現地でのパブリックビューイング、陸前高田市の子どもたちを川崎市に招待する「かわさき修学旅行」などにも取り組んできています。

こうした活動の一環として継続してきたのが「陸前高田ランド」で、等々力陸上競技場ホームゲーム開催時のイベントとして陸前高田市の物産等の販売を行ってきました。

会場内にはこれまでの活動ヒストリー展示があり、直近の2021年についてもパネルが追加されていました。
コロナ禍によりこの2シーズンはかなり活動が制約されてしまいましたが、それでも可能な範囲で続けてきた記録です。

■ゴールインが決まったカブレラとたかたのゆめちゃん
ゴールインが決まったカブレラとたかたのゆめちゃん

■ご当地キャラテーマソングシンガーの「Charat(きゃらっと)」ミニライブ
「Charat(きゃらっと)」のミニライブ

こうした取り組みの中で、両者のマスコットの交流も深まりました。

川崎フロンターレの「カブレラ」と陸前高田市の「たかたのゆめちゃん」は今シーズン交際をスタートさせ、10月2日の「FC東京戦」においてプロポーズを成功させたことを、本サイトでもご紹介しておりました。

今回の「陸前高田ランド」では、カブレラとたかたのゆめちゃんの応援ソング「GO FRONT!〜カブレラ×ゆめちゃんチアソング〜」を歌うユニット「Charat」が出演して、ミニライブを開催しました。

■「Charat(きゃらっと)」の神崎隆広さん
神崎隆広さん

■寺嶋由芙さん
寺嶋由芙さん

■冨塚大地さん
冨塚大地さん

「Charat(きゃらっと)」は、神崎隆広さん、寺島由芙さん、冨塚大地さんの3人組ユニットです。
全国のゆるキャラやご当地キャラクターのテーマソングを作詞作曲、振り付けしています。

今回はミニライブに続けて、「陸前高田ランド」のもちまきにも参加してくれました。

■人気のもちまきは、ソーシャルディスタンス仕様
人気のもちまきは、ソーシャルディスタンス仕様

人気のもちまきは、ソーシャルディスタンス仕様

人気のもちまきは、ソーシャルディスタンス仕様

人気のもちまきは、ソーシャルディスタンス仕様

人気のもちまきは、ソーシャルディスタンス仕様

人気のもちまきは、ソーシャルディスタンス仕様

「陸前高田ランド」は、毎回もちまきが人気でした。

櫓やステージからお餅などを撒くのですが、普通に開催すると会場周辺に人が密集して感染症リスクが高まりますので、今回はソーシャルディスタンス仕様になりました。

会場に椅子を設置して、あらかじめその席数だけ整理券を発券し、着席から動かずにもちまきに参加するスタイルです。

■もちまき終了後は被災地支援の募金活動
募金活動

もちまき終了後は、東日本大震災復興支援活動「Mind-1ニッポンプロジェクト」の募金活動です。

もちまきは参加者が毎回異なりまして、上記写真の回は中村憲剛さん、川崎フロンターレの藁科社長、応援番組「ファイト!フロンターレ」MCの高階亜理沙さんでした。

こちらも、もちまきの入場者のみが対象でした。
本来でしたら来場した皆さんで募金ができればよかったのでしょうが、そうすると募金箱にたくさんの人が密集してしまうことになります。

現段階では、安全に配慮してやむを得ない対応だったでしょう。

■神田葡萄園のジュース・ワイン販売
神田葡萄園のジュース・ワイン販売

神田葡萄園のジュース・ワイン販売

神田葡萄園のジュース・ワイン販売

神田葡萄園のジュース・ワイン販売

「陸前高田ランド」が人気を博する最大の理由は、美味しいご当地グルメが多数楽しめることです。

こちらは「神田葡萄園」のジュース・ワイン販売で、ご当地サイダーとして話題になった「マスコットサイダー」、「リアスワイン」などを販売していました。

これから試合観戦するのには重い荷物になりますが、それでも毎回行列ができる人気ぶりです。

■カフェフードバー「わいわい」
カフェフードバー「わいわい」

■「わいわい」で販売していた「大和田家のカキバター焼き」
カキバター焼き

カキバター焼き

■同じく、カキフライ
カキバター焼き

「陸前高田ランド」のグルメの代名詞ともいえるのが「大和田家の蒸しガキ」ですが、今回は残念ながらご都合により出店ができませんでした。

しかしながら、カフェフードバー「わいわい」が大和田家のカキを使用した「カキバター焼き」、「カキフライ」を販売していました。

カキフライは事前に告知されたメニューにはありませんでしたが、当日追加で販売されていました。
いつもながらとても肉厚なカキで、期待を裏切らない味でした。

■八木沢商店「みそフランク」
八木澤商店「みそフランク」

続いて八木澤商店の「みそフランク」です。こちらも定番商品です。
フランクに味噌をかけるのを勝手にイメージしていましたが、味噌が練りこんであります。

果たして合うのかと心配していたところ、想像以上に違和感なく味噌味のフランクが成立していました。

片手で手軽の食べられるのも、スタジアムグルメとしては嬉しいところです。

■八木沢商店の味噌や醤油
八木澤商店の味噌や醤油

■気仙味噌
気仙味噌

また八木澤商店では、味噌や醤油の販売も行っていました。

今回は「気仙味噌(赤)」を購入させていただきました。
大豆10に対して米10の割合で、通常の味噌よりも糀歩合を高くし、じっくり仕込んで糀の甘さを引き出した一品です。

■陸前高田地域振興株式会社の「高田フロンターレ板昆布」
陸前高田地域振興株式会社の「高田フロンターレ板昆布」

こちらはタオルマフラー…ではなく、陸前高田地域振興株式会社の「高田フロンターレ板昆布」です。
このほか「陸前高田おやつこんぶ」「手摘み岩海苔」など、現地の海産物を活かしたグルメが多数販売されていました。

■「きのこのSATO」のしいたけ
きのこSATOの椎茸

「きのこのSATO」のしいたけバター焼きも、「陸前高田ランド」の人気グルメです。
本サイトでも過去にご紹介しておりましたが、今回は乾燥しいたけを購入してみました。

こちらも今後、味わってみたいと思います。

■いわてグルージャ盛岡グッズ&「福田パン」販売
グルージャ盛岡グッズ&「福田パン」販売

グルージャ盛岡グッズ&「福田パン」販売

グルージャ盛岡グッズ&「福田パン」販売

福田パン

陸前高田市をホームタウンとするJクラブに、J3の「いわてグルージャ盛岡」があります。
今回はそのグッズ販売とともに、盛岡名物「福田パン」が登場しました。

ふっくらしたパンにあんバターやクッキー&クリームなどが挟んで、これまた美味しかったです。

■いわてグルージャ盛岡のマスコット「キヅール」
いわてグルージャ盛岡の「キヅール」

また今回はいわてグルージャ盛岡のマスコットキャラクター「キヅール」も来場しました。
キヅールは4年間蓄積していた全身疲労のために入院していましたが、9月13日に退院していました。

ですので、今回は元気いっぱいの綺麗な姿です。

■たかたのゆめちゃんもグリーティング
たかたのゆめちゃん

コロナ禍により、ホームゲームイベントにおいてマスコットが会場内を練り歩くグリーティングは、長い間中止になっていました。

マスコットはそれぞれに人気があり、人が集まる要因になるからでしょう。

それが今回の「陸前高田ランド」では復活し、キヅールだけでなくたかたのゆめちゃん、またふろん太・カブレラも等々力陸上競技場周辺を回っていました。

■「青椿」の純米酒販売
酔仙酒造の「青椿」純米酒販売

川崎フロンターレは、陸前高田市との協力により現地に稲作の田んぼ「ふろん田」をつくり、現地のお米ブランド「たかたのゆめ」作りをしてきました。
そのお米を使った日本酒「青椿」を武蔵小杉駅前の「フロカフェ」で販売し、これは本サイトでもこれまでにご紹介をしております。

これは農業の魅力発信をしていきたいという現地の課題に応えるもので、従来の「復興支援」からさらに発展した取り組みでした。

従来の「青椿」は炭酸性でほんのり甘いお酒でしたが、今回は純米酒バージョンの「青椿」が登場し、「陸前高田市ランド」で販売されました。

■ゴールデンピーカンのナッツ「アリゾナの奇跡」
ゴールデンピーカン「アリゾナの奇跡」

こちらはゴールデンピーカン株式会社のピーカンナッツ「アリゾナの奇跡」です。

株式会社サロンドロワイヤル(大阪市)と陸前高田市、東京大学の産官学協働による取り組みで、アンチエイジング効果のある「ピーカンナッツ」の国内での生産・流通により農業再生と地方創生を目指すプロジェクトです。

購入して実食してみたところ、アンチエイジング効果はさすがにすぐにはわかりませんが、とりあえず香ばしくて美味しかったです。

■宮崎県綾町物産販売
宮崎県綾町物産展

宮崎県綾町物産販売

なお、今回の「陸前高田ランド」では、川崎フロンターレがキャンプを行う宮崎県綾町の物産販売も、あわせて行われていました。

ステークホルダーとの協力関係を重視する川崎フロンターレらしいアレンジかと思います。

■試合開始1時間前の時報演奏
洗足学園音楽大学の時報演奏

洗足学園音楽大学の時報演奏

さて、キックオフ1時間前になると、洗足学園音楽大学の皆さんによる「時報演奏」が行われました。

先般ご紹介したのは「ダンスコース」の皆さんでしたが、今回は吹奏楽です。

■「ワクチン・検査パッケージ」
ワクチン・検査パッケージ

ワクチン・検査パッケージ

この日の「ガンバ大阪戦」は、「ワクチン・検査パッケージ」によりメインスタンドに100%の入場者を収容する形で開催されました。

ワクチン接種またはPCR検査による陰性証明書を入場の条件とするものです。

■チケットのQRコード読み取り
ワクチン・検査パッケージ

■必要書類の受付
ワクチン・検査パッケージ

■手首に受付証を巻き付け
ワクチン・検査パッケージ

この「ワクチン・検査パッケージ」では、メインスタンド前広場でチケットのQRコード認証のうえで、受付でワクチン接種証明書、PCR検査による陰性証明書の確認をします。

確認が取れたら手首に受付証のテープを巻いて、メインスタンドに入場ができるようになります。

これによりメインスタンドに100%入場が可能となり、全体で14,867人の来場につながりました。

■優勝記念マッチデープログラム
優勝記念マッチデープログラム

優勝記念マッチデープログラム

■シャーレを持った「ピコリーノ」
等々力陸上競技場近くの「ピコリーノ」

川崎フロンターレのJ1優勝を受けて、この日は優勝記念マッチデープログラムも販売されました。

等々力陸上競技場近くの小鳥のオブジェ付き車止め「ピコリーノ」の小鳥もシャーレ(優勝銀皿)を持ち、優勝祝賀モードでした。

そんなお祝いムードの中、「陸前高田ランド」もかつてに近い賑わいが戻り、なおかつ当日の試合も勝利して大いに盛り上がりました。

勿論声出しの応援などはできませんし、イベント等もご紹介の通り完全に従来通りではありませんが、安全に配慮しつつ今後も試行が続いていくのではないでしょうか。

【関連リンク】
川崎フロンターレ ゲーム記録 第37節

(川崎フロンターレ関連)
川崎フロンターレ Mind-1日本プロジェクト ウェブサイト
武蔵小杉ブログ 川崎フロンターレ関連エントリ
2021/11/3エントリ 川崎フロンターレがJ1リーグ連覇、ホームゲームイベント「坂本九ランド」に中村憲剛さんや川崎市消防局「レッド・ウイングス」も登場
2021/11/21エントリ 川崎フロンターレ・川崎市・JTB・ANA・富士通らが「2021えがお共創プロジェクト」開催、等々力陸上競技場で発達障がい児向けサッカー教室やパブリックビューイング実施

(川崎フロンターレの東日本大震災復興支援活動)
2011/3/18エントリ 東日本大震災復興支援・川崎フロンターレによる街頭募金活動
2016/2/24エントリ 2月28日(日)「いっしょにおフロんた~れ」を前に、武蔵小杉周辺銭湯めぐり。「今井湯」「丸子温泉」の煙突と、「祇園湯」営業終了
2017/6/6エントリ 支援は、ブームじゃない。川崎フロンターレが東日本大震災復興支援の街頭募金活動を継続中:JR武蔵小杉駅では6月8日、22日、7月20日に実施
2018/4/22エントリ 川崎フロンターレが「陸前高田ランド・春」を開催、昨季J1優勝を争った鹿島アントラーズに4-1で快勝
2019/3/11エントリ 東日本大震災から8年の武蔵小杉:この1年も川崎フロンターレ「Mind-1」、ナクール「洋服ポスト」など支援活動が継続
2018/12/1エントリ 川崎フロンターレがJ1リーグ最終戦「ジュビロ磐田戦」に2-1勝利、リーグ最多得点・最少失点で現行制度初の完全優勝
2019/3/11エントリ 東日本大震災から8年の武蔵小杉:この1年も川崎フロンターレ「Mind-1」、ナクール「洋服ポスト」など支援活動が継続
2019/3/27エントリ 川崎フロンターレ公式カフェ「川崎モアーズの湯」が期間限定で本日オープン、陸前高田の食材メニュー提供しパブリックビューイングも実施へ
2019/6/1エントリ J1リーグ第14節・川崎フロンターレvs浦和レッズ戦は1-1ドローで10戦無敗、「陸前高田ランド」では餅まきに賑わい
2019/12/1エントリ 川崎フロンターレホーム最終戦イベント「陸前高田ランド・冬」の牡蠣やホタテに賑わい、2020シーズンユニフォームも発表
2020/3/11エントリ 東日本大震災から9年の武蔵小杉:川崎フロンターレが「ReMind-1」募金を実施、新型コロナ対応で街頭活動に代えて銀行振込で受付
2020/4/15エントリ 川崎フロンターレが新型コロナウイルス対策でオリジナルマスク販売、需要急減の陸前高田市・キャンプ地等の物産紹介にビデオ会議背景画像を配布
2020/10/12エントリ 川崎フロンターレ×陸前高田市「ふろん田」発の日本酒「青椿」がフロカフェ等で好評、被災地支援から地域課題解決のパートナーに
2020/11/3エントリ 川崎フロンターレが札幌戦で等々力陸上競技場を中村憲剛一色に演出、「陸前高田ランド」ではご当地グルメに賑わい
2021/3/11エントリ 東日本大震災から10年の武蔵小杉:川崎フロンターレ選手らが募金活動実施、サポーターが「ニュータンタン」カップ麺にメッセージ添え仙台に差入れ

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2021年
11月27日

川崎市11/21~27新型コロナ統計:週間感染者数は前週同数の23人、入院者数は「2人」にまで減少

【Reporter:はつしも】

川崎市では、市内における新型コロナウイルス感染者数を毎日発表しています。
本サイトでは2020年4月5日発表データより独自に集計を行い、毎週土曜日締め(日~土)でグラフ化して提供をしております。

今回は2021年11月21日(日)~11月27日(土)の週間データ集計をお伝えします。        

■2021年11月27日(土)累計&週間サマリー 週間サマリー

今週7日間の新規感染者は23人(前週比同数)となりました。
集計以来、前週比同数となったのは初めてのことです。

陽性率は0.4pt改善の0.7%と、1%を切りました。
病床使用率も入院患者病床が4.2%(前週比▲1.7pt)、重症患者病床が5.8%(前週±0pt)と低い水準で推移しています。

一方、直近1週間の新型コロナウイルスワクチン接種状況については、今週は接種回数が約1.5万回、「2回目」の累計接種回数は、累計で約113.2万回となりました。
これは川崎市人口の約74.4%に相当します。

■川崎市内の感染者数の推移
川崎市内の感染者数の推移 
■1日の感染者増加数の推移
川崎市内の感染者増加数の推移

以降、各グラフを順番にお伝えしていきます。
前述の通り、週間の感染者数は前週同数の23人
となりました。

ここ1か月ほど、大きな変動はありません。
さまざまな規制緩和が行われているものの、リバウンドは現段階で生じていないと考えられる数値です。

■川崎市内の感染者数の推移【1週間移動平均】
川崎市の感染者数の推移【1週間移動平均】
 
■川崎市内の感染者数の推移【直近1週間の人口10万人あたり】 
 

週間の感染者数が変動しなかったため、当然ながら1週間移動平均による指標も現状維持となります。

■直近1週間の感染経路の内訳
感染経路の1週間移動平均データ 

「直近1週間の感染経路」
では、「不明」「陽性者接触」「家庭内」の3区分でデータ集計が行われています。

この1週間で「不明」が急伸しているものの、感染者数の減少により割合が大きく振れやすくなっていますので、ある程度長い期間でグラフの推移を見るのが良いと思います。

■川崎市内の検査人数
川崎市内の検査人数 

■川崎市内の検査人数
川崎市内の検査人数 

■直近1週間の陽性率
直近1週間の陽性率 

検査人数の推移は、川崎市健康安全研究所の数値と、民間検査機関等による数値を集計しています。
川崎市と民間の検査人数合計はサマリーに掲載の通り2,912人で、前週比1,205人減です。

感染状況の改善にともなって、川崎市による検査人数、民間検査機関による検査人数も「第5波」ピークの頃よりかなり少なくなってきています。

また、川崎市発表の直近1週間の陽性率、入院患者および重症患者の病床使用率のグラフ化を実施しています。

陽性率・病床使用率は本サイトとは締め日が異なり、日曜日締めのデータが約2日後に発表されています。
今回の最新データは「11月15日(月)~11月21日(日)集計データ」で、陽性率は0.7%と、前週比で0.4pt改善しました。

また病床使用率は入院患者病床が4.2%(前週比▲1.7pt)、重症患者病床が5.8%(前週±0pt)といずれも1桁を維持しています。

■川崎市内の感染者の治療状況推移
川崎市内の死亡者数・退院者数・自宅療養者数 
続いて、「川崎市内感染者の治療状況推移」です。
入院者数が川崎市内で「2人」にまで減少しました。

自宅療養が微増、宿泊施設療養は微減です。

■川崎市内感染者の治療中率・治療終了率・死亡率推移
 川崎市内感染者の治療中率・治療終了率・死亡率推移

上記は感染者の内訳を「治療中」「治療終了」「死亡」の3グループに分けて、全体の感染者数に対する比率の推移を算出したものです。

入院者数・療養者数は減少していますがもうかなり数字が少なくなっていますので、治療終了率の数字はほとんど変わりありません。
   
■区別の感染者数の推移
 区別の感染者数の推移

こちらは、区別の感染者数です。
幸区は3週連続で感染者ゼロ、中原区も1名にとどまりました。

■川崎市のワクチン接種状況の推移
川崎市のワクチン接種状況の推移
最後に川崎市のワクチン接種状況の推移をお伝えします。

こちらは川崎市の集計期間に基づき、「11月15日(月)~11月121日(日)集計データ」が最新となっています。

週間接種回数は、今週は約1.5万回、2回目接種回数は累計113.2万回となりました。
冒頭にお伝えした通り、2回目接種は川崎市人口の約74.4%、12歳以上の対象人口では82.9%まで達しています。

今回の集計は以上です。

これから乾燥する冬季を迎え、新型コロナウイルスだけでなくインフルエンザ等の感染症もリスクが高まります。

引き続き手洗いやマスクの着用等、基礎的な感染症予防の徹底が求められています。

【関連リンク】
川崎市 新型コロナウイルス感染症関連情報リンクページ
川崎市 【緊急情報】川崎市内の新型コロナウイルスに感染した患者の発生状況

(緊急事態宣言関連)
川崎市 緊急事態宣言に対する本市行政運営方針について
2021/7/30エントリ 神奈川県に緊急事態宣言が発出・川崎市が8/31までの市政運営方針を発表、7/31より対象全年齢の川崎市ワクチン接種予約がスタート
2021/8/21エントリ 川崎市がコロナ拡大受け市立学校の夏季休業延長等を発表、小中学校は8/31まで休業延長・9/10まで給食あり午後休校に

(ワクチン接種関連)
川崎市 ワクチン接種
2021/6/7エントリ NEC玉川ルネッサンスシティで川崎市の新型コロナワクチン大規模接種がスタート、64歳以下接種券の6/14以降順次送付を発表
2021/8/27エントリ 楽天グループが二子玉川本社での新型コロナワクチン職域接種を川崎市民向けに1万2千回分提供、8/29予約開始・9/1~2に1回目接種
2021/8/28エントリ 川崎市8/22~28新型コロナ統計:週間感染者が8週ぶり前週比減少、ワクチン2回接種完了数が市人口の3割を突破
2021/8/30エントリ NEC玉川ルネッサンスシティの「川崎市大規模接種会場」での、新型コロナウイルスワクチン接種レポート
2021/9/4エントリ 「元住吉こころみクリニック」が住吉神社境内「住吉会館」で新型コロナワクチン地域集団接種を実施、中原・高津・宮前・幸の4区に対象範囲拡大 

(9月以降の新型コロナウイルス統計エントリ)
2021/9/4エントリ 川崎市8/29~9/4新型コロナ統計:週間感染者が前週比約千人減、ワクチン2回接種が50万回突破し市人口の1/3に到達
2021/9/11エントリ 川崎市9/5~11新型コロナ統計:週間感染者1,616人(前週比▲1,349人)・陽性率29.4%(▲8.9pt)・重症患者病床使用率116.4%(▲6.8pt)・ワクチン2回接種累計57.5万回
2021/9/18エントリ 川崎市9/12~18新型コロナ統計:週間感染者4週連続減の907人、重症患者病床使用率100%超から72.7%まで改善、ワクチン2回接種が市人口の4割突破
2021/9/25エントリ 川崎市9/19~25新型コロナ統計:週間感染者前週比55%減の400人、病床使用率ステージ3に改善、ワクチン2回接種が累計70万回突破
2021/10/2エントリ 川崎市9/26~10/2新型コロナ統計:週間感染者2週連続半減の187人、10/2単日は半年ぶりの1桁「6人」に
2021/10/9エントリ 川崎市10/3~9新型コロナ統計:週間感染3週連続半減の89人、陽性率4%、病床使用率20%切りステージⅡ以下に改善、ワクチン2回接種は市人口の約55%に
2021/10/16エントリ 川崎市10/10~16新型コロナ統計:週間感染者数67人、入院・療養者38人まで減少、ワクチン2回接種は市人口の約60%に
2021/10/24エントリ 川崎市10/17~23新型コロナ統計:週間感染者数43人・入院者数12人まで減少、ワクチン接種回数はピークアウト
2021/10/31エントリ 川崎市10/24~30新型コロナ統計:10/25は238日ぶり0人で週間感染者数17人、ワクチン2回目接種が累計100万回を突破
2021/11/6エントリ 川崎市10/31~11/6新型コロナ統計:週間感染者数が11週ぶり増加の26人、ワクチン2回接種は106万人に
2021/11/13エントリ 川崎市11/7~13新型コロナ統計:週間感染者数が2週連続増加の39人・陽性率0.5pt上昇の1%、ワクチン2回接種は約109万人に
2021/11/20エントリ 川崎市11/14~20新型コロナ統計:週間感染者数は前週比16人減の23人、ワクチン2回接種は市人口の73.3%、対象人口の81.6%に到達

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2021年
11月26日

等々力緑地再編整備実施計画改定案が公表、とどろきアリーナ再整備で屋内プール設置、等々力陸上競技場等施設の2029年度整備完了目指す

【Reporter:はつしも】

「等々力緑地再編整備実施計画改定(案)」が公表され、このたびパブリックコメント(市民意見)の募集がスタートしました。

これは2021年5月27日に公表された「改定骨子案」に対するパブリックコメント募集を経て取りまとめられたもので、等々力陸上競技場を球技専用スタジアムとするなど基本的な内容はほぼ同一です。

ただ、今回新たに等々力緑地全体の整備イメージより具体的に示されたほか、「とどろきアリーナ」を再整備して屋内プールを設置すること、また各施設を2029年度に整備完了する計画などが示されました。

パブリックコメントの募集は、2021年12月21日まで受け付けています。

■等々力緑地再編整備後のイメージパース
等々力緑地再編整備後のイメージ
※川崎市発表資料より、以下同じ

等々力緑地再編整備後のイメージ

5月27日発表の改定骨子案ではもう少しざっくりした平面図でしたが、今回は上記の通りより具体的かつ精緻な施設配置が示されました。

等々力第1、第2サッカー場の北側は現在川崎市水道局の設備工事が行われており、前回資料では「オープンスペース」とのみ記載されていたものが、今回は「運動広場・多目的広場」として野球練習場のを兼ねた施設イメージになっています。

また現在のテニスコートにあたる⑥は「催し物広場」となり、テニスコートが⑦(水道局の設備工事エリア)に移転しています。

現在の催し物広場にあたる㉗は、民間提案に求める施設機能となっています。
これは民間企業にこれまでの概念にとらわれない柔軟な発想を取り入れた飲食・物販、 スポーツ、市民活動、生涯学習、趣味、学び、体験、文化など多様なニーズに対応する提案を求めるものとしています。

■とどろきアリーナの再編イメージ

とどろきアリーナの再編イメージ
そしてこちらが、とどろきアリーナの再編イメージです。

メインアリーナにあわせてスポーツセンターを整備し、そこに「屋内プール」を設けることが想定されています。

■整備スケジュール
整備スケジュール 

そして最後に整備スケジュールです。

今回のパブリックコメントを受けて2022年2月に計画改定し、4月に事業者公募、2023年3月に事業契約を締結します。

そして2023年4月から整備を推進し、2025年度に既存施設を解体、2029年度に整備完了を目指すものとしています。

今から8年後ですから、想像したよりも早いですね。
球技専用スタジアムとして再整備する等々力陸上競技場など既存施設の解体まで、あと4年ほどということになります。

まずはパブリックコメントの募集が目の前で実施中ですので、ご意見ある方は応募してみてはいかがでしょうか。

■等々力陸上競技場の球技専用スタジアムとしての整備イメージ
 等々力陸上競技場の球技専用スタジアムとしての整備イメージ ※川崎市報道発表資料より

【関連リンク】
川崎市パブリックコメント 「等々力緑地再編整備実施計画改定(案)」の市民意見の募集について
等々力緑地再編整備室
川崎市 等々力緑地
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 等々力緑地
2015/3/13エントリ 等々力陸上競技場 新メインスタンド完成。報道機関向け内覧会・完成記念式典最速レポート!
2015/12/12エントリ 「等々力球場」「等々力プール」の解体工事と、在りし日の記録。廃止されるプールは等々力陸上競技場併設を検討
2016/3/13エントリ 等々力緑地再編整備:「健康美」の像周辺と、硬式野球場・じゃぶじゃぶ池整備エリアの工事進む
2016/11/15エントリ 川崎市が等々力緑地再編整備の「じゃぶじゃぶ池」のイメージプラン3案を発表、本日より11月30日まで市民意見を募集中
2016/12/11エントリ 等々力緑地の硬式野球場・じゃぶじゃぶ池建設工事の仮囲いに硬式野球場のイメージパースが掲示
2017/3/12エントリ 等々力緑地再編整備:府中街道沿いの正面広場のリニューアルが完了、「健康美」の像を移設しオープンスペースを拡張
2017/6/15エントリ 等々力陸上競技場サイド・バックスタンド3階を増築する第2期整備基本方針(案)が発表、6月17日(土)メインスタンドで説明会開催・7月11日(火)までパブリックコメント募集中
2017/9/13エントリ 等々力緑地の硬式野球場建設工事で廃棄物・軟弱地盤等の問題が発覚、工期が2年遅れ2020年完成へ/等々力プールの等々力陸上競技場バック・サイドスタンド併設可能性は消滅
2018/11/8エントリ 川崎市が総合自治会館跡地活用・等々力緑地再編整備について民間事業者からの事業提案を募る「マーケットサウンディング」を実施、2019年1月までに結果公表へ
2019/12/19エントリ 東急が等々力陸上競技場全面改築など緑地再編整備を川崎市にPFI事業提案、市が取組方針案を公表し意見募集
2020/3/17エントリ 等々力緑地の硬式野球場の建設進む、仮囲いに工事進捗の空撮写真が時系列で掲示
2020/4/19エントリ 等々力補助競技場の再整備が完成、フィールドが人工芝化され陸上トラックが鮮やかな青色に
2020/10/19エントリ 県内最大規模・最新設備の硬式野球場「等々力球場」が等々力緑地で供用開始、報道機関向け内覧会・完成記念式典開催レポート
2021/5/27エントリ 川崎市が等々力緑地再編整備改定骨子案を発表:等々力陸上競技場は球専用スタジアム化、6/1より市民意見を募集

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2021年
11月25日

中原区宮内と目黒通りを接続「等々力大橋(仮称)」の橋脚・橋台が着工、11/19発表川崎市道路整備プログラム案で2029年度も事業継続見通し

【Reporter:はつしも】

川崎市と東京都では、多摩川に架ける「等々力大橋(仮称)」の整備を進めています。
これは中原区宮内の「宮内新横浜線」と世田谷区玉堤「目黒通り」をつなぐもので、川崎市では「宮内新横浜線」の整備を先行して進めてきました。

「等々力大橋」の整備は当初から相当遅れていますが、2018年12月に橋梁建設のための護岸設置工事が着工になり、本サイトでもお伝えしておりました。

そしてこのたび、川崎市側の橋梁下部の橋脚と橋台の建設工事が着工になりましたので、お伝えします。

また2021年11月19日には、川崎市の「第2次道路整備プログラム(後期)」の案が公表されました。
同プログラム案によると、等々力大橋と接続される宮内新横浜線の整備は2029年度においても完成はしていない計画となっており、現段階で等々力大橋の供用開始のめどは見えない状況にあります。

■「等々力大橋(仮称)」の建設工事
等々力大橋(仮称)の建設工事

等々力大橋(仮称)の建設予定地

現在の多摩川には、中原街道の丸子橋から、二子玉川の二子橋まで一般道の橋梁が長い区間にわたって存在しません。

都心へのアクセス向上と都市間連携強化を目的として、丸子橋と二子橋の中間あたりに整備が進められているのが「等々力大橋(仮称)」です。

このたびついに、橋脚設置工事の看板が設置されました。

■重機の稼働
重機の稼働

■等々力大橋(仮称)下部工事のお知らせ
等々力大橋(仮称)下部工事のお知らせ

また現地ではすでに重機が稼働するとともに、橋梁下部工事(橋脚・橋台設置工事)の詳細のご案内も掲示されていました。

■橋脚と橋台の設置工事
橋脚と橋台の設置

■橋梁断面イメージ図
橋梁断面イメージ図

橋脚と橋台設置工事

今回建設されるのは、川崎市側の橋脚と橋台です。
橋脚が河川敷の川岸近くに、橋台が多摩川土手の上部に設置されます。

断面図の通り、橋台は地中深くまで杭を打つ形になります。

■完成イメージ
完成イメージ

平面図、完成イメージでもわかる通り、「等々力大橋(仮称)」は橋台両側の土手に1基ずつ、橋脚が両側の河川敷い1基ずつと多摩川の中央に1基で構成されています。

つまり橋台2基と橋脚3基、合計5基のうち、今回川崎市側の2基が建設されることになります。

■案内図と平面図
案内図と平面図

案内図と平面図

今回の建設工事着工により、工事エリアの大部分が立ち入り禁止となります。
大きく河川敷を迂回することになりますので、ランニング・サイクリング等で通行される方はご留意ください。

■整備中の宮内新横浜線
整備中の宮内新横浜線

整備中の宮内新横浜線

川崎市側で等々力大橋(仮称)に接続される都市計画道路「宮内新横浜線」は、現在も整備中です。
等々力大橋付近のエリアは、用地取得が徐々に進められているところです。


2021年3月時点の用地取得率は51%ということで、実際に道路と橋梁が接続されるまでにはかなり年数がかかるように感じられ、冒頭にお伝えした「2029年度に未完成」というのは無理からぬところかと思います。

■府中街道と宮内新横浜線の交差点
宮内新横浜線と府中街道の交差点

宮内新横浜線は、その名前の通り宮内と新横浜をつなぐ都市計画道路です。

川崎市内においては、高津区子母口(ライフ子母口店前)から中原区宮内の府中街道との交差点(西下橋交差点)までが4車線で開通しています。

上記写真の奥が未開通で、高津区下野毛の町工場街を抜けて前掲の多摩川にぶつかります。

ここが道路として突き抜けるのは少なくとも2029年度以降となりますが、先行きが全く見えなかったところ、橋梁本体の工事がついに始まるのは、大きな一歩となりそうです。

■宮内新横浜線と等々力大橋の整備マップ
宮内新横浜線と等々力大橋の整備マップ

【関連リンク】
川崎市 まちづくり委員会資料 川崎市道路整備プログラム後期の取り組みに係るパブリックコメントの実施について
川崎市 川崎都市計画道路の変更(3・3・10号 宮内新横浜線の変更)の告示内容
2008/12/8エントリ 宮内新横浜線と多摩川新橋
2010/8/31エントリ 二ヶ領用水・西下橋交差点から等々力緑地付近
2015/5/31エントリ 武蔵小杉駅東口に新設「キヤノン玉川事業所直行バス」で行く、下野毛の工場街(前編)
2015/6/1エントリ 武蔵小杉駅東口に新設「キヤノン玉川事業所直行バス」で行く、下野毛の工場街(後編)
2015/9/11エントリ 「デスノート」「ドS刑事」などロケの定番、宮内の「廃工場スタジオ」
2019/2/25エントリ  「(仮称)等々力大橋」建設の護岸設置工事が着工、目黒通りと宮内新横浜線を接続する橋梁イメージ写真が現地に掲示

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2021年
11月24日

新丸子「菓心 桔梗屋」が坂本九さん生誕80周年記念「九里饅頭」を年内まで店頭販売、疎開先の笠間市の栗を練りこみ上質な仕上がり

【Reporter:はつしも】

2021年は、川崎市出身の歌手・俳優の坂本九さんの生誕80周年にあたります。
これを記念して、川崎フロンターレが川崎市と協力してさまざまなプロモーションを展開しています。

11月3日には川崎フロンターレのホームゲームイベントとして「坂本九ランド」が開催され、同イベントでは新丸子の和菓子店「菓心 桔梗屋」が生誕80周年記念饅頭「坂本九ちゃん九里饅頭」を製作し、販売していました。

この「坂本九ちゃん九里饅頭」は年内いっぱい、同店で販売されていますので、ご紹介します。



■「菓心桔梗屋」の「坂本九ちゃん九里饅頭」コーナー
坂本九ちゃん九里饅頭

■店主・須田義孝さんと坂本九さんのご縁
店主・須田義孝さんと坂本九さんのご縁

須田義孝さんと坂本九さんのご縁

「菓心 桔梗屋」の現店主は、二代目の須田義孝さんです。
須田さんと坂本九さんには昔ちょっとしたご縁がありまして、須田さんが二歳のとき、坂本九さんの映画の撮影がお店の前であったのだそうです。

その時の写真が、店内の「坂本九ちゃん九里饅頭」コーナーに飾られていました。
桔梗屋の2階から抱っこされて撮影を見ているのが、二代目の須田さんということです。

当時2歳ということですが、今も覚えていらっしゃるそうで、よほど印象に残った出来事だったのでしょう。

■坂本九ちゃん九里饅頭箱入りセット
坂本九ちゃん九里饅頭

「坂本九ちゃん九里饅頭」は、ひとつ200円です。
6個入り箱入りセット(1,400円)にもできまして、こちらはギフトにも好適かと思います。

箱には坂本九さん生誕80周年のビジュアルが描かれていました。

■坂本九ちゃん九里饅頭
坂本九ちゃん九里饅頭

坂本九ちゃん九里饅頭

「菓心 桔梗屋」といえば、自家製のあんこが特徴です。

「坂本九ちゃん九里饅頭」には、あんこに坂本九さんが好きだったという栗が練りこまれています。

この栗は、坂本九さんが一時疎開していた茨城県笠間市の栗が使われています。
ペーストされて栗があんこと見事に一体化しており、舌触りもよくしっとりと程よい甘さに仕上がっています。

この「九里饅頭」、企画商品で期間限定なのが惜しまれるほどの完成度です。
二代目が何度も試行錯誤した結果ということで、この一品に賭けた思いが伝わってきます。

勿論個人の好み次第ですので期待が外れた場合は恐縮ですが、率直にお勧めできる和菓子かと思いました。

とりあえず年内までの販売となっていますので、ご関心ある方は早めにどうぞ。

■「菓心 桔梗屋」
桔梗屋

■「菓心 桔梗屋」の店舗情報
●所在地:中原区新丸子町754
●営業時間:10:00~19:00
●定休日:日曜日(節句、お彼岸は営業)
●Web:http://kikyoya.net/

■マップ


【関連リンク】
2021/10/7エントリ 武蔵小杉の川崎フロンターレ公式カフェ「フロカフェ」で川崎市水道100周年「ウォータン&カブレラ和菓子セット」を販売、「菓心 桔梗屋」が協力
2021/1/24エントリ 川崎フロンターレが新体制発表会開催、社会貢献で「クラブが不要不急でないことを示す」決意表明。中村憲剛が新役職「FRO」に就任
2021/5/16エントリ 川崎フロンターレがリーグ22戦無敗新記録樹立。5/12仙台戦洗足学園音大ダンス時報実施、5/16札幌戦「川崎ものづくりフェア」で坂本九生誕80周年企画展開
2021/11/3エントリ 川崎フロンターレがJ1リーグ連覇、ホームゲームイベント「坂本九ランド」に中村憲剛さんや川崎市消防局「レッド・ウイングス」も登場

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2021年
11月23日

子育てママ応援「まんなかフェス2021」開催レポート:Kosugi 3rd Avenueとこすぎコアパークにステージとハンドメイド雑貨・ワークショップ展開

【Reporter:はつしも】

子育てママ応援イベント「まんなかフェス2021」が、「Kosugi 3rd Avenue」および「こすぎコアパーク」の一部で本日開催されました。

「Kosugi 3rd Avenue」南側の広場「サウスパーク」にステージを配置し、ステージプログラムに加えて会場内各所でさまざまなハンドメイド雑貨の販売やワークショップが行われました。

■「まんなかフェス2021」のメインステージ
まんなかフェスのメインステージ

「まんなかフェス」は、川崎で「趣味も・仕事も・子育ても全力で楽しむ」女性たちが協力して立ち上げた子育て応援イベントです。

立ち上げから今年で4周年を迎え、川崎市の真ん中・中原区のさらに真ん中の武蔵小杉を会場に、恒例のイベントとして定着してきました。

ただし、昨年はコロナ禍により「コスギフェスタ」とともにオンライン開催となりました。
今年は武蔵小杉の新複合施設「Kosugi 3rd Avenue」、リニューアルされた「こすぎコアパーク」での、2年ぶりのリアル開催です。

■「音の教室カリヨン」のスティールパンバンド「iZuR」
音の教室カリヨンのスティールパンバンド

スティールパンバンド

まずはステージプログラムから一部、ご紹介していきましょう。
こちらは高津区末長(梶ヶ谷)にある「音の教室カリヨン」のキッズスティールパンバンド「iZuR」です。

スティールパンとは、トリニダードトバゴ発祥の打楽器で、ドラム缶から作られています。
普通のドラムとはまた違った音色が心地よく、子どもたちの演奏もとても上手だったと思います。

こういった触れる機会の少ないユニークな楽器を学ぶのも楽しそうですね。

■「るるおねえさん」
るるおねえさん

るるおねえさん

「るるおねえさん」は、うたのお姉さんとして神奈川県内で活動しています。

今回はプリンセスの姿で登場し、「アナと雪の女王」の楽曲を伸びやかな歌声でうたってくれました。

現役の保育士でもいらっしゃるということで、お子さんを楽しませるのがとても上手です。

■サウスパークの賑わい
「サウスパーク」の賑わい

「Kosugi 3rd Avenue」には3か所の広場がありますが、一番広いのが南側の「サウスパーク」です。

当初から地域イベントでの活用を想定していましたが、「Kosugi 3rd Avenue」の開業がコロナ禍にぶつかり、これまで活用が限定的でした。

今回、リニューアルしたこすぎコアパークとともに駅前に連続的なオープンスペースが創出され、「まんなかフェス2021」でついにイベント活用が叶いました。

ステージプログラムでは、ご紹介したほかベビーダンスなどママやお子さん向けの出演があり、好天もあって賑わっていました。

■メイン司会は「コスギスイッチON!」のDJ Keikoさん
メイン司会はDJ Keiko

■アシスタントの小泉千亜紀さん
アシスタントは小泉千亜紀さん

ステージの司会は、「DJ Keiko」さんと、小泉千亜紀さんでした。

「DJ Keiko」さんは、かわさきFMの武蔵小杉特化番組「コスギスイッチON!」のパーソナリティーをつとめ、これまでにも「コスギフェスタ」など地域イベントで活躍されている姿をご紹介してきました。

小泉千亜紀さんは、「Felice Luce(フェリーチェ・ルーチェ)」主宰者として「ママが笑えば子どももHappy」をコンセプトに、三児の母としての経験に加えて、子育てに役立つ色彩心理を活用した「色育(いろいく)」を伝える活動やをされています。

またママ起業家のグループ「mama-on!」で、ママ向け地域情報紙の発刊など、多方面で活躍されています。

「まんなかフェス」は、冒頭にご紹介した通り、そんな活躍する女性たちが協力して運営されています。

■「Kosugi 3rd Avenue」各所に配置されたテント
Kosugi 3rd Avenue各地に配置されたテント

Kosugi 3rd Avenue各地に配置されたテント

Kosugi 3rd Avenue各地に配置されたテント

Kosugi 3rd Avenue各地に配置されたテント

さて、続いてハンドメイド雑貨のショップやワークショップを見ていきましょう。
こすぎコアパークとあわせて24の出店がありまして、今回のメイン会場は「Kosugi 3rd Avenue」です。

サウスパークの周辺や、歩道状空地の部分にテントが出店していました。

■「Mottiのハンドメイドショップ」
「Motti」のハンドメイドショップ

最初にご紹介するのは「Mottiのハンドメイドショップ」です。

「日常にカラフルな優しさを」をコンセプトに、レジンとタッセルのイヤーアクセサリーやマタニティロゼットを販売していました。

■「ライトハウス布小物店」
ライトハウス布小物店

ライトハウス布小物店

続いて、「ライトハウス布小物店」です。
同店では「本に素敵な装いを」をテーマに、様々な色・柄の布製ブックカバーを作っていました。

新書・コミック用、「ハヤカワ文庫専用」などサイズ別も揃っていました。

■「AKAITORI STAMP FACTORY」の消しゴムはんこ
消しゴムはんこ

消しゴムはんこ

こちらは「AKAITORI STAMP FACTORY」の消しゴムはんこです。
とてもかわいらしいデザインですね。

その場で好きなハンコに文字を彫ってくれました。

■NOHEA☆SMILEの小物
NOHEA☆SMILE

続いて「NOHEA☆SMILE」です。
同店では、ブザーカバー、ポーチ、ICカードケースなど綺麗な柄の小物を販売していました。

■手編み「tanako」
手編み雑貨

「tanako」は、ベビー・キッズ向けの手編みのアパレルを作っています。
写真はベビー向けのくつですが、なんともかわいらしいですね。

同店のアイテムはいずれも男女兼用で使えるということです。

■アロマストーンワークショップ
アロマストーンワークショップ

また「まんなかフェス2021」では、ワークショップも多数実施していました。
こちらは「ほの香~honoka~」のアロマストーンワークショップです。

■「From.Y」のジオラマティッシュボックス
ジオラマティッシュボックス

「From.Y」の「ジオラマティッシュボックス作り」です。
見た目にインパクトがありますね。

好きな動物や植物を載せて、箱庭が作れます。
写真の箱庭もなかなかの出来栄えです。

■「おててとあんよのメモリーアート」の手形足型ワークショップ
おててとあんよのメモリーアート

おててとあんよのメモリーアート

■手形・足形をもとにしたアート作品
手形・足形をもとにしたアート作品

こちらは、「おててとあんよのメモリーアート」による「手形足型ワークショップ」です。
まずは手形や足形を押して、それをもとにアートを作っていきます。

■クリスマスランタンのワークショップ
クリスマスランタンづくりのワークショップ

クリスマスランタン作りのワークショップ

こちらは「手作りあかり教室Lumiavenir」による「クリスマスランタンのワークショップ」です。

紙紐を風船に巻き付け、のりで固めて球形をつくってから飾り付けをしていきます。
このワークショップは、過去にも武蔵小杉でイベント出展した際にご紹介していました。

■こすぎコアパークに出店「イベントプラス」
こすぎコアパークに出店「イベントプラス」

こすぎコアパークに出店「イベントプラス」

こすぎコアパークに出店「イベントプラス」

こすぎコアパークに出店「イベントプラス」

また今回は「Kosugi 3rd Avenue」だけでなく、隣接の「こすぎコアパーク」にも一部出店がありました。

上記は「イベントプラス」よるお子さん向けの縁日ゲームコーナーです。

メイン会場からは少し距離がありましたが駅前の導線上にありますので、こちらもお子さんたちでにぎわっていました。

またこのほか、こすぎコアパークでは明治安田生命による血管年齢測定会も実施されていました。

今回、24の出店のすべてはご紹介できませんが、いずれも素敵なハンドメイド品が揃い、多くの方が楽しまれていたように思います。

武蔵小杉駅前で、この規模の集客型イベントは本当に久しぶりで、懐かしい風景が帰ってきたようでした。

勿論すべてが従来通りとはいきませんが、基本的な感染症防止対策を講じつつ、徐々にイベント等もできるようになっていくのではないでしょうか。

■まんなかフェス Instagram


【関連リンク】
まんなかフェス facebookページ
2018/6/2エントリ こすぎコアパークで「まんなかフェスwithコスギオープンカフェ」開催、「おずっちょ」も登場し子育てママ応援企画が賑わう
2019/5/28エントリ 武蔵小杉の子育てママ応援イベント「まんなかフェス2019」が5月31日(金)・6月1日(土)にこすぎコアパークで開催
2019/5/31エントリ 子育てママ応援イベント「まんなかフェス2019」がこすぎコアパークで開幕、6/1(土)まで子育て企画と市内ゆかりの飲食出店が並ぶ
2020/10/17エントリ 「第10回コスギフェスタ×まんなかフェス2020オンライン」開催レポート:グルメ・音楽・ダンス・育児・プロレス「ノア」などコンテンツが集結
2021/11/22エントリ 子育てママ応援イベント「まんなかフェス2021」がKosugi 3rd Avenue・こすぎコアパークで11月23日(火)に2年ぶりリアル開催

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2021年
11月22日

子育てママ応援イベント「まんなかフェス2021」がKosugi 3rd Avenue・こすぎコアパークで11月23日(火)に2年ぶりリアル開催

【Reporter:はつしも】

子育てママ応援イベント「まんなかフェス2021」が、11月23日(火・祝)に「Kosugi 3rd Avenue」および「こすぎコアパーク」の一部で開催されます。

子育てに関する様々なステージプログラムやハンドメイド雑貨の販売やワークショップが多数出展する予定です。

■「まんなかフェス2021」
「まんなかフェス2021」

■「まんなかフェス2021」の開催概要
開催日時 2021年11月23日(火・祝)10:00~16:00
※雨天時は28日(日)同時刻に延期
会場 Kosugi 3rd Avenue・こすぎコアパーク
内容 子育て関連のステージプログラム・ハンドメイド雑貨販売・ワークショップ等
主催 まんなかフェス実行委員会
協力 Kosugi 3rd Avenue
共催 こすぎコアパーク管理運営協議会
後援 川崎市中原区/川崎市教育委員会
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「まんなかフェス」は、働くママたちが中心となって立ち上げられた子育て応援イベントです。「まんなか」とは川崎市の地理的な真ん中、武蔵小杉のさらに真ん中(駅前)を会場とすることをさしています。

昨年はコロナ禍により、「コスギフェスタ」とともにオンライン開催となりました。

今年は武蔵小杉の新複合施設「Kosugi 3rd Avenue(コスギサードアヴェニュー)」の広場「サウスパーク」をメイン会場として、2年ぶりにリアル会場で開催されます。

■会場案内図
会場マップ

こちらが「まんなかフェス2021」の会場案内図です。
大部分が「Kosugi 3rd Avenue」の「サウスパーク」周辺に配置され、一部が「こすぎコアパーク」にも出展するかたちになっています。

■「Kosugi 3rd Avenue」
コスギサードアヴェニュー

■「こすぎコアパーク」
2階からこすぎコアパークを眺めて

「Kosugi 3rd Avenue」の南側広場「サウスパーク」と、武蔵小杉駅南口の「こすぎコアパーク」は隣接して連続的なオープンスペースになっています。

これを活用したイベント活用が期待されていたところ、「まんなかフェス2021」で実現することになりました。

■ステージプログラム
ステージプログラム
11:00 オープニングセレモニー
11:10 るるおねえさんと♪舞踏会へようこそ!(るるおねえさん)
11:30 店舗PRタイム
11:40 ママの手で免疫力UP!自然療法(おうち整体にじいろ)
12:00 店舗PRタイム
12:10 抱っこでおどろう(ベビーダンス)
12:30 店舗PRタイム
12:40 おんがくとあそぼう♪(スイートハンド)
13:00 店舗PRタイム
13:10 うたとキッズスティールパンバンド「iZuR」(音の教室カリヨン)
13:30 店舗PRタイム
13:40 ダンスパフォーマンス(Rakirakids)
親子参加 ママトーク ライブ 

■ハンドメイド雑貨やワークショップ
ショップ&ワークショップ

ショップ&ワークショップ

ショップ&ワークショップ

またステージプログラムに加えて、会場にはハンドメイド雑貨の販売やワークショップが多数出展します。

これらのショップは、それぞれ川崎市で活躍する女性作家らによるものです。

■2019年の「まんなかフェス」
ベビーカーを押すママさんが多数

テントブース

ワークショップ

2019年に最後にリアル開催された「まんなかフェス」との大きな相違点は、メイン会場がこすぎコアパークから「Kosugi 3rd Avenue」に移ったことと、飲食系の出店がないことですね。

ただ、「Kosugi 3rd Avenue」自体にフードコートがあって広場でも飲食ができますし、「こすぎコアパーク」にも飲食店「&bird」「ラテグラフィック」がオープンしました。

飲食系はそちらと役割分担をするという整理ではないかと思います。

また2019年は2日間開催でしたが、今回は11月23日(火・祝)の1日です。
ご関心ある方は、明日どうぞお楽しみください。

【関連リンク】
(まんなかフェス関連)
まんなかフェス facebookページ
2018/6/2エントリ こすぎコアパークで「まんなかフェスwithコスギオープンカフェ」開催、「おずっちょ」も登場し子育てママ応援企画が賑わう
2019/5/28エントリ 武蔵小杉の子育てママ応援イベント「まんなかフェス2019」が5月31日(金)・6月1日(土)にこすぎコアパークで開催
2019/5/31エントリ 子育てママ応援イベント「まんなかフェス2019」がこすぎコアパークで開幕、6/1(土)まで子育て企画と市内ゆかりの飲食出店が並ぶ


(コスギフェスタ×まんなかフェス2020関連)
2020/9/16エントリ 「第10回コスギフェスタ×まんなかフェス2020」が10月17日(土)オンライン開催決定、ハロウィン仮装コンテストの事前申込がスタート
2020/9/29エントリ プロレスリング・ノア潮崎豪・大原はじめ両選手が「コスギフェスタオンライン」参戦決定、武蔵小杉「T8 Steak House」で食レポ収録を敢行
2020/10/5エントリ 武蔵小杉の秋の祭典「第10回コスギフェスタ×まんなかフェス2020オンライン」プログラム発表、マルシェ&ワークショップも事前受付開始
2020/10/17エントリ 「第10回コスギフェスタ×まんなかフェス2020オンライン」開催レポート:グルメ・音楽・ダンス・育児・プロレス「ノア」などコンテンツが集結

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2021年
11月21日

川崎フロンターレ・川崎市・JTB・ANA・富士通らが「2021えがお共創プロジェクト」開催、等々力陸上競技場で発達障がい児向けサッカー教室やパブリックビューイング実施

【Reporter:はつしも】

2021年11月20日に、J1リーグ第36節「川崎フロンターレvsセレッソ大阪戦」がアウェイのヨドコウ桜スタジアム分で開催されました。

この日は「2021えがお共創プロジェクト」により、発達障がいのある子どもたちにサッカーなどを楽しんでもらう取り組みが行われました。

等々力陸上競技場においては、親子サッカー教室やスタジアムツアー、パブリックビューイングが開催され、さらにヨドコウ桜スタジアムにおいては感覚過敏に配慮した「センサリールーム」での子どもたちの観戦が行われました。

本サイトではこのうち等々力陸上競技場での「えがお共創プロジェクト」の取り組みに昨年に続いて密着取材をさせていただきましたので、本エントリでレポートをお届けいたします。

■「2021えがお共創プロジェクト」が開催された等々力陸上競技場
えがお共創プロジェクトが開催された等々力陸上競技場 

「2021えがお共創プロジェクト」は、川崎フロンターレが主催し、川崎市・JTB・全日本空輸(ANA)・富士通が共催により実施されました。

また今回は障がい者向けの玩具やトレーニング用品を販売するコス・インターナショナル、保育図書や児童書を出版する世界文化ワンダークリエイトが協力し、またパブリックビューイングでくつろげるスペース作りのためにWEB-SHARKが「Yogibo(クッション)」の物品協力を行っています。

発達障がいは、日本に約48万人いるといわれ、決して少なくありません。
ただ、身体的な障がいのように見た目ではわかりにくいことから、理解が及ばないと「単なるわがままな性格」というように捉えられてしまうことがあります。

また音や光などに対しての感覚に個人差があり、スポーツが好きでも、大きな声や音に接することの多いスポーツ参加や観戦を苦手と感じる場合もあります。
昨今のコロナ禍では、感覚過敏によってマスク着用が難しいために外出を諦めざるを得ないケースもあるようです。

「えがお共創プロジェクト」は、そんな発達障がいのある子どもたちの可能性を広げることを目的とした取り組みです。
周囲の理解と少しずつの配慮で、子どもたちがスポーツを楽しみ、それをきっかけにさらに生き生きと周囲とかかわることができるようになります。

昨年のアウェイ「大分トリニータ戦」に続いて、今回はアウェイ「セレッソ大阪戦」での開催となりました。

■当日の受付
 

今回の等々力陸上競技場での「えがお共創プロジェクト」では、川崎市内在住の、感覚過敏などにより外出やサッカー観戦が困難なお子さんとそのご家族を対象に参加希望者が募集されました。

その結果、当日は15組45名(うち、お子さん21名)のご家族が来場されました。

受付ではANAのキャビンアテンダントとパイロットの方らが制服でお出迎えです。

■親子サッカー教室開始
親子サッカー教室開始

■体操からしっかりと
親子サッカー教室開始

受付をすませたら、まずは「親子サッカー教室」からイベントはスタートです。

運動をする前には、準備運動が大切です。
特にお父さんお母さんは日ごろ運動不足の方も多いでしょうから、しっかり準備をしないとけがにもつながります。

■川崎フロンターレのコーチ陣と、全日本空輸(ANA)の皆さん
川崎フロンターレのコーチ陣 

親子サッカー教室でリードしてくれるのが、川崎フロンターレのコーチ陣です。
優しく、よく目配りをして子どもたちに教えてくれました。

またANAの皆さんも、お子さんたちのサポートに回っていました。

■手でボールに親しむところから…
手でボールに親しむところから

手でボールに親しむところから

参加者の皆さんは、サッカー未経験の方も多くいらっしゃいます。

多様な参加者の皆さんが入りやすいように、まず導入は手でボールをパスするところからでした。

これは大体の子どもたちができますし、また「出来なくても全く大丈夫」というスタンスでコーチの皆さんが温かくサポートをしていました。

■足でパス交換
足でパス交換

■楽しくドリブル
ドリブル

ボールに慣れてきたら、今度は足でパス交換やドリブルです。
回数をカウントしてゲーム要素も入れながら、だんだんサッカー教室本番という感じになってきました。

■ご両親も楽しく参加
ご両親も楽しく参加

■ANAの皆さんも積極的にコミュニケーション
全日本空輸の皆さんも積極的にコミュニケーション

この親子サッカー教室では、ANAの皆さんも積極的にお子さんに声をかけて、コミュニケーションを取られていました。

「えがお共創プロジェクト」の特徴は、さまざまな企業がそれぞれの機能や長所を活かして協力をしている点です。

航空会社のアテンダントの方はお客様に接するプロですし、お子さんとの接し方も非常に柔らかく、さすがでしたね。

またお子さんだけでなく、ご両親もサッカー教室を楽しまれていらっしゃったように思います。

■ドリブルからのシュート
シュート練習

ドリブルからのシュート

ドリブルからのシュート

楽しく練習

そしてもちろん、サッカーの醍醐味といえばシュートです。
ドリブルからのシュート練習は、皆さん盛り上がっていました。

最後は親子でのサッカー対決をして、サッカー教室は終了となりました。

途中、なんらかの理由で泣いてしまう子もいましたが、大切なのはやはり「うまくいかないことがあっても大丈夫」という雰囲気です。

疲れてしまったり、続けられない気持ちになったら休んでも全く問題なく、泣いてしまったから失敗、ではありません。

そんな考え方が運営各社全体に浸透していたように思います。

■ストレッチでクールダウン
ストレッチ

クールダウン

運動をした後は、クールダウンも大切です。
親子でストレッチをして、こちらも楽しそうでした。

意外と親子でこういう機会はないですので、よいふれあいになったのではないでしょうか。

■全員で記念撮影
全員で記念撮影

サッカースクール終了後は、全員で記念撮影です。

写真の通りよく晴れた日でしたので、気持ちよい汗をかいて皆さん満足感があったのではないでしょうか。

■メインスタンドから見下ろすワルンタ
メインスタンドから見下ろすワルンタ

■スタジアムツアー
スタジアムツアーは、ベンチから

■「なりきり鬼木監督」
スタジアムツアーは、ベンチから

親子サッカー教室に続いて、マスコットキャラクターの「ワルンタ」がメインスタンドから見下ろす中、スタジアムツアーがスタートです。
まずはピッチ上のベンチシートからでした。

このベンチシートでは、鬼木監督は左端の席に作戦ボードなどを置いて、2番目の席に座るのだそうです。

その「鬼木監督シート」に座って、子どもたちの「なりきり鬼木監督」が様になっていました。

■選手入場を体験
選手入場を体験

続いて、「選手入場」を体験です。
実際にはファンファーレとともに入ってくるところですね。

この等々力陸上競技場は川崎市が整備したものであり、入口からピッチまで選手らがあまり歩かずに入場できるよう設計されている旨、ツアーガイドの方から説明がありました。

■ひらがなのやさしい説明
ひらがなでのやさしい説明

ひらがなでのやさしい説明

■子どもたちに配布されたガイド
子どもたちに配布されたガイド

メインスタンド内には、各所にひらがなでやさしい説明が掲示されていました。

また、子どもたちには同様にひらがなで記載されたガイドが配布されていて、順番にめくっていけばツアーがよくわかるようになっていました。

たとえば説明をじっと聞き続けることが苦手な子がいたとしても、読みたいときにガイドを読めばキャッチアップできますし、あとで振り返ることでよく理解できるというわけです。

■室内練習場
室内練習場

■5階観覧室のワルンタ
5階特別室のワルンタ

■1階記者会見ルーム
1階記者会見室

このほか、室内練習場やロッカールーム、5階観覧室、1階記者会見室などを巡りました。

5階観覧室は関係者やメディアなどが利用する特別室ですが、今回は上からピッチを見下ろしていた「ワルンタ」がいました。

「ワルンタ」は、あまり仕事はせず愛想も振りまかないのが人気の、「ふろん太」のお友達(?)です。
今回も観覧室に寝そべって、マイペースぶりを貫いていました。

また記者会見室は、平常時には試合終了後に鬼木監督などが会見をする場所です。
現在はコロナ禍により会見はリモートになってしまっていますが、今回はマスコットキャラクターの「ふろん太」と記者会見風の記念撮影ができました。

以上で、スタジアムツアーは終了です。
メインスタンドの客席で各自持参したお昼ご飯を食べて、午後のパブリックビューイングに続きます。

■パブリックビューイング会場
パブリックビューイング会場

■くつろげる「Yogibo」
くつろげるYogibo

こちらが、メインスタンド2階のパブリックビューイング会場です。
会場内には大きなソファ「Yogibo」なども設置されて、くつろぎながら画面を見ることができました。

■麻生グラウンドの安藤駿介選手・田邉秀斗選手
安藤駿介選手・田邉秀斗選手

■両選手への質問コーナー
両選手への質問コーナー

試合前には麻生グラウンドとビデオ会議でつないで、安藤駿介選手・田邉秀斗選手との交流タイムが設けられました。

選手への質問コーナーでは、「なぜ連覇できたのですか?」という素朴な質問に対して、安藤駿介選手が
「質の高い練習ができて、選手全員が意識を高く持ったことだと思います」
と真剣に回答していました。

■質問する全日本空輸(ANA)パイロットの近藤さん
パイロットの近藤さん

また子どもたちのあとで、ANAパイロットの近藤さんも「川崎フロンターレの魅力は?」と質問しました。

これに対しても安藤選手が、
「攻撃力があって得点をたくさん取るところ、またピッチ外でも地域密着のさまざまな活動をするところです」
と応じました。

■ヨドコウ桜スタジアムでの取り組み
また試合開始前には、麻生グラウンドに続いてヨドコウ桜スタジアムにも中継がつながり、現地の様子も一部レポートされました。

今回、ヨ ヨドコウ桜スタジアムのセンサリールームに子どもたちを迎えるにあたって、両クラブサポーター共同の横断幕が作られました。
また川崎フロンターレ、セレッソ大阪の社長がセンサリールームでお迎えするなど、皆さんが協力して歓迎の気持ちを伝えました。

■自由に遊べるスペース
自由に遊べるスペース

自由に遊べるスペース

発達障がいの有無にかかわらず、小さいお子さんが約2時間、サッカー中継を集中して観続けるのは難しいことがあります。

お子さんたちが楽しめるよう、会場内には楽しく遊べるスペースが用意されていました。

■富士通の「きもち日記」
富士通の「きもち日記」

富士通の「きもち日記」

こちらは、富士通の「きもち日記」という、発達障害や知的障害などがある子どもたちが、気持ちや経験を文章で表現することを支援するソフトウェアです。

絵日記のように視覚的に自分の気持ちや経験を5W1Hで表現できるため、1日の行動を振り返ったり、活動や学習の履歴を残すことができます。

■気持ちの発出を支援
富士通の「きもち日記」

こちらは、子どもたちの「気持ち」の発出を支援する画面です。
うまく自分の気持ちを文章化できない子どもたちも、イラスト化した選択肢から選ぶことで表現しやすくなります。

■気持ちの度合いを可視化
富士通の「きもち日記」

感情の種類を選ぶと、続いてその度合いを直感的に選択できるようになっています。

勿論厳密に数値化できるものではありませんが、「ちょっとだけ嬉しかった」「ものすごく嬉しかった」など、気持ちを表現するサポートになります。

富士通の「きもち日記」は、こうして1日の経験や出来事を日記として表出することで、子どもたちの感情表出力や表現力、感情コントロール力を向上させることを目的としたソフトウェアです。

■専門家のアドバイスを受けたぬりえ等
ぬりえや写し絵

ぬりえや写し絵

ぬりえや写し絵

ぬりえや写し絵

こちらのぬりえは、恐竜など定番の人気の絵柄のほか、幾何学的な模様などもバリエーションがあります。

これは専門家のアドバイスから、発達障がいのあるお子さんが幾何学的な模様を好むことが多いという傾向を反映したものということです。

■自由に遊ぶお子さんたち
ぬりえや写し絵

自由に遊ぶお子さんたち

またお子さんたちは、サッカー中継の途中も、会場内のおもちゃを使って自由に遊んでいました。

こちらはおもちゃを縦に重ねて、高い高いタワーを完成させたところです。
このおもちゃ自体はこうした遊び方を想定したものではないと思いますが、自由な発想で、新しい遊びを開発してしまうのが子どもたちの素晴らしいところですね。

■セレッソ大阪戦は川崎フロンターレが快勝
セレッソ大阪戦は快勝

そしてメインイベントの「川崎フロンターレvsセレッソ大阪戦」は、4-1で川崎フロンターレが快勝しました。

4度の得点シーンごとに、パブリックビューイング会場が沸いていました。
昨年のパブリックビューイングは優勝が懸かった試合で残念ながら敗戦に終わりましたから、今回は勝利してイベントとしても良かったと思います。

■お帰りには本などのプレゼント
お帰りには本のプレゼント

お帰りには本のプレゼント

お帰りには本のプレゼント

お帰りには本などをプレゼントです。
ワルンタもお見送りに登場し、相変わらずプレゼントをくすねようとしたりしていましたが…、子どもたちにはやっぱりちょっぴりやさしかったような気がします。

以上で、等々力陸上競技場での「2021えがお共創プロジェクト」イベントは終了です。

子どもたちに話を伺うと、
「楽しかった」と口々に答えてくれました。
サッカーはもちろん「暗いところの電気がよかった」という感想などもあり、さまざまな遊びを取り入れていたのも子どもたちには楽しかったようです。

こうした取り組みをきっかけに、新しいことにチャレンジする気持ちになったり、より積極的に人とかかわるきっかけになったというこれまでの参加者の皆さんの声も聴いています。

「えがお共創プロジェクト」は、サッカーというツールを活用して、小さなことからでも社会に貢献していきたいという、川崎フロンターレの理念を体現した取り組みであるように思います。

今回、等々力陸上競技場での「えがお共創プロジェクト」を担当されたタウンコミュニケーション部の田代さんは、
「子どもたちの特性を理解し、何かあっても大丈夫なんだよと伝えられることが大切だと感じています」
「協力各社がそれぞれに補い合って運営しています」

とお話されていました。

これは本イベント全体に共通していたマインドであったかと思います。

またイベント中の子どもたちの笑顔をご覧になって、
「いい表情ですね。本当に良かったです」
と安堵された表情をされていたのが印象的でした。

また今回、富士通の企業スポーツ推進室の立場から本イベントを担当された田中さんにお話を伺いました。

「今回は新たな協力社も加わり、仲間が増えました。また現地のヨドコウ桜スタジアムでのセンサリールームでの観戦もできるなど、協力の環が広がっています」

確かに、どんどん周囲を巻き込みながら仲間を増やしていくのは、川崎フロンターレがこれまでずっと続けてきたことです。

冒頭にお伝えした共催の川崎フロンターレ、川崎市、JTB、ANA、富士通、またおもちゃや本の提供で協力したコス・インターナショナルと世界文化ワンダークリエイト、Yogibo提供のWEB-SHARKのそれぞれの機能や特徴を持ち寄って、イベントが運営されていることは現地でよくわかりました。

こうした環が広がっていくと、「えがお共創プロジェクト」は今後も発展していくのではないでしょうか。


川崎フロンターレのこれまでの発達障がいのある子どもたちに向けた取り組みは、2020年5月にJリーグの社会連携プロジェクト「シャレン!アウォーズ」のチェアマン特別賞を受賞しています。

「シャレン!」とは、Jリーグがより豊かな社会を共創していくための取り組みで、「社会連携」を略した言葉です。
3者以上の協力により、幅広い社会テーマに取り組むものです。

チェアマン特別賞受賞の際の、関係者・メディア・サポーター向けのオンライントークイベントについても、過去に本サイトでは取材させております。
詳細は2020/6/18エントリでまとめていますので、関連リンクからご参照ください。

■感覚過敏の体験映像(富士通製作)


最後に、パブリックビューイング会場でも展示されていた「感覚過敏の再現VR動画」を今回も再掲しておきたいと思います。
この動画は、富士通の製作により川崎市立小杉小学校で収録されています。

光や音の感じ方の違いを一例として理解できますので、イヤホンを使うなどして、是非一度視聴してみてください。

もちろんこの映像が全てではありませんが、「感じ方が違う」個性の違いがあることを体感的に理解するのは大切なことと思います。

【関連リンク】
シャレン!Jリーグ社会連携ウェブサイト 2020Jリーグシャレン!アウォーズ・Jリーグチェアマン特別賞『発達障がい児向けサッカー×ユニバーサルツーリズム/川崎フロンターレ』活動レポート
川崎フロンターレ 「発達障がい児向けサッカー×ユニバーサルツーリズム」の取り組み 2020Jリーグシャレン!アウォーズ「Jリーグチェアマン特別賞」受賞のお知らせ
川崎フロンターレ 発達障がいのある子どもたちへの取り組み 「2021えがお共創プロジェクト」開催のお知らせ
富士通ウェブサイト きもち日記

(えがお共創プロジェクト関連記事)
2020/6/18エントリ Jリーグ社会連携で表彰、川崎フロンターレの「発達障がい児向けサッカー×ユニバーサルツーリズム」番外編トークイベント開催レポート
2020/11/22エントリ 川崎フロンターレが11/21大分戦で開催、「発達障がい児向け親子サッカー教室&パブリックビューイング」密着取材レポート

(パラスポーツ関連)
2017/11/27エントリ 「第12回なかはら子ども未来フェスタ」開催レポート:パラスポーツ「ボッチャ」体験と、川崎パパ塾「飛行距離ギネス記録紙飛行機」などが賑わう
2018/4/2エントリ 「富士通フェスティバル 春まつり 川崎2018」レポート:川崎工場80周年記念展示で振り返る歴史と、パラスポーツ体験
2018/6/3エントリ 第2回「コスギんピック」で法政大学オレンジ・東住吉コッペパンズが優勝。大玉送りにNECレッドロケッツが参加、パラスポーツ体験も実施
2019/6/2エントリ 武蔵小杉の地域運動会「コスギんピック2019」で法政大学オレンジ・東住吉SCが連覇、こすぎコアパークではパラスポーツや高校生企画に賑わい
2019/8/23エントリ 武蔵中原駅前の富士通川崎工場本館ビルが「東京2020」1年前記念でパラリンピックシンボルカラーにライトアップ
2019/9/22エントリ 「2019ジャパンパラ水泳競技大会」開催中、横浜国際プールの高台から見た武蔵小杉の高層ビル群
2020/1/29エントリ 日本医科大学武蔵小杉病院新棟建設地に「かわさきパラムーブメント」による川崎市内名所パノラマ絵画が登場

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