川崎フロンターレが大分・鳥栖に連勝しJ1リーグ10クラブ目の300勝、久々週末ホームゲーム「ドールランド」に「たかたのゆめちゃん」も登場
サッカー日本代表戦が終わり、その間に中断していたJ1リーグが再開されました。
川崎フロンターレは4月3日(土)「第7節大分トリニータ戦」、4月7日(水)「第8節サガン鳥栖戦」の連戦となり、2-0・1-0で連勝を果たしました。
これにより、川崎フロンターレはJ1リーグ300勝を達成しました。
■この連戦でスタメン出場したGK丹野研太選手
(c)川崎フロンターレ
この連戦、川崎フロンターレには大きなアクシデントがありました。
正ゴールキーパーのチョン・ソンリョン選手が負傷欠場(全治4週間)となったのです。
プロサッカーにおいて、ゴールキーパーは固定するのが一般的で、2番手ゴールキーパーはベンチ入りはするものの負傷やレッドカードによる退場がない限り、出場機会がなかなかありません。
今季、川崎フロンターレで2番手ゴールキーパーを務めてきたのは、昨季セレッソ大阪から加入した丹野研太選手です。
昨季J1リーグではチョン・ソンリョン選手が全試合フル出場を果たしたため、丹野選手のリーグ出場はゼロでした。
カップ戦での出場はありましたが、リーグ戦においては大分トリニータ戦が初出場、サガン鳥栖戦も続けてのフル出場となりました。
丹野選手の特徴は、常日頃から非常に大きな声で選手らにコーチングをしていることです。
この2試合でもゴール前から指示を飛ばし、良いプレイには積極的に賞賛を送り続けることでチームを動かしました。
両試合とも、川崎フロンターレが押し込んでいたことで大きなピンチを迎えることはありませんでしたが、コーチングにより危機を未然に防ぐこともキーパーの役割です。
チョン・ソンリョン選手不在の中無失点で2試合を終えたことは、十分及第点といえるでしょう。
■大分トリニータ戦2得点の三笘薫選手
(c)川崎フロンターレ
J1リーグ中断期間中、A代表(年齢制限のない、いわゆるフル代表)とU-24日本代表の対外試合が行われていました。
U-24代表は、東京五輪を見据えたもので、川崎フロンターレからは田中碧選手、三笘薫選手、旗手怜央選手が選出されていました。
田中碧選手はアルゼンチン戦でボランチ(中盤の要となるポジション)として圧巻のパフォーマンスを見せて3-0勝利に大きく貢献しましたが、三笘薫選手は本来の力が出せなかった印象もありました。
しかしながら代表戦明けの大分トリニータ戦、2得点を挙げたのが三笘薫選手で、代表戦の悔しさを晴らすかたちとなりました。
■J1通算300勝となった第8節サガン鳥栖戦
そして中3日で迎えたサガン鳥栖戦、川崎フロンターレはJ1通算300勝を果たしました。
300勝達成はリーグ史上10クラブ目となります。
川崎フロンターレは昨季圧倒的な強さでリーグ優勝を果たしましたが、ホーム&アウェイの2試合で唯一勝利できず2引き分けに終わったのが、サガン鳥栖でした。
そういう点でも、非常にうれしい勝利となったのではないでしょうか。
■JリーグTwitter 川崎フロンターレJ1リーグ300勝記念グッズ
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ところで、今季はここまで水曜日のホームゲームが多く設定されてきました。
平日は19時キックオフとなり、その前にイベントを設定しても仕事帰りの方は参加が難しいこともあって、キックターゲットなどのミニゲーム「等々力キッズランド」を開催するのが定番になっていました。
4月3日の第7節大分トリニータ戦は久しぶりの週末ホームゲームとなり、Doleがスポンサーとなった「ドールランド」が開催されていました。
■巨大バナナのシュートチャレンジ
■「たかたのゆめちゃん」も登場
「ドールランド」は、バナナの「Dole」がスポンサーとなったイベントです。
巨大バナナをかいくぐるシュートチャレンジや、Doleのキャラクター「ボビー君」とのじゃんけんゲームなどが開催されていました。
じゃんけんゲームでは勝利するとDole商品がもらえるのですが、ボビー君と交代で陸前高田市のマスコットキャラクター「たかたのゆめちゃん」もゲストで参加です。
新型コロナウイルス感染症防止で、じゃんけんゲームではアクリル板も設置されています。
マスコットですから飛沫が飛ぶことはないとは思いますが、参加者の皆さん向けの啓発効果も勘案したものではないでしょうか。
新型コロナウイルス感染症は再拡大の様相もあり、まだまだ大規模な集客イベントは難しいかもしれません。
そんな中でも安全に配慮しつつ、できる範囲でのホームゲームイベントを今後も企画されることと思います。
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・川崎フロンターレ ウェブサイト
(2021シーズン関連)
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