武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2016年
06月07日

シティタワー武蔵小杉商業施設1階の残り区画に「(仮称)武蔵小杉住不そっくりショールーム」が入居、総合マンションギャラリーと併せ商業施設の大半が住友不動産の販売拠点に

【Reporter:はつしも】

シティタワー武蔵小杉1~2階の商業施設に、「(仮称)武蔵小杉住不そっくりショールーム」が入居することがわかりました。

同店は住友不動産によるマンション・一戸建て・オフィス・インテリア等の複合ショールームであり、これにより同商業施設は大半が住友不動産の販売拠点として稼働することになります。

■シティタワー武蔵小杉の1~2階商業施設
シティタワー武蔵小杉の1~2階商業施設

シティタワー武蔵小杉は、住友不動産による53階建て・最高部190mのタワーマンションです。

その1~2階の一部には商業施設及び付属の駐輪場が整備され、一部店舗がオープンするとともに駐輪場は全面的に供用開始になっています。

■「(仮称)武蔵小杉住不そっくりショールーム」の出店場所
「(仮称)武蔵小杉住不そっくりショールーム」の出店場所

「(仮称)武蔵小杉住不そっくりショールーム」の出店場所

1階においては、先行して「住友不動産総合マンションギャラリー武蔵小杉館」がオープンしたほか、7月1日に「関原デンタルオフィス」が開院を予定しています。

残る区画は「B」「C」「D」の3区画でしたが、これは最終的に1区画に統合され、このたび「(仮称)武蔵小杉住不そっくりショールーム」がオープンすることになりました。

同店は前述の通りマンションだけではなく、「一戸建て」「オフィス」、住友不動産シスコンによる「インテリア」等の複合的なショールームになる予定です。

先行オープンの「住友不動産総合マンションギャラリー武蔵小杉館」とはまた違ったコンセプトですが、名称は仮称であり、全体として最終的にどのような冠になるかはまだわかりません。

■1階のフロアマップ
1階のフロアマップ

※白文字は当サイトが追加したものです。

そのようなわけで、1階については全ての区画が埋まりました。

大きく分けると「住友不動産系の販売拠点」と「関原デンタルオフィス」の2種のテナントが入ることになります。

■2階のフロアマップ
2階のテナント配置
※白文字は当サイトが追加したものです。

そして2階では認可保育園「ポポラー川崎武蔵小杉園」が4月に開園ました。
また「公文式シティタワー教室」が7月開校を予定し、「住友不動産総合マンションギャラリー武蔵小杉館」も1階に加えて2階においても3区画を統合して入居準備がスタートしています。

残る空き区画は、2階の「H」区画のみです。

こちらの区画もロケーションからみて、集客を前提とするような業種よりも、明確な用件がある人だけが利用するタイプの店舗の方が適しているように思います。

■総合マンションギャラリーとして統合される2階の「J」「K」「L」区画
総合マンションギャラリーとして統合される「J」「K」「L」区画

■1階エントランスと2階の「公文式」
1階エントランスと2階の「公文式」


シティタワー武蔵小杉の商業施設は、これで1区画を残して当面のテナント構成が明らかになりました。
大部分が住友不動産自身の販売拠点で、一部歯科クリニックや学習塾、認可保育園という「鉄板」ニーズが見込める構成は、運営上は安定感があるでしょう。

ただ一方、2フロアでそれなりの面積のある商業施設ですから、多少は日常で使えるお店が…と期待されていた部分もありました。
日常生活の充実は隣接の「グランツリー武蔵小杉」などで充足できると思いますが、近隣の皆様からはさまざまな見方があるかもしれませんね。


同施設では、7月には「関原デンタルオフィス」「公文式」がオープンを予定しています。
住友不動産の各ショールームも、それらと近い時期にオープンするのではないでしょうか。

【関連リンク】
住友不動産総合マンションギャラリー武蔵小杉館
関原デンタルクリニック ウェブサイト
公文式 ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:東京機械製作所地区(大規模工場跡地地区)
2010/7/22エントリ 東京機械製作所跡地に11万㎡商業施設と57階タワーマンションを建設、2015年度完成へ
2010/7/23エントリ 追補:東京機械製作所跡地商業施設は2014年度完成、2015年度に全体完成
2010/8/2エントリ 東京機械製作所跡地再開発・大型複合商業施設と高層マンションの詳細情報
2010/10/24エントリ 東京機械製作所が玉川製造所第二工場用地を住友不動産に売却を決議、2011年3月23日引渡しへ
2013/1/7エントリ 住友不動産が東京機械製作所跡地「シティタワー武蔵小杉」を発表
2013/4/3エントリ 東京機械製作所玉川製造所跡地の再開発工事と、工事車両向けの注意書き
2013/4/24エントリ レジデンス・ザ・武蔵小杉から見た、「(仮称)アリオ武蔵小杉」「シティタワー武蔵小杉」建設工事
2015/2/20エントリ シティタワー武蔵小杉のタワークレーンとPC工法
2016/1/22エントリ 完成近づく「シティタワー武蔵小杉」に2フロア13区画のテナント案内板が登場、2階に認可保育園「ポポラー川崎武蔵小杉園」が4月に開園へ
2016/3/15エントリ 「シティタワー武蔵小杉」竣工・公開空地オープン、店舗13区画のうち2階にクリニック3院のオープンを計画
2016/4/19エントリ シティタワー武蔵小杉1~2階の325台駐輪場が供用開始、定期利用も受付中
2016/5/8エントリ シティタワー武蔵小杉商業施設1階にシティハウス武蔵小杉の「関原デンタルクリニック」分院が7月1日開院決定
2016/5/10エントリ シティタワー武蔵小杉商業施設2階に「公文式」が7月オープン、2階1区画にも住友不動産マンションギャラリーが入居へ
2016/6/3エントリ シティタワー武蔵小杉1~2階商業施設が7区画に再編、大部分が住友不動産総合マンションギャラリー武蔵小杉館に

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2016年
06月06日

「小杉こども文化センター」代替施設が中原区役所敷地内に6月1日暫定開設、小杉町3丁目東地区再開発地区内に整備する仮施設に同施設や「メガネのオーサカ」が移転へ

【Reporter:はつしも】

2016年3月末をもって閉館した「小杉こども文化センター」の代替施設が、「小杉地区子ども・子育て支援推進事業」として中原区役所敷地内に6月1日にオープンしました。

2016年度中は代替施設での運営を行ったのち、2017年度からは小杉町3丁目東地区内に整備される3階建ての仮設施設に移転を予定しています。

■中原区役所敷地内の代替施設(2階)
中原区役所敷地内の代替施設(2階)

■2階への入口
2階への入口 

2階への入口

代替施設が設置されたのは、中原区役所とプラウドタワー武蔵小杉の間にある建物の2階です。
この建物には川崎市身体障害者協会の「小杉タイムケアセンター」などが入居していまして、代替施設はそのうち川崎市上下水道局の職員詰所だった場所を活用して整備されました。

広さは約50㎡ほどと小さなスペースに、絵本や遊具等が用意されています。

■「小杉地区子ども・子育て支援推進事業」の告知
「小杉地区子ども・子育て支援推進事業」

施設の利用について

告知にもある通り、これは形式上は「こども文化センター」ではなく、後継事業である「小杉地区子ども・子育て支援推進事業」として設置されたものです。
規模が小さく完全に同一のサービスが提供できるわけではないことと、「小杉こども文化センター」は川崎市議会で休止が決議されていることもあり、そのような形式になったのではないでしょうか。

同事業の実施概要をまとめると、以下の通りです。

■「小杉地区子ども・子育て支援推進事業」
オープン日 2016年6月1日(水)
実施場所 中原区役所敷地内(中原区小杉町3-245)
実施時間 平日・土曜9:30~21:00
日曜・祝日9:30~18:00
利用対象者 小学生(18時まで)・中学生・高校生・子育て中の親子など

■当面の運営イメージ
9:30~11:00 子育てサークル(団体利用)
11:00~14:00 子育て親子
14:00~18:00 小学生・中学生・高校生
18:00~21:00 中学生・高校生

前述の通り限られたスペースであることから、同事業では上記のように時間帯ごとに利用年齢層を分ける運営をイメージしています。

ただこれは固定的なものでななく、今後の利用状況を見ながら調整していくということです。

詳細や今後の状況につきましては、同事業にお問い合わせください。

■閉鎖された小杉町3丁目東地区の「小杉こども文化センター」
小杉町3丁目東地区の「小杉こども文化センター」

旧「小杉こども文化センター」は、予定通り3月末で閉鎖されています。
現在は解体に向けた準備が進められているところです。

当初、この施設が閉鎖されたのち、再開発ビルが完成する2019年度までの約4年間は代替施設は整備されないことが川崎市から発表されていました。

しかしながら子育て世代の多い武蔵小杉において市民から代替施設を求める声がたいへん大きく、川崎市が方向転換に至ったことを2016/2/25エントリでお伝えしておりました。

4月からの約2か月のブランクはあきましたが、このたび無事に代替施設が暫定オープンしてよかったと思います。



■小杉町3丁目地区内「メガネのオーサカ」
小杉町3丁目地区内「メガネのオーサカ」

■「メガネのオーサカ」の再開発に伴う代替店舗移転の予告
メガネのオーサカ」の再開発に伴う代替店舗移転の予告

小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業においては、多くの既存店舗が営業をしていましたが、昨年より順次閉店・移転が進められてきました。
このうち地権者については、等価交換により再開発ビルの「権利床」を取得します。権利床を利用して再出店を行うか、あるいは売却等を行うかはそれぞれの地権者の判断ということになります。

今回「小杉地区子ども・子育て支援推進事業」の移転先としてあきらかになった「3階建ての仮設施設」は、その他既存店舗の受け皿となることでしょう。

武蔵小杉で40年営業を続ける「メガネのオーサカ」からも、再開発地区内の仮設施設への移転が告知されていました。

再開発ビル完成後の再オープンもあわせてお知らせする形になっていまして、このような形で対外的に再開発ビルへの出店を情報発信されたのは、同店がはじめてかもしれません。


「小杉こども文化センター」も含め、再開発工事中は各方面で不便を生じることがあると思いますが、再開発地区内の仮設施設が有効に活用されると良いですね。

【関連リンク】
小杉町3丁目東地区市街地再開発組合
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉町3丁目地区 東地区
2008/7/1エントリ 小杉町3丁目東地区再開発始動
2008/11/19エントリ 小杉町3丁目東地区再開発のコンサルを日本設計に委託
2010/10/30エントリ 小杉町3丁目東地区再開発事業の試験掘り実施
2011/7/26エントリ 小杉町3丁目東地区再開発で商業・公共公益施設とタワーマンションを建設へ
2011/10/28エントリ 小杉町3丁目東地区再開発に三井不動産レジデンシャル・東急不動産が参画
2012/1/30エントリ 小杉町3丁目東地区再開発計画の素案を2012年2月提出へ、2013年3月の都市計画決定目指す
2012/8/10エントリ 小杉町3丁目東地区に44階・160mタワー、エルシィ跡地に48階・170mタワー建設へ
2013/1/31エントリ 小杉町3丁目東地区再開発ビルに小杉こども文化センターと総合自治会館が移転決定
2015/4/8エントリ 小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業の組合設立認可と、商業・業務・公共公益施設の概要
2015/7/29エントリ 小杉町3丁目東地区:川崎信金武蔵小杉支店が「64Cafe」前に仮設店舗で2016年7月以降移転へ
2016/12/14エントリ 小杉町3丁目東地区再開発で相次ぐ、既存店舗等の立ち退き。2016年3月末で「小杉こども文化センター」が閉館、2月17日に児童向け説明会を開催へ
2016/2/25エントリ 川崎市が「小杉こども文化センター」建替えで方針転換、中原区役所に当面代替施設を用意・再開発地区内にプレハブ施設を整備へ

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2016年
06月05日

ららテラス武蔵小杉「過門香」跡地に中華惣菜店「紅燈籠」が6月17日(金)オープン、武蔵小杉の運営会社「東方紅」が武蔵小杉東急スクエア「上海灘」に続き地元出店

【Reporter:はつしも】

ららテラス武蔵小杉の「過門香」跡地に、武蔵小杉東急スクエア・フードショースライスの「上海灘」系列の中華惣菜店「紅燈籠」がオープンすることがわかりました。

現地において、6月17日(金)オープンの告知が掲示されています。

■「過門香」跡地の「紅燈籠」オープン予定地


「紅燈籠」6月17日オープン告知

ららテラス武蔵小杉の1階には、「九州屋」「成城石井」などを中心とした食品コーナー「小杉マルシェ」があります。

その一角で中華惣菜を担当していたのが「過門香」でしたが、4月27日に閉店となりました。

■閉店前の「過門香」
閉店前の「過門香」 

■「過門香」のパンダ肉まん
「過門香」のパンダ肉まん

かつての「過門香」はオーソドックスな中華惣菜店で、「パンダ肉まん」などもたいへんかわいらしく人気がありました。

しかしながらららテラス武蔵小杉のオープン以来、約2年で閉店する形になりました。

■川崎アゼリア「紅燈籠」
川崎アゼリアの「紅燈籠」

系列店の「紅燈籠」

今回新たにオープンする「紅燈籠」は、リエトコート武蔵小杉に本社を置く「株式会社東方紅」が展開する中華惣菜店で、先般リニューアルした川崎アゼリアに店舗があります。

■系列店の「東方紅」(ビーンズ武蔵中原)
系列店の「東方紅」

■系列店の「上海灘」(武蔵小杉東急スクエア・フードショースライス)
系列店の「上海灘」(武蔵小杉東急スクエア・フードショースライス)

株式会社東方紅は、ビーンズ武蔵中原にも中華惣菜店「東方紅」を出店させているほか、武蔵小杉東急スクエア・フードショースライスにも「上海灘」を2月17日に新規オープンさせました。

地元・武蔵小杉の企業だけあって、これで「武蔵小杉東急スクエア」「ららテラス武蔵小杉」「ビーンズ武蔵中原」の3商業施設の中華惣菜売場を押さえたことになります。

食品売り場に中華惣菜は必要な存在ですから、「過門香」の後釜が比較的すぐに埋まったことは良かったと思います。



なお、ららテラス武蔵小杉では、2階のファッション雑貨店「TOPKAPI Journey」が5月29日に閉店していました。

■ららテラス武蔵小杉2階で閉店した「TOPKAPI Journey」
ららテラス武蔵小杉2階で閉店した「TOPKAPI Journey」

ららテラス武蔵小杉2階で閉店した「TOPKAPI Journey」

こちらはまだ後続店舗が不明ですが、何らかファッション系の店舗を誘致することになるでしょう。

【関連リンク】
(ららテラス武蔵小杉関連)
ららテラス武蔵小杉 ウェブサイト
WWDJAPAN.COM ABCマートが新業態「シャルロット」1号店をオープン
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南口地区 C地区
2014/4/17エントリ 「ららテラス武蔵小杉」プレス・関係者・地元向けプレオープンレポート
2014/4/18エントリ 「ららテラス武蔵小杉」の駐輪場ガイド
2015/1/16エントリ ららテラス武蔵小杉に新店舗。老舗シューズブランド「ビルケンシュトック」が2015年3月下旬出店へ
2015/3/6エントリ ららテラス武蔵小杉初の店舗入替、「ビルケンシュトック」が「ラコンテ・モア」閉店跡地に3月27日(金)オープン決定
2015/4/13エントリ ららテラス武蔵小杉にドイツの老舗シューズブランド「ビルケンシュトック」がオープン
2015/4/16エントリ ららテラス武蔵小杉が4月26日まで1周年セールを実施、本日「AfternoonTea TEA STAND」がリニューアルオープン
2015/7/8エントリ ららテラス武蔵小杉にアーバンリサーチの「KBF+」が9月上旬出店決定、既存店「DOORS」は併存し別店舗と入れ替えへ
2015/9/4エントリ ららテラス武蔵小杉の「TOCCA CASA」が閉店、アーバンリサーチ新店舗「KBF+」のオープン日が10月2日に決定
2016/1/14エントリ ららテラス武蔵小杉にフレンチスタイル「ドゥ アルシーヴ」が2016年春出店決定、「フクスケコラージュ」が1月24日閉店
2016/2/23エントリ ららテラス武蔵小杉の「フクスケコラージュ」「バンヤードストーム」閉店、「ドゥ アルシーヴ」に加えABC-MART新業態「シャルロット」出店決定

(株式会社東方紅関連)
株式会社東方紅 会社概要
2016/2/8エントリ 武蔵小杉東急スクエア・フードショースライス「はらドーナッツ」のオープン日が2月17日(水)に決定、中華惣菜「上海灘」・寿司「天領庵」も同日オープン
2016/2/18エントリ 武蔵小杉東急スクエア・フードショースライスに「はらドーナッツ」「中華惣菜上海灘」「天領庵」が同時オープン

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2016年
06月04日

武蔵小杉のタウン情報サイト「武蔵小杉ライフ」本日リニューアル、スマートフォン対応およびコンテンツを更新・追加

【Reporter:はつしも】

本サイト「武蔵小杉ライフ」は、本日2016年6月4日付でデザインリニューアルおよびコンテンツの一斉更新・追加をいたしました。

PCとスマートフォンで共通のコンテンツを最適に表示する「レスポンシブ・ウェブデザイン」を採用し、多様な閲覧環境に対する情報発信を強化いたしました。

■タウン情報サイト「武蔵小杉ライフ」
http://www.musashikosugilife.com/

■リニューアルした「武蔵小杉ライフ」トップページ
リニューアルした「武蔵小杉ライフ」トップページ

本サイトは、2007年5月1日にオープンし、現在10年目を迎えています。
その間にインターネット環境は大きく変化し、通信速度が向上するとともにスマートフォン・タブレット等のモバイル端末の利用率が急速に高まってまいりました。

本サイトはより幅広い方に、より充実した情報をご提供すべく、かねてからリニューアル作業を進めてまいりました。
このたび準備が完了いたしまして、新サイトをリリースさせていただくこととなった次第です。

今回のリニューアルおよびコンテンツ充実のポイントは、以下の通りです。

<基本的なメニュー構成は変更せず、従来からのコンテンツをご覧いただけます>
●「タウンガイド」「生活情報」「再開発情報」等、基本的なメニュー構成は変更しておりません。従来からのコンテンツを、そのままご覧いただけます。
※「武蔵小杉個人ブログRSS集」および「武蔵小杉法人ブログRSS集」は、掲載を終了いたしました。
●一部ページを除き、URLは従来通り変更ありません。変更されたページは旧URLからもリダイレクトでアクセスできます。


<スマートフォンでも快適に閲覧できるようになりました>
●全面的なデザインリニューアルを行い、レスポンシブ・ウェブデザインの採用により、スマートフォンやタブレット端末でもPCと共通のコンテンツをより快適に閲覧ができるようになりました。
●タウンガイド掲載店の位置を示す「武蔵小杉マップ」は、Googleマップを採用いたしました。
※Googleマップについては、掲載店が多いためユーザビリティが悪い面がありますので、一部改良を予定しております。


■スマートフォンでの表示
スマートフォンでの表示

<情報の充実を行いました>
●「タウンガイド」では、新たに25店舗を掲載しました。
●また店舗カテゴリをより詳細化するとともに、「Wi-Fi」「電源」「駐車場」「駐輪場」「個室」など、店舗の特徴を示すラベルを多数新設いたしました。
●「生活情報」においても、「保育園・幼稚園」「駐輪場」など、近年大幅に増加した情報を更新いたしました。
●「再開発情報」においては、再開発マップを一新するとともに、「武蔵小杉年表」など新規コンテンツを掲載いたしました。
●「武蔵小杉リンク」も、「コミュニティ・地域活動」カテゴリを新設するなど、時代の変化に合わせた情報追加を行いました。


■タウンガイドの情報更新
タウンガイドの情報更新

■スマートフォンで表示した店舗情報
武蔵小杉年表

■強化された「お店の特徴」ラベル
強化された「お店の特徴」ラベル

■刷新された「武蔵小杉再開発マップ」
刷新された「武蔵小杉再開発マップ」

またサイト構築の運用面では、CMS(Contents Management System)を導入することで、更新がしやすい体制になりました。
サイト全体では更新が完了していない部分もありますので、今後情報の追加や更新を随時行ってまいります。

なお、サイト本体「武蔵小杉ライフ」に先立って、公式ブログである「武蔵小杉ブログ」では先行して4月にデザインリニューアルおよびレスポンシブ・ウェブデザインの導入を実施しておりました。

本サイトでは下記の公式SNSも活用して、引き続き地域情報の発信を行ってまいりますので、お楽しみいただけましたら幸いです。

●Twitterhttps://twitter.com/musashikosugi
●Instagramhttps://www.instagram.com/musashikosugi/
●Facebookhttps://www.facebook.com/musashikosugilife

今回のリニューアルにあたりましては、武蔵小杉においてデザイン・ウェブ構築・撮影等多方面で活躍される株式会社fawnに多大なるご協力をいただきました。

本サイトでは、ロゴマークについても2009年にグラフィックデザイナー・加藤敏和氏の手によりリニューアルするなど、これまでにも武蔵小杉在住の多くの方の支援をいただいております。

この場を借りまして、御礼申し上げます。

【関連リンク】
加藤敏和のグラフィックデザイン
2009/1/18エントリ 「武蔵小杉ライフ」ロゴマークリニューアル

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2016年
06月04日

綱島街道拡幅:市ノ坪交差点~労災病院前交差点の自転車専用レーンが供用開始

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉周辺においては、これまで長年にわたって綱島街道の拡幅事業が進められ、一部区間を除いては自転車専用レーンが先行して供用開始されていました。

このたび、市ノ坪交差点から労災病院前交差点までの区間の自転車専用レーンが完成し、供用開始されました。

■綱島街道の自転車専用レーン整備区間
綱島街道の自転車専用レーン整備マップ 

綱島街道拡幅は、中原区内の道路拡幅の中ではかなり進捗がみられる事業です。

南武線をまたぐ上丸子跨線橋以北、および市ノ坪交差点以南についてはかねてから拡幅が完了しており、難所のひとつであった元住吉駅付近の「櫓橋」の拡幅も2013年に完成をみました。
さらに2014年11月にはグランツリー武蔵小杉の開業にあわせて周辺区間が完成したことで、川崎市内においては一部横浜市境を除き、道路の4車線化は完了に至っています。

また綱島街道の中原消防署前~木月4丁目交差点においては自転車専用レーンの整備が計画されており、グランツリー前の区間については先行して道路拡幅と同時に供用開始になりました。

今回自転車専用レーンが完成したのは、その南側に接続される区間です。

■今回完成した自転車専用レーン(市ノ坪交差点~二ヶ領用水付近)
今回完成した自転車専用レーン(市ノ坪交差点~中原平和公園) 

■今回完成した自転車専用レーン(中原平和公園前)
今回完成した自転車専用レーン(中原平和公園前)

今回完成した自転車専用レーンは、530mほどの区間です。

これに完成済みであったグランツリー前の約400mの区間を加えて、約930mの自転車専用レーンが連続的に整備されたことになります。

■幅が広い自転車専用レーン
幅が広い自転車専用レーン

今回整備された自転車専用レーンの特徴は、グランツリー前の区間に比べて幅が広いことです。

場所によって多少変動していますが広めの部分で約130cmありまして、グランツリー前の75cmに比べると倍近い幅があります。

実際に走行してみますと、大型車両が間近に迫る従来型に比べると、万一転倒した場合の安全性が改善されていることがわかります。

もちろん理想を言えば幸区の東芝小向工場付近のような、物理的に車道・歩道とも隔離された構造がより安全性が高いのですが、それで市内全域を整備していくのは難しいのでしょう。

■十分な幅が確保できない場合の自転車走行ガイド
十分な幅が確保できない場合の自転車走行ガイド

一方、車道に十分な幅がなく、「自転車専用」のレーンを確保できない場合は、2016/2/12エントリでご紹介した中丸子地区幹線道路のように自転車走行用のガイドの設置が進められています。

各地の道路の状況に応じて、さまざまな形態を使い分けていくということになろうかと思います。

■交差点ででの専用レーンの中断
交差点での専用レーンの中断

■バス停での専用レーンの中断
バス停での専用レーンの中断

また、今回整備された区間においても、交差点やバス停など「自転車専用」ではなく車などとの交錯が発生する部分については、専用レーンは中断されています。

この部分での走行には、特に注意する必要があります。

■中原平和公園前では、歩道の利用も可能
中原平和公園前では、歩道の利用も可能 

中原平和公園前では、歩道の利用も可能 

なお、今回自転車専用レーンが整備された区間のうち、中原平和公園前においては、歩道の利用も可能となっています。

車道のうち自転車専用レーンの位置を標識で示したうえで、「ここより先自転車は歩道も通行できます(徐行)」という標識もあわせて設置されていました。

■労災病院前交差点より先の自転車専用レーン未整備区間
労災病院前交差点より先の自転車専用レーン未整備区間

さて、冒頭のマップでもお示しした通り、綱島街道では労災病院前交差点から木月4丁目交差点までの区間についても、自転車専用レーンを整備する計画があります。

以前告知されていたところでは2016年度中の整備とされていましたが、今回の整備区間に続けて着手されていくのかどうか、引き続き確認してまいりたいと思います。

【関連リンク】
(綱島街道拡幅関連)
武蔵小杉ライフ:再開発情報:その他関連情報 綱島街道拡幅
2011/4/28エントリ 綱島街道の「櫓橋」拡幅工事
2012/5/13エントリ 綱島街道・上丸子跨線橋拡幅の完成が2018年に大幅遅延、川崎市とJRの調整難航が原因
2012/5/15エントリ 上丸子跨線橋拡幅遅延続報:新幹線への影響軽減のため大幅な工法変更、約27億円費用加算へ
2012/5/22エントリ 上丸子跨線橋拡幅遅延続報:6年間遅延に至るまでの経緯
2013/4/11エントリ 綱島街道拡幅:「櫓橋」4車線化へ工事進む
2013/5/4エントリ 綱島街道拡幅の難所、「櫓橋」が竣工
2014/10/14エントリ 元住吉・綱島街道沿いの「すき家」跡地に「餃子の王将元住吉店」がオープンへ
2013/10/28エントリ 元住吉付近の綱島街道拡幅に伴い、自転車専用レーンが設置へ
2014/11/17エントリ グランツリー武蔵小杉オープン直前、綱島街道の拡幅車線・自転車専用レーンが供用開始

(その他自転車専用レーン関連)
2011/5/29エントリ 木月住吉町の自転車専用レーン
2015/3/21エントリ 府中街道拡幅区間の自転車専用レーンが一部供用開始
2015/4/4エントリ 小杉町3丁目中央地区の都市計画道路が供用開始、自転車専用レーンを整備
2016/2/12エントリ 武蔵小杉再開発・中丸子地区の新設幹線道路に自転車走行用ガイドが設置

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2016年
06月03日

シティタワー武蔵小杉1~2階商業施設が7区画に再編、大部分が住友不動産総合マンションギャラリー武蔵小杉館に

【Reporter:はつしも】

シティタワー武蔵小杉の1~2階商業施設の大部分が、「住友不動産総合マンションギャラリー武蔵小杉館」で占められることがわかりました。
テナントの案内板も新たに作成しなおされ、全体のテナント構成が概ね明らかになっています。

■シティタワー武蔵小杉の1~2階商業施設
シティタワー武蔵小杉の1~2階商業施設

■シティタワー武蔵小杉のテナント案内板
シティタワー武蔵小杉のテナント案内板
※赤文字は当サイトが追加したものです。

こちらは、シティタワー武蔵小杉のテナント案内板です。
1階には「総合マンションギャラリー」「関原デンタルオフィス」の名前が入り、空きスペースはひとつです。
2階には「総合マンションギャラリー」「ポポラー川崎武蔵小杉園」「公文式シティタワー教室」の名前が入り、空きスペースはひとつです。

合計7区画で、従来掲示されていた13区画のテナント案内板から大きく変更が加えられました。

■2階のテナント配置
2階のテナント配置
※白文字は当サイトが追加したものです。

区画数の減少は、当初は分割を想定していた区画を統合したことによるものです。
まず確認できた範囲では、2階の「J」「K」「L」区画は、すべて「住友不動産総合マンションギャラリー武蔵小杉館」になることがわかりました。

前回エントリでお伝えした「公文式」は、正式名称が「公文式シティタワー教室」として「I」区画に入ることが確定しました。

■総合マンションギャラリーとして統合される「J」「K」「L」区画
総合マンションギャラリーとして統合される「J」「K」「L」区画

■「I」区画の「公文式シティタワー教室」
「I」区画の「公文式シティタワー教室」

これにより、2階に残された空き区画は「H」のみということになり、前掲のテナント案内板とも整合します。

■1階のテナント配置
1階のテナント配置
※白文字は当サイトが追加したものです。

続いて、1階のテナント配置です。
こちらにはすでに「G」区画に「住友不動産マンションギャラリー武蔵小杉館」がオープンしているほか、隣接の「E」「F」区画が住友不動産の事務所になっています。
また「A」区画にはすでにお伝えした通り「関原デンタルオフィス」の入居が決定しています。

残るのは「B」「C」「D」区画ですが、これは今のところ区切りがなく統合された状態になっています。
路面の比較的大きな区画になりますので、こちらが有効活用されると良いですね。

■統合された「B」「C」「D」区画
統合された「B」「C」「D」区画

そのようなわけで、シティタワー武蔵小杉商業施設は当初最大13区画が統合される形で、下記のようなテナント構成になることがわかりました。

●住友不動産総合マンションギャラリー武蔵小杉館(1~2階)
●ポポラー川崎武蔵小杉園
●関原デンタルオフィス
●公文式シティタワー教室
●不明1区画
●不明1区画


従来3区画のクリニック誘致が行われていたものの、現状は別区画に「関原デンタルオフィス」が決まったのみです。
募集されていた3区画のうち2区画は「マンションギャラリー」「公文式」が入居する結果となりました。

従来エントリでも申し上げた通りテナント誘致は生ものですので予定通り埋まらないことも多々あります。結果として不調であったり、別業種からエントリーがあったということでしょう。


同商業施設は駅前のロケーションではないため、もとより「ふらっと立ち寄る」賑わいの業種よりも「用がある人だけが来る」業種の出店が多いであろうことは想定されていました。
ただ2フロアでそれなりの規模があるため、多少それ以外の業種も入るかと思いましたが、かなり後者に特化した形になりそうですね。

■商業施設付属の駐輪場
商業施設付属の駐輪場

2016/4/9エントリでご紹介した通り、同商業施設に付属した駐輪場は1~2階で合計325台が収容でき、定期利用も受け付けています。
現状はかなりキャパシティに余裕がある状況で、テナントの構成をみても利用率が急増することはなさそうです。

せっかくの駐輪場ですので、こちらも有効活用されると良いと思います。

【関連リンク】
住友不動産総合マンションギャラリー武蔵小杉館
関原デンタルクリニック ウェブサイト
公文式 ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:東京機械製作所地区(大規模工場跡地地区)
2010/7/22エントリ 東京機械製作所跡地に11万㎡商業施設と57階タワーマンションを建設、2015年度完成へ
2010/7/23エントリ 追補:東京機械製作所跡地商業施設は2014年度完成、2015年度に全体完成
2010/8/2エントリ 東京機械製作所跡地再開発・大型複合商業施設と高層マンションの詳細情報
2010/10/24エントリ 東京機械製作所が玉川製造所第二工場用地を住友不動産に売却を決議、2011年3月23日引渡しへ
2013/1/7エントリ 住友不動産が東京機械製作所跡地「シティタワー武蔵小杉」を発表
2013/4/3エントリ 東京機械製作所玉川製造所跡地の再開発工事と、工事車両向けの注意書き
2013/4/24エントリ レジデンス・ザ・武蔵小杉から見た、「(仮称)アリオ武蔵小杉」「シティタワー武蔵小杉」建設工事
2015/2/20エントリ シティタワー武蔵小杉のタワークレーンとPC工法
2016/1/22エントリ 完成近づく「シティタワー武蔵小杉」に2フロア13区画のテナント案内板が登場、2階に認可保育園「ポポラー川崎武蔵小杉園」が4月に開園へ
2016/3/15エントリ 「シティタワー武蔵小杉」竣工・公開空地オープン、店舗13区画のうち2階にクリニック3院のオープンを計画
2016/4/19エントリ シティタワー武蔵小杉1~2階の325台駐輪場が供用開始、定期利用も受付中
2016/5/8エントリ シティタワー武蔵小杉商業施設1階にシティハウス武蔵小杉の「関原デンタルクリニック」分院が7月1日開院決定
2016/5/10エントリ シティタワー武蔵小杉商業施設2階に「公文式」が7月オープン、2階1区画にも住友不動産マンションギャラリーが入居へ

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2016年
06月02日

川崎市による歩道橋ネーミングライツパートナー募集が応募ゼロの結果に、「JR武蔵中原駅連絡通路」に富士通も応募せず

【Reporter:はつしも】

川崎市が、「JR武蔵中原駅連絡通路」「平間歩道橋」など、市内3か所の歩道橋・連絡通路のネーミングライツパートナーを募集するしたことを、2016/3/25エントリでお伝えしました。

年額30万円のネーミングライツ料を設定し、2016年10月からの導入を予定していましたが、申込期限であった5月31日までに申込企業は1社も現れず、不調に終わったことがわかりました。

■川崎市報道発表資料 「横断歩道橋(連絡通路)」へのネーミングライツパートナーの募集について
http://www.city.kawasaki.jp/templates/press/
530/0000075694.html


このネーミングライツパートナーの対象となっていたのは中原区の「武蔵中原駅連絡通路」「平間歩道橋」のほか、川崎区の「旭町二丁目歩道橋」です。

川崎市としては市有財産を有効活用し、道路施設の維持管理等の財源確保を行うことを目的としていましたが、当てが外れるかたちとなりました。

■「JR武蔵中原駅連絡通路」
JR武蔵中原駅連絡通路

ネーミングライツパートナー募集の対象となった3つの歩道橋のうち、もっとも有望と思われたのは「JR武蔵中原駅連絡通路」でした。

同連絡通路は名称の通りJR武蔵中原駅に直結しており、南武沿線道路を挟んだ「エポックなかはら」「富士通川崎工場」、さらには南武線沿いの2階建て駐輪場にも接続されています。

■富士通川崎工場方面への連絡通路
富士通川崎工場・2階建て駐輪場方面への連絡通路 

■富士通川崎工場への接続部
富士通川崎工場への接続部

「JR武蔵中原駅連絡通路」は、現在は富士通川崎工場の接続部は一旦地上の正門前に降りるかたちになっています。
しかしながら現在進められている「富士通川崎工場再開発計画」では、敷地内にデッキを建設し、この連絡通路と2階レベルで直結させることが計画されています。

そのようなこともあり、この連絡通路のネーミングライツパートナーには富士通が最有力と思われましたが、結果としては富士通も含めて応募する企業は現れませんでした。

各社とも民間企業ですので、年額30万円のパートナー料に見合う効果があると認められなければ、お金を出すことはできません。
川崎市は商工会議所を通じて周辺企業に呼びかけを行ったということですが、メリットを感じさせることができなかったということになります。

■連絡通路外壁の「パンジー」「ツバキ」
連絡通路外壁のパンジー 
 
川崎市では、パートナー料など条件を見直した上で、再度募集を行うことを検討しています。

当初は応募した各社の中で「最も好条件を示した企業を選ぶ」としていましたが、それは引く手あまたになればの話ですね。
市場原理で立場が逆転した形になります。

今後新たに示される見込みの新条件に対して、周辺企業がどのように反応するでしょうか。

【関連リンク】
川崎市報道発表資料 「横断歩道橋(連絡通路)」へのネーミンライツパートナーの募集について
富士通プレスリリース 川崎工場の再開発プロジェクトについて
2011/5/7エントリ 富士通川崎工場の「緑の景観づくり推進事業」
2011/8/27エントリ 富士通川崎工場再開発計画始動、新棟含め建物7棟を建設へ
2011/9/7エントリ 富士通が川崎工場再開発計画をリリース、第一期事業として新棟を2015年度完成へ
2011/9/16エントリ 富士通川崎工場再開発・第一期工事の計画概要
2011/12/20エントリ 富士通川崎工場再開発予定地の現況
2012/6/19エントリ 富士通川崎工場再開発計画の完成イメージ
2013/1/10エントリ JR武蔵中原駅北側に「武蔵中原駅前歩道橋下駐輪場」が2013年2月8日新設
2016/3/25エントリ 川崎市が「JR武蔵中原駅連絡通路」「平間歩道橋」等のネーミングライツパートナーを募集

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2016年
06月01日

国土交通省が多摩川・鶴見川・相模川水系の洪水氾濫シミュレーションを公開、武蔵小杉等任意地点への洪水到達時間と最大浸水深が検索可能に

【Reporter:はつしも】

国土交通省関東地方整備局京浜河川事務所が、多摩川水系、鶴見川水系及び相模川水系に係る想定最大規模降雨における洪水氾濫シミュレーションを公開しました。
 
■京浜河川事務所 洪水氾濫シミュレーション
http://www.ktr.mlit.go.jp/keihin/keihin00642.html

京浜河川事務所は、多摩川・鶴見川・相模川の3河川および沖ノ鳥島を管理する国土交通所の組織です。
各地の出張所により、河川改修事業、維持修繕事業、環境整備事業およびそれらに関する諸調査等を実施しています。

今回公開されたシミュレーションは、当該河川の流域住民に情報を提供することで、洪水時の避難に役立てることを目的としたものです。

■公開された洪水氾濫シミュレーション
公開された洪水氾濫シミュレーション

本シミュレーションでは、多摩川水系・鶴見川水系・相模川水系の洪水氾濫シミュレーションが公開されていますが、本サイトではもちろん多摩川水系の情報にクローズアップしてみたいと思います。

公開されたシステムでは、任意地点からの浸水状況を知ることができます。今回は「想定しうる最大規模の降雨による氾濫時」における「武蔵小杉駅」を選択してみましょう。
そうすると、多摩川沿いに武蔵小杉駅を浸水させる決壊地点が丸印で表示されます。

これらの決壊地点のうち、色が違う丸印が2つあることにご注目ください。

等々力緑地付近の朱色は、浸水深が最も深くなる決壊地点です。
決壊時点から1時間で武蔵小杉駅に到達し、最大浸水深が0.5m~3mに達します。

もうひとつ、高津区下野毛付近のオレンジ色は、決壊してから最も早く到達する地点です。
決壊時点から30分で武蔵小杉駅に到達し、最大浸水深が0~0.5mに達します。

ここで意外なのは、等々力緑地付近よりも遠い高津区下野毛で決壊した方が、武蔵小杉には早く洪水が到達するということです。

本シミュレーションでは時間帯別の推移も見ることができますので、確認していきましょう。

■等々力緑地付近での決壊による到達時間
等々力緑地付近での決壊による到達時間

等々力緑地付近で決壊した場合は、決壊後30分は洪水は等々力緑地内にとどまり、1時間で武蔵小杉駅周辺に到達することがわかります。
到達すると前述の通り最大3mと大変水位が高くなります。

■高津区下野毛付近での決壊による到達時間
高津区下野毛付近での決壊による到達時間

一方こちらが高津区下野毛付近で決壊した場合です。

堤防の決壊前から、多摩川沿いの小杉陣屋町、新丸子駅周辺から武蔵小杉駅北口までが一気に浸水する予測になっています。
30分経過すると武蔵小杉駅周辺までが水に覆われ、最大浸水深は0.5mとされています。

このように、決壊するポイントによって、各地点への洪水の到達時間や、最大浸水深はかなり異なるわけです。

高津区下野毛での決壊は浸水深が大きくないとはいえ、水の力で足元をすくわれては抗うすべがありません。
距離が離れていることで甘く見ていると、あっという間に水が到達する可能性があるということですね。

ひとつひとつの地点ごとの情報を記憶しておくのは現実的ではありませんが、とりあえず「自分が想像するよりも危険な場合がある」と考えておくべきかと思いました。

■洪水シミュレーションの広域マップ
洪水シミュレーションの広域マップ

■中原区で洪水を免れる井田山
中原区で洪水を免れる井田山

平坦な中原区はほぼ全域が洪水の被害を受けることが想定されていますが、その中でも例外なのが井田山です。
ここは中原区では唯一の高台で、日吉側の台地に連なっています。


なお、本シミュレーションはあくまでも多摩川など対象となる水系の氾濫を予測したものであり、周辺の河川等は含まれておりません。
仮に多摩川が氾濫に至る場合、首都圏の多摩川以外の河川も氾濫している可能性が十分にありますので、その点を留意しておく必要があるでしょう。

近年は治水の発達により、昔のような度重なる多摩川の氾濫はなくなりましたが、自然を完全にコントロールすることはできないというのが現実です。
いざという時のために、お住まいの場所についての情報を一度確認しておくと良いと思います。

■多摩川と武蔵小杉
多摩川橋梁と武蔵小杉の鏡面世界 

【関連リンク】
京浜河川事務所 ウェブサイト
2008/8/29エントリ 多摩川増水
2009/10/9エントリ 武蔵小杉駅北口バス停の屋根が、台風18号で飛ばされ消失
2010/1/14エントリ 武蔵小杉駅北口バス停の屋根が修復完了
2010/7/19エントリ 川崎歴史ガイド・中原街道ルート(8):「御蔵稲荷と多摩川」
2011/9/21エントリ 台風15号が武蔵小杉を直撃、JR武蔵小杉駅の看板が破損
2012/4/3エントリ 低気圧の発達による武蔵小杉の強風と、交通の一部混乱
2014/10/12エントリ 台風近づく武蔵小杉の、「ニカッパ君」と「マルエツの買い煽り」

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2016年
05月31日

ゴジラシリーズ最新作「シン・ゴジラ」で武蔵小杉が戦場に。川崎市市民ミュージアムの公開連動企画で過去の川崎市ロケ作品を6月19日(土)より連続上映

【Reporter:はつしも】

2016年7月29日より、「ゴジラ」シリーズ最新作「シン・ゴジラ」が公開されます。
本作品は「新世紀エヴァンゲリオン」で知られる庵野秀明氏が脚本・編集・総監督をつとめ、CGを活用して首都圏を襲うゴジラが描かれています。

また本作品の舞台には、武蔵小杉周辺が登場します。
先日公開された予告編では、丸子橋付近の大田区河川敷に防衛部隊が展開され、武蔵小杉側から首都を襲うゴジラを迎撃する様子が描かれていました。

下記の予告編映像では、武蔵小杉のタワーマンションを背景に激しい防衛戦が繰り広げられています。

■「シン・ゴジラ」予告編

※56秒あたりから武蔵小杉が登場します。

また川崎市市民ミュージアムの映像ホールでは、これを記念して「川崎市内撮影映画『シン・ゴジラ』公開連動企画 ゴジラあらわる!」と題し、川崎市でロケが行われた過去の「ゴジラ」作品を連続上映することが決定いたしました。

本企画では、特撮映画の金字塔といえる「ゴジラ60周年記念デジタルリマスター版」、川崎区・幸区でロケが行われた「ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃」、開館まもない川崎市市民ミュージアムが登場する「ゴジラVSキングギドラ」の3作品が、6月19日(土)、25日(土)、26日(日)の3日間にわたって上映されます。

■川崎市内撮影映画「シン・ゴジラ」公開連動企画 ゴジラあらわる!
川崎市内撮影映画「シン・ゴジラ」公開連動企画 ゴジラあらわる!
※川崎市市民ミュージアムより。PDF版は【こちら】をご参照ください。

■「ゴジラあらわる!」上映スケジュール
6月19日(土)11:00~ ゴジラ60周年記念デジタルリマスター版【デジタル上映】
6月19日(土)14:00~ ゴジラVSキングギドラ
6月25日(土)11:00~ ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃
6月25日(土)14:00~ ゴジラVSキングギドラ
6月26日(日)11:00~ ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃
6月26日(日)14:00~ ゴジラ60周年記念デジタルリマスター版【デジタル上映】

■作品紹介(川崎市市民ミュージアムより)
ゴジラ60周年記念デジタルリマスター版 監督:本多猪四郎/出演:宝田明、志村喬、河内桃子、平田昭彦、堺左千夫、村上冬樹/1954/モノクロ/DCP/スタンダード/97分

◆世界の映画史上に影響を及ぼした日本映画の金字塔“ゴジラ”が、デジタルリマスターによって鮮やかにスクリーンに甦る。真髄を極めた特撮と原水爆反対のメッセージが込められた重厚なドラマの衝撃を体感してください。
ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃 監督:本多猪四郎/出演:矢崎知紀、佐原健二、中真千子、天本英世、石田茂樹、沢村いき雄/1969/カラー/35mm/シネマスコープ/69分

◆川崎市に住む鍵っ子小学生・三木一郎は内気でいじめられているが、怪獣島の夢を見て、いじめっ子怪獣ガバラに立ち向かうミニラに励まされる。少年を主人公にしたファンタジー作品。川崎区や幸区でロケ撮影が行われた。
ゴジラVSキングギドラ 監督:大森一樹/出演:中川安奈、豊原功補、小高恵美、原田貴和子、土屋嘉男、西岡徳馬、山村聡/1991/カラー/35mm/ビスタ/102分

◆開館まもない川崎市市民ミュージアムにおいてロケ撮影が行われたシリーズ第18作。23世紀から1992年にやって来た未来人によってキングギドラは“メカ・キングギドラ”として復活し、ゴジラと対決する。

■料金
一般 600円
大学・高校生・65歳以上 500円
小中学生・市民ミュージアム友の会会員 400円
幼児(未就学児)、障害者手帳・身障者手帳・療育手帳をお持ちの方およびその介助者1名、被爆者手帳をお持ちの方 無料
スカラチケット(10枚綴り回数券・有効期限:平成29年1月15日(日)) 4,800円
※各種割引料金をご利用の方は、生徒手帳・学生証・障害者手帳など、証明できる書類等を必ずご提示ください。
※チケットはご入場の際に販売します。前売り券はありません。

■川崎市市民ミュージアム 映像ホール
映像ホール内部 

映像ホールの客席 

川崎市市民ミュージアムには、270名を収容する映像ホールが整備されていまして、2016/4/23エントリでご紹介しておりました。
映像ホールの設備が先般リニューアルしまして、4K対応のデジタルシネマプロジェクター、シネマサーバー、7.1chサラウンドシステムが導入されました。

今回上映される「ゴジラ」第1作、「ゴジラ60周年記念デジタルリマスター版」は、これによりデジタル上映が行われます。

■「ゴジラVSキングギドラ」のロケが行われた川崎市市民ミュージアム
川崎市市民ミュージアム 

そして、「ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃」「ゴジラVSキングギドラ」は、いずれも川崎市が舞台として登場する作品です。

特に1991年に公開された「ゴジラVSキングギドラ」は、1988年に開館してまもない川崎市市民ミュージアムでロケが行われました。

本作品は、まさに映像ホールで上映するのにふさわしい作品といえるでしょう。
当時の風景などを垣間見る、貴重な映像資料でもあると思います。


7月29日公開の「シン・ゴジラ」公開に先立って、武蔵小杉に実は存在する「名画座」で、旧作品を楽しんでみてはいかがでしょうか。

■映像ホールの入口
川崎市市民ミュージアムの映像ホール入口 

【関連リンク】
シン・ゴジラ ウェブサイト
川崎市市民ミュージアム ウェブサイト
 ・2015/10/22エントリ 川崎市市民ミュージアムでデジカメワークショップ「水面に自分を映してセルフポートレートを撮ってみよう」が10月24日開催
2015/11/15エントリ 川崎市市民ミュージアム「あそぼう!つくろう!アートツール・キャラバンin川崎」開催レポート
2015/12/5エントリ 川崎市市民ミュージアムの年末年始2大企画展「江口寿史展KING OF POP」本日より、「2015川崎フロンターレ展」12月12日より開幕
2016/4/23エントリ 武蔵小杉に、実は存在する名画座。「川崎市市民ミュージアム」映像ホールがリニューアルしデジタルシネマを上映中
2016/4/28エントリ 川崎市市民ミュージアムの「トーマス転炉」が語る、川崎の鉄鋼産業史

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2016年
05月30日

グランツリー武蔵小杉唯一の、ペットOK飲食店。ピッツァW杯優勝・有光シェフの「ダ・ボッチャーノ!」

【Reporter:はつしも】

グランツリー武蔵小杉の1階には、専門レストラン街「GOURMET PARK」があります。
本エントリでは、その一角を占めるピッツェリア・トラットリア「DA BOCCIANO!」(ダ・ボッチャーノ!)をご紹介したいと思います。

■「DA BOCCIANO!」(ダ・ボッチャーノ!)
「DA BOCCIANO!」(ダ・ボッチャーノ!)

■「DA BOCCIANO!」(ダ・ボッチャーノ!)ウェブサイト
http://www.daboccianotokyo.com/
 
「DA BOCCIANO!」は、ナポリピッツァで知られる有光浩全シェフがプロデュースするお店です。
有光シェフはイタリアで毎年開催される「ピッツァ・ワールドカップ」で2012年に優勝を果たし、日本では同店のほか「ピッツェリア マルデナポリ」も展開しています。

「DA BOCCIANO!」では有光シェフの地元・愛媛の食材を使ったイタリア料理を提供し、リストランテのような高級感を持たせつつも気軽に食事ができることをコンセプトにしています。

その1号店が「丸の内KITTE」に出店、グランツリー武蔵小杉の店舗は2号店となります。
本サイトではグランツリーへの出店第1報を2014/7/14エントリでお伝えするとともに、「丸の内KITTE」のランチをご紹介しておりました。

今回は、グランツリー武蔵小杉店のディナーに行ってきました。

■ピッツァ窯
ピッツァ窯

「DA BOCCIANO!」の店内に入ると、最初に目に入るのがこのピッツァ窯です。
この窯でピッツァが焼き上げられています。

■「DA BOCCIANO!」の店内
「DA BOCCIANO!」の店内

「DA BOCCIANO!」の店内

グランツリー武蔵小杉のレストランは客席数を絞ったものが多いのですが、「DA BOCCIANO!」はその中でも比較的広めです。

写真のように店内奥には、8名テーブル席も用意されていました。

■屋外の「ペットOK」テラス席
屋外の「ペットOK」テラス席

また屋外には、テラス席も設置されています。
ここは冬場にはクローズされていますが、温かくなると供用開始されます。

このテラス席は外側入口に記載のある通り、ペットを連れての利用も可能となっています。
グランツリー武蔵小杉では、唯一のペットOK飲食店です。

■「サポリ・デル・スッド カンピオーネ」
「サポリ・デル・スッド カンピオーネ」

そしてこちらが、有光シェフが「ピッツア・ワールドカップ2012」で優勝した「サポリ・デル・スッド カンピオーネ」(税別1,980円)です。
「カンピオーネ」とは、チャンピオンという意味ですね。

チーズ・サラミ・ミニトマトにバジルがアクセントを加えています。
また唐辛子が使われており、「少しぴりっとする」とお店の方から説明を受けましたが、それほど辛味は感じられませんでした。むしろよく伸びるチーズの甘みの方が立っていたように思います。
(辛味を感じた方のレビューもありますので、これはたまたまかもしれません)

ピッツァの生地はモチモチ系で、ワールドカップ優勝というだけあって確かに満足できるものでした。

■ソーセージとフライドポテトの「パタティーニ」
ソーセージとフライドポテトの「パタティーニ」

続いてこちらは、「ソーセージとフライドポテトの『パタティーニ』」(税別1,880円)です。

モッツァレラチーズとソーセージの上に、フライドポテトが載っています。

「フライドポテト?」というのがちょっと意外で、食べようとすると結構落ちやすいです。
ただこれをピッツァにくるんでいただくと、想像よりチーズに合って美味しかったです。

■釜揚げしらすのスパゲッティ バジリコ仕立て
釜揚げしらすのスパゲッティ バジリコ仕立て

今回はピッツァに加えて、パスタもいただいてみました。
「釜揚げしらすのスパゲッティ バジリコ仕立て」(税別1,180円)です。

こちらもバジリコと柔らかいしらすの相性がよく、満足できる一皿でした。


近年、武蔵小杉周辺には「センプリーチェ」「CANOA」など、窯焼きピッツァのお店がいくつもできました。
「DA BOCCIANO!」はお値段としては全般的に安くありませんが、内容は良かったかと思います。あとはコスト見合いも含めて、武蔵小杉の既存店との比較ということになるでしょうか。

ペットを連れていけるピッツェリアとなると他にはありませんから、連れて行きたい方は「DA BOCCIANO!」のテラス席が新たな選択肢となりますね。

なお、同店のピッツァは箱代108円を加算してテイクアウトも可能となっています。
暖かい時期には、お散歩のお供でもよいかもしれません。

■グランツリー武蔵小杉


【関連リンク】
ダ・ボッチャーノ ウェブサイト
グランツリー武蔵小杉 ショップ情報 ピッツェリア・エ・トラットリア・ダ・ボッチャーノ
2014/7/14エントリ 「グランツリー武蔵小杉」にピッツァW杯優勝・有光シェフのピッツェリア・トラットリア「DA BOCCIANO!」2号店が出店
2014/11/20エントリ プレオープン直前先行公開!「グランツリー武蔵小杉」プレス向け内覧会レポート
2014/11/25エントリ 「グランツリー武蔵小杉」の駐輪場・バイク駐車場利用ガイド
2014/12/12エントリ グランツリー武蔵小杉に吹く、ハワイの風。「マウイマイクス」と「ホノルルコーヒー」
2014/12/29エントリ グランツリー武蔵小杉「Chocott Milk Bar」の「デコソフトクリーム」
2015/1/13エントリ グランツリー武蔵小杉のお好み焼き店「神戸六甲道 ぎゅんた」
2015/1/24エントリ グランツリー武蔵小杉の行列店「回し寿司 活美登利」レポート
2015/2/4エントリ メゾンカイザーと、大宮シェフのコラボ。グランツリー武蔵小杉の「BUSHWICK BAKERY & GRILL」
2015/2/18エントリ グランツリー武蔵小杉の、からあげグランプリ金賞店「らんまん食堂」
2015/3/24エントリ グランツリー武蔵小杉「霧島黒豚倶楽部」の、黒豚丼2種。「コク旨味噌丼」と「雲竜揚げ丼」
2016/3/7エントリ グランツリー武蔵小杉の、食事もできる人気スイーツ店。「The French Toast Factory」
2016/4/26エントリ グランツリー武蔵小杉の、テイクアウトドリンクショップ4種をご紹介。「ブルプル」「V2&M」「コスメキッチン」「セブンカフェ」
2016/5/16エントリ グランツリー武蔵小杉の新業態シフォンケーキ店「THE Chiffon & Spoon」

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