武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2015年
12月08日

今井地区住居表示実施で設置された、上町・仲町・南町・西町・木月住吉町の街区表示板「1番」をめぐる

【Reporter:はつしも】

2015年9月7日付で、中原区の今井地区に住居表示が実施されたことを同日のエントリでお伝えしておりました。
その後各地に街区表示板が順次設置され、新しい街区符号が表示されました。

■川崎市 平成27年度の住居表示実施予定地区
http://www.city.kawasaki.jp/250/page/0000066524.html

■今井地区 街区案内図

今井地区 街区案内図
※本サイトが赤文字で情報追加を行っています。

従来、日本の住所は町名番地(地番)によって表示されてきましたが、町界が道路の境界と一致しなかったり、地番の配置に一定の法則性がなく混然としていたことから、行政事務の観点からは非常にわかりにくいものとなっていました。
これをわかりやすく改善し、行政サービスを効率化することを目的としたのが住居表示の実施です。

今回住居表示が行われたのは今井上町、今井仲町、今井南町、今井西町の4町です。
今井南町のうち東住吉小学校など東横線以東の地区は、今回の住居表示に合わせて「木月住吉町」に町名変更が行われました。

9月7日の住居表示実施時点においては、これらの変更は当該地区内の表示に反映されていなかったのですが、その後順次、各地に「街区表示板」が設置されたほか、電柱広告に表示された番地も新しい街区符号に更新されました。

■「今井上町1番」の街区表示板
「今井上町1番」の街区表示板

■「今井仲町1番」の街区表示板
「今井仲町1番」の街区表示板

■「今井南町1番」の街区表示板
「今井南町1番」の街区表示板

■「今井西町1番」の街区表示板
「今井西町1番」の街区表示板

■「木月住吉町1番」の街区表示板
「木月住吉町1番」の街区表示板

こちらが、各地域に新たに設置された「街区表示板」です。
「街区表示板」は、「住居表示に関する法律」によって、住居表示を実施した地区において市町村が設置することが義務付けられています。

上記の写真は全て、各町における街区符号「1番」のものを揃えてみました。
実際に探してみると、いずれも順番に並んでいる街区符号をたどってすぐに見つけることができまして、今井4町については撮影に10分かからなかったと思います。

確かに「目標とする住所が見つけやすい」という効果があることは実感できました。

住居表示版を従来型のものと比較すると、町名にふりがながふられています。
「今井上町」「今井南町」の「町」は「ちょう」で、「今井仲町」「今井西町」は「まち」と読みます。これはいつも迷うところですね。

「木月住吉町」にはふりがながありませんが、下のアルファベット表記で「ちょう」であることがわかります。

■「下小田中六丁目1番」の街区表示板
「下小田中六丁目1番」の街区表示板

今井西町に隣接した「下小田中六丁目1番」の街区表示板は、ご覧の通り古いものです。
こちらも「しもおだなか」「しもこだなか」「しもこたなか」?と読み方を迷う方も多いのではないでしょうか。

アルファベット表記を見ると、「しもこだなか」となっていますが、今後更新される際にはふりがながあっても良いですね。

■東住吉小学校前の「今井南町1111番地」(住居表示実施前)
東住吉小学校前の「今井南町1111番地」

■東住吉小学校前の「木月住吉町1番」(住居表示実施後)
東住吉小学校前の「木月住吉町1番」

また「住居表示に関する法律」で定められた「街区表示板」以外に、電柱に設置された広告の下部にも街区符号が表示されています。
こちらも従来表示されていた番地に代わって、新しい街区符号が掲出されました。

上記写真は住居表示実施前・実施後の東住吉小学校前で、こちらは前述の通り、街区符号の数字が変わっただけでなく、今井南町から木月住吉町への町名変更が行われています。

■訂正シールによる街区符号の張り替え
訂正シールによる街区符号の張り替え

■マンションの旧番地の訂正
マンションの旧番地の訂正 

電柱広告に表示された街区符号は、広告のプレート自体を全て作りかえるとコスト負担が大きいため、訂正シールが貼られていました。

また、マンションの銘板のなかには、住所が旧番地で彫りこまれてしまっているものがあります。こういったものは容易に作り直すことができませんので、上から住居表示板が貼ってありました。

これらの変更作業がいつ行われたのかははっきりしませんが、住居表示後しばらくはそのままだったように思います。
このたび実施区域全域の変更作業が完了したようで、とりあえず住居表示実施に関連する街中での変更作業は一段落ということになるでしょう。

その他当該地区にお住まいの方の各種変更手続きがありまして、これには川崎市側が自動的に行うものと、住民側が自分で行うものがあります。
不動産の登記・免許証・保険証など、さまざまな手続きが行われているところです。

【関連リンク】
川崎市ウェブサイト 住居表示について
2007/9/9エントリ 今井神社祭礼に今井4町集結
2015/9/7エントリ 武蔵小杉・今井地区で住居表示が本日実施、今井南町の東住吉小学校が木月住吉町に編入

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2015年
12月07日

フロンターレ2015シーズン最終戦で登場した、J1リーグ各チームカラーの「ピコリーノ」

【Reporter:はつしも】

川崎フロンターレの2015シーズン最終戦が11月22日に開催され、同日のエントリでレポートをさせていただきました。
この日、等々力陸上競技場近くの車止め「ピコリーノ」の小鳥たちが、J1リーグ各チームのユニフォームカラーをまとって登場していました。

■等々力陸上競技場近くの「ピコリーノ」
等々力陸上競技場近くの「ピコリーノ」

府中街道から川崎市公文書館・サイゼリヤの間を抜けて等々力陸上競技場に出る途中に横断歩道があります。
そこに設置されているのがこの「ピコリーノ」という商品名の車止めで、小鳥たちがとまっている姿がデザインされています。

フロンターレのホームゲーム開催時には、この小鳥たちにフロンターレと対戦相手のチームカラーの手編み服が着せられているのが名物のようになっていました。

本サイトでもフロンターレと松本山雅の対戦時のピコリーノ2015/6/27エントリでご紹介しておりましたが、今回は2015シーズンを締めくくって、各チームのカラーが登場していました。

■浦和レッズ
浦和レッズ 

■サンフレッチェ広島
サンフレッチェ広島

一番手間にあったのは、年間優勝を争った浦和レッズと、サンフレッチェ広島です。

浦和レッズは名古屋グランパス・鹿島アントラーズと見分けがつきにくかったのですが、
・首の回りが濃い赤=鹿島アントラーズ
・太い縦縞=名古屋グランパス
であろうということで上記を浦和レッズと判断しました。

■鹿島アントラーズ、横浜F・マリノス、ガンバ大阪
 

■FC東京
FC東京 

そしてこちらは、2ndステージ2位の鹿島アントラーズをはじめとした上位陣です。
ここまでの6チームで、2ndステージの1位~6位を占めています。

■ベガルタ仙台
ベガルタ仙台 

今回のホームゲームに来てくれた、ベガルタ仙台です。
チームカラーは、流星と日本初の黄金の産地である宮城県を象徴する「ベガルタ・ゴールド」と、銀河・伝統・品位を表す「ベガルタ・ブルー」

ピコリーノには使われていませんが、情熱と勝利への意欲を表す「ベガルタ・レッド」もゴールキーパーのユニフォームやフラッグなどに使われています。

■湘南ベルマーレ、ヴィッセル神戸、名古屋グランパス
  

■柏レイソル、ヴァンフォーレ甲府、サガン鳥栖
 

続いて湘南ベルマーレ、ヴィッセル神戸、名古屋グランパス、柏レイソル、ヴァンフォーレ甲府、サガン鳥栖の6チームです。

■川崎フロンターレ「また来シーズン!!」


最後はもちろん、川崎フロンターレです。
「また来シーズン!!」というメッセージが添えられていました。

なお、今シーズンJ1所属チームで小鳥がいなかったのはモンテディオ山形、松本山雅FC、アルビレックス新潟、清水エスパルスの4チームです。
これは年間総合順位の下位4チームにちょうど合致しますので、おそらくはそこで線引きが行われたものと思います。

4つ並んでいるフロンターレのピコリーノを仮にひとつにしても、1チームだけ入れないことになりますね。
全部そろっているのが一番良いですけれども、これは数の制約上、やむを得ないところでしょう。

■2015年6月20日「松本山雅FC戦」のピコリーノ
2015年6月20日「松本山雅FC戦」のピコリーノ

このピコリーノがいつからチームカラーを身にまとうようになったのかわかりませんが、最近ではすっかり定着しています。

また来シーズンも、ホームゲーム開催日に鮮やかな姿を見せてくれるものと思います。

【関連リンク】
川崎フロンターレ ウェブサイト
武蔵小杉ブログ 川崎フロンターレカテゴリ記事
2015/3/13エントリ 等々力陸上競技場 新メインスタンド完成。報道機関向け内覧会・完成記念式典最速レポート!
2015/3/29エントリ 等々力陸上競技場新メインスタンドの、藤子・F・不二雄ミュージアムコラボのブロンズ像 全8体をご紹介
2015/5/19エントリ 川崎フロンターレとドルトムントが7月7日に等々力陸上競技場で親善試合を開催決定
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2015/6/22エントリ 川崎フロンターレ協力「親子サッカードリーム教室」が本日開催、新井選手・小宮山選手・伊藤宏樹元選手が登場
2015/6/27エントリ 等々力陸上競技場近くの小鳥がまとった、川崎フロンターレ・松本山雅カラーの手編み服
2015/9/16エントリ 川崎フロンターレ公式戦併催イベント「川崎の車窓から~東急グループフェスタ~」が9月19日(土)開催、記念入場券発売
2015/9/20エントリ 東急電鉄×フロンターレ記念入場券販売、「東急グループフェスタ~川崎の車窓から~」開催レポート
2015/10/18エントリ 「第37回なかはら“ゆめ”区民祭」開催レポート:川崎フロンターレ中原アシストクラブが多方面で協力
2015/10/28エントリ 川崎フロンターレのオフィシャルグッズショップ「アズーロ・ネロ」と、等々力陸上競技場ペーパークラフト
2015/11/12エントリ 「川崎フロンターレと本を読もう!」事業の「おすすめ本ガチンコバトル!」が11月30日まで投票募集中、抽選でホームゲームチケットとサイン本をプレゼント
2015/11/22エントリ 川崎フロンターレが2015シーズン最終戦に勝利、大久保嘉人選手がJリーグ史上初の3年連続得点王を獲得

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2015年
12月06日

パークシティ武蔵小杉周辺と、南武沿線道路の紅葉

【Reporter:はつしも】

12月になりました。
街路樹の落葉が、足元で木枯らしに吹かれる季節です。

11月には等々力緑地の昼夜の紅葉をご紹介してまいりましたが、今回は久しぶりに、武蔵小杉駅周辺の街路樹を眺めてみました。

■都市計画道路 武蔵小杉駅南口線
都市計画道路 武蔵小杉駅南口線

今回やってきたのは、武蔵小杉駅東口駅前広場から綱島街道までを結ぶ「都市計画道路 武蔵小杉駅南口線」です。

この道路は、武蔵小杉再開発における「小杉駅南部地区D地区」(パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー・中原市民館・かわさき市民活動センター)と「同E地区」(パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワー・ユニゾ武蔵小杉ビル※)の開発事業に伴って、両地区の中央に新たに整備された都市計画道路です。

2008年5月19日に開通しまして、現在では武蔵小杉駅東口駅前広場の路線バスも入るようになりました。

※ユニゾ武蔵小杉ビル:旧名称パークシティ武蔵小杉プラザ。フーディアム武蔵小杉・コナミスポーツクラブ武蔵小杉が入居しています。同ビルをユニゾホールディングスが買収したことにより、2015年7月1日に名称変更されました。

■武蔵小杉駅南口線の街路樹
武蔵小杉駅南口線の街路樹 

武蔵小杉駅南口線には、広い歩道と街路樹が整備されています。
秋になると緑、黄色、赤が混じって美しい風景になります。

この街路樹は再開発計画にあたって地元から提案があったもので、当初は根の発達により歩道に起伏を生じるために事業者が品種に難色を示したものの、通常よりも土中に深く植えることでハードルをクリアしたと伺ったことがあります。

■街路樹と木漏れ日
街路樹と木漏れ日

12月に入ったばかりで、気温は10度を上回ります。
まだ温かみのある初冬の日差しが、街路樹から歩道に漏れていました。

■駅前のタワー・街路樹と青空
駅前のタワー・街路樹と青空

ここから見上げると、パークシティ武蔵小杉3棟、エクラスタワー武蔵小杉、紅葉した街路樹と鮮やかな青空が見えました。

空気が澄んで、たいへん綺麗です。
ふと視点を変えてみると、新しい風景に出合うことができます。

■パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワーの公開空地
パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワーの公開空地 

■ミッドスカイタワーの公開空地と、ザ グランドウイングタワー
パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワーの公開空地と、ザ グランドウイングタワー 

武蔵小杉駅南口線の歩道に隣接して、パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワーの公開空地があります。
この公開空地はリニューアルが計画的に実施されていまして、植栽等も変わってきています。

目の前には「パークシティ武蔵小杉ザ グランドウイングタワー」「ららテラス武蔵小杉」が2014年に完成し、周辺の風景も2009年のミッドスカイタワー竣工時から大きく変わりました。

■公開空地のあずまやから
公開空地のあずまやから 

■グランツリー武蔵小杉と紅葉
グランツリー武蔵小杉と紅葉

またミッドスカイタワーに隣接して、2014年11月には大型商業施設「グランツリー武蔵小杉」も開業しました。

ステーションフォレストタワー側からも、公開空地の紅葉とともにその姿が見えます。

■ステーションフォレストタワーの公開空地
ステーションフォレストタワーの公開空地 

■公開空地の日時計
公開空地の日時計 

ステーションフォレストタワーの公開空地も緑豊かで、広葉樹は少ないですが季節ごとの顔を見せてくれます。

東急武蔵小杉駅と武蔵小杉新駅の間を歩く際、たまにルートを変えて通ってみるのも良いでしょう。

■南武沿線道路の紅葉
南武沿線道路の紅葉

最後は武蔵小杉駅北口に出まして、南武沿線道路の紅葉です。
こちらは背の高いケヤキが鮮やかに色づいています。

写真右手、南武沿線道路の北側には2棟のタワーマンションと商業施設の複合開発「パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン」が建設中です。
まだまだ工事は初期打開ですがこちらにも公開空地が整備され、植樹等が行われる予定です。

【関連リンク】
2007/11/19エントリ 武蔵小杉の紅葉1:南武沿線道路<
2007/11/24エントリ 武蔵小杉の紅葉2:二ヶ領用水
2008/11/15エントリ 紅葉の二ヶ領用水と渋川で、耳をすませば
2009/11/27エントリ 武蔵小杉に冬の訪れ
2008/11/30エントリ 武蔵小杉のイチョウの紅葉
2009/12/5エントリ 等々力緑地の紅葉
2010/12/16エントリ 等々力緑地のイチョウの実
2011/9/29エントリ 等々力緑地のプラタナス
2011/11/24エントリ 等々力緑地のイチョウの紅葉
2013/11/22エントリ 渋川・西加瀬付近のソメイヨシノの紅葉
2013/12/7エントリ 武蔵小杉の紅葉めぐり
2014/12/10エントリ 等々力緑地「フロンターレロード」のイチョウの紅葉
2015/11/19エントリ 等々力緑地の紅葉・黄葉と、鏡面世界パノラマ
2015/11/29エントリ 等々力緑地で黄金に輝く、イチョウの黄葉ライトアップ

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2015年
12月05日

川崎市市民ミュージアムの年末年始2大企画展「江口寿史展KING OF POP」本日より、「2015川崎フロンターレ展」12月12日より開幕

【Reporter:はつしも】

この年末年始、川崎市市民ミュージアムで2つの目玉企画展が開催されます。
本日12月5日(土)から1月31日(日)までの「江口寿史展 KING OF POP」と、12月12日(土)から1月11日(月・祝)までの「2015川崎フロンターレ展」です。

■「江口寿史展 KING OF POP」
「江口寿史展 KING OF POP」 

■川崎市市民ミュージアム 江口寿史展 KING OF POP
http://www.kawasaki-museum.jp/exhibition/king-of-pop-2/

江口寿史氏は、1977年の「すすめ!!パイレーツ」のデビューに始まり、「ストップ!!ひばりくん!」のヒットなどにより人気を博した漫画家・イラストレーターです。

本展は同氏のこれまでの仕事の集大成となる「KING OF POP江口寿史 全イラストレーション集」の発売を記念して開催されるものです。

本展では同氏の手による300点以上の原画が展示されているほか、開催期間中、下記の様々な企画が準備されています。

■リスペクト対談「江口寿史×ちばてつや」
本展の開催を記念して江口寿史と日本マンガ界の重鎮・ちばてつやの対談がついに実現!国民的人気作「あしたのジョー」をきっかけにマンガ家を志した江口の少年時代のエピソードや、両氏のマンガにかける思いを語っていただきます。

○2015年12月13日 14:00-15:30(開場13:30)
○定員:250名(先着順。当日12:00より整理券を配布)
○参加費:無料※ただし当日の展覧会観覧券(有料)が必要。

■列島縦断!分スケッチLIVE 川崎編
江口寿史が来場者の似顔絵を描くライブ・スケッチ。作品は、その場でスキャンして複製を会場に展示します。(作品の原本は参加者に進呈)
○2016年01月16日 13:00-/14:00-/15:00- / 2016年01月24日 13:00-/14:00-/15:00-
○各回5名(抽選)
○参加費:2,000円
※ライブ・スケッチの様子はどなたでも無料でご覧いただけます。
※本展入場の際にお渡しする抽選券で、いずれか1回分の抽選にご応募ください。抽選券配布は14:40まで。抽選は各回の15分前に会場にて行います。

■学芸員による展示解説
「江口寿史展 KING OF POP」の学芸員による展示解説を行ないます。
○2015年12月06日 14:00- / 2016年01月17日 14:00- / 2016年01月23日 14:00- / 2016年01月31日 14:00-
○参加費:無料
※ただし当日の展覧会観覧券(有料)が必要。

■ベビーカーツアー
学芸員による展示解説付きで「江口寿史展 KING OF POP」を鑑賞するツアーです。ベビーカーでも安心して鑑賞できるようにボランティアスタッフがサポートします。
○2015年12月17日 11:30-12:30 / 2016年01月19日 11:30-12:30
○対象:0歳~未就学児の親子
○定員:親子6組 ○参加費:無料※ただし当日の展覧会観覧券(有料)が必要。 ※要・事前申込(【申込ページ】、またはFaxにてお申込いただけます)

■川崎市民ミュージアムの大型タペストリー
「KING OF POP」の大型タペストリー 

市民ミュージアム内は、現在「KING OF POP」一色になっています。
エントランスロビーには大型タペストリーがありまして、市民ミュージアムの公式twitterが記念写真撮影を推奨していました。

また会場入口には江口寿史氏のキャラクター等身大パネルがありまして、こちらも撮影可となっています。

なお、展示される原画は12月と来年1月で一部入れ替えがありますので、期間中2回鑑賞しても楽しめるようになっています。

■川崎市市民ミュージアム 上映スケジュール
http://www.kawasaki-museum.jp/cinema/

さらに、「江口寿史展KING OF POP」の開催にあわせて、川崎市民ミュージアムの映像ホールでは「江口寿史と80年台日本映画」の特集上映が行われます。

原作の「エイジ」、キャラクター原案の「PERFECT BLUE」「老人Z」、ちばてつや対談特別上映として「あしたのジョー」などのアニメーション映画が上映されます。
上映スケジュールは、上記のウェブページをご参照ください。

■復活したミュージアムショップ
復活したミュージアムショップ

市民ミュージアムのミュージアムショップは先般閉鎖されていましたが、本展開催にあたって復活し、江口寿史氏関連の書籍等が販売されていました。

こちらは一時的なものかと思いますが、やはりミュージアムにはショップがあると良いですね。


■「2015川崎フロンターレ展」
 「2015川崎フロンターレ展」
※クリックで拡大します。

■川崎市市民ミュージアム 2015川崎フロンターレ展
http://www.kawasaki-museum.jp/exhibition/frontale/
■川崎フロンターレ 2015川崎フロンターレ展開催のお知らせ
http://www.frontale.co.jp/info/2015/1130_13.html

そして12月12日から始まるのが、「2015川崎フロンターレ展」です。
川崎フロンターレの今シーズンの激闘を振り返るもので、毎年年末年始に開催されている恒例の企画展です。

こちらはフロンターレらしく、さまざまな企画が展開されていきます。
市民ミュージアムよりも川崎フロンターレのサイトの方が最新・詳細情報がアップデートされていますので、上記フロンターレのウェブサイトもご参照ください。

<主な企画>
■選手チャリティトークショー【2016年度後援会会員限定】
■ふろん太&カブレラ登場
■段ボールパーク
■エコプラ工作&ロボット操作体験
■ひつじのショーン粘土工作
■望遠鏡&星座早見盤作り
■ゲーフラ作り体験
■ヒロキーpresents OB選手を探せ!
■「カワサキのホコサキ」公開収録

上記の選手チャリティートークショーには、中村憲剛選手、プロモーション部の天野春果部長、伊藤宏樹さんが登場予定ですが、こちらは2016年後援会会員限定となります。

また展示の一部(ドルトムント戦や大久保選手得点王関連など)も同様に2016講演会会員限定となっていますので、ご注意ください。

■川崎市市民ミュージアム
川崎市市民ミュージアム 

■大型タペストリーの間から見える武蔵小杉の高層ビル
大型タペストリーの間から見える武蔵小杉の高層ビル

市民ミュージアムは武蔵小杉駅から少々距離がありますが、バスも比較的出ています。
2015/11/19エントリでご紹介したように、今は紅葉が綺麗な季節ですので、お散歩がてら足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

■等々力緑地の入口(府中街道から)
等々力緑地の入口(府中街道より) 

【関連リンク】
川崎市市民ミュージアム ウェブサイト
川崎フロンターレ ウェブサイト
2015/10/22エントリ 川崎市市民ミュージアムでデジカメワークショップ「水面に自分を映してセルフポートレートを撮ってみよう」が10月24日開催
2015/11/15エントリ 川崎市市民ミュージアム「あそぼう!つくろう!アートツール・キャラバンin川崎」開催レポート

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2015年
12月04日

新丸子の新店「pizzeria oliva」の休日ランチでいただく窯焼きピッツァと、新感覚ドルチェ「カッサータ」

【Reporter:はつしも】

新丸子駅の東側に、窯焼きピッツァのレストラン「pizzeria oliva(ピッツェリア オリバ)」が2015年6月6日にオープンしていました。
オープン後約半年が経過しまして、利用された方の評判も良好なようです。

今回は、同店の休日ランチをご紹介してみたいと思います。

■「シュクル」跡地の「pizzeria oliva」
「シュクル」跡地の「pizzeria oliva」

「pizzeria oliva」は、新丸子駅東口から商店街をまっすぐ進んで、綱島街道を渡った先にあります。
ここにはかつて「スープカレー シュクル新丸子店」が出店していましたが、お店を任せられる人材が不足したことから閉店となりました。

その跡地に出店したのが「pizzeria oliva」です。

■「pizzeria oliva」の店内
「pizzeria oliva」の店内

■カウンター脇のピッツァ釜
カウンター脇のピッツァ窯

店内は4名テーブル席×4+カウンター4席の合計20席です。
席数は限られていますので、休日のピークタイムなど、来店が決まっている場合は予約をしておくと良いでしょう。

カウンターそばに、かわいらしいナポリ式のピッツァ窯があります。

■「pizzeria oliva」のランチメニュー(休日1,300円)
週替わりの前菜盛り合わせ
ピッツァまたはパスタ
(ピッツァ)
マルゲリータ
ジェノベーゼ
マリナーラ
サラミピカンテ+100円
サラミミラノ+100円
クアトロフォルマッジ+250円
(パスタ)
スパゲッティ ブッタネスカ
自家製パンチェッタとナスのトマトソース
ボンゴレ ディ スパゲッティ
ボロネーゼ フェットチーネ+200円
スパゲッティ アラビアータ+250円
ポルチーニ茸とムール貝のオイリオスパゲッティ+300円
ウーロン茶
コーヒー(ホット/アイス)
カフェオレ (ホット/アイス)
オレンジジュース
ピンクグレープフルーツジュース
アップルジュース
アサヒスーパードライ(生)+300円
グラスワイン 白・赤 +300円
ハイボール +300円
カッサータ
ピスタチオのジェラート+200円
クラシックショコラ+300円
※変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

ランチセットは、「週替わりの前菜盛り合わせ3~4種」+「ピッツァまたはパスタ」+「ドリンク」+「ドルチェ」という構成になっています。

休日1,300円、平日1,000円が基本で、選択するピッツァやドルチェによっては、お値段が加算されるものがあります。
休日はドルチェの「カッサータ」が基本で付いてきますが、平日は料金加算になります。

■ドリンク(ウーロン茶)
ソフトドリンク(ウーロン茶)

ドリンクは、ソフトドリンクは基本料金に含まれています。
追加料金でアルコールにしても良いでしょう。

■前菜の盛り合わせ
前菜の生ハム、フリッタータ、サラダ

前菜の盛り合わせは、週替わりで変更されます。
この日は生ハムと、卵料理のフリッタータ、サラダでした。

想像以上にきちんとした前菜で、ピッツァに向けて食欲が刺激されました。

■マリナーラ
マリナーラ

こちらはマリナーラ
オレガノの入ったマリナーラソースに、にんにくを利かせてあります。

「マリナーラ」とは、ナポリの船乗りが良く食べていたことに由来するもので、伝統あるナポリ風ピッツァです。

■クアトロフォルマッジ
クアトロフォルマッジ

続いて2枚目は、クアトロフォルマッジです。
モッツァレラ、タレッジオ、ゴルゴンゾーラ、グラナ・パダーノの4種のチーズが使われています。

お好みではちみつをかけて食べるのですが、これがチーズの風味に良く合って美味しくいただきました。

またいずれのピッツァも生地がふんわりとしていて、なかなか良質なナポリピッツァだったと思います。

■ドルチェのカッサータ
ドルチェのカッサータ

そして締めのドルチェは、カッサータです。
休日ランチでは、カッサータのみ1,300円の基本価格内で食べられます。

カッサータは、イタリアのアイスチーズケーキです。
リコッタチーズのアイスの中に、砂糖漬けのナッツや果物が入っています。最初に出てきたときには結構固いですので、スプーンに力を込めて食べることになります。

カッサータ自体はそれほど濃い味ではないのですが、冷たさが心地よかったです。

■グラスとにんにく
グラスとにんにく

前菜の盛り合わせ、ピッツァ、ドルチェ、ドリンクの全体を通して、休日のランチに十分満足できるコースでした。

■「pizzeria oliva」のクーポン付チラシ
「pizzeria oliva」のクーポン付チラシ

初回利用時に、上記のクーポン付チラシをいただきました。
ランチタイムのドルチェ無料券(平日は通常有料ののドルチェ無料、休日は1,300円→1,000円に割引)と、ディナータイムの生ビール無料券がついています。

またこれを参照すると、ピッツァ、ポテト、ジュース、デザートの付いた「チビッ子プレート」(480円)もあるようですので(明確に記載がありませんがディナータイムと思われます)、家族で利用しても良さそうです。

またテイクアウトも可能で、ピッツアのみ持ち帰って家で食べることもできます。

それにしても、武蔵小杉周辺には窯焼きピッツァのお店が豊富になりましたね。
選択肢が増えて、より良質なお店が残るようになるのは利用する側としては良いことと思います。

■「pizzeria oliva」の店舗情報
▼所在地:中原区新丸子東1-820-3 田中ビル1F
▼営業時間:
ランチタイム11:30~15:00(L.O.14:30)
ディナータイム17:00~23:00(L.O.22:30)
▼定休日:不定休

■「pizzeria oliva」のマップ
「pizzeria oliva」のマップ

【関連リンク】
pizzeria oliva facebookページ
2012/5/5エントリ 新丸子でスープカレー。「シュクル(Syukur)」新丸子店
2012/5/23エントリ 法政通りの窯焼きピッツァ店「pizza & wine KOBU」本日オープン
2012/10/4エントリ 法政通り商店街の窯焼きピッツァ「CANOA」のランチ
2015/7/27エントリ 法政通り商店街・窯焼きピッツァのイタリアンバル「センプリーチェ」がランチ営業を開始















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2015年
12月03日

日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発計画のイメージパースが公表、武蔵小杉再開発の最終景観がフォトモンタージュに

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉駅北口地区の、「日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発計画」の環境アセスメント手続きが進み、180mのツインタワーマンション等のフォトモンタージュ写真が公表されました。

■日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発計画のイメージパース
日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発計画のイメージパース
※公表資料に独自に情報追加を行っております。

「日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発計画」は、現在の同病院および医科大学のグラウンド及びキャンパスを移転・再開発するものです。
同病院を北側のグラウンドに移転させ、病院建て替えにあわせて医科大学看護学部を整備するとともに、病院跡地には三菱地所レジデンスによるツインタワーマンション・商業施設・高齢者向け施設等が建設されます。

さらに現在の大学キャンパスは武蔵野市に移転を予定しており、その跡地には新設の川崎市立小学校および約3,000㎡の公園が整備される計画となっています。

イメージパースは上からツインタワーマンション、日本医科大学武蔵小杉病院、日本医科大学看護学部の順番で描かれています。
これは環境アセスメント時点でのものであり、詳細なデザインは今後変更される可能性があります。また本来右下には公園が配置されますが、公園については今後具体的な設計が進められることから、本イメージパースでは描かれていません。

■丸子橋の大田区側から見たフォトモンタージュ
丸子橋の大田区側から見たフォトモンタージュ

■同じ構図の現在の写真
同じ構図の現在の写真

今回の環境アセスメントでは、「日本医科大学武蔵小杉再開発計画」に加えて、周辺で同時並行で進んでいる再開発事業も含めた景観の変化をフォトモンタージュで表現しています。
まずこちらは、丸子橋の大田区側から見たものです。

右端の丸子橋近くに大きく見えるツインタワーが今回の「日本医科大学武蔵小杉再開発計画」によるツインタワーです。

さらにツインタワーの間には、JX日鉱日石エネルギー社宅跡地に建設中の「パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン」がイメージとして描かれています。
この角度からは「タワーズイースト」しか見えず、その後ろに「タワーズウエスト」が隠れています。

そして少し左側には、ホテル・ザ・エルシィ跡地の「(仮称)小杉駅北口地区開発計画」および「小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業」によるタワーマンションも描かれています。

■中原平和公園前の歩道橋から見たフォトモンタージュ
中原平和公園の歩道橋から見たフォトモンタージュ

■同じ構図の現在の写真
同じ構図の現在の写真

続いて、中原平和公園前の歩道橋(東住吉小学校前)から見たフォトモンタージュです。
手前で建設中の「シティタワー武蔵小杉」の存在感が非常に大きいですが、その左側奥に新しいタワー群が立ち並びます。

■中原小学校前の歩道橋から見たフォトモンタージュ
中原小学校前の歩道橋から見たフォトモンタージュ

■同じ構図の現在の写真
同じ構図の現在の写真

同じく小学校前の歩道橋ということで、中原小学校前の「こすぎごてんみどり歩道橋」からのアングルです。
ここからは従来のタワーが、新しいタワーに隠れて見えなくなりますね。

■市民ミュージアム前からのフォトモンタージュ
市民ミュージアム前からのフォトモンタージュ

■同じ構図の現在の写真
同じ構図の現在の写真

「こすぎごてんみどり歩道橋」からもう少し離れて、等々力緑地内の市民ミュージアム前からのアングルもありました。
今後は武蔵小杉駅北口地区での再開発が進みますので、特に北側から武蔵小杉駅方面を見た場合の風景が大きく変わりますね。

■武蔵小杉駅東口駅前広場からのフォトモンタージュ
武蔵小杉駅東口駅前広場から見たフォトモンタージュ

■同じ構図の現在の写真
同じ構図の現在の写真

駅から離れた場所から見てきましたが、武蔵小杉駅前からはどうでしょうか。
武蔵小杉駅東口駅前広場からは、武蔵小杉タワープレイスの奥にツインタワーが見えます。

■大西学園前のフォトモンタージュ
大西学園前のフォトモンタージュ

■同じ構図の現在の写真
同じ構図の現在の写真

最後にぐっと再開発ビルの足元まで寄って、大西学園前のフォトモンタージュです。
左側には大西学園の新校舎がすでに完成していまして、2015/11/27エントリでご紹介しておりました。その向かい側に、再開発ビルの南棟(S棟)が建つことになります。

大西学園の新校舎に面した角地には、ご覧の通り広場が作られる計画になっています。

■武蔵小杉駅北口再開発マップ
武蔵小杉駅北口再開発マップ

今回ご紹介したフォトモンタージュは、前述の通り建設中の「パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン」、同じく環境アセスメント手続き中の「小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業」、今後計画が煮詰められていく「(仮称)小杉駅北口開発計画」が反映されています。
つまり、武蔵小杉再開発で具体化している高層ビルは今回のイメージですべて反映されており、概ね事業の最終形が表現されているわけです。

「日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発計画」の完成は2017年3月着工、2023年8月完成を予定してますので順調にいったとしてまだ8年近くかかりますし、その時点では他の事業が完成していない可能性も十分見込まれます。
まだまだ未来の話となりますけれども、丸子橋からのフォトモンタージュなどを見ていますと、数多くのタワーが並ぶことがあらためてよくわかりますね。

■川崎市報道発表資料 学校法人日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発計画における老人福祉センター等の整備に係る覚書の締結について
http://www.city.kawasaki.jp/templates/press/500/0000072464.html

本事業では、川崎市が日本医科大学と連携して「地域包括ケアシステム」の構築を推進することとなっており、2015/7/22エントリでお伝えしておりました。
その後11月13日付で、三菱地所レジデンスが再開発ビルの床の一部を川崎市に寄贈し、市が老人福祉センター等の高齢者福祉施設等を整備することについて協力する旨の覚書が締結され、報道発表されました。
(基本的にすでにお伝えしている内容の通りです)

施設の詳細は今後詰めることになりますが、高齢化社会を迎える都市基盤のひとつとして、地域に寄与するものになると良いと思います。

学校法人日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発計画の概要
<A地区(新丸子キャンパス跡地、提供公園)>
▼提供公園:3,110㎡
※小学校新設は今回のアセスメントの対象外

<B地区(グラウンド跡地、日本医科大学武蔵小杉病院)>
▼主要用途:病院・教育施設
▼敷地面積:約13,890㎡
▼建築面積:約9,100㎡
▼建蔽率:66%
▼延べ面積:約60,800㎡
▼容積率:約400%
▼建物階数:地上9階・地下2階
▼建物高さ:約41m(最高部約41m)
▼建物構造:RC造、S造
▼駐車場:約170台
▼駐輪場:約240台

<C地区(現病院跡地、三菱地所レジデンスのツインタワー)>
▼主要用途:高齢者向け福祉サービス施設、高齢者向け住宅、健康増進施設、飲食・物販施設等および共同住宅
▼敷地面積:約20,120㎡
▼建築面積:約10,500㎡
▼建蔽率:57%
▼延べ面積:約174,800㎡
 ※うち、約163,500㎡が共同住宅
▼容積率:約600%
▼建物階数:地上50階・地下1階
▼建物高さ:約180m(最高部約188m)
▼建物構造:RC造、S造
▼計画戸数:約1,500戸
 ※高齢者向け住宅の戸数を含まず
▼駐車場:約660台
▼駐輪場:約2,500台


【関連リンク】
川崎市 環境影響評価 学校法人日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発計画
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北部地区
2011/10/29エントリ 川崎市と日本医科大学の、小学校新設に向けた協定内容
2012/2/24エントリ 日本医大再開発:武蔵小杉病院・新丸子校舎を移転、跡地開発および3,000㎡の公園を整備へ
2012/8/10エントリ 小杉町3丁目東地区に44階・160mタワー、エルシィ跡地に48階・170mタワー建設へ
2013/1/25エントリ 日本医科大学武蔵小杉病院の移転跡地に都市型住宅・福祉・商業の高層ビル2棟を誘導へ
2014/2/15エントリ 日本医科大学武蔵小杉病院跡地に三菱地所レジデンスが180mツインタワー・商業施設を建設へ
2014/9/7エントリ 川崎市が「日本医科大学武蔵小杉再開発計画」に関するアンケート結果を発表
2015/3/30エントリ 日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発の環境アセスメントが開始、三菱地所レジデンスによる180m・50階建てツインタワー計画が具体化
2015/7/22エントリ 川崎市が日本医科大学武蔵小杉病院再開発への「地域包括ケアシステム」導入方針を発表、同病院が権利床を川崎市に寄附へ

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2015年
12月02日

戦火に消えた、南武線の駅。玉川中学校・橘高校前の「武蔵中丸子駅」跡地探訪

【Reporer:はつしも】

南武線の向河原駅~平間駅間に、かつて「武蔵中丸子駅」がありました。
「南武線各駅開業88周年記念展示」の一部でも紹介されていた「武蔵中丸子駅」の跡地を、本エントリでは訪れてみました。

■「武蔵中丸子駅」のマップ
「武蔵中丸子駅」のマップ

現在のJR南武線は、1927年に民営の「南武鉄道」として開業しました。
1927年3月9日に川崎駅~登戸駅間、矢向駅~川崎河岸駅間(貨物線)が開通し、今回ご紹介する「武蔵中丸子駅」が開業したのは同年8月11日です。

武蔵中丸子駅があったのは向河原駅と平間駅のちょうど中間で、現在は玉川中学校・橘高等学校の前にあたります。

■開業当時の武蔵中丸子駅(武蔵小杉駅開業88周年展示より)
開業当時の武蔵中丸子駅(武蔵小杉駅開業88周年展示より) 

武蔵中丸子駅の運命を変えたのは、戦争でした。
1945年4月15日、本土空襲により南武線の川崎駅-向河原駅間が不通になり、この際に武蔵中丸子駅・平間駅の駅舎が焼失したのです。4月19日に同区間が運転再開されたものの、両駅は休止したままの状態でした。

同年6月10日、武蔵中丸子駅は廃止となる一方、翌年5月1日に平間駅は営業を再開しました。

武蔵中丸子駅の地元では同駅の復活を求める運動も展開されましたが、駅間が短いこともあって実現には至りませんでした。

■中原区の空襲マップ
中原区の空襲マップ 

2013/2/16エントリでご紹介した「中原空襲展」の空襲マップを参照すると、武蔵中丸子駅(マップでは中丸子駅と表記)前の玉川中学校・橘高等学校はかつては日本電気(NEC)の工場だったことがわかります。

当時の空襲では中原区で多数稼動していた軍需工場が標的とされ、日本電気の工場も爆撃を受けたことが記録に残されています。
この爆撃の被害を受けて、武蔵中丸子駅は焼失したものと思われます。

■現在の武蔵中丸子駅跡地
 現在の武蔵中丸子駅跡地

■武蔵中丸子駅ホーム跡地
武蔵中丸子駅ホーム跡地

現在、武蔵中丸子駅の痕跡はほとんど見つけることができません。
しかしながら、線路と道路の間にホームが設置されていた名残のスペースが残されています。

■現地を行き交う南武線
現地を行き交う南武線

当時は周囲に住民も少なかったのでしょうが、現在では都市化が進んでいます。
駅が残されていれば、それなりに利用する方もいたことでしょう。

■川崎市立玉川中学校
川崎市立玉川中学校 

武蔵中丸子駅前には、現在は川崎市立玉川中学校があります。
「玉川」は「たまがわ」ではなく、「ぎょくせん」と読みます。

■川崎市立橘高等学校
川崎市立橘高等学校

玉川中学校の北側に隣接して、川崎市立橘高等学校があります。
旧制橘中学校からの歴史を有し、普通科に加えて国際科・スポーツ科が設置されています。

両校の敷地がかつては日本電気の工場で、空襲を受けたわけです。

■南武線東側の中丸子共栄会
中丸子共栄会

玉川中学校・橘高等学校と南武線を挟んで反対側(東側)には、商店街「中丸子共栄会」があります。
ここがかつては、武蔵中丸子駅前の商店街だったのでしょう。

この商店街をまっすぐ南下していくと、「南武通り商店街」を経て南武線平間駅に到着します。

■南武線の踏切
南武線の小さな踏切

南武線の踏切

この周辺は細かい路地がつながる住宅街で、何か所か南武線の踏切があります。

大小あるこれらの踏切も、将来的には連続立体交差事業によりなくなる予定です。

武蔵中原駅のホーム跡地として残された遊休スペースも、高架化の工事や完成後の高架下利用にあたっては、何らか活用されることになるのではないでしょうか。

【関連リンク】
(南武線各駅開業88周年関連)
2014/11/5エントリ JR南武線新型車両「E233系」乗車レポート
2015/5/7エントリ 南武線各駅開業88周年記念展示(1):「武蔵小杉駅」
2015/5/9エントリ 南武線各駅開業88周年記念展示(2):「武蔵中原駅」
2015/5/11エントリ 南武線各駅開業88周年記念展示(3):「向河原駅」

(向河原関連)
2010/10/11エントリ 向河原駅のNEC専用改札口
2010/1/2エントリ NEC玉川ルネッサンスシティの日電玉川稲荷神社
2010/8/14エントリ 向河原駅駐輪場のゴーヤー
2010/9/20エントリ NEC玉川ルネッサンスシティの「丸池」と噴水
2014/7/20エントリ JR南武線向河原駅前の踏切拡幅工事が完了し供用開始

(平間関連)
2011/7/16エントリ 「ガス橋」と平間の渡し
2014/11/21エントリ 下平間のバス停「住宅前」と、「武道館前」

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2015年
12月01日

小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業の、都市計画道路の電線が地中化

【Reporter:はつしも】

小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業により整備された、南武線沿いの都市計画道路の電柱が地中化されました。
これにより、同再開発に関連する事業が最終的に完成ということになりそうです。

■電線地中化前の都市計画道路
電線地中化前の都市計画道路(中原区役所前)

■電線地中化後の都市計画道路
電線地中化後の都市計画道路(中原区役所前)

こちらは、南武線沿いの都市計画道路を中原区役所前から撮影したものです。
「地中化前」「地中化後」を比べてみると、電柱と電線がなくなることで景観が非常にすっきりとしました。

■電線地中化前、不自然だった点字ブロック
電線地中化前、不自然だった点字ブロック

■電線地中化後、直線になった点字ブロック
電線地中化後、直線になった点字ブロック

この都市計画道路が供用開始された際、2015/4/4エントリにおいて、電柱のせいで点字ブロックが不自然に曲がっていることをお伝えしていました。
今回の電線地中化により、点字ブロックがまっすぐになりました。

これは非常に良かったと思います。

■地上に設置された東京電力の施設
地上に設置された東京電力の施設

前回エントリでもコメントいただいたのですが、この地中化はあらかじめ予定されていたもののようです。
道路整備の時点では何がしかの事情で一括工事はできず、地中化の時期が半年以上ずれる形になりました。

地上部分には各所に地下設備の蓋が見受けられ、東京電力の地上設備も設置されていました。

■工事途中の、電線だけ撤去された状態
工事途中の、電線だけ撤去された状態

この電線地中化工事は10月下旬に実施されていまして、工事では最初に電線が取り除かれ、そののちに柱が撤去されていました。
最後にインターロッキングブロックの舗装をしなおして、点字ブロックをまっすぐに張り替えていました。

■1か所だけ残された柱
1か所だけ残された柱

ただ、撮影時点においてなぜか1か所だけ柱が撤去されずに残っていまして、ここは点字ブロックが曲がったままになっていました。
さすがにこのままということは無いと思いますので、東京電力の管轄外の柱であるとか、こちらも撤去時期がずれる事情があるのでしょう。

■セントア武蔵小杉側から見た都市計画道路
セントア武蔵小杉側から見た都市計画道路

小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業は、商業・業務施設でエリア全体を囲む「セントア武蔵小杉」、タワーマンション「プラウドタワー武蔵小杉」、中層マンション「ケイジェイ・レジデンス武蔵小杉」と都市計画道路を整備する複合的な事業です。
今春に都市計画道路が供用開始になり、一応は事業が完了していましたが、今回の電線地中化で当初の計画が一通り完了ということになるものと思います。
(細かいところでは、gooz武蔵小杉店前でスロープ設置工事が現在行われています)

今後は同事業よりも駅側の「小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業」が進められ、さらに既存市街地側での道路整備や電線の地中化範囲が広がっていくことになります。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉町3丁目地区 中央地区
2014/2/5エントリ 「セントア武蔵小杉」A棟の建物躯体組み上がり、B棟に「ピタットハウス武蔵小杉店」オープン
2014/7/1エントリ 「セントア武蔵小杉A棟」竣工、「味奈登庵」「いわた歯科クリニック」「あかつき証券」7月7日(月)移転オープン
2014/7/15エントリ セントア武蔵小杉A棟がオープン、「味奈登庵」「いわた歯科クリニック」「小杉画廊」などが入居
2015/1/5エントリ 「セントア武蔵小杉」にスリーエフの新業態コンビニ&カフェ「gooz(グーツ)」が出店決定
2015/1/30エントリ 南武線高架下「炭火焼鶏たまい」1月29日オープン、セントア武蔵小杉A棟「gooz武蔵小杉店」2月13日オープン
2015/2/1エントリ 中原区役所の駐車場が「セントア武蔵小杉A棟」に本日移転、施設利用者は60分無料に
2015/2/13エントリ セントア武蔵小杉のスリーエフ新業態コンビニ&カフェ「gooz武蔵小杉店」本日オープン
2015/2/14エントリ 「プラウドタワー武蔵小杉」「セントア武蔵小杉A棟」完成、周辺の歩道状空地も供用開始
2015/3/7エントリ セントア武蔵小杉の新業態コンビニ&カフェ「gooz」に店内客席が設置
2015/4/4エントリ 小杉町3丁目中央地区の都市計画道路が供用開始、自転車専用レーンを整備
2015/6/19エントリ セントア武蔵小杉に開院、産婦人科・美容皮膚科の「こすぎレディースクリニック」

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2015年
11月30日

新丸子をめぐる、4つの「連」。「新丸子阿波踊り」

【Reporter:たちばな】

11月1日(日)に、新丸子駅周辺一帯において「第9回 新丸子阿波踊り」が開催されました。

■「新丸子阿波踊り」のポスター
「新丸子阿波踊り」のポスター

「新丸子阿波踊り」は、同実行委員会及び丸子多摩川観光協会が主催する新丸子の恒例イベントです。
今年で9回目を迎え、今回は多摩川丸子連・志留波阿連・朱雀連・やっとこ連の4連が集まり、新丸子駅周辺の5つの商店街を練り歩きました。

■新丸子阿波踊り(八幡町共進会)
新丸子阿波踊り(八幡町共進会)

「新丸子阿波踊り」を目にしたことがある方の多くは、新丸子駅近くでご覧になっているかと思います。
この阿波踊りは新丸子駅周辺の5商店街で開催されていまして、綱島街道を越えて大楽院に至る手前の「八幡町共進会」にも踊り手が集まっていました。

今回参加していた多摩川丸子連は名前の通り地元出身ですが、志留波阿連・朱雀連は高円寺から、やっとこ連は下北沢からやってきています。

阿波踊りのグループのことを「連」といい、徳島県では大小さまざまな「連」が活動しています。
その中でも練達の踊りを見せるグループは「有名連」と呼ばれ、地域に多くのファンを抱えています。

もともとは徳島県発祥の踊りですが、現在では高円寺、下北沢なども阿波踊りの盛んな地域として都内では知られています。
阿波踊りには、日本人を惹きつける何かがあるようです。

■力強い「男踊り」と優雅な「女踊り」の組み合わせ
 力強い「男踊り」と優雅な「女踊り」の組み合わせ 
   
 力強い「男踊り」と優雅な「女踊り」の組み合わせ

■女性の「男踊り」
 女性の「男踊り」
 

  八幡町共進会で踊っていたのは、高円寺の「志留波阿連」でした。

阿波踊りには大きく分けて「男踊り」と「女踊り」があります。

「男踊り」は力強さや、時としてコミカルな動きが魅力で、基本的に足袋で踊ります。
「女踊り」は優美さ、艶っぽさが特徴で、多くの場合浴衣に草履を履き、編笠を深くかぶっています。

なお、「男踊り」を女性が踊ることもあり、100%性別で分かれているわけではありません。

■多摩川丸子連「コスギフェスタ2015」での女性の男踊り
多摩川丸子連「コスギフェスタ2015」での女性の男踊り 
 
こちらは先日の「コスギフェスタ2015」での「多摩川丸子連」です。
手前に女性の「男踊り」、奥に女性の「女踊り」が続いています。

いでたちを見ると、すぐにわかりますね。

■かわいい子供たちの踊り
かわいい子供たちの踊り

続いてこちらは、子供たちの踊りです。
少年たちによる「男踊り」です。

■「志留波阿連」の鳴り物
「志留波阿連」の鳴り物

そして阿波踊りに欠かせないのが、「鳴り物」です。太鼓、笛、三味線がリズミカルな音楽を奏でていました。

■多摩川丸子連 facebookページの動画


また、「多摩川丸子連」はfacebokページを開設していまして、今回の動画が掲載されていました。
お子さんのメンバーが結構多いのですね。


新丸子では、「iDAiモールまつり」「びっくり市」「新丸子阿波踊り」など、駅周辺の商店街でさまざまなイベントが開催されています。
いずれも派手さはありませんが、地域密着で「ほどよくのんびりしている」のが特徴です。

そう極端に人波に揉まれることもありませんし、それぞれに良さがあると思います。



■かわさき阿波おどり ウェブサイト
http://www.kawasaki-awaodori.com/index.html

なお、近場の大規模な阿波踊りイベントとしては、例年10月に開催されている「かわさき阿波おどり」があります。
本年10月に第30回を迎え、川崎市内の「連」を中心に15連が川崎駅東口に集まりました。

こちらには「新丸子阿波踊り」の「多摩川丸子連」、「やっとこ連」も参加していました。
川崎で阿波踊りの血が騒ぐ!方は、来年川崎駅に行ってみるのも良いでしょう。

【関連リンク】
多摩川丸子連 facebookページ
高円寺阿波おどり 志留波阿連 ウェブサイト
高円寺阿波踊り 朱雀連
下北沢一番街やっとこ連 ウェブサイト

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2015年
11月29日

等々力緑地で黄金に輝く、イチョウの黄葉ライトアップ

【Reporter:はつしも】

等々力緑地のイチョウの黄葉が、見頃になりました。
本サイトではこれまでに何度かご紹介してきたのですが、今年は夜、ライトアップされた姿を見てまいりました。

■昼間のテニスコート裏の黄葉
昼間のテニスコート裏の黄葉

こちらはすでにご紹介したことのある、昼間の黄葉です。
昼間も勿論良いのですが、これが夜になるとどうでしょうか。

■ライトアップされた夜間の黄葉
ライトアップされた夜間の黄葉

金色に輝く黄葉

夜になると照明の光を浴びて、イチョウの葉が金色に輝いています。
これもなかなか、良いものですね。

■テニスコートの照明
テニスコートの照明

この照明は、イチョウをライトアップしているわけではありません。
等々力緑地のテニスコートのナイター設備として、点灯しているものです。

等々力緑地のテニスコートは砂入り人工芝の10面で、朝9時から夜8時半まで利用が可能です。
ナイター設備が使われている日の日没後から8時半までがライトアップの見頃ということになりますね。

毎日ナイター設備が使われているとは限りませんので、狙って見に行くと空振りすることもあるかもしれません。

ただ、イチョウの黄葉はあちこちにありますけれども、ライトアップはなかなかありませんね。
今しか見られないレアな風景として、ご紹介してみました。

■水面に映る紅葉
水面に映る紅葉 

■水面に映る等々力緑地のパノラマ画像
水面に映る等々力緑地のパノラマ画像 
※クリックで拡大できます。

2015/11/19エントリでご紹介した等々力緑地の鏡面世界も、夜になるとまた雰囲気がかわります。

■等々力緑地の鏡面世界・夜
等々力緑地の鏡面世界・夜 

最近は日没が早くなり、5時を過ぎるとかなり暗くなります。
どうぞお気をつけてお帰りくださいませ。

【関連リンク】
川崎市ウェブサイト 等々力緑地
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 等々力緑地
2007/11/19エントリ 武蔵小杉の紅葉1:南武沿線道路
2007/11/24エントリ 武蔵小杉の紅葉2:二ヶ領用水
2008/11/15エントリ 紅葉の二ヶ領用水と渋川で、耳をすませば
2009/11/27エントリ 武蔵小杉に冬の訪れ
2008/11/30エントリ 武蔵小杉のイチョウの紅葉
2009/12/5エントリ 等々力緑地の紅葉
2010/12/16エントリ 等々力緑地のイチョウの実
2011/9/29エントリ 等々力緑地のプラタナス
2011/11/24エントリ 等々力緑地のイチョウの紅葉
2013/11/22エントリ 渋川・西加瀬付近のソメイヨシノの紅葉
2013/12/7エントリ 武蔵小杉の紅葉めぐり
2014/12/3エントリ 等々力陸上競技場「この木 なんの木 とどろ木」の、改修工事連続航空写真
2014/12/10エントリ 等々力緑地「フロンターレロード」のイチョウの紅葉
2015/11/19エントリ 等々力緑地の紅葉・黄葉と、鏡面世界パノラマ

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