武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2016年
02月29日

マクドナルド武蔵小杉店が、31年の歴史に幕。本日20時フィナーレをレポート

本日、2016年2月29日(月)20時をもって、「マクドナルド武蔵小杉店」が31年の歴史の幕を閉じました。
閉店の時間帯には長年の常連からOB・OGに至るまで、多くの人が集まりました。

■閉店直前の「マクドナルド武蔵小杉店」
閉店直前のマクドナルド武蔵小杉店

マクドナルド武蔵小杉店は、今から31年前、1985年にオープンしました。
小杉町3丁目のセンターロード入口という昔からの商業地の真ん中にあって、長い歴史を積み重ねてきました。

日本マクドナルドホールディングスは現在経営不振に陥っており、再建のための「戦略的閉店」および店舗改装等を進めているところです。
 全国各地でマクドナルドの閉店が相次ぎ、その波が1月31日閉店の「新丸子駅店」に続いて「武蔵小杉店」にも到来することとなりました。

最終日となった本日は多くのクルーが集まり、閉店時間近くには入口周辺で盛んに呼び込みを行っていました。

■「小杉マック31年間ありがとう!」
「小杉マック31年間ありがとう!」」

■エピソード&メッセージ記入
エピソード&メッセージ記入

入口近くの壁面には「小杉マック31年間ありがとう!」のメッセージボードが設置されていました。
木のイラストに葉を茂らせるかたちで、皆さんからのエピソードやメッセージが寄せられていました。

■皆さんからのメッセージ
皆さんからのメッセージ

皆さんからのメッセージ

皆さんからのメッセージ

ボードには、皆さんからのメッセージがたくさん集まっていました。
マクドナルドといえば、子どもたちにも人気です。ボードを見ると子どもたちからのメッセージも多く見受けられました。

■後姿のドナルド
後姿のドナルド

メッセージボードの隣には、後ろ姿のドナルドもいました。

これは店先にも掲示されていたもので、先日Twitterでアップしたところ公式だけで300回以上リツイートされました。

■武蔵小杉ライフTwiter 2月12日付ツイート
https://twitter.com/musashikosugi/status/698364186850672640

この反響の大きさに、マクドナルド武蔵小杉店が、多くの方に定着していたことをあらためて感じたところです。

■マクドナルド武蔵小杉店の1階
マクドナルド武蔵小杉店の1階

■マクドナルド武蔵小杉店の2階
マクドナルド武蔵小杉店の2階

マクドナルド武蔵小杉店は、1階に加えて2階にも禁煙・喫煙の客席がありました。
普段から繁盛しているように見えましたが、この好立地にあって2フロアの賃料は近隣店舗に加えて大きかったのかもしれません。

■最後のポテト
最後のポテト

呼び込みも一所懸命されていましたので、最後にポテトSサイズをいただいてみました。
いつもの塩味がなんともいえません。

■名残を惜しむ皆さん
名残を惜しむ皆さん

20時の閉店間際には、店内で名残を惜しむ方たちがいらっしゃいました。
かつて働いていた方もたくさん来ていたようです。

■最後のお見送り
最後のお見送り

そして20時、閉店時間になりました。
お店を出ていくお客さんを、マクドナルドのクルーが全員でお見送りです。

■閉店のご挨拶
閉店のご挨拶

そして最後は、店長がマイクを持って閉店のご挨拶です。
長年のご愛顧に対する感謝を述べていらっしゃいました。

■シャッターならぬ、ブラインドが降りて閉店
シャッターならぬ、ブラインドが降りて閉店

そして、閉店です。
ここはシャッターはありませんので、ブラインドが下りてお別れとなりました。

マクドナルド武蔵小杉店の、31年の歴史に幕が下りたことになります。

30年以上となると、老舗の個人商店でもそう多くはありません。
武蔵小杉の中心市街地の、ひとつの歴史が終わった瞬間でした。

ここは好立地ですので、また何かしら後釜には店舗が入ることでしょう。
今後もさまざまな移り変わりがあると思いますけれども、ひとつの記録として、本エントリを残しておきたいと思います。

■1月31日閉店・新丸子駅店オリジナルのポスター
新丸子駅店オリジナルのポスター

【関連リンク】
2007/10/3エントリ マクドナルド武蔵中原が無線LAN利用率で国内5位
2008/3/18エントリ マクドナルド武蔵中原再び国内5位
2016/2/5エントリ 「マクドナルド新丸子駅店」「ナチュラルローソン東急武蔵小杉駅前店」が1月31日閉店、「マクドナルド武蔵小杉店」が2月末閉店決定

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2016年
02月28日

「中原区の木・モモ」をテーマにしたオリジナル和菓子「桃の彩」が、「泉心庵」「桔梗屋」など区内7店舗競作により販売開始

【Reporter:はつしも】

中原区では川崎市制90周年を記念して、2015年3月に「モモ」を「中原区の木」として制定しました。
「中原区の木 モモ」の一層の知名度向上と中原区の魅力発信を目的として、中原区内の和菓子7店舗においてオリジナルのモモの和菓子「桃の彩(もものいろどり)」が、2016年2月22日より販売開始されました。

■中原区 中原区の木 モモを活用した和菓子「桃の彩(もものいろどり)」の販売を開始しました。
http://www.city.kawasaki.jp/nakahara/page/0000074021.html

■「桃の彩」の販売店舗(中原区ウェブサイトより)
▼岡埜榮泉
岡埜榮泉
岡山産の青桃と白桃を使った餡、二種類の桃を使い、青桃の意外な食感、そして、さわやかな風味のお菓子に仕上がりました。
●価格:200円(税込)
●住所:川崎市中原区新丸子町742
●Web:http://maruko-asunaro.jp/okanoeisen/
▼おかふじ
おかふじ
細かくカットした桃を贅沢に使用した白餡をバター風味豊かな皮で包み、シットリ焼き上げました。少し洋風な創作和菓子となっております。常温でも15日間保存できますので贈答品としてもオススメです。
●価格:160円(税込)
●住所:川崎市中原区今井南町7-43
●Web:http://www001.upp.so-net.ne.jp/okafuji/
▼桔梗屋
桔梗屋
かわいい桃の形の中に香り豊かな甘桃を散りばめました。子供さんからお年寄りまで楽しめるしっとり口溶けの良い焼き菓子です。日持ちがいたしますので地元銘菓としてご利用ください。
●価格:160円(税込)
●住所:川崎市中原区新丸子町754
●Web:http://kikyoya.net/
▼水月堂
水月堂
桃の香りの餡で抹茶餡を包んだ、ほっこりとした焼き菓子です。
●価格:140円(税抜)
●住所:川崎市中原区上小田中2-17-5
▼すがや
すがや
白桃を7mm程度にカットし、蜜づけしたものを白餡と練り込み羽二重生地で包餡してあります。
●価格:200円(税込)
●住所:川崎市中原区新城1-15-8
▼泉心庵
泉心庵
ほのかに香る花桃の実を桃の餡でつつみ、さらに柔らかな餅皮で包んだ愛らしいお菓子です。
●価格:180円(税抜)
●住所:川崎市中原区市ノ坪66
●Web:http://www.sensinan.com/
▼大平屋
大平屋
青桃のシロップ漬けを白餡でつつみ、羽二重餅で包みました。
●価格:200円(税抜)
●住所:川崎市中原区新城1-2-20

本企画に参加した神奈川県菓子工業組合中原支部加盟の7店舗が作る「桃の彩」は、各店舗がそれぞれに工夫をくらした競作になっています。

「桃」という共通テーマがありつつも、実にさまざまな和菓子の作り方があるものです。

■参加店舗・法政通り商店街の「泉心庵」
参加店舗・法政通り商店街の「泉心庵」

■「桃の彩」ののぼり
「桃の彩」ののぼり

今回は、参加7店舗のうちのひとつ、法政通り商店街の「泉心庵」に行ってきました。
店頭には「桃の彩」ののぼりが立っています。

■「泉心庵」の「桃の彩」
泉心庵の「桃の彩」

泉心庵の「桃の彩」

「泉心庵」では、「桃の彩」を実際には「はなもも」という商品名で販売していました。

周囲を包む桃の餡はふんわりと甘味がありつつ、中に入った花桃の実は甘さ控えめで思ったよりさっぱりといただくことができました。

■「泉心庵」の「太郎の夢」
太郎の夢 泉心庵バージョンの包装

なお、川崎市の和菓子店では、これまでにも類似した取り組みとしてオリジナル和菓子「太郎の夢」を各店舗競作により作り、販売していました。

こちらは過去エントリで「泉心庵」「おかふじ」「桔梗屋」の各店舗バージョンをご紹介しておりますので、ご参照くださいませ。

■「桃の彩」のロゴ
「桃の彩」のロゴ

「桃の彩」には、「中原区の木」としてモモを制定した時に作成したシンボルイラストが使われていました。

本企画などさまざまな取り組みによって、徐々に知名度も上がってくるでしょうか。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:和菓子 菓心 桔梗屋
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:和菓子 菓子処おかふじ
2008/11/26エントリ 「太郎の夢」菓心桔梗屋バージョン
2009/2/21エントリ 「太郎の夢」泉心庵バージョン
2009/5/4エントリ 「太郎の夢」おかふじバージョン
2015/3/5エントリ 2015年3月1日制定、「中原区の木・モモ」とシンボルマーク

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2016年
02月27日

江川せせらぎ遊歩道の河津桜が見頃に:鳥の蜜の吸い方2種と、大きなお雛様登場

【Reporter:はつしも】

中原区の各地で、河津桜が見ごろを迎えています。
その中でも「江川せせらぎ遊歩道」では長い河津桜ゾーンがありまして、お花見をする方が集まっています。

■江川せせらぎ遊歩道の河津桜
江川せせらぎ遊歩道の河津桜 

「江川せせらぎ遊歩道」は、中原区と高津区の境界近くを武蔵新城から井田にかけて流れる「江川」を活用して整備された遊歩道です。
10年以上にわたる市民の要望によるパートナーシップ事業として、2003年に完成しました。

河津桜ゾーンになっているのは、主として尻手黒川道路との交点から新城に向かって北上するしばらくのエリアです。

■遊歩道と河津桜
遊歩道と河津桜

遊歩道と河津桜

河津桜は遊歩道沿いにずっと並んでいまして、ゆっくりお散歩をしながら楽しむことができます。

■河津桜の花弁
河津桜の花弁

河津桜は、1月下旬から2月頃にかけて開花する、ソメイヨシノよりも早咲きの桜です。

全般的にソメイヨシノよりも桜色が濃いのが特徴です。

■青空と河津桜
青空と河津桜

少し色合いは違いますが、ソメイヨシノと同様に河津桜も青空との組み合わせが一番映えますね。

■江川せせらぎ遊歩道のカーブの河津桜
江川せせらぎ遊歩道のカーブの河津桜

個人的に好みなのが、江川せせらぎ遊歩道がカーブする部分の河津桜です。
河津桜がよく見えますので、奥行きのある桜色が綺麗です。

■河津桜の蜜を吸う小鳥
河津桜の蜜を吸う鳥 

鳥の鳴き声が聞こえましたので見上げると、小鳥が河津桜の蜜を吸っていました。
吸いきれないほどたくさんあって、良いですね。

■河津桜の花を散らす鳥
河津桜の花弁を散らす鳥

一方、こちらの鳥は河津桜の花弁を根元から次々とくわえて、下に落としていました。

こちらもやはり蜜を吸っているのですが、くちばしの形状の違いによりこのような行動の違いが生まれるようです。

■花弁に差し込めないくちばし
花弁に差し込めないくちばし 

この鳥はオウムのようなくちばしで、短いうえに先が曲がっているために花弁に差し込んで蜜を吸うことができません。
そのため根元からちぎって蜜を吸っているわけですね。

■最初の鳥のくちばし
最初の鳥のくちばし

こちらが、最初にご紹介した鳥のくちばしです。
これであれば、すっと花弁に差し込んで蜜を吸うことができるでしょう。
 
今度蜜を吸っている鳥を見かけたら、どちらの吸い方をしているか確認してみてください。

■小関橋跡近くに飾られたお雛様
江川せせらぎ遊歩道に飾られたお雛様

そして河津桜ゾーンが終わる「小関橋跡」そばの休憩所には、大きなお雛様が飾られていました。

中原区ではマンション住まいの方も多く、これだけ大きなお雛様を飾るご家庭はなかなかないのではないでしょうか。

ひな祭りまでは飾られているかと思いますので、河津桜のお花見とあわせて、見てみると良いと思います。

■江川せせらぎ遊歩道に続く河津桜
江川せせらぎ遊歩道に続く河津桜 

■江川せせらぎ遊歩道の河津桜ゾーンマップ
 江川せせらぎ遊歩道の河津桜ゾーンマップ

【関連リンク】
森とせせらぎネット ウェブサイト
川崎市上下市水道局 江川せせらぎ遊歩道
2008/5/21エントリ 二ヶ領用水のカルガモ親子
2008/11/7エントリ 江川せせらぎ遊歩道の「森とせせらぎ祭り」
2013/5/14エントリ 二ヶ領用水のカルガモ親子2013
2013/5/26エントリ 江川せせらぎ遊歩道のカルガモ親子
2013/6/8エントリ 江川せせらぎ遊歩道のカルガモ親子、1週間後の姿
2013/6/20エントリ 江川せせらぎ遊歩道の子ガモたちの、成長した姿
2013/8/21エントリ 江川せせらぎ遊歩道の、ザリガニ釣り
2014/5/11エントリ 江川せせらぎ遊歩道のカルガモ親子と、鮮やかな花々
2015/4/30エントリ 江川せせらぎ遊歩道にこいのぼりが登場、5月3日(日)にたらい舟の川下りイベントを開催
2015/5/6エントリ 江川せせらぎ遊歩道で、「たらい舟」に乗る子どもたち
2015/5/21エントリ 江川せせらぎ遊歩道の岩の上で、身を寄せ合うカルガモ親子
201/6/7エントリ 江川せせらぎ遊歩道の、13羽の大家族カルガモ一列縦隊

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2016年
02月26日

オズ通り商店街で「オズにいらっしゃい!~推しの一品ワンコイン祭り~」が2月26日(金)~28日(日)の3日間開催

【Reporter:はつしも】

2016年2月26日(金)から28日(日)まで、モトスミ・オズ通り商店街で「オズにいらっしゃい!~推しの一品ワンコイン祭り~」が開催されています。

本イベントは同商店街の飲食店19店舗が参加しており、ポスターを撮影した携帯電話等の画面を見せることで各店舗の「推しの一品」がワンコイン500円で食べられます。

■「オズにいらっしゃい!~推しの一品ワンコイン祭り~」
オズにいらっしゃい!~推しの一品ワンコイン祭り~
※クリックで拡大します。

オズにいらっしゃい!~推しの一品ワンコイン祭り~
※クリックで拡大します。

■「オズにいらっしゃい!~推しの一品ワンコイン祭り~」参加店舗
店舗名 推しの一品 商店街サイト
アースグラン マルゲリータピザ
OrangeBlue スペシャリティコーヒー
牡蠣とワインと魚と肉と 大つぶ牡蠣フライ
いーはとーぶ ホットケーキ
㐂酉 串3本盛り
串三昧 旬の串揚げ5本盛り
わいわい お好み焼鳥5本セット
鳥作 砂肝のガーリックバター醤油
野方ホープ 野方ホープラーメン
なぐや 晩酌セット
トト タパス盛り合わせ
ビストロクロシェット 前菜盛り合わせ
花天 牛もつ鍋
やぶ久 越後田舎そば
やるき茶屋 鶏の唐揚げ+ハイボールセット
てっぺん家 かごめラーメン
HANA=SAKU 新作ラーメン
らあめん花月嵐 嵐げんこつらあめん
harao 焼きチーズリゾット
※店舗によって税別の場合があります。
※お1人さま各店1日1回まで。但し複数店舗利用可。
※営業時間内。それぞれ数量限定のため売り切れる場合があります。また、メニューが変更になる場合があります。

■「野方ホープラーメン」
「野方ホープラーメン」(目黒店)
 
■オズ通り商店街の「炭火焼鳥わいわい 元住吉店」
同じくオズ通り商店街の「炭火焼鳥わいわい 元住吉店」

 ■「わいわい」の焼鳥5本セット
「わいわい」の焼鳥5本セット 

本サイトでは、これまでに参加19店舗の中で「野方ホープ」「炭火焼鳥わいわい」をご紹介したことがありました。

両店舗とも美味しいお店ですので、それがワンコイン500円で食べられたら、お得です。

■オズ通り商店街のポスター
オズ通り商店街のポスター

ワンコインのサービスを受けるために必要なポスターは、元住吉駅前のオズ通り商店街インフォメーションのほか、参加店舗にも掲示されていました。

写真奥の建物2階にあるのは、参加店舗の一つ「いーはとーぶ」です。
同店ではホットケーキが提供されています。

この週末、土日2日間で本イベントは終了となります。
オズ通り商店街で、この機会に新しいお店を開拓してみてはいかがでしょうか。

■オズ通り商店街 facebookページ


【関連リンク】
オズ通り商店街ウェブサイト オズにいらっしゃい!~推しの一品ワンコイン祭り~
オズ通り商店街 facebookページ
2013/8/9エントリ サライ通り商店街の「オリーブ亭」跡地に炭火焼鳥「わいわい」がオープン
2014/4/29エントリ 元住吉・綱島街道沿いに環七の有名ラーメン店「野方ホープ」が2014年10月4日(木)オープン
2014/12/27エントリ 今市橋の「味よし」屋台閉店と、サライ通り商店街・オズ通り商店街の新店舗「炭火焼鳥 わいわい」
2015/9/2エントリ サライ通りの新コラボ。「フォレストコーヒー」バータイム営業「B-Side」で頂く、「わいわい」の焼鳥セット
2015/11/6エントリ 「炭火焼鳥わいわい」が3号店「元住吉駅前フードショップオズ店」、4号店「武蔵小杉法政通り店」をオープン

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2016年
02月25日

川崎市が「小杉こども文化センター」建替えで方針転換、中原区役所に当面代替施設を用意・再開発地区内にプレハブ施設を整備へ

【Reporter:はつしも】

2016年3月末をもって解体となる「小杉こども文化センター」に、代替施設が用意される見込みとなりました。

市民からの声を受けて川崎市が方向転換をしたもので、2016年度は中原区役所内に当面の代替施設を用意しつつ、並行してプレハブによる暫定施設の整備を再開発地区内で進めるものとなっています。

■小杉町3丁目東地区の「小杉こども文化センター」
小杉町3丁目東地区の「小杉こども文化センター」

■当座の代替施設が用意される中原区役所
当座の代替施設が用意される中原区役所 

本件は、現在川崎市議会第2回定例会が開催のさなか、2月19日に川崎市より代替施設について方向性が示されたものです。
コメントでお寄せいただいた通り、朝日新聞においても一部報道がなされておりますが、代替施設の面積等、詳細についてはこれから詰めていく段階にあります。

中原区役所および再開発地区において、どのようにスペースを捻出するものかはまだわかりません。
また朝日新聞の記事に無いところではプレハブ施設の完成は2017年度を目途とされていますが、こちらもまだ調整が必要なようです。

■朝日新聞による記事
朝日新聞の記事

■小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業のイメージパース
小杉町3丁目東地区の再開発ビル 
 
「小杉こども文化センター」は、小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業の区域内にあり、解体を行ったのちに建設を行う再開発ビルに再度入居をする予定です。

2016年3月の閉館から2019年度の完成までは約4年間を要し、それまでの代替施設は「模索をしたものの確保できなかった」ことが利用者向けの説明会でも告知されたばかりでした。

■小杉こども文化センターの休館告知
児童向け説明会のお知らせ 

「小杉こども文化センター」は官設・民営の子育て支援施設であり、川崎市の設置のもと、公益財団法人かわさき市民活動センターが運営しています。

小中学生を中心に年間4万人ほどの利用者があり、先だっての「代替施設のない4年間の休館」については見直しを求める多くの声が寄せられました。


ただ、再開発事業は10年以上前にキックオフしたものです。
同施設建て替え中の代替施設確保についてもかねてから利用者の声があがり、市議会等でも要望が行われていたものの、模索の結果代替施設は用意できないという結論に至っていました。

それに基づいて、先般の説明会でも「ゼロ回答」が結論として示されていたわけです。

広く告知された結果、市民の声が強まったことでこうもあっさり結論が覆るのであれば、最初からやろうと思えばできたのではないか、というのも率直な感想ですが、ともあれ代替施設が用意できることになったのは良かったと思います。

代替施設は場所や予算の制約があろうかと思いますが、なるべく利用者のニーズに応えるものになると良いですね。

■当初代替利用施設として示された、新丸子こども文化センター
新丸子こども文化センター

【関連リンク】
小杉町3丁目東地区市街地再開発組合
かわさき市民活動センター こども文化センター
とどろき学習室・よこはま学習室
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉町3丁目地区 東地区
2008/7/1エントリ 小杉町3丁目東地区再開発始動
2008/11/19エントリ 小杉町3丁目東地区再開発のコンサルを日本設計に委託
2010/10/30エントリ 小杉町3丁目東地区再開発事業の試験掘り実施
2011/7/26エントリ 小杉町3丁目東地区再開発で商業・公共公益施設とタワーマンションを建設へ
2011/10/28エントリ 小杉町3丁目東地区再開発に三井不動産レジデンシャル・東急不動産が参画
2012/1/30エントリ 小杉町3丁目東地区再開発計画の素案を2012年2月提出へ、2013年3月の都市計画決定目指す
2012/8/10エントリ 小杉町3丁目東地区に44階・160mタワー、エルシィ跡地に48階・170mタワー建設へ
2013/1/31エントリ 小杉町3丁目東地区再開発ビルに小杉こども文化センターと総合自治会館が移転決定
2015/4/8エントリ 小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業の組合設立認可と、商業・業務・公共公益施設の概要
2015/5/25エントリ 府中街道拡幅により安いステーキ「エル・アミーゴ」が閉店、50年の歴史に幕
2015/7/29エントリ 小杉町3丁目東地区:川崎信金武蔵小杉支店が「64Cafe」前に仮設店舗で2016年7月以降移転へ
2016/12/14エントリ 小杉町3丁目東地区再開発で相次ぐ、既存店舗等の立ち退き。2016年3月末で「小杉こども文化センター」が閉館、2月17日に児童向け説明会を開催へ

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2016年
02月24日

2月28日(日)「いっしょにおフロんた~れ」を前に、武蔵小杉周辺銭湯めぐり。「今井湯」「丸子温泉」の煙突と、「祇園湯」営業終了

【Reporter:はつしも】

川崎フロンターレは、地域貢献活動の一環として2010年より川崎市内銭湯の利用促進キャンペーン「いっしょにおフロんた~れ」を実施しています。
今年は2月28日が(日)が「お風呂の日」となりまして、川崎浴場組合連合会に加盟する各銭湯を利用すると、中学生以上80名に「いっしょにおフロんた~れタオル」がプレゼントされます。

■川崎フロンターレ 川崎浴場組合連合会「コラボタオル」プレゼントのお知らせ
http://www.frontale.co.jp/info/2016/0201_9.html

■「いっしょにおフロんた~れタオル」のイメージ
いっしょにおフロんた~れタオル」のイメージ

今回はこのキャンペーンも控えて、武蔵小杉周辺の銭湯をご紹介したいと思います。



■今井南町の「今井湯」
今井南町の「今井湯」

今井南町の「今井湯」

創業60年以上を数える「今井湯」は、法政通り商店街を元住吉方面に南下した先、「イマイ商店街」の途中にあります。
大きな文字の看板がついていますので、目に留まったことのある方も多いのではないでしょうか。

■「今井湯」の営業案内
「今井湯」の営業案内

同店は道路側のコインランドリーと、奥のクリーニング店との併設店舗になっています。
朝7時からの「朝風呂」もありまして、貸しタオル・リンスインシャンプー等がセットになった「手ぶらセット」220円などが用意されていますので、通勤・通学前にリフレッシュをすることも可能です。

平日は7:00~10:00、15:00~24:00の二部制、土日は7:00~24:00の通し営業です。
土日は朝寝坊してお昼に入浴する方などもいらっしゃるということですね。

■「おフロんた~れ」のポスター
「おフロんた~れ」のポスター

道路沿いのコインランドリー入口に、「いっしょにおフロんた~れ」のポスターが掲出されていました。
登場しているのは左に小林悠選手、中央に中村憲剛選手、右に谷口彰悟選手です。

中村憲剛選手のポスターというと、手に何か(バナナや特産品など)を持たされていることが多いですが、今回のポスターでは風呂桶は持っていませんでした。

■燃料の薪
燃料の薪

銭湯には大規模な湯船があり、当然ながらそこに張る「お湯」を沸かす燃料が一般家庭に比べて大量に必要となります。

その燃料は1950年代ごろまでは薪(木材)やおがくず、石炭が主流でしたが、その後より安価であった重油が使われるようになりました。
しかしながら2008年以降に重油価格が高騰したことから、現在では安定的なコストで供給可能なガスが多くの銭湯で使われています。

これらの変遷の背景には、銭湯経営者の高齢化が進み、重労働が難しくなってきたということもあるようです。

「今井湯」の奥には、ご覧の通り薪が積み上げられていまして、現在でも燃料として使われています。

■「今井湯」の煙突
「今井湯」の煙突

燃料に木材や石炭、重油を使うとなると煙が発生しますので、高い煙突が必要となります。
これは周辺環境に配慮して、古くから高さ23mと決められていました。。

ただ、前述の通り現在はガスへの転換が進んでおり、東京都内では実に約6割の銭湯が都市ガスを利用しているということです。
そのため、昔ながらの銭湯のシンボルともいえるこのような煙突は、現在では徐々にその姿を消しつつあります。

木材で沸かすと「お湯が柔らかい」といった説も昔から業界ではいわれていましたが、これは科学的な根拠が明確なものではなく、「俗説」であるようです。



■木月祇園町の「祇園湯」(解体工事中)
木月祇園町の「祇園湯」

「今井湯」からもう少し住宅街を西に進んでいくと、木月祇園町に「祇園湯」がありました。
こちらも1955年から営業する老舗でしたが、ちょうど創業60年の2015年12月31日をもって営業終了となりました。

■「祇園湯」の給湯設備
「祇園湯」の給湯設備

「祇園湯」には煙突が見当たりませんでしたので、すでにガスに転換されていたのではないでしょうか。

■新丸子町の「丸子温泉」
新丸子町の「丸子温泉」

新丸子町の「丸子温泉」



そして新丸子で健在なのが、「丸子温泉」です。
地下160mから汲み上げる、「黒湯」と呼ばれる茶褐色の鉱泉が提供されています。

■「丸子温泉」の薪
「丸子温泉」の薪

■「丸子温泉」の煙突
「丸子温泉」の煙突

鉱泉はそのままでは入浴するには温度が足りませんので、「丸子温泉」では薪を使って沸かしています。
そのため同店には「今井湯」同様に立派な煙突が建てられていました。

こちらは番台がある昔ながらの銭湯で、たいへんレトロな雰囲気です。
昭和テイストを味わいたい方には、たまらない場所かもしれません。

■「店に無断で、材木を置いていかないでください」
「店に無断で、材木を置いていかないでください」

「丸子温泉」の薪が積まれている場所には、「店に無断で、材木を置いていかないでください」という注意書きがありました。
燃料で使うだろうと、勝手に置いて行ってしまう方がいらっしゃるようですね。

こんな風景も傍らに眺めつつ、「いっしょにおフロんた~れ」を機会に久しぶりに銭湯を満喫してみるのもよいかもしれません。

■今井湯・祇園湯・丸子温泉のマップ
今井湯・祇園湯・丸子温泉のマップ 

【関連リンク】
今井湯 ウェブサイト
祇園湯 ウェブサイト
神奈川県浴場組合連合会 丸子温泉
川崎フロンターレ ウェブサイト
川崎フロンターレ20周年記念事業 ウェブサイト
武蔵小杉ブログ 川崎フロンターレカテゴリ記事
2011/1/13エントリ 新春フロンターレイベント:スーモとコラボ、おフロんたーれ、中村憲剛選手サイン会

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2016年
02月23日

ららテラス武蔵小杉の「フクスケコラージュ」「バンヤードストーム」閉店、「ドゥ アルシーヴ」に加えABC-MART新業態「シャルロット」出店決定

【Reporter:はつしも】

ららテラス武蔵小杉のレディスアパレル「バンヤードストーム」が、2016年2月14日をもって閉店となりました。
一方、同施設にはABC-MARTの新業態「シャルロット(Charlotte)」が出店することがわかりました。

本サイトでは、「フクスケコラージュ」が1月24日に閉店し、レディスアパレルの「Doux archives(ドゥ アルシーヴ)」が2016年春に出店予定であることを2016/1/14エントリにおいて先行してお伝えしておりました。
これにより、ららテラス武蔵小杉では「フクスケコラージュ」「バンヤードストーム」の2店舗と、「ドゥ アルシーヴ」「シャルロット」の2店舗が入れ替わることになります。

新店舗の告知はまだ行われていませんが、現在のところ「ドゥ アルシーヴ」は、3月10日(木)頃のオープン予定、「シャルロット」も今春オープン見込です。

■ABC-MARTの新業態「シャルロット」(渋谷店)
ABC-MARTの新業態「シャルロット」

「シャルロット」は、ABC-MARTが女性をターゲットに2014年に立ち上げた新業態です。
パリのエスプリをベースに、シューズだけでなくバッグ・アクセサリー・フレグランスなどのファッション雑貨も揃えています。

■「シャルロット」渋谷店の店内
「シャルロット」の店内

■ファッション雑貨等の展開
ファッション雑貨等の展開

同業態ではブランドのイメージキャラクターに「シャルロット」という架空の女性を配置し、店内はパリ在住のシャルロットの部屋をイメージしたものになっています。

これまでに新宿店を1号店として現在国内11店舗を展開し、神奈川県内では横浜市のノースポート・モールに店舗があります。
川崎市においては、ららテラス武蔵小杉が初出店となります。

■「シャルロット」のブランドサイト
http://maison-charlotte.net/

運営会社である株式会社エービーシー・マートは、同業態では完全にABC-MART色を排し、女性らしく瀟洒なイメージづくりを行っています。
ブランドサイトでもABC-MARTの名前やリンクは見当たらず、ABC-MART側のウェブサイトでもシャルロットの紹介はほとんど行われないなど、「無関係なブランド」という展開手法です。

■ららテラス武蔵小杉の「NEXT BLUE」
ららテラス武蔵小杉の「NEXT BLUE」

そういえば、ららテラス武蔵小杉では、「洋服の青山」の新業態「NEXT BLUE」1号店が出店していました。
こちらも紳士服の青山のイメージを一新したレディス展開をするべく、イメージキャラクターに桐谷美鈴さんを起用し、オープニングでは桐谷さんが同店に来店していました。

ただこちらでは一応ベースの品質として「青山」ブランドをある程度前面に出していましたので、「シャルロット」はより徹底したブランド分離といえるでしょう。

■武蔵小杉東急スクエアの「ABC-MART」
武蔵小杉東急スクエアの「ABC-MART」

■グランツリー武蔵小杉の「ABC-MART」
グランツリー武蔵小杉の「ABC-MART」

武蔵小杉では、武蔵小杉東急スクエア・グランツリー武蔵小杉にすでにそれぞれ「ABC-MART」が出店しています。
今回の「シャルロット」のららテラス武蔵小杉への出店は、既存店舗とのバッティング回避であり、女性向け店舗に特化している同施設のコンセプトに沿ったものでもあるでしょう。

これにより、株式会社エービーシー・マートによる店舗が武蔵小杉の3大複合商業施設に揃ったことになります。

■近接する「シャルロット」渋谷店(右手)と「ABC-MART」(左手)
「シャルロット」と近接する「ABC-MART」 

「シャルロット」の渋谷店や新宿店などは、いずれも近接した場所に「ABC-MART」があります。
スニーカーなどで一部アイテムは共通部分がありますから、物流などを効率化するドミナント戦略といえるでしょう。

■1月24日に閉店した「フクスケコラージュ」跡地
1月24日に閉店した「フクスケコラージュ」跡地

■2月14日に閉店した「バンヤードストーム」跡地
2月14日に閉店した「バンヤードストーム」跡地

2016/1/14エントリおよび本エントリ冒頭でお伝えしたとおり、ららテラス武蔵小杉では1月24日に「フクスケコラージュ」が閉店し、2月14日には「バンヤードストーム」が閉店しています。

これに対してフレンチスタイルのレディスアパレル「ドゥ アルシーヴ(Doux archives)」、今回お伝えした「シャルロット」が入れ替わりで入ることになりますね。

一見した並びでは、アパレルが並ぶ「バンヤードストーム」跡地に「ドゥ アルシーヴ」、ファッション雑貨が並ぶ「フクスケコラージュ」跡地に「シャルロット」の方がはまりそうですが、どちらになるかは現段階でわかりません。

今のところ「ドゥ アルシーヴ」は3月10日(木)オープンを予定していますので(多少の変更もありえますのでご了承ください)、そろそろ現地に告知等も掲出されるのではないでしょうか。

【関連リンク】
(ららテラス武蔵小杉関連)
シャルロット ブランドサイト
ららテラス武蔵小杉 ウェブサイト
WWDJAPAN.COM ABCマートが新業態「シャルロット」1号店をオープン
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南口地区 C地区
2014/4/17エントリ 「ららテラス武蔵小杉」プレス・関係者・地元向けプレオープンレポート
2014/4/18エントリ 「ららテラス武蔵小杉」の駐輪場ガイド
2015/1/16エントリ ららテラス武蔵小杉に新店舗。老舗シューズブランド「ビルケンシュトック」が2015年3月下旬出店へ
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2015/4/13エントリ ららテラス武蔵小杉にドイツの老舗シューズブランド「ビルケンシュトック」がオープン
2015/4/16エントリ ららテラス武蔵小杉が4月26日まで1周年セールを実施、本日「AfternoonTea TEA STAND」がリニューアルオープン
2015/7/8エントリ ららテラス武蔵小杉にアーバンリサーチの「KBF+」が9月上旬出店決定、既存店「DOORS」は併存し別店舗と入れ替えへ
2015/9/4エントリ ららテラス武蔵小杉の「TOCCA CASA」が閉店、アーバンリサーチ新店舗「KBF+」のオープン日が10月2日に決定
2016/1/14エントリ ららテラス武蔵小杉にフレンチスタイル「ドゥ アルシーヴ」が2016年春出店決定、「フクスケコラージュ」が1月24日閉店

(ABC-MART関連)
2008/6/29エントリ ABC-MART武蔵小杉店オープン
2014/2/16エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区の道路拡幅と、「ABC-MART武蔵小杉店」閉店
2014/9/15エントリ 「グランツリー武蔵小杉」に「リンガーハット」「ABC-MART」、UCC新業態「メロウブラウンコーヒー」が出店

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2016年
02月22日

セントア武蔵小杉でアートを発信「小杉画廊」でグループ展「Morphius」開催中、4月5日~10日には武蔵小杉の猫写真展も開催へ

【Reporter:はつしも】

セントア武蔵小杉A棟の3階に、アートスペース「小杉画廊」があります。
小規模ながら文化を発信する場所として、今回は注目をしてみました。

現在はアクリル画・水彩画・CG・フォト―アーティストの4名によるグループ展「Morphius」が、2月28日(日)まで開催されています。

■セントア武蔵小杉A棟
セントア武蔵小杉A棟

セントア武蔵小杉A棟は、小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業の一環として建設された商業・業務施設です。
南武線沿いに細長い形状で、タワーマンション「プラウドタワー武蔵小杉」と一体化しています。

ここには従来から当該地区で営業をしていた「あかつき証券」「味奈登庵」などが再入居しているほか、スリーエフの新業態コンビニ「gooz武蔵小杉店」など新テナントも出店しました。

■3階の「小杉画廊」
3階の「小杉画廊」

■「Morphius」開催中の「小杉画廊」
「Morphius」開催中の「小杉画廊」

そして同ビル3階にあるのが、「小杉画廊」です。
画廊内は白い壁面のシンプルなデザインで、さまざまなジャンルの展示ができるようになっています。

■「Morphius」展
「Morphius」展

現在開催されている「MORPHIUS展」は、アクリル画の小林舞香さん、水彩画の海老根俊雄さん、CG画のうえだまさのぶさん、フォトアーティストのYoshuaさんの4名合同により開催されています。 共通するテーマは「青」で、いずれも「青」を基調とした作品が揃えられています。

■小林舞香さんのアクリル画
小林舞香さんのアクリル画

小林舞香さんは、写実的なアクリル画です。
最近はデジタル加工の技術も発達しましたが、アクリル絵の具で描くアナログスタイルにこだわっています。

■海老根俊雄さんの水彩画
海老根俊雄さんの水彩画

海老根俊雄さんは、水彩画です。
独学で学んだ水彩画には青空や雲、緑の平原などが描かれて、とても優しい色彩が特徴です。

■うえだまさのぶさんのCG画
うえだまさのぶさんのCG画

うえだまさのぶさんは、屋久島の風景を空想画にしています。
手書きのアクリル画から、近年はCG中心に創作活動をされているようです。

■Yoshuaさんのフォトアート
Yoshuaさんのフォトアート

そしてYoshuaさんは、フォトアーティストです。
撮影した写真をベースにCG加工を加えて、幻想的な世界を表現しています。

4人のアーティストの作品はいずれもファンタジックな色彩が強く、見ていると想像が広がりました。

■うえだまさのぶさんの「モルフィウス姫の墓」
うえだまさのぶさんの「モルフィウス姫の墓」

こちらは、うえだまさのぶさんの「モルフィウス姫の墓」です。
本作品のタイトルの一部が、今回のグループ展のタイトル「Morphius」にもなっています。

巨木や深い森の中の風景が、確かに屋久島を思わせます。

■地元・武蔵小杉周辺の風景をベースにしたYoshuaさんの作品
地元・武蔵小杉周辺の風景をベースにしたYoshuaさんの作品

Yoshuaさんは、武蔵小杉在住のフォトアーティストです。
これらの作品のベースとなった写真の多くは、多摩川など地元で撮影されたものなのだそうです。

今回の「Morphius」に続いて、Yoshuaさんは4月5日(火)~4月10日(日)にも「小杉画廊」での展示会「Ashuna」を計画されています。
その中で「武蔵小杉周辺の猫写真展」も同時開催されるそうですので、猫がお好きな方など、訪れてみてはいかがでしょうか。

■「写真撮影OK」
「写真撮影OK」

なお、「Morphius」では、写真撮影がOKになっています。タグ「#モルフィウス」を付けてSNS拡散すると、抽選で看板が当たるそうです。
新丸子の雑貨店「Common Life」なども写真撮影・SNS掲載歓迎となっていますが、最近ではこういった対応も広がってきていますね。

■「Morphius」facebookページ


また「Morphius」ではfacebookページも開設していますので、もう少し画廊の雰囲気を知りたい方などは、こちらもご参照ください。

日常生活の中ではアートとの出会いは限られていますし、その中で自分の心の琴線に触れるものを見つけるのは「縁」ではないかと思います。
市民ミュージアムもありますが少々駅からの距離もあり、なかなかの規模感で「今日は市民ミュージアムに行く」という多少の気合も必要でしょう。

そんな中、武蔵小杉駅の近くで、ちょっとだけ立ち寄ってアートを楽しめるのが「小杉画廊」です。
今後の出展予定もかなり先まで埋まっているようで、武蔵小杉の文化発信スポットとして貴重な存在
ではないかと思いました。

■「小杉画廊」の南武線側の窓
「小杉画廊」の南武線側の窓

■「小杉画廊」の店舗情報
▼所在地:中原区小杉町3-1501-1 セントア武蔵小杉A棟3階
▼営業時間:展示会によって異なります。「Morphius」は11:00~18:00(最終日2月28日は16:00)
▼定休日:月曜日
▼Web:
http://www.geocities.jp/kosugiga/index.html

【関連リンク】
Morphius ウェブサイト
小林舞香さん ウェブサイト
海老根俊雄さん ウェブサイト
うえだまさのぶさん(屋久島アートのアトリエ 縄文じいさん) ウェブサイト
Yoshuaさん ウェブサイト

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2016年
02月21日

二ヶ領用水近くで見かけた、「ハローキティ」と各種動物の単管バリケード

【Reporter:はつしも】

最近よく工事現場で、動物などの形をした工事用ガードレール「単管バリケード」を見かけます。

武骨な工事現場にあってちょっと可愛らしいキャラクターが展開されているのですが、最近、市ノ坪で世界的な人気キャラクター「ハローキティ」の単管バリケードが登場しています。

■市ノ坪の単管バリケード
市ノ坪の単管バリケード

ここは、東急線の高架と二ヶ領用水の交点からすぐ東側に見える住宅街の路地です。

工事でいったんアスファルトを掘り返したため、単管バリケードで暫定的なガードレールが設置されています。

■イルカの単管バリケード
イルカの単管バリケード

■キリンの単管バリケード
キリンの単管バリケード

これらは、イルカとキリンの単管バリケードです。
過去に、別の場所でも見たことがあるように思います。

目の部分が反射板で、夜間などに目立つようになっています。

■キティちゃんの単管バリケード
キティちゃんの単管バリケード 

しかしながらここでひときわ目立っていたのが、こちらのキティちゃんの単管バリケードです。
雲の部分が反射板になっています。

■サンリオの社名
サンリオの社名

足元を見ると、確かにサンリオの社名が入っていました。
これもハローキティの公式アイテムということです。

ハローキティといえば、非常に多彩なグッズ展開で知られています。
キティちゃんが「こんなものに?」とびっくりするようなコラボをしていることも多く、これまでもたびたび話題になっていました。

この単管バリケードを見るまで、工事用の道具にまで進出しているとは思いませんでした。

■仙台銘板 商品情報 キティちゃんガード
http://www.s-meiban.com/pwm/?module=Default&action=
Show&template_id=item-in&code=7031


なお、商品化を行ったのは上記写真にも記載のある「仙台銘板」という会社です。
2015年5月にリリースされたもので、まだそれほど多くは出回っていないようです。

「工事現場のイメージアップ」をコンセプトにしていますが、確かに明るくかわいらしい印象が強かったです。

■キティちゃんの単管バリケードとの組み合わせ
他の単管バリケードとの組み合わせ

他の単管バリケードと一緒に展開すると、キャラクター造形の完成度が歴然と違うように思います。

その分、お値段はお高めなのでしょうから、施工事業者としては迷うところですね。

■安全・保安用品.com
http://www.anzen-san.com/c_page/1185/0001.html

こちらの専門ウェブサイトでは、さまざまな単管バリケードがネット販売されています。
ハローキティはここには掲載されていませんが、街中で見たことがあるような動物キャラクターが多数掲載されていました。

道端で見かけたちょっとしたものも、掘り下げてみると新しい発見があるものです。

■単管バリケードを見かけた場所
 単管バリケードを見かけた場所

なお、グランツリー武蔵小杉には、開業当初は「ハローキティ仕様」のベビー休憩室がありました。

■グランツリー武蔵小杉にあった「ハローキティ仕様」のベビー休憩室
中央のりんごの木

キティちゃんソファ

ここは現在「ミネルヴァ/ベネッセ英会話教室」に改装されてハローキティは姿を消していますが、本当にこのキャラクターは幅広い展開をしていますね。

 【関連リンク】
仙台銘板ウェブサイト
サンリオウェブサイト ハローキティ
2015/2/24エントリ グランツリー武蔵小杉の「ハローキティ」仕様のベビー休憩室

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2016年
02月20日

「川崎フロンターレサポートショップマップ~新丸子編~」完成、東急武蔵小杉駅・協賛56店舗等で配布中

【Reporter:はつしも】

現在、新丸子駅周辺を中心に「川崎フロンターレサポートショップマップ~新丸子編~」が配布されています。
このマップはには、新丸子駅周辺のサポートショップ56店舗の情報が掲載されています。

■「川崎フロンターレサポートショップマップ~新丸子編~」
「川崎フロンターレサポートショップマップ~新丸子編~」

「川崎フロンターレサポートショップ」とは、フロンターレを応援する店舗の会員組織です。
同チームには富士通等のメインスポンサーがついていますが、それに加えて地域の個人商店等も含め、小口スポンサーとしてチームを支えています。

「川崎フロンターレサポートショップマップ~新丸子編~」は、有志店舗「azzurro」「Pino」「Simply…」の企画制作のもと56店舗が協賛し、印刷は新丸子の同人誌専門印刷所「ねこのしっぽ」が担当したものです。

■azzurro 川崎フロンターレサポートショップマップ~新丸子編~リリース
http://azzurro-kawasaki.com/archives/698

■フロンターレ仕様の「まーるん」
フロンターレ仕様の「まーるん」

新丸子では、商店街のオリジナルキャラクター「まーるん」が徐々に定着しつつあります。
このマップにも、フロンターレブルー・背番号12の「まーるん」が登場していました。

■「ねこのしっぽ」のフロンターレ公認キャラクター「カワサキまるこ」
「ねこのしっぽ」のフロンターレ公認キャラクター「カワサキまるこ」

そしてこちらは、同様にマップに登場していた「ねこのしっぽ」のフロンターレ公認キャラクター「カワサキまるこ」です。

■ねこのしっぽ カワサキまるこ紹介
http://www.shippo.co.jp/neko/cmksp6/maruko.shtml

■「川崎フロンターレ展」の「カワサキまるこ」
川崎フロンターレ展の「カワサキまるこ」

この「カワサキまるこ」は、2015年12月~2016年1月にかけて開催されていた「川崎フロンターレ展」においても登場していました。
3頭身と6頭身の2バージョンがあるようです。

こうしたサブカルチャーも「公認」として受け入れるところにも、フロンターレの懐の深さがあるように思いました。

■「SHIBA COFFEE」で配布中のマップ
「SHIBA COFFEE」で配布中のマップ

冒頭の写真のマップは、新丸子駅の東急ストアにおいて掲示されていたものです。
このほか、協賛各店舗など新丸子駅周辺各地で配布が行われています。

新丸子の珈琲豆店「SHIBA COFFEE」では、上記写真の通りタイトルが表に出る独自の折り方を編み出して、配布を行っていました。

■東急武蔵小杉駅コンコースで配布中のマップ
東急武蔵小杉駅コンコースで配布中のマップ

東急武蔵小杉駅コンコースで配布中のマップ

また、新丸子だけでなく、東急武蔵小杉駅コンコースにおいても、マップの配布が行われていました。

始まりは商店街有志の取り組みでしたが、東急電鉄など大手企業が協力してくれるのは非常に良いことと思います。
このラックに広告物を掲載するのは、通常であればかなり広告費が掛かると思われます。

■フロンターレシティ(サポートショップ情報サイト)
http://www.frontale-city.com/

フロンターレシティ

なお、サポートショップの情報は、上記ウェブサイト「フロンターレシティ」で閲覧することができます。
多くは川崎市内の店舗が加入しているのですが、首都圏各地に加えて、遠くは沖縄県名護市、またベトナムにも加盟店があることがわかります(※本日2016年2月20日現在)。

たいへん多くの店舗が加盟していまして、川崎フロンターレを応援する輪の大きさをあらためて実感するところです。

【関連リンク】
川崎フロンターレ ウェブサイト
川崎フロンターレ20周年記念事業 ウェブサイト
フロンターレシティ
武蔵小杉ブログ 川崎フロンターレカテゴリ記事

(サポートショップマップ作成有志店舗)
azzurro
Pino
Symply…
ねこのしっぽ

(最近の川崎フロンターレカテゴリ記事)
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