武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2015年
01月22日

地域情報発信「なかはらメディアネットワーク」と、中原区の情報発信に関するアンケート

【Reporter:はつしも】

中原区では、地域情報発信の取り組みとして「なかはらメディアネットワーク」を立ち上げ、民間の各種地域メディアと連携を行なっています。
現在、テレビ・ラジオ・紙媒体・インターネットの6つのメディアが加わり、中原区の情報を発信することにより地域交流の促進や中原区のイメージアップを行なうことを目的としています。

■中原区ウェブサイト なかはらメディアネットワーク
http://www.city.kawasaki.jp/nakahara/page/0000048793.html

 なかはらメディアネットワーク

詳細は上記をご覧いただきたいと思いますが、現在ネットワークに加わっている6媒体は以下の通りです。

■イッツコム(CATV・地デジ11ch) 地域情報番組「なかはらスマイル」
水・金 17:45~17:54 土・日曜 10:35~10:44
http://www.city.kawasaki.jp/nakahara/page/0000052525.html
■かわさきFM(ラジオ・79.1MHz)地域情報番組「Enjoy★なかはら」
金曜 11:00~11:30(再放送 21:00~21:30)
http://www.city.kawasaki.jp/nakahara/page/0000052067.html
■k-press インターネット新聞「中原区ニュース」
http://nakaharanews.net/
■タウンニュース中原区版 地域新聞 金曜発行
http://www.townnews.co.jp/0204/
■タマジン 季刊誌 年4回発行
http://tamajin.org/
■ママとKidsの街歩き(SUUMO住宅展示場武蔵小杉) 季刊誌 年3回発行
http://mamatokids.com/

上記媒体のカバー範囲や知名度はそれぞれ異なりますけれども、何かしら目に留まったことはあるのではないでしょうか。

「なかはらメディアネットワーク」では、各媒体の冊子・チラシなどを配布する「なかはらメディアネットワーク情報コーナー」を中原区の各所に設置しています。

■「なかはらメディアネットワーク情報コーナー」設置場所
<公共施設>
中原区役所/中原保健福祉センター(保健所)/中原市民館/中原図書館/小杉行政サービスコーナー/とどろきアリーナ/川崎市国際交流センター
<商店街>
新城商店街振興組合会館(新城あいもーる中央)/モトスミ・ブレーメン通り商店街コミュニティーセンター/新丸子東栄会(SHIBA COFFEE内)/平間商栄会(セブンイレブン平間店内)
<その他>
東急「武蔵小杉駅」改札内/東急「元住吉駅」改札内/武蔵小杉タワープレイス(かわさきFM スタジオ前)/iTSCOM スポット武蔵小杉東急スクエア/SUUMO 住宅展示場武蔵小杉/NPO 法人小杉駅周辺エリアマネジメント事務所/グランツリー武蔵小杉(綱島街道北口側トイレ前)


公共施設は用事がないとなかなか行く機会がないかもしれませんが、鉄道駅や商業施設などにも情報コーナーが設置されています。

■「グランツリー武蔵小杉」の情報コーナー
「グランツリー武蔵小杉」の情報コーナー

「SHIBA COFFEE」の情報コーナー

グランツリー武蔵小杉では、1階の川崎市マップや地元紹介パネルなどが掲示されているコーナーが「地域密着エリア」になっています。
ここに「なかはらメディアネットワーク情報コーナー」が設置されていました。

■中原市民館の情報コーナー
中原市民館の情報コーナー

個人商店では「SHIBA COFFEE」にもありますし、東急武蔵小杉駅、元住吉駅、中原図書館などは多くの方が集まる場所かと思います。



■中原区 情報発信に関するアンケート
https://sc.city.kawasaki.jp/multiform/multiform.php?form_id=828&_ga=1.259242121.2033434851.1421908947

さて、この「なかはらメディアネットワーク」に関連して、中原区が地域情報の発信に関するアンケートを1月28日まで実施しています。
内容は「なかはらメディアネットワーク」に加わっているメディアの知名度や、情報発信に関する要望などをヒアリングするものとなっています。

その中に、

「区内の情報をより手軽に手に入れるために、どのような手段が必要か教えてください。」

という設問がありまして、回答が「ポータルサイト」「スマートフォンアプリ」「その他」の3択になっていました。
これだけアンケートで回答を限定しているということは、今後ポータルサイトやスマートフォンアプリの作成を検討しているのかもしれませんね。

アンケートは18問中17問が選択式ですぐに終わりますが、最後の18問のみが自由回答で要望を出すこともできるようになっています。

地域の情報がさまざまな確度、方法でより多くの方に届いたほうが良いのは確かですから、思うところがある方はアンケートで要望を送ってみてはいかがでしょうか。

【関連リンク】
中原区ウェブサイト なかはらメディアネットワーク

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2015年
01月21日

中原図書館の「四角いドラえもん」と「ドラえもん特別住民票」

【Reporter:はつしも】

中原図書館の児童書コーナーの一角に、「四角いドラえもん」と、川崎市の「ドラえもん特別住民票」が展示されていました。

■中原図書館の「四角いドラえもん」と「ドラえもん特別住民票」
中原図書館の「四角いドラえもん」と「ドラえもん特別住民票」

■「四角いドラえもん」
四角いドラえもん

「四角いドラえもん」と「ドラえもん」が展示されていたのは、児童書コーナーの書架の上です。
ご覧の通り、「四角いドラえもん」が書架に座っています。

テレビ版「ドラえもん」の2011年11月25日放送分に、「四角いドラえもん」というお話がありました。
これは「ドラえもんが秘密道具によって外見も正確も四角四面になってしまう」というストーリーで、中原図書館にあるこのお人形は、それを題材にしたものではないかと思います。

ドラえもんの人形はたくさん売っていますけれども、この形状は中原図書館で初めて見ました。

■「ドラえもん特別住民票」
「ドラえもん特別住民票」

そして「四角いドラえもん」の隣に展示されているのが、川崎市の「ドラえもん特別住民票」です。

これは川崎市多摩区の「藤子・F・不二雄ミュージアム」の開館1周年を記念して2012年に作成されたもので、当時ウェブサイトからダウンロードできるようになっていました。

■川崎市 2012年8月23日市長記者会見資料 ドラえもんへの特別住民票の交付及びキャラクターすかし入り住民票等証明書の交付について
http://www.city.kawasaki.jp/160/cmsfiles/contents/0000036/36028/120823-2.pdf

この特別住民票は当時たいへん好評で、当初予定していたダウンロード期間を延長して配布されていました。
中原図書館には、建て替え前の旧館の時代から展示されていましたが、いつからか「四角いドラえもん」とセットになりまして、皆さんの目を引くようになっています。
 
■「おはなしのへや」の鯉と亀
「おはなしのへや」の鯉と亀 

■絵本コーナーの鯉
絵本コーナーの鯉
 
■多目的ルームの亀
多目的ルームの亀

中原図書館の館内には、過去エントリでご紹介したように旧館時代の「鯉と亀」のデザインが隠されていたり、細かいところにちょっと面白いものがありますね。

■「藤子・F・不二雄ミュージアム」
ライブラリー

「藤子・F・不二雄ミュージアム」は開館から3年が経過した現在も、引き続き人気を集めています。
本サイトでは2011/9/23エントリでご紹介しましたが、また訪れてみたいと思います。

【関連リンク】
(藤子・F・不二雄ミュージアム関連)
藤子・F・不二雄ミュージアム ウェブサイト
2011/1/21エントリ 中原区役所にドラえもん現る
2011/6/14エントリ 「藤子・F・不二雄ミュージアム」とローソンコラボ店舗
2011/8/6エントリ 「藤子・F・不二雄ミュージアム」の広報ラッピングバスが武蔵小杉に登場
2011/9/23エントリ 「藤子・F・不二雄ミュージアム」鑑賞レポート
2013/11/30エントリ 「藤子・F・不二雄ミュージアム」が川崎市立小学校全113校に「ドラえもん」全巻セットを寄贈

(中原図書館関連)
川崎市立図書館 ウェブサイト
2008/3/22エントリ 中原図書館講演会「岡本太郎の見た日本」レポート
2008/8/21エントリ 中原図書館の「夏休み映画会」
2009/7/23エントリ 中原図書館の食事スペースと階段席
2009/11/12エントリ 川崎フロンターレと本を読もう!
2012/4/4エントリ 東日本大震災被災3県4紙による合同プロジェクト紙面を中原図書館で配布
2012/10/12エントリ 中原図書館の鯉と亀が2012年10月17日(水)に市内の小中学校等にお引越し
2012/11/30エントリ 「さようなら中原図書館 ほんのもり」が2012年12月2日(日)開催
2013/5/13エントリ 「さよなら・ありがとう!旧中原図書館」イベントレポート
2013/4/2エントリ 新「中原図書館」開館レポート
2013/12/18エントリ 中原図書館で「ビブリオバトル入門&体験講座」が2013年12月21日(土)開催
2014/1/7エントリ 中原図書館の「ビブリオバトル入門&体験講座」開催レポート
2014/6/1エントリ 「武蔵小杉Walker最新版で地元を語る会」開催レポートと、6月の読書会開催予定
2014/6/18エントリ 著者・鎌倉幸子氏と語り合う読書会「走れ!移動図書館 本でよりそう復興支援」が2014年6月23日(月)中原図書館で開催
2014/8/8エントリ 新中原図書館に眠る、鯉と亀

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2015年
01月20日

フロンターレがイトーヨーカドーで「かわさき応援バナナ」販促実施:1月22日(木)に大久保嘉人選手が武蔵小杉駅前店、大島僚太選手がグランツリー武蔵小杉店に登場

【Reporter:はつしも】

川崎フロンターレが、川崎市内のイトーヨーカドー4店舗において「かわさき応援バナナ」の販促活動を行います。

武蔵小杉では2015年1月22日(木)に、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店に大久保嘉人選手が、グランツリー武蔵小杉店に大島僚太選手が来店し、握手会や写真撮影会が開催されます。

■川崎フロンターレ 1/22 「かわさき応援バナナ」フロンターレ選手販促活動実施のお知らせ
http://www.frontale.co.jp/info/2015/0119_11.html

■イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店・グランツリー武蔵小杉店の1月22日(木)販促活動
武蔵小杉駅前店 グランツリー武蔵小杉店
参加選手 大久保嘉人選手 大島良太選手
時間 16:30~17:15 16:00~16:50
場所 1階催事スペース 1階催事スペース
参加方法 ■朝10:00から特設ブースにて「かわさき応援バナナ」を販売
■1パック購入した方、先着300名様に握手会参加整理券を配布
■3パック以上購入した方には、バナナマン姿の大久保嘉人選手サイン入りブロマイド写真をプレゼント
■朝10:00から特設ブースにて「握手・写真参加整理券」を配布
■イベント時間に同整理券を持参、大島選手との写真撮影終了後に「かわさき応援バナナ」を購入
■3パック以上購入した方には、バナナマン姿の大島僚太選手サイン入りブロマイド写真をプレゼント
注意事項 ※参加整理券をお持ちでない方は、選手との握手会に参加できませんので、ご注意ください。
※他店での購入、時間外での購入をされた方は、握手会に参加できませんので、ご注意ください。

■イトーヨーカドー武蔵小杉店の「かわさき応援バナナ」売り場
イトーヨーカドー武蔵小杉店の「かわさき応援バナナ」売り場

「かわさき応援バナナ」は、川崎中央青果株式会社がフロンターレを応援し、地域を活性化させることをコンセプトとして立ち上げたブランドです。

このブランドはイトーヨーカドーなど川崎市内の量販店で販売されており、1パック(1房)販売につき、「3円」が川崎フロンターレに寄付されます。
川崎フロンターレは、これを全額「等々力陸上競技場全面改修の費用」として川崎市へ寄付する仕組みになっています。

■川崎フロンターレ 2009年10月リリース かわさき応援バナナ 販売のお知らせ
http://www.frontale.co.jp/info/2009/1018_1.html

■かわさき応援バナナ
かわさき応援バナナ

武蔵小杉駅前店のキャンペーン

今回の販促活動では、イトーヨーカドー武蔵小杉店、グランツリー武蔵小杉店で「かわさき応援バナナ」を購入することで大久保嘉人選手・大島僚太選手との握手会・撮影会に先着で参加することができます。

この際3パック以上購入すると、「バナナマン」姿の両選手のサイン入りブロマイド写真がもらえます。
フロンターレのウェブサイトには記載がありませんが、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の現地では、サイン入りブロマイドは先着100名様限定と告知されていました。

このあたりの詳細は現地での告知が正かと思いますが、詳しくは主催者側にご確認ください。

■バナナマン姿の大久保嘉人選手(等身大パネル)
バナナマン姿の大久保嘉人選手(等身大パネル)

■「バナナ隊長」大久保嘉人選手
「バナナ隊長」大久保嘉人選手

開催は22日(木)のそれぞれ夕方ですので、平日お仕事の方は参加しにくいですね。
フロンターレが好きなお子さんと、そのお母様という組み合わせが多そうです。

大久保嘉人選手・大島僚太選手ファンの方は、要チェックです。

なお、本エントリでは武蔵小杉の店舗のみを取り上げましたが、このほかイトーヨーカドー溝ノ口店には中村憲剛選手、川崎港町店には杉本健勇選手が登場します。
こちらの詳細は、川崎フロンターレのウェブサイトをご参照ください。

【関連リンク】
川崎フロンターレ ウェブサイト
2009/5/2エントリ 調布まで1泊2日。海と空翔けるフロンターレ応援ツアー
2009/6/11エントリ 武蔵小杉駅北口のフロンターレカラー
2009/8/1エントリ 多摩川クラシコの等々力陸上競技場から
2009/9/2エントリ フロンターレイベントで、親子サッカー
2010/10/15エントリ 等々力緑地のフロンターレ遊具
2011/1/13エントリ 新春フロンターレイベント:スーモとコラボ、おフロんたーれ、中村憲剛選手サイン会
2011/3/18エントリ 東日本大震災復興支援・川崎フロンターレによる街頭募金活動
2011/4/30エントリ サライ通り商店街「土倉文具」閉店とフロンターレ招き猫
2011/10/6エントリ フロンターレの聖地、等々力陸上競技場
2011/10/15エントリ 親子サッカードリーム教室
2011/12/13エントリ フロンターレ大島僚太選手と再開発地区を歩く「夜回り」を実施
2012/4/8エントリ 横須賀線武蔵小杉駅ロータリー各所にフロンターレの等々力アクセスガイドが設置
2012/6/18エントリ 横須賀線武蔵小杉駅ロータリーから6月23日・30日フロンターレ戦の等々力直行臨時バスを運行
2012/8/24エントリ 横須賀線武蔵小杉駅ロータリーから、等々力直行臨時バスが継続運行
2012/9/17エントリ 府中街道を走る、フロンターレラッピングバス
2012/12/6エントリ 東横線武蔵小杉駅・新丸子駅の発車ベルメロディが川崎フロンターレ応援歌に
2013/1/24エントリ JR武蔵中原駅の発車メロディがフロンターレの応援歌に
2013/1/26エントリ 武蔵小杉再開発地区でふろん太くん&ワルンタくん参加の「夜回り」を2013年2月2日(土)実施
2013/2/4エントリ 等々力陸上競技場のメインスタンド改修工事
2013/6/2エントリ フロンターレホームゲーム同時開催「第3回CC等々力 エコ暮らしこフェア」開催レポート
2013/7/22エントリ 等々力陸上競技場改修工事の仮囲いに「あなたと等々力」思い出写真を掲示中
2013/9/12エントリ 等々力緑地・フロンパークで「安全・安心フェア」が2013年9月14日(土)開催
2013/10/3エントリ 東急電鉄×フロンターレ「川崎の車窓から~東急フェスタ~」が等々力で2013年11月10日(日)開催
2014/1/22エントリ 等々力競技場改修工事現場で、65年間の等々力緑地航空写真が掲示
2014/2/3エントリ 中原区役所でふろん太君・ワルンタ君による節分豆まきを本日2月3日(月)12:15より開催
2014/2/26エントリ JR南武線武蔵小杉駅の発車メロディが本日よりフロンターレ応援歌の原曲、ザ・クロマニヨンズ「ナンバーワン野郎!」に
2014/5/15エントリ フロンターレ公式戦同時開催「第4回CC等々力エコ暮らしこフェア」が2014年5月18日(日)開催
2014/5/18エントリ フロンターレ公式戦同時開催「第4回CC等々力 エコ暮らしこフェア」開催レポート
2014/9/11エントリ フロンターレグッズショップが9月15日までイトーヨーカドー武蔵小杉店臨時出店、ふろん太君ナノブロック販売中
2014/12/3エントリ 等々力陸上競技場「この木 なんの木 とどろ木」の、改修工事連続航空写真
2014/12/11エントリ 東横線元住吉駅の発車ベルがフロンターレ応援歌「FRONTALE RABBIT」に、フロンターレ選手によるマナー向上ポスターが東急線全駅掲示へ

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2015年
01月19日

八丁畷から、無人改札乗り換え。南武支線乗車レポート

【Reporter:はつしも】

JR南武線には、尻手から浜川崎までの「支線」があります。
この「南武支線」に乗る機会がありましたので、ご紹介しておきたいと思います。

■南武支線 八丁畷駅
南武支線 八丁畷駅

南武支線 八丁畷駅

今回は京浜急行電鉄の八丁畷駅から、南武支線に乗換えを行ないました。
京急線ホームから南武支線ホームは十字型の立体交差で、ホーム同士が階段で直接つながっています。

■京急線⇒南武支線乗り換え改札機
京急線⇒南武支線乗り換え改札機

■南武支線⇒京急線乗り換え改札機
南武支線⇒京急線乗り換え改札機

京急線と南武支線のホームの間には、通常の改札口は設置されていません。
そのかわりこちらのICカード専用自動改札機が南武支線ホームに設置されていまして、ICカードをタッチするようになっています。

切符の投入口はありませんので、切符を利用の場合は降車先の駅で乗り越し精算をするかたちになります。

■南武支線所要時間案内
南武支線所要時間案内

南武支線には、尻手・八丁畷・川崎新町・浜川崎の4駅があります。
駅に設置された所要時間案内も、たいへん短いものになっています。

各駅間の所要時間は2、3分というところで、すぐに終点まで到達します。

■南武支線車両
南武支線車両

南武支線車両

さて、八丁畷駅を見物している間に、南武支線の電車がやってきました。
通常の南武線とは異なるラインカラーが入っています。

この車両はJR武蔵中原駅の「中原電車区」にも配置されていますので、早朝などに武蔵小杉駅周辺の南武線(本線)を走る姿もたまに見受けられます。

■南武支線の単線
南武支線の単線

南武線(本線)は複線ですが、南武支線は東京近郊では珍しい単線です。
先頭車両から、単線を進む風景を見ることができました。

■尻手駅での本線との乗り換え
尻手駅での本線との乗り換え

八丁畷駅からわずか2分で、尻手駅に到着しました。
ここでは対向ホームで本線(立川方面)と乗り換えができます。

■南武支線の時刻表(尻手駅)
南武支線の時刻表(尻手駅)

こちらは、南武支線の時刻表です。
平均して1時間に2本程度で、唯一朝8時台に4本が運行されています。

南武支線の沿線には、川崎新町駅近くに県立川崎高校、浜川崎駅前にはJFEスチールの広大な工場があります。
2両編成・単線でのんびりした印象ですが、通勤・通学で利用されているようです。

普段は乗る機会がないかもしれませんが、なかなか新鮮でした。南武線の新型車両「E233系」は支線には導入されず、駅の施設などもレトロな印象を受けます。
今回は行かなかった湾岸方面、川崎新町駅・浜川崎駅も一度見てみたいところです。

【関連リンク】
2007/9/28エントリ 南武線の車庫・中原電車区
2009/2/8エントリ 中原電車区の早咲き八重桜
2011/4/13エントリ 南武線快速電車が運行開始
2012/3/22エントリ 二ヶ領用水の桜のつぼみと、中原電車区の早咲きの桜
2012/5/30エントリ 中原電車区の鶴見線車両と、クモヤ145形
2013/1/24エントリ JR武蔵中原駅の発車メロディがフロンターレの応援歌に
2013/7/3エントリ JR東日本が南武線新型車両導入と各駅乗車人員を発表、武蔵小杉駅は28位に
2014/2/26エントリ JR南武線武蔵小杉駅の発車メロディが本日よりフロンターレ応援歌の原曲、ザ・クロマニヨンズ「ナンバーワン野郎!」に
2014/7/25エントリ 川崎市制90周年ヘッドマーク付の南武線が3編成運行中、デザインに「パークシティ武蔵小杉」が登場
2014/7/20エントリ JR南武線向河原駅前の踏切拡幅工事が完了し供用開始
2014/8/6エントリ JR南武線新型車両「E233系」が2014年10月導入、新型車両で叶える「あなたの夢」募集中
2014/8/16エントリ 向河原公園リニューアルで登場、「南武線車両ベンチ」
2014/10/4エントリ JR南武線新型車両「E233系」本日投入、武蔵小杉駅等で記念商品販売と「懐かしの写真展」がスタート
2014/10/23エントリ 南武線エキナカで、地産地消。「多摩川梨ジャム」使用商品を販売中
2014/10/30エントリ JR武蔵小杉駅の連絡通路で新キャラクター「多摩川梨くん」が南武線新型車両「E233系」を紹介中
2014/11/5エントリ JR南武線新型車両「E233系」乗車レポート

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2015年
01月18日

綱島街道・元住吉近く「櫓橋」の渋川イルミネーションと、「餃子の王将元住吉店」オープン

【Reporter:はつしも】

綱島街道・元住吉駅近くの「櫓橋」のそばで、イルミネーションが輝いています。
かなり以前からあったのですが、ふと近づいてみることにしました。

■綱島街道の「櫓橋」
綱島街道の「櫓橋」

「櫓橋」は、綱島街道が渋川を渡る橋で、元住吉駅からはオズ通り商店街をまっすぐ進んできた交差点そばにあります。

この橋は長らく綱島街道拡幅のボトルネックでしたが、2013年3月にやっと拡幅工事が完了しました。その後2014年11月のグランツリー武蔵小杉オープンのタイミングに合わせて、綱島街道の片側2車線が供用開始となっています。

■「櫓橋」のイルミネーション
「櫓橋」のイルミネーション

この渋川沿いにはソメイヨシノが植えられていまして、それがご覧の通りイルミネーションツリーになっています。
どなたが点灯させているものでしょうか。

■渋川に映るイルミネーション
渋川に映るイルミネーション

近づいてみると、イルミネーションが渋川に映って綺麗に見えました。

わざわざこのために遠征してくる必要はないと思いますが、通りかかった際には足を止めてみても良いと思います。



■近隣でオープンした「餃子の王将元住吉店」
近隣でオープンした「餃子の王将元住吉店」

■「餃子の王将元住吉店」のお持ち帰りコーナー
「餃子の王将元住吉店」のお持ち帰りコーナー

ところで、2014/10/14エントリで櫓橋近くでの出店をお伝えした「餃子の王将元住吉店」は、2014年11月26日にオープンしていました。
わずか4日前、11月22日には「グランツリー武蔵小杉」のフードコートにも「餃子の王将グランツリー武蔵小杉店」がオープンしていますので、綱島街道沿いに近接して立て続けの出店となりますね。

綱島街道沿いも変わらぬ風景と変わって行く風景が両面ありますので、また見守っていきたいと思います。

【関連リンク】
餃子の王将 店舗情報 元住吉店
餃子の王将 店舗情報 グランツリー武蔵小杉店
武蔵小杉ライフ:再開発情報:その他関連情報 綱島街道拡幅
2011/4/28エントリ 綱島街道の「櫓橋」拡幅工事
2012/5/13エントリ 綱島街道・上丸子跨線橋拡幅の完成が2018年に大幅遅延、川崎市とJRの調整難航が原因
2012/5/15エントリ 上丸子跨線橋拡幅遅延続報:新幹線への影響軽減のため大幅な工法変更、約27億円費用加算へ
2012/5/22エントリ 上丸子跨線橋拡幅遅延続報:6年間遅延に至るまでの経緯
2013/4/11エントリ 綱島街道拡幅:「櫓橋」4車線化へ工事進む
2013/5/4エントリ 綱島街道拡幅の難所、「櫓橋」が竣工
2014/10/14エントリ 元住吉・綱島街道沿いの「すき家」跡地に「餃子の王将元住吉店」がオープンへ
2013/10/28エントリ 元住吉付近の綱島街道拡幅に伴い、自転車専用レーンが設置へ
2014/11/17エントリ グランツリー武蔵小杉オープン直前、綱島街道の拡幅車線・自転車専用レーンが供用開始

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2015年
01月17日

グランツリー武蔵小杉の「折鶴モニュメント」展示終了と、バレンタイン特設売場オープン

【Reporter:はつしも】

グランツリー武蔵小杉の「折鶴プロジェクト」によるモニュメントの展示期間が、2015年1月12日をもって終了しました。
折鶴でつくられたシンボルツリーのモニュメントが撤去され、新たにバレンタインデーのチョコレート等の特設売り場が登場しています。

■グランツリー武蔵小杉の「折鶴プロジェクト」
グランツリー武蔵小杉の「折鶴プロジェクト」

■ツリーの折鶴
ツリーの折鶴

グランツリー武蔵小杉は、セブン&アイ・ホールディングスによる新しい商業施設です。
「まったく新しいショッピングセンターを」という同社グループの意気込みにより打ち出された独自のコンセプトの中に、「地域密着」があります。

そのひとつがこの「折鶴プロジェクト」で、近隣住民の皆さんがつくった約40,000羽の折鶴をシンボルツリーにして、エントランスホール内に飾るというものでした。

■折鶴シンボルツリーの周囲で行なわれた折り紙ワークショップ
折鶴シンボルツリーの周囲で行なわれた折り紙ワークショップ

■サンタクロース折り紙
サンタクロース折り紙

■干支の羊の折り紙
干支の羊の折り紙

このシンボルツリーの周囲では、クリスマスの時期にはサンタクロース折り紙、年末には干支の羊の折り紙のワークショップも開催されました。
皆さんが折ったサンタクロースや羊の折り紙が、飾られていました。

■折鶴モニュメント 展示終了のお知らせ
http://www.grand-tree.jp/web/event/admin_posts_721.html

個人的にはこのツリーは1年くらい季節のイベントをこなしていっても良かったように思いますが、もともとオープニングの期間限定企画として予定されていました。
当初の展示予定期間よりは延長された上で、1月12日をもって展示終了となりました。

折鶴のシンボルツリーは後日丸子山王日枝神社に奉納されるほか、一部がグランツリー武蔵小杉館内で展示される予定ということです。

■シンボルツリーの跡地のバレンタインデー特設売り場
シンボルツリーの跡地のバレンタインデー特設売り場

シンボルツリー跡地のバレンタインデー特設売り場

■チョコと一緒に感謝の気持ちを贈ろう
チョコと一緒に感謝の気持ちを贈ろう

シンボルツリーがなくなった後は、早速バレンタインデー商戦の特設売り場が設置されています。

特設カウンターでは、「お手伝い券」「メッセージカード」をつけてもらうことができます。
「お手伝い券」には「1日デート券」「お手伝い券」「おそうじ券」「肩たたき券」「おつかい券」5枚綴りがありまして、…これは家族用という感じですね。


武蔵小杉が昨年の商戦と異なるのは、やはり「ららテラス武蔵小杉」「グランツリー武蔵小杉」が参戦していることですね。
既存の武蔵小杉東急スクエア「フードショースライス」「カルディ」あたりにららテラスの「ゴディバ」、そしてグランツリーも加わって、「バレンタインデーギフトを見繕うために武蔵小杉に来る」という方も例年より多くなるでしょう。

シンボルツリーなきあと、このスペースはイベントスペースのほか、こういった特設売り場等で活用されていくものと思います。

■グランツリー武蔵小杉のバレンタインディスプレイ
グランツリー武蔵小杉のバレンタインディスプレイ

【関連リンク】
2014/9/27エントリ 「グランツリー武蔵小杉」に日本食セレクトショップ「久世福商店」、「白洋舎」が出店 2014/11/20エントリ プレオープン直前先行公開!「グランツリー武蔵小杉」プレス向け内覧会レポート
2014/11/22エントリ 「グランツリー武蔵小杉」本日グランドオープン、セブン&アイ史上最多7,000人が行列
2014/11/23エントリ 「グランツリー武蔵小杉」11月22日グランドオープン総来館者数が12万人に
2014/11/23エントリ 「グランツリー武蔵小杉」プレス向け内覧会レポート追補版:「銀座山野楽器/ヤマノミュージックサロン」
2014/11/25エントリ 「グランツリー武蔵小杉」の駐輪場・バイク駐車場利用ガイド
2014/11/27エントリ 「グランツリー武蔵小杉」の、雪の結晶降り注ぐクリスマスイルミネーション
2014/11/30エントリ 「グランツリー武蔵小杉」プレス向け内覧会レポート追補版「スノーピーク」
2014/12/2エントリ 「グランツリー武蔵小杉」の公共交通機関利用優待サービス「グランピット」による、nanacoポイント獲得ガイド
2014/12/5エントリ 「グランツリー武蔵小杉」の来館者数がセブン&アイ最速で100万人を突破、売上計画を上回る
2014/12/8エントリ グランツリー武蔵小杉の「妖怪ウォッチ」抽選販売行列と、「ジバニャン」撮影会登場
2014/12/12エントリ グランツリー武蔵小杉に吹く、ハワイの風。「マウイマイクス」と「ホノルルコーヒー」
2014/12/16エントリ グランツリー武蔵小杉「ぐらんぐりんガーデン」の冬季限定夜景とイルミネーション
2014/12/18エントリ グランツリー武蔵小杉に、ミニ映画館が登場。「クリスマスキネコ映画祭」12月20日(土)・21日(日)開催
2014/12/29エントリ グランツリー武蔵小杉「Chocott Milk Bar」の「デコソフトクリーム」 2015/1/13エントリ グランツリー武蔵小杉のお好み焼き店「神戸六甲道 ぎゅんた」

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2015年
01月16日

ららテラス武蔵小杉に新店舗。老舗シューズブランド「ビルケンシュトック」が2015年3月下旬出店へ

【Reporter:はつしも】

ららテラス武蔵小杉に、ドイツの老舗シューズブランド「ビルケンシュトック(BIRKENSTOCK)」が2015年3月下旬に出店することがわかりました。

出店区画はわかりませんが、これにより既存店舗が閉店となる可能性があります。

■ビルケンシュトック ウェブサイト
http://www.birkenstockjpn.co.jp/

ビルケンシュトック社の起源は1774年にさかのぼり、当時の公文書にJohann Adam Birkenstockの名前が「臣下のシューマイスター」として登録されていたのが確認できます。
1900年代当初、木製・金属製のフットヘッド(中敷)が主流だった時代にコルク・ラバー製のものを開発し、1960年代にサンダル第一号を誕生させました。

同社のフットヘッドは凹凸があり、足にフィットするようつくられているのが特徴です。

現在では日本全国に店舗ネットワークを広げ、武蔵小杉からアクセスの良い場所では渋谷マークシティ、二子玉川ライズ、クイーンズイースト、横浜ベイクォーターなどに店舗があります。

■ビルケンシュトック 渋谷マークシティ店
ビルケンシュトック 渋谷マークシティ店

ビルケンシュトック 渋谷マークシティ店

ビルケンシュトックはシューズショップですので、店舗の多くは比較的小規模です。
ららテラス武蔵小杉の新店舗も、そう大きな面積を必要とすることはなさそうです。

■ビルケンシュトックを取り扱う「SHIPS Days ららテラス武蔵小杉店」
ビルケンシュトックを取り扱っていたSHIPS Days ららテラス武蔵小杉店

■「SHIPS Days ららテラス武蔵小杉店」のビルケンシュトックのサンダル
「SHIPS Days」のビルケンシュトックのサンダル

■SHIPS Days スタッフスタイリング ららテラス武蔵小杉店
http://onlineshop.shipsltd.co.jp/styling/20140927_234951.html

なお、ららテラス武蔵小杉ではすでに2階の「SHIPS Days」でビルケンシュトックのシューズやサンダルなどの取り扱いがあります。
2014年9月27日にはビルケンシュトックのフィッターを呼んでのフィッティングフェアなども開催されていました。

ひょっとして「SHIPS Days」のビルケンシュトック売り場を拡張したインショップ(店舗内店舗)という可能性も?と思ったのですが、同店に確認したところ、ビルケンシュトックの出店予定自体ご存じないようでした。

ただ、少なくともららテラスの一部が既存店舗に代わってビルケンシュトックの区画となるわけです。
どの区画になるのか、またどういった形態になるのか気になるところですね。

■武蔵小杉東急スクエアの新店舗「和惣菜 きっちんににぎ」
武蔵小杉東急スクエアの新店舗「和惣菜 きっちんににぎ」

2014年11月22日にグランツリー武蔵小杉が登場するにいたり、武蔵小杉の商業環境は大きくかわりました。
既存の武蔵小杉東急スクエアでも「知久屋」に代わって「和惣菜 きっちんににぎ」が出店するなど、一部店舗の入れ替えが行なわれています。

ららテラス武蔵小杉は2014年4月19日オープンであり、まだ1年が経過していませんが、この段階での店舗入れ替え第1号ということになります。

ラゾーナでも大規模なリニューアルを行なったように、商業施設では適時の店舗入れ替えが必要とされています。
大規模なものはまだ当分先の話なのでしょうが、今後もある程度の入れ替えは実施されていくのではないでしょうか。

【関連リンク】
(ららテラス武蔵小杉関連)
ららテラス武蔵小杉 ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南口地区 C地区
2014/4/17エントリ 「ららテラス武蔵小杉」プレス・関係者・地元向けプレオープンレポート
2014/4/18エントリ 「ららテラス武蔵小杉」の駐輪場ガイド
2014/4/20エントリ 「ららテラス武蔵小杉」の「KEY'S CAFE」でいただく、トップスのケーキとパスタ
2014/4/22エントリ 「ららテラス武蔵小杉」の「Afternoon Tea TEA STAND」でいただく、アップルパイ
2014/4/27エントリ 「ららテラス武蔵小杉」の「バールデルソーレ」でいただく、肉+魚料理ランチ
2014/5/2エントリ 「ららテラス武蔵小杉」の「神戸屋キッチン」でいただく、パン窯煮込みの牛ほほ肉のシチューセット
2014/6/26エントリ 武蔵小杉東急スクエア・ららテラス武蔵小杉が本日より合同セール開催、武蔵小杉ライフをコラボで応援
2014/7/8エントリ 「ららテラス武蔵小杉」の七夕「クールアース・デー」ライトダウン
2014/12/28エントリ ららテラス武蔵小杉「三井のすまいモール」の、武蔵小杉周辺模型マップ

(武蔵小杉東急スクエア関連)
2014/11/1エントリ 「グランツリー」を迎え撃つ武蔵小杉東急スクエアが店舗入れ替え、和惣菜「きっちんににぎ」本日オープン

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2015年
01月15日

三井不動産レジ保有「SIA武蔵小杉ビル」にまちづくりがテーマの複合施設「COSUGI HOUSE」3月オープン、カフェ・ワークショップスペース開設へ

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉駅北口の「SIA武蔵小杉ビル」(旧NEC小杉ビル)が、まちづくりをテーマにした複合施設「COSUGI HOUSE」としてリニューアルオープンすることがわかりました。

オープンは2015年3月を予定しており、カフェやワークショップスペースが開設されます。

「SIA武蔵小杉ビル」は現在三井不動産レジデンシャルが保有しており、「COSUGI HOUSE」は同社が今後販売を行なうタワーマンション「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」(旧CO-SUGI PROJECT)の販売拠点としての役割も担うものと思われます。

■武蔵小杉駅北口の「SIA武蔵小杉ビル」(旧NEC小杉ビル)
武蔵小杉駅北口の「SIA武蔵小杉ビル」

武蔵小杉駅北口の「SIA武蔵小杉ビル」は、かつては「NEC小杉ビル」という名称でNECマイクロシステムが入居していました。
隣接するホテル・ザ・エルシィも閉鎖され、一体的な再開発が計画されたことによりNECマイクロシステムは2009年1月5日に横浜に移転しまして、それから実に6年にわたってほぼ空ビルの状態が続いています。

ここに至るまでに所有者はシンプレクスからUR都市機構、さらに三井不動産レジデンシャルに変わり、一時は「パークシティ武蔵小杉 ザ グランドウイングタワー」のモデルルームとして活用もされていたことがあります。

■グランドウイングタワーのモデルルームとして活用されたSIA武蔵小杉ビル
グランドウイングタワーのモデルルームとして活用されたSIA武蔵小杉ビル

今回設置される「COSUGI HOUSE」は「まちづくりをテーマにした複合施設」ということで、前述の通りカフェやワークショップスペースが設置され、さまざまなイベントも開催されるものとされています。

カフェやワークショップスペースのプロデュース・運営は、「TOKYO FAMILY RESTAURANT」「GOOD MEALS SHOP」を手がけた株式会社フライングサーカスが担当します。
カフェでは「自分で組み立てるサンドイッチ」や「選んで混ぜるサラダ」など、家族連れで楽しめるメニューが企画されているということです。

■TOKYO FAMILY RESTAURANT ウェブサイト
http://www.familyrestaurant.jp/
■GOOD MEALS SHOP ウェブサイト
http://flyingcircus.jp/

上記サイトを見ると、店舗は1年~1年半程度の期間限定とされています。
基本的にはマンションの販売期間と連動したもののようですね。

■SIA武蔵小杉ビルに設置された「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」の広告
 SIA武蔵小杉ビルに設置された「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」の広告 
 
三井不動産レジデンシャルが分譲する「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」は、現在資料請求を受け付けており、6月より販売を開始する予定です。
SIA武蔵小杉ビルの壁面にも、すでに大きな予告広告が掲出されていました。

■SIA武蔵小杉ビル(左下)と北口地区
SIA武蔵小杉ビルと北口地区

「パークシティ武蔵小杉 ザ グランドウイングタワー」の際のSIA武蔵小杉ビルは純粋な「マンション販売モデルルーム」だったのですが、今回は複合施設として企画されています。
これはやはり、JX日鉱日石エネルギー社宅跡地の「ザ ガーデン」とSIA武蔵小杉ビルが、「武蔵小杉駅北口地区」の近接したロケーションにあることが背景にあるものと思います。

これまで南武線の南側を中心に進められてきた武蔵小杉再開発が北口地区に広がるにあたり、複合施設により北口地区の活性化やモデルルームの集客をはかり、それにより自社が分譲する「ザ ガーデン」の販売促進につなげていく、ということではないでしょうか。

もちろん、カフェのお客さんやワークショップの参加者に直接的にマンションの営業をかけるような形ですと敬遠されてしまいますね。
たとえばマンションのチラシが置いてある程度で、皆さんが気軽に利用できるような個性あるカフェ、地域にも開かれたワークショップスペースなどが提供されるようであれば良いと思います。


どのような施設になるものか詳細は現段階ではわかりませんが、折角の駅前ビルです。
空きビルや単なるモデルルームとなるよりは、広く利用できる複合施設になった方が地域のためになるものと思います。

「COSUGI HOUSE」は3月オープンを予定していますので、遠からず三井不動産レジデンシャルから同施設についての情報が出てくることでしょう。

■「(仮称)小杉駅北口地区開発計画」の計画図
「(仮称)小杉駅北口地区開発計画」の計画図

「(仮称)小杉駅北口地区開発計画」の計画図

また、すでに2011/11/25エントリなどでお伝えしておりますが、SIA武蔵小杉ビルおよび小杉ビルディングの用地においては「(仮称)小杉駅北口地区開発計画」が予定されており、上記図のような商業・業務施設+タワーマンション(高さ170m)が計画されています。
ただこの計画は「事業者の意向により」(川崎市当局コメントによる)一時進捗がストップしている状況でした。

お伝えしたときにはストップさせた理由が明確にわからなかったのですが、結果としては「COSUGI HOUSE」という複合施設として一旦活用される形になりました。

今後の長期的なスケジュールはわかりませんが、まずは「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」の販売をSIA武蔵小杉ビルも活用して行い、そののちに「(仮称)小杉駅北口地区開発計画」を進めていくことになるのではないでしょうか。

■武蔵小杉駅北口地区再開発マップ
武蔵小杉駅北口地区再開発マップ

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北部地区
2009/1/6エントリ NEC小杉ビルからNECマイクロシステムが移転完了
2010/5/19エントリ シンプレクスがエルシィ跡地をUR都市機構に売却
2011/8/27エントリ 旧新日本石油社宅跡地にコンベンション施設整備で川崎市と事業者が合意、2016年度完成へ
2011/8/30エントリ 旧新日本石油社宅再開発は180m級タワーマンション2棟に、低層部商業施設がエルシィ跡地とデッキ接続へ
2011/10/18エントリ JX日鉱日石エネルギー社宅跡地の180mツインタワーは54階建て・1,280戸規模に
2011/10/22エントリ (仮称)小杉町2丁目開発計画のフロアマップとイメージ図
2011/10/29エントリ 川崎市と日本医科大学の、小学校新設に向けた協定内容
2011/12/12エントリ NEC小杉ビルを三井不動産レジデンシャルが取得、UR都市機構のエルシィ跡地との一体再開発に参画
2011/12/23エントリ 大西学園中学・高等学校の建替え工事が竹中工務店に決定、2015年4月供用開始へ
2012/2/24エントリ 日本医大再開発:武蔵小杉病院・新丸子校舎を移転、跡地開発および3,000㎡の公園を整備へ
2012/4/27エントリ JX日鉱日石エネルギー社宅跡地ツインタワーの低層部フロアマップ詳細が判明、保育所も入居へ
2011/12/12エントリ NEC小杉ビルを三井不動産レジデンシャルが取得、UR都市機構のエルシィ跡地との一体再開発に参画
2012/5/17エントリ ホテル・ザ・エルシィ跡地に180m級超高層タワーを計画
2012/5/18エントリ 「(仮称)小杉町二丁目開発計画」の条例環境影響評価準備書説明会
2012/5/28エントリ 「小杉町2丁目地区」の都市計画素案説明会を開催、6月3日(日)にも中原区役所で追加開催へ
2012/8/10エントリ 小杉町3丁目東地区に44階・160mタワー、エルシィ跡地に48階・170mタワー建設へ
2012/11/27エントリ 川崎市まちづくり局が「小杉町2丁目地区開発計画に関する説明会」を2012年12月1日(土)に開催
2013/1/25エントリ 日本医科大学武蔵小杉病院の移転跡地に都市型住宅・福祉・商業の高層ビル2棟を誘導へ
2013/9/13エントリ 大西学園中・高建替工事が2014年4月着工・2016年2月竣工へ
2014/2/15エントリ 日本医科大学武蔵小杉病院跡地に三菱地所レジデンスが180mツインタワー・商業施設を建設へ
2014/9/7エントリ 川崎市が「日本医科大学武蔵小杉再開発計画」に関するアンケート結果を発表
2014/10/26エントリ JX日鉱日石エネルギー社宅跡地180mツインタワー「CO-SUGI PROJECT」発表、A地区2017年度・B地区2018年度完成予定
2015/1/8エントリ JX社宅跡地ツインタワー正式名称が「パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン」に決定、北口地区を「武蔵小杉の山の手」と位置付け

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2015年
01月14日

ブレーメン通り商店街「トクマル」からスピンオフ。人気ブリュレのテイクアウト店「ファッブリカ デルドルチェ」

【Reporter:はつしも】

元住吉・ブレーメン通り商店街に、窯焼きピッツァのお店「ピッツェリア ファッブリカ トクマル(pizzeria fabbrica 1090)」があります。
この「トクマル」で提供されているデザート「ピスタチオのブリュレ」が好評で、すぐ近くにブリュレのテイクアウト専門店「ファッブリカ デルドルチェ」がオープンしています。

■ピッツェリア ファッブリカ トクマル&ドルチェ ウェブサイト
http://r.goope.jp/fabbrica1090

■ブレーメン通りの「トクマル」(左)と「デルドルチェ」(右)
ブレーメン通りの「トクマル」(左)と「デルドルチェ」(右)

「ピッツェリア ファッブリカ トクマル」は、2011年2月にオープンしたお店です。窯焼きピッツァが評判で人気を集め、休日などは予約で一杯になることもあります。

「トクマル」もそのうちご紹介する予定だったのですが、今回はこちらは通り過ぎまして・・・。
「トクマル」の壁面に、「ファッブリカ デルドルチェ」の案内が掲示されています。

■「ファッブリカ デルドルチェ」の案内
「ファッブリカ デルドルチェ」の案内

「ファッブリカ デルドルチェ」は、「トクマル」の元住吉側の角を曲がってすぐの場所にあります。

■「ファッブリカ デルドルチェ」
「ファッブリカ デルドルチェ」

「ファッブリカ デルドルチェ」は、たいへんこじんまりとした店舗です。
2014年10月25日にオープンし、現在はピスタチオ、バニラ、栗、塩キャラメルのブリュレが290円~350円で販売されています。

■「ファッブリカ デルドルチェ」のブリュレ
「ファッブリカ デルドルチェ」のブリュレ

■バニラのブリュレ
バニラのブリュレ

通常、クレームブリュレをイートインのお店でオーダーした場合、最後の仕上げで表面をバーナーで焼いてカリカリのカラメル層をつくります。
ただ、テイクアウトで提供する場合、時間の経過でどうしても湿気を吸ってカリカリ感が損なわれてしまいます。

そこで「ファッブリカ デルドルチェ」では、カラメル部分を別添えにして、食べるときにふりかけるようにしています。

■カリカリふりかけ前
カリカリふりかけ前

■カリカリふりかけ後
カリカリふりかけ後

この形式ですと、「後のせ カリカリ」でいただくことができます。これはなかなかの工夫ですね。
「トクマル」で評判になるだけあってたいへん美味しくいただくことができました。

■「ファッブリカ デルドルチェ」のキャラクター「カリメロ」
「ファッブリカ デルドルチェ」のキャラクター「カリメロ」

「ファッブリカ デルドルチェ」のキャラクター「カリメロ」

さきほどからお気づきと思いますが、「ファッブリカ デルドルチェ」のマスコットキャラクターは「カリメロ」です。
「カリメロ」はイタリアのキャラクターで、卵の殻をかぶった黒いヒヨコです。

「タマゴ」と「イタリア」つながりということで、同店ではこのキャラクターの権利者からの許諾を受けてパッケージ等に使用しています。
これもまたかわいいですので、手土産品などにも適しているかと思います。

また営業時間は22時までと、この業種としてはかなり遅くまでやっています。これは母体となる「ピッツェリア ファッブリカ トクマル」のサテライトであることによるものでしょう。

表通りからちょっと入った目立たないお店で、あまり大々的なPR等もしていません。
スイーツ好きの方には、ちょっと穴場のいいお店です。

■「ファッブリカ デルドルチェ」の店舗情報
▼所在地:川崎市中原区木月3-9-30
▼営業時間:10:30~22:00(火曜日のみ10:30~20:00)
▼定休日:なし
▼ウェブ:
http://r.goope.jp/fabbrica1090
※当初火曜日定休が営業するようになったりしていまして、初期は変動する可能性があります。

■「トクマル」と「デルドルチェ」のマップ
「トクマル」と「デルドルチェ」

【関連リンク】
カリメロ 公式ウェブサイト(イタリア語)
ブレーメン通り商店街 ウェブサイト

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2015年
01月13日

グランツリー武蔵小杉のお好み焼き店「神戸六甲道 ぎゅんた」

【Reporter:はつしも】

グランツリー武蔵小杉には、1階専門レストラン街「GOURMET WALK」、4階フードコート「Food Terrace」を中心に多数の飲食店が出店しています。
今回は1階「GOURMET WALK」の「神戸六甲道 ぎゅんた」をご紹介したいと思います。

■グランツリー武蔵小杉
グランツリー武蔵小杉

■1階「GOURMET WALK」の「神戸六甲道ぎゅんた」
1階「GOURMET WALK」の「神戸六甲道ぎゅんた」

「神戸六甲道 ぎゅんた」は、神戸市灘区の六甲道に本店がある名物的なお好み焼き店です。

本店に加えて、都内に「銀座三越」「池袋パルコ」「新宿ルミネ」「丸の内KITTE」「グランツリー武蔵小杉」の5店舗を姉妹店として出店していまして、本サイトでは2014/9/20エントリグランツリー出店第一報と「丸の内KITTE」の店舗レポートをお伝えしておりました。

■掘りごたつ式のお座敷席
堀ごたつ式のお座敷席

グランツリー武蔵小杉のレストランは、いずれも客席がオープンで通路から良く見えるものが多いです。
店内の様子がよくわかる一方で、地元住民の方など人によってはもう少し目隠しがあっても、という好みの問題もあるかもしれません。

「神戸六甲道 ぎゅんた」では奥にお座敷席がありまして、ここは多少仕切られた空間になっています。
前面の席よりも、落ち着けるのではないでしょうか。

■名物「ぎゅんた焼き」(1,380円)
名物「ぎゅんた焼き」

■「ぎゅんた焼きそば」(1,380円)
「ぎゅんた焼きそば」

定番なのはやはり前回ご紹介した「ぎゅんた焼き」(1,380円)と、新たにご紹介する「ぎゅんた焼きそば」(1,380円)です。

「ぎゅんた焼き」は関西風・関東風いずれとも異なる独自の生地にイカ、あごすじ、油かす、野菜を載せ、特製ソースで仕上げています。
味のアクセントとして、ヤンニンジャンつけて食べるのもお勧めです。

「ぎゅんた焼きそば」は「いか牛すじかすそば」で、濃厚なソースでビールが進みそうな味でした。
いずれも味の良く出るイカが美味しいです。

■鉄板焼き「牛タン」(1,350円)
鉄板焼き「牛タン」

■鉄板焼き「牛特上ハラミ」(1,450円)
鉄板焼き「牛特上ハラミ」

■鉄板焼き「鶏せせり」(800円)
鉄板焼き「鶏せせり」

■鉄板焼き「じゃがバター」
鉄板焼き「じゃがバター」

■特製たれ・マヨネーズとヤンニンジャン
特製たれ・マヨネーズとヤンニンジャン

つづいてこちらは、「ぎゅんた」の鉄板焼きです。
お肉系では、牛のタン・特上ハラミ・リードヴォー・ミノサンド・ハツ・ギアラ・シマチョウのほか、鶏のせせり・皮もあります。

こちらはひとつひとつのボリュームは少なめで、一皿につきお肉6~8切れ+野菜炒めといったところです。

なお、お好み焼き・鉄板焼きともに客席には焼きあがった状態で運ばれてきます。
客席の鉄板は、保温のためのものとして点火されています。

■鉄板焼き用の巻き野菜(990円)
鉄板焼き用の巻き野菜

「ぎゅんた」の鉄板焼きは、こちらの巻き野菜も別途990円でオーダーすることができます。
こちらの野菜はボリュームがありますので、鉄板焼き3皿分程度はあるかと思います。


グランツリーの「ぎゅんた」の価格帯は全般的に高めで、お好み焼き類は1,500円前後が中心に設定(ぎゅんた焼きは1,380円)されています。
焼肉など全般的にボリュームは抑え目ですので、このあたりの全体的なパフォーマンスは人によって評価が分かれるところかもしれません。

店名を冠した「ぎゅんた焼き」「ぎゅんた焼きそば」は、安定して美味しかったと思います。
全般的に味付けは濃いめですので、こちらもお好み次第ですね。


「ぎゅんた」は、グランツリー武蔵小杉の「GOURMET WALK」の中では、行列が多い「活美登利」「喜助」「ハングリータイガー」などに比べると比較的入りやすい部類かと思います。
お好み焼きを食べたいときの選択肢として、有り難い存在ではないでしょうか。

■「ハングリータイガー」の行列
「ハングリータイガー」の行列

【関連リンク】
グランツリー武蔵小杉 店舗情報 神戸六甲道ぎゅんた
神戸六甲道ぎゅんた 本店ウェブサイト
※本店のメニューや価格設定等はグランツリーの店舗とは異なりますので、ご注意ください。 2014/11/20エントリ プレオープン直前先行公開!「グランツリー武蔵小杉」プレス向け内覧会レポート
2014/11/22エントリ 「グランツリー武蔵小杉」本日グランドオープン、セブン&アイ史上最多7,000人が行列
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