【Repoter:はつしも】
JR南武線は、かつては民営の南武鉄道が開業させた路線でした。
南武鉄道は川崎駅~登戸駅間、矢向駅~川崎河岸駅間(貨物線)が1927年3月9日に開通したのを皮切りに、1930年3月25日まで順次現在の路線を開通させていきました。
今年、2015年は南武線および各駅の多くにとっては開業88周年にあたることになります。
これを記念して、開業88周年を迎える各駅に、駅の歴史を紹介するポスターが展示されています。
今回はそのうち「武蔵小杉駅」をご紹介しましょう。
■武蔵小杉駅のポスター
武蔵小杉駅のポスターは、南武線改札口側、びゅうプラザの入口近くに設置されています。
南武線および武蔵小杉駅のあゆみ、年表に加えて、同駅の今昔写真などが掲載されていました。
■南武線と武蔵小杉駅の年表
現在の南武線武蔵小杉駅の位置には当初は「グラウンド前駅」があり、旧「武蔵小杉駅」は現在の府中街道あたりに開業していたことは地元では比較的知られています。
年表を見ると、当初のグラウンド前駅・武蔵小杉駅の開業は1927年11月1日で、3月9日の川崎駅~登戸駅間開業からは8か月弱経過していることがわかります。
グラウンド前駅・武蔵小杉駅が併合されて武蔵小杉駅になったのが1944年4月1日ですから、両駅が16年半ほどは並び立っていたわけですね。
■JR武蔵小杉駅の連絡通路(本通路)
■現在は廃止された暫定連絡通路
そして年表には、2010年3月13日の「横須賀線武蔵小杉駅開業」に加えて、2011年6月25日の「南武線・横須賀線間連絡本通路開業」も記されています。
今ではすっかり馴染んでしまいましたが、そういえば横須賀線武蔵小杉駅の建設工事は予定よりも遅れ、2010年3月13日時点では「暫定連絡通路」での開業でした。
■「フロンターレ応援ソング発車メロディ」開始のポスター
また年表の最後に記載されている、2014年2月26日の「南武線発射メロディを川崎フロンターレの応援歌に変更」は、まだ比較的記憶に新しいところですね。
■JR武蔵小杉駅(川崎行)の発車メロディ
■JR武蔵小杉駅(立川行)の発車メロディ
採用されたフロンターレの応援歌は、同日のエントリでご紹介したとおり、フロンターレサポーターがアレンジして歌う応援ソング、原曲のザ・クロマニヨンズ「ナンバーワン野郎!」です。
■1980年頃の武蔵小杉駅
■1977年頃 南武線武蔵小杉駅ホーム
続いてポスターには、年表のまわりに武蔵小杉駅の今昔写真が掲載されています。
上記は、1980年頃の武蔵小杉駅と、1977年頃の南武線ホームです。
駅舎の写真は、北口ロータリーを撮影したものではないでしょうか。
南武線ホームは、昔から島式ではなく相対式であったことがわかります。
■開業当時の南武鉄道風景(武蔵中丸子駅)
また今昔写真とあわせて、「開業当時の南武鉄道風景」とされる絵も紹介されていました。
こちらはかつて平間駅・向河原駅間にあった「武蔵中丸子駅」の風景です。
周辺はまだ都市化されておらず、農地が広がっていた様子が確認できます。
これは武蔵小杉駅からは少し離れますが、現在は残されていない駅ですので、「88周年記念」ではここで一緒に紹介することにしたのではないでしょうか。
■現在の武蔵小杉駅北口
さて、88周年を迎えるのは当然武蔵小杉駅だけでなく、南武線の大部分の駅も同じことです。
各駅でも同様に「開業88周年」のポスターが展示されていますので、シリーズ化してご紹介してまいりたいと思います。
【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区:横須賀線武蔵小杉
2010/3/13エントリ 横須賀線武蔵小杉駅本日開業、記念イベント開催
2010/3/14エントリ 横須賀線武蔵小杉駅、初の平日ラッシュ
2011/6/25エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路が本日供用開始
2014/2/26エントリ JR南武線武蔵小杉駅の発車メロディが本日よりフロンターレ応援歌の原曲、ザ・クロマニヨンズ「ナンバーワン野郎!」に
2015/4/20エントリ JR南武線スタンプラリー「なんぶらり」本日スタート、武蔵小杉駅など9駅スタンプで「特製南武線ロゴ入りコースター」をプレゼント
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南武鉄道は川崎駅~登戸駅間、矢向駅~川崎河岸駅間(貨物線)が1927年3月9日に開通したのを皮切りに、1930年3月25日まで順次現在の路線を開通させていきました。
今年、2015年は南武線および各駅の多くにとっては開業88周年にあたることになります。
これを記念して、開業88周年を迎える各駅に、駅の歴史を紹介するポスターが展示されています。
今回はそのうち「武蔵小杉駅」をご紹介しましょう。
■武蔵小杉駅のポスター
武蔵小杉駅のポスターは、南武線改札口側、びゅうプラザの入口近くに設置されています。
南武線および武蔵小杉駅のあゆみ、年表に加えて、同駅の今昔写真などが掲載されていました。
■南武線と武蔵小杉駅の年表
現在の南武線武蔵小杉駅の位置には当初は「グラウンド前駅」があり、旧「武蔵小杉駅」は現在の府中街道あたりに開業していたことは地元では比較的知られています。
年表を見ると、当初のグラウンド前駅・武蔵小杉駅の開業は1927年11月1日で、3月9日の川崎駅~登戸駅間開業からは8か月弱経過していることがわかります。
グラウンド前駅・武蔵小杉駅が併合されて武蔵小杉駅になったのが1944年4月1日ですから、両駅が16年半ほどは並び立っていたわけですね。
■JR武蔵小杉駅の連絡通路(本通路)
■現在は廃止された暫定連絡通路
そして年表には、2010年3月13日の「横須賀線武蔵小杉駅開業」に加えて、2011年6月25日の「南武線・横須賀線間連絡本通路開業」も記されています。
今ではすっかり馴染んでしまいましたが、そういえば横須賀線武蔵小杉駅の建設工事は予定よりも遅れ、2010年3月13日時点では「暫定連絡通路」での開業でした。
■「フロンターレ応援ソング発車メロディ」開始のポスター
また年表の最後に記載されている、2014年2月26日の「南武線発射メロディを川崎フロンターレの応援歌に変更」は、まだ比較的記憶に新しいところですね。
■JR武蔵小杉駅(川崎行)の発車メロディ
■JR武蔵小杉駅(立川行)の発車メロディ
採用されたフロンターレの応援歌は、同日のエントリでご紹介したとおり、フロンターレサポーターがアレンジして歌う応援ソング、原曲のザ・クロマニヨンズ「ナンバーワン野郎!」です。
■1980年頃の武蔵小杉駅
■1977年頃 南武線武蔵小杉駅ホーム
続いてポスターには、年表のまわりに武蔵小杉駅の今昔写真が掲載されています。
上記は、1980年頃の武蔵小杉駅と、1977年頃の南武線ホームです。
駅舎の写真は、北口ロータリーを撮影したものではないでしょうか。
南武線ホームは、昔から島式ではなく相対式であったことがわかります。
■開業当時の南武鉄道風景(武蔵中丸子駅)
また今昔写真とあわせて、「開業当時の南武鉄道風景」とされる絵も紹介されていました。
こちらはかつて平間駅・向河原駅間にあった「武蔵中丸子駅」の風景です。
周辺はまだ都市化されておらず、農地が広がっていた様子が確認できます。
これは武蔵小杉駅からは少し離れますが、現在は残されていない駅ですので、「88周年記念」ではここで一緒に紹介することにしたのではないでしょうか。
■現在の武蔵小杉駅北口
さて、88周年を迎えるのは当然武蔵小杉駅だけでなく、南武線の大部分の駅も同じことです。
各駅でも同様に「開業88周年」のポスターが展示されていますので、シリーズ化してご紹介してまいりたいと思います。
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