武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2011年
08月09日

向河原駅前踏切を2倍近く拡幅へ

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JR南武線の向河原駅前の踏切が、幅員7.7mから14.2mに拡幅
されることとなりました。平成23年度川崎市議会第3回定例会の
一般質問に対して、川崎市建設緑政局長が答弁
を行っています。、

<平成23年度川崎市議会第3回定例会 一般質問より>
○建設緑政局長

 向河原駅前踏切についての御質問でございますが、当該踏切の
拡幅につきましては、武蔵小杉駅周辺の開発等による児童の増加が
予想されることや、地元町内会や商店会、下沼部小学校PTAなど
から拡幅の要望をいただいており、JR東日本と協議を進めた結果、
踏切の幅員7.7メートルを14.2メートルに拡幅することとし、昨年度
末に拡幅に必要な用地を取得したところでございます。今年度は、
拡幅に伴う遮断機等の移設物件の調査や施工方法等の検討、費用
負担について、JR東日本等の関係機関と協議を進めてまいりたいと
存じます。以上でございます。


■JR南武線向河原駅の踏切
JR南武線向河原駅の踏切

上記の答弁にある通り、現状幅員7.7mの踏切を14.2mに拡幅する
こととなり、実に2倍近く広がる形になります。
その用地はすでに川崎市が取得済みということですので、あとは
施工方法や費用負担等について詰めができさえすれば、着工が
できる状況のようです。

■踏切の歩行スペース
踏切の歩行スペース

現在の向河原駅の踏切には、両側に歩行スペースが設けられて
いますが、十分なスペースがあるとはいえません。ラッシュ時は
踏切の遮断時間が長いこともあり、たくさんの車や人が横断します
ので、以前から拡幅を求める声がありました。

■歩道が狭くなる部分
歩道が狭くなる部分

NEC玉川事業場の方からこの踏切に向かって歩いていくと、途中
までは広い歩道があるのですが、踏切の手前で上記のように歩道
が途絶えてしまいます。


踏切が2倍近く拡幅されるとなると、ちょうどこの歩道がそのまま
踏切まで伸びるような格好になる
のではないでしょうか。

JR東日本など関係各所との協議はこれからであり、いつごろ拡幅
工事が着手できるのかはまだ未定
ですが、用地取得は済んでいる
ことですし、なるべく早く完成すると良いですね。

■向河原駅の踏切とNEC玉川ルネッサンスシティ
向河原駅の踏切とNEC玉川ルネッサンスシティ

【関連リンク】
2010/8/14エントリ 向河原駅駐輪場のゴーヤー
2010/10/11エントリ 向河原駅のNEC専用改札口
2010/10/12エントリ 開かずの御幸踏切と、隣接の跨線橋
2011/2/23エントリ 南武線快速電車運行開始ポスターと、踏切横断注意
2011/8/3エントリ 御幸踏切の馬頭観音

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2011年
08月08日

横須賀線武蔵小杉駅暫定連絡通路の解体工事

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2011年6月25日に、横須賀線武蔵小杉駅の正規連絡通路が供用
開始されました。それ以降、以前の暫定連絡通路の解体が進め
られています。

■解体中の暫定連絡通路
解体中の暫定連絡通路

解体中の暫定連絡通路

これは、横須賀線武蔵小杉駅の暫定連絡通路を北側(上丸子側)
から南武線越しに見たもの
です。
この時点ですでに暫定連絡通路の壁が取り払われ、骨組みだけ
が露出している
のがわかります。

現在ではさらに作業が進み、骨組みもなくなっている状態です。

■上丸子跨線橋から見た暫定連絡通路跡地
上丸子跨線橋から見た暫定連絡通路跡地

続いてこちらは、上丸子跨線橋から暫定連絡通路の跡地を見下ろ
したもの
です。もうアスファルトの地面しか残されておらず、線路の
下をくぐるトンネルは封鎖されています。

■「ムサコス新聞」による解体プロセス解説
「ムサコス新聞」による解体プロセス解説

暫定連絡通路の解体プロセスは、施工ゼネコンJVによる地元向け
連絡誌「ムサコス新聞」に解説が掲載されています。

これによると、
①仮囲い、仮上家撤去
②仮通路床撤去
③仮基礎撤去、地盤整地

上記のようなプロセスで工事が進められるようで、全体の工事期間
3ヶ月とされています。

写真の現場は、まだ「①仮囲い、仮上家撤去」の段階ですね。6月
25日から工期が3ヶ月とすると、9月下旬頃までは解体が続きそう
です。
これら一連の撤去工事や作業ヤード、工事事務所等の撤収が全て
完了して、ようやく横須賀線武蔵小杉駅建設工事が完了すること
になります。

■暫定連絡通路への入口跡
暫定連絡通路への入口跡

なお、従来暫定連絡通路の入口となっていた部分は、現在では
ご覧のように正規の壁面が作られています。
入口は階段の向かい側、写真右手の壁面部分にありましたが、
現在では見た目上はもうわからなくなっていますね。

連絡通路内部からは、暫定連絡通路の解体作業は見ることが
できませんけれども、壁面のすぐ向こう側では、引き続き工事が
進められています。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区:横須賀線武蔵小杉
2011/4/6エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路が4月末供用
開始予定、震災により遅延可能性あり

2011/4/18エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路工事の
資材が震災により調達できず、2011年4月末供用開始予定が
延期に

2011/5/2エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路内部の
工事状況

2011/5/26エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路のエスカレ
ーター工事が進捗

2011/6/7エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の正規連絡通路が2011年
6月25日供用開始、改札外乗換は廃止に

2011/6/15エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路内部の完成
写真が公開

2011/6/19エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の正規連絡通路、供用
開始の準備進む

2011/6/24エントリ 横須賀線武蔵小杉駅暫定連絡通路最終日、
「動くスロープ」は歩行禁止

2011/6/25エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路が本日供用開始
2011/6/27エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路、初の平日ラッシュ
2011/7/11エントリ 横須賀線武蔵小杉駅連絡通路と新幹線の
軌道中心

2011/8/4エントリ ホーム北端のエスカレーターが夏休み期間中に
ラッシュ時上り運転実施

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2011年
08月07日

「2011玉川サマーフェスティバル」開催レポート

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2011年8月5日、NEC玉川ルネッサンスシティにおいて「2011玉川
サマーフェスティバル」が開催
されました。

■2011NEC玉川サマーフェスティバル
「2011玉川サマーフェスティバル」

「玉川サマーフェスティバル」は、NEC玉川事業場が毎年夏に開催
しているイベントです。玉川事業場の職員・家族のほか、向河原の
町内にもお知らせが行きわたり、多くの地域住民も参加
しています。

会場は写真手前が地域住民席、奥が社員席、一番奥がイベント
ステージという構成です。

■NEC玉川吹奏楽団の「マルモリ」
NEC玉川吹奏楽団の「マルモリ」

恒例のNEC玉川吹奏楽団の演奏は、今年は大流行の「マルモリ」
でした。前列に子どもたちが並んで、おなじみのマルモリダンスを
披露していました。
先日の今井神社の盆踊り大会もそうでしたが、今年は各地のイベ
ントで鉄板ネタとして使われていますね。

そういえば昨年は、エヴァンゲリオンの「残酷な天使のテーゼ」が
演奏されていました。

■NECレッドロケッツの選手紹介
NECレッドロケッツの選手紹介

こちらもお馴染み、NECレッドロケッツの選手紹介です。NECレッド
ロケッツはNEC玉川事業場内に練習場を有するバレーボール
チーム
で、まさにここがホームタウンということになります。

■NECグリーンロケッツによる抽選会
NECグリーンロケッツによる抽選会

イベントの最後には抽選会が行われていましたが、ここではNEC
グリーンロケッツ
の選手も登場していました。
NECグリーンロケッツは、NECのラグビーチームです。練習場は
千葉県我孫子市
にありますが、この日はサマーフェスティバルの
ために出張してきてくれました。

上記写真は、ちょうどグリーンロケッツのユニフォームが当選した
ところです。

■抽選用の団扇
抽選用の団扇

抽選会に参加するためには、会場で配布されている団扇が必要に
なります。
この団扇に抽選番号が記載されていまして、抽選会ではこの番号が
読み上げられる形です。この団扇の番号は「3817」で、残念ながら
当選なりませんでした。

■サマーフェスティバルの露店
サマーフェスティバルの模擬店

■豚肉の串焼き
豚肉の串焼き

NEC玉川ルネッサンスシティ沿いの歩道には、今年もたくさんの
模擬店が並んでいました。ご覧の通り、お客さんでいっぱいです。

焼きそばだったり串焼きだったり、こういった定番の模擬店の
食べ物は、お祭りで食べると妙においしかったりしますよね。

■NECライベックスの模擬店
NECライベックスの模擬店

NECライベックスの模擬店

NECの社員食堂や売店など福利厚生を担当するNECライベックス
の模擬店では、東北地方の物産が販売
されていました。

■「がんばれ東日本!!」
「がんばれ東日本!!」

3.11直後はイベント関係が軒並み自粛中止となりましたが、最近は
復興支援をひとつのテーマとして開催されることが多くなりました。
今回のサマーフェスティバルでは、イベントステージの後方に
「がんばれ東日本!!」という旗が夜風にはためいていました。

■ごみの分別
ごみの分別

お祭りが終わったら、もちろんごみはきちんと分別して捨てることに
なります。基本ですね。

大体このようなところですが、ところで、この玉川サマーフェスティ
バル、昨年は8月27日開催でした。今年は3週間ほど前倒しされた
形です。
電力事情等を勘案した部分があったのかどうかはわかりませんが、
とりあえずこの夏も無事に開催されて良かったと思います。

今年はNEC玉川ソリューションセンターも稼働し、来場者もさらに
増えていたかもしれませんね。

■「2011玉川サマーフェスティバル」の看板
「2011玉川サマーフェスティバル」の看板

【関連リンク】
NEC SPORTS.NET
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区 D地区
2007/12/12エントリ NEC玉川ルネッサンスシティの夜
2008/12/5エントリ NEC玉川ルネッサンスシティのクリスマス・2008
2009/7/15エントリ NEC玉川ルネッサンスシティの窓掃除
2009/10/8エントリ NEC玉川ソリューションセンター建設中
2009/11/14エントリ NEC玉川ルネッサンスシティのクリスマス・2009年
2009/12/4エントリ 中原区・武蔵小杉のスポーツチーム(1)
NECレッドロケッツ

2010/1/2エントリ NEC玉川ルネッサンスシティの玉川稲荷神社
2010/6/27エントリ NEC玉川ソリューションセンター竣工
2010/8/27エントリ 「2010玉川サマーフェスティバル」本日開催
2010/8/27エントリ 「NEC玉川サマーフェスティバル」開催レポート
2010/10/11エントリ 向河原駅のNEC専用改札口
2010/10/25エントリ 横須賀線武蔵小杉駅改札口外にNEC玉川
事業場専用出入口設置

2010/11/11エントリ 横須賀線武蔵小杉駅改札前のNEC玉川
事業場専用出入口供用開始

2010/12/19エントリ NEC玉川ルネッサンスシティのクリスマス・2010年
2011/6/3エントリ NEC玉川事業場の7・8号館解体工事

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2011年
08月06日

「藤子・F・不二雄ミュージアム」の広報ラッピングバスが武蔵小杉駅に登場

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藤子・F・不二雄ミュージアムの開館を2011年9月3日(土)に控え、
各地での広報活動が活発になってきました。
その一環として、6月30日より川崎市営のラッピングバスが運行され
ています。

■川崎市報道発表資料 藤子・F・不二雄ミュージアム広報ラッピング
バスの運行について(PDF)
http://www.city.kawasaki.jp/press/info20110629_8/
item9068.pdf


詳細は上記の報道発表資料の通りで、市バスの塩浜営業所、上平間
営業所、井田営業所、鷲ヶ峰営業所管内で6台のラッピングバスが
配置
されています。

このラッピングバス、営業所管内のどの路線を走行するかは当日
までわからない
とのことですが、先日、武蔵小杉駅北口ロータリー
その姿を見ることができました。

■武蔵小杉駅北口ロータリーのラッピングバス
武蔵小杉駅北口ロータリーのラッピングバス

■ドラえもんのキャラクター
ドラえもんのキャラクター

これがバスロータリーに停車していたラッピングバスで、左側面の
前方寄りにはドラえもんのキャラクターが描かれていました。

■キテレツ大百科のキャラクター
キテレツ大百科のキャラクター

こちらは同じく左側面ですが、後方寄りにはキテレツ大百科のキャ
ラクター
いました。

■ラッピングバスの右側面
ラッピングバスの右側面

そしてもちろん、ラッピングバスの右側面にも、同様に藤子・F・
不二雄氏の手によるキャラクターが描かれています。

■エスパー魔美
エスパー魔美

■オバケのQ太郎のキャラクター
オバケのQ太郎のキャラクター

こちら側は、エスパー魔美と、オバケのQ太郎のキャラクターですね。

■後方のパーマン
パーマン

そして最後に、バス後方にはパーマンがいました。
「2011.9.3 OPEN!!」ということで、藤子・F・不二雄ミュージアムの
開館をPRするものになっています。

それにしても、どの側面を見ても非常に有名なキャラクターが並ん
でおり、藤子・F・不二雄氏がいかにヒット作を多く生み出していたか
がわかります。

■藤子・F・不二雄ミュージアム 公式サイト
http://fujiko-museum.com/pc.html

さて、現在、藤子・F・不二雄ミュージアムのチケットの一般販売が
開始
しています。先日、川崎市民優先チケットが販売され、中原区
ではイトーヨーカドー武蔵小杉店2階のJTBが窓口となっていました
が、そちらは好評のうちに完売したようです。

チケットは日付および時間指定で、行列や混雑に悩まされずに
ゆっくりとミュージアムを見ることができます。反面、当面はなかなか
休日のチケットが取りづらかったりするかもしれませんね。

開館まであと1か月を切りまして、今後もさらにPR活動が活発に
なってくるのではないかと思います。

【関連リンク】
2011/1/21エントリ 中原区役所にドラえもん現る
2011/6/8エントリ 生田緑地ばら苑の春
2011/6/14エントリ 「藤子・F・不二雄ミュージアム」とローソン
コラボ店舗

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2011年
08月05日

小杉町3丁目中央地区の再開発ビル着工、野村不動産・相鉄不動産がプレスリリース

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小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業の施設建築物建設
工事が着工
になっています。これを受けて、2011年8月4日付で野村
不動産及び相鉄不動産よりプレスリリースが出ました。

■野村不動産プレスリリース 小杉町3丁目中央地区第一種市街地
再開発事業が着工
http://www.nomura-re-hd.co.jp/news/pdf/20110804.pdf

■小杉町3丁目中央地区のイメージパース
小杉町3丁目中央地区のイメージパース

プレスリリースの内容の大半は、これまでに出ている情報の範囲内
なのですが、タワーマンション棟の特徴と、事業スケジュールが新た
に公表されています。

■タワーマンション棟の主な特徴(※予定。プレスリリースよりの引用
であり、本ブログの所見ではありません)
1.住宅、商業・業務施設、保育園からなる複合開発
2.3 重のセキュリティチェックや24 時間有人管理などを採用した
 セキュリティ体制
3. 充実した共用施設、コンシェルジュサービス
・2 層吹抜けのエントランスホールの設置、フロントカウンターにて
 「コンシェルジュサービス」を提供
・ 「スカイラウンジ」や「ゲストルーム」、「フィットネスルーム」などの
 充実した共用施設を設置
・ 各階に24 時間ゴミステーションを設置。
4. 永住品質の追求、スケルトン・インフィル設計
・ 制震構造設計を採用
・ ディスポーザー、ハイサッシ、サーモバス、タンクレストイレ、二重床・
 二重天井などの最新設備と快適な住空間を実現
・ 将来の間取り変更に対応しやすい、スケルトン・インフィル設計

■事業スケジュール
2011年5月 建設工事着工
2015年春 施設建築物建設工事完了(予定)
2015年度 事業完了

既存の建物解体工事と再開発ビルの建設工事の境目が外見上は
判然としなかったのですが、5月にはすでに建設工事が着工になって
いたのですね。

■解体が進んだ小杉町3丁目中央地区
解体が進んだ小杉町3丁目中央地区

現在の小杉町3丁目中央地区では、解体工事がほとんど完了し、
建物の姿がもう見えなくなっています。
写真右手に見えるのは、再開発事業の範囲外となるユニオンビル
です。

■小杉町3丁目中央地区とNTT東日本川崎北支局
小杉町3丁目中央地区とNTT東日本川崎北支局

建物は解体されましたが、この時はまだ瓦礫が一部残っており、
重機によって撤去
が進められていました。
ここは従来は中原市民館があったところですが、解体で視界が
開けたことにより、西側にあるNTT東日本川崎北支局の電波塔が
見える
ようになりました。

これは、ちょっと新鮮な光景ですね。
あと3年も経てばまたビルの建設が進捗して、ここからは見えなく
なるのでしょうし、今だけ見ることができる風景です。

再開発ビルの完成は2015年春、その後道路工事等が行われて
事業が完全に終了するのが2015年度=2016年3月まで
、という
ことになります。
これから約4年半もの長い道のりになりますが、引き続き街並み
の移り変わりを追っていきたいと思います。

       ※       ※       ※

また、2011/7/26エントリでお伝えしたように、中央地区に隣接
した駅寄りの小杉町3丁目東地区においても、商業施設とタワー
マンションが建設される計画
となっています。

■小杉町3丁目中央地区再開発イメージパース
小杉町3丁目中央地区再開発イメージパース

■タワーマンションと低層部商業施設の接続部
タワーマンションと低層部商業施設の接続部

こちらは2017年度=2018年3月までに施設建築物を完成させる
目標(都市計画決定や権利変換計画の承認がこれからであり、
さらに遅れる可能性もあり)
となっていますので、さらにもう少し後の
話ですね。

現在再開発ビルが建ちあがりつつある武蔵小杉駅南口地区西街区
(エクラスタワー武蔵小杉)
に続いてこれら2つの再開発事業が完成
すると、武蔵小杉駅の西側市街地の姿も大きく変貌することになり
ます。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉3丁目地区
2007/10/19エントリ 小杉町3丁目中央地区計画公表!
2007/10/21エントリ 小杉町3丁目中央地区イメージパース
2007/10/24エントリ 小杉町3丁目中央地区フロア構成
2008/7/1エントリ 小杉町3丁目東地区再開発始動
2008/9/15エントリ 旧中原消防署の跡地利用と小杉3丁目中央地区
2008/10/21エントリ 小杉町3丁目中央地区再開発が本組合に移行へ
2009/3/5エントリ 小杉町3丁目中央地区再開発を清水建設・野村
不動産・相鉄不動産に委託

2011/6/6エントリ 小杉町3丁目中央地区の解体進捗とエコジョーズ採用
2011/6/8エントリ 小杉町3丁目中央地区の最新イメージパース
2011/6/18エントリ 小杉町3丁目中央地区:中原市民館の解体状況
2011/7/26エントリ 小杉町3丁目東地区で商業・公共公益施設と
タワーマンションを建設へ

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2011年
08月04日

横須賀線武蔵小杉駅ホーム北端のエスカレーターが夏休み期間中にラッシュ時上り運転実施

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横須賀線武蔵小杉駅ホーム北端に新設されたエスカレーターのうち
1基が、8月6日(土)から28日(日)の間、上り運転をすることになり
ました。

■エスカレーター上り運転開始のお知らせ
エスカレーター上り運転開始のお知らせ

横須賀線武蔵小杉駅ホーム北端(南武線寄り)のエスカレーターは、
南武線への正規連絡通路とあわせて新設され、6月25日に供用
開始されました。

このエスカレーターを利用することで最大100mの乗り換え短縮が
実現
されましたが、安全上の問題から、平日朝7:25頃~8:45頃の
間は下り専用で運用
されていました。
結果として、平日ラッシュ時は南武線側からの乗換えにはこのエスカ
レーターが使用できず、正規連絡通路による短縮効果が減殺される
形になっていました。(2011/6/25エントリ参照)

■従来の平日ラッシュ時の下り専用告知
従来の平日ラッシュ時の下り専用告知

このエスカレーターの運用方法は、鉄道事業者としては安全上の
やむを得ない措置ということでしたが、南武線からの乗換利用者の
方からはたいへん不満も多かった
ようです。

そういった声も反映してか、ホームの容量に一定の余裕が生じる
前掲の夏休み期間については、3基のうち1基を上り運転
とする
ことになったものです。

■夏休み期間中のエスカレーター運転図
夏休み期間中のエスカレーター運転図

■上り運転となるエスカレーター
上り運転となるエスカレーター(右側)

上り運転となるのは上記写真の右側のエスカレーターです。
ここは平日ラッシュ時以外はもともと上り運転をしていますので、
夏休み期間中は終日上り運転になる、ということです。

上記はラッシュ時外(夜間)に撮影したもので、上り口の表示で
分かる通り、上り運転をしているところです。

8月29日(月)からは、また元通りラッシュ時下り専用となってしま
いますが、とりあえず1か月弱ほどの間、南武線からの乗換えが
少しショートカットになりますね。

■南武線から乗り換える皆さん
南武線から乗り換える皆さん

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区:横須賀線武蔵小杉
2011/4/18エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路工事の
資材が震災により調達できず、2011年4月末供用開始予定が
延期に

2011/5/2エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路内部の
工事状況

2011/5/26エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路のエスカレ
ーター工事が進捗

2011/6/7エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の正規連絡通路が2011年
6月25日供用開始、改札外乗換は廃止に

2011/6/15エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路内部の完成
写真が公開

2011/6/19エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の正規連絡通路、供用
開始の準備進む

2011/6/24エントリ 横須賀線武蔵小杉駅暫定連絡通路最終日、
「動くスロープ」は歩行禁止

2011/6/25エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路が本日供用開始
2011/6/27エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路、初の平日ラッシュ

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2011年
08月03日

御幸踏切の馬頭観音

横須賀線武蔵小杉駅の南側に「御幸踏切」があります。この踏切については「開かずの踏切」状態になっていることを2010/10/12エントリで取り上げました。

この踏切のたもとに祀られている馬頭観音を、今回は紹介してみたいと思います。

■御幸踏切
御幸踏切

■馬頭観音の小堂
馬頭観音の小堂

馬頭観音は、御幸踏切の東側(NEC玉川事業場側)にあります。
まさに線路沿いのたもとにありまして、ひっそりと道端に小堂が建てられていました。

■馬頭観音の石碑
馬頭観音の石碑

馬頭観音の石碑

小堂の中には、像と石碑がありまして、石碑には「十八面馬頭観世音」と書かれています。
馬頭観音とは、観音菩薩の変化身のひとつで、その名前から馬の守護仏としても祀られています。
また、畜生道にご利益を与え、畜生類を救う観音ともされています。

自動車が登場するより以前に馬が街道を往来していたころ、道中に馬が急死した路傍などに供養として馬頭観音が多く祀られるようになりました。

この御幸踏切の馬頭観音も、そうした供養塔のひとつと思われます。

■石像の顔
石像の顔

石碑の隣の像は、顔などが風化してわからなくなっています。

馬頭観音は憤怒の表情をしているのが特徴なのですが、この像が馬頭観音なのかどうか、定かに確認できませんでした。

この御幸踏切の馬頭観音は、いつ頃からあったものなのかはわかりませんが、見たところそれなりに古いもののように思われます。

すぐ近くを通る府中街道は江戸時代に整備されたものであり、荷物を運ぶ馬も多数通行していたことでしょう。この馬頭観音は、府中街道の当時の名残を残すものではないかと思います。

中原区内には他にも馬頭観音がありまして、中原街道近くの小杉陣屋町にも同様に石碑が残されています。ぱっと見にはあまり目に付くようなものではありませんけれども、当時の街道筋の名残を今に伝えています。

【関連リンク】
2010/10/12エントリ 開かずの御幸踏切と、隣接の跨線橋

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2011年
08月02日

武蔵小杉駅南口地区東街区の駐輪場が再移転、地下公共駐輪場着工

hatsushimo.gif

武蔵小杉駅南口地区東街区の地区内にある東急武蔵小杉駅自転
車等第1駐車場が再移転
しました。
東街区のロータリー地下公共駐輪場の着工に伴うもので、2012年
10月までは現地で暫定的に運営
されることになります。

■閉鎖された東街区内の駐輪場
閉鎖された東街区内の駐輪場

この東急武蔵小杉駅自転車等第1駐車場は、元々は中小企業婦人
会館に隣接して設置
されていたのですが、建物の解体に伴って
上記のロータリー予定地に4月15日に移転
してきていました。

■駐輪場移転の告知
駐輪場移転の告知

現在、旧駐輪場は閉鎖され、入口に「新駐輪場へ駐輪願います」
というお知らせが掲示
されています。
駐輪場の移転予定日は、川崎市の告知では4月18日となっていま
したが、予定よりもかなり早まる結果
になりました。

この暫定駐輪場は、4か月足らずで役割を終えたことになります。

■駐輪場移転図
駐輪場移転図


■駐輪場の移転先(入口)
駐輪場の移転先(入口)

駐輪場の移転先は以前もご紹介した図面の通りで、旧駐輪場の
南側
にあたります。

地下公共駐輪場が2012年10月に完成次第、そちらを仮使用する
予定となっていますが、それまでの1年2か月は現地の駐輪場を
使用することになります。

■ロータリーおよび公共地下駐輪場のイメージパース

ロータリーおよび公共駐輪場のイメージパース

今回の駐輪場の移転により、スペースの空いたロータリー地下の
公共駐輪場が本格的に着工
することになります。この工事説明会
については、2011/7/28エントリもご参照ください。

そしてさらに、現駐輪場が地下公共駐輪場に移転したのちは、現地
での商業施設の建設が本格的に着手
されるわけですね。

東街区の再開発工事も全域で本格化してきまして、トラックの出入
りや重機の稼働も増えてきました。ここにさらに、8月着工の東急
武蔵小杉駅ビル建設の槌音も加わっていくことになりますので、
駅全体が工事一色になりそうです。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区C地区
2011/4/15エントリ 武蔵小杉駅南口地区東街区の施工スケジュ
ール・駐輪場移転・道路切替

2011/4/25エントリ 武蔵小杉駅南口地区東街区の道路切り替え、
東急武蔵小杉駅東口閉鎖

2011/5/16エントリ 武蔵小杉駅南口地区東街区の準備工事と
本工事

2011/5/24エントリ 武蔵小杉駅南口地区東街区の工事説明会
2011/6/17エントリ 東急武蔵小杉駅前に響く、カエルの鳴き声
2011/6/23エントリ 武蔵小杉駅南口地区東街区の駐輪場が
2011年8月19日に再移転

2011/7/28エントリ 武蔵小杉駅南口地区東街区公共地下駐輪場の
工事説明会

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2011年
08月01日

クリエイト川崎小杉陣屋町店の求人募集と工事進捗

hatsushimo.gif

2011/1/30エントリ
において、クリエイト川崎小杉御殿町店の建設
計画について取り上げましたが、7月31日付の新聞折込で求人
募集
が行われていました。

■クリエイト川崎小杉陣屋町店の求人
クリエイト川崎小杉陣屋町の求人

求人広告には、「川崎小杉陣屋町店 オープニングスタッフ募集」
と大きな文字で書かれています。
「川崎小杉陣屋町店」は仮称でしたが、そのまま正式名称になった
ようですね。

■今秋オープンに向けた採用の流れ
今秋オープンに向けた採用の流れ

裏面には今秋オープンまでの流れが書いてあるのですが、ここ
には「今秋オープン」とありました。
8月18日まで受付をして、その後選考→入社→研修→実習となると、
オープンは9月頃になるでしょうか。

■建設中のクリエイト川崎小杉陣屋町店(右側は石橋醤油店)
建設中のクリエイト川崎小杉陣屋町店(右側は石橋醤油店)

建設中のクリエイト川崎小杉陣屋町店

現地の建物はというと、すでに外観上はかなり出来上がっている
ように見えます。
中原街道に面している部分は狭いのですが、敷地は写真左奥に
広がっていますので、見た目よりは面積があります。

余談ですが、このクリエイトの川崎小杉陣屋町の隣は、「川崎歴史
ガイド・中原街道ルート」で取り上げた「石橋醤油店」です(1枚目の
建物写真右手に写っています。2009/11/29エントリ参照)。
「石橋醤油店」は、ここで明治3年(1870年)から醤油の醸造を行っ
ていた
お店で、中原街道の歴史を示す古い蔵が残されています。

真新しいクリエイトの建物と隣り合った醤油の蔵を眺めると、あら
ためて中原街道の風景の移り変わりを感じます。

【関連リンク】
株式会社クリエイト・エス・ディー
2007/7/21エントリ クリエイト川崎下小田中店オープン
2009/11/29エントリ 川崎歴史ガイド・中原街道ルート(4):「明治の
醤油作りと八百八橋」

2011/1/30エントリ 「(仮称)クリエイト川崎小杉陣屋町店」中原
街道にオープンへ

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2011年
07月31日

武蔵小杉駅北口ロータリーの「なんちゃっ亭」が本日閉店

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2011年7月31日をもって、武蔵小杉駅北口ロータリーのラーメン店
「なんちゃっ亭」が閉店
になりました。

■「なんちゃっ亭」
「なんちゃっ亭」

「なんちゃっ亭」は、武蔵小杉駅北口ロータリーの東側、東急線沿い
に並んでいる古い建物の一角
にあります。

■閉店のお知らせ
閉店のお知らせ

その「なんちゃっ亭」の店頭に、先日より閉店のお知らせが掲示
されていました。
諸般の事情により、本日7月31日をもって閉店となることが記載
されています。

■塩とんこつラーメン
塩とんこつラーメン

塩とんこつラーメン

そのようなわけで、「なんちゃっ亭」は長い間ここで営業してきた
店舗でもありますし、またここに記録として写真を残しておきたい
思いました。
上記の写真は、7月29日に訪問した時のものです。

この「塩とんこつラーメン」、あまりとんこつコッテリタイプではなく、
比較的あっさり食べることができます。
お値段はワンコインの税込500円でして、今時このお値段で食べら
れるラーメン店も少なくなってきました。コストパフォーマンスとして
は、割と良かったのではないかと思います。

今回はオーダーしていませんが、「もやしラーメン」を頼んだ時の
もやしの大盛り具合
も、結構有名でした。

■替え玉or味付け玉子無料券
替え玉or味付け玉子無料券

この時、営業日は残すところ2日のみだったのですが、替え玉&
味付け玉子の無料券
をいただきました。
当日使用することはできませんので、お店の方も「31日までなの
ですが、よろしければ…」
と恐縮しながら渡してくださいました。

この「なんちゃっ亭」は、平日は翌1:00(25:00)まで営業していま
して、夜遅くにラーメンを食べたくなった時には選択肢として貴重な
お店でした。
無くなると寂しい、という方もいらっしゃることと思います。

       ※       ※       ※

武蔵小杉駅北口では、UR都市機構が、ホテル・ザ・エルシィ跡地
からロータリーにかけて再開発基本計画を定める
ことが明らかに
なっています。(2011/7/6エントリ参照)
しかし、この「なんちゃっ亭」が含まれている古い商店のエリアは、
UR都市機構が定める基本計画の区域外
ですので、今回の閉店
とは関連がありません。

ただ、現状の同区域の建物は老朽化もしており、駅前の一等地に
あっての高度利用を視野に何らかの動きがあってもおかしくない
ですね。

近隣にある「大三元」なども相当古くから武蔵小杉で営業している
お店
ですし、引き続き注視してまいりたいと思います。

【関連リンク】
2011/7/6エントリ エルシィ跡地周辺再開発の基本計画策定へ、
小杉ビルディングは駅前広場拡充を見据え段階的整備を検討

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