武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2017年
03月02日

法政二中・高制服や「劇団四季」の衣装を仕立てる、老舗オーダースーツ専門店。武蔵小杉の「仕立館」

【Reporter:たちばな】

オーダースーツ専門店とカフェの珍しいコラボレーションである「仕立館」と「クチュールベイク(COUTURE BAKE)」の複合店について、2017/2/4エントリにおいてご紹介しました。

同エントリでは「前編」として「クチュールベイク」を中心にご紹介しましたが、今回は「後編」として、「仕立館」をご紹介したいと思います。

■2015年4月に移転した「仕立館」「クチュールベイク」の店舗
2016年4月に移転した「仕立館」「クチュールベイク」の店舗

「仕立館」は、1933年に創業し、今年84周年を迎える老舗のオーダースーツ専門店です。
以前は府中街道沿いで営業をしていましたが、2015年4月に小杉町3丁目・サライ通り商店街の入り口近くに移転をしました。

■「仕立館」の店内
「仕立館」の店内

「仕立館」はこれまでに、なんと1964年の東京オリンピック選手団などのブレザーを仕立てたということです。
また現在では「劇団四季」の舞台衣装も制作しており、「メイド・イン・武蔵小杉」の衣装が、たいへんメジャーな舞台に供給されてきたわけです。

いずれもハイレベルなクオリティが求められるフィールドであり、「仕立館」の技術に対する信頼性が高いことがわかります。

■「仕立館」の手による法政二中・高の制服
「仕立館」の手による法政二中・高の制服

また同店は、武蔵小杉においては法政大学第二中学校・高等学校の制服も制作しています。
同校の特約店として、ネクタイ、ボタン等の各種アイテムも取り扱っています。

■男子の制服
男子の制服

男子の制服

■女子の制服
女子の制服

女子の制服

「仕立館」のウェブサイトには旧法政二中・高の男性制服が掲載されていますが、同校は2016年4月から男女共学になりました。
店内には、新しい法政二中・高の男女制服が展示されています。

これは中学・高校によって、ネクタイ・リボンの柄などが少し異なるということです。

■ボタンの「H」の校章
ボタンの「H」の校章

制服のボタンには、法政の「H」の文字がありました。
これは同校の校章です。

来年入学をされる生徒も、制服の採寸や仕立の時期ではないかと思います。
また4月からは、真新しい制服の生徒たちが武蔵小杉の街を歩くことでしょう。

■「仕立館」のプライスリスト
CUSTOM HONOR PRESTIGE BESPOKE
シングルスーツ 28,000 43,000 73,000 175,000
ジャケット 22,000 34,000 52,000 125,000
ベスト 13,000 17,000 26,000 65,000
スラックス 14,000 19,000 30,000 70,000
タキシード 70,000 105,000 245,000
※上記は2017年2月1日現在、同店のウェブサイトに掲載されている金額です。今後変更される可能性があります。
※生地代込み(税抜)のお値段です。また、この金額がすべてではありません。


なお、ご参考までに、「仕立館」におけるオーダーの基本料金を上記に掲載しておきます。
仕立のグレードは4段階ありまして、シングルスーツは28,000~が基本料金となります。

各種オプション等により、上記が仕立金額の全てではありませんので、ご留意くださいね。

既製品では体型がうまくフィットしない方やスーツをより良く着こなしたい方など、「クチュールベイク」でほっと休憩しつつ、相談してみるとよいと思います。

■「仕立館」(左)と「クチュールベイク」(右)
「仕立館」(左)と「クチュールベイク」(右)

■「仕立館」の店舗情報
●営業時間:10:00~19:00
●定休日:水曜日、年末年始
●所在地:中原区小杉町3-4-3 メゾンプレール武蔵小杉1F
●Web:
http://www.shitatekan.com/

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:カフェ クチュールベイク
2015/9/14エントリ 武蔵小杉にアニメショップ登場。「仕立館」跡地にトレーディングカード専門店「カードラボ」が2015年10月出店
2017/2/4エントリ オリジナルメッセージをのせた「クチュールクッキー」が名物。オーダースーツの老舗「仕立館」併設カフェ「クチュールベイク」

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2017年
03月01日

JR武蔵小杉駅のよんれつ連絡通路で「90年後の武蔵小杉駅 ポスター絵画展」が本日開幕、一般公募の60作品を3月末まで展示

【Reporter:はつしも】

JR武蔵小杉駅連絡通路の32連ポスターラックにおいて、「90年後の武蔵小杉駅 ポスター絵画展」の展示を本日よりスタートしました。

■JR武蔵小杉駅の連絡通路
JR武蔵小杉駅の連絡通路

「90年後の武蔵小杉駅 ポスター絵画展」は、2017年2月12日まで一般公募にて作品の募集が行われ、本サイトでもご紹介しておりました。

応募はどなたでも可能で、先着60名の方の作品展示がこのたびスタートしています。

■「90年後の武蔵小杉駅 ポスター絵画展」のスタート
「90年後の武蔵小杉駅 ポスター絵画展」

本絵画展は、32連ポスターラックの最初と最後の1枚ずつを絵画展のご案内に使い、残りの30枚に、それぞれ1枚につき2作品を展示しています。

■展示された作品
展示された作品

応募資格は年齢・性別等一切不問でしたが、応募された作品を見ると、やはりお子さんの手によるものがたくさんありました。

みなさんそれぞれに、90年後の武蔵小杉駅の姿を描いています。

■「川崎フロンターレ22回目優勝!」
「川崎フロンターレ22回目優勝!」

作品の中には、「川崎フロンターレ22回目優勝!」を描いたものもありました。
この夢の実現のためには、まずは初タイトルの獲得が必要ですね。

東京読売ジャイアンツの黄金時代に達成された9連覇を越える、そんな日がいつか来るでしょうか。

■一定年齢以上の方の作品
一定年齢以上の方の作品

一定年齢以上の方の作品

作品には年齢が書いてあるわけではないのですが、一定年齢以上の方が描いたと思われる作品もあります。

自由な発想の作品がたくさんがありますので、現地でどうぞご覧ください。


なお、作品を応募された方には特別入場券がプレゼントされ、期間中は無料で入場(電車には乗車できません)ができるようになっています。

この作品展は、本日3月1日から3月31日まで開催される予定です。

その後はまた、先般登場した「武蔵小杉駅オリジナルかるた」か、また別の作品が32連ポスターラックに登場するものと思います。

■「武蔵小杉駅オリジナルかるた」
「武蔵小杉駅オリジナルかるた」 

■「好きな駅武蔵小杉といわれたい」
「好きな駅武蔵小杉といわれたい」 

【関連リンク】
2012/8/22エントリ 「武蔵小杉駅からのお願いです。」
2012/8/29エントリ 2012年9月6日発売「武蔵小杉Walker」にJR武蔵小杉駅の「よんれつ」掲載決定
2012/9/5エントリ 9月6日(木)発売「武蔵小杉Walker」前日早読みレポート、「よんれつ」無事掲載
2012/10/2エントリ JR武蔵小杉駅のみどりの窓口に、動く「よんれつ」が再登場
2012/11/28エントリ 武蔵小杉駅から「よんれつ」で、「ふるさと」へ帰ろう
2012/12/11エントリ JR武蔵小杉駅の「よんれつ」新作、「ふるさと」が大幅拡張
2013/4/22エントリ JR武蔵小杉駅に「よんれつ」後継「SS君」投入、湘南新宿ラインの魅力をご紹介
2013/9/26エントリ JR武蔵小杉駅が連絡通路で「秋田デスティネーションキャンペーン」を展開
2013/11/15エントリ JR武蔵小杉駅のカタツムリ君が、時速4kmのゆっくり歩行を呼びかけ中
2013/12/15エントリ JR湘南新宿ライン「速いぞ!」に対抗、東急東横線「速い、だけじゃない。」
2014/3/4エントリ JR武蔵小杉駅が新キャラクター「Suica君」を投入、定期券の早期購入を呼びかけ中
2014/3/10エントリ JR武蔵小杉駅が新キャラクター「Suica君」を連絡通路に全面投入、定期券の早期購入をさらに呼びかけ中
2014/6/14エントリ JR武蔵小杉駅連絡通路に山形ディスティネーションキャンペーン「きてけろくん」が登場
2014/8/6エントリ JR南武線新型車両「E233系」が2014年10月導入、新型車両で叶える「あなたの夢」募集中
2014/9/17エントリ JR武蔵小杉駅の「カタツムリ君」が南浦和駅に進出、連絡通路でゆとり歩行を呼びかけ中
2014/10/4エントリ JR南武線新型車両「E233系」本日投入、武蔵小杉駅等で記念商品販売と「懐かしの写真展」がスタート
2014/10/23エントリ 南武線エキナカで、地産地消。「多摩川梨ジャム」使用商品を販売中
2014/10/30エントリ JR武蔵小杉駅の連絡通路で新キャラクター「多摩川梨くん」が南武線新型車両「E233系」を紹介中
2015/4/19エントリ JR武蔵小杉駅の連絡通路で「ふくしまデスティネーションキャンペーン」展開、福島の歴史・自然・温泉・遊びをお勧め中
2015/4/23エントリ JR武蔵小杉駅が「ふくしまデスティネーションキャンペーン企画 列車クイズ」を開催、全問正解者に横浜支社特製クリアファイルをプレゼント
2015/6/24エントリ ふたたび、「武蔵小杉駅からのお願いです。」よんれつ通路で「スマホ君」がスマホ歩き禁止を呼びかけ中
2015/9/10エントリ JR武蔵小杉駅が「よんれつ」など連絡通路の歴代キャラクターを紹介、「スマホ君」の正式名称「ロボ君」を発表
2015/10/27エントリ JR武蔵小杉駅の新型自動改札機に連絡通路のキャラクター「モグラ君」が登場
2016/4/20エントリ JR武蔵小杉駅連絡通路のオリジナルキャラクター「ロボ君」「カタツムリ君」「モグラ君」がびゅうプラザ前に登場、おトクなきっぷをご案内
2017/1/14エントリ JR武蔵小杉駅が名所「よんれつ連絡通路」で「90年後の武蔵小杉駅ポスター絵画展」(一般公募)3月開催を決定、2月12日(日)まで「あなたの思い描く絵」を大募集
2017/2/13エントリ JR武蔵小杉駅の「よんれつ連絡通路」に「武蔵小杉駅オリジナルかるた」15種が登場、「笑顔あふれる武蔵小杉駅」のメッセージを発信中

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2017年
02月28日

多摩川の「下野毛の渡し」記念碑と、下野毛商店街をめぐる

【Reorter:はつしも】

2015年のエントリにおいて、「キヤノン玉川事業所直行バス」で行く「高津区下野毛」の工場街レポートをご紹介しました。

今回はその続編として、かつて対岸の「世田谷区上野毛」との交通手段であった「下野毛の渡し」の記念碑などを訪れてみました。

■多摩沿線道路の「下野毛」交差点
多摩沿線道路の「下野毛」交差点

「下野毛の渡し」は、多摩沿線道路の「下野毛」交差点から多摩川の土手にのぼったところにあります。
下野毛の町工場街は道が入り組んでいますので、武蔵小杉から行く場合は、土手のサイクリングロードを第三京浜方面にまっすぐ進んでいくのが一番わかりやすいでしょう。

■「下野毛の渡し」
「下野毛の渡し」

土手にのぼると、サイクリングロードの脇に「下野毛の渡し」の記念碑がありました。
このあたりが「下野毛の渡し」が行き来をしていた場所です。

多摩川の流域には、これまでにもご紹介してきた「丸子」「沼部」「等々力」など、両岸に共通する地名があります。
これは「あばれ川」と呼ばれた多摩川が氾濫するたびに流れがかわり、従来は一体だった土地が対岸に取り残されたことなどによって生じたものです。

「野毛」も江戸時代初期に氾濫によって「世田谷区上野毛」「高津区下野毛」に分かれてしまい、耕作のために対岸に渡る農民や、江戸との交通手段として「下野毛の渡し」ができたわけです。
そのようなわけで、「下野毛の渡し」というのは川崎市側から見た呼び名で、世田谷区のウェブサイトなどでは「野毛(多摩川)の渡し」などと記載されています。

■記念碑の説明文
記念碑の説明文

「下野毛の渡し」の記念碑には、このような歴史の一部が簡単に説明されています。

多摩川では近代にいたるまで橋が架けられず、二子橋が1925年(大正14年)、丸子橋が1934年(昭和9年)、新二子橋が1978(昭和53年)にそれぞれ完成しました。
「丸子の渡し」はすぐそばに丸子橋ができたために橋の完成と同時に渡し船も廃止されたのですが、「下野毛の渡し」については丸子橋・二子橋ともに距離があるために1955年(昭和30年)まで存続していたということです。

なお、すでにお伝えしている通り、長い区間にわたって橋がない丸子橋と二子橋の間の交通事情を改善するため、目黒通りと接続される「(仮称)等々力大橋」が、この付近に建設される予定です。
長い年月を経て、「下野毛の渡し」が、ついに現代の橋として生まれ変わるといえるかもしれません。

■「丸子の渡し」の記念碑
「丸子の渡し」の記念碑

■「平間の渡し」の記念碑
「平間の渡し」の記念碑

ところで、今回ご紹介した「下野毛の渡し」の記念碑は、「丸子の渡し」や「平間の渡し」と共通のデザインによるものですね。

この記念碑はNPO法人多摩川エコミュージアムと川崎市によるもので、2008年3月に「羽田の渡し」「大師の渡し」「丸子の渡し」「下野毛の渡し」「宇奈根の渡し」「堰の渡し」「登戸の渡し」の7か所から設置がスタートしました。

渡し船の発着場所は上記だけではなく、この中には「平間の渡し」などが入っていません。このあと、順次各所に記念碑の設置が進められていったようです。

多摩川に橋が架けられるのに伴って、これらの渡し船も順次廃止になっていきました。

■年に一度復活する「丸子の渡し」
年に一度復活する「丸子の渡し」

2016/10/30エントリでご紹介した通り、「丸子の渡し」の場所では、年に一度渡し船を復活させる「丸子の渡し祭り」を開催しています。
そのようなイベントを開催しているところは、ほかにはあまりないようです。



さて、「下野毛の渡し」に戻りまして、周辺の様子も見ていきましょう。

■「下野毛の渡し」から見る二子玉川方面
「下野毛の渡し」から見る二子玉川方面

「下野毛の渡し」からは、遠く二子玉川ライズのタワーマンション群をのぞむことができます。
手前に見える道路は、第三京浜です。

■二子玉川公園から見た武蔵小杉方面
二子玉川公園から見た武蔵小杉方面

2015/7/15エントリでは、逆に二子玉川公園から見た武蔵小杉方面をご紹介しておりました。

今回の「下野毛の渡し」は、上記写真では第三京浜の陰に隠れているあたりですね。



■近くの「下野毛商店街」
近くの「下野毛商店街」

せっかくここまで来ましたので、帰り道は先ほどの「下野毛交差点」から下野毛の街中を歩いていきましょう。
交差点から府中街道方面に向かって、「下野毛商店街」がありました。

「下野毛」は町工場だけでなく、住宅・工業混合の準工業地帯として発展してきました。
近年は工場跡地が住宅にかわっていくケースが多い一方、このような昔ながらの商店街も残されています。

■コンビニエンスストア「アイマート」
コンビニエンスストア「アイマート」

■「アイマート」の地域イベントの掲示
「アイマート」の地域イベントの掲示

こちらはコンビニエンスストア「アイマート」です。 セブンイレブンなどの大手ではないローカルコンビニを見かけると、何となくほっこりするのは私だけでしょうか。

店頭には町内会の餅つき大会の告知が掲示されるなど、地域色が出ています。

■「いんさつ和光」のお地蔵さん
「いんさつ和光」のお地蔵さん

「いんさつ和光」のお地蔵さん

印刷店舗「いんさつ和光」の店先には、お地蔵さんが立っていました。

■地域の工務店
地域の工務店

■公園の朝体操
公園の朝体操

商店街の中には、地域の工務店の事務所などもありました。
また近くの公園では、毎週日曜日朝に体操が行われているようです。

「下野毛商店街」は最寄りの駅といえるものがなく、また賑わいのある幹線道路などにも面していないことから決して栄えている商店街というわけではないのですが、何となく「昭和の香り」がして、ほっとするものがありました。


かつてはこの一帯は農地で、「下野毛の渡し」で上野毛側と行き来をしていたのでしょう。
そんな歴史を感じつつ、下野毛の商店街をひとり散策してみました。

【関連リンク】
(中原区宮内・高津区下野毛関連)
2008/12/8エントリ 宮内新横浜線と多摩川新橋
2015/5/16エントリ 「川崎ものづくりフェアin等々力」のメタルパッチワークアートと、段ボールパーク
2015/5/31エントリ 武蔵小杉駅東口に新設「キヤノン玉川事業所直行バス」で行く、下野毛の工場街(前編)
2015/6/1エントリ 武蔵小杉駅東口に新設「キヤノン玉川事業所直行バス」で行く、下野毛の工場街(後編)
2015/8/13エントリ 準工業地帯の、企業と地域のかかわり。「クノール納涼盆踊り大会」開催レポート
2015/9/11エントリ 「デスノート」「ドS刑事」などロケの定番、宮内の「廃工場スタジオ」

(丸子の渡し・平間の渡し関連)
2009/9/23エントリ 川崎歴史ガイド・中原街道ルート(1):「丸子の渡し」
2011/7/16エントリ 「ガス橋」と平間の渡し
2016/10/30エントリ 「第3回 丸子の渡し祭り」開催レポート:渡し船は1時間40分待ちの盛況、大田区発祥「揚げパンマン」登場

(二子玉川関連)
2011/4/27エントリ 東急線に乗って、二子玉川ライズへ
2015/7/15エントリ 二子玉川ライズ・第2期の目玉「蔦屋家電」と、「二子玉川公園」から見える武蔵小杉
2015/9/5エントリ 武蔵小杉・二子玉川を結ぶ「玉11系統 FUTAKOSU BUS」本日運行開始、武蔵小杉目線で巡る乗車レポート

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2017年
02月27日

「キッチンオリジン元住吉店」2017年2月28日(火)17時閉店、跡地に8階建て店舗付きマンションを建設

【Reporter:はつしも】

木月住吉町の「キッチンオリジン元住吉店」が2017年2月28日(火)17:00をもって閉店することになりました。
跡地は店舗付きの8階建てマンションとして建て替えられる計画で、2018年3月完成を予定しています。

■閉店する「キッチンオリジン元住吉店」
閉店する「キッチンオリジン元住吉店」

■「キッチンオリジン」のイートイン席
イートイン席

「キッチンオリジン元住吉店」は、綱島街道の「労災病院前」交差点の角地にあります。

従来は「オリジン弁当」でしたが、2015年10月13日にイートイン席を設けた「キッチンオリジン」としてリニューアルオープンしました。

■「キッチンオリジン元住吉店」閉店のお知らせ
「キッチンオリジン元住吉店」閉店のお知らせ

しかしながらリニューアルからわずか1年4か月ほどで、同店は閉店することになりました。
先日より、現地に閉店のお知らせが掲示されています。

最寄り店舗として、日吉の2店舗が案内されていました。

■8階建てマンションの建築計画のお知らせ
8階建てマンションの建築計画のお知らせ

同店の建物には、すでに8階建てマンションの建築計画のお知らせが公示されています。

2017年4月15日着工、2018年3月15日完成予定です。
閉店後ほどなく、現在の建物解体工事が始まることでしょう。

新たに建設されるマンションは、店舗が併設されることになります。
内容はわかりませんが、1階部分にまた何らかのテナントが入るものと思います。

■交差点向かい側の「ココカラファイン薬局」
交差点向かい側の「ココカラファイン薬局」

一方、「労災病院前」交差点の向かい側には、ジーンズショップ「マルカワ」の跡地に「ココカラファイン薬局」が出店しています。
本サイトでも2015/11/11エントリにおいて、「キッチンオリジン」のリニューアルとあわせてご紹介しておりました。

■2階に開院した「元住吉えみ心療クリニック」
2階に開院した「元住吉えみ心療クリニック」

「ココカラファイン薬局」とあわせて、2階にはクリニックが開院する計画であることを当時お伝えしておりましたが、「ココカラファイン薬局」オープン後もなかなかクリニックが決まりませんでした。

2016年10月3日、ようやく「元住吉えみ心療クリニック」が開院しましたので、この機会にお伝えしておきます。
2015/11/11エントリで途中経過までお伝えしたままになっていましたが、「マルカワ」跡地の行方についてはこれで一区切りついたことになります。

■「労災病院前」交差点から直進「川崎製作所第二敷地」
「川崎製作所第二敷地」の施設 

なお余談ですが、この「労災病院前」交差点からマックスバリュエクスプレス方面に進むと、先日大和ハウス工業への売却が発表された「三菱ふそう川崎工場第二敷地」に到達します。

同敷地の開発動向によっては、この交差点の交通量が増加することになるかもしれませんね。

【関連リンク】
オリジン東秀 ウェブサイト
元住吉えみ心療クリニック ウェブサイト
2015/10/10エントリ 綱島街道で相次ぐ店舗更新。本日10月10日「フォルクスワーゲン元住吉」新規オープン、13日「キッチンオリジン元住吉店」リニューアルオープン、「マルカワ」閉店

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2017年
02月26日

日本医科大学新丸子キャンパスの解体がほぼ完了、仮囲いが撤去され新設小学校・公園建設予定の約13,000平米の更地がお目見え

【Reporter:はつしも】

現在、日本医科大学武蔵小杉病院および日本医科大学新丸子キャンパス・グラウンドの再開発計画が進められています。

そのうち最も早く工事が着手されているのは新丸子キャンパスで、「(仮称)小杉駅周辺新設小学校」が2019年度開校を目指して整備される予定です。

新丸子キャンパスはすでに移転が完了しており、校舎の解体作業が進められてきましたが、このたび建物の解体撤去がおおむね完了し、周囲の仮囲いが大部分取り外されました。

■日本医科大学武蔵小杉病院再開発計画の敷地
日本医科大学武蔵小杉病院再開発用地

日本医科大学の敷地は、一番武蔵小杉駅寄りに「武蔵小杉病院」、その北側に「グラウンド」、その西隣に「新丸子キャンパス(新丸子校舎)」という配置になっています。

今回解体が行われた「新丸子キャンパス」は、写真左上にあたります。

■新丸子キャンパス校舎の解体跡地
新丸子キャンパス校舎の解体跡地 

新丸子キャンパスは、約13,000㎡の敷地を有していました。

そのうち南側の約10,000㎡を「(仮称)小杉駅周辺地区新設小学校」に、北側の約3,000㎡を公園にする計画です。

■仮囲いが大部分撤去された新丸子キャンパス跡地
仮囲が大部分撤去された新丸子キャンパス跡地

■新丸子キャンパス跡地と、武蔵小杉の高層ビル群
新丸子キャンパス跡地と、武蔵小杉の高層ビル群

冒頭に申し上げた通り、新丸子キャンパスの解体がほぼ完了したことに伴い、周囲を覆っていた仮囲いが大部分撤去されました。

それにより、地上からでも新丸子キャンパスの跡地が見えるようになりました。

また敷地から南側を見ると、新設小学校建設地の向こう、武蔵小杉駅前に立ち並ぶ高層ビル群を望むことができます。

■3,000㎡の公園が整備される敷地の北側
3,000㎡の公園が整備される敷地北側

一方、敷地の北側は、低層の住宅街に面しています。

ここには3,000㎡の公園が整備されますので、小学校と住宅街の緩衝帯の役割を果たすことになりそうです。

■新設小学校の「事業計画のお知らせ」
新設小学校の「事業計画のお知らせ」

現地には、新設小学校の「事業計画のお知らせ」が掲示されています。

着工予定は2017年4月1日とされており、おおむね予定通り着手される運びになるでしょう。

■小杉駅周辺地区新設小学校のイメージパース
小杉地区新設小学校のイメージパース 

これまでのエントリでお伝えしてきた通り、「(仮称)小杉駅周辺地区新設小学校」については、現在正式名称と新たな学区の検討が進められています。
(詳細は関連リンクをご参照ください。)

正式名称、学区はいずれも2017年度中に決定される見込みです。

今後進捗がありましたら、またお伝えしたいと思います。



なお、隣接する日本医科大学のグラウンドは、新丸子キャンパスが移転したのちも、体育部の活動に引き続き利用されているようです。

■日本医科大学のグラウンド
日本医科大学のグラウンド

日本医科大学のグラウンド

こちらのグラウンドも今後廃止され、現在の武蔵小杉病院が移転新築されるとともに、看護学部が併設される計画です。

武蔵小杉病院跡地の開発はそのあとの着手ですから、全体の完成は2023年ごろまでかかることに
なります。

新設小学校の建設からツインタワーの完成まで、まだまだ工事が続きますね。

【関連リンク】
川崎市教育委員会 小杉駅周辺地区における小学校の新設について
小杉駅周辺地区新設小学校 通学区域候補案の考え方(PDF) 
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北部地区
2011/10/29エントリ 川崎市と日本医科大学の、小学校新設に向けた協定内容
2012/2/24エントリ 日本医大再開発:武蔵小杉病院・新丸子校舎を移転、跡地開発および3,000㎡の公園を整備へ
2012/8/10エントリ 小杉町3丁目東地区に44階・160mタワー、エルシィ跡地に48階・170mタワー建設へ
2013/1/25エントリ 日本医科大学武蔵小杉病院の移転跡地に都市型住宅・福祉・商業の高層ビル2棟を誘導へ
2014/2/15エントリ 日本医科大学武蔵小杉病院跡地に三菱地所レジデンスが180mツインタワー・商業施設を建設へ
2014/9/7エントリ 川崎市が「日本医科大学武蔵小杉再開発計画」に関するアンケート結果を発表
2015/3/30エントリ 日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発の環境アセスメントが開始、三菱地所レジデンスによる180m・50階建てツインタワー計画が具体化
2015/7/22エントリ 川崎市が日本医科大学武蔵小杉病院再開発への「地域包括ケアシステム」導入方針を発表、同病院が権利床を川崎市に寄附へ
2015/12/3エントリ 日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発計画のイメージパースが公表、武蔵小杉再開発の最終景観がフォトモンタージュに
2016/3/23エントリ 川崎市が日本医科大学跡地の新設小学校の建築計画を発表、体育館屋上にグラウンドを整備し5階建て校舎とバルコニーで接続
2016/11/21エントリ 日本医科大学跡地「武蔵小杉駅周辺地区新設小学校」の学校名募集が本日スタート:川崎市教育委員会が12月27日まで受付、2017年度中に正式決定へ
2016/12/1エントリ 2019年度開校「武蔵小杉駅周辺地区新設小学校」の新学区4案が発表、西丸子小・中原小・上丸子小・今井小が学区変更対象候補に。2017年度中に学区決定へ

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2017年
02月25日

三菱ふそうが中原区西加瀬の「川崎工場第二敷地」約10万平米を大和ハウス工業に売却、2019年3月以降に大規模開発を実施へ

【Reporter:はつしも】

三菱ふそうトラック・バス株式会社が、生産体制の効率化を目的として「川崎工場第二敷地」(中原区西加瀬)を大和ハウス工業に売却することを2月22日付で発表しました。
 
売買契約は2017年1月31日付で締結され、引き渡しは約2年後の2019年3月となります。
それまでの間、両社は当該用地に関するリース契約を締結することになります。

当該用地は敷地面積約10万平米を擁しており、引き渡し後、大和ハウス工業による大規模開発が想定されます。

■三菱ふそうトラック・バス等の事業場マップ
三菱ふそうトラック・バス等の事業場マップ

三菱ふそうトラック・バスは、中原区大倉町に「川崎工場第一敷地」を、中原区西加瀬に「第二敷地」を保有しています。

「第一敷地」においては毎年「ダイムラー・グループファミリーデー」を開催しており、2016/11/27エントリでご紹介させていただきました。

今回大和ハウス工業に売却されることになったのは、元住吉駅寄りの「第二敷地」です。

三菱ふそうトラック・バスは、現在生産体制と行内物流効率の向上に取り組んでいます。
今回の工場売却はその一環で、今後「第二敷地」にある開発部門を「第一敷地」に移転させるほか、「第一敷地」内にオフィスビルを建設し、2019年春頃をめどに本社機能を集約する計画です。

■今後本社機能や開発部門が集約される「川崎工場第一敷地」
今後本社機能や開発部門が集約される「川崎製作所第一敷地」 

■現在三菱ふそうトラック・バスの本社がある「新川崎三井ビルディング」
新川崎三井ビルディング

現在、三菱ふそうトラック・バスの本社は、新川崎駅前の「新川崎三井ビルディング」にあります。

この本社機能を「第一敷地」に移転させるというわけです。

■「川崎製作所第二敷地」の施設
「川崎製作所第二敷地」の施設 

一方、「川崎工場第二敷地」については、前述の通り開発部門を「第一敷地」に移転させるほか、コンポーネント生産ラインについても移転・再配置が行われます。

三菱ふそうトラック・バスはこれらの施設再編により川崎工場の生産体制を効率化し、ダイムラーグループの商用車部門の主要工場としての機能を強化していくこととしています。
その中でも重点施策として、小型電気トラック「eCanter」生産開始のための投資を実施するとともに、日本を含めた先進国市場向け車両の重要な生産拠点として川崎工場は引き続き稼働していく予定です。


このような再編を計画しているため、大和ハウス工業への引き渡しまでには2年を要することになります。
2019年3月の引き渡し以降、同社による大規模な開発事業が行われることと思います。

■第一敷地から見た武蔵小杉(ダイムラー・グループファミリーデーにて)
三菱ふそう川崎工場から見た武蔵小杉のタワーマンション 

現在のところ、「第二敷地」跡地にて予定される開発事業の内容はわかりません。

ただ、「第二敷地」は約10万平米という相当大規模な面積です。

旧東京機械製作所玉川製造所第一工場(現グランツリー武蔵小杉)、第二工場(現シティタワー武蔵小杉)の敷地面積合計が約33,000㎡であり、その3倍以上の規模です。

住宅系は軸になりそうですが、これだけの規模となりますと、複合的な土地活用もあるかもしれませんね。

■大和ハウス工業 土地活用
http://www.daiwahouse.co.jp/tochikatsu/index.html

大和ハウス工業は、幅広い土地活用ソリューションを提供しています。

「第二敷地」の周辺は幹線道路までのアクセスに課題もありますが、約10万平米の大規模用地をどのように活用するものか、注目が集まります。



さて、川崎製作所から少し離れた府中街道では、また別途三菱自動車グループが保有していた土地利用の転換が行われています。

府中街道の市ノ坪跨線橋の南側では、三菱自動車のグラウンドや、三菱ふそう会館が先行して取り壊され、住宅展示場の建設工事がすでに着工しています。

■住宅展示場が建設される三菱自動車グラウンド・三菱ふそう会館等跡地
三菱自動車グラウンド・三菱ふそう会館等跡地

■住宅展示場の建築計画のお知らせ
建築計画のお知らせ

■2017年GWオープン
ゴールデンウィークオープン

こちらの住宅展示場は、2017年のゴールデンウィークにオープンする予定です。

中原区にはメーカー系の大規模事業所が多数ありますが、移転や再編などによって、その跡地が住宅・商業等さまざまな用途に転換されてきていますね。

【関連リンク】
三菱ふそうトラック・バス ニュースリリース 生産体制の効率化を図るべく川崎工場第二敷地を売却
大和ハウス工業 ウェブサイト
2016/11/27エントリ 武蔵小杉視点で巡る、三菱ふそう川崎工場の「2016ダイムラー・グループ ファミリーデー」開催レポート

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2017年
02月24日

ひと足先に、武蔵小杉で春気分。多摩川土手・等々力緑地北側の河津桜が見ごろに

【Reporter:はつしも】

一年前、2016/2/27エントリにおいて、江川せせらぎ遊歩道の「河津桜」をご紹介しました。

今年はまた場所をかえて、見ごろになった多摩川土手付近の河津桜をご紹介したいと思います。

■多摩川土手の河津桜
多摩川土手の河津桜

多摩川土手の河津桜

多摩川土手の河津桜は、等々力緑地の北側にあります。

等々力緑地を縦断する幹線道路を北上し、等々力保育園前の信号で多摩沿線道路を渡ると、丸子橋側に鮮やかな桜色が見えてきました。

■小さな河津桜エリア
小さな河津桜エリア

先日ご紹介した江川せせらぎ遊歩道と異なり、ここの河津桜は20m程度のエリアに5本と、比較的ささやかなものです。

ただ周辺には同時期に開花する植物がないこと、多摩川の土手という高い位置にあることもあって存在感が強く、地域ではよく知られています。

■河津桜と、二子玉川
河津桜と、二子玉川

河津桜周辺からは、丸子橋とは反対側に二子玉川ラ イズが見えます。
二子玉川ライズからも、望遠レンズでこの河津桜が見えるかもしれませんね。

■周辺の土手に並ぶ木々
周辺の土手に並ぶ木々

周辺の土手に並ぶ木々

河津桜の周辺500mほどには、ほかにもソメイヨシノ や八重桜、大島桜、淡墨桜などの木々が植えられています。
これらの木々はまだ若く、2000年頃から地域の有志の方が植えていったものなのだそうです。

河津桜はそろそろ終わりに近づいてきますが、これから春までまだまだ楽しめることでしょう。

■河川敷の立派なエノキ
河川敷の立派なエノキ

なお、河津桜のあたりから河川敷を見下ろすと、立 派なエノキが目に留まります。
この周辺では多摩川の水辺の体験学習「とどろき水辺の楽校」が開催されていまして、わかりやすい目印になっています。

「とどろき水辺の楽校」では、4月の開校式に始まる2017年度スケジュールもそろそろ告知が行われるのではないでしょうか。
徐々に暖かくなってきますので、河津桜からバトンタッチして開花する木々を眺めつつ、多摩川をお散歩するのもよさそうです。

■丸子橋そばの「丸子橋公園」
丸子橋そばの丸子橋公園

■丸子橋公園の河津桜
丸子橋公園の河津桜

また、等々力緑地北側以外にも、丸子橋そばの「丸子橋公園」にも、河津桜があります。

■初代丸子橋の「親柱」と、河津桜
初代丸子橋の「親柱」と、河津桜

ここには初代丸子橋で使われていた「親柱」が保存されていまして、過去エントリでご紹介していました。

当時は河津桜開花の時期ではなかったのですが、やはりこの時期が華やかでいいですね。

■多摩川の河津桜マップ
多摩川の河津桜マップ

【関連リンク】
とどろき水辺の 楽校 ウェブサイト
2013/9/22エントリ 「とどろき水辺の楽校」の多摩川河川敷での「昆虫調べ」
2016/2/27エントリ 江川せせらぎ遊歩道の河津桜が見頃に:鳥の蜜の吸い方2種と、大きなお雛様登場

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2017年
02月23日

バリ・アジアン雑貨店「ココバリ」が上丸子山王町に移転オープン、駐車場・駐輪場を完備

【Reporter:はつしも】

上丸子八幡町にあったバリ・アジアン雑貨のお店「ココバリ」が、上丸子山王町に移転オープンしました。

本サイトでは今から3年半以上前、2013/7/30エントリで同店をご紹介しておりましたので、あらためてご紹介したいと思います。

■上丸子山王町の「ココバリ」
上丸子山王町の「ココバリ」

「ココバリ」が移転オープンしたのは、上丸子小学校から新幹線・横須賀線を挟んだ反対側、上丸子山王町の住宅街です。

道がやや複雑なところもありますので、来店の際はマップを参照すると良いでしょう。

■「ココバリ」の看板
「ココバリ」の看板 

「ココバリ」はバリ・アジアン雑貨を取り扱うネットショップとして、2004年にスタートしました。

当初はネット専門でしたが、やはり実物を見たいという要望が多く、一部商品を陳列する実店舗を2013年3月に上丸子八幡町の事務所を改装してオープンさせました。

それが上丸子山王町に移転オープンしたのが、2016年12月12日のことです。

■新店舗の店内
新店舗の店内 

そしてこのたび移転オープンした新店舗は、旧店舗よりもぐっと広くなりました。
店舗前に駐車・駐輪スペースもありますので、場所さえわかればアクセスも容易です。

■ギフトに人気の「ガムランボール」
ガムランボール

ギフトに人気の「ガムランボール」 



店舗でギフトとして人気があるのが、こちらの「ガムランボール」です。
主に外側はシルバーが装飾され、中は真鍮のボールが入っている手作り製品です。

ガムランボールは、軽く振るととても綺麗な音を奏でます。
お値段も数千円と結構値が張りますので、こういった商品は、ネットショップよりもやはり実際に音を聞いてからの方が購入しやすいかと思います。

これを身に着けると「願い事がかなう」と言われているそうです。

■「バリ猫」
バリ猫

このビジュアルの猫の人形を、街でたまに見かけることがあります。

一般に「バリ猫」といわれ、バリ島土産の定番です。

■アタ製品
アタ製品

こちらもバリの伝統工芸品、「アタ製品」です。

主にインドネシアに生息するシダ科の植物「アトゥ」の茎の部分を使って、職人の手で編まれたものです。編み目が細かいものほど、作るのに時間がかかります。

■ガラス製品
ガラス製品

■アロマオイル
アロマオイル

■木彫りのネームプレート
木彫りのネームプレート 

■ネームプレートのオーダーメイド
ねーぷプレートのオーダーメイド 

そのほか、ガラス製品やアロマオイル、木彫りのネームプレートなど、アジアンテイストな雑貨が並んでいます。

なお、木彫りのネームプレートは、オーダーメイドが可能です。

■バリ猫のクオリティ比較
バリ猫のクオリティ比較

「ココバリ」の新店舗で面白かったのが、各商品のクオリティ比較です。
同店で取り扱っている商品と、バリ島の現地で一般的なお土産品を比較しています。

先ほどご紹介した「バリ猫」を比較してみると、確かにクオリティの違いがわかります。

■「アタ製品」のクオリティ比較
アタ製品のクオリティ比較

続いて、こちらも先ほどご紹介した「アタ製品」のクオリティ比較です。
編みこみの細やかさが違います。

■石のレリーフのクオリティ比較
石のレリーフのクオリティ比較

■木彫りのレリーフのクオリティ比較
木彫りのレリーフのクオリティ比較

その他、石や木彫りのレリーフのクオリティ比較も行われていました。
彫り物などは、質の差が如実に表れますね。

もちろん、これらのクオリティは何が良い、何が悪いと一概にいえるものではないでしょう。
ただ、現地でお土産物を購入する際の参考にもなりそうです。

バリに特化した雑貨店は武蔵小杉周辺にもあまりありませんので、あらためてご紹介してみました。

■「ココバリ」の店舗情報
●所在地:上丸子山王町1-860-2 榎本ビルC棟
●営業時間:11:00~19:00
●定休日:日曜日、祝日
●ウェブ:http://www.coco-bari.com/raiten.html

■「ココバリ」のマップ


【関連リンク】
2013/7/30エントリ 上丸子八幡町のバリ・アジアン雑貨店「ココバリ」

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2017年
02月22日

武蔵小杉東急スクエア「はらドーナッツ」で、宮前区・小泉農園コラボ商品「わがままいちご」ドーナツを期間限定販売中/いちご狩りウェブ予約がスタート

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉東急スクエアの「はらドーナッツ」において、川崎市宮前区の「小泉農園」とのコラボドーナッツ「スパイシーなわがままいちご」「ミルキーなわがままいちご」が販売されています。

今回はこのコラボドーナッツを、ご紹介いたしましょう。

■小泉農園の「わがままいちご」
色つやのきわめて良い「わがままいちご」

「小泉農園」は、宮前区で200年以上前から続く農園です。

トマトやレタスなどの販売と並行して小泉農園がブランド化しているのが「わがままいちご」です。
いちごが求める気温や水分補給、快適さなどさまざまな「わがまま」に応えて低農薬栽培することで、絶品のいちごが出来上がっています。

「わがままいちご」の出荷は12月中旬から3月中旬、いちご狩りは3月上旬から5月中旬まで行われていまして、いちご狩りレポートを2016/3/2エントリでお伝えしておりました。

■フードショースライス2階の「はらドーナッツ」
フードショースライス2階の「はらドーナッツ」 

はらドーナッツ武蔵小杉東急フードショースライス店 

一方、2016年2月17日にオープンし、先日ちょうど1周年を迎えたばかりなのが、武蔵小杉東急スクエアの「はらドーナッツ」です。

フードショースライスの2階に出店し、豆乳とおからをたっぷり使った素朴な味わいが人気を博しています。

■コラボードーナッツ「スパイシーなわがままいちご」と「ミルキーなわがままいちご」
コラボドーナッツ「スパイシーなわがままいちご」「ミルキーなわがままいちご」

そして両者のコラボレーションにより完成したのが、こちらの「スパイシーなわがままいちご」「ミルキーなわがままいちご」です。

いずれもドーナッツの上に、小泉農園の「わがままいちご」の果肉がスライスされて載っています。

■「スパイシーなわがままいちご」
スパイシーなわがままいちご

「スパイシーなわがままいちご」は、大人向けです。

手作りの砂糖漬け生姜を生地に練りこんでいるほか、ドーナッツの上には「わがままいちご」とともに刻んだ生姜をアクセントに載せています。

■「ミルキーなわがままいちご」
ミルキーなわがままいちご

そして「ミルキーなわがままいちご」は、お子さんが喜ぶスイートな一品です。

いずれも「わがままいちご」の果肉をしっかり楽しむことができまして、「ちょっといちご風味」というレベルのコラボレーションではありません。

もちろん「わがままいちご」はいちご狩りで採れたてをいただくのが最高においしいのですが、小泉農園ならではの仕上がりにはなっていたと思います。

これらのコラボドーナッツは期間限定ですので、食べたい方はお早めにどうぞ。



■小泉農園ビニールハウス内の「わがままいちご」
ビニールハウス内の「わがままいちご」

■小泉農園 いちご狩りの予約
http://nouka.tv/koizumi

なお、「小泉農園」の今年のいちご狩りは、3月1日以降のインターネット予約が2月20日よりスタートしています。

2月中は電話にて当日予約のみとなっておりますので、こちらも希望される方は上記ウェブサイトをご確認くださいね。

【関連リンク】 
はらドーナッツ 武蔵小杉東急フードショースライス店
2016/1/24エントリ 第3回「新丸子の路地裏マルシェ」開催レポート:川崎野菜「キクイモ」料理と、1月27日「武蔵小杉駅マルシェ」にも登場予定「小泉農園のわがままいちご」
2016/3/2エントリ 採れたてが絶品!武蔵小杉のマルシェにも登場「小泉農園のわがままいちご」のいちご狩りレポート
2016/2/18エントリ 武蔵小杉東急スクエア・フードショースライスに「はらドーナッツ」「中華惣菜上海灘」「天領庵」が同時オープン

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2017年
02月21日

中原区役所が多様性のまちづくり講座「武蔵小杉のまちの未来図を描こう」を4回シリーズで開催、先着25名で参加申込受付中

【Reporter:はつしも】

中原区役所が、多様性のまちづくり講座「武蔵小杉のまちの未来図を描こう」を、2017年3月2日から3月30日にかけて開催します。

講座は4回シリーズで、 株式会社計画技術研究所 代表取締役・川崎市地区まちづくり審議会委員の佐谷和江氏、NPO法人ピープルデザイン研究所ディレクターの田中真宏氏、川崎市まちづくり局の小杉駅周辺整備担当者が各回ごとに登壇します。

多様性のある街でお互いに協調し、共生していくにはどのようにしたら良いのか、武蔵小杉のまちを題材としてこれからのまちづくりのあり方を考えていく内容になっています。

■男女平等推進学習「武蔵小杉のまちの未来図を描こう」
男女平等推進学習「武蔵小杉のまちの未来図を描こう」
■「武蔵小杉のまちの未来図を描こう」の開催概要
日時 ●第1回 2017年3月2日(木)14:00~16:30
●第2回 2017年3月16日(木)14:00~16:30
●第3回 2017年3月23日(木)14:00~16:30
●第4回 2017年3月30日(木)14:00~16:30
対象 関心のある方 25人
参加費 無料
会場 中原市民館会議室 ほか
申込サイト 中原区 「武蔵小杉のまちの未来図を描こう」受講者募集
※先着順

■各回のプログラム
第1回
3月2日(木)14:00~16:30
<まちづくりの手法を学ぼう>
●内容:「まちづくり」とは、どのような視点や手法で行われているかを学びます
●講師:株式会社計画技術研究所 代表取締役 川崎市地区まちづくり審議会委員 佐谷和江氏
第2回
3月16日(木)14:00~16:30
<ダイバーシティのまちづくりを理解する>
●内容:川崎市が推進している「ダイバーシティのまちづくり」について、その内容を理解します
●講師:NPO法人ピープルデザイン研究所 ディレクター 田中真宏氏
第3回
3月23日(木)14:00~16:30
<武蔵小杉の街を実際に観察してみる>
●内容:「多様性」をテーマとして、武蔵小杉のまちを調査します
●講師:川崎市まちづくり局拠点整備推進室 小杉駅周辺整備担当職員
第4回
3月30日(木)14:00~16:30
<これからのまちの未来図を描こう>
●内容:武蔵小杉のまちの将来像を話し合い、これからのまちづくりのあり方を考えます
●講師:株式会社計画技術研究所 代表取締役 川崎市地区まちづくり審議会委員 佐谷和江氏

4回の講座の構成は、上記の通りです。

単純に各講師の講演を聞くだけではなく、参加者が考えを共有したり、武蔵小杉の街を観察してみるなど、参加型のワークショップになっています。

大きなテーマは、「多様性=ダイバーシティ」です。
武蔵小杉のまちでの多様性を考え、さまざまな立場の方が共生していけるまちづくりを考えていきます。

川崎市は、昨年都市のブランドメッセージを策定しました。
「多様性」を「可能性」と捉え、「Colors,Future! いろいろって、未来。」をメインメッセージとして新たなロゴビジュアルを展開しています。

■川崎市ウェブサイト 川崎市は都市のブランドメッセージを策定しました
http://www.city.kawasaki.jp/170/page/0000078324.html

■ブランドメッセージ「Colors,Future! いろいろって、未来。」
ブランドメッセージ「Colors,Future! いろいろって、未来。」

■ブランドメッセージ Youtube動画


新たなロゴマークは、「光の三原色」によって川崎市の「川」の字を表現しています。

光の三原色は、組み合わせによってさまざまな色を作り出すことができます。
「市民一人ひとりの思いが多彩な「色」となり、川崎の新しい未来への可能性を広げていく」
この三原色には、そんな意味合いも込められているそうです。

■NPO法人ピープルデザイン研究所の代表理事・須藤シンジさん
NPO法人ピープルデザイン研究所の代表理事・須藤シンジさん

さて、ブランドメッセージはあくまでもメッセージですので、多様性を大切にする現実の取り組みが大切です。

川崎市では、「第2回」の講師をつとめるNPO法人ピープルデザイン研究所と提携を行い、多様な人々が混ざり合い、賑わいのあるダイバーシティ(多様性)のまちづくりを目指した取り組みを推進しています。

■「ピープルデザインプロジェクト」によるコミュニケーションチャーム
「ピープルデザインプロジェクト」によるコミュニケーションチャーム

本サイトでは、NPO法人ピープルデザイン研究所による「ピープルデザインプロジェクト」の取り組みとして、「コミュニケーションチャーム」などをご紹介してきました。

これはピープルデザイン研究所が渋谷区福祉作業所と協力して作成したもので、街中で、「困っていたら私に声をかけてください!」、「私、何でもお手伝いします!」、「ハンディがある方をサポートをします!」という意思を表明してくれた方に、そのサインとして身に付けてもらうものです。
外国人の方など、言葉が通じなくても指差しで対話できるように、困った時に良く使われる6つのアイコンをデザイン化しています。

今回の講座のタイトルには「男女平等推進学習」とありますが、多様性とはそれこそ多様なもので、男女には限りません。
性別、人種、年齢、障害の有無など、まちづくりの上では様々な視点が必要かと思います。

■武蔵小杉のまち
武蔵小杉のまち 

全4回の講座は、先着25名が定員です。

申込フォームは全4回を一括申込する形になっていまして、参加する回を選択はできません。
事務局に確認したところ、できれば全4回参加いただきたいものの、一部参加できない回があったとしてもOKということでした。

普段とは角度を変えて武蔵小杉の街を俯瞰してみるのも、良い機会ではないかと思います。
一部でもご関心がおありでしたら、参加してみてはいかがでしょうか。

【関連リンク】
川崎市ウェブサイト 川崎市は都市のブランドメッセージを策定しました
NPO法人ピープルデザイン研究所
2014/8/2エントリ 読書会「こすぎナイトキャンパス」第50回開催、川崎市と包括協定のピープルデザイン研究所・須藤シンジさんが参加
2014/10/19エントリ 絵本を通して、ともに考える。「親と子の絵本で知る障がいと病気」開催レポート
2016/8/5エントリ 川崎市が都市ブランドメッセージ「Colors,Future! いろいろって、未来。」を制定、光の3原色の新ロゴマークを展開中

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