武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2023年
07月19日

二ヶ領用水・中原桃の会による「桃の実」みのる、寒白・新矢口・黒川矢口など若木も生育

二ヶ領用水沿いに植えられた桃の木に、実がみのっています。
「二ヶ領用水・中原桃の会」の皆さんが1985年頃から植樹し、手入れされているものです。

■二ヶ領用水(宮内付近)
二ヶ領用水

■「中原桃の会」による掲示
中原桃の会の掲示

二ヶ領用水沿いでも、特に桃の木が集中的に植えられているのは中原区宮内付近です。
中原街道との交点付近には、「二ヶ領用水・中原桃の会」による掲示がありました。

この掲示によると、中原の桃は大正10年(1921年)ごろから昭和19年(1944年)2月まで生産されていたといいます。
戦時体制で桃畑が田畑に転換されるまでは、「全国の二大産地」といわれるほどに美味しい桃の里だったといいます。

このあたりのストーリーを舞台にしたのが、中原区の歴史を描く市民んミュージカル「なかはらミュージカル」でしたね。

■なかはらミュージカル「桃の里の物語~すみ子とカンナ~」
なかはらミュージカル

なかはらミュージカル「桃の里の物語~すみ子とカンナ~」については、2023/3/12エントリでレポートさせていただきました。
詳細は関連リンクよりご参照ください。

■「寒白(花桃)」
寒白(花桃)

寒白(花桃)

寒白(花桃)

「二ヶ領用水・中原桃の会」の掲示のそばに植えられていたのは、花桃の一種「寒白」でした。

名前の通り純白の花が咲く、白い花桃の代表格ということです。

■「新矢口(花桃)」
新矢口

新矢口

新矢口

一方こちらは「新矢口」です。
2014年に中原区の木が「モモ」に制定された際、ここからほど近い川崎市立中原小学校の美化フラワー委員会5・6年生の21名が植樹したものということです。

植樹してから9年ほどの若木で、まだこれから育っていくことでしょう。

■「黒川矢口」
黒川矢口

黒川矢口

黒川矢口

続いてこちらは「黒川矢口」です。
濃い赤色の八重の花が、ピンクの矢口桃にについて開花するということです。

「矢口桃」「新矢口」「黒川矢口」と、矢口シリーズの品種があるわけですね。

■宮内付近の若木
宮内付近の若木

若木の桃

宮内付近には、さらに若木も植えられていました。
こんな若木でも、近づいてみるときちんと桃の実がみのっています。

桃の木の寿命は木のなかでは短く、農業としての経済性の観点からは15年~20年程度とされています。

大切に保護すれば植物としては30~50年生きることも可能ということですが、それにしてもそれほど長寿ではありませんね。

それだけに「二ヶ領用水・中原桃の会」の皆さんによる手入れや、新たな植樹が「桃並木」の維持には欠かせないということでしょう。

■二ヶ領用水の「選奨土木遺産」指定記念の案内サイン
二ヶ領用水のパネル

桃の里

二ヶ領用水と中原小学校正門前をつなぐ「こすぎごてんみどり歩道橋」近くには、二ヶ領用水が「選奨土木遺産」に認定されたことを記念する案内サインが2015年に設置されていました。

こちらでも「桃の里」としての中原が紹介されています。

こんな歴史もふりかえりつつ、二ヶ領用水を散歩してみてはいかがでしょうか。

■二ヶ領用水沿いの「トトロ」街路樹 (2022年)
二ヶ領用水沿いのトトロ街路樹

■部分的に伐採された現在の街路樹
部分的に伐採された街路樹

ところで、二ヶ領用水の宮内付近では、街路樹がトトロの形に剪定されて子どもたちに人気を博していたのを、2022年にご紹介しておりましたが、その後部分的に伐採されていました。

これは視界が悪く交通事故につながるということが理由だったようです。

確かに伐採前後で見比べますと、このこんもりと車道にせりだした木陰に子どもが隠れていて飛び出してくると、危険性が高いように思います。

子どもの安全を第一に考えますと、致し方ないことだったかもしれません。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 二ヶ領用水
2012/6/11エントリ 「二ヶ領用水 中原桃の会」による中原区制40周年記念植樹「源平枝垂れ桃」
2015/3/5エントリ 2015年3月1日制定、「中原区の木・モモ」とシンボルマーク

(二ヶ領用水の選奨土木遺産認定関連)
2015/4/11エントリ 渋川の地元名称は「シブッカ」?川崎市が二ヶ領用水の選奨土木遺産認定記念の案内サインを設置
2016/8/26エントリ 二ヶ領用水の桃の実と、こすぎごてんみどり歩道橋前「選奨土木遺産」認定の案内サイン
2019/8/26エントリ かつて川崎市の工業発展を支えた水源。平間配水所近く、二ヶ領用水取水口跡地の「選奨土木遺産」案内サイン
2021/7/20エントリ 二ヶ領用水が「国登録記念物(遺跡関係)」の指定受け、中原平和公園内など市内4か所に案内板が設置
2023/4/16エントリ コスギアイハグに二ヶ領用水の国登録記念物指定案内板が設置、敷地隣接「中丸子堰」の歴史を偲ぶ

(トトロ街路樹関連)
2022/2/16エントリ 上小田中の二ヶ領用水沿いに「トトロ」街路樹とネコバスのりばが登場、受験生への応援メッセージなどが集まる

(なかはらミュージカル関連)
2023/3/12エントリ なかはらミュージカル「桃の里の物語~すみ子とカンナ~」が上演、戦時下の中原区と未来への希望描く

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2023年
07月09日

川崎市役所新本庁舎完成内覧会レポート:25階展望フロアから見える武蔵小杉や市議会議場・旧本庁舎復元棟などを公開

川崎市では、かねてから川崎市役所本庁舎の整備工事を進めてきました。
2023年6月に新しい本庁舎が完成に至り、7月7日から9日にかけて報道機関および抽選に当選した一部市民を対象にした内覧会が行われました。

弊紙ではこの内覧会を取材させていただきましたので、レポートさせていただきます。

■竣工した川崎市役所本庁舎
完成した川崎市役所本庁舎

エントランスの吹き抜け

川崎市役所本庁舎は、耐震対策を中心とした基本構想の検討が2013年5月にスタートし、2020年5月に工事が着工しました。

市民アンケートも含めたおよそ7年の検討期間、そして3年の工期を経て完成したことになります。
この建物は地下2階・地上25階建てで、建築物高さは111.62m(最高部116.97m)です。
25階建ての高層部の手前には、旧本庁舎を復元した白い建物も一体的に建設されています。

■25階の展望ロビー・スカイデッキ
25階の展望ロビー・スカイデッキ

最上階の25階は、展望ロビー・スカイデッキになっています。
ここではぐるりと建物を360度回り、川崎市内・東京・横浜方面をそれぞれ見回すことができます。

■武蔵小杉方面の眺望
武蔵小杉方面の眺望

武蔵小杉方面の眺望

弊紙をずっとお読みの方でしたら、もうおわかりですね。
武蔵小杉に特化したローカルメディア「武蔵小杉ライフ」としては、何よりも「武蔵小杉が見えるか」が重要です。

果たして、建物の北西に武蔵小杉の高層ビル群を捉えることができました。

■川崎区・川崎競馬場方面
川崎市臨海部方面

■臨海部の工場
臨海部の工場群

■川崎競輪場
川崎競輪場

■富士通スタジアム川崎
富士通スタジアム川崎

川崎市臨海部方面には、臨海部の工場群、川崎競馬場、川崎競輪場、富士通スタジアム川崎など各種施設が見えました。

富士通スタジアム川崎は、かつての川崎球場をアメリカンフットボール場として再整備したもので、川崎フロンターレユースの活動拠点にもなっています。

本サイトでも過去にご紹介しておりました。

■川崎駅方面
川崎駅方面

■横浜方面
横浜方面

川崎駅はもちろんすぐ近くに見えますし、横浜方面には遠くにランドマークタワーなどみなとみらいのビル群も見えました。

梅雨時でコンディションが良くありませんが、冬などは綺麗に富士山なども見えるのではないでしょうか。

■スカイデッキの壁面は「かわさきマイスター」の塗装
展望フロアの壁面

スカイデッキの壁面の一部は、川崎市が市内最高峰の「匠」として認定する「かわさきマイスター」の綾部淳氏が塗装を手掛けています。

金属のような、独特の質感に仕上がっていました。

■24階・川崎市議会議場
川崎市議会議場

■親子傍聴席
親子傍聴席

■授乳室
授乳室

24階には、川崎市議会議場があります。

議場には一般の傍聴席に加えて、車椅子傍聴席、個室でガラス窓から傍聴ができる「親子傍聴席」、また授乳室も併設されていました。

幅広い方に、より気軽に傍聴していただけるように配慮されたものです。

■議会運営委員会室
議会運営委員会室

議会運営委員会室

こちらは、議会運営委員会室です。
室内は公開されていませんでしたが、傍聴席には、補聴器・人工内耳を装用されている方には音声がはっきり聞こえる装置を設置している旨、掲示がありました。

■20階・執務室
執務室

■3階・会議室
会議室

会議室

こちらは、市役所職員の方の執務室(オフィス)や会議室です。
高層棟は眺めも良く、会議室は木のフローリングで落ち着ける雰囲気でした。

■デジタルサイネージのフロアガイド
デジタルサイネージ

フロア数も多いため、エレベーター前にはフロアガイドのデジタルサイネージが設置されていました。

タッチして目的の組織を探すことができます。

■旧庁舎の復元棟
旧庁舎の復元棟

■復元されたエントランス
復元されたエントランス

復元されたエントランス

前述の通り、新本庁舎では、低層部に旧庁舎の復元棟がつくられています。
旧庁舎のシンボルだった時計塔も、ご覧の通り復元されていました。

また復元されたエントランスの銘板は古いもので、これは旧庁舎で使われていたものではないでしょうか。

■旧市長室
旧市長室

旧市長室

■復元棟会議室
復元棟会議室

復元棟も新築されたものですが、高層棟に比べてクラシックな雰囲気です。
これもまた、味わいがありますね。

■1階の旧本庁舎歴史展示
旧本庁舎歴史展示

旧本庁舎歴史展示

1階の入口近くには、旧本庁舎歴史展示コーナーもありました。

旧本庁舎は1938年に竣工したもので、時計塔は戦時中には防空監視廠(かんししょう)として利用されていたといいます。

外壁全体は迷彩柄の塗装でカモフラージュし、戦禍をくぐりぬけました。

なお、川崎市の人口急増に伴う行政需要に対応するために、旧市庁舎が2階建てから3階建て、4階建てと増築されたため、相対的に時計塔が短く見えるようになっていきました。

旧本庁舎の復元にあたっては、竣工当時の時計塔のプロポーションを再現したということです。

また旧本庁舎は、1,000本以上の松杭で支えられていました。
歴史展示コーナー床面のガラス下に見えるのは、旧本庁舎の基礎を支えていた松杭が埋まっていた様子を展示しているものです。

■川崎市の歴史展示
内覧会の歴史展示

内覧会の歴史展示

川崎市役所本庁舎の内覧会では、川崎市の歴史展示も行われていました。
こちらは常設ではないかもしれませんが、25階の展望ロビー・スカイデッキはどなたでも利用できますし、市議会の傍聴も可能です。

また1階の歴史展示コーナーなど、いつでも見学できる部分も多くありますので、正式供用開始後に訪れてみてはいかがでしょうか。

また全体の整備工事はまだ未了であり、2024年度に「第2庁舎」跡地の広場が整備完了する予定です。

■川崎市役所本庁舎のマップ


【関連リンク】
川崎市ウェブサイト 新本庁舎整備事業について
2016/9/19エントリ 川崎球場をリニューアル「富士通スタジアム川崎」と、特設ギャラリーのフロンターレ・大洋ホエールズ・ロッテオリオンズ展示
2022/4/11エントリ 川崎市キングスカイフロントと羽田空港を繋ぐ新橋梁「多摩川スカイブリッジ」レポート:海抜20mから武蔵小杉の高層ビル群を望む

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2023年
07月06日

「NEC的からくり装置×七夕イルミネーションイベント」がNEC玉川ルネッサンスシティで7/6-7開催、事業領域を街に見立て天の川が輝く

本日、NEC玉川事業場において「NEC的からくり装置×七夕イルミネーションイベント」が開催されました。

同社ではこのたび「ワクワクする社会や暮らしをつなぎ、想像していくこと」を伝える手段として、コンセプト動画を制作することとなりました。
それにあたってNECの幅広い事業領域を「街」に見立てたからくり装置を制作し、からくり装置が入れるスイッチによって天の川イルミネーションが点灯させて撮影を行いました。

この動画撮影にあわせて、本日7月6日(木)、7日(金)の2日間にわたって、からくり装置とイルミネーション点灯を実際に体感できる地域イベントを開催したというわけです。

NEC的からくり装置×七夕イルミネーション

■NEC的からくり装置×七夕イルミネーションイベント
NEC的からくり装置×七夕イルミネーション

■NECの事業領域を表現した「NEC的からくり装置」
NEC的からくり装置

会場は、JR南武線向河原駅前の「NEC玉川ルネッサンスシティ」です。
ここには広い公開空地が整備されていまして、これまでにもNECによる地域貢献としてイベント等が開催されてきました。

今回はこの公開空地に「NEC的からくり装置」と、天の川イルミネーションが設営されました。

このからくり装置は、前述の通りNECの幅広い事業領域を「街」に見立てたものということです。
光ボールが街をめぐっていき、最後にイルミネーションのスイッチを入れる趣向です。

今回の企画を担当されたNEC エンタープライズ企画統括部の杉山さんにご説明をいただきましたので、順番にご紹介していきましょう。

■「Digital Finance」
Digital Finance

NECでは、金融に関わる業務プロセス改革・リスク対策、新たな顧客体験の実現をAI不正検知などのデジタル技術で支えています。

ここではボールがドミノを倒し、ドミノが倒れると「Life」の文字が出現しました。

■「Smart Retail CX」
Smart Retail CX

またNECは小売店の労働力不足などの課題にも、無人・省力化店舗などの店舗運営支援ソリューションを提供しています。

ここではショッピングカードが動き、「Work」と書かれた旗が登場しました。

■「Connected Manufacturing, Intelligent Logistics & Mobility」
Connected Manufacturing

NECでは、工場のスマート化や物流の効率化をはかるため、工場の自動化や自律化・リモート化などサプライチェーンの最適化にも貢献しています。

ここではトラックの荷台に光るボールが落ちるとトラックが走り出し、倉庫に入ると「Connect」のメッセージが出現しました。

■「Smart Venue CX」
Smart Venue CX

またNECは、テーマパークの顔認証ゲートやホテルのスマートチェックインなど、快適な顧客体験を実現するソリューションも提供しています。
タッチレスでエリア全体の自由な回遊・活性化を促進するものです。

ここでは光るボールがテーマパークの前を移動すると、人々が楽しむ様子が影絵で出現しました。

ボールがテーマパークからホテルに移動すると、ホテルの窓から新たなメッセージ「Beyond」が登場しました。

■「Intelligent Logistics & Mobility」
Intelligent Logistics & Mobility

さらにNECの事業領域は幅広く、航空・鉄道・バスなどのさまざまな交通手段をモバイル・ICカード・整体認証技術などを用いてシームレスにつないでいます。

このからくり装置で登場する飛行機でも、顔認証技術を活用した新たな搭乗手続きや、デジタルチケットサービスを提供しています。

ここでは光るボールが観覧車を通って空港に入っていくと飛行機が飛び立ち、最後のメッセージ「Create」が飛行機雲のように登場しました。

このように、今回の「NEC的からくり装置」では、同社が街の実に幅広い範囲を多彩なデジタル技術で支えていることを象徴して表現されていました。

■NEC的からくり装置×七夕イルミネーションの店頭

それでは、NEC的からくり装置が動き、最後に天の川イルミネーションを点灯される様子をご覧いただきましょう。

こちらはスチール写真より、動画の方がお楽しみいただけると思います。

光るボールが最後まできちんと動くのはなかなか難易度が高く、何テイクかやりなおしをしているのと、上記動画でも途中で少し手で後押しするところもありますが、会場の皆さんが温かく見守りました。

■天の川イルミネーション
天の川イルミネーション

今回はあまり大々的ではありませんが、地元の向河原の商店街などでチラシ配布が行われ、地域のかたが一部お集まりになりました。

NEC的からくり装置が動いて、天の川イルミネーションが点灯する様子をお楽しみになっていました。

冒頭にご案内の通り、本イベントは明日7月7日(金)も19:00~20:30に開催されます。
ご関心ある方は、NEC玉川ルネッサンスシティまでご来場ください。

【関連リンク】
(NEC玉川ルネッサンスシティ関連)
2010/1/2エントリ NEC玉川ルネッサンスシティの玉川稲荷神社
2010/9/20エントリ NEC玉川ルネッサンスシティの「丸池」と噴水
2013/10/1エントリ NECが「玉川ルネッサンスシティ」の信託受益権を約575億円で取得
2013/12/14エントリ NEC玉川ルネッサンスシティのクリスマスイルミネーション、2年ぶりに登場
2015/11/16エントリ 中原消防署がNEC玉川ルネッサンスシティ・ノースタワーで37階・829段の「階段駆け上がり訓練」を実施
2016/1/2エントリ NEC玉川ルネッサンスシティの「日電玉川稲荷神社」の改修が完了、NEC玉川事業場は2016年7月に操業80周年へ
2016/8/15エントリ 「NECワーキングマザーサロン」が2016年8月20日(土)エポックなかはらで開催、参加申し込み受付中
2017/5/14エントリ NEC玉川ルネッサンスシティの「水準点
2018/10/22エントリ 11月9日(金)「NECワーキングマザーサロン」、12月1日(土)「武蔵小杉ワーキングマザー交流会」が相次いで開催、参加申込受付中
2019/11/22エントリ NEC玉川ルネッサンスシティで地域イベント「しもぬまべこどもナイト」開催、ワークショップのLEDキャンドルやダンスは11/24レッドロケッツ試合会場でも披露へ
2021/8/30エントリ NEC玉川ルネッサンスシティの「川崎市大規模接種会場」での、新型コロナウイルスワクチン接種レポート
2022/10/9エントリ 「なかはら秋のわんにゃんまつり」がNEC玉川事業場で初開催、ペット関連企画やIn Unityスペシャルライブに地域のワンちゃんが集結
2022/10/15エントリ 「玉川夏まつり2022」がNEC玉川ルネッサンスシティ・下沼部小学校で開催、ナイアガラ+打ち上げ花火が夜空に彩り
2022/12/30エントリ 元住吉のブレーメン通り商店街・オズ通り商店街でイルミネーション輝く、NEC玉川ルネッサンスシティのライトアップもバージョンアップ
2023/1/23エントリ 「In Unity2023」がNEC玉川事業場で2DAYS開催、最優秀学生バンド「実験的音楽」など音楽とダンスが競演
2021/3/14エントリ NEC玉川事業場前に設置された、NECレッドロケッツ・グリーンロケッツ活動費支援の自動販売機
2023/4/5エントリ 向河原駅踏切前にNEC×アサヒ飲料共同開発・クラウド型防犯カメラ付き自販機が設置、NECレッドロケッツデザインを採用

(NECレッドロケッツ関連)
2021/11/5エントリ V1リーグ2021-22シーズン戦う「NECレッドロケッツ」応援横断幕が中原小学校前・平間銀座商店街に登場
2022/3/21エントリ 中原区役所に川崎フロンターレに加え川崎ブレイブサンダース・NECレッドロケッツ・富士通レッドウェーブ・フロンティアーズの装飾が登場、「かわさきスポーツパートナー」一色に
2022/5/6エントリ ららテラス武蔵小杉で「中原区制50周年記念 なかはらの歩み写真展」を5/15まで開催、NECレッドロケッツ応援キャンペーンも
2022/6/16エントリ NECレッドロケッツが社会課題解決プロジェクト「R-CONNECTION」推進、下沼部小学校の交通安全教室・多摩川美化活動やバレーボール教室に連続参加
2022/12/26エントリ NECレッドロケッツが皇后杯制し中原区に優勝祝賀懸垂幕登場、1/13・14とどろきアリーナリーグ戦には大友愛さん・高橋みゆきさんもゲスト出演
2022/6/16エントリ NECレッドロケッツが社会課題解決プロジェクト「R-CONNECTION」推進、下沼部小学校の交通安全教室・多摩川美化活動やバレーボール教室に連続参加
2022/12/26エントリ NECレッドロケッツが皇后杯制し中原区に優勝祝賀懸垂幕登場、1/13・14とどろきアリーナリーグ戦には大友愛さん・高橋みゆきさんもゲスト出演
2023/5/31エントリ NECレッドロケッツV1リーグ優勝報告会がラゾーナ川崎プラザで開催、「川崎市スポーツ特別賞」贈呈にファンも声援
2023/6/17エントリ NEC×アサヒ飲料共同開発の防犯カメラ付き自販機が下沼部公園に登場、向河原駅前踏切と同じNECレッドロケッツデザインで
2023/6/28エントリ 元住吉・オズ通り商店街にNECレッドロケッツ優勝祝賀横断幕が登場、6/30終了の武蔵小杉駅装飾には柳田光綺選手サインも
2023/6/30エントリ 武蔵小杉駅など中原区内各駅で「川崎市制100周年PR大作戦!」展開、NECレッドロケッツや川崎フロンターレら参加し区役所に横断幕も

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2023年
07月01日

下小田中の農園「かしま園」の大人気「とれたて枝豆」直売がスタート、新鮮野菜も同時販売

下小田中のパンジー・野菜農園「かしま園」で、本日7月1日より期間限定で枝豆の販売がスタートしています。

たいへん美味しい新鮮な枝豆が毎年地域の皆さんに大人気で、今年も採れたて1束500円で販売しています。

※次回販売は7/4と現地看板で告知されました。販売日はInstagramをご参照ください。

かしま園の枝豆

■下小田中5丁目で枝豆栽培中の「かしま園」
枝豆栽培中のかしま園

「かしま園」は、下小田中5丁目の住宅街にあります。

武蔵小杉方面から向かい場合は、一番シンプルなのは「今井小学校前の道路をひたすら西に直進」です。
途中、「いなげや川崎下小田中店」前を通過した先で、向かって左手に「かしま園」が見えてきます。
(※上記写真とは見えるアングルが異なりますので、ご注意ください)

「かしま園」はパンジー農園として知られ、本サイトでも過去に地堀りパンジーの直売「パンジーウォーク」をご紹介しておりました。

一方、パンジーの季節以外ではさまざまな野菜の直売も行っていまして、今回は枝豆の販売を行っています。

■枝豆販売中の告知
枝豆販売中の告知

枝豆販売中のお知らせ

「かしま園」には、枝豆販売中ののぼりと看板が出ていました。
緑色ののぼりを目印にするのが、わかりやすいかもしれません。

■枝豆の栽培
枝豆の栽培  

枝豆の栽培  

「かしま園」の枝豆は昨年弊紙でご紹介したところ評判になり、大人気となりました。
早期に完売が続いたこともあって、今年は枝豆を増産されたということです。

今年も丹精込めて育てた枝豆が、立派に育っています。
ふさふさしたさやが、とても綺麗ですね。

■販売中の行列
行列

「かしま園」の枝豆は地域の皆さんが楽しみにされていますので、販売が行われる日は、スタートから行列できます。

日によっては早めに販売が終了する場合があり、ここまで足をのばして空振りするとショックが大きいですので、16時のスタートに合わせて早めに行動されることをお勧めいたします。

ちなみに、本日7月1日は実際には16時よりも前から販売スタートされていました。

■野菜も販売
野菜も販売

野菜の直売

■ジャガイモ(キタアカリ)
ジャガイモ

また本日は、かしま園でとれた野菜も販売していました。
ジャガイモ(キタアカリ)、赤タマネギ、タマネギ、ニンニクの4種がそれぞれ200円でした。

今回は立派なジャガイモをいただきましたが、甘いタマネギや、ホイル焼きに好適のニンニクなどもお勧めです。

■枝豆の直売
野菜の直売

「かしま園」では、目の前で畑の枝豆を収穫して、その場で直売していきます。
そのため、きわめて新鮮な状態の枝豆を購入することができます。

家族4人で召し上がるなら1束5でも十分たっぷりですが、2束以上購入される方が多くいらっしゃいました。

但し販売状況により、上限が設定される場合もありますので、予めご了承ください。

■色つやの良い「かしま園」の枝豆
新鮮な枝豆  

■3分ほど茹でる
3分ほど茹でる

美味しい枝豆

購入した状態の枝豆は、土から収穫したままで葉っぱがついています。
そこからさやを取り、熱闘に塩を投じて3分ほど茹でたものが、上記写真です。

ご覧の通りの色つやの良さはもちろん、新鮮な食感のよさ、さらに甘みがあってとても美味しかったです。

とれたての枝豆、是非一度味わってみてください。

■「かしま園」Instagram
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「かしま園」の枝豆販売は、生育状況と販売状況により、必ずしも毎日実施されるわけではありません。
販売のお知らせはInstagramで行われますので、こちらをかならず事前にチェックするのが推奨です。

次回は7/4(火)と現地看板で告知されています。

■下小田中の「かしま園」の梨園
下小田中の「かしま園」

豊かに実った多摩川梨

また「かしま園」では8月頃に梨の直売も行っており、こちらもたいへん美味でご紹介しておりました。

また今年も、楽しみです。

■「かしま園(鹿島園)」の概要
●所在地:中原区下小田中5-1-2
※梨畑はこのすぐ近くの、下記Googleマップの場所です。
●開園時間:9:00~12:00※雨天休園
●電話番号:Instagram・Webに掲載
●Web:
http://kashimaen.my.coocan.jp/
●Instagram:https://www.instagram.com/kashimaen_/

■マップ


【関連リンク】
2019/11/19エントリ下小田中「かしま園」で地堀りパンジーよりどり販売「パンジーウォーク」と、野菜の収穫体験・採れたて販売を実施中
2022/7/1エントリ 下小田中のパンジー・野菜農園「かしま園」で枝豆のとれたて販売がスタート、甘味たっぷりで大人気に
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2023年
06月29日

「ぶどうの実平間園」にまちライブラリー「ぶどうライブラリー」が毎週土曜日登場、未就学児親子に絵本や育児雑誌を貸し出し

川崎市高津区に本社を置く「ぶどうの木」が、市内各地で認可保育園を運営しています。

このうち「ぶどうの実平間園」において、未就学児親子を対象としたまちライブラリー「ぶどうライブラリー」が開設されましたので、ご紹介します。

■「ぶどうの実平間園」
ぶどうライブラリー

「ぶどうの実平間園」は、平間駅よりもやや向河原駅寄りの中原区北谷町にあります。
向河原駅から南武線沿いに商店街を南下していくと、向かって右手(南武線側)に見えてきます。

■「ぶどうライブラリー」のご案内
ぶどうライブラリーの案内

■かわいらしい「ぶどうライブラリー」
ぶどうライブラリー

ぶどうライブラリーの蔵書

「ぶどうライブラリー」は、「ぶどうの実平間園」の前に毎週土曜日(9:00~18:00)に設置されています。
木製のボックスの中に本が収納され、貸し出しができるようになっています。

対象は未就学児親子で、絵本のほかにクレヨンハウスの育児雑誌「クーヨン」もありました。

6月に設置されたばかりということもあって、本は綺麗な状態でした。

■「ぶどうライブラリー」の利用方法
ぶどうライブラリーの利用方法

■貸し出しカード
貸し出しカード

こちらは、「ぶどうライブラリー」の利用方法です。
貸し出しカードに記入の上借りて、返却時は園のポストに入れます。

期限の目安は1週間となっていました。

■「まちライブラリー」に登録
「まちライブラリー」に登録

「みんなの感想カード」

みんなの感想カード

「ぶどうライブラリー」は、本のコミュニティ「まちライブラリー」に登録されています。

「まちライブラリー」とは、地域で「みんなの図書館」をつくっていく取り組みで、本棚が媒介となって、地域のコミュニケーションが図られていくことを目的としています。

そのコンセプトに沿って、それぞれの本には「みんなの感想カード」が添えられています。
このカードで感想を共有しあえるというわけです。

■「MUI」の「まちライブラリー」
  MUIの「まちライブラリー」

「まちライブラリー」は、中原区内ではモトスミ・ブレーメン通り商店街の「MUI」にも設置されていました。

「まちライブラリー」のウェブサイトで各ライブラリーの情報も参照できますので、関連リンクよりご参照ください。

■ぶどうライブラリーの概要
●所在地:中原区北谷町693-10 ぶどうの実平間園
●開設時間:土曜日9:00~18:00
●Web:https://budou-ki.co.jp/hirama/index.html

■マップ


【関連リンク】
ぶどうの木ウェブサイト ぶどうの実平間園
まちライブラリーウェブサイト ちいさなぶどう まちライブラリー
2017/5/30エントリ 元住吉の珈琲店「MUI」の自家製ケーキセットでいただく、ザッハトルテとマンデリン

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2023年
06月18日

武蔵小杉の地下を走る貨物線「武蔵野南線」の「新城立坑」を探訪、列車通過中の開閉厳禁

武蔵小杉の地下には、府中本町から鶴見までを結ぶJRの貨物線「武蔵野南線」が通っています。
南武線沿いには、地下の武蔵野南線と地上をつなぐ地上施設があり、これまで過去エントリでご紹介しておりました。

■武蔵野南線のマップ
武蔵野南線のマップ

■中原区付近の武蔵野南線地上施設マップ
中原区付近の武蔵野南線地上施設マップ

これまでご紹介してきたのは、中原区内では上丸子跨線橋そばにある「新丸子立坑」、今井仲町にある「今井仲町」、そして「フジ薬局上小田中店」隣の「梶ヶ谷変電所」、そして高津区の「梶ヶ谷貨物ターミナル」です。

中原区内ではまだ「新城立坑」をご紹介していませんでしたので、本記事で取り上げることといたしました。

■下新城の「新城立坑」
下新城の「新城立坑」

下新城の「新城立坑」

下新城の「新城立坑」

「新城立坑」は、下新城の「スギ薬局下新城店」のすぐ近くにあります。
「梶ヶ谷変電所」もスギ薬局上小田中店の隣ですので、中原区では偶然の縁がありますね。

立坑は当然ながら、鉄道関係者以外は立ち入り禁止となっています。

■立坑の入口
立坑の入口

立坑の入口

■「新城立坑」の古びた看板
新城立坑の古びた看板

■「列車通過中開閉厳禁」
列車通過中開閉厳禁

敷地内には小さな建屋があり、「新城立坑」の古びた看板が設置されていました。

扉には「列車通過中開閉厳禁」とあります。
武蔵野南線は大部分が地下鉄ですから、通過中に扉を開けると突風が吹き上げてきて危険なのでしょう。

そうしますと、鉄道関係者の方が何らかの作業で出入りをされる際は、かならず貨物列車の時刻表を確認されているということですね。

静まり返った時間帯などでしたら、地下を走る貨物列車のや軽微な振動くらいは、地上でも感じることができるでしょうか。

■武蔵野南線の「新丸子立坑」(上丸子跨線橋そば)
新丸子立坑

■武蔵野南線の「今井仲町立坑」(今井仲町の南武線そば)
立坑の入口

■武蔵野南線に給電する上小田中の「梶ヶ谷変電所」
今井西町の「JR東日本梶ヶ谷変電所」

■JR梶ヶ谷貨物ターミナル駅の空撮
梶ヶ谷貨物ターミナル駅の空撮
(撮影:northsan)

■JR梶ヶ谷貨物ターミナル駅の入口
梶ヶ谷貨物ターミナル駅の

弊紙では前述の通り、これまでに「新丸子立坑」「今井仲町立坑」「梶ヶ谷変電所」「梶ヶ谷貨物ターミナル」をご紹介しております。

詳細は関連リンクをご参照ください。

【関連リンク】
2018/6/27エントリ 武蔵小杉の地下を走る貨物線「武蔵野南線」に給電、上小田中の「梶ヶ谷変電所」で見る「金矢」の字
2018/9/11エントリ 武蔵小杉の地下を走る貨物線「武蔵野南線」探訪(2)「今井仲町立坑」 2023/1/6エントリ 武蔵小杉地下を走る「武蔵野南線」の「梶ヶ谷貨物ターミナル駅」探訪、川崎市のごみを運搬「クリーンかわさき号」も運行
2023/2/13エントリ 武蔵小杉から見える「白い煙突」の正体。建て替え工事中の川崎市ごみ処理施設「橘処理センター」

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2023年
06月17日

NEC×アサヒ飲料共同開発の防犯カメラ付き自販機が下沼部公園に登場、向河原駅前踏切と同じNECレッドロケッツデザインで

向河原駅前の踏切近くに、クラウド型防犯カメラ付き自動販売機「まちを見守る自販機」が設置されたことを2023年4月25日付記事でお伝えしました。
NECとアサヒ飲料の共同開発によるもので、2019年9月から自治体や小売店、デベロッパー向けに提供が開始しています。

この「まちを見守る自販機」が、同じく向河原駅近くの「下沼部公園」にもNECレッドロケッツデザインで設置されています。

多くのお子さんが遊ぶ公園にあって、防犯効果が期待されます。

■下沼部公園の「まちを見守る自販機」
下沼部公園のまちを見守る自販機 

まちを見守る自販機

「まちを見守る自販機」は、NECの「映像クラウドサービス」を活用した自動販売機です。

自動販売機に小型カメラを設置し、付属の通信機器により映像をクラウド上へ自動的に保管する仕組みになっています。

従来の防犯カメラは設置手続きや設置後のメンテナンス、また警察に提供するための映像管理などが実務上のハードルになっていましたが、「まちを見守る自販機」ではこれらの手間が不要となります。

NECの技術が使われ、またNEC玉川ルネッサンスシティのお膝元ということもあって、NECレッドロケッツのデザインになっています。

■「下沼部公園」の南武線車両型ベンチ(現在は工事中)
「南武線車両」の大型ベンチ

今回設置された「下沼部公園」は、南武線向河原駅近くの、線路沿いにある大きめの街区公園です。
南武線の車両型の遊具などが設置され、過去に本サイトでもご紹介しておりました。

いつもこどもたちで賑わっています。

■「まちを見守る自販機」の説明図
説明図
※アサヒ飲料提供

■「まちを見守る自販機」の告知
まちを見守る自販機の告知

まちを見守る自販機の告知

向河原駅前踏切近くに設置された自動販売機同様、こちらにもカメラ付き自動販売機であることがわかるように告知が掲示されていました。

一般に自動販売機に防犯カメラがついているとは思いませんので、必要な手当てでしょう。

■クラウド型防犯カメラ
クラウド式の防犯カメラ

またクラウド型防犯カメラも、同様に自動販売機の左上についていました。

どの程度広角かはわかりませんが、少なくとも下沼部公園の西側の出入りは確認できるのではないでしょうか。

最近は街中の商店街などに防犯カメラの設置が進んでいますが、子どもたちが遊ぶ公園にはあまり見たことがありません。

費用面の負担などもハードルかと思いますが、NECとアサヒ飲料共同開発による「まちを見守る自販機」により、持続性のある事業として広がっていくとよいと思います。

■下沼部公園から見えるNEC玉川ルネッサンスシティ
下沼部公園から見えるNEC玉川ルネッサンスシティ

【関連リンク】
2014/8/16エントリ 下沼部公園リニューアルで登場、「南武線車両ベンチ」
2021/3/14エントリ NEC玉川事業場前に設置された、NECレッドロケッツ・グリーンロケッツ活動費支援の自動販売機
2023/4/5エントリ 向河原駅踏切前にNEC×アサヒ飲料共同開発・クラウド型防犯カメラ付き自販機が設置、NECレッドロケッツデザインを採用

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2023年
06月12日

オンベリール「小杉ジョン&西丸子メリー」やまだや「中原ジョン&メリー」に水着販売シーズン到来、時代反映しジェンダーレス水着も着用

新丸子・iDAiモールの洋品店「オンベリール」に子どものマネキン「小杉ジョン」「西丸子メリー」が、上小田中・中原街道沿いの洋品店「やまだや」に同じく「中原ジョン」「中原メリー」がいます。

これから到来するプールの季節を控えて、これらのマネキンが水着スタイルになりました。
時代を反映して、ジェンダーレス水着も登場しています。

■小杉ジョン・西丸子メリー・中原ジョン・中原メリー


■新丸子・iDAiモール「オンベリール」
オンベリール

オンベリール

オンベリールは、iDAiモールの中ほどにある婦人服中心の洋品店で、近隣学校の学用品を取り扱っています。

新丸子での開業は1996年ですが、もとをたどると1933年から先々代が下駄屋さんを営まれていたそうです。

店名の「EMBELLIR」はフランス語で「美しくなる」という意味です。

■オンベリール前の「小杉ジョン」「西丸子メリー」
小杉ジョンと西丸子メリー

■小杉ジョン
小杉ジョン

■西丸子メリー
西丸子メリー

「オンベリール」では店先に「小杉ジョン」と「西丸子メリー」が並び、水着を着用していました。
「小杉ジョン」が着ているトランクス、「西丸子メリー」着ているワンピース、スイムキャップ、ゴーグルを販売しています。

こちらは比較的従来型の水着ですね。

同店では水着だけなく、体操服や紅白帽、防災頭巾なども取り扱っています。

■中原街道「やまだや」の「中原ジョン」と「中原メリー」
中原街道の「やまだや」

続いてこちらは、中原街道の洋品店「やまだや」です。
小杉十字路より少し武蔵中原方面に南下したところにあります。

同店も学用品を取り扱っていますが、特に川崎市内の各公立中学校・高等学校の学生服を取り扱っているのが特徴です。

■「やまだや」の学生服取扱い学校名
<川崎市立中学校>
・今井中学校
・中原中学校
・西中原中学校
・宮内中学校
・住吉中学校
・井田中学校
<高等学校>
・川崎市立川崎総合科学高等学校
・神奈川県立新城高等学校
・神奈川県立住吉高等学校
・神奈川県立川崎工科高等学校
・神奈川県立大師高等学校

■やまだやの「中原ジョン」「中原メリー」
中原ジョンと中原メリー

■中原ジョン
中原ジョン

■中原メリー
中原メリー

「やまだや」の前に並んでいるのは、「中原ジョン」と「中原メリー」です。
オンベリールの「小杉ジョン」「西丸子メリー」よりも色白に見えます。

姓が同じですので、きょうだいという設定でしょうかね。

「中原ジョン」は水着、「中原メリー」は体操服ですが、ジョンが着ているのはジェンダーレス水着です。

昔の女子の体操服がブルマーだったのも、今にしてみれば理由がよくわからず、男女ともハーフパンツがすっかり定着しました。

水着も男子はパンツ一丁、女子はワンピースでしたが、プールで転んだり擦ったりしてもけがをしにくそうな写真のジェンダーレス水着の方に徐々にシフトしてくるような気がします。

マネキンの着る体操服や水着の変遷をみると、時代の流れを感じます。

【関連リンク】
2015/5/20エントリ 中原街道の川崎市公立学校制服取扱店「やまだや」の、「中原ジョンとメリー」
2022/6/18エントリ 川崎市立宮内中学校が発行「スポーツミヤウチ」が中原街道の学生服取扱店「やまだや」に掲示、部活動の活躍を発信
2022/6/25エントリ 新丸子・iDAiモールの洋品店「オンベリール」で「小杉ジョン」と「西丸子メリー」が学校用品PR

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2023年
06月02日

小杉陣屋町の海外産バナナ卸売業「株式会社川崎バナナ」が廃業、お買い得品小売りが惜しまれ

小杉陣屋町の多摩川近くにあったバナナの卸売業「株式会社川崎バナナ」が、2023年3月27日をもって閉店(会社廃業)となりました。

同社では建屋の一角を利用してバナナや青果類の小売りも行っており、地域住民からも惜しむ声が上がっていました。

■小杉陣屋町の「株式会社川崎バナナ」
川崎バナナ  

■閉店(会社閉業)のお知らせ
閉店(会社廃業)のお知らせ  

「川崎バナナ」の建物は、小杉陣屋町の「西丸子小学校」隣にあります。

入口には廃業に先立って上記のようなお知らせが掲示され、本サイトにも情報提供をいただいていました。

諸般の事情により廃業ということで、「お店に足を運んでくださった皆様本当にありがとうございました」とのメッセージがありました。

■「川崎バナナ」の看板
川崎バナナの看板

川崎バナナの看板

川崎バナナの看板

川崎バナナの看板

「川崎バナナ」といえば、道路からよく見える看板にインパクトがありました。
電話番号が「8778(バナナヤ)・0877(バナナ)」というのも覚えやすかったです。

以下は廃業前にご紹介していた、バナナや青果類の小売りの様子です。

■建屋の内部
建屋の内部

■バナナや青果類の小売り
バナナや青果類の販売

エクアドル産バナナ

青果類の小売り

「川崎バナナ」は、社名そのままに「川崎産のバナナ」を生産しているわけではありませんでした。

エクアドル、フィリピン、台湾産のバナナをスーパーに卸売りを行い、その荷捌き等を行う建屋の一角が、バナナや青果類の小売りスペースになっていました。

小売りは出荷に至らなかった品物を、5~6本のひとかたまり120~150円程度で販売していますので、割安で地域でも人気でした。

 「川崎バナナ」については今から約2年前、コロナ禍の2021/5/13付記事でもご紹介しておりました。

廃業にあたって取り上げるメディアなどもありませんでしたので、弊紙で地域の記録として残しておきたいと思います。

■2021年の「川崎バナナ」
株式会社川崎バナナ

■「川崎バナナ」のマップ


【関連リンク】
2021/5/13エントリ 小杉陣屋町の海外産バナナ卸売業「株式会社川崎バナナ」でお買い得バナナと青果類を販売、地域のミニスーパーとして定着
2022/10/11エントリ 「西丸子小学校太陽光発電所」が最大100kW・校門で発電量表示し稼働中、蓄電池システム備え災害時の避難所として機能

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2023年
06月01日

中原区の音楽&ダンスイベント「In Unity」がクラウドファンディング開始、「カワサキ学生バンドオーディション」でCDデビューを応援

市民と中原区協働による音楽とダンスのイベント「In Unity」では、2022年より「カワサキ学生バンドオーディション」を実施しています。
本オーディションの最優秀バンドは「In Unity」出演権が得られるとともに、さらにタワーレコードグランツリー武蔵小杉店でCDデビューができます。

2022には麻生総合高校軽音楽部「リユニオン」、2023には川崎市在住メンバーを含む大学生・専門学校生による「実験的音楽」が最優秀バンドに選ばれ、弊紙でもご紹介しておりました。

本企画を推進するIn Unity実行委員会では、「カワサキ学生バンドオーディション」をさらに盛り上げるため、本日よりクラウドファンディングをスタートさせました。

このクラウドファンディグで集まった資金はCD製作費や広報費、必要経費に充当するものとし、「最優秀バンドのCD&クレジットにお名前掲載」「CDプレゼント」「サイン入り広報用ポスター」などのリターンが用意されています。

■音楽で川崎を盛り上げる学生バンドのCDデビューを応援したい!
学生バンドのCDデビューを応援したい!
※クラウドファンディングサイトより

■「かわファン」によるクラウドファンディングの実施概要(抜粋)
実現したいこと ●若者にもっと「音楽のまち・かわさき」が浸透し、盛り上がるきっかけにしたい!
●実力ある地元アーティストの「超」早期発見!
●川崎でレコーディングを行い、川崎に縁あるアーティストがジャケットデザインを担う等、「メイド・イン・カワサキ」にこだわってCDを制作。この企画を通じた新たな人のつながりや、夢をつかむきっかけを作りたい!

私たちは音楽事務所ではありません。 事務所のオーディションであれば、すぐにでも音楽シーンで活躍できるようなバンドを探す必要があるでしょう。 しかしそうではないからこそ、経験は浅いが光る楽曲を持っている若いバンドを「超」早期発見&支援をすることができると考えています。 演奏技術や経験が不足していてもOK、初めて作った楽曲でもOK。 普通の若者が作る、特別な一曲を探すオーディションです。

また、このプロジェクトが目指すのは、単に若者・音楽活動支援ということにとどまりません。

バンドが頑張る姿に励まされたり、誰かの憧れや目標になったり、 あるいは誰かの新しいチャレンジにつながったり…

かかわってくださるすべての方に、夢や希望を届けられる企画でありたい。

応援の輪が広がること、かかわってくれる方がひとりでも増えることは、それだけ届けられるものが増えることでもある、と考えます。少しでも興味を持っていただけた方には、クラウドファンディングという形で、この企画にご参加いただけたら嬉しいです。
実施期間 2023年6月1日(木)~2023年7月16日(日)
目標金額 40万円(手数料等含む) ※All in方式(目標金額を達成しなくても実行されます)
資金の使い道 ●CD製作費(レコーディング・ジャケットデザイン・CDプレス等)=約27万円(レコーディングは市内のスタジオで行います/ジャケットデザインは川崎市に縁がある方に依頼予定です)
●広報費(募集チラシの作成や購入者特典等の制作を含む)=4万円
●クラウドファンディングの事務手数料、決済手数料、リターンの郵送費等=約9万円
リターン ●2,000円:お気持ちコース(リターンを希望されない方。お礼のメッセージ動画をお送りします)
●5,000円:最優秀バンドのCD&クレジットにお名前掲載コース
●10,000円:最優秀バンドのCD&クレジットにお名前掲載+過去の2作品もお届けコース
●10,000円:お気持ちコース(リターンを希望されない方。お礼のメッセージ動画をお送りします)
●20,000円:イチ早く聴ける権&最優秀バンドのサイン入りCD(クレジットにお名前掲載)とポスター&過去の2作品もお届けコース
スケジュール ●8月募集開始
●10月選考(最優秀バンド決定)
●11月~2024年1月制作(レコーディング、パッケージ制作等)
●2月各種プロモーション
●3月タワーレコードグランツリー武蔵小杉店にてCD発売!
※年明け以降に開催予定のIn Unity2024では、最優秀バンドの生演奏を聴くことができます!
Web ●クラウドファンディングサイト「かわファン」
●In Unityオフィシャルサイト
※詳細は上記のクラウドファンディングサイトをご参照ください。

■第1回最優秀バンド「リユニオン」
リユニオンの皆さん

■リユニオン「その先へ」CDジャケット
リユニオン「その先へ」ジャケット

こちらは、2022の第1回最優秀バンド「リユニオン」です。
麻生総合高校軽音楽部メンバーによるバンドで、卒業にあたり将来への思いを表現した楽曲「その先へ」をリリースしました。

「その先へ」は高津区のレコーディングスタジオ「Studio Certes」でレコーディングが行われ、CDジャケットは幸区の「studio FLAT」所属アーティストの竹葉聖也氏が作品を提供するなど「メイド・イン・カワサキ」にこだわっています。

■第2回最優秀バンド「実験的音楽」
「実験的音楽」の皆さん

■川崎総合科学高等学校のしのはらことはさんによるジャケットデザイン
川崎総合科学高等学校のしのはらことはさんによるジャケットデザイン

第2回の最優秀バンド「実験的音楽」は、川崎市在住メンバーを含む大学生・専門学校生によるバンドでした。

CDリリースされたのは「実験のすゝめ」です。
楽曲のイントロは川崎市内でサンプリングした環境音が使われ、CDの収録は高津区のスタジオ「Studio Sertes(スタジオサーティズ)」で行われました。

さらにCDジャケットは川崎市立川崎総合科学高等学校の「しのはら ことは」さんがデザインを手がけ、こちらもメイド・イン・カワサキです。

■ジャケットデザインに応募された川崎総合科学高校の皆さんと実験的音楽の皆さん
川崎総合科学高等学校の皆さんと

■In Unity公式チャンネル リユニオン「その先へ」MV


■「実験的音楽」公式チャンネル 「実験のすゝめ」MV


「リユニオン」「実験的音楽」のそれぞれの楽曲MVは、上記のYoutubeチャンネルで視聴することができます。
いずれも最優秀バンドにふさわしいクオリティです。

今回のクラウドファンディングで支援する「第3回カワサキ学生バンドオーディション」でも、また腕に覚えのある学生バンドが応募してくることと思います。

そんな川崎の学生バンドの活躍を応援してみたい!という方は、クラウドファンディングサイト「かわファン」をご参照ください。

また、Twitter、Instagramも開設されていますので、下記にご紹介しておきます。

■カワサキ学生バンドオーディションTwitter


■カワサキ学生バンドオーディションInstagram


■「In Unity2023」での「実験的音楽」
実験的音楽

【関連リンク】
実験的音楽 ウェブサイト
川崎総合科学高等学校 ウェブサイト
In Unity 公式ウェブサイト
音楽のまち・かわさき ウェブサイト
2022/3/22エントリ 「カワサキ学生バンドオーディション」最優秀バンド、麻生総合高校軽音楽部「リユニオン」CDがタワーレコードグランツリー武蔵小杉店で発売
2022/4/9エントリ 「カワサキ学生バンドオーディション」最優秀バンド、麻生総合高校「リユニオン」CDが完売受けタワーレコード武蔵小杉店で追加販売、公式MVも公開に
2023/1/23エントリ 「In Unity2023」がNEC玉川事業場で2DAYS開催、最優秀学生バンド「実験的音楽」など音楽とダンスが競演 2023/3/17エントリ カワサキ学生バンドオーディション最優秀「実験的音楽」CDが武蔵小杉のタワレコで発売、川崎総合科学高生徒がジャケットデザイン手がけ

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