武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2016年
02月15日

大田区側の多摩川河川敷から見る、武蔵小杉の鏡面世界パノラマ

【Reporter:はつしも】

本サイトではこれまでに何度か、多摩川沿いの大田区側から見た武蔵小杉の風景をご紹介してきました。
今回は河川敷の下までおりまして、多摩川の水面に映る武蔵小杉の鏡面世界を眺めてみました。

■多摩川橋梁と武蔵小杉の鏡面世界
多摩川橋梁と武蔵小杉の鏡面世界

最初にご紹介するのは、多摩川橋梁と武蔵小杉の鏡面世界です。

多摩川橋梁は品鶴線(横須賀線・湘南新宿ライン)と東海道新幹線の2つが並行して架けられており、ここから多摩川を行き来する姿を見ることができます。

■水面に映る武蔵小杉の高層ビル群
水面に映る武蔵小杉の高層ビル群

ここからは多摩川橋梁とともに、武蔵小杉の高層ビル群が綺麗に水面に映っていました。

風が弱いタイミングと、水面が波立っていない場所を探すことがポイントです。

■多摩川の鏡面世界パノラマ
多摩川の鏡面世界パノラマ
※クリックで拡大します。

ここは丸子橋と多摩川橋梁の間にあたりまして、川上に丸子橋ものぞむことができます。
川面を見渡したパノラマ画像を作成しましたので、是非クリックして拡大してみてください。

■丸子橋の鏡面世界
丸子橋の鏡面世界 

丸子橋も多摩川に映りこんで、眼鏡のように見えました。

■川上から見た丸子橋
川上から見た丸子橋

一方こちらは、川上側から見た丸子橋です。
ここはかなり水深が浅いこともあり、水面が波立っています。

上記写真の奥が最初の撮影ポイントにあたり、多摩川橋梁の姿も確認できます。

■下流から見た武蔵小杉の鏡面世界
下流から見た武蔵小杉の鏡面世界

多摩川河川敷から見る武蔵小杉は、位置を変えるごとに高層ビルの位置が入れ替わっていくように見えます。

こちらは多摩川橋梁よりももう少し下流から撮影したものです。

この場所は水面が多少波立っていますので、鏡面世界のビルがぼんやりしていますね。

こんな鏡面世界スポットを探しながら多摩川河川敷をお散歩すると、また違う楽しみがあるかもしれません。

【関連リンク】
2011/11/25エントリ 大田区側から見る武蔵小杉再開発ビルと、富士山
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2016年
02月14日

小杉町3丁目東地区再開発で相次ぐ、既存店舗等の立ち退き。2016年3月末で「小杉こども文化センター」が閉館、2月17日に児童向け説明会を開催へ

【Reporter:はつしも】

小杉町3丁目の「小杉こども文化センター」が、2016年3月末をもって一旦閉館となることがわかりました。
これは「小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業」の進捗によるもので、同地区内ではほかにも「ドトールコーヒーショップ武蔵小杉店」など閉店が相次いでいます。

これを受けて「小杉子ども文化センター」は、児童向けの説明会を2月17日(水)に開催します。

■小杉町3丁目東地区の「小杉こども文化センター」
小杉町3丁目東地区の「小杉こども文化センター」

「小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業」は、旧中原図書館やみずほ銀行、川崎信用金庫、UR小杉アパートなどの用地を権利変換によってまとめ、商業・業務施設及びタワーマンションを建設する大規模な再開発事業です。

2016年度中の権利変換計画認可・土地の明渡し・再開発ビル着工、2019年度中の竣工を予定しています。

その区域内に入っているのが「小杉こども文化センター」で、武蔵小杉東急スクエアに面した一角で古くから運営されていました。

■かわさき市民活動センター 小杉こども文化センター
http://www3.kawasaki-shiminkatsudo.or.jp/seishonen/shisetsu/3/11/

「小杉こども文化センター」は官設・民営の子育て支援施設であり、川崎市の設置のもと、公益財団法人かわさき市民活動センターが運営しています。

■「小杉こども文化センター」のイベント告知
「小杉こども文化センター」のイベント告知

同施設では小学生~高校生など児童が自由に遊べる場所を提供しており、児童向けのイベントを開催しているほか、青少年団体や市民活動団体も利用することができます。
東日本大震災により川崎市に避難をしてきた子供たちの学習支援を行う「とどろき学習室」は、ここで継続的に開催されてきました。

■新たな「小杉こども文化センター」が入居する再開発ビル
小杉町3丁目東地区の再開発ビル

同施設は2016年3月末に閉館後、4月より解体の準備が始まることになります。

解体後、当該地区に2019年度完成予定の「小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業」の再開発ビルにあらためて入居するかたちになり、それまでの約4年間は特に代替施設は用意されないことがあきらかになりました。

武蔵小杉駅周辺の不動産はどこも一杯の状況で、模索はしたもののコスト見合いも含め、4年間代替できる施設は見つからなかったということです。

■小杉こども文化センターの説明会告知
児童向け説明会のお知らせ

冒頭に申しあげたとおり、小杉こども文化センターでは、一時閉館に伴う児童向けの説明会を2月17日(水)に開催します。

入口に告知が掲示されていまして、従来から予定されている「こども会議」の中で説明をされるということです。

■新丸子こども文化センター
新丸子こども文化センター

川崎市としては、「小杉こども文化センター」の建て替え期間中は、近隣の「新丸子こども文化センター」「住吉こども文化センター」などの利用を推奨するほか、利用団体には他施設の紹介を行うものとしています。

ただ実際に利用する子供たちの立場からすると、各地域ごとの子供の世界やローカルルールもありますので、移行にはハードルがあるかもしれませんね。

■既存店舗の立ち退きが進む小杉町3丁目東地区
既存店舗の立ち退きが進む小杉町3丁目東地区

さて、小杉町3丁目東地区の全域を見渡しますと、「小杉こども文化センター」だけでなく、各所で既存店舗の立ち退きが相次いでいます。

■12月10日に閉店した「ドトールコーヒーショップ武蔵小杉店」
1月●日に閉店した「ドトールコーヒーショップ武蔵小杉店」

■同店の閉店告知
同店の閉店告知

こちらはイトーヨーカドー向かい側の「ドトールコーヒーショップ」で、12月10日に閉店していました。
このビルの解体が今すぐ行われるわけではありませんが、再開発計画に先行しての閉店となるものです。

■ダイソー併設の花屋・寿司店の跡地
ダイソー併設の花屋・寿司店の跡地

また、ダイソー(旧マルエツ小杉店)に併設されていた花屋や寿司店も、すでに閉店しています。

■立ち退きが相次ぐ「有馬第2ビル」
立ち退きが相次ぐ「有馬第2ビル」

そして、店舗の立ち退きが進んでいるのが、こちらの「有馬第2ビル」です。
地下に居酒屋「雪国」などが入居している雑居ビルです。

■有馬第2ビルの閉店告知
有馬第2ビルの閉店告知

有馬第2ビルの閉店告知

有馬第2ビルの閉店告知

「有馬第2ビル」の外観を見ただけではわからないのですが、ビル内に入るとご覧の通り各店舗の閉店告知が並んでいます。

「サンライズジャパン」「ビリヤード住吉」の閉店告知は「ドトール」と同じフォーマットです。
これは「小杉町3丁目東地区再開発組合」が提供する共通フォーマットなのでしょうね。


前述の通り、小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業は2016年度中の土地の明渡し・再開発ビル着工を予定していますから、今後徐々に既存店舗の移転や閉店が進められていくことになるのではないでしょうか。

■残された旧中原図書館
残された旧中原図書館

再開発地区内の大規模な施設としては、2013年に閉館した「旧中原図書館」が、空き家のまま現在も残されています。

この敷地の一部がバイク駐車場として暫定的に運用されていますが、こちらも含めていずれ解体スケジュールが示されるものと思います。

【関連リンク】
小杉町3丁目東地区市街地再開発組合
かわさき市民活動センター こども文化センター
とどろき学習室・よこはま学習室
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉町3丁目地区 東地区
2008/7/1エントリ 小杉町3丁目東地区再開発始動
2008/11/19エントリ 小杉町3丁目東地区再開発のコンサルを日本設計に委託
2010/10/30エントリ 小杉町3丁目東地区再開発事業の試験掘り実施
2011/7/26エントリ 小杉町3丁目東地区再開発で商業・公共公益施設とタワーマンションを建設へ
2011/10/28エントリ 小杉町3丁目東地区再開発に三井不動産レジデンシャル・東急不動産が参画
2012/1/30エントリ 小杉町3丁目東地区再開発計画の素案を2012年2月提出へ、2013年3月の都市計画決定目指す
2012/8/10エントリ 小杉町3丁目東地区に44階・160mタワー、エルシィ跡地に48階・170mタワー建設へ
2013/1/31エントリ 小杉町3丁目東地区再開発ビルに小杉こども文化センターと総合自治会館が移転決定
2015/4/8エントリ 小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業の組合設立認可と、商業・業務・公共公益施設の概要
2015/5/25エントリ 府中街道拡幅により安いステーキ「エル・アミーゴ」が閉店、50年の歴史に幕
2015/7/29エントリ 小杉町3丁目東地区:川崎信金武蔵小杉支店が「64Cafe」前に仮設店舗で2016年7月以降移転へ

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2016年
02月13日

東急武蔵小杉駅高架下商業施設の人気店「アジアンビストロDai」のランチタイムレポート:食前食後の2ドリンクが標準。

【Reporter:はつしも】

東急武蔵小杉駅高架下に、5つのレストランが2015年11月25日にオープンしました。
本サイトでは出店情報をいち早くお伝えしてきたほか、これまでに「Public House」、「立ち喰い寿司ナチュラ」のご紹介をさせていただいております。

今回はオープン以来人気の「アジアンビストロDai武蔵小杉店」のランチをレポートしたいと思います。

■「アジアンビストロDai」
アジアンビストロDai武蔵小杉店

アジアンビストロDai武蔵小杉店 

「アジアンビストロDai」は、元・グローバルダイニング出身の望月氏の経営により急成長しているエスニックのお店です。
たまプラーザを1号店に、藤が丘、青葉台、駒沢、新百合ヶ丘、日吉など、同氏の目利きによる「ニーズの高い郊外」を中心に店舗を展開しています。

同店では、ビールやワインなどに合うエスニック料理を、リーズナブルに提供するのがコンセプトになっています。

■「アジアンビストロDai」のランチ
「アジアンビストロDai」のランチ

上記が「アジアンビストロDai」のランチメニュー(11:00~14:00提供)です。

基本は1,000円均一で、メインディッシュ・サラダに「食前食後のドリンク(2杯)」が付いているのが特徴です。

また+300円で前菜3種盛りの「アジアンセット」、+250円で「デザートセット」を加えることができますので、今回は両方をオーダーしてみました。

■「アジアンビストロDai」の店内
「アジアンビストロDai」の店内

「アジアンビストロDai」は、入口近くにカウンター席が並び、その奥には広めのテーブル席が用意されています。
開店以来毎日盛況で、この日もほとんどの席が埋まっていました。

■店内から見た高架沿いの道路
店内から見た高架沿いの道路

道路側は大きなガラス面になっていますので、高架沿いの道路がよく見えます。
高架下ですので電車の通る音は結構響きますが、静まり返ったお店ではありませんのでそれほど気になりませんでした。

■食前のドリンク
食前のドリンク

まずは食前のドリンクです。
写真は白烏龍茶と、ジャスミンティーです。

この1杯でも量がありますので、食後分まで足りてしまう方も多いかもしれません。

■コーンドレッシングのサラダ
コーンドレッシングのサラダ

サラダには、コーンのドレッシングがかかっていました。
コーンの甘みが、意外とサラダに合いました。

■アジアンセット(前菜3点盛り)
アジアンセット(前菜3点盛り)

続いて、+300円のアジアンセット(前菜3点盛り)です。
生春巻き、エビトースト、小皿のトムヤンクンがセットになっています。

前菜ですので量は少々ですが、エビトーストをソースにつけて食べるとたいへん食欲がわいてきました。

■鶏肉のガパオ炒めご飯
ガパオライス

■パッタイ
パッタイ

そしてこちらが、メインディッシュの「鶏肉のガパオ炒めご飯」と、「パッタイ(海鮮焼きビーフン)」です。
ガパオ炒めご飯は、よく混ぜてから食べます。

いずれもエスニックがお好きな方には、お口に合うのではないでしょうか。
パッタイは味が濃い目に感じましたので、ビールが飲みたくなる印象でした。

■本日のデザート
本日のデザート

今回は締めに、+250円の「本日のデザート」もオーダーしておりました。
この日は杏仁豆腐で、さっぱりといただけました。

■食後のドリンク
食後のドリンク

最後は「アジアンビストロDai」のランチの特長である、「食後のドリンク」です。

食前にいただいたようなお茶系が2杯となると飲みきれないですし飽きがきますので、食後はホットコーヒーなどで一息入れるのが良いように思いました。

周囲を見渡しますと、奥様方がこの「食後のドリンク」を飲みながら会話を楽しんでいらっしゃる姿が多く見受けられました。

個人的には普段それほどドリンクは飲まないのですが、お友達で集まってランチ会をする場合など、使いやすいお店ではないかと思いました。

実際に「アジアンビストロDai」は、ランチタイムもたいへん盛況です。
夜も繁盛しているようですので、また機会があれば行ってみたいところです。

■「アジアンビストロDai」のグランドメニュー
「アジアンビストロDai」のメニュー
※クリックで拡大します。

オープン時に店頭に置かれていたグランドメニューも、ご参考にどうぞ。
こちらは時間の経過で多少変更もあるかもしれませんので、あらかじめご承知くださいませ。

■「アジアンビストロDai」の店舗情報
▼所在地:中原区小杉町3-446-4(東急線高架下)
▼営業時間:11:00~24:00(ランチ11:00~14:00)
▼定休日:なし

【関連リンク】
プレジャーカンパニー アジアンビストロDai
※武蔵小杉店のメニューも掲載されています。
アジアンビストロDai武蔵小杉店 facebookページ
2015/11/25エントリ 東急武蔵小杉駅高架下商業施設・駐輪場本日オープン:「Public House」でいただくパスタと駐輪場レポート
2016/1/8エントリ 東急武蔵小杉駅南口高架下「ナチュラ」新店の「立ち喰い寿司」レポート

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2016年
02月12日

武蔵小杉再開発・中丸子地区の新設幹線道路に自転車走行用ガイドが設置

【Reporter:はつしも】

中丸子地区の、綱島街道から府中街道までを結ぶ新設幹線道路に、自転車用のガイドが設置されました。

■中丸子地区の新設幹線道路
中丸子地区の新設幹線道路

武蔵小杉再開発では、綱島街道の東側一帯を「中丸子地区」として区分しています。
中丸子地区においては「リエトコート武蔵小杉」「THE KOSUGI TOWER」「野村不動産武蔵小杉ビル」などの開発が行われるとともに、地区を縦断する幹線道路が新設されました。

この幹線道路は、武蔵小杉駅東口駅前広場からパークシティ武蔵小杉の間を抜ける「都市計画道路 武蔵小杉駅南口線」と一体的に接続されており、武蔵小杉駅東口から府中街道へのショートカットルートとしても機能しています。

上記写真は府中街道側の始点から幹線道路を見たもので、車道両側に自転車の進行方向を示すガイドが設置されています。

■自転車の進行方向を示すガイド
自転車の進行方向を示すガイド

国土交通省の整備方針において、この「矢羽」のサインは完全な自転車「専用」走行帯」であることを示すものではなく、十分な車幅がない場合など、自転車と自動車が混在せざるを得ない場合にガイドとして設置するものとされています。

この幹線道路は今回のガイド設置に当たって、拡幅や車道の白線の再調整等は全く行っておりません。
「もともと自転車が通行すべきであった場所と進行方向を、あらためてガイドによって明示した」
という位置づけになります。

■(参考)綱島街道の自転車専用レーン
(参考)綱島街道の自転車専用レーン

■(参考)綱島街道の市ノ坪交差点の自転車・自動車混在区間
(参考)綱島街道の市ノ坪交差点の自転車・自動車混在区間

綱島街道においては、物理的な車道との隔離はありませんが「自転車専用」のレーンが設置されています。
自転車専用レーンの場合は、アスファルトがベタ塗りで車道と区分されることになります。

ただし交差点においては、中丸子の新設幹線道路と同じく矢羽のサインに切り替わり、車との混在を示すかたちになります。

以前、プラウドタワー前の矢羽のサインを「自転車専用レーン」とご紹介していましたが、広義の自転車用レーンの一種ではありますが厳密には「専用」ではありませんでした。

■THE KOSUGI TOWER付近の駐車
THE KOSUGI TOWER付近の駐車

中丸子地区の幹線道路では、府中街道からスタートしてTHE KOSUGI TOWER付近に至ると、かねてから工事のトラック等の駐車が多くなっています。
ここを自転車で通行するには大きく車道中央に膨らまざるを得ませんので、注意が必要です。

■武蔵小杉新駅前の交差点
武蔵小杉新駅前の交差点

また武蔵小杉新駅前においては、交通量の多い交差点があります。
ここは市道36号線と交差しており、特に朝ラッシュなどは市道側から新駅に向かう歩行者・自転車も多いために無理な横断は危険です。

■中原消防署前交差点
中原消防署前交差点

そして新駅前の交差点を越えて、中原消防署前交差点に到着したところで中丸子地区の幹線道路は終点となります。
この先は都市計画道路 武蔵小杉駅南口線と一体的につながっていますが、自転車用のガイドもここで終点となり、武蔵小杉駅東口までは続いていません。

■武蔵小杉周辺の自転車用レーン等設置区間マップ
武蔵小杉周辺の自転車用レーン設置区間マップ
※赤:自転車専用レーン 青:その他自転車用レーン・ガイド等

武蔵小杉駅周辺では、主に再開発にあわせて道路拡幅が行われ、それと並行して自転車用レーン等の設置が進められてきました。

自転車の交通ルールは以前よりは認知度が高まってきたように思いますが、車道を逆走するなどの危険なケースも見受けられるほか、南武沿線道路の車道での転倒による自動車との接触事故も発生するなど多くの課題が残されています。

今回は道路拡幅や車線の調整により自転車用の走行スペースを確保するものではありませんが、自転車の逆走を抑止するという点では一定の効果が期待されるところです。

今後は再開発地区だけでなく、専用レーンの設置が難しい既存の道路にも今回のような自転車用ガイドが設置されていくのではないでしょうか。

【関連リンク】
2011/5/29エントリ 木月住吉町の自転車専用レーン
2014/11/17エントリ グランツリー武蔵小杉オープン直前、綱島街道の拡幅車線・自転車専用レーンが供用開始
2015/3/21エントリ 府中街道拡幅区間の自転車専用レーンが一部供用開始

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2016年
02月11日

新丸子の、水餃子が美味しいお店。「瓦奉店」

【Reporter:はつしも】

中国では2月8日に旧正月(春節)を迎え、盛大なお祝いが行われました。
そこで欠かさず食べられるのが「水餃子」なのだそうです。

中国で餃子と言えば一般に水餃子のことで、焼き餃子がポピュラーな日本とは大きく異なります。
そんな中国本場の水餃子を提供するお店「瓦奉店」(がぼうてん)が新丸子にありますので、今回ご紹介したいと思います。

■「瓦奉店」の外観
「瓦奉店」の外観

「瓦奉店」は、新丸子駅西口からまっすぐ北に3分ほど歩いたところにあります。
駐輪スペースなどはありませんので、駅前の駐輪場などご利用ください。

■「瓦奉店」の店内
「瓦奉店」の店内

店内は4名テーブル×1、2名テーブル×2、カウンター席×2の合計10席という構成になっています。
たいへんこじんまりとした店内ですが、不思議と狭苦しい印象は受けず居心地の良い雰囲気でした。

■水餃子定食
水餃子定食

水餃子定食

水餃子定食

「瓦奉店」のお勧めはもちろん水餃子ですので、ランチの「水餃子定食」(880円)をいただきました。

瓦奉店の餃子は、皮が肉厚でしっかりしていまして、本場らしい味わいです。
皮の中にはにんにくを使わず、野菜の旨みのある餡がとじこめてあり、さっぱりといただくことができました。

私も普段は焼き餃子一辺倒なのですが、実際に食べてみると、確かにこれは水餃子がお勧めかもしれません。

■焼き餃子
焼き餃子

何だかんだいっても焼き餃子がお好みの方には焼き餃子もありますし、揚げ餃子もあります。
焼き餃子定食は680円とお値段もやさしいですので、お好みでどうぞ。

■「瓦奉店」のメニュー
瓦奉店のメニュー

「瓦奉店」のメニューは、餃子専門店だけあってシンプルなものです。
右上の定食はランチメニューとなっています。

■お店の内外のフクロウ
お店の内外のフクロウ

お店の内外のフクロウ
 
ところで、瓦奉店で周囲を見渡しますと、お店の内外あちこちにフクロウがいることに気がつきます。

西洋におけるフクロウは知恵の象徴ですが、中国では必ずしも良いイメージではないようでした。
このフクロウたちの由来はわかりませんでしたが、これだけたくさんあるのは、お店の方がお好きなのでしょうね。

■映画のイラスト
映画のイラスト

映画のイラスト

また店内には、「寅さん」「アマデウス」など、映画のイラストも飾られていました。
店舗のウェブサイトによると、このお店づくりは映画スタッフが手がけたということです。

イラストの映画タイトルがどのくらいわかるか? 来店の際にはチャレンジしてみてください。


なお、「瓦奉店」は、貸切やテイクアウトも可能です。
前述の通りこじんまりした店内ですので、6~8名程度で貸しきるとすっぽりはまる感じです。参加者全員の会話もできて、ちょうど良いのではないでしょうか。

テイクアウトの場合はウェブサイトに調理方法も書いてありますので、ご参照ください。

地域でも評判の良いお店ということで、今回「瓦奉店」をご紹介してみました。

■「瓦奉店」の店舗情報
▼所在地:中原区 新丸子町691-1 鈴八ビル1階
▼営業時間:11:30~14:00(火・金のみ12:00~14:00)、17:00~21:00
▼定休日:月曜日・第3火曜日
▼Web:http://www.mifujiweb.com/gabouten/

■「瓦奉店」のマップ
「瓦奉店」マップ

【関連リンク】
瓦奉店 ウェブサイト
2008/5/30エントリ サライ通り商店街「粥菜坊」

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2016年
02月10日

【2016/4/18更新:計画停止】府中街道沿い「すきずき」の雑居ビルの6階建て医療ビル建て替え計画が具体化、1階調剤薬局と上階クリニックで2018年春オープンを計画

【Reporter:はつしも】

※2016年4月18日更新
本計画は本日現在停止され、クリニックの募集も停止されました。

---------以下、掲載当時の記事です。---------
 
東急線と府中街道の交点に位置する雑居ビルを建て替え、6階建てのクリニック用ビルを建設する計画が具体化したことがわかりました。

1階に調剤薬局、2階~6階を各種診療科のクリニックとし、2018年春ごろのオープンを想定してクリニックの募集が行われています。
 
■「(仮称)武蔵小杉駅前メディカルセンター」のクリニック募集
 https://www.medicalcenterjp.com/merch/
article_details/kanagawa/itemid_313

※2016年4月18日現在、募集は停止されています。
 
なお、現在は企画段階でのクリニック募集であり最終決定が行われたものではないことから、募集不調の場合など計画が変更される可能性も十分にあります。

ただ上記ウェブサイトの通り、現段階において図面やイメージパース、オープン予定時期も示して募集告知が行われている事実が確認できます。

 ■同ビルの建設予定地
同ビルの建設予定地

6階建てのクリニック用ビル計画が具体化したのは「中原区小杉町3-442-3」であり、該当するのはこちらの雑居ビルです。

府中街道に面した路面には「居酒屋すきずき」などが入居していますが、ここは道路拡幅用地に該当しており、いずれにせよ将来的には立ち退きをする必要があります。
道路拡幅分を立ち退いたとしてもこの雑居ビルには奥行きがありまして、その残された用地を活用してビル建設を行うものと思われます。

■府中街道の拡幅と新ビルの建設地マップ
府中街道とメディカルビル建設地マップ 

なお、この付近は住居表示が整理されていないため該当する建物がわかりにくい状況にありますが、前掲のウェブサイトに掲載されたイメージパースを参照すると新ビルはあきらかに「角地」に存在することが確認できます。

そのようなことから、ほぼ上記の場所と判断してよいかと思います。

■建物の奥行き
建物の奥行き

このビルには2階に3店舗があり、外観から想像するよりも多くの店舗が入居しています。今回のビル建て替え計画が実行される場合、各店舗はここからは移転などをすることになるでしょう。
  
■昔ながらの夜の風景
昔ながらの夜の風景

■府中街道向かいの「小杉Mビルディング」
小杉Mビルディング

■東急武蔵小杉駅高架下の商業施設
東急武蔵小杉駅高架下の商業施設

東急武蔵小杉駅南口から高架線沿いの路地は、これまで駅周辺の中でも昔ながらの風景を色濃く残していました。

しかしながら近年の再開発の進捗と並行するように、今回の開発用地向かいにあった老朽化の激しい雑居ビルが「小杉Mビルディング」に建て替わり、さらに昨年は高架下に東急電鉄による商業施設が完成しました。

■かつての倒壊リスクがあった建物(現・小杉Mビルディング)の警告
「此の建物は危険で危いので・・・」


古い建物は耐震性など災害時の人命にかかわるリスクもありますし、鉄道線路際で火災などが発生するとたいへん広範囲の首都圏住民に影響を及ぼすことになります。

時代の流れに対応して、ゆるやかに風景が変わっていくことはある程度必然なのでしょうね。
 
新しいクリニック用ビルは2018年春ごろ完成予定ということですから、計画を実行するためにはおよそ1年前には工事に着手することが必要と思います。
 
クリニックの募集がうまくいった場合の仮定になりますが、その場合は2017年春ごろには、現在の建物の解体等が着手されるのではないでしょうか。
 
※2016年4月18日更新
本計画は本日現在停止され、クリニックの募集も停止されました。

 【関連リンク】
武蔵小杉ライフ 再開発情報 その他関連情報 府中街道拡幅
2011/2/6エントリ 府中街道の「危険で危い」建物が解体着手
2011/7/1エントリ  府中街道の「危険で危い」建物跡地に6階建てビルを建設
2011/11/9エントリ 府中街道の「みらい本社ビル」イメージパース
2012/9/23エントリ 府中街道の「みらい本社ビル」外観お目見え
2012/10/14エントリ 府中街道の「小杉Mビルディング」(みらい本社ビル)2~5階にカラオケ店「コート・ダジュール武蔵小杉店」が12月オープンへ
2012/11/24エントリ 府中街道にオープン予定「コート・ダジュール武蔵小杉店」のキッズサービス
2012/12/10エントリ 府中街道の小杉Mビルディング1階に「てもみん」が12月中旬オープン
2015/5/23エントリ リロードエッジの新業態「全力鶏武蔵小杉店」が5月25日(月)オープン、3日間は生ビールを10円で提供
2015/11/25エントリ 東急武蔵小杉駅高架下商業施設・駐輪場本日オープン:「Public House」でいただくパスタと駐輪場レポート
2016/1/8エントリ 東急武蔵小杉駅南口高架下「ナチュラ」新店の「立ち喰い寿司」レポート

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2016年
02月09日

小杉町2丁目のレンタルキッチンスタジオ「odekake kitchen」と、地元野菜の「まるまるSUNマルシェ」

【Reporter:たちばな】

小杉町2丁目に、レンタルキッチンスタジオ「odekake kitchen」があります。

同スタジオはキッチンを活用したさまざまなイベントを開催していまして、2015年10月4日(日)には、同スタジオで神奈川県の野菜の販売などを行う「まるまるSUNマルシェ」が開催されました。

■「odekake kitchen」の「〇〇SUNマルシェ」
 

■odekake kitchen ウェブサイト
http://www.rental-kitchen.com/

「odekake kitchen」は、小杉町2丁目の日本医科大学新丸子キャンパスの向かい側にあります。
ここには昔ながらのアパート「南部メゾン」がありまして、その1階を改装してレンタルキッチンスタジオにしています。

■神奈川県内の農園の野菜
神奈川県内の農園の野菜 

神奈川県内の農園の野菜

今回マルシェに出店していた農園は、横浜市の苅部農園、吉野農園、茅ケ崎市の大竹農園でした。
それぞれ生産者の方が、対話しながら野菜などの販売を行っていました。

■小松菜バナナスムージー
小松菜バナナスムージー

本イベントには農園の野菜のほか、グラノーラや「小松菜バナナスムージー」の販売も行われていました。

このスムージーは新鮮な小松菜にバナナ、ヨーグルトを混ぜて作ったもので、以前提供された際も好評だったとのことです。

■「SHIBA COFFEE」のコーヒー飲み比べ
「SHIBA COFFEE」のコーヒー飲み比べ 

また今回のマルシェでは体験型企画として、キッチンスタジオ内で「SHIBA COFFEE」による6種のコーヒー飲み比べも行われていました。

キッチンスタジオは白を基調に綺麗に作られていまして、パーティーなどに活用できそうです。

■信州名物おやき作り体験
信州名物おやき作り体験

こちらは、「信州名物おやき作り体験」です。
500円で2個、野菜たっぷりのおやきを作ることができました。

山脈に囲まれ降雪の多い信州はかつては十分なお米が収穫できなかったため、代用品としてそば・小麦が栽培されていました。
その小麦粉を用いた「おやき」が家庭のおやつとして作られ、現在では郷土名物として発達したものです。

その他、本イベントでは重曹の使い方の紹介なども行われ、終日で500名ほどの方が来場されたということです。

■「Common Life」「BJcafe」の「新丸子の路地裏マルシェ」
「Common Life」前の川崎野菜 

武蔵小杉周辺では、2015年8月3日に武蔵小杉駅北口の「COSUGI CAFE」において「青空キッズマルシェ」が開催され、高津区久末の「森農園」の野菜が子どもたちの手によって収穫・販売されました。

またこれに続いて新丸子では「Common Life」「BJcafe」「KOSUGI CURRY」「SHIBA COFFEE」において「新丸子の路地裏カフェ」が3回にわたって開催されています。
こちらでは宮前区の「小泉農園」「はぐるま農園」の野菜が販売されました。

加えて2016年1月27日からは、JR武蔵小杉駅において「武蔵小杉駅マルシェ」が、月イチ開催でスタートしています。

■武蔵小杉駅マルシェ
武蔵小杉駅マルシェ 

■「かわさきレストラン・ウィーク」の川崎野菜のパスタ
パスタ

そしてさらに現在は2月22日まで「かわさきレストラン・ウィーク」が開催され、川崎市内23店舗のレストランにおいて「かわさきそだち」の野菜を使ったメニューが展開されています。

先日プレス向けの試食会が開催されまして、2016/2/3エントリでレポートさせていただきました。

■「odekake kitchen」の南側入口
odekake kitchenの南側入口 
 
武蔵小杉駅周辺は都市化がかなり進んでいますけれども、ある程度範囲を広げた周辺地域にはまだまだ農産物が生産されています。

こういった都市部の消費者と生産者をつなぐ「マルシェ」が近年各地で開催されるようなり、好評を博しているようです。
「odekake kitchen」でもまた開催される予定ですので、機会があればご紹介したいと思います。

【関連リンク】
odekake kitchen ウェブサイト

(川崎市の地産地消関連)
2015/7/5エントリ 「第5回かわさき地産地消フェア with In Unityコアパークライブ」開催レポート
2016/2/3エントリ ぐるなびが「かわさきそだち」の食材による「かわさきレストラン・ウィーク」を市内23店舗で2月21日まで開催:溝の口「フィオーレ」でのプレス向け試食会レポート

(JR東日本の地産地消関連)
2014/10/23エントリ 南武線エキナカで、地産地消。「多摩川梨ジャム」使用商品を販売中
2014/10/30エントリ JR武蔵小杉駅の連絡通路で新キャラクター「多摩川梨くん」が南武線新型車両「E233系」を紹介中
2015/4/9エントリ 南武線エキナカ店舗限定 地産地消メニューが4月13日(月)まで提供中、南武線オリジナル付箋をプレゼント

(武蔵小杉駅マルシェ関連)
2016/1/21エントリ 中原区で地産地消イベント連続開催!「武蔵小杉駅マルシェ」が1月27日(水)月イチ開催スタート、「新丸子の路地裏マルシェ」が23日(土)24日(日)開催
2016/1/28エントリ 第1回「武蔵小杉駅マルシェ」開催レポート:川崎産野菜や「わがままいちごのいちごジャム」など販売し大盛況に

(新丸子の路地裏マルシェ関連)
2015/9/19エントリ 川崎野菜を、美味しくいただく。「新丸子の路地裏マルシェ」を「Common Life」「BJcafe」が9月19日(土)・20日(日)コラボで開催
2015/11/7エントリ 第2回「新丸子の路地裏マルシェ」11月7日(土)8日(日)開催、「Common Life」「BJcafe」に加え「SHIBA COFFEE」「KOSUGI CURRY」が初参加
2016/1/24エントリ 第3回「新丸子の路地裏マルシェ」開催レポート:川崎野菜「キクイモ」料理と、1月27日「武蔵小杉駅マルシェ」にも登場予定「小泉農園のわがままいちご」

(その他地産地消関連)
2013/12/3エントリ セントア武蔵小杉に地産地消イタリアン「Piccolo」が12月9日オープン、不動産3店舗目「ピタットハウス」オープンへ
2015/7/30エントリ COSUGI CAFEに「青空キッズマルシェ」が8月3日登場、子供たちが地元夏野菜を収穫・お店作り・販売体験
2015/12/10エントリ 武蔵小杉駅北口「COSUGI CAFE」の週末夜間営業開始と、高津区・森正養鶏場の「モリモリ卵」のプリン

(SHIBA COFFEE関連)
SHIBA COFFEE ウェブサイト
2012/7/30エントリ 「SHIBA COFFEE(シバコーヒー)」の新丸子ブレンドと、アフォガード
2013/12/5エントリ 読書会「こすぎナイトキャンパス in SHIBA COFFEE」レポート、12月9日「七味五悦三会」開催
2014/5/17エントリ 「こすぎナイトキャンパス」スピンオフ「ゆるゆると地元でガンダムを語っちゃうぞ in 武蔵小杉」開催レポート
2014/9/8エントリ 「新丸子ゴールデンルートクラブ」SHIBA COFFEE×You+コラボ企画「『コーヒーってこんなに味が違うんだ!』を体験する会」が2014年9月11日(木)開催

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2016年
02月08日

武蔵小杉東急スクエア・フードショースライス「はらドーナッツ」のオープン日が2月17日(水)に決定、中華惣菜「上海灘」・寿司「天領庵」も同日オープン

【Reporter:はつしも】

2016/1/12エントリにおいて、武蔵小杉東急スクエア・フードショースライス2階に「はらドーナッツ」の2月中旬出店が決定したことを第一報としてお伝えしました。 その後詳細が固まりまして、オープン日は2月17日(水)となることがこのたび同店の公式ウェブサイトで告知されました。

またこれとあわせて、フードショースライス1階の食品催事場および「築地勝鬨寿司」が2月14日(日)をもって閉店し、跡地に「中華惣菜 上海灘」、寿司店「天領庵」が同じく2月17日(日)にオープンします。

■はらドーナッツ ウェブサイト 新店オープンのお知らせ
http://haradonuts.jp/info.html#160208

■「はらドーナッツ武蔵小杉東急フードショースライス店」のオープニングキャンペーン
▼2/17(水)限定 1500円(税込)以上お買い上げのお客様先着50名様にオリジナルグッズをプレゼント。
▼2/17(水)~19日(金) 1.はらドーナッツオリジナルスタンプカード2倍
2.お得なドーナッツ10個セット1200円(税込)〈1日30セット限定〉

■「はらドーナッツ武蔵小杉東急フードショースライス店」が出店する「ぐるチュロ」(当時)
「はらドーナッツ」が出店する「ぐるチュロ」の区画(当時)

「はらドーナッツ」の出店区画は、やはり予想された通り「ぐるチュロ」の跡地であることが確認できました。
ここは「ぐるチュロ」が2015年10月28日に閉店したのちは食品催事場として期間限定店舗が出店していましたが、「はらドーナッツ」は常設店としての出店となります。

■「はらドーナッツ」目黒店
「はらドーナッツ」目黒店

■「はらドーナッツ」のドーナツ
「はらドーナッツ」のドーナツ

同店の看板メニューは、店名にもなっている「はらドーナッツ」です。
豆乳とおからをたっぷり使っており、手作り感のある素朴な味わいともっちりとした食感が特徴です。

店舗によって提供されるドーナツは異なりますので、「武蔵小杉東急フードショースライス店」のメニューも気になるところです。



■「上海灘」が出店するフードショースライス1階の食品催事場 「上海灘」が出店するフードショースライス1階の食品催事場

「はらドーナッツ」と同日に新店が2店舗登場するのが、フードショースライスの1階です。

上記写真の場所には武蔵小杉東急スクエア開業当時は弁当店「知久屋」がありましたが、同店は2014年10月29日に閉店となりました。間をおかず11月1日に「キッチンににぎ」が出店したものの、2015年3月11日に閉店とわずか4か月足らずの短命に終わりました。

その後は食品催事場として1月31日まで「日本海」が営業し、2月14日まではつなぎで期間限定のお総菜売り場になっています。
今回はその後釜として、「中華惣菜 上海灘」が常設出店することになりました。

■「上海灘」系列店の「東方紅」(ビーンズ武蔵中原)
系列店の「東方紅」

■「上海灘」系列店の「紅燈籠」(川崎アゼリア)
系列店の「紅燈籠」

系列店の「紅燈籠」

「中華惣菜 上海灘」を出店させるのは、株式会社東方紅です。
同社は首都圏の駅ビルを中心に、中華料理店や中華惣菜店を展開していまして、武蔵小杉周辺ではビーンズ武蔵中原に「中華惣菜 東方紅」、川崎アゼリアに「紅燈籠」があります。

■株式会社東方紅 グループ紹介ページ
http://touhoukou.co.jp/group/index.html
■株式会社東方紅 会社概要
http://touhoukou.co.jp/company/index.html

なお、株式会社東方紅の会社概要を参照すると、本社所在地が中原区中丸子13-7とあります。
これはリエトコート武蔵小杉イーストタワーの住所に該当し、タワー内に本社があることになります。

■リエトコート武蔵小杉イーストタワー(写真中央手前)
新駅ロータリーから見たイーストタワー(写真中央手前)

武蔵小杉東急スクエアの店舗は、まさに運営会社の地元出店ということになりますね。



■「天領庵」が出店するフードショースライス1階の現・「築地勝鬨寿司」
「天領庵」が出店するフードショースライス1階の現・「築地勝鬨寿司」

最後のもう1店舗、寿司店の「天領庵」が出店するのは、「上海灘」出店区画の隣、現在の「築地勝鬨寿司」の区画です。
ここはフードショースライスでは唯一のイートインスペースがありまして、小さいながらカウンターの「回らない寿司店」になっていました。

「天領庵」が後釜になることで、居抜き(旧店舗の設備等を活かして低コストで出店すること)で寿司店が入れ替わる形になります。

■日吉東急avenueの「天領庵」
日吉東急avenueの「天領庵」

「天領庵」は、百貨店内に出店するテイクアウト中心の寿司店で、日吉東急avenue、伊勢丹相模原店、伊勢丹府中店に出店していました。

武蔵小杉東急スクエアでは、テイクアウトにイートインを加えて営業をする形になりそうです。

■店舗の入れ替わりが進むフードショースライス


このように、「フードショースライス」では、「はらドーナッツ」「中華惣菜 上海灘」「天領庵」の3店舗が2月17日(水)に同時に登場することになります。

武蔵小杉東急スクエアの2013年4月2日グランドオープン以来、早くも3年近くが経過しまして、特に1階を中心に店舗入れ替えが進んできたように思います。

【関連リンク】
はらドーナッツ ウェブサイト
株式会社東方紅 ウェブサイト
日吉東急avenue ショップ情報 天領庵
武蔵小杉東急スクエア ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区A地区
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区B地区
2013/4/1エントリ 「武蔵小杉東急スクエア」関係者・プレス向け内覧会レポート
2013/4/4エントリ 武蔵小杉東急スクエア・中原図書館の駐輪場ガイド
2013/4/16エントリ 武蔵小杉東急スクエア「フードショースライス」の「ぐるチュロ」
2015/3/17エントリ 武蔵小杉東急スクエア・フードショースライス「ににぎ」「おこわ米八」が相次ぎ閉店、跡地の「ジスウィーク」に19日より葛西「ビッグベル」が登場
2015/4/14エントリ 武蔵小杉東急スクエアが2014年度に過去最高の売上高・来館者数を記録、4月22日まで2周年記念セールを実施中
2015/6/13エントリ 「東急武蔵小杉駅開業70周年記念入場券」発売および「記念イベント」開催レポート
2015/8/16エントリ 武蔵小杉東急スクエアの展望デッキに「東急武蔵小杉駅70周年記念展示」が新登場
2015/10/21エントリ 武蔵小杉東急スクエア「ぐるチュロ」10月28日閉店、「NINA」跡地に「ルピシア」10月29日オープン
2012/12/15エントリ 武蔵小杉東急スクエアの「BAGEL & BAGEL with She Knows Bakery」
2015/11/4エントリ 武蔵小杉東急スクエア・フードショースライスの「ぐるチュロ」「NINA」跡地に「コーキーズクッキー」「ルピシア」がオープン2016/1/12エントリ 神戸発の人気店「はらドーナッツ」が武蔵小杉東急スクエア・フードショースライスに2016年2月中旬出店決定

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2016年
02月07日

東急武蔵小杉駅周辺の都市計画道路に、歩行者保護と横断防止のガードパイプが設置

【Reporter:はつしも】

東急武蔵小杉駅の周囲に整備された都市計画道路に、歩道を防護・横断を防止する柵(ガードパイプ)が設置されました。

■武蔵小杉駅南口地区西街区
武蔵小杉駅南口地区西街区

東急武蔵小杉駅周辺では、「武蔵小杉駅南口地区西街区」および「武蔵小杉駅南口地区東街区」における再開発事業が施行され、これにより武蔵小杉東急スクエアやららテラス武蔵小杉などの再開発ビル、駅前広場の整備が行われました。

また同時に狭隘だった駅周辺の道路を拡幅することで、東急武蔵小杉駅の周りを歩道付き2車線道路でぐるりと回れるようになり、駅周辺のアクセスを改善するものとなっています。
歩道を整備するということは車両と歩行者を分離するわけで、西側既存市街地と駅を行き来する場合、基本的には上記写真手前の横断歩道を渡ることになります。

ただ、この歩道には当初ガードレール・ガードパイプの類は設置されていませんでした。
それもあって横断歩道を利用せず、ショートカットで車道を斜めに横切る人が多く、交通安全上はリスクがある状態になっていました。

■ガードパイプの設置が着手された歩道
ガードパイプの設置が着手された歩道

■設置されたポール部分
設置されたポール部分 

こちらは、ガードパイプ設置工事の途中段階の写真です。

歩道に設置されたポールには側面に3つの穴が開いていまして、ここに横棒を通すことで後日ガードパイプとして完成しました。

■西街区「こすぎコアパーク」前のガードパイプ
西街区「こすぎコアパーク」前のガードパイプ

■武蔵小杉東急スクエア前のガードパイプ設置
武蔵小杉東急スクエア前のガードパイプ設置

まず、武蔵小杉駅西側の歩道沿いが、これによりガードパイプで囲われました。

■グランツリー武蔵小杉前のガードパイプ新設
グランツリー武蔵小杉前のガードパイプ新設 

グランツリー武蔵小杉前の歩道も、同施設のオープン以降歩行者の通行量が増えました。
おのずと横断も増える状況にありましたが、グランドウイングタワー側の歩道にガードパイプが設置されました。

■グランツリー武蔵小杉前の、従来からのガードパイプ設置場所
グランツリー武蔵小杉前のガードパイプ設置

なお、グランツリー前でも上記の区画だけは、従来から頑丈なガードパイプが設置されていました。

これはご覧になってわかる通り、写真奥から車がT字路にぶつかることになります。
居眠り運転などで歩道に正面衝突しないよう、歩行者保護のためにここだけはガードパイプが設置されていたのです。

■東街区「ららテラス武蔵小杉」前のガードパイプ設置
東街区「ららテラス武蔵小杉」前のガードパイプ設置

ガードパイプ設置は、東急武蔵小杉駅周囲の都市計画道路全域に及んでいます。
こちらは東街区の「ららテラス武蔵小杉」前の歩道で、同様にガードパイプで覆われました。

ガードレール・ガードパイプ設置は、車両が歩道に突っ込んでしまうなどのリスクから歩行者を守ることが最大の目的かと思いますが、武蔵小杉駅周辺での今回の設置区間は「横断防止」を意識したものという気がいたします。

大型商業施設のオープンも相次ぎ、交通量と歩行者の横断が増加していく中で安全上必要と判断されたものではないでしょうか。

■東街区・武蔵小杉駅東口駅前広場の従来からのガードパイプ設置区間
東街区・武蔵小杉駅東口駅前広場の従来からのガードパイプ設置区間


武蔵小杉東急スクエア北側の従来からのガードパイプ設置区間

一方、東急武蔵小杉駅東口駅前広場周辺から、武蔵小杉東急スクエア北側の一帯にかけては、従来からガードパイプが設置されていました。

■ガードパイプの設置エリア
ガードパイプの設置エリア 

今回の設置により、東急武蔵小杉駅の周囲はガードパイプで囲まれることになりました。

横断歩道以外の場所を渡りたいのに不便、といった受け止め方もあるかと思いますが、実際に事故が発生して命が失われたりすることがあっては手遅れになりますね。

歩行者と車両を分離して安全性を向上させるものとして、適切に機能すると良いと思います。

【関連リンク】
2014/2/16エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区の道路拡幅と、「ABC-MART武蔵小杉店」閉店
2014/3/8エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区の「小杉第一公園」の街路樹が登場
2014/3/12エントリ 東急武蔵小杉駅南口「CLUB SQUARE」跡地に4階建て物販・飲食・事務所ビルが建設へ
2014/3/20エントリ 西街区商業施設・武蔵小杉東急スクエアの消防訓練
2014/4/2エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区の「こすぎコアパーク」(旧小杉第一公園)が供用開始
・2014/7/28エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区の、点字ブロックを覆う放置自転車
2014/8/13エントリ 「こすぎコアパーク」の街路樹2本が枯れ伐採、今秋植え替えへ
2015/8/8エントリ 武蔵小杉駅南口「こすぎコアパーク」前に郵便ポストが復活

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2016年
02月06日

元住吉駅前に竣工「小山ワールドビルディング」の、ブレーメンの音楽隊レリーフと巨大猫

【Reporter:はつしも】

東急元住吉駅前の「小山文具店」の建て替えが行われまして、このたび「小山ワールドビルディング」として竣工しました。1階に「富士そば」、3階に「鈴木歯科クリニック」がオープンしています。

また同ビルには外壁に「ブレーメンの音楽隊」のレリーフが設置されるともに、各所に「猫」のデザインがあしらわれています。

■竣工した「小山ワールドビル」
竣工した「小山ワールドビルディング」

「小山ワールドビルディング」は、東急元住吉駅前のブレーメン通り商店街側にあります。
昔ながらの小山文具店のビルが、新たに6階建ての商業ビルとして生まれ変わりました。

■1階の「富士そば元住吉店」
1階の「富士そば」

■元住吉店限定の「ブレーメンそば」
元住吉店限定の「ブレーメンそば」

■ドイツビール
ドイツビール

1階の「富士そば元住吉店」は、同ビルのテナントとして一番早く1月22日にオープンしました。

ここではご当地限定メニューとして、大きなドイツソーセージとポテトの入った「ブレーメンそば」や、ドイツビールの「レーベンブロイ」が提供されています。

■3階の「鈴木歯科クリニック」
 3階の「鈴木歯科クリニック」

そして「富士そば」に続いて、2月はじめには3階に「鈴木歯科クリニック」が開院しました。
これはブレーメン通り商店街内での移転となったものです。

■ブレーメンの音楽隊のレリーフ
ブレーメンの音楽隊のレリーフ

そして同ビルで一番目立つのが、「ブレーメンの音楽隊」のレリーフです。
2階部分から4階部分にかけて設置されています。

■音楽隊の上には猫が…
音楽隊の上には猫が…

音楽隊のレリーフからさらに視線を上げていくと、白黒の猫がいました。

音楽隊にも猫はいますけれども、これはまた別の猫のようです。

■三角屋根の猫
三角屋根の猫

さらに視線を上げると、ビル上部の三角屋根に、黄金の猫が金鯱のように「猫伸び」ポーズをしていました。

■屋上の巨大猫
屋上の巨大猫

そして屋上には、なんと巨大猫がいました。
これで一部屋になるようなスケールです。

また壁面には、猫の足跡もついていました。

■夜間に光る巨大猫の目
夜間に光る巨大猫の目

この巨大猫の目は、夜になるとキラリと光ります。

■東急元住吉駅から見た巨大猫
東急元住吉駅から見た巨大猫 

巨大猫は、東急元住吉駅からその全貌を見ることができます。
横に扉がついていまして、屋上の出入口のようになっていました。

このように、「小山ワールドビルディング」は、たいへん猫にこだわった建物になっています。
オーナーの方が、お好きなのでしょうね。

■東急元住吉駅前の「ブレーメンの音楽隊像」
東急元住吉駅前の「ブレーメンの音楽隊像」

ブレーメン通り商店街では、各所にブレーメン市に関連するデザインを設置する取り組みを進めています。

東急元住吉駅前にはブレーメン市に現存するものと同じ型で作られた「ブレーメンの音楽隊像」が寄贈されているほか、各店舗にシャッターアートなども登場しています。

住宅街であれば際立ったデザインは好まれないことが多いですが、ブレーメン通り商店街はいつも賑やかな商業地であり、今回竣工した「小山ワールドビル」は特に元住吉駅前というロケーションにあります。

この場所で、ブレーメン通り商店街のシンボルになるようなデザインにするのは良いのではないでしょうか。

■「豚飼いの像」とシャッターアート
「豚飼いの像」とシャッターアート

シャッターアートも徐々に増えているようですし、各店舗の協力を得ながら、今後一層ブレーメン通り商店街は「ブレーメン仕様」を強化していくことと思います。

【関連リンク】
ブレーメン通り商店街
富士そば 店舗のご案内 川崎市
鈴木歯科クリニック ウェブサイト
2011/12/4エントリ ブレーメン通り商店街のクリスマスと、シャッターの絵
2012/11/13エントリ 東急元住吉駅の「ブレーメンの音楽隊像」
2013/10/11エントリ ブレーメン通り商店街・川崎信金住吉支店の「豚飼いの像」
2015/3/19エントリ ブレーメン通り商店街の、ブレーメン市の風景シャッターアート
2015/4/25エントリ 川崎信用金庫住吉支店に、ブレーメン市のシャッターアートが登場

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