【Reporter:はつしも】
2015年9月7日付で、中原区の今井地区に住居表示が実施されたことを同日のエントリでお伝えしておりました。
その後各地に街区表示板が順次設置され、新しい街区符号が表示されました。
■川崎市 平成27年度の住居表示実施予定地区
http://www.city.kawasaki.jp/250/page/0000066524.html
■今井地区 街区案内図
※本サイトが赤文字で情報追加を行っています。
従来、日本の住所は町名番地(地番)によって表示されてきましたが、町界が道路の境界と一致しなかったり、地番の配置に一定の法則性がなく混然としていたことから、行政事務の観点からは非常にわかりにくいものとなっていました。
これをわかりやすく改善し、行政サービスを効率化することを目的としたのが住居表示の実施です。
今回住居表示が行われたのは今井上町、今井仲町、今井南町、今井西町の4町です。
今井南町のうち東住吉小学校など東横線以東の地区は、今回の住居表示に合わせて「木月住吉町」に町名変更が行われました。
9月7日の住居表示実施時点においては、これらの変更は当該地区内の表示に反映されていなかったのですが、その後順次、各地に「街区表示板」が設置されたほか、電柱広告に表示された番地も新しい街区符号に更新されました。
■「今井上町1番」の街区表示板
■「今井仲町1番」の街区表示板
■「今井南町1番」の街区表示板
■「今井西町1番」の街区表示板
■「木月住吉町1番」の街区表示板
こちらが、各地域に新たに設置された「街区表示板」です。
「街区表示板」は、「住居表示に関する法律」によって、住居表示を実施した地区において市町村が設置することが義務付けられています。
上記の写真は全て、各町における街区符号「1番」のものを揃えてみました。
実際に探してみると、いずれも順番に並んでいる街区符号をたどってすぐに見つけることができまして、今井4町については撮影に10分かからなかったと思います。
確かに「目標とする住所が見つけやすい」という効果があることは実感できました。
住居表示版を従来型のものと比較すると、町名にふりがながふられています。
「今井上町」「今井南町」の「町」は「ちょう」で、「今井仲町」「今井西町」は「まち」と読みます。これはいつも迷うところですね。
「木月住吉町」にはふりがながありませんが、下のアルファベット表記で「ちょう」であることがわかります。
■「下小田中六丁目1番」の街区表示板
今井西町に隣接した「下小田中六丁目1番」の街区表示板は、ご覧の通り古いものです。
こちらも「しもおだなか」「しもこだなか」「しもこたなか」?と読み方を迷う方も多いのではないでしょうか。
アルファベット表記を見ると、「しもこだなか」となっていますが、今後更新される際にはふりがながあっても良いですね。
■東住吉小学校前の「今井南町1111番地」(住居表示実施前)
■東住吉小学校前の「木月住吉町1番」(住居表示実施後)
また「住居表示に関する法律」で定められた「街区表示板」以外に、電柱に設置された広告の下部にも街区符号が表示されています。
こちらも従来表示されていた番地に代わって、新しい街区符号が掲出されました。
上記写真は住居表示実施前・実施後の東住吉小学校前で、こちらは前述の通り、街区符号の数字が変わっただけでなく、今井南町から木月住吉町への町名変更が行われています。
■訂正シールによる街区符号の張り替え
■マンションの旧番地の訂正
電柱広告に表示された街区符号は、広告のプレート自体を全て作りかえるとコスト負担が大きいため、訂正シールが貼られていました。
また、マンションの銘板のなかには、住所が旧番地で彫りこまれてしまっているものがあります。こういったものは容易に作り直すことができませんので、上から住居表示板が貼ってありました。
これらの変更作業がいつ行われたのかははっきりしませんが、住居表示後しばらくはそのままだったように思います。
このたび実施区域全域の変更作業が完了したようで、とりあえず住居表示実施に関連する街中での変更作業は一段落ということになるでしょう。
その他当該地区にお住まいの方の各種変更手続きがありまして、これには川崎市側が自動的に行うものと、住民側が自分で行うものがあります。
不動産の登記・免許証・保険証など、さまざまな手続きが行われているところです。
【関連リンク】
・川崎市ウェブサイト 住居表示について
・2007/9/9エントリ 今井神社祭礼に今井4町集結
・2015/9/7エントリ 武蔵小杉・今井地区で住居表示が本日実施、今井南町の東住吉小学校が木月住吉町に編入
2015年9月7日付で、中原区の今井地区に住居表示が実施されたことを同日のエントリでお伝えしておりました。
その後各地に街区表示板が順次設置され、新しい街区符号が表示されました。
■川崎市 平成27年度の住居表示実施予定地区
http://www.city.kawasaki.jp/250/page/0000066524.html
■今井地区 街区案内図
※本サイトが赤文字で情報追加を行っています。
従来、日本の住所は町名番地(地番)によって表示されてきましたが、町界が道路の境界と一致しなかったり、地番の配置に一定の法則性がなく混然としていたことから、行政事務の観点からは非常にわかりにくいものとなっていました。
これをわかりやすく改善し、行政サービスを効率化することを目的としたのが住居表示の実施です。
今回住居表示が行われたのは今井上町、今井仲町、今井南町、今井西町の4町です。
今井南町のうち東住吉小学校など東横線以東の地区は、今回の住居表示に合わせて「木月住吉町」に町名変更が行われました。
9月7日の住居表示実施時点においては、これらの変更は当該地区内の表示に反映されていなかったのですが、その後順次、各地に「街区表示板」が設置されたほか、電柱広告に表示された番地も新しい街区符号に更新されました。
■「今井上町1番」の街区表示板
■「今井仲町1番」の街区表示板
■「今井南町1番」の街区表示板
■「今井西町1番」の街区表示板
■「木月住吉町1番」の街区表示板
こちらが、各地域に新たに設置された「街区表示板」です。
「街区表示板」は、「住居表示に関する法律」によって、住居表示を実施した地区において市町村が設置することが義務付けられています。
上記の写真は全て、各町における街区符号「1番」のものを揃えてみました。
実際に探してみると、いずれも順番に並んでいる街区符号をたどってすぐに見つけることができまして、今井4町については撮影に10分かからなかったと思います。
確かに「目標とする住所が見つけやすい」という効果があることは実感できました。
住居表示版を従来型のものと比較すると、町名にふりがながふられています。
「今井上町」「今井南町」の「町」は「ちょう」で、「今井仲町」「今井西町」は「まち」と読みます。これはいつも迷うところですね。
「木月住吉町」にはふりがながありませんが、下のアルファベット表記で「ちょう」であることがわかります。
■「下小田中六丁目1番」の街区表示板
今井西町に隣接した「下小田中六丁目1番」の街区表示板は、ご覧の通り古いものです。
こちらも「しもおだなか」「しもこだなか」「しもこたなか」?と読み方を迷う方も多いのではないでしょうか。
アルファベット表記を見ると、「しもこだなか」となっていますが、今後更新される際にはふりがながあっても良いですね。
■東住吉小学校前の「今井南町1111番地」(住居表示実施前)
■東住吉小学校前の「木月住吉町1番」(住居表示実施後)
また「住居表示に関する法律」で定められた「街区表示板」以外に、電柱に設置された広告の下部にも街区符号が表示されています。
こちらも従来表示されていた番地に代わって、新しい街区符号が掲出されました。
上記写真は住居表示実施前・実施後の東住吉小学校前で、こちらは前述の通り、街区符号の数字が変わっただけでなく、今井南町から木月住吉町への町名変更が行われています。
■訂正シールによる街区符号の張り替え
■マンションの旧番地の訂正
電柱広告に表示された街区符号は、広告のプレート自体を全て作りかえるとコスト負担が大きいため、訂正シールが貼られていました。
また、マンションの銘板のなかには、住所が旧番地で彫りこまれてしまっているものがあります。こういったものは容易に作り直すことができませんので、上から住居表示板が貼ってありました。
これらの変更作業がいつ行われたのかははっきりしませんが、住居表示後しばらくはそのままだったように思います。
このたび実施区域全域の変更作業が完了したようで、とりあえず住居表示実施に関連する街中での変更作業は一段落ということになるでしょう。
その他当該地区にお住まいの方の各種変更手続きがありまして、これには川崎市側が自動的に行うものと、住民側が自分で行うものがあります。
不動産の登記・免許証・保険証など、さまざまな手続きが行われているところです。
【関連リンク】
・川崎市ウェブサイト 住居表示について
・2007/9/9エントリ 今井神社祭礼に今井4町集結
・2015/9/7エントリ 武蔵小杉・今井地区で住居表示が本日実施、今井南町の東住吉小学校が木月住吉町に編入