武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2021年
07月10日

川崎市7/4~10発表新型コロナ関連統計:週間感染者数472人・前週比121人増と再拡大、ワクチン2回接種完了者が累計10万人を突破

【Reporter:はつしも】

川崎市では、市内における新型コロナウイルス感染者数を毎日発表しています。
本サイトでは2020年4月5日発表データより独自に集計を行い、毎週土曜日締め(日~土)でグラフ化して提供をしております。

今回は2021年7月4日(日)~7月10日(土)の週間データを集計しました。
まず、累計および週間のサマリーからお伝えします。    

■2021年7月10日(土)累計&週間サマリー
 川崎市の新型コロナウイルス感染症の状況 週間サマリー

今週7日間の新規感染者は472人(前週比121人減)と、大きく増加しました。
居住地別では「市外等」93人が最多で、これは過去最多を更新しています。

この結果、入院者数、自宅療養者数、宿泊施設療養者数がいずれも増加しています。
陽性率は0.4ptダウンの9.8%となりました。

一方、直近1週間の新型コロナウイルスワクチン接種状況については、今週は接種回数が約6.7万回となりました。

「2回目」の累計接種回数は、累計で10万回を突破しました。
同じ人数がワクチン接種プロセスを終えたということになります。
     
■川崎市内の感染者数の推移
川崎市内の感染者数の推移 
■1日の感染者増加数の推移
川崎市内の感染者増加数の推移

ここからは、各グラフを順番にお伝えしていきます。

週間の感染者数は、前週比121人増の472人
となりました。
感染者数が大きく増加したことが、今週最大のポイントでしょう。

症状の内訳は、無症状34人、軽症424人、中等症14人、重傷は0人です。

■川崎市内の感染者数の推移【1週間移動平均】
川崎市の感染者数の推移【1週間移動平均】
 
■川崎市内の感染者数の推移【直近1週間の人口10万人あたり】 
 

週間の感染者数が前週比で大きく増加したことで、1週間移動平均による指標も大きく上昇しました。

このままグラフが大きく山を描ようですと、懸念が高まります。

■直近1週間の感染経路の内訳
感染経路の1週間移動平均データ 

「直近1週間の感染経路」
では、「不明」「陽性者接触」「家庭内」の3区分でデータ集計が行われています。

「不明」の比率が、今週はダウンしたものの、2月以降の長期トレンドでは上昇傾向にあります。

■川崎市内の検査人数
川崎市内の検査人数 

■川崎市内の検査人数
川崎市内の検査人数 

■直近1週間の陽性率
直近1週間の陽性率 

検査人数の推移は、川崎市健康安全研究所の数値と、民間検査機関等による数値を集計しています。
川崎市と民間の検査人数合計はサマリーに掲載の通り4,972人で、前週比563人増です。

また、川崎市発表の直近1週間の陽性率、入院患者および重症患者の病床使用率のグラフ化を実施しています。

陽性率・病床使用率は本サイトとは締め日が異なり、日曜日締めのデータが約2日後に発表されています。
今回の最新データは7月6日発表分の「6月28日(月)~7月4日(日)集計データ」で、陽性率は9.8%と、前週比0.4pt上昇しました。

検査人数が減る一方で陽性率が上がったため、感染者数が増加したというわけです。

また一度8割まで上昇して懸念された重症患者病床使用率は、前週の46.7%から10ptダウンし、36.7%になりました。

■「N501Y・L452R変異ウイルス検出率」の推移【直近1週間】
N501Y変異ウイルス検出率の推移 
そしてこちらは川崎市健康安全研究所のスクリーニング検査による、N501Y・L452R変異ウイルス検出率の推移をグラフ化したものです。

今回は7月6日発表分の「6月28日(月)~7月4日(日)集計データ」が最新となります。

現在はかなり変異ウイルスの比率が高くなっていることが伺われます。

■川崎市内の感染者の治療状況推移
川崎市内の死亡者数・退院者数・自宅療養者数 
続いて、「川崎市内感染者の治療状況推移」です。

入院者数が7人、自宅療養者が113人、宿泊施設療養者数が26人、それぞれ増加しました。
また2人の方が亡くなっています。

■川崎市内感染者の治療中率・治療終了率・死亡率推移
 川崎市内感染者の治療中率・治療終了率・死亡率推移

上記は感染者の内訳を「治療中」「治療終了」「死亡」の3グループに分けて、全体の感染者数に対する比率の推移を算出したものです。

今週は大きな変動はありません。
   
■区別の感染者数の推移
 区別の感染者数の推移

こちらは、区別の感染者数です。
今週は「市外等」が93人と、過去最多を更新しました。

また川崎区も83人と高水準にあります。

■川崎市のワクチン接種状況の推移
川崎市のワクチン接種状況の推移
最後に川崎市のワクチン接種状況の推移をお伝えします。

こちらは川崎市の集計期間に基づき、7月5日発表分の「6月28日(月)~7月4日(日)集計データ」が最新となっています。

冒頭にお伝えした通り、今週は約6.7万回の接種が行われました。
また、2回目まで接種を終えた方が10万人を超えています。

今回の集計は以上です。
川崎市でも今後ワクチン接種の範囲が順次拡大される予定であり、安定した供給と接種が行われることが期待されます。

【関連リンク】
川崎市 新型コロナウイルス感染症関連情報リンクページ
川崎市 【緊急情報】川崎市内の新型コロナウイルスに感染した患者の発生状況
川崎市教育委員会 市立学校 新型コロナウイルス感染症への対応について
武蔵小杉・新丸子・元住吉・武蔵中原・向河原周辺テイクアウト店舗マップ【新型コロナウイルス感染症対応】

 (4月以降の新型コロナウイルス統計エントリ)
2021/4/3エントリ 川崎市3/28~4/3発表新型コロナウイルス感染は4週ぶり前週比減(22人減)の153人、自宅等療養者数は増加傾向続く
2021/4/10エントリ 川崎市4/4~10発表新型コロナウイルス感染は前週比81人増の234人、検査数増のなか陽性率が6.47%に上昇
2021/4/17エントリ 川崎市4/11~17発表新型コロナウイルス感染は365人(前週比131人増)に急加速、「まん延防止重点措置」適用が決定
2021/4/24エントリ 川崎市4/18~24発表新型コロナウイルス感染は376人(前週比11人増)の高止まりで累計1万人突破、陽性率が3か月ぶり10%越え
2021/5/1エントリ 川崎市4/25~5/1発表新型コロナウイルス感染は424人(前週比48人増)の4週連続増加、4月月次は宮前区・高津区感染者数が川崎区上回る
2021/5/8エントリ 川崎市5/2~8発表新型コロナウイルス感染者数はGW中検査数減も5週連続増加、高津区が累計で中原区上回り川崎区に次ぐ2位に
2021/5/15エントリ 川崎市5/9~15発表新型コロナ感染者数は4か月ぶり単日100人越え含む516人で6週連続増加、陽性率15.3%に上昇し「ステージ4」継続
2021/5/22エントリ 川崎市5/16~22発表新型コロナ感染者数は7週ぶり減少489人、陽性率4.6pt改善の10.7%、入院・療養者は増加続く
2021/5/29エントリ 川崎市5/23~29発表新型コロナ感染者数は2週連続減少406人、N501Y変異ウイルス検出率が直近1週間で91.5%に急上昇
2021/6/5エントリ 川崎市5/30~6/5発表新型コロナ関連統計:感染者3週連続減も重症患者病床使用率が8割に上昇、直近1週間でワクチン2万回以上を接種
2021/6/12エントリ 川崎市6/6~12発表新型コロナ関連統計:感染者4週ぶり増加・重症患者病床使用率76.7%、ワクチン接種本格化し累計約1.3万人が「2回目」接種完了
2021/6/19エントリ 川崎市6/13~19発表新型コロナ関連統計:感染者数減・重症患者病床使用率改善、ワクチン接種週間約6万回・累計約3万人が2回目まで終了
2021/6/26エントリ 川崎市6/20~26発表新型コロナ関連統計:感染者数前週比20人減も市外在住者感染は30名増で過去最多89名、ワクチン接種は週間約6万回実施
2021/7/3エントリ 川崎市6/27~7/3発表新型コロナ関連統計:市外在住感染者が1/4占め感染者数増加、ワクチン接種は週間約7万1,000回で最多更新

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2021年
07月03日

東京2020オリンピック・パラリンピック英国代表事前キャンプ控え、等々力陸上競技場とピコリーノが英国仕様に

【Reporter:はつしも】

川崎市は、横浜市・慶應義塾大学とともに東京2020オリンピック・パラリンピックの英国代表チームの事前キャンプを受け入れることになっています。

川崎市においては等々力陸上競技場で7月9日より陸上競技・サッカー・7人制ラグビーのキャンプが行われることから、このたび同競技場において英国代表チームを歓迎するビジュアルが掲出されました。

またこれに合わせて競技場近くの車止め「ピコリーノ」の小鳥のオブジェについても、地域の方によって英国チームデザインの衣装が着せられていました。

■等々力陸上競技場
等々力陸上競技場

GOGB2020

今回の事前キャンプの受け入れにあたり、川崎市・横浜市・慶應義塾大学の3者は、チーム「Friends of Great Britain」(フレンズ・オブ・グレイト ブリテン[英国])を結成しました。

同チームは「GO GB(ゴー・ジービー:がんばれ、英国)」を合言葉として、市民、学生とともに英国代表チームを応援することとしています。

等々力陸上競技場の前には、ご覧の通り色とりどりの花々と共に「GO GB」、「Fridends of Great Britain」の文字が掲示されていました。

■等々力陸上競技場の選手用ゲート
等々力陸上競技場の選手用ゲート

等々力陸上競技場の選手用入口

等々力陸上競技場の選手用ゲートにも、歓迎のメッセージが掲示されていました。
左右の柱には、左にオリンピック、右にパラリンピックのロゴがありました。

■階段のユニオンジャック
階段のユニオンジャック

階段のユニオンジャック

そして等々力陸上競技場の観客用入場ゲートにも、英国の国旗「ユニオンジャック」が登場しました。

こちらはサイズも大きく、インパクトがあると思います。

■等々力陸上競技場の車止め「ピコリーノ」も英国仕様に
「ピコリーノ」も英国仕様に

「ピコリーノ」も英国仕様に

等々力陸上競技場近くには、川崎市公文書館裏手に小鳥のオブジェの付いた車止め「ピコリーノ(商品名)」があります。

この小鳥には、川崎フロンターレのホームゲームに合わせて対戦クラブのカラーにあわせた手編みコスチュームが着せられるのが定番になっており、本サイトでもご紹介してきたところです。

これは地域の方が独自にやられているものなのですが、今回はピコリーノがユニオンジャックの英国仕様になっていました。

等々力陸上競技場周辺を訪れる機会がありましたら、あわせてご覧になってみてください。

■過去の川崎フロンターレ仕様のピコリーノ
ピコリーノ

等々力陸上競技場の「ピコリーノ」

【関連リンク】
GO GB2020 特設サイト
ピコリーノの仕立て屋さんtwitter

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2021年
07月03日

川崎市6/27~7/3発表新型コロナ関連統計:市外在住感染者が1/4占め感染者数増加、ワクチン接種は週間約7万1,000回で最多更新

【Reporter:はつしも】

川崎市では、市内における新型コロナウイルス感染者数を毎日発表しています。
本サイトでは2020年4月5日発表データより独自に集計を行い、毎週土曜日締め(日~土)でグラフ化して提供をしております。

今回は2021年6月27日(日)~7月3日(土)の週間データを集計しました。
まず、累計および週間のサマリーからお伝えします。   

■2021年7月3日(土)累計&週間サマリー
 川崎市の新型コロナウイルス感染症の状況 週間サマリー

今週7日間の新規感染者は351人(前週比43人減)と前週に続き減少となりました。
居住地別では「市外等」86人が最多で、これは前週の過去最多89人に次ぐ数字です。

週間感染者数の24.5%が「市外等」で占められていることになります。

感染者数の増加を反映して、治療状況はやや悪化し、重症患者病床使用率、自宅等の療養者数が減少から増加に転じました。
陽性率が2.1pt上昇し、「ステージ4」に相当する10.2%に達したのも留意すべきポイントです。

一方、直近1週間の新型コロナウイルスワクチン接種状況については、今週は接種回数が約7万1,000回と過去最多となりました。
「2回目」の累計接種回数は、累計で約7万3,000回に達しており、つまり同じ人数がワクチン接種プロセスを終えたということになります。
     
■川崎市内の感染者数の推移
川崎市内の感染者数の推移 
■1日の感染者増加数の推移
川崎市内の感染者増加数の推移

ここからは、各グラフを順番にお伝えしていきます。

週間の感染者数は、前週比43人増の351人
となりました。
概ね減少トレンドで推移してきたところ、今週は増加に転じる結果となりました。

症状の内訳は、無症状32人、軽症306人、中等症13人、重傷は0人です。

■川崎市内の感染者数の推移【1週間移動平均】
川崎市の感染者数の推移【1週間移動平均】
 
■川崎市内の感染者数の推移【直近1週間の人口10万人あたり】 
 

週間の感染者数が前週比増加したことで、1週間移動平均による指標も上昇しました。
これが継続トレンドになるようですと、注意が必要です。

■直近1週間の感染経路の内訳
感染経路の1週間移動平均データ 

「直近1週間の感染経路」
では、「不明」「陽性者接触」「家庭内」の3区分でデータ集計が行われています。

「不明」の比率が2月以降徐々に高まる傾向にあり、今週は67%に達しています。

■川崎市内の検査人数
川崎市内の検査人数 

■川崎市内の検査人数
川崎市内の検査人数 

■直近1週間の陽性率
直近1週間の陽性率 

検査人数の推移は、川崎市健康安全研究所の数値と、民間検査機関等による数値を集計しています。
川崎市と民間の検査人数合計はサマリーに掲載の通り4,409人で、前週比77人減です。

また、川崎市発表の直近1週間の陽性率、入院患者および重症患者の病床使用率のグラフ化を実施しています。

陽性率・病床使用率は本サイトとは締め日が異なり、日曜日締めのデータが約2日後に発表されています。
今回の最新データは6月29日発表分の「6月21日(月)~6月27日(日)集計データ」で、陽性率は10.2%と、前週比2.1pt上昇しました。

検査人数が減る一方で陽性率が上がったため、感染者数が増加したというわけです。

また一度8割まで上昇して懸念された重症患者病床使用率は、前週の40%から6.7pt上昇し、46.7%になりました。

■「N501Y・L452R変異ウイルス検出率」の推移【直近1週間】
N501Y変異ウイルス検出率の推移 
そしてこちらは川崎市健康安全研究所のスクリーニング検査による、N501Y・L452R変異ウイルス検出率の推移をグラフ化したものです。

今回は6月29日発表分の「6月21日(月)~6月27日(日)集計データ」が最新となります。

現在はかなり変異ウイルスの比率が高くなっていることが伺われます。

■川崎市内の感染者の治療状況推移
川崎市内の死亡者数・退院者数・自宅療養者数 
続いて、「川崎市内感染者の治療状況推移」です。

入院者数は3名減少したものの、療養者数は自宅45人、宿泊施設11人増加しました。
また4人の方が亡くなっています。

■川崎市内感染者の治療中率・治療終了率・死亡率推移
 川崎市内感染者の治療中率・治療終了率・死亡率推移

上記は感染者の内訳を「治療中」「治療終了」「死亡」の3グループに分けて、全体の感染者数に対する比率の推移を算出したものです。

今週は大きな変動はありません。
   
■区別の感染者数の推移
 区別の感染者数の推移

こちらは、区別の感染者数です。
今週は「市外等」が86人と、前週の過去最多に次ぐ高水準になりました。

折れ線グラフの黒い線が「市外等」で、5月頃から急上昇しているのがわかります。


月次データ
6月の月次データが締まりましたので、月別・区別の感染者数のグラフを掲載いたします。
こちらを見ても、一番上の「市外等」が、5月以降最多になっていることが一目瞭然です。

市外からの流入による感染拡大が、懸念されるところです。

■川崎市のワクチン接種状況の推移
川崎市のワクチン接種状況の推移
最後に川崎市のワクチン接種状況の推移をお伝えします。

こちらは川崎市の集計期間に基づき、6月29日発表分の「6月21日(月)~6月27日(日)集計データ」が最新となっています。

冒頭にお伝えした通り、今週は過去最多の約7万1,000回の接種が行われました。
2回目接種の21,807回も過去最多で、累計で約7万3,000人の方が2回目まで接種を終えた計算になります。

今回の集計は以上です。
来週また感染及び治療状況が改善すること、またワクチン接種も順調に接種が進んでいくことを願っております。

【関連リンク】
川崎市 新型コロナウイルス感染症関連情報リンクページ
川崎市 【緊急情報】川崎市内の新型コロナウイルスに感染した患者の発生状況
川崎市教育委員会 市立学校 新型コロナウイルス感染症への対応について
武蔵小杉・新丸子・元住吉・武蔵中原・向河原周辺テイクアウト店舗マップ【新型コロナウイルス感染症対応】

 (4月以降の新型コロナウイルス統計エントリ)
2021/4/3エントリ 川崎市3/28~4/3発表新型コロナウイルス感染は4週ぶり前週比減(22人減)の153人、自宅等療養者数は増加傾向続く
2021/4/10エントリ 川崎市4/4~10発表新型コロナウイルス感染は前週比81人増の234人、検査数増のなか陽性率が6.47%に上昇
2021/4/17エントリ 川崎市4/11~17発表新型コロナウイルス感染は365人(前週比131人増)に急加速、「まん延防止重点措置」適用が決定
2021/4/24エントリ 川崎市4/18~24発表新型コロナウイルス感染は376人(前週比11人増)の高止まりで累計1万人突破、陽性率が3か月ぶり10%越え
2021/5/1エントリ 川崎市4/25~5/1発表新型コロナウイルス感染は424人(前週比48人増)の4週連続増加、4月月次は宮前区・高津区感染者数が川崎区上回る
2021/5/8エントリ 川崎市5/2~8発表新型コロナウイルス感染者数はGW中検査数減も5週連続増加、高津区が累計で中原区上回り川崎区に次ぐ2位に
2021/5/15エントリ 川崎市5/9~15発表新型コロナ感染者数は4か月ぶり単日100人越え含む516人で6週連続増加、陽性率15.3%に上昇し「ステージ4」継続
2021/5/22エントリ 川崎市5/16~22発表新型コロナ感染者数は7週ぶり減少489人、陽性率4.6pt改善の10.7%、入院・療養者は増加続く
2021/5/29エントリ 川崎市5/23~29発表新型コロナ感染者数は2週連続減少406人、N501Y変異ウイルス検出率が直近1週間で91.5%に急上昇
2021/6/5エントリ 川崎市5/30~6/5発表新型コロナ関連統計:感染者3週連続減も重症患者病床使用率が8割に上昇、直近1週間でワクチン2万回以上を接種
2021/6/12エントリ 川崎市6/6~12発表新型コロナ関連統計:感染者4週ぶり増加・重症患者病床使用率76.7%、ワクチン接種本格化し累計約1.3万人が「2回目」接種完了
2021/6/19エントリ 川崎市6/13~19発表新型コロナ関連統計:感染者数減・重症患者病床使用率改善、ワクチン接種週間約6万回・累計約3万人が2回目まで終了
2021/6/26エントリ 川崎市6/20~26発表新型コロナ関連統計:感染者数前週比20人減も市外在住者感染は30名増で過去最多89名、ワクチン接種は週間約6万回実施

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2021年
06月26日

川崎市6/20~26発表新型コロナ関連統計:感染者数前週比20人減も市外在住者感染は30名増で過去最多89名、ワクチン接種は週間約6万回実施

【Reporter:はつしも】

川崎市では、市内における新型コロナウイルス感染者数を毎日発表しています。
本サイトでは2020年4月5日発表データより独自に集計を行い、毎週土曜日締め(日~土)でグラフ化して提供をしております。

今回は2021年6月20日(日)~6月26日(土)の週間データを集計しました。
まず、累計および週間のサマリーからお伝えします。  

■2021年6月26日(土)累計&週間サマリー
 川崎市の新型コロナウイルス感染症の状況 週間サマリー

今週7日間の新規感染者は308人(前週比20人減、重症者0人)と前週に続き減少となりました。
居住地別では「市外」89人が過去最多かつ前週比30人の大幅増です。

つまり川崎市内在住の感染者はより大きく減少したわけですが、市外からの流入増が懸念されるところです。

治療状況については、今週は入院者数・療養者数ともに改善し、死亡者もありませんでした。
一度8割まで上昇した重症患者病床使用率は、前週と同率の40%です。

一方、直近1週間の新型コロナウイルスワクチン接種状況については、この2週は接種回数が6万回前後で推移しています。
「1回目接種」がやや減少したかわりに「2回目接種」が増加し、累計で約3万人が2回目まで接種を終えています。
     
■川崎市内の感染者数の推移
川崎市内の感染者数の推移 
■1日の感染者増加数の推移
川崎市内の感染者増加数の推移

ここからは、各グラフを順番にお伝えしていきます。

週間の感染者数は、前週比20人減の308人
となりました。
前々週に一度増加しましたが、いまのところ概ね減少トレンドではあるようです。

症状の内訳は、無症状39人、軽症259人、中等症10人、重傷は0人です。

■川崎市内の感染者数の推移【1週間移動平均】
川崎市の感染者数の推移【1週間移動平均】
 
■川崎市内の感染者数の推移【直近1週間の人口10万人あたり】 
 

週間の感染者数が前週比で減少したことで、1週間移動平均による指標も若干改善しています。
ただ昨年10月以前の水準までには、なかなか下がっていきません。

■直近1週間の感染経路の内訳
感染経路の1週間移動平均データ 
「直近1週間の感染経路」では、「不明」「陽性者接触」「家庭内」の3区分でデータ集計が行われています。

「不明」が今週は増加し、6割を超えました。

■川崎市内の検査人数
川崎市内の検査人数 

■川崎市内の検査人数
川崎市内の検査人数 

■直近1週間の陽性率
直近1週間の陽性率 

検査人数の推移は、川崎市健康安全研究所の数値と、民間検査機関等による数値を集計しています。
川崎市と民間の検査人数合計はサマリーに掲載の通り4,486人で、前週比98人減です。

また、川崎市発表の直近1週間の陽性率、入院患者および重症患者の病床使用率のグラフ化を実施しています。

陽性率・病床使用率は本サイトとは締め日が異なり、日曜日締めのデータが約2日後に発表されています。
今回の最新データは6月22日発表分の「6月14日(月)~6月20日(日)集計データ」で、陽性率は8.1%と、前週比0.3pt下がりました。

また一度8割まで上昇して懸念された重症患者病床使用率は、前週比同率の40%です。

■「N501Y・L452R変異ウイルス検出率」の推移【直近1週間】
N501Y変異ウイルス検出率の推移 
そしてこちらは川崎市健康安全研究所のスクリーニング検査による、N501Y・L452R変異ウイルス検出率の推移をグラフ化したものです。

今回は6月22日発表分の「6月14日(月)~6月20日(日)集計データ」が最新となります。
現在はかなり変異ウイルスの比率が高くなっていることが伺われます。

■川崎市内の感染者の治療状況推移
川崎市内の死亡者数・退院者数・自宅療養者数 
続いて、「川崎市内感染者の治療状況推移」です。

冒頭にお伝えした通り、入院者数は81人(前週比10人減)、自宅療養者数は187人(同92人減)、宿泊施設療養者数は104人(同2人減)と、それぞれ改善しました。

また今週は死亡者が発生しませんでした。

■川崎市内感染者の治療中率・治療終了率・死亡率推移
 川崎市内感染者の治療中率・治療終了率・死亡率推移

上記は感染者の内訳を「治療中」「治療終了」「死亡」の3グループに分けて、全体の感染者数に対する比率の推移を算出したものです。

今週は大きな変動はありません。
   
■区別の感染者数の推移
 区別の感染者数の推移

こちらは、区別の感染者数です。
今週は「市外等」が89人(前週比30人増)でした。この数字は、集計中過去最多となります。

全体としては前週比20人減ですから、
「川崎市内」が50人減、「川崎市外」が30人増という内訳になります。

市外からの流入増の傾向が、懸念されます。

■川崎市のワクチン接種状況の推移
川崎市のワクチン接種状況の推移
最後に、前々週から集計を開始した、川崎市のワクチン接種状況の推移をお伝えします。

こちらは川崎市の集計期間に基づき、6月22日発表分の「6月14日(月)~6月20日(日)集計データ」が最新となっています。

「1回目」が減少する一方で「2回目」が増加し、合計約6万回の接種が行われています。
また2回目まで接種を終えた方の累計が、約5万回まで到達しました。

全体の接種回数は微減ですので、大体1週間に6万回前後のペースで落ち着くのかもしれません。

今回の集計は以上です。
来週また感染及び治療状況が改善すること、またワクチン接種も順調に接種が進んでいくことを願っております。

【関連リンク】
川崎市 新型コロナウイルス感染症関連情報リンクページ
川崎市 【緊急情報】川崎市内の新型コロナウイルスに感染した患者の発生状況
川崎市教育委員会 市立学校 新型コロナウイルス感染症への対応について
武蔵小杉・新丸子・元住吉・武蔵中原・向河原周辺テイクアウト店舗マップ【新型コロナウイルス感染症対応】

 (4月以降の新型コロナウイルス統計エントリ)
2021/4/3エントリ 川崎市3/28~4/3発表新型コロナウイルス感染は4週ぶり前週比減(22人減)の153人、自宅等療養者数は増加傾向続く
2021/4/10エントリ 川崎市4/4~10発表新型コロナウイルス感染は前週比81人増の234人、検査数増のなか陽性率が6.47%に上昇
2021/4/17エントリ 川崎市4/11~17発表新型コロナウイルス感染は365人(前週比131人増)に急加速、「まん延防止重点措置」適用が決定
2021/4/24エントリ 川崎市4/18~24発表新型コロナウイルス感染は376人(前週比11人増)の高止まりで累計1万人突破、陽性率が3か月ぶり10%越え
2021/5/1エントリ 川崎市4/25~5/1発表新型コロナウイルス感染は424人(前週比48人増)の4週連続増加、4月月次は宮前区・高津区感染者数が川崎区上回る
2021/5/8エントリ 川崎市5/2~8発表新型コロナウイルス感染者数はGW中検査数減も5週連続増加、高津区が累計で中原区上回り川崎区に次ぐ2位に
2021/5/15エントリ 川崎市5/9~15発表新型コロナ感染者数は4か月ぶり単日100人越え含む516人で6週連続増加、陽性率15.3%に上昇し「ステージ4」継続
2021/5/22エントリ 川崎市5/16~22発表新型コロナ感染者数は7週ぶり減少489人、陽性率4.6pt改善の10.7%、入院・療養者は増加続く
2021/5/29エントリ 川崎市5/23~29発表新型コロナ感染者数は2週連続減少406人、N501Y変異ウイルス検出率が直近1週間で91.5%に急上昇
2021/6/5エントリ 川崎市5/30~6/5発表新型コロナ関連統計:感染者3週連続減も重症患者病床使用率が8割に上昇、直近1週間でワクチン2万回以上を接種
2021/6/12エントリ 川崎市6/6~12発表新型コロナ関連統計:感染者4週ぶり増加・重症患者病床使用率76.7%、ワクチン接種本格化し累計約1.3万人が「2回目」接種完了
2021/6/19エントリ 川崎市6/13~19発表新型コロナ関連統計:感染者数減・重症患者病床使用率改善、ワクチン接種週間約6万回・累計約3万人が2回目まで終了

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2021年
06月24日

綱島・池上変電所を結ぶ送電鉄塔「相武線」が多摩川を渡る、古市場「No.23鉄塔」を真下から見上げる

【Reporter:はつしも】

川崎市には、多数の送電鉄塔があります。
今回はこのうち、多摩川を渡る東京電力の「相武線」の送電鉄塔「No.23」を訪れてみました。

■多摩川河川敷の「相武線No.23」
多摩川河川敷の送電鉄塔「相武線NO.23」

送電鉄塔「相武線NO.23」

「相武線」は、横浜市港北区の「綱島変電所」と、東京都大田区の「池上変電所」を結ぶ送電線です。

「No.0」から「No.32」までの送電鉄塔があり、ちょうど多摩川を渡った川崎市幸区古市場にあるのが、「No.23」です。

東京都大田区側に見える水色の煙突は「多摩川清掃工場」のもので、川崎市側からもよく見えますので、目印になるでしょう。

■送電鉄塔「相武線NO.23」
送電鉄塔「相武線NO.23」

相武線NO.23

送電鉄塔には、東京電力による「相武線NO.23」のプレートが取り付けられていました。

街なかにある送電鉄塔は足元の部分がフェンスで覆われていて近づけないことが多いのですが、ここは普通に河川敷の中で歩行できるようになっています。

■送電鉄塔「相武線NO.23」を真下から見上げて
送電鉄塔「相武線NO.23」を真下から見上げて

■送電鉄塔の最上部
送電鉄塔の最上部

通常は近づけない送電鉄塔の真下に行けるということで、当然ここでは真下から見上げた写真を記録しておきたいと思います。

こうしてみると、四方向に放射状に広がる4本の柱を頂点として、正方形が90度ずつ角度をかえながら柱を補強していることがわかります。

図形の数学的な美しさを、思いがけず感じることができました。

■監視カメラも装備
監視カメラも装備

なお、送電鉄塔には、監視カメラも完備しています。

普通に眺める分には問題ありませんが、当然登ったりはできません。
安全管理のため、東京電力がモニタリングをされていることと思います。

送電鉄塔のナンバリングは綱島変電所が起点で、0番~7番が横浜市、8番~23番までが川崎市、23番~32番が東京都となっています。

それぞれナンバリングが掲示されていますから、送電鉄塔を辿る旅をしてみても良いかもしれません。

■多摩川を渡る送電線
多摩川を渡る送電線

【関連リンク】
2008/1/24エントリ 中原変電所の鉄塔と送電線
2008/1/26エントリ 中原変電所の鉄塔取り壊し
2008/2/2エントリ 中原変電所の鉄塔が一部消滅
2009/2/26エントリ 中原変電所から鉄塔が消滅
2009/1/20エントリ 鉄塔武蔵小杉線
2018/10/16エントリ JR東日本向河原変電所から、NEC玉川事業場まで続く「送電鉄塔中原線」をめぐる

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2021年
06月19日

川崎市6/13~19発表新型コロナ関連統計:感染者数減・重症患者病床使用率改善、ワクチン接種週間約6万回・累計約3万人が2回目まで終了

【Reporter:はつしも】

川崎市では、市内における新型コロナウイルス感染者数を毎日発表しています。
本サイトでは2020年4月5日発表データより独自に集計を行い、毎週土曜日締め(日~土)でグラフ化して提供をしております。

今回は2021年6月13日(日)~6月19日(土)の週間データを集計しました。
まず、累計および週間のサマリーからお伝えします。  

■2021年6月19日(土)累計&週間サマリー
 川崎市の新型コロナウイルス感染症の状況 週間サマリー

今週7日間の新規感染者は328人(前週比28人減、重症者0人)でした。
居住地別では「川崎区」が最多66人となっています。

治療状況については、今週は入院者数・療養者数ともに大きな変動はなく、死亡者もありませんでした。
2週連続で8割前後を記録した「重症患者病床使用率」が40%まで改善したのは、良かったと思います。

一方、直近1週間の新型コロナウイルスワクチン接種状況については、前週の約3万6,000回が、約6万回まで増加しました。
「2回目接種」も増加し、累計で約3万人が2回目まで接種を終えています。

また今週から「2回目接種」が本格化し、12,949回の接種が行われています。
     
■川崎市内の感染者数の推移
川崎市内の感染者数の推移 
■1日の感染者増加数の推移
川崎市内の感染者増加数の推移

ここからは、各グラフを順番にお伝えしていきます。

週間の感染者数は、前週比28人減の328人
となりました。
前週は増加しましたが、ここ5週のトレンドを見ると概ね減少傾向といってよいようです。

症状の内訳は、無症状46人、軽症272人、中等症10人、重傷は0人です。

■川崎市内の感染者数の推移【1週間移動平均】
川崎市の感染者数の推移【1週間移動平均】
 
■川崎市内の感染者数の推移【直近1週間の人口10万人あたり】 
 

週間の感染者数が前週比で減少したことで、1週間移動平均による指標も若干改善しています。
ただ昨年10月以前の水準までには、なかなか下がっていきません。

■直近1週間の感染経路の内訳
感染経路の1週間移動平均データ 
「直近1週間の感染経路」では、「不明」「陽性者接触」「家庭内」の3区分でデータ集計が行われています。

引き続き、「不明」が過半数を超えています。

■川崎市内の検査人数
川崎市内の検査人数 

■川崎市内の検査人数
川崎市内の検査人数 

■直近1週間の陽性率
直近1週間の陽性率 

検査人数の推移は、川崎市健康安全研究所の数値と、民間検査機関等による数値を集計しています。
川崎市と民間の検査人数合計はサマリーに掲載の通り4,584人で、前週比672人減です。

また、川崎市発表の直近1週間の陽性率、入院患者および重症患者の病床使用率のグラフ化を実施しています。

陽性率・病床使用率は本サイトとは締め日が異なり、日曜日締めのデータが約2日後に発表されています。
今回の最新データは6月15日発表分の「6月7日(月)~6月13日(日)集計データ」で、陽性率は8.7%でした。

また重症患者病床使用率が前々週80.0%、前週77.7%と高水準にありましたが、今週はこれが40%まで改善しました。

■「N501Y・L452R変異ウイルス検出率」の推移【直近1週間】
N501Y変異ウイルス検出率の推移 
そしてこちらは川崎市健康安全研究所のスクリーニング検査による、N501Y・L452R変異ウイルス検出率の推移をグラフ化したものです。

今回は6月15日発表分の「6月7日(月)~6月13日(日)集計データ」が最新となります。
今週より、スクリーニング検査にL452R変異ウイルスが加わりました。

L452Rは検査数が一桁と少ないため、検出率が大きく上下しやすい点には留意が必要です。

■川崎市内の感染者の治療状況推移
川崎市内の死亡者数・退院者数・自宅療養者数 
続いて、「川崎市内感染者の治療状況推移」です。

冒頭にお伝えした通り、入院者数は91人(前週比増減なし)、自宅療養者数は229人(同13人増)、宿泊施設療養者数は106人(同5人増)と、大きな増減はありませんでした。

また今週は死亡者が発生しませんでした。

■川崎市内感染者の治療中率・治療終了率・死亡率推移
 川崎市内感染者の治療中率・治療終了率・死亡率推移

上記は感染者の内訳を「治療中」「治療終了」「死亡」の3グループに分けて、全体の感染者数に対する比率の推移を算出したものです。

今週はほぼ変動がありませんでした。
   
■区別の感染者数の推移
 区別の感染者数の推移

こちらは、区別の感染者数です。
今週は「川崎区」が最多66人、続いて「市外等」が59人でした。

■川崎市のワクチン接種状況の推移
川崎市のワクチン接種状況の推移
最後に、前々週から集計を開始した、川崎市のワクチン接種状況の推移をお伝えします。

こちらは川崎市の集計期間に基づき、6月15日発表分の「6月7日(月)~6月13日(日)集計データ」が最新となっています。

「1回目」「2回目」ともに接種回数が伸び、合計約6万回の接種が行われています。
また2回目まで接種を終えた方の累計が、約3万回まで到達しました。

今週の特徴は「1回目」接種の伸びに加えて、今週から「2回目」接種が本格化してきたということです。
1回目が23,840回、2回目が12,098回で、合計35,938回の接種が行われました。

今回の集計は以上です。
川崎市では65歳未満への接種券の送付も順次スタートしており、NEC玉川ルネッサンスシティの大規模接種会場も予約の空きがあるようです。

来週またさらに順調に接種が進んでいくとよいと思います。

【関連リンク】
川崎市 新型コロナウイルス感染症関連情報リンクページ
川崎市 【緊急情報】川崎市内の新型コロナウイルスに感染した患者の発生状況
川崎市教育委員会 市立学校 新型コロナウイルス感染症への対応について
武蔵小杉・新丸子・元住吉・武蔵中原・向河原周辺テイクアウト店舗マップ【新型コロナウイルス感染症対応】

 (4月以降の新型コロナウイルス統計エントリ)
2021/4/3エントリ 川崎市3/28~4/3発表新型コロナウイルス感染は4週ぶり前週比減(22人減)の153人、自宅等療養者数は増加傾向続く
2021/4/10エントリ 川崎市4/4~10発表新型コロナウイルス感染は前週比81人増の234人、検査数増のなか陽性率が6.47%に上昇
2021/4/17エントリ 川崎市4/11~17発表新型コロナウイルス感染は365人(前週比131人増)に急加速、「まん延防止重点措置」適用が決定
2021/4/24エントリ 川崎市4/18~24発表新型コロナウイルス感染は376人(前週比11人増)の高止まりで累計1万人突破、陽性率が3か月ぶり10%越え
2021/5/1エントリ 川崎市4/25~5/1発表新型コロナウイルス感染は424人(前週比48人増)の4週連続増加、4月月次は宮前区・高津区感染者数が川崎区上回る
2021/5/8エントリ 川崎市5/2~8発表新型コロナウイルス感染者数はGW中検査数減も5週連続増加、高津区が累計で中原区上回り川崎区に次ぐ2位に
2021/5/15エントリ 川崎市5/9~15発表新型コロナ感染者数は4か月ぶり単日100人越え含む516人で6週連続増加、陽性率15.3%に上昇し「ステージ4」継続
2021/5/22エントリ 川崎市5/16~22発表新型コロナ感染者数は7週ぶり減少489人、陽性率4.6pt改善の10.7%、入院・療養者は増加続く
2021/5/29エントリ 川崎市5/23~29発表新型コロナ感染者数は2週連続減少406人、N501Y変異ウイルス検出率が直近1週間で91.5%に急上昇
2021/6/5エントリ 川崎市5/30~6/5発表新型コロナ関連統計:感染者3週連続減も重症患者病床使用率が8割に上昇、直近1週間でワクチン2万回以上を接種
2021/6/12エントリ 川崎市6/6~12発表新型コロナ関連統計:感染者4週ぶり増加・重症患者病床使用率76.7%、ワクチン接種本格化し累計約1.3万人が「2回目」接種完了

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2021年
06月18日

武蔵小杉・上丸子山王町のボルダリングジム「Boulder Boys Klub」が小学生向けスクールを7月開校、どなたでも利用しやすいジム目指し

【Reporter:はつしも】

ボルダリングジム「Boulder Boys Klub(ボルダーボーイズクラブ)」が、2021年4月23日に上丸子山王町にオープンしました。

同ジムでは7月1日よりキッズ向けのスクールが開校となり、6月22日(火)より受付をスタートします。

■上丸子山王町の「Boulder Boys Klub」
上丸子山王町の「Boulder Boys Klub」

上丸子山王町の「Boulder Boys Klub」

「Boulder Boys Klub」は、上丸子山王町の南武沿線道路沿いにあります。
武蔵小杉駅北口から徒歩9分、向河原駅から徒歩6分というところです。

クライミング歴10年以上の上野森羅さんが、これまでのインストラクター経験をもとにクライミング(ボルダリング)ジムを開業されたものです。

店名には「Boys」とありますが、男性向けのジムというわけではまったくありません。

上野さんの大学時代、ファッションや音楽の分野では「Billonare Boys」「Teriyaki Boyz」など、「Boys」を冠したブランド・グループが流行していたといいます。
ここでいう「Boys」とは、文字通りの「男の子」という意味ではなく、「奴ら」「仲間たち」という意味合いで、ファッションや音楽が好きな仲間たちが性別や人種など無関係に集まって楽しむというメッセージが込められているそうです。

そこで上野さんは「Boulder Boys」(ボルダリング好きの仲間)が集う「Klub」(英国の若者たちがあえてCをKに変えて表現した、気軽な社交場)というメッセージをこめて、「Boulder Boys Klub」という店名にされました。

■「Boulder Boys Klub」のウォール
Boulder Boys Klubのウォール

Boulder Boys Klubのウォール

そんな「Boulder Boys Klub」は、お子さんや女性でも入りやすい、綺麗な内装に仕上がっています。

ウォールは最大130度あり、カラフルで個性豊かなホールドが設置されています。

■個性豊かなホールド
個性豊かなホールド

個性豊かなホールド

ホールドはよく見ると動物の形をしていたり、お子さんも楽しくボルダリングができそうです。
そばに貼られているカラフルなテープは、難易度を表しています。

■難易度の色分け
難易度

こちらが、難易度の色分けです。
共通のウォールでも、使うホールドを分けることで初心者から上級者まで対応しているというわけです。

■インストラクターのサポート
インストラクターのサポート

ボルダリングは、ひとりでも気軽に始められるのが利点です。
基本的には動きやすい服装と、シューズ、滑り止めのチョークがあれば始められます。

シューズやチョークはレンタルで提供していますし、また専門のインストラクターがサポートしてくれますから、初心者でも安心です。

■レンタルシューズ
レンタルシューズ

■ロフトの休憩室
ロフトの休憩スペース

■ドリンクの販売
ドリンクの販売

施設内には、ロフトスペースや、更衣室もあります。
ロフトからはウォールを見下ろしつつ、休憩ができました。

利用料は初回登録料1,100円です。
ボルダリングの性質上、登録時に誓約書の同意が必要となりますので、事前にウェブサイトで確認の上仮登録しておくとスムーズです。

施設利用料は年齢、曜日、また時間帯によっても異なりますが、一例として平日2時間が一般1,200円、一番高いのが土日祝通日で、一般2,000円です。
ヘビーユーザー向けには月間パスポート、また回数券もあります。

そして冒頭にお伝えした通り、7月1日からキッズ(小学生)向けのスクールが開校となります。
日程は水曜日、木曜日、土曜日です。

●水曜日:1~3年15:30~16:30、4~6年16:45~17:45
●木曜日:1/2/3年16:30~17:30 4/5/6年17:45~18:45
●土曜日:小学生全学年10:00~11:00

定員は各クラス6名ということで、6月22日から店頭で受付となります。
まずはウェブサイトもご参照の上、「Boulder Boys Klub」で、ご相談してみるとよいと思います。

代表の上野さんからは、地域の皆さん向けにメッセージをいただいています。

「武蔵小杉エリアは、新しいお店と昔ながらの商店が軒を並ぶ、モダンで一歩入るとどこか懐かしい街並みです。利便性の良さもあり、単身の方やファミリー、3世代でお住まいの方もいらっしゃると思います。

ボルダリングは小さな子から大人まで世代を問わず楽しめるスポーツです。
初めての方や女性の方、お一人でもご利用いただけます。

お仕事終わりや学校帰りに、運動不足解消やアクティビティーの場としても、地域で親しんでい
ただけるようなジムを目指していきたいと思っております。

是非お越し下さい。」


取材を通じて、上野さんの非常にソフトな語り口が印象に残りました。
女性スタッフも親切に指導され、親しみやすい雰囲気づくりに気を配られているのかなと思いました。

■Boulder Boys Klub Instagram


■上丸子山王町のブックカフェ「COYAMA」
再オープンしたCOYAMAの店内

なお、「Boulder Boys Klub」のすぐ近くには以前ご紹介したブックカフェ「COYAMA」があります。
土日営業していますので、ボルダリングのあとにほっと一息入れるのも良いかもしれませんね。

「COYAMA」の詳細は関連リンクから過去エントリをご参照ください。

■「Boulder Boys Klub」の店舗情報
●所在地:川崎市中原区上丸子山王町2-1325-1 大弘ビル1F
●営業時間:平日13:00~23:00、土日祝10:00~22:00
●定休日:月曜日
●Web:https://bbk.cordless.jp/

■マップ


【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:カフェ COYAMA
2019/2/24エントリ 上丸子山王町に木造住宅改装ブックカフェ「COYAMA」が2019年5月オープン、SHIBACOFFEEの豆によるコーヒーも提供
2019/5/2エントリ こだわりのブックカフェ「COYAMA」が上丸子山王町にオープン、セレクト古書とともにSHIBACOFFEEのコーヒー・みのやのパン等提供
2019/6/7エントリ 上丸子山王町の土日営業ブックカフェ「COYAMA」がギャラリーをオープン、6月はイラストレーター藤岡詩織さんの個展を開催
2019/7/18エントリ 7月21日(日)「参院選」投票啓発を武蔵小杉各所で展開、ブックカフェ「COYAMA」では「VOTE! & READ!」キャンペーンを7月28日(日)まで実施中
2020/1/18エントリ 上丸子山王町のブックカフェ「COYAMA」が台風19号浸水被害から復活、ギャラリーで「本の帯」がテーマの企画展も開催

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2021年
06月15日

高津区の丘陵地帯「緑ヶ丘霊園」の展望休憩所から見た、武蔵小杉の高層ビル群とマルイファミリー溝の口店

【Reporter:はつしも】

高津区の下作延から上作延にかけて小高い丘陵地帯があります。

この地域は川崎市が緑地として保全するとともに、公園としての性質も兼ねる「緑ヶ丘霊園」として1940年から整備を進めてきました。

今回はこの「緑ヶ丘霊園」から、遠く武蔵小杉の高層ビル群を眺めてみました。

■緑ヶ丘霊園の坂道
緑ヶ丘霊園の坂道

■展望休憩所のマップ


緑ヶ丘霊園の丘陵は、標高45mほどあります。
最寄りは南武線の津田山駅・久地駅ですが、丘陵を登りきるには少々体力を消費します。

上記Googleマップの場所に「展望休憩所」があり、ここから緑ヶ丘霊園の一部を望むことができました。

■展望休憩所から見る緑ヶ丘霊園
展望休憩所から見る緑ヶ丘霊園

緑ヶ丘霊園は1940年に都市計画が定められ、1942年から段階的に供用が進められてきました。
園内には児童公園や噴水広場などの憩いのスペースが設けられるなど、レクリエーション機能を有する「墓地公園」として整備されてきました。

また園内には数百本の桜が植えられ、春には桜並木を楽しむことができます。

上記が展望休憩所から見る緑ヶ丘霊園です。
丘陵地帯は全体的にアップダウンがあることがわかります。

■展望休憩所から見た武蔵小杉の高層ビル群
武蔵小杉の高層ビル群

標高45mほどあれば武蔵小杉の高層ビル群が見えるのではないか…と考えてここまで来たわけですが、何とかタワーマンションの一部を確認することができました。

手前の黒い建物が「シティタワー武蔵小杉」、その右が「リエトコート武蔵小杉イーストタワー」です。

シティタワー武蔵小杉の奥に大部分が隠れて、「リエトコート武蔵小杉ザ・クラッシィタワー」「THE KOSUGI TOWER」もかろうじて見えます。

■溝の口の「ノクティプラザ」(マルイファミリー溝の口店)
ノクティプラザ(マルイファミリー溝の口店)

武蔵小杉から視点を左に動かしていくと、溝の口の市街地も見えました。
大きな建物は駅前のノクティプラザ(マルイファミリー溝の口店)ですね。

武蔵小杉同様、手前に送電鉄塔の送電線が横切っています。

■「川崎市子ども夢パーク」
「川崎市子ども夢パーク」

「川崎市子ども夢パーク」

なお、「緑ヶ丘霊園」の丘陵のふもと(津田山駅側)には、2017/7/21エントリでご紹介した「川崎市子ども夢パーク」があります。

「子ども夢パーク」は、「子どもが安心してありのままの自分でいられる場所」として、やりたいと思ったことがチャレンジできるように、なるべく禁止事項をつくらないことをコンセプトにしています。
子どもたちが自分で決めたり、自由な発想でものづくりをしたりして遊べることを大切にしています。

「緑ヶ丘霊園」にお子さんと来園される機会がありましたら、こちらに立ち寄ってみるのも良いと思います。

【関連リンク】
川崎市営霊園 緑ヶ丘霊園・緑ヶ丘霊堂
川崎市子ども夢パーク ウェブサイト
2017/7/21エントリ 子どもたちがありのままの自分でいられるように。禁止事項をなるべく作らない「川崎市子ども夢パーク」

(「〇〇から見た武蔵小杉」関連エントリ)
2011/3/7エントリ 井田山(1):井田山から見る武蔵小杉
2011/5/9エントリ リムジンバスに乗って、羽田空港へ(羽田空港編)
2011/11/25エントリ 大田区側から見る武蔵小杉再開発ビルと、富士山
2013/11/27エントリ 「川崎マリエン」から見る武蔵小杉の高層ビル群と、スバルの自動車
2015/3/22エントリ 多摩川浅間神社の見晴らし台から望む、武蔵小杉周辺パノラマ
2015/8/21エントリ 多摩川浅間神社・河川敷から見る武蔵小杉の高層ビルと、富士山の夏景色
2016/2/5エントリ 大田区側の多摩川河川敷から見る、武蔵小杉の 鏡面世界パノラマ
2016/4/8エントリ (番外編):旧中原街道「桜坂」から見えるソメイヨシノと、武蔵小杉の高層ビル群
2016/7/29エントリ 慶應義塾大学日吉キャンパスから見る、武蔵小杉の高層ビル群と井田病院
2016/8/6エントリ 川崎歴史ガイド・中原街道ルート(番外編):大田区側「おいと坂」と、「美富士橋」から見る武蔵小杉の高層ビル群
2016/8/10エントリ 府中街道・市ノ坪跨線橋から見る、武蔵小杉の高層ビル群と富士山
2016/11/27エントリ 武蔵小杉視点で巡る、三菱ふそう川崎工場の「2016ダイムラー・グループ ファミリーデー」開催レポート
2016/12/10エントリ 井田山(5):東京都心と、武蔵小杉・新川崎の高層ビル群を一望する。隠れたパノラマスポット「井田伊勢台公園」
2016/12/27エントリ 多摩川の大田区側河川敷・多摩川浅間神社から見る、マジックアワー武蔵小杉
2017/5/10エントリ SUUMO住宅展示場武蔵小杉のはしご車から見た、武蔵小杉の高層ビル・アルファシステムズ・ガーデンティアラ武蔵小杉など
2017/10/30エントリ 慶應義塾大学理工学部「矢上キャンパス」から見る、武蔵小杉の高層ビル群と東海道新幹線のトンネル
2018/1/16エントリ ガス橋を起点に、多摩川河川敷を移動しつつ見た武蔵小杉
2018/2/23エントリ 新鶴見操車場跡地をまたぐ「小倉跨線橋」から見た、武蔵小杉の高層ビル群
2018/3/7エントリ 武蔵小杉からリムジンバスで50分。羽田空港国際線ターミナルから見た、武蔵小杉の高層ビル群
2018/5/24エントリ 横浜ランドマークタワーから見る、武蔵小杉の高層ビル群と富士山
2018/6/21エントリ 横須賀線・湘南新宿ラインをまたぐ「御幸跨線橋」から見る、武蔵小杉の高層ビル群と市ノ坪住宅の屋根付きフェンス
2019/8/8エントリ 「フロンターレポスト」が川崎市7区に設置完了、新川崎駅前「2018シーズンユニフォーム仕様」ポストから武蔵小杉の高層ビルを望む
2018/8/14エントリ 横浜市営地下鉄グリーンライン「高田駅(たかたえき)」周辺の高台から見る、武蔵小杉の高層ビル群と井田病院
2019/9/22エントリ 「2019ジャパンパラ水泳競技大会」開催中、横浜国際プールの高台から見た武蔵小杉の高層ビル群
2020/3/2エントリ 新超高層ビル「渋谷スクランブルスクエア」の展望スペース「渋谷スカイ」から一望する首都圏と、武蔵小杉の高層ビル群
2020/3/10エントリ 武蔵小杉から相鉄・JR直通線で1駅。「羽沢横浜国大駅」と、駅周辺から見るみなとみらい・新横浜・武蔵小杉の高層ビル群
2020/12/18エントリ センター北「モザイクモール港北」の屋上観覧車から見える、武蔵小杉・新川崎・横浜みなとみらいの高層ビル群
2021/1/15エントリ 2011年と2020年を比較、多摩川大田区側から見た武蔵小杉の高層ビル群と、「海から12キロ」の標識タワー
2021/2/19エントリ 高尾山から見た、過去最長距離37キロ先の武蔵小杉の高層ビル群と、みなとみらい・東京都心の眺望レポート
2021/4/17エントリ 川崎歴史ガイド・中原街道ルート(番外編):子母口富士見台古墳から見た武蔵小杉の高層ビル群と、富士見台からの富士山

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2021年
06月13日

等々力緑地近く「ビッグボーイ」跡地に「はま寿司川崎等々力店」が2021年8月オープン決定

【Reporter:はつしも】

府中街道沿いの「ビッグボーイ川崎等々力店」跡地に、回転ずしの「はま寿司川崎等々力店」が2021年8月にオープンすることがわかりました。

■府中街道沿いの「田所商店」「ビッグボーイ」跡地
 府中街道沿いの田所商店・ビッグボーイ跡地

府中街道を武蔵小杉から北上していくと、等々力緑地に至ります。
等々力緑地を過ぎてすぐ左手に、以前はラーメン店「田所商店中原店」(上記写真手前)と、ファミリーレストラン「ビッグボーイ川崎等々力店」(上記写真奥)が並んで営業していました。

この「田所商店」「ビッグボーイ」は、いずれも2021年1月11日に閉店となりました。
当時の「田所商店」の告知では「定期借家契約の更新ができなかったため」ということで、地権者の意向によるもののようでした。

■「はま寿司川崎等々力店」がオープンする「ビッグボーイ」跡地
「はま寿司川崎等々力店」がオープンするビッグボーイ跡地

今回、「はま寿司川崎等々力店」がオープンすることになったのは、「ビッグボーイ」跡地です。
現地ではすでに基礎部分の工事が行われており、オープン予定は2021年8月ということです。

余談ですが2021年2月に、この土地が更地になったころに撮影をしていましたら、サッカー少年のグループが自転車が通りかかり「ここはま寿司になるんだってさ!」と話していたのを聞きました。

さすがにそのレベルの噂を流布するわけにはいかなかったのですが、結果的にはサッカー少年たちが正解でした。
かなり早い段階で出店の話が地域には伝わっていたようですね。

■「はま寿司もとまちユニオン日吉店」
はま寿司もとまちユニオン日吉店

「はま寿司」は、ゼンショーホールディングスが運営する回転ずし店です。
一皿100円(税込110円)を基本メニューとしたお手軽さでこれまで店舗数を伸ばしてきました。

中原区内においては、「もとまちユニオン日吉店」に2013年4月に出店していました。
「川崎等々力店」は、これに続く2店舗ということになります。

■「田所商店」跡地の建設工事
田所商店跡地 

■建築基準法による確認済
建築基準法による確認済み

さて、一方の「田所商店」跡地はというと、こちらもそれほど大きなものではありませんが、何らかの基礎工事が行われていました。

府中街道沿いには、建築基準法に基づく掲示が出ていまして、ここには建築主として「宗教法人高願寺」が記載されていました。

何を建築するのかは、わかりません。

【関連リンク】
はま寿司 ウェブサイト
2013/4/5エントリ ヤマハ音楽院跡地の「もとまちUnion」「はま寿司」「マツモトキヨシ」日吉店がオープン

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2021年
06月12日

川崎市6/6~12発表新型コロナ関連統計:感染者4週ぶり増加・重症患者病床使用率76.7%、ワクチン接種本格化し累計約1.3万人が「2回目」接種完了

【Reporter:はつしも】

川崎市では、市内における新型コロナウイルス感染者数を毎日発表しています。
本サイトでは2020年4月5日発表データより独自に集計を行い、毎週土曜日締め(日~土)でグラフ化して提供をしております。

今回は2021年6月5日(日)~6月12日(土)の週間データを集計しました。
まず、累計および週間のサマリーからです。  

■2021年6月12日(土)累計&週間サマリー
 川崎市の新型コロナウイルス感染症の状況 週間サマリー

今週7日間の新規感染者は356人(前週比17人増、重症者0人)でした。
直近では3週連続減少でしたが、4週ぶりに増加となりました。

居住地別では「市外」が最多73人となっており、市外からの流入が増加しています。

治療状況については、入院者数は91人(前週比8人減)、自宅療養者数は266人(同135人減)、宿泊施設療養者数は101人(同22人減)といずれも改善が続いているものの、直近の重症患者病床使用率は76.7%と引き続き高水準にあります。

一方、直近1週間の新型コロナウイルスワクチン接種状況については、前週の約2万回接種が、今週は約3万6,000回まで増加しました。
また今週から「2回目接種」が本格化し、12,949回の接種が行われています。
     
■川崎市内の感染者数の推移
川崎市内の感染者数の推移 
■1日の感染者増加数の推移
川崎市内の感染者増加数の推移

ここからは、各グラフを順番にお伝えしていきます。

週間の感染者数は、前週比17人増の356人
となりました。
3週連続で減少がストップし、若干ながら増加に転じた形です。

新規感染者の症状の内訳は無症状39人、軽症313人、中等症4人、重症は0人です。

■川崎市内の感染者数の推移【1週間移動平均】
川崎市の感染者数の推移【1週間移動平均】
 
■川崎市内の感染者数の推移【直近1週間の人口10万人あたり】 
 

週間の感染者数が前週比で増加したことで、1週間移動平均による指標も若干悪化しています。

■直近1週間の感染経路の内訳
感染経路の1週間移動平均データ 
「直近1週間の感染経路」では、「不明」「陽性者接触」「家庭内」の3区分でデータ集計が行われています。

引き続き、「不明」が過半数を超えています。

■川崎市内の検査人数
川崎市内の検査人数 

■川崎市内の検査人数
川崎市内の検査人数 

■直近1週間の陽性率
直近1週間の陽性率 

検査人数の推移は、川崎市健康安全研究所の数値と、民間検査機関等による数値を集計しています。
川崎市と民間の検査人数合計はサマリーに掲載の通り5,256人で、前週比867人増です。

また、川崎市発表の直近1週間の陽性率、入院患者および重症患者の病床使用率のグラフ化を実施しています。

陽性率・病床使用率は本サイトとは締め日が異なり、日曜日締めのデータが約2日後に発表されています。
今回の最新データは6月8日発表分の「5月31日(月)~6月6日(日)集計データ」で、陽性率は10.0%でした。

また重症患者病床使用率は前週の80.0%に続いて77.7%で、引き続きキャパ上限近い高止まりの状況にあります。

■「N501Y変異ウイルス検出率」の推移【直近1週間】
N501Y変異ウイルス検出率の推移 
そしてこちらは川崎市健康安全研究所のスクリーニング検査による、N501Y変異ウイルス検出率の推移をグラフ化したものです。

6月8日発表分の「5月31日(月)~6月6日(日)集計データ」では87.9%となっています。

週により若干のばらつきはあるものの、現在の新規感染は、ほとんどが変異ウイルスになっていることが伺われます。

■川崎市内の感染者の治療状況推移
川崎市内の死亡者数・退院者数・自宅療養者数 
続いて、「川崎市内感染者の治療状況推移」です。

冒頭にお伝えした通り、入院者数は91人(前週比8人減)、自宅療養者数は266人(同135人減)、宿泊施設療養者数は101人(同22人減)とだいぶ改善してきました。

ただ前掲の通り重症患者の病床使用率は高止まりしており、今週は6人の方が亡くなっています。

■川崎市内感染者の治療中率・治療終了率・死亡率推移
 川崎市内感染者の治療中率・治療終了率・死亡率推移

上記は感染者の内訳を「治療中」「治療終了」「死亡」の3グループに分けて、全体の感染者数に対する比率の推移を算出したものです。

今週は感染者の減少を反映して、治療中者の比率が1.4ポイント減少しました。
   
■区別の感染者数の推移
 区別の感染者数の推移

こちらは、区別の感染者数です。

今週は「市外等」が最多73名で先週に引き続き最多、市内では川崎区60名、高津区55名の増加が目立ちます。

■川崎市のワクチン接種状況の推移
川崎市のワクチン接種状況の推移
最後に、前週から集計を開始した、川崎市のワクチン接種状況の推移をお伝えします。

こちらは川崎市の集計期間に基づき、6月12日発表分の「5月31日(月)~6月6日(日)集計データ」が最新となっています。

今週の特徴は「1回目」接種の伸びに加えて、今週から「2回目」接種が本格化してきたということです。
1回目が23,840回、2回目が12,098回で、合計35,938回の接種が行われました。

ここまで、「2回目」の累計接種数は12,949回となっています。
川崎市の人口約154万人のうち、12,949人が新型コロナウイルスワクチンの接種を終えたということになるわけですね。

今回の集計は以上です。

ワクチンの接種は65歳以下についても順次接種券が発送されることが川崎市より発表されていますので、今後順調にドライブがかかってくるとよいと思います。

【関連リンク】
川崎市 新型コロナウイルス感染症関連情報リンクページ
川崎市 【緊急情報】川崎市内の新型コロナウイルスに感染した患者の発生状況
川崎市教育委員会 市立学校 新型コロナウイルス感染症への対応について
武蔵小杉・新丸子・元住吉・武蔵中原・向河原周辺テイクアウト店舗マップ【新型コロナウイルス感染症対応】

 (4月以降の新型コロナウイルス統計エントリ)
2021/4/3エントリ 川崎市3/28~4/3発表新型コロナウイルス感染は4週ぶり前週比減(22人減)の153人、自宅等療養者数は増加傾向続く
2021/4/10エントリ 川崎市4/4~10発表新型コロナウイルス感染は前週比81人増の234人、検査数増のなか陽性率が6.47%に上昇
2021/4/17エントリ 川崎市4/11~17発表新型コロナウイルス感染は365人(前週比131人増)に急加速、「まん延防止重点措置」適用が決定
2021/4/24エントリ 川崎市4/18~24発表新型コロナウイルス感染は376人(前週比11人増)の高止まりで累計1万人突破、陽性率が3か月ぶり10%越え
2021/5/1エントリ 川崎市4/25~5/1発表新型コロナウイルス感染は424人(前週比48人増)の4週連続増加、4月月次は宮前区・高津区感染者数が川崎区上回る
2021/5/8エントリ 川崎市5/2~8発表新型コロナウイルス感染者数はGW中検査数減も5週連続増加、高津区が累計で中原区上回り川崎区に次ぐ2位に
2021/5/15エントリ 川崎市5/9~15発表新型コロナ感染者数は4か月ぶり単日100人越え含む516人で6週連続増加、陽性率15.3%に上昇し「ステージ4」継続
2021/5/22エントリ 川崎市5/16~22発表新型コロナ感染者数は7週ぶり減少489人、陽性率4.6pt改善の10.7%、入院・療養者は増加続く
2021/5/29エントリ 川崎市5/23~29発表新型コロナ感染者数は2週連続減少406人、N501Y変異ウイルス検出率が直近1週間で91.5%に急上昇
2021/6/5エントリ 川崎市5/30~6/5発表新型コロナ関連統計:感染者3週連続減も重症患者病床使用率が8割に上昇、直近1週間でワクチン2万回以上を接種

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