武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2016年
11月07日

小杉町3丁目東地区再開発:建物解体により11月15日から2020年3月まで車両通行止め、メガネのオーサカ・中国料理一番が2019年秋頃まで現店舗で営業継続

【Reporter:はつしも】

現在、武蔵小杉駅西側の「武蔵小杉駅前通り商店街」を中心として「小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業」による立ち退きが進んでいます。
この工事プロセスが一部変更されまして、再開発地区北側で本年度中に立ち退きを予定していた「メガネのオーサカ」「中国料理一番」のビルはぎりぎりまで取り壊しを行わず、両店舗は2019年秋頃まで現地で営業を継続することになりました。

両店舗は2020年4月頃に完成する再開発ビルに、あらためて入居するかたちになります。

一方、「旧中原図書館」「川崎信用金庫」「旧ダイソー」など再開発地区北側では、今月より解体工事がスタートします。
これにより、旧中原図書館以北の道路が11月15日(予定)より2020年3月下旬まで、3年半にわたって通行止めになることが現地で告知されました。

■小杉町3丁目東地区のマップ
小杉町3丁目東地区のマップ

■小杉町3丁目東地区の既存ビル
小杉町3丁目東地区の既存ビル

小杉町3丁目東地区では、これまで多くの既存商店、金融機関等が営業を続けてきました。

同地区の再開発事業は、これらの既存構築物をすべて再開発ビルにまとめて建て直しを行うもので、低層部の商業・業務施設と高層部のタワーマンションで構成されています。

■当初は仮店舗移転が発表されていた「メガネのオーサカ」
当初は仮店舗移転が告知されていた「メガネのオーサカ」

既存構築物の解体は本年度中の着手がかねてから予定されていまして、今年に入ってから続々と店舗等の移転が続いていました。
その中でも老舗の「メガネのオーサカ」については、再開発地区内に建設される仮設店舗に一旦移転を行い、再開発ビルが完成後に再移転を行う予定であることが6月頃には同店から正式に告知されていたのですが、その計画がこのたび下記の通り変更になりました。

■「メガネのオーサカ」の再開発スケジュール変更
●当初計画:2016年度中に仮店舗に移転・建物解体⇒2020年4月頃完成予定の再開発ビル移転
  ↓  ↓  ↓
●変更計画:2019年秋頃まで現店舗で営業⇒2020年4月頃完成予定の再開発ビル移転


当初先行して解体されるはずだった、同店が入居する「サンビルディング」がぎりぎりまで解体しなくても良いことになりまして、同ビルに入居する「メガネのオーサカ」「中国料理一番」がそのまま営業できる段取りになったわけです。

■「メガネのオーサカ」のカスタマー向け案内
「メガネのオーサカ」のカスタマー向け案内

■メガネのオーサカ 小杉町3丁目東地区再開発についてのご案内
http://www.megane-osaka.jp/blog.html

これに対応して、「メガネのオーサカ」では、カスタマー向けに新たな計画のご案内を郵送するとともに、同店のウェブサイトでも告知を掲載しています。
前述の通り、同店では仮設店舗への移転をすでにご案内されていましたので、実務的にはたいへんな部分があったかもしれません。

■「中国料理 一番」
「中国料理 一番」

■「中国料理 一番」の店頭のご案内
「中国料理 一番」の店頭のご案内

そして「メガネのオーサカ」と同じサンビルディングに入居する「中国料理一番」も、同様に現店舗のまま2019年秋頃まで営業を続ける旨、店頭に告知を出していました。

■先行して移転した店舗跡地
先行して移転した店舗跡地

本サイトでもお伝えしてきた通り、このサンビルディングでは、S.N.Bビルディングに移転した美容室「Ash」や洋服お直し店舗など、既存店舗が先行して移転を完了してしまっています。
同ビルが2019年秋まで営業を継続できるのであれば、店舗によっては必ずしも移転は必要なかったかもしれず、この計画変更が本当に土壇場で行われたことを物語っています。

■「吉田ユミ音楽教室」のオープン
http://www.yumi-piano.sakura.ne.jp/
 
そのようなわけで、「メガネのオーサカ」隣の同ビル1階路面に、「吉田ユミ音楽教室」が新たに入居することになりました。
「ビルの立ち退き・解体」から「新店舗のオープン」へと、180度方向転換したかたちになりますね。

■11月15日からの通行止めのご案内
11月15日からの通行止めのご案内

11月15日からの通行止めのご案内

■解体工事がスタートする「旧中原図書館」以北のエリア
解体工事がスタートする「旧中原図書館」以北のエリア

そして再開発地区の「旧中原図書館」以北のエリアでは、解体工事着手のために11月15日(予定)より上記案内図の道路が車両通行止めとなります。
この車両通行止めは2020年3月下旬まで、約3年半の再開発工事期間を通して続くことになります。

■当面通行が可能な「みずほ銀行」脇の歩道
当面通行が可能な「みずほ銀行」脇の歩道

今回の解体工事エリアには、「みずほ銀行武蔵小杉支店」が入っていません。
同支店とイトーヨーカドーの間の細い歩道が、当面の歩行者の迂回ルートです。

これから再開発ビルが完成するまでの長期間、周辺では車両・歩行者導線の切り回し等、さまざまなやりくりが必要になるものと思います。

■11月19日閉店「清水薬局」
11月19日閉店「清水薬局」の閉店セール

なお、「中国料理一番」の隣、再開発地区南端にあたる「清水薬局」(11月19日閉店)では、閉店セールのお知らせが掲示されていました。

57年の歴史に幕を下ろすということで、こちらも武蔵小杉ではかなりの老舗でしたね。



さて一方、「メガネのオーサカ」「中国料理一番」の移転が当面不要になったことに伴って、情勢が流動的になってきたのが「仮設店舗」の動向です。

■仮設店舗の建設予定地(写真手前)
仮設店舗の建設予定地

小杉町3丁目東地区では、従来不動産店舗が営業をしていた上記写真手前の場所に3階建ての仮設店舗を建設するものとしていました。
ここには当初は「小杉こども文化センター」のほか「メガネのオーサカ」が移転入居を行う前提となっていましたが、少なくとも「メガネのオーサカ」「中国料理一番」は当面入居する必要がなくなったわけです。

仮設店舗には現在の「TSUTAYA」も入居が濃厚とされていましたが、何しろこれだけ計画の前提が変更されてきているわけですから、仮設店舗についても動向は流動的と考えた方が無難ではないでしょうか。

また確認できることがあれば、お伝えしたいと思います。

■小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業のイメージパース
小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業のイメージパース 
 
【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉町3丁目地区 東地区
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:スーパーマーケット イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店
2013/6/28エントリ 「マルエツ小杉店 ダイソーFC店」が240坪で本日オープン
2015/4/8エントリ 小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業の組合設立認可と、商業・業務・公共公益施設の概要
2016/12/14エントリ 小杉町3丁目東地区再開発で相次ぐ、既存店舗等の立ち退き。2016年3月末で「小杉こども文化センター」が閉館、2月17日に児童向け説明会を開催へ
2016/2/25エントリ 川崎市が「小杉こども文化センター」建替えで方針転換、中原区役所に当面代替施設を用意・再開発地区内にプレハブ施設を整備へ
2016/3/10エントリ 小杉町3丁目東地区再開発:旧中原図書館の暫定バイク駐車場が6月末閉鎖、再開発地区内の移転進む
2016/6/6エントリ 「小杉こども文化センター」代替施設が中原区役所敷地内に6月1日暫定開設、小杉町3丁目東地区再開発地区内に整備する仮施設に同施設や「メガネのオーサカ」が移転へ
2016/7/4エントリ 小杉町3丁目東地区再開発:「川崎信金武蔵小杉支店」が2016年10月11日府中街道沿いに移転決定、旧中原図書館のバイク駐車場が6月末で閉鎖完了
2016/9/6エントリ 大野屋前の「旧第一勧業銀行」跡地を「みずほ銀行武蔵小杉支店」として再整備、小杉町3丁目東地区再開発により現店舗から移転へ
2016/9/22エントリ 小杉町3丁目東地区の「ダイソー マルエツ小杉店」が10月12日(水)閉店決定、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店4階にダイソー新店が10月28日(金)オープンへ
2016/9/23エントリ 小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業の権利変換計画を川崎市が本日認可、商業・業務・公共施設4フロア・24区画の平面図が公示
 ・2016/10/28エントリ 「ダイソーイトーヨーカドー武蔵小杉駅前店」本日オープン、220坪で旧店舗の9割以上の売場面積を確保/新星堂に続き中原ブックランドイトーヨーカドー店閉店

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2016年
11月06日

本日開催「第10回新丸子阿波踊り」レポートと、新丸子駅西口駅前広場

【Reporter:はつしも】

本日、新丸子駅周辺の商店街において「第10回新丸子阿波踊り」が開催されました。

■「第10回新丸子阿波踊り」
第10回新丸子阿波踊り 

「新丸子阿波踊り」は、同実行委員会及び丸子多摩川観光協会が主催する新丸子の恒例イベントです。

第10回目となる今回は、昨年に引き続いて「多摩川丸子連(まりこれん)」「志留波阿連」「朱雀連」「やっとこ連」が登場しました。


本イベントは新丸子駅周辺の5商店街で開催されていまして、昨年は綱島街道よりも東側の「八幡町共進会」での阿波踊りをご紹介いたしました。
今年は新丸子駅西口の商店街の様子をお伝えしてみたいと思います。

■「志留波阿連」
「志留波阿連」

阿波踊りのグループのことを「連」といいましして、本場の徳島県では多くの「連」が活動しています。
現在では徳島県だけでなく日本全国に阿波踊りは広がっていまして、新丸子では「コスギフェスタ」などでおなじみの「多摩川丸子連」が活動しています。

新丸子駅西口・iDAiモールよりも一本北側の商店街を練り歩いてきたのは、「志留波阿連」です。
「志留波阿連」は、都内でも阿波踊りが盛んな高円寺で活動している「連」です。

■「女踊り」
女踊り

「女踊り」 

阿波踊りには大きく分けて「男踊り」と「女踊り」があります。

「男踊り」は力強さやコミカルな動きが魅力で、基本的に足袋で踊ります。
「女踊り」は優美さ・艶っぽさが特徴で、多くの場合は上記写真のように浴衣に草履を履き、編笠をかぶっています。

■「男踊り」
男踊り

そして「志留波阿連」の「男踊り」は、たいへんダイナミックな動きが魅力でした。

このときには鳴り物もここぞとばかりに大きくなり、盛り上がります。

■女性の「男踊り」
女性の「男踊り」

そして「男踊り」は男性だけのものでなく、女性が踊ることもあります。

「志留波阿連」の女性による「男踊り」は、男性のように激しく舞い踊るものではありませんが、元気いっぱいでした。

「女踊り」は比較的ポーカーフェイスですけれども、「男踊り」は表情がたいへん豊かなのも魅力かと思います。

■子供たちも集合
子供たちも集合

最後には子供たちも加わって、全員集合です。
年齢も幅広く、阿波踊りの全国的な定着ぶりをあらためて感じるところです。

■鳴り物もご一緒に、移動
鳴り物がうしろについて、移動

そして鳴り物の一団がうしろについて、「志留波阿連」は移動していきます。

この鳴り物は男踊り・女踊りに合わせてメリハリがきいていました。

■新丸子駅西口駅前広場の「やっとこ連」
新丸子駅西口駅前広場での「やっとこ連」

新丸子駅西口の駅前には、三角形の小さな広場があります。

広場が「新丸子阿波踊り」のステージになりまして、このときは「やっとこ連」が舞い踊っていました。
「やっとこ連」は、下北沢からの遠征です。

■2010年11月に整備された駅前広場
2010年11月に整備された駅前広場 

この新丸子西口駅前広場は、2010年11月に整備されたものでした。

スペースとしては昔からあったのですが、かつては放置自転車などで占拠されていまして、現実的に何も活用ができない状態になっていました。

そこに車止めめを設置して自転車が入れないようにし、イベント時などに車止めを外して広場として活用できるかたちにしたのです。

■「インユニカフェ」での活用
「インユニカフェ」での活用

こちらは、広場完成を記念して当時開催された「インユニカフェ」での活用の様子です。
詳細は2010/12/13エントリでレポートさせていただきました。

同じ「三角形の駅前広場」である「こすぎコアパーク」に比べるとかなり小さいですけれども、こういったオープンスペースが駅前にあることは非常に大切かと思います。

東急元住吉駅なども、イベントスペースがあるとさまざまな商店街イベントなどが展開しやすいのではないでしょうか。


新丸子駅西口駅前広場は、今回の「新丸子阿波踊り」だけでなく、今後も有効活用されていくことと思います。

【関連リンク】
多摩川丸子連 facebookページ
高円寺阿波おどり 志留波阿連 ウェブサイト
高円寺阿波踊り 朱雀連
下北沢一番街やっとこ連 ウェブサイト
2010/12/13エントリ 新丸子駅前広場完成記念「Inuni Cafe(インユニカフェ)」開催レポート
2015/11/30エントリ 新丸子をめぐる、4つの「連」。「新丸子阿波踊り」

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2016年
11月05日

「第5回関東労災病院 病院祭」レポート番外編:武蔵小杉の最新パノラマと、元住吉・新川崎・二子玉川など周辺の眺望

【Reporter:はつしも】

2016年11月3日(木)に、「第5回関東労災病院 病院祭」が開催されました。
その内容につきましては、同日のエントリにおいて詳細レポートをさせていただいたところです。

本エントリでは、詳細レポートでは割愛させていただいた、「病院見学ツアー」で訪問した同病院の屋上ヘリポートからの風景について、ご紹介したいと思います。

■関東労災病院の屋上ヘリポートから見た武蔵小杉の高層ビル群
関東労災病院屋上ヘリポートから見た武蔵小杉の高層ビル群

「関東労災病院 病院祭」では、毎回「病院見学ツアー」を事前予約制で実施しています。
このツアーでは屋上ヘリポート、地下免震構造、手術室を順番に見学していきます。

屋上ヘリポートはドクターヘリが降り立つこともあり、緊急時の医療にも対応する同病院のたいへん重要な機能です。

このヘリポートからは、武蔵小杉周辺の景色を360度、一望することができます。

■関東労災病院からのパノラマ(縮小)
屋上ヘリポートからのパノラマ

今回、2012年・2015年に続いて屋上ヘリポートからのパノラマ画像を作ってみました。

建物名称などを記載した「ガイドあり」、記載のない元画像の「ガイドなし」がありますので、お好きなほうでお楽しみください。

パノラマ画像(ガイドあり)
パノラマ画像(ガイドなし)

なお、下記が過去の画像です。

2012年パノラマ画像
2015年パノラマ画像

■建設が進む「パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン」
建設が進むパークシティ武蔵小杉ザ ガーデン」 

ちょうど1年前、2015年の画像と比べると、プラウドタワー武蔵小杉の奥に「パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン」の建設が進んでいるなど、風景が変わっている部分があります。

■武蔵小杉駅周辺
東急武蔵小杉駅周辺 

武蔵小杉駅周辺では、今後さらにタワーマンションなどの建設が進んでいきます。

上記写真では武蔵小杉タワープレイスの手前あたりに、「小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業」によるタワーマンション、商業・業務施設の建設が着手されます。

なお、上記写真の手前のグラウンドは、東住吉小学校です。

■入居が進んだシティタワー武蔵小杉
入居が進んだシティタワー武蔵小杉

関東労災病院から見ると、黒い躯体の存在感が際立つのが「シティタワー武蔵小杉」です。

この1年間で入居が進んで、夜には多くの灯りがともるようになりました。

■法政二中・高
法政二中・高

ヘリポートから西側を見ると、法政大学第二中・高等学校の校舎と時計塔が見えました。

奥にはマルエツ中原店の看板も視界に入ります。

■ガーデンティアラ武蔵小杉と二子玉川ライズ
ガーデンティアラ武蔵小杉と二子玉川ライズ 
 
 もう少し北西に視点を移すと、ナイス分譲の600戸におよぶ大型マンション「ガーデンティアラ武蔵小杉」が目に留まります。

そしてその向こうには、二子玉川ライズのタワーマンションが見えました。
 
 ■元住吉駅方面
元住吉駅方面  
 
一方、南側には元住吉駅周辺の風景が広がっています。
元住吉駅の橋上駅舎を、このアングルで見る機会はあまりありませんので、新鮮でした。

 駅の東側には、屋上に巨大猫がいる「小山ワールドビルディング」の姿も見えます。
 
 また元住吉駅の向こうに遠く見える高層ビルは、新横浜のプリンスホテルです。
 
■みなとみらいのランドマークタワー
みなとみらいのランドマークタワー  

同じく横浜方面では、遠くランドマークタワーの姿も確認できました。
手前に見える大きな建物は、慶應義塾大学日吉キャンパスです。

■新川崎の高層ビル
新川崎の高層ビル

最後に、東側の風景も見ていきましょう。

こちらは新川崎の「パークシティ新川崎」、「新川崎三井ビルディング」です。

足元に見える「フーディアム武蔵小杉」に似た建物は、2015/3/26エントリでご紹介した「新川崎スクエア」です。

■中原平和公園の音楽堂
中原平和公園の音楽堂  

■県立住吉高等学校
県立住吉高等学校

また東側手前には、中原平和公園の音楽堂や、県立住吉高等学校もよく見えました。

このあたりは緑多く、晩秋には紅葉が美しいですね。
2015/12/16エントリでご紹介した「彫刻展示広場」あたりを散歩してみるのも、良いと思います。


屋上ヘリポートからの眺望ご紹介は、以上です。

関東労災病院は、ここから見える幅広い地域の医療を支えています。
「病院祭」の見学ツアーのみどころのひとつとして、本エントリではクローズアップしてお伝えいたしました。

来年も継続開催されると思いますので、またご紹介いたしたいと思います。

■関東労災病院
関東労災病院 

【関連リンク】
関東労災病院 公式ウェブサイト
2009/1/8エントリ 関東労災病院の新棟
2009/5/25エントリ 武蔵小杉で出産する:関東労災病院(前編)
2009/5/26エントリ 武蔵小杉で出産する:関東労災病院(後編)
2012/12/9エントリ 関東労災病院の病院見学会レポート:屋上パノラマと多彩な催しで初開催
2013/10/3エントリ 「第2回関東労災病院 病院祭」が2013年10月27日(日)開催
2014/11/8エントリ 「第3回関東労災病院 病院祭」レポート:手術室見学から医師・薬剤師体験まで多彩に開催
2015/1/29エントリ 関東労災病院のバラ園と、事務管理棟・職員宿舎建設計画
2015/11/28エントリ 「第4回関東労災病院 病院祭」開催レポート:武蔵小杉パノラマと、「ルーティン」を大切に支える地域医療
2016/9/13エントリ 「ドクターX」などで登場、関東労災病院で勝村政信さん・谷原章介さんのサインを展示、「もとすみフォトクラブ」写真展も開催中
2016/11/3エントリ 「第5回関東労災病院 病院祭」レポート:見学ツアー・ドクター体験・レントゲンクイズ・健康チェックなど企画充実

(記事中スポット関連)
2015/3/26エントリ 武蔵小杉目線で巡る、「新川崎スクエア」本日開業レポート
2015/12/16エントリ 中原平和公園の「彫刻展示広場」に並ぶ、7か国の彫刻家による9つの作品
 ・2016/2/6エントリ 元住吉駅前に竣工「小山ワールドディング」の、ブレーメンの音楽隊レリーフと巨大猫

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2016年
11月04日

川崎市が府中街道拡幅の遊休地の利用者を募集、武蔵小杉駅近くの東急線高架下に駐輪場・等々力緑地近くに駐車場を誘導

【Reporter:はつしも】

川崎市は、道路整備に伴って取得した道路予定地のうち、一定期間工事を行わない土地について駐車場や駐輪場として有効活用していく方針を決定し、入札による利用者募集を行うこととなりました。
このたび府中街道の拡幅用地のうち、武蔵小杉駅近く(中原区市ノ坪)と等々力緑地近く(中原区宮内)の利用者募集がスタートしました。

当該用地の利用期間は、武蔵小杉駅近くの用地が3年以内、等々力緑地近くの用地が5年以内とされており、現段階においてその期間は拡幅が進捗しない見通しであることがわかりました。

■川崎市 道路予定地の利用者募集のご案内
http://www.city.kawasaki.jp/shisei/category/47-6-10-0-0-0-0-0-0-0.html

■中原区内における道路予定地の利用者募集の概要
武蔵小杉駅近く 等々力緑地近く
所在地 中原区市ノ坪40-2他 中原区宮内4-693-1他
占有面積 133㎡ 646㎡
利用用途 駐輪場 駐車場
利用開始日 2016年4月1日
利用期限 2019年3月31日 2021年3月31日
占用料 1か月・1㎡あたり325円
募集期間 2016年10月26日(水)~12月1日(木)
募集資料 PDF PDF

■武蔵小杉駅近くの募集用地
武蔵小杉駅近くの募集用地

武蔵小杉駅近くの募集用地

武蔵小杉駅近くの用地(中原区市ノ坪)は、東急線と府中街道の交点の高架下スペースです。
この場所は府中街道拡幅を前提に高架下の道路用地が確保されていまして、写真の通り遊休地の状態になっています。

市ノ坪交差点から高架下までの区間はかなり用地取得も進んでいるようですが、まだ営業している店舗もありますのでまだしばらく完成には至りません。

こちらは自転車駐輪場を前提とした、3年間の土地利用募集が行われています。

3年間「以内」とありますが、募集資料を見る限りは、利用者側に不適格性が認められた場合などを除き、川崎市側から一方的に期間を短縮する規定は設けられていないようです。
となると、冒頭に申しあげた通り、実質的に3年間は当該用地で事業が進捗しない見込みであると思われます。

2016/5/12エントリでお伝えした通り、この隣接地の「居酒屋すきずき」が入居する建物のクリニックビルへの建て替え計画は、クリニックの募集がスタートしたのちに白紙になっています。
この一帯の拡幅が完了するまでには、まだまだ時間がかかるようです。

■土地利用者の募集の掲示
土地利用者の募集の掲示

現地には、川崎市のウェブサイト同様に、土地利用者の募集に関する掲示がありました。
こちらを参照して問い合わせをする事業者も、いらっしゃるかもしれませんね。

■等々力緑地近くの募集用地
等々力緑地近くの募集用地

等々力緑地近くの募集用地

一方、等々力緑地近くの募集用地(中原区宮内)は、武蔵小杉駅方面から等々力緑地に向かって府中街道を北上し、正面入口を過ぎたあたりです。
府中街道から支道が枝分かれをしていまして、その間の用地が遊休地になっています。

こちらは鉄道駅からは距離がありますので、駐輪場ニーズはあまり見込めません。
そのため自動車駐車場としての土地利用を前提とした募集が行われています。

場所柄、等々力緑地や周辺の郊外型店舗を利用される方が、駐車場として利用されることもあるでしょうか。

■等々力緑地近くの募集用地の掲示
等々力緑地近くの募集用地の掲示

こちらも武蔵小杉駅近くの用地同様、土地利用者募集の掲示が出ています。

土地の利用期間は5年間(以内)ですが、周辺の現状からすると、5年後に拡幅事業が進捗するとは正直考えにくいところがあります。

ただ、利用期間をあまり長くするのも状況の変化に対応できなくなりますし、「そもそも拡幅事業を進捗させる気がないのか」と指摘を受ける可能性もあるでしょう。
そのあたりも勘案しての「落としどころ」が5年だったのではないかと推察します。

■拡幅が進む府中街道(市ノ坪交差点付近)
拡幅が進む府中街道

■市ノ坪交差点付近で、一部スタートした拡幅後の住宅建設
市ノ坪交差点付近で、一部スタートした拡幅後の住宅建設

府中街道の拡幅は、現在の地権者の方の生活もありますから、一朝一夕に進むものではありません。
そのプロセスで、先行して取得した用地が長期間にわたって遊休地になるのは必然です。

何年も遊休地になるようでしたら、なるべく有効活用した方が良いと思いますし、今回募集のあった駐輪場や駐車場は、一定のニーズが見込めるように思います。

12月1日の募集期間終了を、まずは見守ってまいります。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:その他関連情報 府中街道拡幅
2012/3/1エントリ さよなら、リンガーハット川崎武蔵小杉店
2012/4/5エントリ 府中街道のリンガーハット川崎武蔵小杉店が解体開始
2012/8/11エントリ 府中街道の中華料理店「かんちゃん」閉店、府中街道拡幅用地の取得進む
2014/8/28エントリ 川崎市が「国道409号(小杉工区)沿道まちづくり」を発表、総合自治会館跡地に商業・住居複合ビルを構想
2015/3/21エントリ 府中街道拡幅区間の自転車専用レーンが一部供用開始
2015/5/25エントリ 府中街道拡幅により安いステーキ「エル・アミーゴ」が閉店、50年の歴史に幕
2015/10/9エントリ 府中街道の旧中原消防署跡地に「川崎市医師会館」が移転建設決定、中原区役所から休日急患診療所が会館内に移転整備へ
2016/5/12エントリ 府中街道「小田切病院跡地」が老人ホームから15階建て店舗・診療所併設マンションに変更、「すきずき」入居ビルの医療ビル建て替え計画は白紙に

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2016年
11月03日

「第5回関東労災病院 病院祭」レポート:見学ツアー・ドクター体験・レントゲンクイズ・健康チェックなど企画充実

【Reporter:はつしも】

本日、「第5回 関東労災病院病院祭」が開催されました。
例年よりも健康・医療に関する企画を充実させ、多くの地域の方が集まりました。

■関東労災病院
関東労災病院 

関東労災病院は、独立行政法人労働者健康安全機構の運営する総合病院です。

京浜重化学工業地帯における労働災害対策と地域医療の充実を図ることを目的として、神奈川県と川崎市の誘致運動により1957年に開院しました。
現在では「地域のランドマーク病院」として地域の医療を支えるとともに、健康にかかわる幅広い地域貢献の取り組みも進めています。

■見学ツアー:ヘリポート見学
見学ツアー:ヘリポート見学

病院祭では、毎回「見学ツアー」を開催しています。
毎回大変人気で、募集が開始してからほどなく定員満了となりました。

今年は当日受付枠が設けられず、完全事前予約制でした。

見学ツアーでは「屋上ヘリポート見学」「地下免震構造見学」「手術室見学」を行います。
まずは屋上ヘリポートからです。

■ヘリポートに降り立つドクターヘリ
ドクターヘリ

このヘリポートは、緊急時にドクターヘリが降り立つことがあります。
緊急の医療に対応するのも、関東労災病院の役割です。

■ヘリポートから見る武蔵小杉のタワーマンション
ヘリポートから見る武蔵小杉のタワーマンション

ヘリポートからは、北側に武蔵小杉のタワーマンション群を見ることができました。

昨年に比べると、写真左側に「パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン」の建物躯体が新たに出来上がってきました。

ヘリポートからの風景については医療・健康のテーマからはやや外れるとともに本エントリの情報量が多くなりすぎますので、また別途エントリしたいと思います。

■地下免震構造の見学
地下免震構造の見学

続いて、地下免震構造の見学です。

■2種類の免震構造「アイソレーター」
2種類の免震構造

■2種類の免震構造「ダンパー」
2種類の免震構造

免震構造にはゴム状の「アイソレーター」と、ばね状の「ダンパー」の2種類があります。
前者で周期の短い激しい揺れを長い周期の揺れに変え、後者でその揺れをおさえる働きをしています。

関東労災病院は610床を有する大病院であり、さまざまな治療を行っている患者さんがいらっしゃいます。
地震などの災害時にも影響を受けず、稼働し続けることが求められていますから、こういった免震構造や非常電源等の設備は必須といえるでしょう。

■手術室見学前の消毒
手術室見学前の消毒

続いて、手術室見学です。
手術室に入る前には、もちろん手の消毒を行います。

これは足でペダルを踏むことによって、消毒液が出るようになっています。

■手術室
手術室

手術室の照明

手術室

手術器具

手術室の見学では、手術台に寝てみたり、手術器具などあちこちを自由に見たり、触ったりできます。

■布を挟むための器具
布を挟む器具

手術器具には、実にさまざまな形状のものがあります。
こちらは布をはさむためのものだそうです。

■「タカコヨリソウ」
「タカコヨリソウ」 

手術室の中で、「タカコヨリソウ」という掲示が目に留まりました。
これは手術時の体位設定時のチェックポイントを挙げたものですね。

■かわいい模様の手術着と帽子
かわいい模様の手術着と防止

手術室では、お子さんがリラックスできる香りなどの工夫があります。

病院スタッフの方が身に着けていたこちらの手術着と帽子も、かわいらしい模様でした。
特に説明はありませんでしたが、お子さんの手術の際に使われるものかと思いました。

■手術室で働く人の特徴
手術室で働く人の特徴

手術室で働く人には、こんな特徴があるそうです。
当てはまる方、いらっしゃいますでしょうか。

昨年も手術室見学で掲示がありましたが、実際の手術では
●両手を顔の前に上げるポーズ
●「汗!」と言って拭いてもらう
などはやらないそうです。

ドラマなどを見ると、ついつい突っ込んでみたくなることでしょう。

■手術室見学のプレゼント
手術室見学のプレゼント

手術室見学の後で、お子さんにはカラー包帯のプレゼントです。
恐竜など模様にバリエーションがあって、子供たちが喜んでいました。

ここまでで見学ツアーは終了です。

■新棟1階の催し
新棟1階の催し

続いて、新棟1階の催しを見ていきましょう。
こちらは事前予約などは不要で、どなたでも楽しめます。

■豆つかみゲーム
豆つかみゲーム

豆つかみゲームの参加賞

こちらは、豆つかみゲームです。
参加賞も充実していましたので、人気でした。

■ドクター体験
ドクター体験



ドクター体験 

恒例の好評企画、ドクター体験です。
ドクターの服と名札を身に着けて、超音波診断、救命体験ができました。

■レントゲンに写っているのは?
レントゲンに映っているのは?

さて、こちらはレントゲンのクイズです。
何が写っているでしょうか?

■CTで見ると…
CTスキャンで見ると…

レントゲンだとわかりにくいのですが、CTで見ると非常にクリア、かつ立体的に対象を確認することができます。

ご覧の通り、イチゴのケーキでしたね。

■CT上でケーキをカット
CT上でケーキをカット 

CT上でケーキをカット

そしてなんとCT上では、このケーキをカットして、立体的に回転させて断面を見ることができます。

実際には人体を対象に使用するわけですが、かなり精密な検査ができそうです。

■続いてこちらは…
続いてこちらは…

さて、続いてこちらは何が写っているでしょうか。

■ヒント
ヒント

これはヒントの「五郎丸ポーズ」やCT画像を見るまでもなく、ラグビーボールですね。

■昨年の病院祭での「五郎丸ポーズ推し」
「患者確認は私達のルーティンです!」 

「正確で安全な仕事はルーティーンの積み重ねから…」 

手は、上げません 

それにしても、関東労災病院では昨年の病院祭でもかなりの「五郎丸ポーズ推し」でした。
1年が経過しても、まだまだ健在です。

■レントゲン・CTクイズの参加賞
お子様用参加賞 

レントゲン・CTクイズにも、お子様用の参加賞がありました。
「レントゲンキャンディー」など、変わり種の賞品もあってこちらも人気でした。

■調剤体験
調剤体験

「病院祭」で恒例の「調剤体験」です。

ここでは上記の処方に従って、参加者がマーブルチョコなどのお菓子を薬剤に見立てて調合していきます。

■タブレット菓子
調剤体験

まずは「コーラパンチ」「ヨーグレット」「ハイレモン」を処方に従って選んでいきます。

こちらはこのまま薬袋に入れて完成です。
 
■マーブルチョコを調合
マーブルチョコを調合 
 
■錠剤包装機に投入
マーブルチョコの調合

■錠剤包装機で、袋詰め
錠剤包装機

続いて、マーブルチョコの調合です。
こちらは自動の包装機に投入すると、袋詰めされた状態で下から出てきます。

調剤体験でのこれらのお菓子は、終わったらもちろんプレゼントされます。
 
■車いす・介護用品の体験
車いす・介護用品の体験
 
車いす体験

また病院祭では、車いす・介護用品の体験もできるようになっていました。

■スポーツ用の車いす
スポーツ用の車いす
 
 こちらは、パラリンピックでも使われる、スポーツ用の車いすです。

たいへん軽いつくりになっていまして、驚くほど軽快に動くことができました。

■介護用品の展示
介護用品の展示

車いす体験の隣では、介護用品が展示されていました。

これらの食器などは、手が不自由な方でも使いやすいような形状になっています。

■片手でも使える爪切り
片手用爪切り

この2点は、片手用爪切りです。

形状を工夫することで、片手が不自由な方でも使えるようになるわけです。

■健康チェック
健康チェック

■骨密度測定
骨密度測定

さて一方、こちらはお子さんよりも大人が気になる「健康チェックコーナー」です。
血管年齢、骨密度、血圧、血糖値のチェックができるようになっていました。

骨密度測定は、先日の「コスギフェスタ2016」でも実施されていました。
測定機械によりますが、かかとの部分で測定することが多いようです。

■糖尿病を学ぼう!
糖尿病を学ぼう!

血糖値に異常がなくても、油断は大敵です。
合併症等のリスクが非常に大きい糖尿病について、理解を深めておくと良いと思います。

常日頃の食生活から、見直していきたいところです。

■フットケア
フットケア

糖尿病についての啓発コーナーの裏側には、フットケアコーナーがありました。
足の爪がきちんと切れていることも、たいへん重要です。

■物忘れチェック
物忘れチェック

物忘れチェック

物忘れチェック

ある程度の年齢になりますと、物忘れが気になることもあるでしょう。

病院祭では記憶力チェックができるコーナーも設置されていました。

■お子さんへの参加プレゼント
お子さんへの参加プレゼント

なお、今回の病院祭では、お子さんの来場者には全員お菓子のプレゼントがありました。
かわいらしい巾着とカップに入っていまして、喜ばれたのではないでしょうか。

ほかにもご紹介した通り、各種催しでも参加賞等がありましたので、お子さんはトータルでいろいろ貰えたのではないかと思います。


「関東労災病院病院祭」では、お子さん向けの医療体験企画、大人向けの健康企画など両面の催しがあり、地域の方がどなたでも気軽に楽しめるようになっています。

また今年は昨年になかった企画充実が図られていまして、普段はなかなか入ることがない大病院で、医療に触れる良い機会になったのではないでしょうか。

同病院では、地域に開かれた病院であることをコンセプトに病院祭のほか、さまざまな地域イベントにも参加しています。

今後の取り組みにも、また注目してまいりたいと思います。

【関連リンク】
関東労災病院 公式ウェブサイト
2009/1/8エントリ 関東労災病院の新棟
2009/5/25エントリ 武蔵小杉で出産する:関東労災病院(前編)
2009/5/26エントリ 武蔵小杉で出産する:関東労災病院(後編)
2012/12/9エントリ 関東労災病院の病院見学会レポート:屋上パノラマと多彩な催しで初開催
2013/10/3エントリ 「第2回関東労災病院 病院祭」が2013年10月27日(日)開催
2014/11/8エントリ 「第3回関東労災病院 病院祭」レポート:手術室見学から医師・薬剤師体験まで多彩に開催
2015/1/29エントリ 関東労災病院のバラ園と、事務管理棟・職員宿舎建設計画
2015/11/28エントリ 「第4回関東労災病院 病院祭」開催レポート:武蔵小杉パノラマと、「ルーティン」を大切に支える地域医療
2016/9/13エントリ 「ドクターX」などで登場、関東労災病院で勝村政信さん・谷原章介さんのサインを展示、「もとすみフォトクラブ」写真展も開催中
2016/10/17エントリ 「第5回 関東労災病院 病院祭」が11月3日(木・祝)開催・10月21日(金)まで講演会申込受付中、各種体験プログラムを実施

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2016年
11月02日

川崎フロンターレが年間勝点1位をかけ11月3日最終節決戦、チャンピオンシップ制覇を願う寄せ書きがイトーヨーカドー武蔵小杉駅前店に登場

【Reporter:はつしも】

明日11月3日、川崎フロンターレは2ndステージ最終節・ガンバ大阪戦を迎えます。
現在川崎フロンターレは、年間勝点2位。1位の浦和レッズとはわずか1点の差であり、この最終節に年間勝点1位の座がかかっています。

年間勝点1位のチームは、年間チャンピオンを決定する「明治安田生命2016Jリーグチャンピオンシップ」決勝に自動的にシードされます。

川崎フロンターレの必勝を祈願して、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店のオフィシャルグッズショップ「アズーロ・ネロ」に、サポーターの皆さんの寄せ書きが登場していました。

■アズーロ・ネロの寄せ書き
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の「アズーロ・ネロ」の寄せ書き

サポーターの皆さんの寄せ書き

川崎フロンターレは、1stステージは惜しくも優勝を鹿島アントラーズに譲り、2ndステージも浦和レッズに優勝をさらわれました。

しかしながら年間勝点においては、浦和レッズ次第ではありますが1位の可能性を残しています。

イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の「アズーロ・ネロ」において、チャンピオンシップ優勝を祈願する寄せ書きが行われまして、このたびイトーヨーカドーの西側出入口に掲示されました。

ご覧の通り、サポーターの皆さんによるメッセージが多数寄せられています。

■ふろん太・ワルンタ・カブレラのフォトスポット
ふろん太・ワルンタ・カブレラのフォトスポット

そして寄せ書きの反対側には、ふろん太・ワルンタ・カブレラのフォトスポットが設置されていました。

優勝を祝して、ここで記念撮影をしたいものですね。

■J1リーグ順位表
J1リーグ順位表

「アズーロ・ネロ」の店内には、J1リーグの順位表が掲示されています。
川崎フロンターレの名前が「2位」で並んでいますが、これが「1位」になることが、サポーターの悲願です。

■川崎フロンターレのだるま
川崎フロンターレのだるま

また「アズーロ・ネロ」には、フロンターレブルーのだるまもかねてから設置されています。

このだるまに目が…、ついに入るでしょうか。

■店内のイラスト
ショップ内の手書きイラスト

手書きイラスト 

店内には、イラストの展示など「フロンターレ愛」を感じるさまざまな工夫があります。

訪問するたびに結構細かく変わっていますので、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店でお買い物の際にでも、ちょっと立ち寄ってみてください。

【関連リンク】
明治安田生命2016Jリーグチャンピオンシップ
川崎フロンターレ ウェブサイト
武蔵小杉ブログ 川崎フロンターレ関連エントリ

(最近の川崎フロンターレン関連エントリ)
2016/3/5エントリ フロンターレホーム開幕戦で大久保嘉人選手がJリーグ通算得点歴代トップタイ記録を樹立、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店にグッズショップが期間限定オープン
2016/5/26エントリ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の「アズーロ・ネロ」常設店5月25日オープン、リカザイ新本社の「セブンイレブン武蔵小杉駅新南口店」本日26日オープン
2016/6/25エントリ 川崎フロンターレがJ1リーグ1stステージ初優勝を惜しくも逃す、フロンパークでは「シン・ゴジラ」スタンプラリーを開催
2016/8/18エントリ 川崎フロンターレが等々力陸上競技場で「宇宙スター☆ジアム」を開催、福田市長・中村憲剛選手らがISSとLIVE交信

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2016年
11月01日

グランツリー武蔵小杉の、秋の新店攻勢。「ABC-MART MONO」「FANCL」など空き区画6/7が埋まり、本日よりクリスマスツリーが登場

【Reporter:はつしも】

2016/8/22エントリにおいて、グランツリー武蔵小杉で5店舗が連続閉店し、7区画が空きの状態となることをお伝えしました。

その後10月に入ってから順次新店舗が登場しまして、本日「FANCL(ファンケル)」がオープンしたことにより、7区画中6区画(区画統合含む)が埋まりました。

■グランツリー武蔵小杉の新店舗
グランツリー武蔵小杉の新店舗 

■グランツリー武蔵小杉の店舗入れ替え一覧
階数 旧店舗 新店舗 オープン日
1階 銀座かねまつ ABC-MART MONO 10月21日(金)
2階 チャールズアンドキース AZUL by moussy 10月15日(土)
2階 パーフェクトワン/シャワーパーティー(区画統合) WHITE THE SUIT COMPANY 10月21日(金)
2階 サマンサベガ FANCL 11月1日(火)
2階 パーリーゲイツ 未オープン
3階 フィールドドリーム auショップ 10月8日(土)

■1階「ABC-MART MONO」
1階「ABC-MART MONO」

「ABC-MART MONO」

1階「かねまつ」の跡地には、「ABC-MART MONO」が10月21日(金)にオープンしました。

「ABC-MART」の新業態で、モノトーン・モノクロをモチーフにした売場と、良いモノ、セレクトされたモノを取り扱うことをコンセプトにしています。

これは従来の「銀座かねまつ」と「シューズ」という点では共通ですが、ぐっとカジュアルに振った入れ替えといえるでしょう。

「ABC-MART」は、メインレーベル「ABC-MART」を武蔵小杉東急スクエア・グランツリー武蔵小杉に2店舗出店しつつ、「ららテラス武蔵小杉」には新業態「Charlotte(シャルロット)」を今年オープンさせています。

さらに「ABC-MART MONO」が加わることで、グループ店舗が武蔵小杉に集中展開するかたちになりました。

■2階にオープン「AZUL by moussy」
AZUL by moussey

AZUL by moussy

2階の「AZUL by moussy」は、「チャールズアンドキース」の跡地に10月15日(土)にオープンしました。

同店の出店については、2016/9/11エントリでお伝えしておりました。
ジーニングウェアに加えて音楽・アートなどのカルチャー発信も行うカジュアルブランドです。

■2階にオープン「WHITE THE SUIT COMPANY」
「WHITE THE SUIT COMPANY」

WHITE THE SUIT COMPANY 

同じく2階の「シャワーパーティー」「パーフェクトワン」の跡地には、2区画を統合するかたちで「WHITE THE SUIT COMPANY」が10月21日(金)にオープンしました。

同店は「THE SUIT COMPANY」の新ブランドで、働く女性をターゲットにしています。

「パーフェクトワン」は3月27日閉店で、グランツリー武蔵小杉の中でも最も空きの状態が長くなっていましたが、これにより7か月ぶりに埋まったことになります。
他の区画よりも時間を要したのは、7月24日閉店の「シャワーパーティー」と区画を統合する兼ね合いだったのかもしれません。

■2階に本日オープン「FANCL(ファンケル)」
2階に本日オープン「FANCL(ファンケル)」

そして2階の「サマンサベガ」跡地に本日オープンしたのが、「FANCL(ファンケル)」です。

無添加スキンケアや無添加メイク、サプリメントの販売を行うとともに、お肌チェックや健康カウンセリングも行っています。

■隣接の空き区画「パーリーゲイツ」跡地
隣接の空き区画「パーリーゲイツ」跡地

「FANCL」の隣接地、「パーリーゲイツ」跡地は、まだ後釜のテナントが出店していません。
現在は仮囲いが川崎市の広報スペースとして活用されています。

いまのところ告知は出ていませんが、こちらもいずれ何らかの出店があることでしょう。

■3階にオープン「auショップ」
3階にオープン「auショップ」

そして最後、3階の「フィールドドリーム」跡地に10月8日(土)にオープンしたのが「auショップグランツリー武蔵小杉店」です。

同店は「フーディアム武蔵小杉」の2階から移転となりました。

■フーディアム武蔵小杉2階の「auショップ」跡地
フーディアム武蔵小杉2階の「auショップ」跡地


結果として、フーディアム武蔵小杉2階のauショップ跡地が、空き区画になっています。

こちらは周辺がクリニックモールに転換されたばかりですが、この区画は隣接区画との仕切りが簡易な壁で、上部が完全に仕切られていません。
そのためクリニックが入るのは考えにくいと思いますが、こちらはこちらで店舗誘致が行われるものと思います。


さて、これにより10月7日からスタートした、グランツリー武蔵小杉の空き区画への出店ラッシュが、現在告知されているものについては一段落したことになります。
「パーリーゲイツ」の跡地にも「Coming Soon」とありますから、そのうち新店舗の告知があるのではないでしょうか。

グランツリー武蔵小杉開業2周年を迎えて、小規模リニューアルのような形になりました。



なお、本日11月1日より、グランツリー武蔵小杉のクリスマスイルミネーションが始まるとともに、AQUA DROP前にクリスマスツリーが登場しました。

■グランツリー武蔵小杉のクリスマスイルミネーション
グランツリー武蔵小杉のクリスマスイルミネーション

■クリスマスツリー
グランツリー武蔵小杉のクリスマスツリー

ボタニカルクリスマスツリー

今年のクリスマスツリーは、「ボタニカルクリスマスツリー」です。

プラントハンター・西畠清順氏とのコラボレーションにより、生きた植物でつくったツリーが出来上がっています。

グランツリー武蔵小杉のクリスマスツリーは、毎年個性がありますね。

【関連リンク】
ABC-MART 店舗マップ MONOグランツリー武蔵小杉店
AZUL by moussyウェブサイト
WHIT THE SUIT COMPANYウェブサイト
ファンケルウェブサイト
auショップグランツリー武蔵小杉店

グランツリー武蔵小杉 ウェブサイト
武蔵小杉ブログ グランツリー武蔵小杉関連エントリ

(グランツリー武蔵小杉 店舗入れ替え関連エントリ)
2015/5/15エントリ グランツリー武蔵小杉で初の店舗入れ替え。西武・そごう「カッフェアマービレ」跡地に紳士・婦人雑貨売り場が5月30日(土)オープンへ
2015/6/4エントリ グランツリー武蔵小杉の「西武・そごう武蔵小杉SHOP」がリフレッシュオープン、紳士・婦人雑貨を拡充
2015/8/29エントリ グランツリー武蔵小杉の「BURROWS & SUN」が、「レベッカミンコフ」に続きブランド撤退により2015年8月31日(月)閉店
2015/10/16エントリ グランツリー武蔵小杉のカジュアル強化。レベッカミンコフ跡地「リプレイ」に続き、サマンサタバサが「リッチミーNY」を「サマンサ ベガ」に切り替え本日オープン
2015/11/14エントリ 1周年近づくグランツリー武蔵小杉の新店舗。「バロウズアンドサン」跡地に「CHOOSE LIFE」が11月20日オープン
2015/11/23エントリ グランツリー武蔵小杉1周年。新店舗2店オープン・おもちゃ売り場3倍増・地元店舗「メチエのシュトーレン」「イクミママ」登場
2016/4/13エントリ グランツリー武蔵小杉「マウイマイクス」閉店・跡地にスープ春雨&カフェ「ハオツァイ」が本日オープン/「グランピット」4月1日仕様変更
2016/6/30エントリ 「妖怪ウォッチオフィシャルショップ ヨロズマートミニ グランツリー武蔵小杉店」が7月20日(水)出店を正式リリース、出店場所は3階「Grand PARK」跡地
2016/8/22エントリ グランツリー武蔵小杉で5店舗が8月17日~28日連続閉店、従来より閉店の2店舗と合わせ7区画が空き区画に
2016/9/11エントリ グランツリー武蔵小杉に秋の新店・フーディアム武蔵小杉2階から「auショップ」が10月7日(金)移転、「AZUL by moussy」が10月オープン

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2016年
10月31日

「第20回なかはら福祉健康まつり」が11月5日(土)中原区役所で開催、舞台ゲストは住吉高校チアリーディング部ランサーズ

【Reporter:はつしも】

2016年11月5日(土)に、「第20回なかはら福祉健康まつり」が中原区役所において開催されます。
当日は「であい・ふれあい・ささえあい」をテーマに、福祉や健康にかかわる中原区内の約50団体が参加してさまざまな催しを行います。

またメインステージには、朗読や手話ダンス、太極拳などに加えて「住吉高校チアリーディング部ランサーズ」がゲストで登場します。

■「第20回なかはら福祉健康まつり」
「第20回なかはら福祉健康まつり」

■「なかはら福祉健康まつり」の開催概要
開催日 2016年11月5日(土)10:00~14:00 ※雨天決行
会場 中原区役所/区役所前広場
入場料 無料
ウェブ ●中原区 なかはら福祉健康まつりが開催されます!
●当日プログラム
●当日マップ
●パンフレット
主催 なかはら福祉健康まつり実行委員会

■「なかはら福祉健康まつり」のプログラム
●中原区役所5階メインステージ●

10:00 開会式
●手話コーラス   手話サークル「かけはし」、「なかま」
●委員長挨拶
●副区長あいさつ  
10:20 体操 中原区運動普及推進員連絡会
10:35 朗読    朗読ボランティアグループ「かざぐるま」 
10:55  手話ダンス    川崎市中途失聴・難聴者協会  
10:10  活動発表    中原区子育て支援推進実行委員会  
11:25  小林グライダー・太極拳 地域ふれあい“つきやまサロン”
11:45  なかはらパンジー体操    なかはらパンジー隊  
12:00~13:30  休憩 
13:30  表彰式 中原区社会福祉協議会
チアリーディング披露 住吉高校チアリーディング部ランサーズ 
14:00 閉会式 

■100連射グライダー(小林グライダー)
100連射グライダー

●ウッドデッキ●
12:20 中原区運動普及推進員連絡会(雨天時中止)

●各会場参加団体●
5階A会場 1-なかはらパンジー隊 (パネル展示・活動紹介)
2-財)川崎市母子寡婦福祉協議会 みつば会(活動紹介・パンフ配布)
3-区内地区社会福祉協議会展示
4-中原認知症を考える家族の会 やよい会 (パンフ配布)
5-中原区子育て支援推進実行 委員会 (パネル展示・活動紹介)
5階B会場 6-丸子玉川リハビリ クラブ (パネル展示・活動紹介・ 作品展示)
7-地域ふれあい つきやまサロン (活動紹介・手芸品等展示・販売)
8-さくらんぼの会 (パネル展示・活動紹介)
9-手話サークル 「かけはし」「なかま」 (活動紹介・ミニ手話教室)
10-ケアーハウスこだま(パネル展示・相談・作品展示)
11-朗読ボランティア グループ「かざぐるま」 (パネル展示・活動紹介)
12-川崎実年ボランティアの会 (折り紙教室)
13-ぐるーぷ、ももちゃ ん (無料講習会「おもちゃ作り」)
5階F会場 14-中原区・地域包括支援センター(パネル展示・血管年齢測定、チラシ配布)
5階E会場 15-食生活改善推進委員会(パネル展示・活動紹介・体験)
16-統合スポーツ共遊球技研究所 (福祉スポーツの体験)
5階D会場  17-かながわカウンセリング研究会 (パネル展示・活動紹介・相談)
18-日医大街ぐるみ認知症相談センター展示・冊子配布・もの忘れチェックテスト体験)
19-コスモス成年後見サポートセンター(相続・遺言・成年 後見に関する相談)
5階廊下  20-食生活改善推進委 員会 (パネル)
21-ヘルス パートナー (活動紹介)
22-まちづくり推進委員会(展示)
正面広場 23-中原区運動普及推進員連絡会【12:20~】 (体操)
24-移送ボランティアなかはら21 (福祉車両展示・乗車体験、活動紹介)
25-中原区日本赤十字奉仕団 (三角巾の体験、寄贈品の販売)
26-川崎市中原老人福祉センター (手作り品の販売)
27-川崎市中原老人福祉センター「盆栽」 (活動紹介、盆栽展示販売)
28-白楊園 (自主製品の販売)
29-地域ふれあい“つきやまサロン” (活動紹介、手芸品等の販売)
30-休憩場所
31-障害者支援施設(通所)みやうち (手作り品の販売)
32-川崎市中途失聴・難聴者協会 (手作り品等の販売、活動内容の展示)
33-すぎ会 (手作り品等の販売)
34-ケアーハウスこだま (利用者の手作り作品展示、販売)
35-中原区地域自立支援協議会 (事業説明、パネル展示、パンフレット配布)
36-中原区老人クラブ連合会
37-地域活動支援センター夢屋 (オリジナル刺繍入りタオル等販売)
38-特定非営利活動法人わになろう会 (活動紹介、自主製品の販売)
39-中丸子盆栽クラブ (盆栽の展示、相談、販売、体験)
40-ボランティアグループ ひまわりの会 (活動紹介、相談、疑似体験、手作り品販売)
41-身体障害者児団体協議会 (活動紹介、緑茶・物品販売)
42-小杉地区社会福祉協議会 (お赤飯の販売)
43-おかし工房 しいの実 (シフォンケーキ、パウンドケーキ、クッキーの販売)
44-休憩場所
45-中原老後を良くする会 (おにぎり・おだんごの販売)
46-NPO法人レジスト就労支援B型事業所レジネス (コーヒー、障がい者支援商品販売)
47-オアシス井田 (ハッシュドポテト、自主製品の販売)
48-丸子地区社会福祉協議会 (パンケーキ、コーヒーの販売)
49-休憩場所
50-ボーイスカウト川崎第22団 (うどん、じゃがバターの販売)
51-大戸地区社会福祉協議会 (こんにゃくみそ田楽の販売)
52-休憩場所  

■「しいの実」の手作り「ニカッパ君クッキー」
「しいの実」手作り「ニカッパ君クッキー」 

■過去開催の模様(中原区発表資料より)
過去開催の模様(中原区発表資料より)

過去開催の模様(中原区発表資料より)

 「なかはら福祉健康まつり」は、毎年11月に中原区役所で開催されているイベントで、今回第20回を迎えます。

例年「なかはらこども未来フェスタ」と開催時期が近いのですが、今年は「こども未来フェスタ」が11月26日開催となり、少し時期が離れました。

基本コンセプトは健康と福祉に関連する催しですが、食べ物の販売なども正面広場で多数行われています。

障害者支援なども含めて、約50もの団体が参加しています。
まだまだ知らない市民活動団体が中原区では活動していますので、それらに触れる機会になるでしょう。
 
全体的にシニア色が強い中でも、若さが輝く「住吉高校チアリーディング部ランサーズ」のパフォーマンスは、多くの方が集まるのではないでしょうか。
 
【関連リンク】
中原区 なかはら福祉健康祭りが開催されます!
2013/11/13エントリ 「なかはら福祉健康まつり」が2013年11月16日(土)に「なかはら環境ショーケース」と同時開催
2014/10/31エントリ 中原区役所の秋のイベント「なかはら福祉健康まつり」11月1日(土)開催、「なかはら子ども未来フェスタ」11月8日(土)開催

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2016年
10月30日

「第3回 丸子の渡し祭り」開催レポート:渡し船は1時間40分待ちの盛況、大田区発祥「揚げパンマン」登場

【Reporter:はつしも】

本日、丸子橋の近くにて「第3回 丸子の渡し祭り」が開催されました。

かつて、旧中原街道において活躍した渡し船「丸子の渡し」が1日限りで復活し、多くの方が会場に集まりました。

■「丸子の渡し祭り」
「丸子の渡し祭り」 

江戸と平塚市の中原を結ぶ交通網として、徳川家康が整備したのが中原街道です。
その途上、多摩川を渡る渡し船が「丸子の渡し」と呼ばれていました。

1935年に丸子橋が完成したことで「丸子の渡し」は役割を終えましたが、川崎市側・大田区側の地域の皆さんの力により「丸子の渡し祭り」として毎年1日限定で復活することになりました。

「丸子の渡し祭り」の会場は、かつて渡し船が行き来していた場所に近い、丸子橋のそばです。

■「丸子の渡し」の受付
「丸子の渡し」の受付

「丸子の渡し」に乗船するためには、まずは手前で受付を行います。
大人(中学生以上)500円、小学生300円です。

■「丸子の渡し」の通行手形
先着500名限定の通行手形

また受付では、先着500名限定で「丸子の渡し」の通行手形を配布していました。
10月9日に先行開催されていた多摩川河川敷のイベントにも参加して焼き印をもらっていると、特典があったようです。

■「丸子の渡し」の長蛇の列
「丸子の渡し」の長蛇の列

本日、「丸子の渡し」にはご覧の通り川崎市側に長蛇の列ができていました。

11:10頃に並び始めて乗船できたのが12:53頃ですので、1時間40分待ちだったことになります。

川崎市側に比べると、大田区側の行列のほうが短かったようですので、「最初は丸子橋を歩いて大田区側に渡り、大田区側から乗船する」のが効率的だったかもしれません。

15時のイベント終了よりかなり早くに受付は終了しましたので、10時のスタートに合わせて、早くから会場に到着するのがよさそうです。

■待ち時間の好適品「海老のから揚げ」
海老のから揚げ 

ただ、イベント開始前からスタンバイをしないと、ある程度の行列は必至でしょう。

待ち時間が長いですので、「海老のから揚げ」などつまめるものを出店で買っておくと、良いかもしれません。
 
■乗船場所
乗船場所

川崎市側の乗船場所には、木製の階段が設置されています。

乗る際に船が少々揺れますので、ゆっくりと乗船しましょう。

■3艘で回転する渡し船
3艘で回転する渡し船

渡し船は、3艘で川崎市と大田区をつないでいます。
1艘あたりお客さんは8人、乗船していました。

■渡し船から見た丸子橋
渡し船から見た丸子橋

さて、いよいよ渡し船に乗船です。

多摩川の上から見る丸子橋は、普段なかなか見ることのないアングルです。

■京浜河川事務所の鉄塔
京浜河川事務所の鉄塔

大田区側の船着き場は、京浜河川事務所の鉄塔近くにあります。

この鉄塔には多摩川の水位を監視するライブカメラが設置されていまして、2016/7/7エントリでご紹介しておりました。

■大田区側で販売「揚げパンマン」
大田区側で販売「揚げパンマン」

大田区側では、同区発祥とされる「揚げパン」の販売が行われていました。

こちらは川崎市側で宣伝を行っていた「揚げパンマン」です。

■「シン・ゴジラ」大田区側でのロケ写真展
「シン・ゴジラ」大田区ロケ写真展

今年大ヒットした映画「シン・ゴジラ」では、武蔵小杉が重要なシーンで登場します。

同作品では大田区でもロケが多数行われていまして、「丸子の渡し祭り」の会場でパネル展が開催されていました。

■川崎市側の出店
川崎市側の出店 

「大田×川崎 むすんでつつむ おたかわ」 

続いて、川崎市側の出店や催事も見ていきましょう。
一番手前の「KOSUGI CURRY」など、多数の地元店などが出店していました。

各店舗の看板には、「大田×川崎むすんでつつむ おたかわ」というロゴが掲載されていました。

■「黒湯サイダー」
黒湯サイダー

その一角で販売されていたのが、2016/5/22エントリでご紹介した「黒湯サイダー」です。

川崎市から大田区にかけての一帯は、天然温泉である「黒湯」が出る地域です。
 「黒湯」は、古代の植物が枯れて分解された無形成分の影響で茶褐色に色づいているのが特徴で、フミン酸が含まれて美肌効果があるとされています。

この「黒湯サイダー」は、この黒湯をイメージして2014年度に大田区の観光大使と川崎市の大学生が試作したもので、先般川崎市の飲料メーカー・川崎飲料が商品化を行いました。

大田区と川崎市にまたがる地元商品であり、まさに「丸子の渡し祭り」で販売するのにふさわしいといえるでしょう。

■「アユの塩焼き」の行列
「アユの塩焼き」の行列

■アユの塩焼き
アユの塩焼き

そして「丸子の渡し」にも負けない行列を作っていたのが、「アユの塩焼き」です。

多摩川はかつて高度経済成長期に水質が悪くなりましたが、現在ではアユの遡上がみられるほどに改善しました。

このアユは、多摩川でとれたものです。
かなりの人気がありまして、本日はイベント終了前に完売となりました。

このほか、多摩川の河口でとれたシジミ汁も販売されていました。
 
■「チーム等々力」のワークショップ
「チーム等々力」のワークショップ  
 
 「チーム等々力」のワークショップ
 
 「チーム等々力」のワークショップ 
 
さらに、催事関係もご紹介してまいります。

こちらは等々力緑地周辺の町工場の有志グループ「チーム等々力」のワークショップです。
 
「チーム等々力」は、川崎のものづくりを子供たちに伝える活動を継続的に展開しており、2015/5/16エントリ「メタルパッチワークアート」をご紹介したことがありました。

今回のワークショップでも、金属加工の町工場の材料を使って、ものづくり体験が行われていました。

■丸子宮元囃子保存会
丸子宮元囃子保存会
 
ワークショップ会場の近くでは、「丸子宮元囃子保存会」の演奏が続いていました。

渡し船の長い待ち時間の間、活気のある音色でひととき耳を楽しませてくれました。
 
■大道芸
大道芸

また、大道芸の方も登場しまして、会場を沸かせてくれました。
こちらは座席が用意されていましたので、一休みしながら鑑賞できます。

■連凧
連凧

また会場では、さまざまな種類の凧揚げも行われていました。
中でもこの連凧は見事ですね。

■ごみの分別
ごみの分別

帰りには、ごみをきちんと分別して捨てるか、持ち帰りをしましょう。

会場では、串、紙コップ、しじみの殻など、会場で実際に発生するごみの種類別に分別をしていました。

■丸子橋近くの「丸子の渡し」の記念碑
丸子橋近くの「丸子の渡し」の記念碑


今回ご紹介したのは「丸子の渡し祭り」の一部ですが、渡し船だけでなく、想像以上にさまざまな催しが行われていました。
大田区側ともあわせて、家族で楽しめるイベントになっていたかと思います。

また来年も開催される予定ですので、本エントリも参考に、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

【関連リンク】
川崎市報道発表資料 「丸子の渡し祭り」を開催します
とどろき水辺の楽校 平成28年10月30日(日)『丸子の渡し祭り』開催のお知らせ

(多摩川・大田区関連)
2009/9/23エントリ 川崎歴史ガイド・中原街道ルート(1):「丸子の渡し」
2011/6/1エントリ 丸子橋の大田区側の親柱
2011/7/16エントリ 「ガス橋」と平間の渡し
2011/11/25エントリ 大田区から見る武蔵小杉再開発ビルと、富士山
2012/8/15エントリ ガス橋から見た、六郷土手の花火大会
2015/3/22エントリ 多摩川浅間神社の見晴らし台から望む、武蔵小杉周辺パノラマ
2015/10/13エントリ 中原区にあった、日本初の常設サーキット。 「多摩川スピードウェイ」メインスタンド跡地を歩く
2015/11/21エントリ 「多摩川スピードウェイ・回顧展」が11月21 日(土)・22日(日)開催、第1回レース優勝車「オオタ号」を展示中
2016/2/5エントリ 大田区側の多摩川河川敷から見る、武蔵小杉の 鏡面世界パノラマ
2016/4/8エントリ (番外編):旧中原街道「桜坂」から見えるソメイヨシノと、武蔵小杉の高層ビル群
2016/7/7エントリ 丸子橋周辺の多摩川水位を、24時間ライブ配信。「国土交通省京浜河川事務所 田園調布出張所」の鉄塔探訪
2016/7/17エントリ 中原区の、日本初常設サーキットの記録。市民ミュージアム「多摩川スピードウェイ展」が本日スタート、福田市長も観覧/スピードウェイ遺構には記念パネルが設置
2016/8/6エントリ 川崎歴史ガイド・中原街道ルート(番外編):大田区側「おいと坂」と、「美富士橋」から見る武蔵小杉の高層ビル群

(丸子の渡し祭り参加団体関連)
 ・ 2015/5/16エントリ 「川崎ものづくりフェアin等々力」のメタルパッチワークアートと、段ボールパーク
 ・2016/5/22 川崎市・大田区の地サイダー登場。甘さ控えめ「黒湯サイダー」が各銭湯とスリーエフで発売中

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2016年
10月29日

「モトスミ・ハロウィン」2016年10月30日(日)開催、ブレーメン通り商店街で「ブレーメントリオン」登場、オズ・イダナカでフォトコンテスト開催

【Reporter:はつしも】

明日、2016年10月30日(日)に、モトスミ・ブレーメン通り商店街29店舗、オズ通り商店街10店舗、井田中ノ町商栄会7店舗の3商店街・46店舗において「モトスミ・ハロウィン」が開催されます。

3商店街のイベント参加店舗において、こどもたちが「トリックオアトリート!?」と声をかけることでお菓子などがもらえます。

■「モトスミハロウィン」
モトスミ・ハロウィン 
※各商店街ウェブサイトより

■「モトスミ・ハロウィン」の開催概要
日時 2016年10月30日(日)13:00~16:00
会場 ●モトスミ・ブレーメン通り商店街
●オズ通り商店街
●井田中ノ町商栄会
内容 ●トリックオアトリート
お子さんが参加各店舗でお店の方に「トリックオアトリート!?」と声をかけると、お菓子がもらえます。
※参加店舗にはのぼりが立っています。
※下記の注意事項をご参照ください。

●ブレーメン通り商店街青年部イベント
「青年部&ブレーメントリオンショー」(14:30~、コミュニティーセンター前にて)

●イダナカ秋空フリマ
井田中ノ町商店街においてフリーマーケットが開催されます。
井田中ノ町商栄会 イベントページ

●イダナカ・ハロウィンフォトコンテスト
「モトスミ・ハロウィン」で井田中ノ町商栄会に来場された方の限定企画で、フォトコンテストを開催します。
詳細は下記イベントページをご参照ください。
井田中ノ町商栄会 イベントページ

●オズハロ2016フォトコンテスト
「おずっちょ」と仮装して記念撮影をし、Instagramにタグ付きで投稿することでフォトコンテストに参加できます。
※オズ通り商店街のアカウントフォローが必要です。
オズ通り商店街 イベントページ
注意事項 ●お菓子の配布は13時からです。時間を守ってください。
●お菓子の数に限りがありますので、なくなり次第終了となります。
●お菓子はお子様限定となります。
●都合により予告なく参加できなくなる店舗もございます。ご了承ください。
●ゴミは、道端に捨てないでください。
ウェブサイト オズ通り商店街

■「モトスミ・ハロウィン」参加店舗
ブレーメン通り商店街
(29店舗)
●和菓子 青柳
●高林果実店
●パン・ド・ププ
●住吉書房
●ヤマグチ
●保険deあんしん館
●ファーマみらい
●スリーエフ
●酒・食品 宇野商店
●銀座コージーコーナー
●Re・Ra・Ku
●保険ほっとライン
●binwan
●INDRA
●ドコモショップ
●シティネット
●フードハウス大野屋
●和牛キッチン鉄重
●バルクフーズ
●KCSセンター
●スーパー荏原屋
●るぴあ
●鳥庄
●auショップ
●川崎家電
●ガレオン
●ソフトバンク
●アンク(リーフ)(2階)
●茶仙庵
オズ通り商店街
(10店舗)
●あやこ歯科クリニック
●オズ通り歯科医院
●個太郎塾元住吉教室
●パティスリーシェリーブラン
●シュクレープ
●てっぺん家
●肉のナカノ
●博多天ぷら なぐや
●和式整体&整心 響氣
●八百文
井田中ノ町商栄会
(7店舗)
●Lulu dog trimming
●フォレストコーヒー
●ヘアルーム 波照間
●ステップハウス
●パティスリーディヴァン
●ローソンストア100
●手作りお菓子&生ジェラートTOCCO

■「モトスミ・ハロウィン」の参加店舗マップ

モトスミ・ハロウィンの参加店舗
※クリックで拡大します。

「モトスミ・ハロウィン」の参加店舗については、上記マップをご参照ください。
ブレーメン通り商店街、オズ通り商店街、井田中ノ町商店街で合計46店舗が参加しています。

お菓子の配布開始は13時からで、各商店街から時間を守ってくださるよう重ねてお願いが出ています。

また、お店の都合により当日予告なく参加が中止となる店舗も出る可能性がありますので、あらかじめご了承ください。

店舗には目印ののぼりが立っていますので、マップを参照するというよりは、商店街を歩きながらのぼりを探したほうがわかりやすいかと思います。

■「ブレーメントリオン・ゴルト」
ブレーメントリオン・ゴルト 

そして14:30からは、ブレーメン通り商店街のコミュニティーセンター前において、ブレーメン通り商店街青年部のイベントが開催されます。

ここでは、ブレーメン通り商店街の平和を守る「ブレーメントリオン」が降臨する予定です。

ブレーメントリオンは、リーダーのロート(赤)、シュバルツ(黒)、ゴルト(黄)の3人によるチームです。
この3人が集結して、「ブレーメントリオンショー」が行われます。

■「イダナカ秋空フリマ」
イダナカ秋空フリマ
※井田中ノ町商栄会ウェブサイトより

3商店街の中で駅から距離のある「井田中ノ町商栄会」では、独自のイベントを2つ展開します。

ひとつが「イダナカ秋空フリマ」で、約40のお店が商店街内に出店します。

もうひとつが「イダナカ・ハロウィンフォトコンテスト」で、「モトスミ・ハロウィン」で同商店街に来場された方限定の企画です。
素敵なハロウィンの写真を商店街で撮影して、後日商店街事務所に投函または郵送するというものです。

こちらの詳細は、前掲の商店街サイトをご参照ください。

■「オズハロ2016フォトコンテスト」
オズハロ2016フォトコンテスト
※オズ通り商店街ウェブサイトより

一方、オズ通り商店街でも、独自のフォトコンテストが開催されます。

こちらは仮装して同商店街のマスコットキャラクター「おずっちょ」と仮装して記念撮影をし、その写真をInstagramでタグ付きで投稿(オズ通り商店街のアカウントのフォローが必要)するというものです。

Instagramをお使いでしたら、紙ベースで投函または郵送が必要な「イダナカ・ハロウィンフォトコンテスト」よりも手軽かもしれません。

■「おずっちょ」
「おずっちょ」 

オズ通り商店街のマスコットキャラクター「おずっちょ」はこちらです。

商店街を歩いていけば、すぐに見つかるかと思います。


このように、「モトスミ・ハロウィン」では、3商店街合同のポスター・告知だけではカバーされていないイベント情報がありますので、本サイトでまとめをさせていただきました。

「コスギフェスタ」に続いて、中原区で大いに盛り上がるハロウィンイベントです。

お子さんがいらっしゃる方は、ご家族で楽しんでみてはいかがでしょうか。

■ブレーメン通り商店街
「第12回フライマルクト2016」 

【関連リンク】
モトスミ・ブレーメン通り商店街
オズ通り商店街
井田中ノ町商栄会
2016/10/12エントリ 元住吉の一番長い日。ブレーメントリオン登場「フライマルクト」、おずっちょ登場「オズフェスタ」2016開催レポート

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