武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2015年
06月29日

武蔵小杉のソムリエ対決開幕。府中街道「クレフ」に続き、小杉ビルディング「ビストロランタン」本日オープン

【Reporter:はつしも】

2015/6/2エントリでお伝えした、武蔵小杉の新しいソムリエのお店「ビストロランタン(BISTRO LANTERN)」「クレフ(Clef)武蔵小杉店」が相次いでオープンしました。

いずれもワインにこだわりを持ち、大人の飲みスポットの選択肢が広がります。

■小杉ビルディングの「ビストロランタン」入口
小杉ビルディングの「ビストロランタン」入口 

まず「ビストロランタン」は、武蔵小杉駅北口の小杉ビルディングの地下1階に本日6月29日にオープンしました。

ロータリーに面した地上に、地下のレストラン街「Kosugi KItchen」への入口がありまして、ここに「ビストロランタン」の看板やメニューが出ていました。

■ホットペッパーグルメ ビストロランタン
http://www.hotpepper.jp/strJ001119419/

■地下1階の「ビストロランタン」
地下1階の「ビストロランタン」

地下1階の「ビストロランタン」

地下1階の「ビストロランタン」は、「とんQ亭」跡地に出店しました。
オープン初日からお客さんで一杯で、店内はたいへん賑やかな雰囲気でした。

■ワインリスト
ワインリスト

ワインリスト

ワインリストには、
「困った時は、当店ソムリエまでお尋ねください。あなた好みのワインをお選びいたします。」
と書いてありました。

やはりソムリエが選ぶワインがセールスポイントになっています。

その他のメニューは武蔵小杉ライフfacebook版に掲載しておりますので、どうぞご参照ください。

■武蔵小杉ライフfacebook版 ビストロランタン全メニュー

本日6月29日オープン「ビストロランタン」のメニューです。

Posted by 武蔵小杉ライフ on 2015年6月29日

■「ビストロランタン」のロゴ
「ビストロランタン」のロゴ

■小杉ビルディング1階路面の「BALSA BALSA」
小杉ビルディング1階路面の「BALSABALSA」

なお、小杉ビルディング1階路面には、昨年オープンのスパニッシュバル「BALSA BALSA」も営業をしています。

こちらは暖かくなってから、路面のカウンター席も使われるようになりました。


続いて、オープン後の「クレフ武蔵小杉店」も見てみましょう。

■府中街道の「PrimaSK武蔵小杉」2階の「クレフ」
府中街道沿い「PrimaSK武蔵小杉」 

府中街道の「PrimaSK武蔵小杉」2階の「クレフ」
 
「クレフ武蔵小杉店」は、府中街道沿いの「PrimaSK武蔵小杉」2階に6月22日にオープンしました。

こちらは「ビストロランタン」とはうってかわって落ち着いた雰囲気のお店です。
元々は溝の口のお店で、今回武蔵小杉に進出しました。

■ホットペッパーグルメ クレフ武蔵小杉店
http://www.hotpepper.jp/strJ001119541/

ホットペッパーグルメのページを参照すると、「クレフ武蔵小杉店」では250種類以上のワインがセラーに揃っているそうです。

こちらもソムリエのお勧めが楽しみなお店です。

■ワイン樽の看板
ワイン樽の看板

「クレフ武蔵小杉店」の外壁には、ワイン樽の看板がライトアップされていました。

府中街道沿いのビル2階にあって目立つお店とはいえませんが、これは一見して「ワインのお店」だということがわかりますね。

駅前でたいへん賑やかだったオープン初日の「ビストロランタン」に比べて、こちらはロケーションが違うこともあってか、今日は静かなものでした。

ただお店の雰囲気自体がしっとりとワインを楽しむ感じですので、「クレフ」はそれで良いのかもしれません。


このようなわけで、武蔵小杉にほぼ同時に2店舗、新しい「ソムリエが勧めるワインのお店」が登場しました。
それぞれにタイプも違いますので、また選択肢が増えて良いと思います。

ワイン愛好家の皆様、いかがでしょうか。

【関連リンク】
(小杉ビルディング関連)
日本商業施設株式会社 実績紹介
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北部地区
2013/1/29エントリ 小杉ビルディングをドン・キホーテグループの日本商業施設が取得
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2014/12/19エントリ 小杉ビルディングのスパニッシュバル「BALSA BALSA」のパスタランチと、「ガスト」12月26日オープン準備中
2014/12/30エントリ 小杉ビルディングの「ガスト」が本日グランドオープン、旧ドコモショップ跡地は2分割に
2015/1/31エントリ 小杉ビルディング1階に「マツモトキヨシ」が出店決定、既存の「武蔵小杉店」が移転へ
2015/2/11エントリ 小杉ビルディング1階・マツモトキヨシ隣に「auショップ武蔵小杉北口」が2月27日移転オープン
2015/2/27エントリ 本日「東急ストア新丸子店」リニューアルオープン、「auショップ武蔵小杉北口」移転オープン
2015/5/2エントリ 小杉ビルディングに「マツモトキヨシ武蔵小杉駅北口店」がオープン、処方箋受付を4月1日開始

 (Clef関連)
2015/4/29エントリ 府中街道沿い「Prima SK武蔵小杉」に創作料理とソムリエが選ぶワインのお店「Clef」が2015年6月下旬オープンへ

(両店舗共通)
2015/6/2エントリ 武蔵小杉でソムリエ対決。小杉ビルディングに6月下旬出店のフレンチ「ビストロランタン」と、溝の口から7月出店「クレフ」

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2015年
06月28日

六本木発・ベルギービールのフレンチビストロ「ベル・オーブ」が2015年11月下旬武蔵小杉出店決定、豊洲店に続きタワーマンションの街へ

【Reporter:はつしも】

六本木発・ベルギービールのフレンチビストロ「ベル・オーブ」が、2015年11月下旬頃に武蔵小杉に出店することを決定しました。

同店はベルギーの醸造家からベルギービールの直輸入を行っており、既存店では約50種類を楽しむことができます。
店舗名は仮称であり、既存の「ベル・オーブ」になるのか、または新ブランドになるのかはまだ未決定です。

■ベル・オーブ ウェブサイト
http://www.belgaube.jp/
■ベル・オーブ ブログ 武蔵小杉のみなさんこんにちは。
http://blog.belgaube.com/post/121996974214
 
■「(仮称)ベル・オーブ武蔵小杉店」のイメージパース
「(仮称)ベルオーブ武蔵小杉店」のイメージパース

「(仮称)ベルオーブ武蔵小杉店」のイメージパース

「ベル・オーブ」は、株式会社M's kitchenによるベルギービールのビストロです。
同社は「ベル・オーブ」を六本木、ららぽーと豊洲、東京芸術劇場(池袋)に出店しているほか、別ブランド「デリリウム」(銀座、霞が関東京倶楽部、赤坂Bizタワー)など合計8店舗を展開しています。

同社は1号店である「ベル・オーブ六本木店」をはじめとして、その後基本的には都心のプレミア感の高いロケーションに各ブランドを出店させてきました。
その中で2号店「ベル・オーブ豊洲店」が、唯一新興住宅街に出店しています。

前掲のベル・オーブのブログにおける武蔵小杉出店挨拶を参照すると、「豊洲店」が「武蔵小杉出店」決定のベースになったということが説明されています。

六本木や銀座など都心の店舗ですと当然ながら来客層はさまざまな場所から集まってきた人になるわけですが、豊洲の場合は近隣のタワーマンションの住民の割合が高くなります。

豊洲にお住まいのさまざまなご家族との交流もあり、現在もタワーマンションのパーティールームでのパーティーを開催するなど、奥様方と仲良くされているということです。

また豊洲ではニューファミリーが多く、エネルギーがある街であると記述されています。

■武蔵小杉のタワーマンション
角度を変えてみる武蔵小杉の高層ビル群

「ニューファミリーの多いタワーマンション街」という点で、武蔵小杉と豊洲は共通する部分が多くあります。

前掲の出店挨拶でも書かれている通り、「豊洲はニューファミリーが多くエネルギーのある街」「武蔵小杉のエネルギーを感じたい」ということで、「ベル・オーブ」の武蔵小杉出店は、豊洲において成功した地域密着のコンセプトを再現しようというもののようです。

メインターゲットはやはり「武蔵小杉のタワーマンションにお住まいの方」ということになるのでしょうね。

「ベル・オーブ」はベルギービールのイベントや「そうめん流し」イベントなども開催していまして、楽しそうです。



なお、オープン時期は2015年11月下旬予定と告知されていますが、出店場所はまだあきらかになっていません。

同店のこれまでの出店場所に相当するような場所というと、武蔵小杉では「グランツリー武蔵小杉」くらいなのですが、「(仮称)ベル・オーブ」は24時を超過した深夜営業を想定しているようで、この点がややマッチしません。
(ららぽーと豊洲では通常は23時、週末のみ深夜営業をしており、同様のアレンジが絶対にないとはいえませんが)

前掲のコンセプトからすると、同店としてはタワーマンション側のロケーションを想定しているのでは、とも思いますが、西側既存市街地の路面という可能性もあるものかどうか、現段階ではよくわかりません。

このあたりはまたわかることがあれば、お伝えしたいと思います。

【関連リンク】
M's Kitchen ウェブサイト
ベル・オーブ Facebookページ

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2015年
06月27日

等々力陸上競技場近くの小鳥がまとった、川崎フロンターレ・松本山雅カラーの手編み服

【Reporter:はつしも】

等々力陸上競技場の「フロンターレロード」近くに、小鳥の装飾がついた車止めがありました。
川崎フロンターレが松本山雅を迎えたホームゲーム開催日、その小鳥たちが両チームのユニフォームカラーの手編み服をまとっていました。

■フロンターレロード近くの車止め
フロンターレロード近くの車止め

府中街道から等々力陸上競技場に向かう場合、川崎市公文書館・サイゼリヤの間を抜けてフロンターレロードに出るのがポピュラーなルートのひとつになっています。
フロンターレロードの前には横断歩道がありまして、ここに今回ご紹介する車止めが設置されています。

■株式会社サンポール 製品開発ヒストリー ピコリーノができるまで
http://www.sunpole.co.jp/stories/2015/01/picolino01.php

この車止めは株式会社サンポールによる「ピコリーノ」という商品で、効率性をこえた同社のこだわりが込められています。
その小鳥たちに、ご覧の通り手編みの服が着せられていました。

■フロンターレカラーの手編み服をまとった小鳥たち
フロンターレカラーの手編み服をまとった小鳥たち

こちらはフロンターレカラーの服をまとった小鳥たちです。
車止め「ピコリーノ」ひとつに、4羽の小鳥が仲良く並んでいました。

■松本山雅カラーの手編み服も
松本山雅カラーの手編み服も

そして別の車止めには、当日の対戦相手、松本山雅カラーの手編み服を着た小鳥も1羽いました。

※6月27日追記
フロンターレのゴールキーパーの色ではないか、という解釈もあるようです。確かにそうかもしれませんね。
 
■等々力まで応援にいらした松本山雅サポーターの皆さん
等々力まで応援にいらした松本山雅サポーターの皆さん

「松本山雅カラー」といってもすぐにわからない方が多いかと思いますが、ご覧の通り深い緑色がチームカラーになっています。

この日は川崎フロンターレと、今季よりJ1に昇格した松本山雅の初対戦でした。
松本市から武蔵小杉は決して交通の便が良いとはいえませんが、等々力陸上競技場に約5,000人もの松本山雅サポーターが来場したということです。

■川崎フロンターレ ゲーム記録 2015/J1リーグ 第16節 vs.松本山雅FC
http://www.frontale.co.jp/goto_game/2015/j_league1/16.html

フロンターレの発表によれば当日の来場者数が21,490人ですから、普段のホームゲームと比べても相当ビジターの割合が高い結果になりました。
そんな松本山雅サポーターをフロンターレサポーターが温かく迎えることで、各所でサポーター同士の交流が生まれたようです。

■本とラジオと自転車と 【川崎フロンターレ】歓迎松本山雅サポ!等々力へようこそ~2015年1st.第16節vs松本@等々力
(前編)
http://kon-kon-chiki.cocolog-nifty.com/blog/2015/06/20151st16vs-142.html
(後編)
http://kon-kon-chiki.cocolog-nifty.com/blog/2015/06/220151st16vs-83.html

なお、車止めにあった小鳥たちの服は、松本山雅戦当日のみ着せられていたもので、翌日はすでにありませんでした。
 
■当日のみとなったチームカラーの小鳥たち
当日のみとなったチームカラーの小鳥たち



ところで、この車止め「ピコリーノ」に服を着せる仕掛けは、実は今回の等々力がオリジナルというわけではありません。
以前から江ノ島駅の「江ノ電すずめ」が話題になっています。

■はまれぽ.com 江ノ島駅前のすずめ達、だれが衣替えをしているの?
http://hamarepo.com/story.php?story_id=1142

江ノ島駅前も同じ「ピコリーノ」がありまして、もう15年以上前から、駅売店に勤めていた女性が季節ごとにさまざまな手編みの服を小鳥たちに着せていたのだとか。
そのかわいらしさがたいへん人気を集め、江ノ島電鉄から感謝状が贈呈されたこともあります。

すでに店員さんは退職されていますが、現在も引き継がれているそうです。

等々力陸上競技場の小鳥たちも、おそらくはこれに発想を得たものと思われます。
ひょっとしたら「江ノ電すずめ」のように、また別の服を着た姿を見ることができるかもしれませんね。

【関連リンク】
川崎フロンターレ ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園情報 等々力緑地
武蔵小杉ブログ 川崎フロンターレカテゴリ記事

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2015年
06月26日

市ノ坪の工場跡地で、伊藤忠都市開発が391戸の大規模学生寮を2017年オープンへ

【Reporter:はつしも】

市ノ坪の工場跡地に、伊藤忠都市開発が7階建て・391戸の大規模な学生寮を建設することがわかりました。
同地区はかつては大小の工場が集まっていましたが、近年次々と住宅・公園・保育所・店舗等に転換が進んでいます。

■フィットケアデポ市ノ坪店と、伊藤忠都市開発の学生寮建設予定地(奥)
フィットケアデポ市ノ坪店と、伊藤忠都市開発の学生寮建設予定地(奥)

■伊藤忠都市開発の「(仮称)武蔵小杉学生寮プロジェクト」の事業計画のお知らせ
伊藤忠都市開発の「(仮称)武蔵小杉学生寮プロジェクト」の事業計画のお知らせ

伊藤忠都市開発の学生寮が建設されるのは、「フィットケアデポ市ノ坪店」の隣接です。
現地には「事業計画のお知らせ」が公示され、約3,419㎡の土地に7階建て・391戸の学生寮を建設する計画であることがわかります。

着工は2015年11月1日、完成は2017年3月31日を予定しています。

ここには「ヱビス」「富士合成」「東信化工」の工場がありましたが、いずれもすでに横浜市等に移転をしています。
工場移転により、まとまった土地が活用できるようになったものです。

この区画の開発計画はすんなり決まったわけではなく、これまでに下記のように変遷してきました。

■学生寮予定地の開発計画の変遷
(1)「ヱビス」の本社建て替え及び工場移転を行い、新本社1階に「フィットケアデポ」がオープン
  ↓
(2)「ヱビス」の工場跡地で、興建による一戸建て分譲住宅地「アルステージ武蔵小杉」の募集がスタート
  ↓
(3)「アルステージ武蔵小杉」の募集が中止
  ↓
(4)「ヱビス」の工場跡地に明和地所のマンション計画が公示
  ↓
(5)明和地所のマンション計画が中止
  ↓
(6)隣接地の「富士合成」「東信化工」の工場が移転
  ↓
(7)「ヱビス」「富士合成」「東信化工」の工場跡地を一体化して伊藤忠都市開発が学生寮建設を計画


もともとは寝具メーカー「ヱビス」の工場跡地だけだったものが、最終的には隣接の「富士合成」「東信化工」の敷地も巻き込んだより大きな開発になりました。
計画が大きくなるにつれて、事業者も地元中小企業の「興建」から「明和地所」を経て今回の「伊藤忠都市開発」と、企業規模が大きくなってきています。

■富士合成・東信化工の工場が移転した跡地
富士合成・東信化工の工場が移転した跡地

現在では、すでに富士合成・東信化工の工場は更地になっています。
写真右側は、ケーヒン川崎工場の跡地に建設された「クレストフォルム武蔵小杉ブライトコート」です。

工場街だった風景が、大きく変わっています。
ここで、当該地区周辺のマップを見てみましょう。

■周辺地区のマップ
周辺地区のマップ

前述の通り、この地区は以前から大小の工場が集まった工業地帯でした。
新幹線と横須賀線、府中街道に挟まれた三角地帯であり、駅からも距離があることからもともとは工場の立地のほうが適していたのでしょう。

しかしながら武蔵小杉の再開発が進み、当該地区寄りに横須賀線・湘南新宿ラインの新駅が開業したことが大きな契機となりました。

工場にとっては都市化が進むことはさしてメリットがない一方で、値上がりした土地を売却すればより充実した設備を郊外に作ることができます。
デベロッパーにとっては駅までの所要時間が短縮し、「武蔵小杉」というバリューを活かして、以前よりも住宅を売りやすい環境になったのです。

結果として、ここ数年の間だけで、「ケーヒン」「ヱビス」「富士合成」「東信化工」4社の工場が移転しました。
これに加えて「島忠市ノ坪店」の閉店もあり、それらの跡地が転換されていったわけです。

■東信化工やケーヒンの工場が稼働していた頃の当該地区
東信化工やケーヒンの工場が稼働していた頃の当該地区

上記写真は、ケーヒンの工場(左)や東信化工(右)の工場が稼働していた頃のものです。
今回移転したのが、右手の東信化工・富士合成の工場です。

■ケーヒン川崎工場が住宅や公園、マンションに
ケーヒン川崎工場が戸建てやマンション、公園に

続いて2011年にケーヒン川崎工場が移転し、その跡地が戸建て住宅、街区公園「市ノ坪広町公園」、分譲マンション「クレストフォルム武蔵小杉ブライトコート」になりました。

■富士合成・東信化工の工場(右)が移転
富士合成・東信化工の工場が移転

そしてこちらが現在の風景です。
右手の富士合成・東信化工の工場が移転しました。

この手前がフィットケアデポで、工場が移転した空き地が学生寮になるわけですから、かつての工場街の風景からはすっかり変わってきましたね。

■現在も残る「三喜工業」
現在も残る三喜工業

■「第一金型工業」と「協和エンジニヤリング」
「第一金型工業」と「協和エンジニヤリング」

工場が移転していく中にあって、学生寮予定地の隣では、「三喜工業」「第一金型工業」「協和エンジニヤリング」の工場が残っています。
この地区は都市計画上の用途は今でも「工業地域」であり、今後も住宅・工業が混在しつつその姿を変えていくのでしょう。

■追い風が吹く「フィットケアデポ市ノ坪店」
追い風が吹く「フィットケアデポ市ノ坪店」

なお、ヱビス本社1階に出店した「フィットケアデポ市ノ坪店」は、目立たない場所にあることもあってかお客さんの姿が少なく、採算がやや心配な状態でした。
ところが今回隣に391戸の学生寮が出現することになり、これは同店にとって追い風になりそうです。

従来は線路際の工場だったものが、突然400人近い20歳前後の学生たちが出入りするわけですから、雰囲気も変わりますね。

■伊藤忠グループの学生会館 TOKYO student-house
http://www.itochu-gakuseikaikan.com/

今回の「(仮称)武蔵小杉学生寮プロジェクト」の具体的な形態はわかりませんが、伊藤忠グループでは伊藤忠アーバンコミュニティで学生会館の運営事業を展開しています。
こういった特定の学校に限定しない事業なのか、あるいは特定の学校からの委託を受けた事業なのか、詳細は不明です。

一般論としては、特定の学校が対象なのであれば、もうすこし対象キャンパスへの便がよい場所になるような気がいたしますね。
武蔵小杉であれば、さまざまなキャンパスに対応しやすいというメリットもありますが、これは未確認事項としてご理解ください。

■中丸子ビル跡地のマンション開発
中丸子ビル跡地のマンション開発

中丸子ビル跡地のマンション開発

また、学生寮予定地から武蔵小杉新駅に向かう途中の「御幸踏切」前でも、「中丸子ビル」の跡地に6階建て・185戸のマンションが着工していました。

■武蔵小杉再開発「中丸子地区」
武蔵小杉再開発「中丸子地区」

さらに武蔵小杉新駅前まで北上すると、「ナイスシティアリーナ武蔵小杉」や「プラウド武蔵小杉グリーンフロント」、「野村不動産武蔵小杉ビル」、「シティハウス武蔵小杉」があります。
これらも「不二サッシ」や「平山ファインテクノ」の工場跡地などに立地したものです。

市ノ坪から中丸子あたりを歩いていくと、武蔵小杉駅前で大規模再開発が進んでいくのと並行して、その周辺部でも工場からの土地利用転換が進んでいることがよくわかります。

【関連リンク】
株式会社ヱビス ウェブサイト
株式会社カメガヤウェブサイト フィットケアデポ
2008/9/7エントリ 島忠市ノ坪店閉店
2009/5/21エントリ 島忠市ノ坪店跡地をゴールドクレストが買収
2010/9/7エントリ 島忠市ノ坪店跡地のゴールドクレストマンション計画と、ケーヒン川崎工場閉鎖
2011/7/29エントリ 市ノ坪のケーヒン川崎工場跡地にゴールドクレストがマンション建設、島忠跡地と連続開発へ
2011! /12/5エントリ ケーヒン川崎工場解体完了と、ゴールドクレストのマンション計画公示
2013/1/28エントリ ケーヒン川崎工場跡地「クレストフォルム武蔵小杉ブライトコート」の提供公園
2013/4/17エントリ クレストフォルム武蔵小杉ブライトコート竣工、「市ノ坪広町公園」供用開始
2013/7/2エントリ 市ノ坪でJR東海社宅が解体、寝具メーカー・ヱビス本社が建て替え
2013/8/13エントリ ケーヒン川崎工場跡地に「(仮称)小杉もりのこ保育院・・」2014年春開園へ
2014/2/1エントリ 府中街道沿い「フィットケアデポ市ノ坪店」が2014年5月下旬オープンへ
2015/2/9 エントリ 市ノ坪で進む、土地利用転換。「フィットケアデポ市ノ坪店」と、株式会社ヱビスの寝具直販店舗「futon house ebisu」

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2015年
06月25日

フーディアム武蔵小杉の新ベーカリー「ラボンテ」登場と、「宝くじ売り場」「横浜銀行ATM」の閉鎖

【Reporter:はつしも】

フーディアム武蔵小杉の「ラ・セゾン・デ・パン」跡地に、ダイエー系列のベーカリー「ラボンテ」が2015年5月にオープンしました。

■フーディアム武蔵小杉のエントランス
フーディアム武蔵小杉のエントランス

「ラボンテ」がオープンした区画は、フーディアム武蔵小杉のメインエントランス側にあります。
外側から同店の照明が輝いているのが見えまして、フーディアムの中では比較的目につきやすい場所といえます。

■「ラボンテ」の外観
「ラボンテ」の外観

■「ラボンテ」の店内
「ラボンテ」の店内

フーディアム武蔵小杉のこの区画では、2008年5月の開業から2015年4月にかけて「ラ・セゾン・デ・パン」が営業をしていました。
同店はその後都立大学やセンター南で事業展開することとなり、既存の武蔵小杉店を閉店させる決断をしました。

そこで、ダイエーが自社系列の店舗で穴埋めをする格好になったものです。

同業種の店舗入れ替えのため居抜き(旧店舗の設備を活かして低コストで出店すること)でのオープンも可能だったかもしれませんが、「ラボンテ」はきちんと店舗デザインを作り変えています。

■ドリンクコーナー
ドリンクコーナー

ひとつ「ラ・セゾン・デ・パン」と大きく異なるのは、前掲写真の通り客席が大幅に拡張されたことでしょう。
客席にはドリンクコーナーが設置され、購入したパンを食べることができるようになっています。

■「ラ・ボンテ」のドーナツ「オールドチョコファッション」(税込129円)
オールドチョコファッション(129円)

■「ラ・ボンテ」のデニッシュ「ベリーベリー」(248円)
デニッシュ「ベリーベリー」(248円)

「ラボンテ」には定番のカレーパンなどに加えて、ドーナツやデニッシュなどのスイーツ系パンの比率が高いように思いました。

ダイエーのパン屋さんですので高い期待をするものではないと思いますが、スーパーにベーカリーがないというのはやはり困りますし、まずは良かったのではないかと思います。

■宝くじ売り場の跡地
宝くじ売り場の跡地

一方、フーディアム武蔵小杉にはなくなっていくものもあります。
まずは1階エスカレーター脇の宝くじ売り場が閉店し、休憩スペースになっていました。

宝くじ売り場はそれほど集客をしていなかったように見えましたので、このような活用の方が利用者としては良いのかもしれません。

■6月30日閉鎖の横浜銀行ATM
6月30日閉鎖の横浜銀行ATM 

6月30日閉鎖の横浜銀行ATM

続いてこちらは、1階の横浜銀行ATMです。
現地において、6月30日にATMを閉鎖する旨の告知が出ています。

今後はグランツリー武蔵小杉のATMが最寄りとして案内されています。
こちらのATMに利用者が流れたことも、閉鎖の一因かもしれませんね。

■フーディアム武蔵小杉のこれまでの店舗入れ替わり
▼55ステーション(2009年3月閉店)⇒ぷらちなはーと(2012年12月閉店)⇒ジュエリープラザ(2014年3月頃閉店)⇒クツショウテン(2014年6月29日閉店)⇒保険見直し本舗増床
▼パリミキ(2009年9月閉店)⇒現・フィットネス用品売り場
▼アイシティ(2010年3月閉店)⇒現・ストレッチファクトリー
▼柿安口福堂(2011年1月閉店)⇒さざれ(2011年12月閉店)⇒幸せの黄金鯛焼き(2013年1月閉店)⇒千花いただきや(2014年1月閉店)⇒店舗区画撤去
▼Fare(2014年5月14日閉店)⇒現・Gaba(2014年9月1日開店)およびBlanc、QBハウス(2014年11月29日開店)
▼日本一(2014年5月20日閉店)⇒現・D's Selection(2014年7月12日開店)
▼広東菜館(2015年1月閉店)
▼宝くじ売り場(2015年閉店)
▼ラ・セゾン・デ・パン(2015年4月20日移転)⇒ラ・ボンテ(2015年5月開店)
▼横浜銀行ATM(2015年6月30日閉鎖予定)
▼飯野眼科(2015年9月移転予定)

またここで、フーディアム武蔵小杉の店舗の入れ替わりをまとめておきます。
今後は2階のクリニック「飯野眼科」が9月に移転を予定しており、その後釜店舗も検討されていることでしょう。

イオンによるダイエー再建の流れの中で、フーディアム武蔵小杉の売り場はまた変わっていく部分がありそうです。

【関連リンク】
ダイエー 企業情報 グループ企業紹介 株式会社ボンテ
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:スーパーマーケット foodium武蔵小杉
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区 D・E地区

 (ラ・セゾン・デ・パン関連)
ラ・セゾン・デ・パン ウェブサイト
2008/6/4エントリ ブーランジュリー・ラ・セゾン・デ・パンのスイーツ
2008/11/3エントリ foodiumにカフェ登場? ラ・セゾン・デ・パンのイートイン

(フーディアム武蔵小杉関連)
2008/5/24エントリ フーディアム武蔵小杉本日オープン
2008/7/25エントリ フーディアム武蔵小杉に関するアンケート結果
2009/3/17エントリ フーディアム武蔵小杉の55ステーションが閉店
2009/3/13エントリ 「武蔵小杉に関するアンケート」集計結果レポート
2009/8/31エントリ フーディアム武蔵小杉2階、パリミキ9月23日閉店
2009/10/1エントリ フーディアム武蔵小杉のパリミキ跡地に催事場オープン
2010/5/14エントリ フーディアム武蔵小杉2階のアイシティが2010年7月31日閉店
2010/6/23エントリ 貴金属修理・買取「ぷらちなはーと」がフーディアム武蔵小杉2階にオープン
2011/12/18エントリ フーディアム武蔵小杉の薄皮たい焼き「さざれ」が本日閉店
2012/1/18エントリ フーディアム武蔵小杉に「幸せの黄金鯛焼き」が本日オープン
2013/5/9エントリ フーディアム武蔵小杉にたこ焼き・お好み焼き店「ITADAKIYA(いただきや)千花」が2013年5月13日(月)オープンへ
2014/2/11エントリ フーディアム武蔵小杉のたこ焼き・お好み焼き店「千花いただきや」が閉店
2014/4/14エントリ フーディアム武蔵小杉2階「ジュエリープラザ」閉店、跡地に「クツショウテン」がオープン
2014/5/24エントリ フーディアム武蔵小杉の美容室「Fare」、惣菜店「日本一」が2014年5月に連続閉店
2014/6/27エントリ フーディアム武蔵小杉の「クツショウテン」が6月29日(日)閉店、3か月足らずで営業終了に
2014/8/4エントリ フーディアム武蔵小杉2階に「Gabaマンツーマン英会話」が2014年9月1日(月)オープンへ
2014/9/26エントリ フーディアム武蔵小杉の「保険見直し本舗」が増床リニューアル、「Fare」跡地は「Gaba」と新店舗で2分割
2014/10/11エントリ フーディアム武蔵小杉2階に「Eyelash Salon Blanc」が2014年11月29日(土)オープンへ
2014/11/19エントリ 本日「ライフ宮内二丁目店」グランドオープン、「フーディアム武蔵小杉」売場改装オープン
2015/2/15エントリ フーディアム武蔵小杉の中華惣菜店「広東菜館」が、運営会社自己破産のために閉店
2015/4/10エントリ 旧増田屋ビル1階に「トモズ」の調剤薬局が出店、隣接の「トモズ武蔵小杉店」と併存へ

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2015年
06月24日

ふたたび、「武蔵小杉駅からのお願いです。」よんれつ通路で「スマホ君」がスマホ歩き禁止を呼びかけ中

【Reporter:はつしも】

JR武蔵小杉駅の連絡通路に、新作が登場しました。
歩きスマホが癖になっている「スマホ君」です。

JR武蔵小杉駅では、ホームなどでの危険な歩きスマホをやめるよう呼びかけています。

■JR武蔵小杉駅の連絡通路
JR武蔵小杉駅の連絡通路

JR武蔵小杉駅には、南武線と横須賀線の間をつなぐ長い連絡通路があります。
同駅ではこのスペースを利用して、駅員さんの手作りによるマナー呼びかけや旅行キャンペーンなどを展開してきました。

その中で全国的に有名になった「よんれつ」をはじめとして、「ふるさと」「SS君」「Suica君」「カタツムリ君」「多摩川梨くん」などのオリジナルキャラクターが生み出されてきました。


■「武蔵小杉駅からのお願いです」
「武蔵小杉駅からのお願いです」 

今回は、一番最初の「よんれつ」以来となる「武蔵小杉駅からのお願いです」のフレーズから始
まりました。

■「歩きながらのスマートフォンの操作は危険です。」
「歩きながらのスマートフォンの操作は危険です。」 

■「前を向いて歩きましょう。」
「前を見て歩きましょう。」

「歩きながらのスマートフォンの操作は危険です。」
「前を見て歩きましょう。」

今回はこのメッセージを、お伝えします。

■スマホ君登場
スマホ君登場

スマホ君登場

スマホ君登場

スマホ君登場

そして画面の下からぐぐぐっっと「スマホ君」が登場です。
視線はもちろん手元のスマホに。

胸の「M」の字は、「武蔵小杉」の「M」でしょうか?

■ホームの向こうからスマホ君が…
ホームの向こうからスマホ君が… 

ホームの向こうからスマホ君が…

ホームの向こうからスマホ君が…

ホームの向こうからスマホ君がスマホ歩きをしてきまして、ふらふらと線路側に寄って行ってしまいます。

■危ない!
危ない! 

■「前を見て歩きましょう」
危ない!

危ないですね。
前を見て歩きましょう。

■また向こうからスマホ君が…
またスマホ君が向こうから… 

またスマホ君が向こうから…

またスマホ君が向こうから…

またスマホ君が向こうから…

またスマホ君が向こうから歩いてきまして、
…危ない!

■「前を見て歩きましょう」


…ぬりかべさんにぶつかってしまいました。
前を見て歩きましょう。

■「歩きながらのスマートフォンの操作は危険です。」
「歩きながらのスマートフォンの操作は危険です。」

■「前を見て歩きましょう。」
「前を見て歩きましょう。」

大切なことは、また繰り返します。
歩きながらのスマートフォンの操作は危険なので、前を見て歩きましょう。

■スマホ君が前を横切って…
スマホ君が前を横切って… 

スマホ君が前を横切って…

スマホ君が前を横切って…

スマホ君が前を横切って…

今度はスマホ君が前を横切って、ふとこちらに気づきました。

■「前を見て歩きましょう。」
「前を見て歩きましょう。」

ここでもう1回カットイン。
「前を見て歩きましょう。」

■前方にモグラ穴が!
前方にモグラ穴が! 

前方にモグラ穴が!

そしてまたまたスマホ君がスマホ歩きで近づいてくるのですが、
今度は前方にモグラ穴が。

■危ない!
危ない!

危ない!

案の定、モグラ穴に落ちてしまいました。

このとき、スマホが宙を飛んで…

■スマホが、壊れてしまいました
スマホが、壊れてしまいました

大切なスマホが、壊れてしまいました。
画面が割れている方、結構いらっしゃいますよね。

■「歩きながらのスマートフォンの操作は危険です。」
「歩きながらのスマートフォンの操作は危険です。」

■「前を見て歩きましょう。」
「前を見て歩きましょう。」

最後にもう1回、繰り返します。
「歩きながらのスマートフォンの操作は危険です。」
「前を見て歩きましょう。」

反省したスマホ君と、モグラ君からのお願いです。

■「この先もお気をつけて」
「この先もお気をつけて」 

この先もお気をつけて。

スマホ君とは、ここでお別れです。

【関連リンク】
2012/8/22エントリ 「武蔵小杉駅からのお願いです。」
2012/8/29エントリ 2012年9月6日発売「武蔵小杉Walker」にJR武蔵小杉駅の「よんれつ」掲載決定
2012/9/5エントリ 9月6日(木)発売「武蔵小杉Walker」前日早読みレポート、「よんれつ」無事掲載
2012/10/2エントリ JR武蔵小杉駅のみどりの窓口に、動く「よんれつ」が再登場
2012/11/28エントリ 武蔵小杉駅から「よんれつ」で、「ふるさと」へ帰ろう
2012/12/11エントリ JR武蔵小杉駅の「よんれつ」新作、「ふるさと」が大幅拡張
2013/4/22エントリ JR武蔵小杉駅に「よんれつ」後継「SS君」投入、湘南新宿ラインの魅力をご紹介
2013/9/26エントリ JR武蔵小杉駅が連絡通路で「秋田デスティネーションキャンペーン」を展開
2013/11/15エントリ JR武蔵小杉駅のカタツムリ君が、時速4kmのゆっくり歩行を呼びかけ中
2013/12/15エントリ JR湘南新宿ライン「速いぞ!」に対抗、東急東横線「速い、だけじゃない。」
2014/3/4エントリ JR武蔵小杉駅が新キャラクター「Suica君」を投入、定期券の早期購入を呼びかけ中
2014/3/10エントリ JR武蔵小杉駅が新キャラクター「Suica君」を連絡通路に全面投入、定期券の早期購入をさらに呼びかけ中
2014/6/14エントリ JR武蔵小杉駅連絡通路に山形ディスティネーションキャンペーン「きてけろくん」が登場
2014/8/6エントリ JR南武線新型車両「E233系」が2014年10月導入、新型車両で叶える「あなたの夢」募集中
2014/9/17エントリ JR武蔵小杉駅の「カタツムリ君」が南浦和駅に進出、連絡通路でゆとり歩行を呼びかけ中
2014/10/4エントリ JR南武線新型車両「E233系」本日投入、武蔵小杉駅等で記念商品販売と「懐かしの写真展」がスタート
2014/10/23エントリ 南武線エキナカで、地産地消。「多摩川梨ジャム」使用商品を販売中
2014/10/30エントリ JR武蔵小杉駅の連絡通路で新キャラクター「多摩川梨くん」が南武線新型車両「E233系」を紹介中
2015/4/19エントリ JR武蔵小杉駅の連絡通路で「ふくしまデスティネーションキャンペーン」展開、福島の歴史・自然・温泉・遊びをお勧め中
2015/4/23エントリ JR武蔵小杉駅が「ふくしまデスティネーションキャンペーン企画 列車クイズ」を開催、全問正解者に横浜支社特製クリアファイルをプレゼント

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2015年
06月23日

回転寿司チェーン「すし銚子丸武蔵小杉店」が南武沿線道路沿いに2015年7月下旬オープンへ

【Reporter:はつしも】

上丸子跨線橋近くの南武沿線道路沿いに、回転寿司店「すし銚子丸武蔵小杉店(仮称)」が2015年7月下旬以降にオープンすることがわかりました。

■南武沿線道路沿いの「すし銚子丸武蔵小杉店」オープン予定地
南武沿線道路沿いの「すし銚子丸武蔵小杉店」オープン予定地

2015年7月下旬オープンの告知
2015年7月下旬オープンの告知

「すし銚子丸」は、株式会社銚子丸が首都圏に現在86店舗を展開する回転寿司チェーンです。
千葉県を本拠とする同社は千葉県・東京都・埼玉県からネットワークを広げたため神奈川県はまだ店舗が少なく、川崎中原、宮前平、日吉、都筑、あざみ野、西橋本の6店舗があります。

同チェーンでは「店舗は劇場、スタッフは劇団員」というコンセプトを掲げていまして、商品の提供とくわえて空間の演出を重視しているのが特徴です。
そのコンセプトに沿って、店舗バックヤードは「劇団員 楽屋」などと書いてあったりします。

■「すし銚子丸武蔵小杉店」のマップ
「すし銚子丸武蔵小杉店」のマップ

「すし銚子丸武蔵小杉店」のオープン予定地は、武蔵小杉駅から南武沿線道路を向河原方面に進み、上丸子跨線橋と新幹線のガード下をくぐった先にありました。
ここは従来は土地の大部分が駐車場として運用されていた場所です。

■建設中の建物
建設中の建物

武蔵小杉店の建物は、まだ建設中です。
見たところ基本は1階建て、一部2階部分があるようです。

■「すし銚子丸武蔵小杉店」の駐車場スペース
「すし銚子丸武蔵小杉店」の駐車場スペース

「すし銚子丸」は郊外型のチェーン店で、通常は駅から少し離れたロードサイドに駐車場付きで出店する形態が一般的です。
「すし銚子丸が武蔵小杉に出店する」という情報をキャッチしたとき、最初に思ったのは「そんなに駐車場を確保できる場所があったかしら」ということでした。

今回判明した敷地には、ある程度の駐車場スペースが確保できそうです。



■2013年12月5日オープン「すし銚子丸川崎中原店」
2013年12月5日オープン「すし銚子丸川崎中原店」オープン

すし銚子丸川崎中原店

■すし銚子丸 神奈川県内店舗一覧
http://choushimaru.co.jp/shop/index.html#kawasakinakahara

さて、「すし銚子丸」の、最寄りの既存店もちょっと見てみましょう。

川崎市内の2店舗のうち、「川崎中原店」はまだ新しく、2013年12月5日にオープンしています。
同店は中原街道のちょうど中原区と高津区の境にありまして、建物のそばには江川せせらぎ遊歩道が流れています。

やはり郊外のロードサイド店舗らしく、「武蔵小杉店」よりも店舗前の駐車場スペースが広いのが特徴です。



■グランツリー武蔵小杉の「回し寿司 活美登利」
グランツリー武蔵小杉の「回し寿司 活美登利」

武蔵小杉駅近くでは、かつて「すし銚子丸武蔵小杉店」よりももう少し武蔵小杉北口寄りに「びっくり寿司」がありましたがすでに閉店しています。
その後しばらく回転寿司店がなかったのですが、2013年には武蔵小杉東急スクエアの「MARUKAMI」、2014年にはグランツリー武蔵小杉に「回し寿司 活美登利」がオープンしました。

特に「活美登利」は、いまだに行列ができる人気ぶりで、2015/1/24エントリでご紹介いたしました。

そこに今度は郊外型店舗「すし銚子丸」が参戦することで、また選択肢が増えますね。

車でさっと入れるのが便利、という方もいらっしゃることと思いますし、駅からの距離も徒歩圏内にあります。

なお、現地の告知にもあるように「武蔵小杉店」は7月下旬オープンを予定していますが、多少変動することもあるかもしれません。
あらかじめご承知ください。

【関連リンク】
銚子丸 ウェブサイト
2015/1/24エントリ グランツリー武蔵小杉の人気店「回し寿司 活美登利」レポート

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2015年
06月22日

「デイリーヤマザキ川崎中原区役所前店」本日オープン、「セブンイレブン川崎中原区役所前店」本日着工・7月31日オープンへ

【Reporter:はつしも】

本日2015年6月22日(月)、「デイリーヤマザキ川崎中原区役所前店」がオープンしました。

また同日、NTT東日本川崎北事業所ビルの「セブンイレブン川崎中原区役所前店」の内装工事が着工しました。
「セブンイレブン川崎中原区役所前店」のオープン日は、7月31日(金)を予定しています。

■中原区役所と「デイリーヤマザキ川崎中原区役所前店」
中原区役所と「デイリーヤマザキ川崎中原区役所前店」

■オープン日の「デイリーヤマザキ川崎中原区役所前店」
オープン日の「デイリーヤマザキ川崎中原区役所前店」

「デイリーヤマザキ川崎中原区役所前店」は、中原区役所前の南武線高架下にあります。
ここには1959年創業の老舗「こんどう画材店」がありましたが、2014年11月末をもって閉店し、その跡地にデイリーヤマザキが出店する形になりました。

■焼き立てパン
焼き立てパン

外壁の表示にもある通り、「デイリーヤマザキ川崎中原区役所前店」では焼き立てパンの提供を行っています。
これはデイリーヤマザキがひとつの「売り」としているものですね。

その他同店ではアルコール、たばこの販売も行っています。

■デイリーヤマザキ川崎中原区役所前店 Twitterアカウント
https://twitter.com/DY_nakahara

同店はオープンにあたって、Twitterアカウントを開設しています。
こちらでセール情報などが告知されていますので、ご関心ある方は参照くださいませ。

■「デイリーヤマザキ川崎中原区役所前店」の駐車場
「デイリーヤマザキ川崎中原区役所前店」の駐車場

また同店には、高架下に駐車場が用意されています。
三角形に近い土地の形状の都合から一部軽自動車用を含みますが、府中街道沿いの店舗としては重要なポイントではないでしょうか。

■ヤマザキのパントラック
ヤマザキのパントラック

オープンして間もない時間帯、お店の前にはヤマザキのパントラックが停まっていました。
このトラックのデザインは昔からおなじみで、「トミカ」でも商品化されています。

オープン日の本日は、少し離れた「餃子の王将武蔵小杉店」前あたりでも、同店の宣伝ティッシュが配られていました。
そのあたりまで来るとセントア武蔵小杉の「gooz武蔵小杉店」がありますので、デイリーヤマザキとしては重要な競合ポイントになります。

■セントア武蔵小杉の「gooz武蔵小杉店」
セントア武蔵小杉の「gooz武蔵小杉店」

■小杉御殿町交差点の「ローソン武蔵小杉店」
小杉御殿町交差点の「ローソン武蔵小杉店」

オープン当初の競合は「gooz武蔵小杉店」と小杉御殿町交差点の「ローソン武蔵小杉店」ですが、これに加えて「セブンイレブン川崎中原区役所前店」が7月下旬ごろに新規オープンする予定です。
セブンイレブンの出店については、2015/6/6エントリで第一報をお伝えしておりました。

■NTT東日本川崎北の「セブンイレブン川崎中原区役所前店」オープン予定地
NTT東日本川崎北ビルの「セブンイレブン川崎中原区役所前店」

■「セブンイレブン川崎中原区役所前店」の入口
「セブンイレブン川崎中原区役所前店」の入口

「セブンイレブン川崎中原区役所前店」がオープンするのは、NTT東日本川崎北の事業所のうち府中街道に面した部分です。
府中街道側の壁面を撤去して、新たにスロープ付きの出入口が設置されています。

これまでは従来事業所として活用されていた建物を店舗用に改装する工事が進められていまして、先日当該工事が完了してセブンイレブン側に引き渡せる状態になっていました。

■「セブンイレブン川崎中原区役所前店」着工前の確認写真撮影
「セブンイレブン川崎中原区役所前店」着工前の確認写真撮影

「デイリーヤマザキ川崎中原区役所前店」がオープンした本日と奇しくも同日、「セブンイレブン川崎中原区役所前店」の内装工事が着工しました。
着工にあたっては、上記写真のように「着工前」と書いた黒板を建物の前に建て、確認用の写真撮影を行っていました。

■セブンイレブン入口そばの駐車場
セブンイレブン入口そばの駐車場

セブンイレブン入り口そばの駐車場は、従来はNTT東日本川崎北の事業所ビルに入ることができるようになっていました。
ところが先日事業所ビル前にフェンスが設置されたことで、事業所と駐車場が分離されるかたちになっていました。

これは、駐車場が店舗用として供用されるということかもしれません。

そうなりますと、コンビニエンスストアとしてはかなり大規模な駐車場が使えることになります。

セブンイレブンは店舗面積も大きいようで、このあたりは「コンビニエンスストア最大手」の横綱相撲という気がいたします。

一方、「デイリーヤマザキ川崎中原区役所前店」は日常の人通りではセブンイレブン前の府中街道を上回っていますし、信号のある交差点前というロケーションは「ちょっと立ち寄り客」を誘引しやすいメリットがあるでしょう。
にわかに激戦になってきた中原区役所周辺のコンビニエンスストア動向を、今後も見守ってみたいと思います。

■中原区役所周辺のコンビニエンスストアマップ
中原区役所周辺のコンビニエンスストアマップ

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:その他関連情報 府中街道
2015/4/28エントリ 「こんどう画材店」跡地に「デイリーヤマザキ川崎中原区役所前店」が2015年6月中旬オープンへ
2015/6/6エントリ 「セブンイレブン川崎中原区役所前店」出店決定、「デイリーヤマザキ川崎中原区役所前店」オープン日は6月22日(月)に

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2015年
06月21日

川崎フロンターレ協力「親子サッカードリーム教室」が本日開催、新井選手・小宮山選手・伊藤宏樹元選手が登場

【Reporter:はつしも】

本日、等々力陸上競技場で川崎フロンターレの「親子サッカードリーム教室」が開催されました。
2011年にご紹介して以来4年ぶりに、レポートしたいと思います。

■「親子サッカードリーム教室」
「親子サッカードリーム教室」

親子サッカードリーム教室は、川崎フロンターレの協力により中原区役所が主催するイベントです。毎年中原区内在住・在学の小学生とその保護者を対象に、500組1,000名が招待されています。

■メインスタンドでの開会式
メインスタンドでの開会式

本日は残念ながらほぼ雨天でしたが、開会式は屋根つきのメインスタンドで開催されましたので問題ありません。
中原区長のご挨拶で、親子サッカードリーム教室がスタートです。

■プロのコーチによるサッカー教室
プロのコーチによるサッカー教室

■親子でサッカー教室
親子でサッカー教室

「親子サッカードリーム教室」という名前の通り、本イベントのメインはプロのコーチによるサッカー教室です。

1年生/2~3年生/4~6年生の3グループに分かれて、時間差で等々力陸上競技場のピッチで親子参加でのサッカー教室が行われます。

今回、コーチ陣には2013年に現役引退した「ミスターフロンターレ」伊藤宏樹元選手(現・川崎フロンターレスタッフ)も加わっていました。

■等々力の芝生で転がるボール
等々力の芝生で転がるボール

サッカー教室の内容自体は「これが凄い!」というものではないと思うのですが、何より素晴らしいのは等々力陸上競技場のピッチの芝の上でプレイするサッカーです。

パスを出すと、柔らかい芝の上をボールが滑るように、スーッと転がっていきます。
これは実際にやってみると、癖になると思います。

■川崎フロンターレ お知らせ 2011Jリーグアウォーズ各賞受賞のお知らせ
http://www.frontale.co.jp/info/2011/1205_9.html

この良質の芝が評価されて、等々力陸上競技場のピッチは2011年にJリーグアウォーズ ベストピッチ賞を受賞しています。

「この芝を体験してほしい」という思いのもとに、「親子サッカードリーム教室」では多少の雨天であればピッチでのサッカー教室を決行しています。

■スタジアムツアー
スタジアムツアー

スタジアムツアー 

サッカー教室は45分間で終了ですが、それ以外の時間はスタジアム内を回れるツアーも開催されています。

ロッカールームには、フロンターレのユニフォームが多数飾られていました。
いろんなバリエーションがあったんですね。

今回のスタジアムツアーよりも、メインスタンド完成時の報道機関向け内覧会の方が範囲がずっと広かったですので、スタジアム内の模様をご覧になりたい場合は2015/3/13エントリもご参照いただくと良いと思います。

■ふろん太くん
ふろん太くん

■カブレラ
カブレラ

またスタジアム内には、イベント開催中ずっとふろん太くんとカブレラがいました。
子どもたちの要望に応えて、記念写真撮影をしていました。

■缶バッジ作り
缶バッジ作り

またメインスタンドの通路では、オリジナル缶バッジ作りもできました。
こちらもたくさんの子供たちが並んでいました。

■「ホールインワンサッカー」
 

■「イケメンDUNK」
イケメンDUNK

そして室内練習場では、サッカーアトラクションが開催されていました。
ボールを蹴ってゴルフをする「ホールインワンサッカー」と、バスケットゴールを狙う「イケメンDUNK」です。

「イケメンDUNK」は、今年の「富士通フェスティバル春まつり川崎」にも登場していましたね。
フロンターレが誇るイケメン・日本代表選手の谷口選手などがゴールになっています。

■新井選手・小宮山選手のトークショー
新井選手・小宮山選手のトークショー

そして最後は、現役の新井選手・小宮山選手によるトークショーです。
MCはサッカー教室でも登場した伊藤宏樹さんです。

選手名は事前には告知されず、登場するまでお楽しみになっていました。

■川崎フロンターレ 選手プロフィール GK30 新井章太選手
http://www.frontale.co.jp/profile/2015/mem_30.html
■川崎フロンターレ 選手プロフィール DF8 小宮山尊信選手
http://www.frontale.co.jp/profile/2015/mem_08.html 

参加者から事前に寄せられた質問を中心に両選手が答えるかたちで、質問した女の子から「好きな選手は谷口選手」(イケメンDUNKに登場)と言われた新井選手がガックリする一幕も…。

■メインスタンド後方から見守るふろん太くんとカブレラ
メインスタンド後方から見守るふろん太君とカブレラ

そんなトークショーを、メインスタンド後方からはふろん太くんとカブレラが見守っていました。

■ハイタッチで、お別れ
ハイタッチで、お別れ

トークショーが終わったら、新井選手・小宮山選手とふろん太くん、カブレラとハイタッチでお別れです。

11時から15時まで、全体で4時間のイベントでした。
途中、お弁当持参でメインスタンドで食事をすることになります。
(メインスタンドの売店も空いていますが、売り切れる可能性もあるためお弁当持参が推奨になっています)


「親子サッカードリーム教室」は、必ずしもサッカーをやっているお子さんを対象にしたものではなく、未経験でも全く問題なく参加できます。

地元チーム・フロンターレや等々力陸上競技場の恵まれたピッチに触れる機会として、気軽に参加できてよいと思いました。



■6月23日(火)開催「こすぎナイトキャンパス」の課題図書に選定「フロンターレあるある」
6月23日(火)開催「こすぎナイトキャンパス」の課題図書に選定「フロンターレあるある」

■6月23日(火)開催「第65回こすぎナイトキャンパス 川崎フロンターレあるあるを読もう!」の詳細および参加申し込みページ
http://www.kokuchpro.com/event/knc65/

なお、先般もご案内した通り、本サイトで過去にご紹介した武蔵小杉の読書会「こすぎナイトキャンパス」において、フロンターレ関連本「川崎フロンターレあるある」が2015年6月23日(火)開催回の課題図書に選定されています。

今回はフロンターレサポーターの方がやさしくガイドしてくださるそうですので、フロンターレを知る機会の一つとしてあらためてご紹介します。

参加定員が残り少なくなっていますので、ご関心ある方はお早めにどうぞ。

【関連リンク】
川崎フロンターレ ウェブサイト
2009/9/2エントリ フロンターレイベントで、親子サッカー
2011/10/15エントリ 親子サッカードリーム教室
2015/3/13エントリ 等々力陸上競技場 新メインスタンド完成。報道機関向け内覧会・完成記念式典最速レポート!
2015/3/29エントリ 等々力陸上競技場新メインスタンドの、藤子・F・不二雄ミュージアムコラボのブロンズ像 全8体をご紹介
2015/5/19エントリ 川崎フロンターレとドルトムントが7月7日に等々力陸上競技場で親善試合を開催決定
2015/5/27エントリ フロンターレの「遅割」半額チケットで、お得に楽しむ平日夜の等々力ホームゲーム
2015/6/16エントリ 等々力陸上競技場「ホームA」で楽しむ、フロンターレのホームゲーム/読書会「フロンターレあるあるを読もう!」6月23日開催

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2015年
06月20日

中原区道路公園センターが綱島街道・上丸子跨線橋下のニワトリたちの6月24日(水)以降撤去を通達

【Reporter:はつしも】

綱島街道が南武線をまたぐ「上丸子跨線橋」脇の緑地で、近隣の動物病院「アニマルメディカルセンター」が捨てられた動物たちの引き取り手を探しつつ飼育してきたことをこれまでのエントリでご紹介してきました。

その後現地を管理する中原区道路公園センターが、少なくとも2015年1月時点では動物たちの存在を把握し、実質的に公有地を占拠する形になっている動物病院に対して退去を求めていました。

このたび6月19日付でついに退去の日限が切られ、6月24日(水)以降に動物や工作物等が残っていた場合は同センターが撤去をおこなうことが通達されました。

■上丸子跨線橋脇の緑地帯
綱島街道脇の緑地帯

■緑地帯のニワトリ
緑地帯のニワトリ

上丸子跨線橋は、綱島街道が南武線の上をまたぐ橋です。
その隣を走る新幹線の間には数メートルの幅がありまして、南武沿線道路から上丸子跨線橋に上る階段と、緑地帯があります。

動物たちが捨てられ、飼育されていたのはこの階段わきの緑地帯でした。

■動物病院の掲示と、警告書
動物病院の掲示と、警告書

ここには動物たちの飼育を行っている動物病院による掲示がありましたが、その上などに中原区道路公園センターによる警告書が貼られていました。

■中原区道路公園センターの警告書
中原区道路公園センターの警告書

中原区道路公園センターの警告書の内容は、冒頭に申しあげたとおりです。
6月24日(水)以降、当該地内に私物(樹木等、動物等、工作物等)が残っていた場合は、同センター立会いのもとに撤去および移動が行われるということです。

■ニワトリの水飲み装置
ニワトリの水飲み装置 

緑地帯内には、いつの間にか水飲み装置が設置されていました。
警告書にあった撤去対象物「工作物」とは、こういったものを指しているのでしょう。

■拡幅工事が進む上丸子跨線橋
拡幅工事が進む上丸子跨線橋

過去エントリでもお伝えしてきたように、上丸子跨線橋は拡幅工事が進められています。

綱島街道は中原街道の分岐点から元住吉付近までは大部分が4車線化が完了しており、この上丸子跨線橋が川崎市内においては最後のボトルネックとなっているものです。

上丸子跨線橋のニワトリとウサギは少なくとも2013年初めには存在が確認されており、すでに2年半は現状維持を続けてきたわけですが、今後はさらに拡幅工事が進捗していきます。

そのあたりも勘案して、今回撤去期限が切られたのではないでしょうか。

■綱島街道の拡幅完了区間(グランツリー武蔵小杉前)
綱島街道の拡幅

なお、動物の引き取り手は全く見つからなかったわけではなく、一部は希望する方に引き渡されたこともあったということです。
ただそれでもすべてが引き渡されるには至らず、むしろ繁殖して固定化している状態になっていました。

「撤去および移動」ののちに動物たちがどうなるかはわかりませんが、元々は人間が捨てたものですので、やりきれない部分は残りますね。

■上丸子跨線橋から見える武蔵小杉の高層ビル群
上丸子跨線橋から見える武蔵小杉の高層ビル群

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