「できることを、今。」というメッセージが添えられていました。
■平間駅前の「平間駅前通り商栄会」
■ウクライナカラーの横断幕
武蔵小杉周辺でも見かける機会が多くなったウクライナカラーは、青と黄色の2色です。
この色が象徴するものは諸説あり、「青空と小麦」あるいは「水と火」などといわれています。
ウクライナ地方では古くから使われてきた色で、1199年から1349年に現在のウクライナ西部に存在した「ルーシ王国」の国章からこの2色が使われていました。
このウクライナカラーの横断幕が設置されたのは、平間駅前にある商店街「平間駅前通り商栄会」です。
横断幕には大きく「できることを、今。」と書かれていました。
戦火のもとにあるウクライナは遠く、日本でできることには限りがあるのも事実です。
そんな中で目の前でできることに取り組もうというメッセージです。
■昨年度の青柳晃洋選手最多勝祝賀横断幕
この場所では、昨年度は阪神タイガースの青柳晃洋選手の最多勝祝賀横断幕が掲出されていました。
また平間銀座商店街では川崎フロンターレの横断幕もこまめに新調されるなど、横断幕にかけては平間が地域の商店街の中で頭一つ抜けている感があります。
■ブレーメン通り商店街の音楽隊像
■ロイドパサージュ商店街のロゴ
他の商店街では、ブレーメン通り商店街の音楽隊像も、ウクライナ国旗をまとっていました。
これは2022年5月頃、商店街のポイントカード「ブレカ」を活用した寄付金を募っていたときのものです。
またブレーメン通り商店街と友好提携をしている、ドイツの「ロイドパサージュ商店街」のロゴも、偶然かと思いますがウクライナカラーでした。
このロゴは、ブレーメン通り商店街のコミュニティセンターに掲示されています。
撮影時から約2か月が経過したものの、残念なことにウクライナでの戦争は続き、人道上の危機が深刻さを増しています。
そんな中で「今、できること」は人それぞれに違うでしょうし、商店街のメッセージもそれぞれに受け止められることかと思います。
(はつしも)
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