武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2017年
11月27日

「第12回なかはら子ども未来フェスタ」開催レポート:パラスポーツ「ボッチャ」体験と、川崎パパ塾「飛行距離ギネス記録紙飛行機」などが賑わう

【Reporter:はつしも】

2017年11月25日(土)に「なかはら子ども未来フェスタ」が開催されました。

パラリンピック正式種目「ボッチャ」の体験など新企画も交えつつ、中原区役所においてさまざまな子ども向けの催しが行われました。

■「なかはら子ども未来フェスタ」が開催された中原区役所
「なかはら子ども未来フェスタ」が開催された中原区役所

「なかはら子ども未来フェスタ」は、中原区内の子ども・子育てに関連する活動団体などが集まり、ステージでの人形劇・ダンス・音楽、さまざまな創作体験、読み聞かせなどを展開する楽しいイベントです。

毎年中原区役所正面玄関前の広場、4階、5階が会場となっています。

■「川崎おやじの会」のもちつき
「川崎おやじの会」のもちつき

「川崎おやじの会」のもちつき

入口でまず目に留まったのは、「川崎おやじの会」によるもちつきです。

「おやじの会」とは、小中学校に通う児童・生徒のお父さんたちによる学校内外の支援活動グループです。
運動会の運営支援や、地域のお祭りでの見回りなど、グループごとに様々な活動を行っています。

多くは「学校名+おやじの会」という名称ですが、今井小学校は「おとうさんの会」と称するなど、若干のばらつきもあります。

「川崎おやじの会」は川崎市内の「おやじの会」による共同グループであり、「なかはら子ども未来フェスタ」では今井小・今井中・下小田中小・大谷戸小・西野川小・鷺沼小の「おやじの会」によるもちつきと、つきたて餅の即売を行っていました。

■「川崎パパ塾」による紙ヒコーキ教室
「川崎パパ塾」による紙ヒコーキ教室

本イベントではもうひとつ、お父さんグループが参加していました。
本サイトでこれまでにもご紹介してきた「川崎パパ塾」です。

「川崎パパ塾」では、お父さんたちが子育てや地域に関わっていく入口作りを進めていまして、今回は「紙ヒコーキ教室」を開催していました。

■飛行距離ギネス記録の紙飛行機
飛行距離ギネス記録の紙ヒコーキ 

ここで折り方を教えてもらえるのは、飛行距離ギネス記録「69.14m」をたたき出した紙飛行機です。

飛行距離はすごいのですが、折り方は教えてもらえばまったく難しいことはありません。

■飛べ!紙飛行機
飛べ!紙飛行機

飛べ!紙飛行機

この紙飛行機、確かにかなりよく飛びます。
子どもたちも爽快感があるのでしょう、スタート地点の赤いラインから繰り返し飛ばしていました。

子どもたちのやや力の入りすぎた飛ばし方でも、10mくらいはスーッと飛んでいきました。

シンプルな遊びだけに、想像以上に盛り上がりますね。

■パラリンピック正式種目「ボッチャ」体験
パラリンピック正式種目「ボッチャ」体験

■白い「ジャックボール」と、赤青のボール
投げるボール

紙飛行機を気持ちよく飛ばした跡は、パラリンピック正式種目「ボッチャ」の体験です。

「ボッチャ」は、重度脳性まひまたは同程度の四肢重度機能障がい者のために欧州で考案されたスポーツです。
ジャックボールと呼ばれる白いボールを目標として、赤・青のボールを6球ずつ投げていかに近づけるかを競う、カーリングに似た競技です。

■白いジャックボールをめがけて投球
白いジャックボールをめがけて投球

最初に赤いボールを持つ選手が、白い「ジャックボール」を投げます。

それが目標となり、先行の「赤」から赤ボールを投げていきます。

■審判が投げる順番を判定
審判が投げる順番を指定 

「赤」「青」のどちらが投げるかは、白い「ジャックボール」からどちらのボールが近いかで決まります。

ゴルフのように、「ジャックボール」から遠い選手が常に投球をしていくルールになっていまして、それは審判が判定します。

審判が上記のように赤い札を出していたら、「赤」の選手が投球します。

■「青」の勝利
「青」の勝利

上記のように「ジャックボール」に一番近い距離に青ボールがあれば、「青」の勝利です。

それよりも遠くに赤いボールがたくさんあっても、一番近いボールが有効となります。

このように青ボールがきわめて近くに寄せられた場合、「赤」としてはさらに近くに寄せるのは大変難しくなります。

ですから、このあと投球順が回ってくる「赤」としては、青ボールやジャックボールにぶつけて状況を変えることが必要となるわけです。

なお「ボッチャ」は、体に不自由があってボールを投げることができなくても、自分の意思を介助者に伝えることができれば参加が可能です。
その場合は「ランプ」と呼ばれる勾配器具を使ってボールを転がすことになります。

「ボッチャ」は、このように体が不自由でも参加しやすい一方、様々な局面にあわせた戦術が必要となります。実際にやってみると楽しく、繰り返しチャレンジするお子さんも多くいらっしゃいました。

■義足の体験
義足の体験 

「ボッチャ」の隣では、スポーツ用の義足の体験も行われていました。

これを装着すると、接地部の弾力を活かして全力で走れるのですが、普段使っていない健常者にとってはなかなか難しいことがわかりました。

■出店の焼きそば
焼きそば

■ミミケロカレーを販売「KOSUGI CURRY」
ミミケロカレーを販売「KOSUGI CURRY」 

中原区役所の広場には、焼きそば、「KOSUGI CURRY」のミミケロカレー、「おかし工房しいの実」のクッキーなど、フード系の出店も並んでいました。

■「KOSUGI CURRY」の「ミミケロカレー」
ミミケロカレー 
※写真提供:KOSUGI CURRY

「なかはら子ども未来フェスタ」初出店となる「KOSUGI CURRY」は、中原区の子育て支援キャラクター「ミミ&ケロ」をテーマにした「ミミケロカレー」を販売し、見事完売していました。

■「みんなのカレーの思い出」展覧会
「みんなのカレーの思い出」展覧会 

また「KOSUGI CURRY」の出店にあわせて、同店が発起人となった「第3回武蔵小杉カレーフェスティバル」で集められた、「みんなのカレーの思い出」展覧会も中原区役所の壁面を使って展示されていました。

これは地域住民の皆さんが「武蔵小杉カレーフェスティバル」期間中にカレーの思い出を応募するというもので、今回の「なかはら子ども未来フェスタ」が最終展示となります。

「お母さんのカレー」の思い出をつづったイラストや文章が、いくつか目に留まりました。

■子供服のフリーマーケット
子供服のフリーマーケット

お子さん向けのイベントでは定番の、子供服のフリーマーケットです。

サイズがどんどん変わっていく子供服は、どうしても短期間しか着られません。
環境負荷などを考えますと、綺麗なまま捨ててしまうよりもフリーマーケットなどで有効活用をしていくのは良いことと思います。

■メインステージ 人形劇団ひとみ座「ぶたぶたこぶた」
メインステージ 人形劇団ひとみ座の「ぶたぶたこぶた」  

さて、それでは中原区役所の建物内についても、少しご紹介していきましょう。

5階のメインステージでは、人形劇団ひとみ座による「ぶたぶたこぶた」が上演されていました。

人形劇団ひとみ座は、中原区井田に拠点をもつ歴史ある人形劇団です。
かわいらしい人形のクオリティと、熟練した人形操術、そして楽しい語り口はたいへんクオリティの高いものでした。

ひとみ座は川崎フロンターレのホームゲーム開催時における「席ツメ隊」のパフォーマンスや、「ブレーメン・フライマルクト」での乙女文楽の披露など、地域に根差した活動を継続しています。

■お野菜スタンプのワークショップ
お野菜スタンプのワークショップ

一方、4階の旧「レストランなかはら」では、食育コーナーが展開されていました。

こちらは「お野菜スタンプ」で、スタンプによる絵作りを楽しみながら、さまざまなお野菜の形状学ぶことができるようになっていました。

■野菜・果物当てクイズ
果物当てクイズ

野菜・果物当てクイズ

続いて、「野菜・果物当てクイズ」です。
これはそう難しくなさそうですね。

■お野菜ドーナツの試食
お野菜ドーナツの試食

お野菜ドーナツの試食

続いて、「お野菜ドーナツ」の試食です。
にんじんなどが入っているのですが、お野菜の味はほんのり感じられる程度で、ドーナツとして普通に美味しくいただけました。

■遊びのコーナー
遊びのコーナー

中原区役所内では、各所に遊びのコーナーが設置されていました。
どちらかというと小さい子向けで、たくさんのお子さんが普段はできない遊びを楽しんでいました。

■エレベーターからミミケロ登場
エレベーターからミミケロ登場

ミミケロ登場

エレベーターに乗って外に出ようとしたとき、扉の中からはミミケロが…。

ふたりともかなり頭が大きいですので、中原区役所のエレベーターではふたりで一杯になりそうです。

■賑わう会場をめぐるミミケロ
賑わう会場と、ミミ 

お昼時、賑わってきた会場をミミケロは歩いていきました。
この日は天候もよく、なかなかのイベント日和だったのではないかと思います。

「なかはら子ども未来フェスタ」は、市民活動グループによる手作りながら温かみのあるイベントです。

また来年も開催されますので、お子さんと参加してみてはいかがでしょうか。

【関連リンク】
かわさきパラムーブメント ウェブサイト
一般社団法人日本ボッチャ協会
 
(なかはら子ども未来フェスタ関連)
2008/11/22エントリ 第3回なかはら子ども未来フェスタ
2010/11/27エントリ 「なかはら子ども未来フェスタ」開催レポート
2011/11/26エントリ 「第6回なかはら子ども未来フェスタ」開催レポート
2014/12/1エントリ 「第9回なかはら子ども未来フェスタ」で開催、「川崎パパ塾」の折り紙ヒコーキ講座
2016/11/26エントリ 「第11回なかはら子ども未来フェスタ」開催レポート:ふろん太くん・太助・ロジーちゃんなどが中原区役所に集結
2017/11/21エントリ 「第12回なかはら子ども未来フェスタ」が11月25日(土)に中原区役所で開催、パラスポーツ体験やコスギカレーフェス連携企画「みんなのカレーの思い出」最終展示などを実施

(川崎おやじの会関連)
川崎おやじの会 ウェブサイト
2012/10/22エントリ 「下小田中小学校おやじの会」が小学校における被災・宿泊体験を実施

(武蔵小杉カレーフェスティバル関連)
2017/10/15エントリ コスギフェスタ2017「武蔵小杉カレーフェスティバル」詳報公開、10月16日(月)より21店舗の「カレースタンプラリー」開幕
2017/10/19エントリ 「コスギフェスタ2017」10月20日(金)前夜祭・21日(土)本祭雨天決行が決定、前夜祭のタワレコスペシャルライブにアイドルグループ「ぷちぱすぽ☆」「東京女子流」が出演を発表
2017/10/20エントリ 「コスギフェスタ2017」前夜祭「武蔵小杉カレーEXPO」「タワレコ秋祭りミュージックフェスタ」開催レポート/21日本祭・ハロウィン企画は雨天決行

(川崎パパ塾関連)
川崎パパ塾 Facebookページ
2016/1/31エントリ 「川崎パパ塾」のミニ絵本図書館「パパの本棚」が、中原市民館から「COSUGI CAFE」へ移転
2017/9/25エントリ イクメン育成「川崎パパ塾」が2017年度スケジュールを公開、第1回「夫婦のパートナーシップ」(10月25日開催)の参加者募集をスタート
2017/10/17エントリ 「川崎パパ塾」の2017年度第2回講座「紙飛行機作り」(11月16日)が参加受付スタート、「なかはら子ども未来フェスタ」の紙飛行機ワークショップ準備活動を実施

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2017年
11月26日

中原警察署×コスギスイッチON!「交番の日制定記念日イベント」が11月27日(月)開催、「災害フードフェス」も同時開催

【Reporter:はつしも】

2017年11月27日(月)に、中原警察署による「交番の日制定記念日イベント」がこすぎコアパークで開催されます。

本イベントでは、武蔵小杉特化のラジオ番組「コスギスイッチON!」のメインパーソナリティ「MCオン」「DJ Keiko」が中原警察署の一日警察署長となります。

またこのほか「災害フードフェス」や「川崎純情小町☆」によるライブステージなど、さまざまなプログラムが予定されています。

■中原警察署×コスギスイッチON!「交番の日制定記念日イベント」
交番の日制定記念日イベント
交番の日制定記念日イベント

■中原区役所×コスギスイッチON!「交番の日制定記念日イベント」の開催概要
日時 2017年11月27日(月)11:00~16:30頃
会場 こすぎコアパーク
主催 中原警察署
共催 こすぎコアパーク管理運営協議会
協力 コスギスイッチON!(コスギフェスタ実行委員会)、カワサキミュージックキャスト、グランツリー武蔵小杉、株式会社ホワイトウルフ、株式会社ケーソニック、株式会社ホクシン、オフィス・アイム株式会社、学校法人大西学園、フードハウス大野屋
連携番組 かわさきFM(79.1MHz)コスギスイッチON!
http://radioksg.com/

■タイムテーブル(※時間は変動する場合があります)
11:00~ オープニング(開会挨拶、記念撮影、署長対談)
11:20~ ライブ:川崎純情小町☆①
11:45~ トーク:コスギスイッチON!&かわさきFM紹介
12:00~ トーク:中原警察署 生活安全課
12:15~ ライブ:Eyes' with Yuuki①
12:45~ トーク:災害フードフェス紹介 
13:00~ トーク:中原警察署 警務課
13:15~ ライブ:川崎純情小町☆②
13:45~ トーク:防犯&防災
14:00~ トーク:中原警察署 交通課
14:15~ ライブ:Eyes' with Yuuki②
14:45~ トーク:地元愛!武蔵小杉のキーパーソン
15:00~ トーク:中原警察署 刑事課・警備課
15:30~ フィナーレ演奏(16:30頃まで)
神奈川県警察音楽隊、大西学園吹奏楽部、ダンス部など

■出店
特設ブース ●ホワイトエンジェルス
●神奈川県警察第二機動隊
●ミニ白バイ
災害フードフェス ●はたらくらす
●幸区盛り上げ隊!
●ラジオコスギプロジェクト
●やきとり家すみれ武蔵小杉店
●非営利型一般社団法人FA普及協会FAVT
●おいしいミニ炊き出しブック政策実行委員会

神奈川県では、1871年(明治4年)11月27日に制定された「県治条例」により、邏卒(らそつ)課が設置されました。
この邏卒職務規則の中に登場したのが、「交番」という用語です。

神奈川県警においてはこれを由来として、毎月27日を「交番の日」としています。

毎月の「交番の日」には一日警察署長を任命してのイベントが開催されていますが、今回は「コスギスイッチON!」等とのコラボレーションにより、拡大イベントとして準備が進められてきました。

■「MCオン」と「DJ Keiko」
MCおん 

今回の「交番の日制定記念日イベント」では、「コスギスイッチON!」のパーソナリティ「MCオン」DJ Keiko」が登場し、中原警察署各部署とのトークを展開します。

■川崎純情小町☆
「川崎純情小町」

■大西学園中学校・高等学校吹奏楽部
大西学園中学校・高等学校吹奏楽部 

またステージイベントでは、「川崎純情小町☆」、「大西学園吹奏楽部」「ダンス部」に加えて、神奈川県警察音楽隊、として神奈川県サギ撲滅合戦でグランプリを受賞した「Eyes' with Yuuki」も出演を予定しています。

■パトカー・ミニ白バイなどの展示
パトカーの展示

中原警察署の臨時交番
 
会場にはパトカーやミニ白バイ、指揮官車など、普段はなかなか見ることができない警察車両も登場します。

内容は状況により変更される可能性がありますが、各車両での記念撮影が可能です。

 ■イベントが開催される「こすぎコアパーク」(写真はコスギブルーパーク開催時)
こすぎコアパークの「コスギブルーパーク」

さらに今回はこすぎコアパークに8つのテントが並び、「災害フードフェス」も開催されます。

ここでは備蓄品の缶入りクラッカーやアルファ米、備蓄品と手近なものでつくるキャンプ飯アレンジなどが展開される予定です。

「一日警察署長」のセレモニーに終わらないイベントに仕上がっていますので、平日日中ではありますが駅前に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

【関連リンク】
神奈川県警察ウェブサイト 交番の日
中原警察署 ウェブサイト
川崎純情小町☆ ウェブサイト
Eyes' with Yuuki ウェブサイト

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2017年
11月25日

「第6回関東労災病院 病院祭」レポート:腹腔鏡手術・縫合体験などドクター体験新企画などが好評、創立60周年の歴史特別展示も実施

【Reporter:はつしも】

2017年11月23日(木)に、「第6回 関東労災病院病院祭」が開催されました。
毎年人気の「病院見学ツアー」に加え、ドクター体験では腹腔鏡手術や皮膚の縫合など、新企画も登場して多くの方が楽しみました。

■関東労災病院
関東労災病院

関東労災病院は、1957年に木月住吉町に開院した大規模病院です。
地域に開かれた「地域のランドマーク病院」であることをコンセプトとし、毎年この時期に「病院祭」を開催しています。

■見学ツアー・手術室の見学
手術室の見学

病院祭で毎年たいへん好評なのが、見学ツアーです。
見学ツアーでは、恒例の手術室の見学などが行われました。

■手術台体験
手術台体験

■手術台の暖房
手術台の暖房

こういった見学では、一般に触れる範囲が非常に限られていることが多いものですが、関東労災病院の見学ツアーは、かなりフリーにあれこれ触れるのが特徴です。
手術台はもちろん、実際に乗ってみることができます。

手術台では、上部から涼しい風が吹いてくるのが感じられました。
実際の手術では患者は裸の状態ですから、体を温める暖房(ふとん乾燥機のような温風装置)が取り付けられていました。

■メロン、イチゴ、バニラの香り
メロン、イチゴ、バニラの香り
 
手術にのぞむ患者は、当然ながらたいへん緊張しています。
特にお子さんなどは、不安な気持ちになるでしょう。

それを少しでも和らげるために、関東労災病院の手術室ではお子さん向けにフルーツの香りを用意しています。

■電気メス
電気メス

電気メス

こちらはオリンパスの電気メスです。
オリンパスというとカメラのイメージが強いかもしれませんが、医療用機器でも存在感のある企業です。

■たいへん多くの手術器具
たいへん多くの手術器具

手術にあたってはメスだけでなく、多くの器具が必要となります。
一見同じように見える器具でも、先端部分が少しずつ異なっていました。

見学ツアーではスタッフの方がひとつひとつ用途を教えてくれます。

■黒い線の入ったガーゼ
黒い線の入ったガーゼ

黒い線の入ったガーゼ

手術で使用するガーゼには、黒い線が入っています。
これはうっかり体内に残してしまった祭、レントゲンで確認できるようになっているのです。

■「私、取り残ししないので」
「私、取り残ししないので」

もちろん手術の際に取り残しせず、きちんと回収するのが基本です。

「私、取り残ししないので」

…これは、テレビドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」の定番台詞のアレンジですね。

■「患者確認、してる?」
患者確認、してる?

■「確認ファースト」
確認ファースト

■「安全ふぁーすと!」
「安全ふぁーすと!」

その他、今年ブレイクのお笑い芸人さんや某政党の名称など、今年も関東労災病院はしっかり時事ネタを押さえてきます。

一昨年は「ルーチン(五郎丸ポーズ)」などを取り入れていまして、本サイトでもご紹介をしておりました。


そして今年の見学ツアーでは、数年ぶりに「MRI」の見学が復活しました。

MRIはきわめて強力な磁力を発生させているため、相当重量がある物体でもとてつもない力で引っ張られます。
そのためカメラなど金属類の持ち込みはできませんが、小さな金属を内部に仕込んだ発泡スチロールのボールが配られて、磁力を体験することができました。

今回はシーメンス製の新しいMRIで、以前見学したものに比べ、磁力が約2倍だということです。

また、見学ツアーでは毎年屋上ヘリポートの見学がありますが、今年は午前中が悪天候のために中止になってしまいました。
今年は屋上レポートはありませんので、ご了承ください。

■新棟1階での各種体験・健康企画
新棟1階での各種体験・健康企画

■医師体験の「心臓マッサージ」
医師体験の「心臓マッサージ」

続いて、新棟1階での各種体験・健康企画をご紹介していきましょう。
こちらは心臓マッサージです。

心臓マッサージは、遠慮せずに力を入れてマッサージをするのがポイントです。
その際に肋骨が折れたりすることもあるようですが、蘇生のためには致し方ないですね。

■医師体験「腹腔鏡手術」
腹腔鏡手術

今回は新企画として、「腹腔鏡手術体験」が行われていました。
これは上部の拡大モニターを見ながら、レバーを操作するように精緻な動きをさせるものです。

■ビーズの移動
ビーズの移動

体験では小さなビーズを挟んで移動させることをミッションとしていましたが、これがかなり難しかったです。

外科医の方は、医師国家試験で求められる「専門知識」だけでなく、手先の器用さも重要なスキルとなるわけです。

■医師体験「皮膚の縫合」
皮膚の縫合

またこちらも新企画の「皮膚の縫合」です。
まずは釣り針のようにカーブした針を、傷口に通します。

■出てきた針を引っ張る
出てきた針を引っ張る

出てきた針を引っ張る

傷口をまたいで出てきた針を、ぐいっと引っ張ります。これで糸が通りました。

■糸を器具に巻き付けて、結ぶ
糸を器具に巻き付けて、結ぶ

糸を器具に巻き付けて、結ぶ

糸が通ったら、結びつけます。
お裁縫と同じ要領で、糸を挟んだ器具にくるりと糸を巻きつけてから、両端をギュッと引っ張ります。

■余った糸をカット
余った糸をカット

糸が余っていると邪魔ですから、縫合部分を残してカットします。
これでひと針縫えたことになります。

作業としては比較的シンプルですが、皮膚ですので綺麗に仕上げたいものです。
上手にできるようになるには、経験が必要ではないでしょうか。

医師体験は、一通りコースを体験するとりっぱな「修了証」が貰えました。
未来の医師が、誕生した瞬間かもしれません。

■手洗い体験
手洗い体験

手洗い体験

手洗いは毎日やっていることですが、実際には十分できていないことがあります。
それをチェックするのが、「手洗い体験」です。

まずは特定の光に反応する薬品を手に塗り付けてから、手を洗います。
しっかりと薬品を落とすことができたでしょうか?

■洗い残し部分が光る
洗い残し部分が光る

光っているのが、洗い残し部分です。
爪の部分などが、残りがちですね。

■カロリーや塩分、糖分などのチェック
カロリーや塩分、糖分などのチェック

カロリーや塩分、糖分などのチェック

病院祭では、健康に関する企画も多数用意されています。
このコーナーでは、さまざまなおせんべいやケーキなどのカロリー、塩分、糖分などを確認することができました。

「これは少なそう、多そう…」と予測して見ていくと、意外な発見があります。

■体の不自由な方向けの器具
体の不自由な方向けの器具

この鉛筆に巻き付けた器具は、握力の弱い方でも鉛筆が使いやすくなるサポート器具です。
他にも、お箸など、日常的に利用するサポート器具が多数展示されていました。

■車椅子・松葉杖・ギプス体験
車椅子・松葉杖・ギプス体験

車椅子・松葉杖・ギプス体験

こちらは車椅子や松葉杖、ギプスなどの体験です。
実際に利用してみると、体を動かすのがたいへんなことがわかります。

こういった器具は他人事のように思いがちですが、実際にはいつお世話になることになるかわかりません。
利用される方の立場に立ってみることも、大切かと思います。

■豆つかみゲーム
豆つかみゲーム

恒例の豆つかみゲームです。
小さい豆と大きい豆の2種類、大人の部と子供の部で30秒以内にいくつ豆を運べるか競争しました。

■健康チェック
健康チェック

また今年も、血圧や血管年齢などの健康チェックは健在です。
各種体験企画はお子さん中心ですが、こちらは大人中心です。

年に一度の健康診断では血管年齢などは測定しませんから、こういった機会に自分の数値を知っておくと良いでしょう。

■「関東労災病院60年の歩み」の展示
関東労災病院60周年の歩みの展示

■関東労災病院建設前の風景
建設前の風景

■旧棟の解体工事
旧棟の解体工事

今年は、1957年の関東労災病院創立から60周年にあたります。
これを記念して、今回の病院祭では60年間の歩みを記録する特別展示が行われていました。

ここでは年表に加えて、60年間の間の写真や資料などを見ることができました。

■旧棟の関東労災病院
創立60周年特別企画「関東労災病院の歩み」

創立60周年特別企画「関東労災病院の歩み」
※写真提供:関東労災病院

今回のレポートは、以上です。

「関東労災病院病院祭」は、毎回工夫を重ねて少しずつバージョンアップをしています。
楽しみながら、健康や医療についての理解を深めることができる本イベントは、地域の医療を支える関東労災病院の取り組みとしてたいへん素晴らしいものと思います。

出産などを除いて病院のお世話にならないことが一番良いのですが、長い人生は何があるかわかりません。
まずは健康に気を配りつつ、来年の「病院祭」もまた楽しみにしております。

【関連リンク】
関東労災病院 ウェブサイト
2009/1/8エントリ 関東労災病院の新棟
2009/5/25エントリ 武蔵小杉で出産する:関東労災病院(前編)
2009/5/26エントリ 武蔵小杉で出産する:関東労災病院(後編)
2012/12/9エントリ 関東労災病院の病院見学会レポート:屋上パノラマと多彩な催しで初開催
2013/10/3エントリ 「第2回関東労災病院 病院祭」が2013年10月27日(日)開催
2014/11/8エントリ 「第3回関東労災病院 病院祭」レポート:手術室見学から医師・薬剤師体験まで多彩に開催
2015/1/29エントリ 関東労災病院のバラ園と、事務管理棟・職員宿舎建設計画
2015/11/28エントリ 「第4回関東労災病院 病院祭」開催レポート:武蔵小杉パノラマと、「ルーティン」を大切に支える地域医療
2016/9/13エントリ 「ドクターX」などで登場、関東労災病院で勝村政信さん・谷原章介さんのサインを展示、「もとすみフォトクラブ」写真展も開催中
2016/11/3エントリ 「第5回関東労災病院 病院祭」レポート:見学ツアー・ドクター体験・レントゲンクイズ・健康チェックなど企画充実
2016/11/15エントリ 「第5回関東労災病院 病院祭」レポート番外編:武蔵小杉の最新パノラマと、元住吉・新川崎・二子玉川など周辺の眺望
2017/10/25エントリ 「第6回関東労災病院 病院祭」が11月23日(木・祝)開催、見学ツアー・各種体験企画に加え創立60周年記念の歴史展示を実施

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2017年
11月24日

イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店1階・アンジェリークニューヨーク跡地に「いきなり!ステーキ」が12月8日(金)頃出店決定、ブレーメン通り商店街に続き店舗拡大

【Reporter:はつしも】

イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店1階の「アンジェリークニューヨーク」跡地に、「いきなり!ステーキ」が出店することが決定しました。
オープン日は12月8日(金)頃を予定しており、すでに出店区画には専用のダクトが設置完了しています。

■イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店1階の「アンジェリークニューヨーク」跡地
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店1階の「アンジェリークニューヨーク」跡地

「いきなり!ステーキ」が出店する区画は、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の1階角地にあります。
ここは人通りの多い交差点に面しており、専用の出入口も設置されていることから、これまでに「ファーストキッチン」「アンジェリークニューヨーク」と、飲食系のテナントが入居してきました。

■出店区画に新設されたダクト
出店区画に新設されたダクト

本サイトでは、2017/11/22エントリにおいて、この出店区画に専用のダクトが新設されたことをお伝えしていました。
元々飲食テナントが入ってきたわけですから、換気機能自体はあったはずです。

そこにわざわざダクトを設置して排気能力を大幅に増強したかたちで、ここから次のテナント像を推測することができました。
「いきなり!ステーキ」の出店は、こうした経緯からは順当と言えるものでしょう。

■「いきなり!ステーキ」の既存店
「いきなり!ステーキ」の既存店

■「いきなり!ステーキ」の「ワイルドステーキ(300g)」
「いきなり!ステーキ」の「CABワイルドステーキ」

「いきなり!ステーキ」は、ペッパーフードサービスが2013年から展開するステーキ専門チェーンです。
店舗の急速な拡大を続け、武蔵小杉周辺ではブレーメン通り商店街に店舗があります。

■「いきなり!ステーキ」の立ち食い席
立ち食い席

同チェーンは立ち食いスタイルを基本としていまして(座席のある店舗もあり)、省スペースでの出店が可能です。

「アンジェリークニューヨーク」跡地の面積でも、十分展開できるでしょう。

ステーキ店ですから、排気の手当てが必要です。
新設されたダクトはイトーヨーカドーの外壁を伝って、建物上部から排気されるようになっています。



■イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の「ダイソー」
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の「ダイソー」

■同「サイゼリヤ」
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の「サイゼリヤ」

■同「ノジマ」
同「ノジマ」

■同「銘菓売場」と「セブンカフェ」
同「銘菓売場」と「セブンカフェ」

イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店では、近年店舗の入れ替えを続けています。
そうした中で「ダイソー」「サイゼリヤ」「ノジマ」など、新しい外部テナントで商業施設としての集客力を強化しています。

今回の「いきなり!ステーキ」の出店により、とりあえず空き区画は全て埋まったかたちになりますが、また今後売場の再編は行われていくのではないでしょうか。

【関連リンク】
いきなり!ステーキ ウェブサイト
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店 ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:スーパーマーケット イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店
2016/10/28エントリ 「ダイソーイトーヨーカドー武蔵小杉駅前店」本日オープン、220坪で旧店舗の9割以上の売場面積を確保/新星堂に続き中原ブックランドイトーヨーカドー店閉店
2017/8/10エントリ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店2階「武蔵小杉ライフ10周年記念写真展」向かいに「サイゼリヤ」が本日オープン
2017/9/7エントリ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店で続く売り場刷新。1階「アンジェリークニューヨーク」9月17日(日)閉店、地下1階「ポッポ」9月24日(日)閉店決定
2017/11/22エントリ 「ノジマ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店」本日プレオープン、地下1階「ポッポ」跡地に「セブンカフェ」イートインコーナーも開設

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2017年
11月23日

川崎フロンターレオフィシャルスーツサプライヤー「ORIHICA」がグランツリー武蔵小杉にフロンターレ特別仕様でオープン、西武・そごう跡地12月8日改装オープンに「パリミキ」が加わる

【Reporter:はつしも】

グランツリー武蔵小杉に、11月22日(水)に新装オープン第一陣がやってきました。

川崎フロンターレのオフィシャルスーツサプライヤー「ORIHICA(オリヒカ)」、オーダーメイド枕の「B-DESIGN」(じぶんまくら)、携帯電話キャリアの「SoftBank / Y!mobile」、そして西武・そごう跡地の「ポロ ラルフローレンチルドレン」の4店舗が一斉オープンしました。

また新装オープン第二陣となる12月8日(金)には、西武・そごう武蔵小杉SHOP跡地に眼鏡の「パリミキ」が出店することが告知されました。

■「ORIHICA(オリヒカ)」グランツリー武蔵小杉店
オリヒカ グランツリー武蔵小杉店

「ORIHICA(オリヒカ)」グランツリー武蔵小杉店は、3階の「ビジネスエキスパート」跡地に出店しました。

イトーヨーカドーのプライベートブランド店舗を閉鎖して、同じスーツショップを交代で入れたかたちになります。

■川崎フロンターレのフォトスポット
川崎フロンターレのフォトスポット

ORIHICA meets Frontale

「ORIHICA」は、これまでにもご紹介してきた通り、川崎フロンターレのオフィシャルスーツサプライヤーです。

今回オープンしたグランツリー武蔵小杉店は、川崎フロンターレの本拠地のお膝元ということもあり、店舗全体がフロンターレの特別仕様になっています。

まずは店頭にこのようなフォトスポットが設置されていました。
ハッシュタグ #orihica_frontale をつけての投稿が推奨されています。

■漫画家 高橋陽一先生からの花とTシャツ
漫画家 高橋陽一先生からの花とTシャツ

フォトスポットの隣には、人気サッカー漫画「キャプテン翼」の作者である高橋陽一先生からの花とTシャツも届けられていました。

■壁面のフロンターレカラー
壁面のフロンターレカラー

■「ORIHICA meets Frontale」
ORIHICA meets Frontale

■川崎フロンターレのユニフォーム
川崎フロンターレのユニフォーム

■川崎フロンターレの写真パネル展示
川崎フロンターレの写真パネル 

ORIHICAグランツリー武蔵小杉店の店内は、各所に川崎フロンターレのデザインが施されています。
フロンターレを応援する方は、店内を回る楽しみが多いと思います。

また今後、川崎フロンターレ関連のイベントも開催することも予定されているとのことです。
決定の際には川崎フロンターレのウェブサイト等で告知されますので、チェックしてみてください。



■同日オープン「SoftBank / Y!mobile」(ギャローリア跡地)
同日オープン「SoftBank / Y!mobile」 
 
■同日オープン「B-DESIGN」(じぶんまくら)
B-DESIGN(じぶんまくら)

■同日オープン「ポロ ラルフローレンチルドレン」
同日オープン「ポロラルフローレンチルドレン」

ポロラルフローレンチルドレン 

冒頭にご紹介した通り、11月22日は、「ORIHICA」以外にも、「SoftBank / Y!mobile」(ギャローリア跡地)、「B-DESIGN」(じぶんまくら)(ヨロズマート跡地)、「ポロ ラルフローレンチルドレン」(西武・そごう跡地)がオープンしました。
 
■「じぶんまくら」でのオープン告知
11月22日オープンが告知された「じぶんまくら」

このうち「B-DESIGN」は、従来「じぶんまくら」の店舗ブランドでの出店が予定(現地でも「じぶんまくら」で直前告知)されていましたが、兄弟ブランドの「B-DESIGN」でのオープンとなりました。



さて、これらに続いて12月8日(金)が新装オープン第二陣となります。

これまでに「ハンカチーフギャラリー」「comodoz(コモドス)」「ネスプレッソ ポップアップストア」「マンハッタナーズ」の出店をお伝えしてきましたが、これに「パリミキ」が加わることになりました。

■「パリミキ」の12月8日オープン告知
パリミキのオープン告知

こちらは、「西武・そごう武蔵小杉SHOP」跡地の仮囲いに掲出されていた「パリミキ」のオープン告知です。

12月8日(金)、「西武・そごう武蔵小杉SHOP」跡地に出店となるということでしょう。

■かつてフーディアム武蔵小杉にあった「パリミキ」
閉店セール実施中のパリミキ武蔵小杉店

「パリミキ」といえば、フーディアム武蔵小杉開業時に出店したものの、2009年9月に閉店に至りました。
今回はそれから8年が経過してのリベンジとなります。

■オープンが12月に変更された「マッキントッシュフィロソフィー」
マッキントッシュフィロソフィーのオープン告知

そしてこちらは、西武・そごう武蔵小杉SHOPで営業していた「マッキントッシュフィロソフィー」のリニューアルオープン告知です。

当初、同店は11月に営業再開を告知していましたが、12月にずれ込みとなりました。

■オープン時期「11月」⇒「12月」への上書き
オープン予定時期の上書き

このポスターをよく見ると、オープン時期が「NOVEMBER(11月)」⇒「DECEMBER(12月)」に上書きされていました。

ポスターが完成したのちに、土壇場で予定が変更になったことがわかります。

■グランツリー武蔵小杉の新店舗オープン一覧
オープン日 名称 出店場所
11月22日(水) B-DESIGN(じぶんまくら)(オーダーメイド枕) 3階
ヨロズマート跡地
11月22日(水) オリヒカ(ORIHICA)(スーツ) 3階
ビジネスエキスパート跡地
11月22日(水) SoftBank / Y!mobile(携帯電話キャリア) 3階
ギャローリア跡地
11月22日(水) ポロ ラルフローレンチルドレン(アパレル) 2階
西武・そごう跡地
12月8日(予定) ハンカチーフギャラリー(ハンカチ) 不明
12月8日(予定) コモドス(comodoz)(本革バッグ) 2階
西武・そごう跡地が有力
12月8日(予定) ネスプレッソ ポップアップストア(コーヒー)(※約1か月の期間限定) 不明
12月8日(予定) マンハッタナーズ(ハンドバッグ等) 不明
12月8日(予定) パリミキ(メガネ) 西武・そごう跡地
12月中 マッキントッシュフィロソフィー(アパレル) 2階
西武・そごう跡地(営業再開)

■「西武・そごう武蔵小杉SHOP」跡地の出店状況
「西武・そごう武蔵小杉SHOP」のオープン予定
※出店区画が「西武・そごう武蔵小杉SHOP」跡地確定のみ記載

ここで、出店状況を再度アップデートしておきましょう。

「西武・そごう武蔵小杉SHOP」のフロアマップは、出店区画が「西武・そごう武蔵小杉SHOP」と確定できたもののみ記載しています。

しかしながら、現状「西武・そごう武蔵小杉SHOP」以外の空き区画は、イトーヨーカドーのプライベートブランドショップ「ケント」跡地のみですから、上記リストの12月8日オープンのほとんどは「西武・そごう」跡地への出店と考えてよいわけです。

となると、「西武・そごう」跡地は、現状の情報からすると大胆な用途転換はなく、従来通り百貨店に多く出店するファッション・雑貨等のテナントが入れ替わりで入る形になっています。

ただ、現状判明しているテナントでどこまでの面積を占めるのかはわかりませんので、引き続き注視してまいりたいと思います。

【関連リンク】
川崎フロンターレ オフィシャルスーツサプライヤー ORIHICAグランツリー武蔵小杉店 コラボデコレーションショップオープンのお知らせ
オリヒカ ウェブサイト グランツリー武蔵小杉店11月22日OPEN
パリミキ ウェブサイト
マンハッタナーズ ウェブサイト
ハンカチーフギャラリー ウェブサイト
コモドス ウェブサイト
ネスプレッソ ウェブサイト
じぶんまくら ウェブサイト
 ・ポロラルフローレンチルドレン ウェブサイト
マッキントッシュフィロソフィー ウェブサイト
グランツリー武蔵小杉 ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:大型商業施設 グランツリー武蔵小杉
武蔵小杉ブログ グランツリー武蔵小杉関連エントリ

(西武・そごう武蔵小杉SHOP関連等)
2017/5/16エントリ グランツリー武蔵小杉の「西武・そごう武蔵小杉SHOP」が2017年8月末頃撤退決定、川崎市内から百貨店が消滅へ
2017/6/9エントリ グランツリー武蔵小杉「西武・そごう武蔵小杉SHOP」の閉店日が2017年8月27日(日)に決定、本日6月9日より「ご愛顧感謝閉店売りつくしセール」がスタート
2017/8/27エントリ グランツリー武蔵小杉「西武・そごう武蔵小杉SHOP」が本日営業終了、専門ブランドエリアは存続へ。ラルフローレン・セオリー・マッキントッシュフィロソフィーは9月8日以降営業再開
2017/8/30エントリ グランツリー武蔵小杉の「西武・そごう武蔵小杉SHOP」「ハーネスドッグ」閉店跡地が閉鎖。オーダーメイド枕の「じぶんまくら」が2017年11月出店決定
2017/9/8エントリ グランツリー武蔵小杉・旧西武・そごうの「ポロ ラルフローレン」「セオリー」が本日営業再開、ヨーカドーPBブランドのギャローリア・Kent・ビジネスエキスパートが9月24日同時閉店
2017/10/22エントリ グランツリー武蔵小杉に「ポロ ラルフローレンチルドレン」「ORIHICA」が11月出店決定、「チルドレン」は西武・そごう武蔵小杉SHOP跡地のラルフローレンが増床
2017/11/8エントリ グランツリー武蔵小杉にハンカチーフギャラリー・コモドス・ネスプレッソが12月8日頃出店決定、既報のじぶんまくら・オリヒカ・ポロ ラルフローレンチルドレンが11月22日オープン発表
2017/11/10エントリ グランツリー武蔵小杉にNY発の「猫」アートブランド「マンハッタナーズ」が12月8日出店決定、11月22日・12月8日の2段階で新店舗一斉オープンへ

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2017年
11月22日

「ノジマ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店」本日プレオープン、地下1階「ポッポ」跡地に「セブンカフェ」イートインコーナーも開設

【Reporter:はつしも】

本日11月22日(水)9時、「ノジマ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店」がプレオープンしました。
グランドオープンは11月25日(土)となりますが、一部招待客限定などではなくほぼ通常オープンとなりました。

2006年の「サトームセン」閉店以来、武蔵小杉駅前地区に11年ぶりの家電量販店復活となります。

■「ノジマ」オープンの懸垂幕が登場したイトーヨーカドー武蔵小杉駅前店
「ノジマ」オープンの懸垂幕が登場したイトーヨーカドー武蔵小杉駅前店

■5階の「ノジマ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店」
5階の「ノジマ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店」

「ノジマ」は、神奈川県を地盤とする家電量販店です。
中原区内では「川崎中原店」が2014年12月に宮内でオープンしており、それから3年後、ついに駅前に登場することになりました。

今回の新店舗は、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の5階に出店しました。
これによりイトーヨーカドー従来の売り場については、各フロアにそれぞれ再編されています。

■スマートフォン売場
スマートフォン売場

■パソコン売り場
パソコン売り場

■家電売り場
家電売り場

家電売場

家電売場

■カメラ売場
カメラ売場

■ゲーム売場
ゲーム売場

「ノジマ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店」は、スマートフォン、パソコン、AV、カメラ、家電、エアコン、ゲームと一通りのジャンルは取り扱っています。

大型店とはいえませんので個別の品揃えに限界はあります。新商品や売れ筋のアイテム、また消耗品などであればお買い物ができるでしょう。

また同店では販売だけでなく、修理や下取りの受け付けも行っています。
これは近場にできると便利ではないでしょうか。

dポイント、auWALLETポイントアップも取り扱いがありますので、普段活用されているポイントサービスによってはメリットが出てきます。

■「ノジマ 川崎中原店」
「ノジマ 川崎中原店」

さて、今回の出店により、武蔵小杉周辺の家電量販店の勢力図が変動いたします。
武蔵小杉駅前~宮内までの府中街道沿いを「ノジマ」2店舗が押さえ、武蔵中原でマルエツ内の「ヤマダ電機」がこれに対抗する構図となりました。

それぞれ距離がありますから住み分けはできるでしょうが、影響が全くないとは言えないと思います。

立地では優位に立つ「ノジマ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店」の今後の集客状況についても、注目が集まるところです。



■「セブンカフェ」イートインコーナーのご案内
地下1階イートインコーナーのご案内

そして今回、地下1階に整備されたのがイートインコーナーです。
ここに「セブンカフェ」が設置されたほか、イトーヨーカドー店内で購入したものを食べることができます。

■地下1階でスタートした「イートインコーナー」
地下1階でスタートした「セブンカフェ」

イートインコーナー

■「セブンカフェ」の設備
セブンカフェの設備

■電子レンジと「おいしい水」
電子レンジと「おいしい水」

この区画は従来「ポッポ」がありましたが、閉店後に銘菓売り場になりました。
その一角に座席スペースが残されていたものが、綺麗に改装されています。

セブンカフェの設備のほか、電子レンジなども完備していました。
店内で購入したお弁当などを、ここで温めることができるわけです。

■1階「アンジェリークニューヨーク」跡地のダクト新設
1階「アンジェリークニューヨーク」跡地のダクト新設

また、1階「アンジェリークニューヨーク」跡地はまだ空き区画のままですが、先日外側の駐輪場を一部閉鎖した工事が行われていました。
その仕上がりを見てみたところ、外壁をつたうダクトが新設されていました。

ダクトは「アンジェリークニューヨーク」跡地から外壁に出て上に伸び、建物上部で排気をするようになっています。

今後どうなるかはわかりませんけれども、わざわざダクトを設置するということは、今後それが必要となるような業種の出店を想定しているのではないでしょうか。
普通に考えれば、飲食系ということになろうかと思います。

イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店は、近年売場の再編を進めています。
1983年の開業以来34年の歴史を重ね、変化に対応していくことが必要とされているのでしょう。

■イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店

【関連リンク】
(ノジマ関連)
ノジマ ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:家電量販店 ノジマ川崎中原店
2014/9/30エントリ 11月9日閉店「ライフ宮内店」跡地に家電量販店「ノジマ」が今冬オープン決定
2014/11/2エントリ 「ライフ宮内2丁目店」11月18日(火)オープン、「ノジマ川崎中原店」12月オープンへ
2014/12/7エントリ 中原区に、家電量販店登場。「ノジマ川崎中原店」オープン

(イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店関連)
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店 ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:スーパーマーケット イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店
2017/9/7エントリ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店で続く売り場刷新。1階「アンジェリークニューヨーク」9月17日(日)閉店、地下1階「ポッポ」9月24日(日)閉店決定
2017/9/26エントリ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店に「ノジマ」が2017年11月出店決定、11年振りに武蔵小杉駅前に家電量販店が復活
2017/11/13エントリ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店5階の「ノジマ」が11月22日(水)プレオープン・25日(土)グランドオープン決定、22日は武蔵小杉のオープンラッシュに

(その他出店関連)
2017/7/27エントリ リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉近接「スーパーホテルLohas武蔵小杉駅前」が2017年11月22日グランドオープン決定、天然温泉「徳川・鷹狩の湯」を備え事前予約スタート
2017/11/10エントリ グランツリー武蔵小杉にNY発の「猫」アートブランド「マンハッタナーズ」が12月8日出店決定、11月22日・12月8日の2段階で新店舗一斉オープンへ

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2017年
11月21日

「第12回なかはら子ども未来フェスタ」が11月25日(土)に中原区役所で開催、パラスポーツ体験やコスギカレーフェス連携企画「みんなのカレーの思い出」最終展示などを実施

【Reporter:はつしも】

2017年11月25日(土)に、中原区役所において「第12回なかはら子ども未来フェスタ」が開催されます。

「なかはら子ども未来フェスタ」は、中原区役所で毎年開催されている子供向けのイベントです。
ステージでの人形劇・ダンス・音楽、さまざまな創作体験、読み聞かせなどが、中原区で活動する市民グループによって展開されます。

また今回は、18日に開催された「なかはら福祉健康まつり」に引き続き、パラリンピック公式種目「ボッチャ」の体験イベントも行われる予定です。

なかはら子ども未来フェスタ

■第12回なかはら子ども未来フェスタの開催概要
日時 2017年11月25日(土)10:00~15:00
会場 中原区役所(1階・4階・5階および区役所前広場)
参加費 無料
Web 中原区 なかはら子ども未来フェスタを開催します!
チラシ表面(PDF)
チラシ裏面(PDF)
主催 なかはら子ども未来フェスタ実行委員会
問い合わせ 中原区役所地域みまもり支援センター 地域ケア推進担当
tel044-744-3257

■屋外イベント
正面玄関前 ●子育て関連フリーマーケット(ひよこクラブ)
●折り染めワークショップ(ひなた村8番地)
●ステンドアート(工芸作家ケン・木村)
●パラスポーツ体験(ボッチャ・競技用義足体験)(東京ガス)
区役所前広場 ●やきそば(中原区子ども会連合会)
●つきたて餅(おやじの会)
●シフォンケーキ・クッキー(お菓子工房しいの実)
●手作りパン(あんてろーぷ)
●カレー(KOSUGI CURRY)
●コーヒー(スターバックスコーヒー)
●飲み物(フェスタ実行委員会)
ウッドデッキ ●折り紙ヒコーキ講座(川崎パパ塾)

■折り染めワークショップ
和紙染め 

■「パパ塾」の折り紙ヒコーキ講座
「なかはら子ども未来フェスタ」での紙飛行機作り

■4階
飲食・休憩コーナー ●野菜を使ったおやつの試食コーナー( 中原区食生活改善推進員連絡協議会)
●食育の活動紹介、紙芝居、エプロンシアター 等(中原区食育推進分科会)
●食育推進のための中身当てゲーム(生活協同組合ユーコープ)
●野菜スタンプでアート(プレイセンターかんがるー)
飲食・休憩コーナー前 知育玩具に触れてみよう等(中原区地域自立支援協議会)

■食育の活動紹介
「食と健康の情報発信」 

■5階
501号室
つくってあそぼう!
●消防体験コーナー(中原消防署)
●手形づくり(中原区こども文化センター)
●紙コップで遊ぼう、紙皿タンバリンを作ろう(中原区公営保育園/中原区地域子育て支援センター)
●やってみよう!アートバルーン(中原区子ども会連合会)
●積み木
502・503号室 ※ステージイベント(詳細後記)
504号室 ●絵本の読み聞かせコーナー(中原図書館・読み聞かせボランティアグループ)
505号室 ●おもちゃの病院(ひとみ座文庫)(受付:12時まで)
※壊れたおもちゃの修理をします。材料費実費、1家族3点まで。
●双子ちゃん用品リサイクル(ピーナッツ)
●バルーンアート(くまちゃん)
506号室 ●赤ちゃんひろば
●授乳・オムツ替えコーナー
●子育ておしゃべりコーナー
(中原区子育て支援推進実行委員会)
507号室 ●キットパスで遊ぼう(ゆうずうむげwithティーチャーズ)
●おえかき
●ぬりえ
●めいろ
●折り紙
区民活動交流センター「なかはらっぱ」 ●本部・救護センター

■お絵かきコーナー
お絵かきコーナー 

■バルーンアート(本サイト作品)
本サイト作品「カタツムリ」 

■4階・5階展示コーナー
市民グループ等活動展示 アンパンマンキッズ/国際子育て広場「コアラ」/プレイセンターかんがるー/ひよこクラブ/多胎児育児支援ピーナッツ/中原区食生活改善推進員連絡協議会/中原区食育推進分科会/しゃんぐりらこども家庭支援センター/中原区地域子育て支援センター/中原区公営保育園/中原区こども文化センター/中原区地域教育会議/かわさき助産師ネットワークSun²/保育ボランティアグループ「にじの会」/NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント パパママパーク・こすぎ/こども未来局青少年支援室/川崎市人権オンブズパーソン/中原区子育て支援推進実行委員会

■ステージ(5階502・503号室)

10:15~ 人形劇「ぶたぶたこぶた」(人形劇団ひとみ座
10:40~ 世界のファッションショーと英語で遊ぼう(国際子育てひろば「コアラ」
11:10~ ミニコンサート(吹奏楽)(ママブラスLargo(ラルゴ)
11:40~ たのしく食べる!食育フロンターレ講座(川崎フロンターレ中原アシストクラブ&Dole)
12:00~ なかはら親子体操(ミミケロはっぴいダンス)(中原区総合子どもネットワーク)
休憩  
13:00~ キッズチアダンス(KOSUGI Jewelsキッズチアダンスチーム
13:10~ キッズフラダンス(アネラ)
13:30~ キッズダンスパフォーマンス(キャンディキッズ)
13:50~ チアリーディング(川崎チアリーディングチームRAINBOWS
14:10~ チアリーディング(川崎キッズチアリーディングクラブBAMBIES
14:30~ チアリーディング(県立住吉高校チアリーディング部LANCERS)

■「たのしく食べる!フロンターレ食育講座」
フロンターレ食育講座 

川崎市では、「かわさきパラムーブメント」と題し、2020年の東京オリンピック・パラリンピック、2024年の市制100周年に向けて障害のある方などが生き生きと暮らすうえでの障壁となっている課題に立ち向かうことを表明しています。
その一環として、今回の「なかはら子ども未来フェスタ」では、パラリンピック正式種目の「ボッチャ」や、義足の体験などが行われます。

■「ボッチャ」の紹介動画(NEC)


「ボッチャ」は、重度脳性まひまたは同程度の四肢重度機能障がい者のために欧州で考案されたスポーツです。
ジャックボールと呼ばれる白いボールを目標として、赤・青のボールを6球ずつ投げていかに近づけるかを競う、考え方としてはカーリングに似た競技です。

体に不自由があってボールを投げることができなくても、自分の意思を介助者に伝えることができれば参加が可能です。
その場合は「ランプ」と呼ばれる勾配器具を使ってボールを転がすことになります。

「ボッチャ」は、すでにご紹介した通り、11月18日に開催された「なかはら福祉健康まつり」でも体験イベントが行われていました。
2週続けて、中原区役所に登場です。

■2017年6月結成「KOSUGI Jewelsキッズチアダンスチーム」Facebookページ


また「なかはら子ども未来フェスタ」では、毎回キッズから高校生までのチアリーディングチームが登場します。

「コスギフェスタ」など地域イベントでおなじみの「川崎キッズチアリーディングクラブBAMBIES」「県立住吉高校チアリーディング部LANCERS」は本イベントの常連、かつ全国上位レベルの強豪ですが、今回は2017年6月に結成された「KOSUGI Jewelsキッズチアダンスチーム」が新規出演します。

同チームでは、現在メンバーを募集しています。
新しく始める方は、新設チームの方が入りやすいということもあるかもしれませんね。

■区役所前の模擬店
区役所前の模擬店

屋外にはやきそば、つきたて餅、シフォンケーキ・クッキーなどさまざまな出店が並びます。

例年は中原区役所の食堂「レストランなかはら」が「ミミケロカレー」を販売していたのですが、残念ながら同店は今年完全閉店となってしまいました。
そこで今年は代役として「KOSUGI CURRY」が出店し、オリジナルの「ミミケロカレー」を販売する予定です。

■「KOSUGI CURRY」の「ミミケロカレー」
ミミケロカレー
※写真提供:KOSUGI CURRY

またこの出店にあわせて、「KOSUGI CURRY」が発起人となった「第3回武蔵小杉カレーフェスティバル」で集められた、「みんなのカレーの思い出」展覧会も中原区役所の敷地内(建物壁面を予定)で開催されます。

■グランツリー武蔵小杉での「みんなのカレーの思い出」展覧会
グランツリー武蔵小杉での「みんなのカレーの思い出」展覧会

これは地域住民の皆さんが「武蔵小杉カレーフェスティバル」期間中にカレーの思い出を応募するというもので、先行してグランツリー武蔵小杉での展覧会が行われていました。
今回の「なかはら子ども未来フェスタ」での展示が現段階では最終となりますので、まだご覧になっていない方はこの機会にどうぞ。

■「なかはら子ども未来フェスタ」の会場マップ
「なかはら子ども未来フェスタ」の会場マップ
※クリックで拡大します。

【関連リンク】
かわさきパラムーブメント ウェブサイト
一般社団法人日本ボッチャ協会

(なかはら子ども未来フェスタ関連)
2008/11/22エントリ 第3回なかはら子ども未来フェスタ
2010/11/27エントリ 「なかはら子ども未来フェスタ」開催レポート
2011/11/26エントリ 「第6回なかはら子ども未来フェスタ」開催レポート
2014/12/1エントリ 「第9回なかはら子ども未来フェスタ」で開催、「川崎パパ塾」の折り紙ヒコーキ講座
2016/11/26エントリ 「第11回なかはら子ども未来フェスタ」開催レポート:ふろん太くん・太助・ロジーちゃんなどが中原区役所に集結

(武蔵小杉カレーフェスティバル関連)
2017/10/15エントリ コスギフェスタ2017「武蔵小杉カレーフェスティバル」詳報公開、10月16日(月)より21店舗の「カレースタンプラリー」開幕
2017/10/19エントリ 「コスギフェスタ2017」10月20日(金)前夜祭・21日(土)本祭雨天決行が決定、前夜祭のタワレコスペシャルライブにアイドルグループ「ぷちぱすぽ☆」「東京女子流」が出演を発表
2017/10/20エントリ 「コスギフェスタ2017」前夜祭「武蔵小杉カレーEXPO」「タワレコ秋祭りミュージックフェスタ」開催レポート/21日本祭・ハロウィン企画は雨天決行

(川崎パパ塾関連)
川崎パパ塾 Facebookページ
2016/1/31エントリ 「川崎パパ塾」のミニ絵本図書館「パパの本棚」が、中原市民館から「COSUGI CAFE」へ移転
2017/9/25エントリ イクメン育成「川崎パパ塾」が2017年度スケジュールを公開、第1回「夫婦のパートナーシップ」(10月25日開催)の参加者募集をスタート
2017/10/17エントリ 「川崎パパ塾」の2017年度第2回講座「紙飛行機作り」(11月16日)が参加受付スタート、「なかはら子ども未来フェスタ」の紙飛行機ワークショップ準備活動を実施

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2017年
11月20日

多摩川を下る(6):多摩川河川敷から、神奈川県に番組を発信。「アール・エフラジオ日本川崎幸放送局」の送信設備

【Reporter:はつしも】

多摩川サイクリングロードを川崎駅方面に下っていく。「多摩川を下る」不定期連載の第6回です。
今回は「アール・エフラジオ日本 川崎幸放送局」(送信所)をご紹介したいと思います。

■「アール・エフラジオ日本 川崎幸放送局」(送信所)
「アール・エフラジオ日本 川崎幸放送局」(送信所)

前回は、幸区の小向付近で多摩川が大きく湾曲しているところで、川崎競馬場の「川崎小向トレーニングセンター」「練習馬場」をご紹介しました。

そのすぐそばで目に入ってきたのが、こちらの「ラジオ日本」の施設です。

■「ラジオ日本」のロゴ
「ラジオ日本」のロゴ

「ラジオ日本」は、正式名称は「アール・エフラジオ日本」といいまして、横浜市中区に本社を置くAMラジオ放送局です。

「日本」が入った名称のイメージとは違って実は神奈川県を対象にした放送局ですが、実際には関東地方で聴収することができます。
またインターネットサイマルラジオ「radiko」での配信も行っています。

■電波を送る「送信空中線」
電波を送る「送信空中線」

「アール・エフラジオ日本 川崎幸放送局」は、放送局という名称を使っていますが、機能としては電波の中継・送信所としての役割を果たしています。

局施設の向かいの多摩川河川敷には、神奈川県に電波を送る「送信空中線」が設置されています。

■「送信空中線」の上部
空中送信線の上部

■同・下部
同・下部

同・下部

「空中送信線」は、紅白のアンテナと、3方向の支線で構成されています。

多摩川河川敷にあるため、下部は増水に備えてかさ上げがしてあります。

この場所はアール・エフラジオ日本の私有地ではなく、公有地である河川敷の使用許可を得て設置しているものです。

そのため立ち入り禁止等にはなっておらず、施設の近くから見上げることも可能です。
これは全国のラジオ局の中でも珍しいケースのようです。

■支線下部に、針金ハンガーの山
支線下部に、針金ハンガーの山

支線の下部を見ると、なぜか針金ハンガーの山ができていました。

下からではよく見えませんでしたが、これはカラスなどが運んで集めてきたものではないでしょうか。
 


余談ではございますが、本サイト「武蔵小杉ライフ」は、2015年にラジオ日本の番組「かわさきレインボースタジオ」にゲスト出演をさせていただいたことがあります。
(本サイトではあえて、事前の告知等は一切しておりませんでした)

その時、わたくしの声がこの送信所から配信されていたわけですね。

あれから約2年が経過して、「多摩川を下る」シリーズでふたたびラジオ日本と出会うことになるとは思っておりませんでした。

さて、本シリーズももう6回を数えてまいりました。
次回は川崎駅まで到達して、とりあえずの区切りということになろうかと思います。

■「アール・エフラジオ日本川崎幸放送局」のマップ


【関連リンク】
ラジオ日本ウェブサイト
2017/1/26エントリ 多摩川を下る(1):ガス橋を渡る、キヤノン本社への長い出勤行列
2017/2/19エントリ 多摩川を下る(2):中原区・幸区の境界・多摩川を渡る送電線と、古市場小学校前歩道橋からのパノラマ
2017/4/17エントリ 多摩川を下る(3):ランステーション「多摩川交流センター」から見える、新川崎・武蔵小杉・多摩川大橋・「SHISHAMO」出身校の川崎総合科学高等学校
2017/5/5エントリ 多摩川を下る(4):川崎競馬場の練習馬場・小向トレーニングセンターを駆ける競走馬
2017/10/16エントリ 多摩川を下る(5):川崎競馬場の練習馬場(続)・朝練を終えて多摩沿線道路を渡る競走馬

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2017年
11月19日

「2017川崎国際多摩川マラソン」が本日開催、等々力陸上競技場から大西学園吹奏楽部の演奏を背に6,000人が快走

【Reporter:たちばな】

本日、「2017川崎国際多摩川マラソン」が開催されました。
等々力陸上競技場をスタート地点として、6,000人におよぶ市民らが参加しました。

■「2017川崎国際多摩川マラソン」が開催された等々力陸上競技場
「2017川崎国際多摩川マラソン」が開催された等々力陸上競技場

「多摩川国際多摩川マラソン」は、ハーフマラソン、10km、3km、ファミリーファンランニングの4部門から構成される市民マラソン大会です。

もっとも距離の長いハーフマラソンは、スタート地点の等々力陸上競技場から、多摩沿線道路を二子橋まで北上したのち折り返して多摩川河川敷を南下します。多摩川河川敷を古市場で再度折り返して等々力陸上競技場まで戻ってくるコースになっています。

■「ハーフマラソンの部」スタート
「ハーフマラソンの部」スタート 

「ハーフマラソンの部」スタート

一番早く、朝9:30にスタートしたのが「ハーフマラソンの部」です。

たいへん多くの方が参加していますので、一度にスタートはできません。
等々力陸上競技場のトラックをぐるりと先頭が回る頃、まだ後方では出場者が待機地点に並んでいます。

■等々力陸上競技場から外へ
等々力陸上競技場から外へ

トラックを回って、出場者は等々力陸上競技場を出ていきます。
等々力緑地内を通って、多摩沿線道路へと向かうことになります。

■大西学園高等学校吹奏楽部による見送り演奏
大西学園高等学校吹奏楽部の見送り演奏

等々力陸上競技場の前では、大西学園高等学校吹奏楽部の皆さんが並んで、見送り演奏をしていました。

楽器によって演奏の手が空くタイミングでは、出場者の皆さんに手を振ってくれました。

■多摩沿線道路へ
多摩沿線道路へ

多摩沿線道路へ

等々力緑地を北側に抜けると、多摩沿線道路です。
ここからは二子橋まで、多摩沿線道路を北上していくことにあります。

第三京浜付近では、高津高校吹奏楽部とチアリーディング部の応援が、ガス橋付近では平間中学校吹奏楽部の演奏などがそれぞれ行われていました。

ハーフマラソンの道のりは長いですが、このような後押しも参加者の力となったのではないでしょうか。

■交通規制が行われた多摩沿線道路
交通規制が行われた多摩沿線道路

■「10kmの部」折り返し地点
「10kmの部」折り返し地点

本日は「2017川崎国際多摩川マラソン」のために、多摩沿線道路の交通規制が行われていました。
普段は交通量の多い道路ですので、車の姿が消えるとなかなか新鮮です。

本大会はハーフマラソンの部でも4,000円で参加できますし、3kmであれば初めての参加でも無理なく完走できるかと思います。

毎年7月~8月頃に川崎市民先行から募集がありますので、体を動かしてみたい方は一度参加をしてみてはいかがでしょうか。

【関連リンク】
2017川崎国際多摩川マラソン ウェブサイト

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2017年
11月18日

イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店オフィシャルグッズショップのフロンターレ応援「バナナ折り紙」が等々力陸上競技場・ガンバ大阪戦で選手向け展示、グルージャ盛岡「キヅール」も登場

【Reporter:はつしも】

イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の川崎フロンターレオフィシャルグッズショップにおいて、本日開催の「ガンバ大阪戦」を応援する「バナナ折り紙」キャンペーンを展開していたことを2017/11/12エントリでご紹介しました。

その後順調にバナナ折り紙が集まりまして、1,200房に達した折り紙が本日の等々力陸上競技場に届けられました。

■目標の1,000房を超えた「バナナ折り紙」
1,000房に到達したバナナ折り紙

1,000房に到達したバナナ折り紙

バナナ折り紙

バナナ折り紙

バナナ折り紙

バナナ折り紙 

このキャンペーンは、オフィシャルグッズショップの店頭でバナナの折り紙を折って、そこに応援メッセージを書くというシンプルなものでした。

はじまりは基本的に、イトーヨーカドーのオフィシャルグッズショップ(位置づけとしてはイトーヨーカドー運営の売り場)が独自に展開していたものです。

しかし、着々と集まっていくサポーターのメッセージが川崎フロンターレサイドを動かしたかたちになりました。

■等々力陸上競技場でのバナナ折り紙の展示
バナナ折り紙の等々力陸上競技場での展示

「バナナ折り紙」は、選手の目に留まるように、メインスタンド1階の選手出入口に掲示されていました。

一般の観客席などから見ることはできませんでしたが、選手が登場するシーンを移す大型ビジョンの映像で、一瞬その姿が映し出されました。

■ドールランド「オリジナルチョコバナナ作り」
オリジナルチョコバナナ作り

オリジナルチョコバナナ作り

なぜバナナ折り紙かといえば、前回もご紹介した通り、本日開催の「ガンバ大阪戦」はドールの提供によるイベント「ドールランド」が展開されていたからです。

こちらはその企画のひとつ、オリジナルチョコバナナ作りです。

■ドールランド「バナナフリーキック」
ドールランド「バナナフリーキック」

前回のドールランドに引き続き、バナナフリーキックも健在です。

このほかバナナジュースやマスコットキャラクターとのじゃんけん大会など、バナナ関連企画が満載でした。

■グルージャ盛岡のマスコットキャラクター「キヅール」
グルージャ盛岡のマスコットキャラクター「キヅール」

■「キヅール」のコラボグッズ販売
「キヅール」のコラボグッズ販売

また本日の「ガンバ大阪戦」には、特別ゲストとしてJ3の「グルージャ盛岡」のマスコットキャラクター「キヅール」が登場してくれました。

「キヅール」は、その個性あふれるデザインが一部で話題を呼んでいます。

川崎フロンターレが岩手県の陸前高田市との友好協定を結んでいることもあり、岩手県を盛り上げるためにグルージャ盛岡と共同で企画を進めてきたものです。

コラボ商品の売り上げの一部は、被災地の復興支援のために使われることになっています。

■メインスタンドから応援する「キヅール」
メインスタンドから応援する「キヅール」

本日の雨天の中、「キヅール」はメインスタンド上部から応援をしてくれました。

■エウシーニョ選手の得点により勝利、「あんたが大賞」受賞
エウシーニョ選手の得点で勝利 

本日の試合は、エウシーニョ選手のゴールにより、1-0で川崎フロンターレが勝利しました。
1,200のバナナ折り紙を折った皆さんの思いが届きましたでしょうか。

これにより、J1リーグ首位の鹿島アントラーズと2位の川崎フロンターレはともに残り2試合、勝ち点差は4となりました。

引き続き鹿島アントラーズの結果次第となりますが、いずれにせよ残りすべてが負けられない戦いとなります。

残る11月29日の浦和レッズ戦、12月2日の大宮アルディージャ戦も、また多くの方が応援されることと思います。

武蔵小杉ブログ 川崎フロンターレ関連エントリ
2017/11/4エントリ 川崎フロンターレがルヴァンカップ決勝でセレッソ大阪に敗れ準優勝。当日はせんとくん応援・青覇テープ販売・フロンターレ神社開帳などが展開
2017/11/12エントリ 川崎フロンターレホームゲーム・ドール提供「ガンバ大阪戦」(11/18)を控え、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店でバナナ折り紙の応援キャンペーンを実施中

(親子サッカードリーム教室関連)
2017/10/26エントリ 川崎フロンターレ協力「親子サッカードリーム教室」2017開催レポート:大島僚太選手・三好康児選手が交流会に登場 

(ビッグフラッグ関連)
2016/12/16エントリ 中原区役所壁面に、天皇杯の川崎フロンターレを応援するユニフォーム型ビッグフラッグが登場
2017/10/27エントリ 今井小学校の校舎壁面に川崎フロンターレの「ハロウィンふろん太」ビッグフラッグが登場
2017/11/1エントリ 中原区役所に川崎フロンターレのルヴァンカップ決勝応援ビッグフラッグが登場、小杉ビジョンではPR映像が放送中

(川崎フロンターレ観戦関連)
2015/3/13エントリ 等々力陸上競技場 新メインスタンド完成。報道機関向け内覧会・完成記念式典最速レポート!
2015/3/29エントリ 等々力陸上競技場新メインスタンドの、藤 子・F・不二雄ミュージアムコラボのブロンズ像 全8体をご紹介
2015/5/27エントリ フロンターレの「遅割」半額チケットで、お得に楽しむ平日夜の等々力ホームゲーム
2015/6/16エントリ 等々力陸上競技場「ホームA」で楽しむ、フロンターレのホームゲーム/読書会「フロンターレあるあるを読もう!」6月23日開催
2017/4/13エントリ 無料チケットやサポートショップ優待など特典が一杯! 川崎フロンターレ後援会入会ガイド
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