「街で活動する100人」を起点に人をゆるやかにつなぎ、都市のあり方や価値の再発見を目的とするコミュニティ「中原区100人カイギ」が、2023年10月よりスタートしています。
毎月1回、バラエティ豊かな5人が登壇し、1月24日開催「第4回」を弊紙でも参加・取材させていただきました。
その
5回目が2024年2月14日(水)に開催されますので、お知らせいたします。
■両手で「100」を作る参加者の皆さん
■「中原区100人カイギ」
※中原区100人カイギ提供、以下同じ
「100人カイギ」というのは、2016年に都内で始まった取り組みです。
●毎回地域で活動する5人がゲストとして登壇し、自分の活動を紹介する
●ゲストや参加者同士の交流・ネットワーキングの時間を設ける
●累計100人が登壇したところで活動が終了する
凡そ上記が基本的なフォーマットになっていまして、前掲のロゴともに統一されたブランドして展開されています。
川崎市でもすでに宮前区などで開催されており、
中原区でも有志の皆さんにより2023年10月に発足しました。
上記写真は1月開催の「第5回」のものですが、
職業・年齢・性別ともに多様なたいへん多くの方が参加されています。
■川崎市立宮内中学校教員 吉浦大雅さん
川崎市立宮内中学校教員の
吉浦大雅さん。
野球部顧問としても奮闘し、2023年には地元企業の富士通と川崎市の認定NPOキーパーソン21と連携して実施されている「キャリア教育」についても紹介されていました。
■カワサキケイカンボードゲームを普及する会会長 窪村伶史さん
窪村伶史さんは、建築設計の民間企業から2010年に川崎市役所に転職。
都市計画や防災、景観などの行政に携わる中で都市景観に問題意識を持ち、
「カワサキケイカンボードゲームを普及する会」を立ち上げて活動されています。
お話を聞いていると、実際にやってみたくなりました。
■個別指導塾コーチONE塾長 今西竜一さん
今西竜一さんは、防衛大学卒業後にメーカーの電気設計者を経て、コーチングを勉強に取り入れた個別指導塾「コーチONE」や「今西コーチングアカデミー」を立ち上げられました。
ご経験をもとに「勉強の難しさ」とコーチングの力についてご紹介をいただきました。
■株式会社ホームビジョン営業部部長 坂下咲子さん
坂下咲子さんが営業部部長をつとめる株式会社ホームビジョンは、元住吉の建築屋さんです。
地域密着に力を入れ、SDGs川崎ゴールドパートナーの認定も受けています。
建築屋さんというとなかなか用がないという方も多いかもしれませんが、店舗のイベント活用などを進めて「ふらっと立ち寄れる」お店作りを進めているそうです。
スポーツ一家でもいらっしゃるそうで、応援するバスケ選手・辻直人さん(元川崎ブレイブサンダース所属)とのご縁も紹介されていました。
■なかはらパンジー隊代表 田中初枝さん
田中初枝さんは、小学校2年の時に田園調布から中原区に転居し、現在は
「なかはらパンジー体操」の代表をつとめています。
「なかはらパンジー体操」は、老若男女問わず、座ったままでもできる健康増進体操です。
2010年に考案され、来年は15周年を迎えます。
今回は田中さんが実際になかはらパンジー体操を教えてくれました。
みんなで体を動かし、座ったままでも結構温まる感覚がありました。
■NEC玉川ルネッサンスシティでの「なかはらパンジー体操」
なかはらパンジー体操は、NEC玉川ルネッサンスシティで開催された音楽とダンスのイベント「In Unity2023」でも登場していました。
1月開催で登壇されたのは、こんな楽しい5人の皆さんでした。
また2月も、バラエティ豊かな地域活動をされる皆さんが登壇されます。
■「中原区100人カイギ」第5回の開催概要
開催日 |
2024年2月14日(水)19:00~21:00
|
会場
|
丸子山王日枝神社内 山王会館
(中原区上丸子山王町1-1555) |
参加料 |
Peatixで事前申し込みの上、参加費は現地で現金にてお支払いください。1,000円(ワンドリング付き)
【Peatix申込ページ】
※18歳未満無料
※ご来場をキャンセルされる場合、手続きやお支払いは不要です。 |
タイムテーブル |
(都合により変更になる場合があります)
18:45 開場
19:00 オープニング
19:10 アイスブレイク
19:20 ゲストトーク
20:30 次回案内・写真撮影
20:40 ネットワーキング
21:00 終了 |
登壇者 |
●鈴木武さん(「SOONERS」パーカッション担当)
川崎市中原区出身在住の43歳の育メンバンドマン。 小学校2年生から高校卒業までバスケットに全てを捧げ、公立高校で群雄割拠の神奈川を制し、マイケル・ジョーダンの講習会に参加した経験がある。 親の影響で、小さな頃から音楽は常に身近にあり、小学生でピアノ、中学生でギターの弾き語り、高校在学中にドラムを始め、兄と現在も活動中で今年25周年となる「SOONERS」(スーナーズ)というバンドを組む。 現在は表現者として、歌やドラム、パーカッションを担当。 YAMAHA×KDDI主催のコンテストのグランプリ受賞をはじめ、国内外問わずライブ活動、配信活動を展開している。 また、一昨年まで、娘の通う平間小学校にてPTA会長を含むPTAの役員活動に3年間従事し、学校が取り組みを盛んにしているSDGsの理念をPTAにも反映させ、川崎市のSDGsゴールドパートナーの認証を受けるなど、子供達と共に地域や社会に目を向けて、まちづくりを考えた。
●米倉万智さん(ジェクト株式会社 経営企画部主任)
大阪生まれ大阪育ち。地元イベントで狂言の披露や落語会の企画運営したのをきっかけに、地域を主体とした活動に興味を持つ。 そこで地域密着で住まいにまつわる多角的な事業を展開する創業104年の総合建築・不動産会社「ジェクト㈱」に入社。経営企画と社内・地域の広報活動を担当。 地元フリーペーパー『ひと、まち NAKAHARA』の制作も行う。教育への関心もあり、寺子屋ボランティアや学校関係の地域交流など地元NPOと連携したキャリア教育にも参画。趣味は街歩き、岩石収集。ちなみに、大阪人とはあまりバレない。
●杉妻 謙さん(サービスデザイナー、ソーシャルワーカー、富士通株式会社デザインセンター勤務、川崎市 中原区SDC所属)
「社会の側にある障害をなくす」・「インクルーシブ・イノベーション」をテーマに、デザイン思考や先端テクノロジーを活用した社会課題起点の価値創出プロジェクトに富士通で取り組み。 社会の側を変えるためには、会社だけでなく地域社会に出て活動することが必要ではないか? 同時に、ひとりで暮らす自分は「地域と何の繋がりがないことに気づき」強い課題感を持った。 そんなとき、地域のつながりを生み出す「中原区ソーシャルデザインセンター」の存在を知り参加。 現在は、地域の魅力(こと・もの・ひと)を可視化する「なかはら宝さがし隊」の中原区SDCの活動を小学生から人生の先輩まで多様なメンバーと共に、楽しくインクルーシブに取り組み中!
●関口紳六さん(新しい選択肢をプロデュース【かあちゃん学】note執筆)
20数年間、日本や海外でプロデューサーとして活躍。2023年からビジネスコンサルタントとして独立。主な業務内容は、新商品開発、マーケティング戦略、ブランディングなど。 台湾で双子を育てながら、明るい日本を築く活動をプロデュースし続けています!
※1名都合により登壇できなくなりましたため、4名となっています。前掲の申込ページでは2/9 7:30時点で5名掲載されています。 |
主催 |
中原区100人カイギ |
Web |
●中原区100人カイギ ウェブサイト
●中原区100人カイギ Instagram |
上記のタイムテーブルをご覧いただくとわかりますが、
「中原区100人カイギ」は、非常にテンポよく進みます。
全体で2時間。
アイスブレイクやネットワーキング、休憩等を除くとゲストが実際に登壇して話すのは50分。
そうしますと、ゲストひとりあたり10分の配分となります。
どんどんスピーカーが入れ替わっていく感じで、間延びすることがありません。
■参加者のネットワーキングも
また、
参加者同士のアイスブレイクやネットワーキングも、楽しい要素です。
登壇者と交流しても良いですし、近くの方と話してみるのも良いでしょう。
冒頭にアイスブレイクもありますので、初めての方でもひとりになることはないと思います。
また
基本的にはグループワークなどはなく、登壇者の話を聞くかたちですので、負担もなく気楽に楽しめると思います。
そして「登壇者が100人に達すると終了」と、あらかじめ区切りが決めてあるのも特長ですね。
まだ5回、ここまでで25人が登壇ですから、まだまだ開催は続いていきます。
気になる方が登壇されるタイミングで、参加してみてはいかがでしょうか。
なお、弊紙では本イベントを
ローカルメディア「なかはらPR」さんに教えていただきました。
中原区にはまだまだいろいろな取り組みがあり、楽しいですね。
■中原区100人カイギ Instagram
【関連リンク】
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